JP7234868B2 - Semiconductor device drive circuit - Google Patents
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Description
本発明は、半導体素子駆動回路に関する。 The present invention relates to a semiconductor device drive circuit.
自動車の電動化に伴い、モータを駆動するための制御部であるPCU(Power Control Unit)の小型化が求められている。また、これに伴い、主要部品の半導体素子であるパワー素子を駆動するための駆動ICにも小型化が求められている。この場合、特に駆動ICの端子数はPCUの筐体幅に影響するため、端子数を削減することが求められている。 With the electrification of automobiles, miniaturization of a PCU (Power Control Unit), which is a control unit for driving a motor, is required. Along with this, there is also a demand for miniaturization of drive ICs for driving power elements, which are semiconductor elements of main components. In this case, since the number of terminals of the drive IC particularly affects the width of the PCU housing, it is desired to reduce the number of terminals.
このような駆動ICとしては、パワー素子をターンオフするための回路として、通常オフ駆動部に加えて、短絡時オフ駆動部、オフ保持駆動部などを備えている。駆動ICは、それぞれの駆動部からの出力に対応する端子が設けられた構成である。また、駆動ICには、これらの端子とは別に、パワー素子のゲート電圧を検出するゲート電圧検出部を備えている。ゲート電圧検出部は、パワー素子のオフ後に駆動させるオフ保持駆動部と端子が共用化することで端子数を削減していた。 Such a drive IC is provided with a circuit for turning off the power element, such as a short-circuit OFF drive section and an OFF hold drive section, in addition to the normal OFF drive section. The drive IC has terminals corresponding to outputs from the respective drive units. In addition to these terminals, the driving IC is provided with a gate voltage detection section for detecting the gate voltage of the power element. The number of terminals of the gate voltage detection section is reduced by sharing the terminal with the off-holding drive section that is driven after the power element is turned off.
ところが、近年では、パワー素子をより確実にオフさせるために、オフ保持駆動部の出力素子を駆動IC内部ではなくパワー素子のゲート直近に配置させる構成が採用されつつある。この場合、オフ保持駆動部の出力素子を駆動ICの外部に配置する関係で、オフ保持駆動部の出力端子は出力素子のゲートに接続されるため、パワー素子のゲート電圧を検出することができなくなる。 However, in recent years, in order to more reliably turn off the power element, a configuration is being adopted in which the output element of the off-holding drive section is arranged not inside the drive IC but in close proximity to the gate of the power element. In this case, since the output element of the off-holding driver is arranged outside the driving IC, the output terminal of the off-holding driver is connected to the gate of the output element, so that the gate voltage of the power element can be detected. Gone.
このため、ゲート電圧検出部はオフ保持駆動部と端子共用化ができなくなり、ゲート電圧検出部用の端子を別途設ける必要が生じ、駆動ICの端子数が増加することとなり、駆動ICの小型化を阻害するという問題が生じる。 For this reason, the gate voltage detection section cannot share a terminal with the off-holding drive section, and it becomes necessary to separately provide a terminal for the gate voltage detection section. problem arises.
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、内部に半導体素子のオフ保持駆動部の出力素子を備えない構成においても、端子数を増加させることなく、オフ駆動動作として、異なるオフ駆動を実施可能な半導体素子駆動回路を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made in view of the above circumstances, and its object is to realize an off-drive operation without increasing the number of terminals even in a configuration that does not include an output element of an off-holding drive section of a semiconductor device. Another object of the present invention is to provide a semiconductor device drive circuit capable of implementing different off-drives.
請求項1に記載の半導体素子駆動回路は、ゲート駆動型の半導体素子の駆動制御を行う半導体素子駆動回路であって、前記半導体素子をオフ駆動する第1オフ駆動回路(13)と、前記半導体素子をオフ駆動する第2オフ駆動回路(15)と、前記半導体素子を低インピーダンスでオフするオフ保持駆動回路(17)と、前記第1オフ駆動回路の出力端子から前記半導体素子のゲート電圧を取り込む第1検出回路(14)と、前記第2オフ駆動回路の出力端子から前記半導体素子のゲート電圧を取り込む第2検出回路(16)と、駆動信号に応じて前記第1オフ駆動回路、前記第2オフ駆動回路および前記オフ保持駆動回路を制御する制御回路(11)とを備え、前記制御回路は、前記第1検出回路もしくは前記第2検出回路のうち、前記第1オフ駆動回路および前記第2オフ駆動回路の非駆動状態の出力端子に接続されるものの検出電圧を用いて前記オフ保持駆動回路を制御する。
A semiconductor element driving circuit according to
上記構成を採用することにより、第1オフ駆動回路の出力端子に第1検出回路を接続し、第2オフ駆動回路の出力端子に第2検出回路を接続するので、ゲート駆動型の半導体素子のゲート電圧の検出を、第1検出回路あるいは第2検出回路のうちで、第1オフ駆動回路あるいは第2オフ駆動回路の非駆動状態の回路の出力端子に接続されたものを用いて行うことができる。 By adopting the above configuration, the output terminal of the first off-drive circuit is connected to the first detection circuit, and the output terminal of the second off-drive circuit is connected to the second detection circuit. The detection of the gate voltage can be performed by using one of the first detection circuit and the second detection circuit, which is connected to the output terminal of the circuit in the non-driving state of the first off-drive circuit or the second off-drive circuit. can.
この結果、ゲート駆動型の半導体素子のゲート電圧を検出するための端子を別途に設けることなく検出動作を行うことができるので、集積回路(IC)として構成する場合でも、端子数を増加させることなく対応できる。 As a result, the detection operation can be performed without providing a separate terminal for detecting the gate voltage of the gate-driven semiconductor device. Therefore, even when configured as an integrated circuit (IC), the number of terminals can be increased. can be handled without
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
電気的構成を示す図1において、ゲート駆動型の半導体素子としてのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)1は、コレクタ-エミッタ間が図示しない負荷への給電経路に接続されている。IGBT1は、電流検出用のセンスエミッタを備え、センスエミッタは電流検出用の抵抗1aに接続されている。IGBT1のゲートとグランドとの間には、IGBT1を低インピーダンスでオフ状態に保持させる半導体素子として設けられたNチャンネル型のMOSトランジスタ3のドレイン・ソースが接続される。
(First embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. 1 to 4. FIG.
In FIG. 1 showing the electrical configuration, an IGBT (Insulated Gate Bipolar Transistor) 1 as a gate-driven semiconductor element is connected between its collector and emitter to a feed path to a load (not shown). The
集積回路からなるIC10は、半導体素子駆動回路として機能するもので、IGBT1のオン駆動およびオフ駆動のゲート駆動制御を行う。IC10は、直流電源VCCからIGBT1のゲートGに給電してオン駆動し、また、ゲート電荷をグランドに放電させることでオフ駆動を行う。IC10は、端子PMP、MP、MN、SCO、SOUT、Pを備える。
The
IC10は、制御回路11を主体として構成される。制御回路11は、マイコンもしくはロジック回路から構成され、外部からIGBT1の素子駆動信号が与えられると、これに応じてIGBT1のゲートGに駆動信号を与えて、オン状態もしくはオフ状態となるように制御する回路である。
The IC 10 is mainly composed of the
ゲートオン回路12は、Pチャンネル型のMOSトランジスタ12aおよびバッファ回路12bを有する。MOSトランジスタ12aのソース、ドレインはそれぞれ端子PMPおよび端子MPに接続される。バッファ回路12bは、制御回路11から駆動信号が与えられ、MOSトランジスタ12aのゲートGにゲート駆動信号を与える。端子PMPは直流電源VCCに接続され、端子MPはIGBT1のゲートGに接続される。
The gate-on
第1オフ駆動回路としての通常オフ駆動回路13は、Nチャンネル型のMOSトランジスタ13aおよびバッファ回路13bを有する。MOSトランジスタ13aのドレインは端子MNに接続され、ソースはグランドに接続される。バッファ回路13bは、制御回路11から駆動信号が与えられ、MOSトランジスタ13aのゲートGにゲート駆動信号を与える。端子MNは抵抗2aを介してIGBT1のゲートGに接続される。
A normal
第1検出回路14は、通常オフ駆動回路13が接続される端子MNを共有し、IGBT1のゲート電圧を取り込み、ゲート電圧が閾値電圧Vth以上であるか否かを検出する。第1検出回路14は、コンパレータ14a、抵抗14b、14cからなる分圧回路および参照電源14dを有する。抵抗14bおよび14cは、直列接続した状態で端子MNとグランドとの間に接続される。
The
コンパレータ14aの非反転入力端子は抵抗14bと14cとの共通接続点に接続され、反転入力端子は参照電源14dが接続される。参照電源14dは、IGBT1の閾値電圧Vthに相当する参照電圧Vref1を設定している。コンパレータ14aは、IGBT1のゲート電圧を端子MNを通じて入力し、参照電圧Vref1を超えると閾値電圧Vthを超えたとしてハイレベルの検出信号を出力する。
The non-inverting input terminal of the
第2オフ駆動回路としての短絡時オフ駆動回路15は、Nチャンネル型のMOSトランジスタ15aおよびバッファ回路15bを有する。MOSトランジスタ15aのドレインは端子SCOに接続され、ソースはグランドに接続される。バッファ回路15bは、制御回路11から駆動信号が与えられ、MOSトランジスタ15aのゲートGにゲート駆動信号を与える。端子SCOは抵抗2bを介してIGBT1のゲートGに接続される。
A short-circuit
なお、この実施形態においては、抵抗2aおよび抵抗2bは、抵抗2bの抵抗値を抵抗2aの抵抗値よりも大きい値に設定している。これは、短絡時にIGBT1のゲート電荷を通常時よりも長い時間で放電させるためである。抵抗2a、2bの抵抗値については、IGBT1の特性に応じて、適宜の値に設定することができるし、大小関係も逆となるように設定することもできる。
In this embodiment, the
第2検出回路16は、短絡時オフ駆動回路15が接続される端子SCOを共有し、IGBT1のゲート電圧を取り込み、ゲート電圧が閾値電圧Vth以上であるか否かを検出する。第2検出回路16は、コンパレータ16a、抵抗16b、16cからなる分圧回路および参照電源16dを有する。抵抗16bおよび16cは、直列接続した状態で端子SCOとグランドとの間に接続される。
The
コンパレータ16aの非反転入力端子は抵抗16bと16cとの共通接続点に接続され、反転入力端子は参照電源16dが接続される。参照電源16dは、IGBT1の閾値電圧Vthに相当する参照電圧Vref2を設定している。コンパレータ16aは、IGBT1のゲート電位を端子SCOを通じて入力し、参照電圧Vref2を超えると閾値電圧Vthを超えたとしてハイレベルの検出信号を出力する。
The non-inverting input terminal of the
オフ保持駆動回路17は、バッファ回路17aを備え、制御回路11から与えられるオフ保持の信号に応じて、外部出力素子であるオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに端子SOUTからオフ保持信号を出力する。
The hold-
短絡検出回路18は、IGBT1に過電流が流れる短絡状態を検出する回路で、端子Pを介してIGBT1のセンスエミッタに接続される。短絡検出回路18は、IGBT1のセンスエミッタに流れる電流を抵抗1aの端子電圧として検出し、短絡レベルの電流を検出すると短絡検出信号を制御回路11に出力する。
The short-
ハーフオン検出回路19は、IGBT1のゲート電圧が中間レベルとなるハーフオン状態を検出する回路で、第1検出回路14および第2検出回路16の検出信号が入力される。ハーフオン検出回路19は、IGBT1のゲート駆動状態に対して、何らかの原因で確実にオン状態またはオフ状態とならず、第1検出回路14あるいは第2検出回路16のいずれからもオフ状態の検出信号が入力されず、判定時間Tthが経過してもゲート電圧が中間的な電圧レベルのままとなる状態を検出してハーフオン検出信号を制御回路11に出力する。
The half-on
次に、上記構成の作用について、図2から図4を参照し、まず、通常時の動作について説明し、この後、短絡検出時およびハーフオン検出時の動作について説明する。 Next, with reference to FIGS. 2 to 4, the operation of the above configuration will be described first in terms of normal operation, and then in operation when short-circuit detection and half-on detection are performed.
<通常時の動作>
図2は通常時の動作に対応するタイミングチャートである。制御回路11は、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられる前の時刻t0~t1の間には、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17に駆動信号を与えている。通常オフ駆動回路13のMOSトランジスタ13aがオン駆動され、またオフ保持駆動回路17からの駆動信号によりオフ保持用のMOSトランジスタ3がオン駆動される。これにより、IGBT1のゲートGの電荷は放電された状態となり、ゲート電圧Vgは0Vでグランドレベルとなっている。
<Normal operation>
FIG. 2 is a timing chart corresponding to normal operation.
次に、時刻t1で、制御回路11は、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられると、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17をオフ状態に切り替え、さらにオン駆動回路12にオン駆動信号を与える。
Next, at time t1, the
これにより、通常オフ駆動回路13のMOSトランジスタ13aがオフ状態となり、端子MNに接続される第1検出回路14は、IGBT1のゲート電圧を検出可能な状態となる。また、短絡時オフ駆動回路15はオフ状態であるので、端子SOCに接続される第2検出回路16は、IGBT1のゲート電圧を検出可能な状態である。
As a result, the
オン駆動回路12は、MOSトランジスタ12aをオン駆動することでIGBT1のゲートGに直流電源VCCから電圧を印加させる。これにより、IGBT1のゲート電圧が上昇し、時刻t2で閾値電圧Vthに達すると、第1検出回路14および第2検出回路16がハイレベルの検出信号を制御回路11に出力する。
The on-
IGBT1のゲート電圧が上昇してオン状態になると、IGBT1から負荷への通電が行われる。また、IGBT1が正常に動作している状態では、短絡検出回路18およびハーフオン検出回路19はいずれも異常を検出することがなく、検出信号はローレベルとなっている。
When the gate voltage of the IGBT1 rises to turn it on, the load is energized from the IGBT1. When the
この後、時刻t3で、素子駆動信号がオフ駆動に対応したハイレベル(H)になると、制御回路11は、オン駆動回路12を駆動停止するとともに、通常オフ駆動回路13を駆動させる。ここでは、短絡検出回路18がハイレベルの検出信号を出力していないことから、制御回路11は、通常オフ駆動回路13を動作させる。
After that, at time t3, when the device drive signal becomes high level (H) corresponding to the off drive, the
これにより、オン駆動回路12のMOSトランジスタ12aがオフされ、IGBT1のゲートGは断電される。また、通常オフ駆動回路13が駆動されることで、MOSトランジスタ13aがオンされると、IGBT1のゲート電荷は抵抗2aから端子MNを介してMOSトランジスタ13aを通じてグランドに放電され、IGBT1のゲート電圧は低下していく。
As a result, the
このとき、第1検出回路14は、端子MNの電圧を取り込んでいるので、MOSトランジスタ13aのオンと同時にグランドレベルに低下するため、検出動作を行うことができない。このため、この期間中においては、第1検出回路14への給電を停止することで省電力を図ることができる。一方、第2検出回路16は、短絡時オフ駆動回路15のMOSトランジスタ15aがオフ状態であるから、IGBT1のゲート電圧が取り込まれる状態である。
At this time, since the
制御回路11は、通常オフ駆動回路13を駆動させたときには、第2検出回路16の検出信号を用いる。IGBT1のゲート電圧が低下して、時刻t4で閾値電圧Vthに達すると、第2検出回路16によりハイレベルの検出信号が出力される。これにより、制御回路11は、オフ保持駆動回路17にオフ保持の駆動信号を出力する。
The
オフ保持駆動回路17は、端子SOUTを介してオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに駆動信号を与えてオン駆動する。すると、IGBT1のゲート電荷はMOSトランジスタ3のオン抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧は瞬時にグランドレベルまで低下する。これにより、IGBT1は、ゲート電圧がグランドレベルに保持された状態となるので、オフ状態に固定される。
The off-
なお、上記の動作において、時刻t3からt4の間は、通常オフ駆動回路13による駆動を行っているので、第1検出回路14は使えない。しかし、時刻t3-t4間を除いた他の期間においては、通常オフ駆動回路13および短絡時オフ駆動回路15のいずれも使用していないので、第1検出回路14および第2検出回路16のいずれの検出信号を用いることができ、両方の検出信号を用いることでノイズなどによる誤検出を防止して確実性を高めることもできる。また、いずれか一方のみの検出信号を用いる場合には、使用しない側の検出回路の給電を停止して省電力を図ることもできる。
In the above operation, the
<短絡時の動作>
次に、図3を参照してIGBT1がオン駆動された後に、短絡故障を起こした場合の動作について説明する。
<Operation at short circuit>
Next, the operation when a short-circuit failure occurs after the
上述した通常時の動作と同様に、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられる前の時刻t10~t11の間には、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17に駆動信号が与えられ、IGBT1のゲートGの電荷は放電された状態となり、ゲート電圧Vgは0Vでグランドレベルとなっている。
As in the normal operation described above, between time t10 and t11 before a low-level (L) on-driving device drive signal is externally applied, normally
次に、時刻t11で、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられると、制御回路11は、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17をオフ状態に切り替え、さらにオン駆動回路12にオン駆動信号を与える。これにより、IGBT1はオン駆動され、IGBT1のゲート電圧が閾値電圧Vthに達すると、第1検出回路14および第2検出回路16は、ハイレベルの検出信号を制御回路11に出力する。
Next, at time t11, when a low-level (L) on-driving device drive signal is externally supplied, the
この後、IGBT1のゲート電圧が上昇してオン状態になった状態で、例えば、時刻t13でIGBT1の短絡故障が発生した場合について説明する。IGBT1に短絡電流が流れると、センスエミッタに流れる電流も短絡レベルになるので、センスエミッタの電圧が短絡レベルを超えて高くなり、短絡検出回路18は短絡状態を検出して検出信号を制御回路11に出力する。制御回路11は、これに応じてオン駆動回路12を駆動停止すると共に、短絡時オフ駆動回路15を駆動させる。
After that, a case where the gate voltage of the
これによりIGBT1のゲートGは断電され、さらに短絡時オフ駆動回路15のMOSトランジスタ15aがオンすることで、IGBT1のゲート電荷は抵抗2bから端子SCOを介してMOSトランジスタ15aを通じてグランドに放電され、IGBT1のゲート電圧は低下していく。このとき、抵抗2bの抵抗値が抵抗2aの抵抗値よりも大きく設定されているので、IGBT1のゲート電圧は、前述した通常時に比べてゆっくり低下していく。
As a result, the gate G of the
また、第2検出回路16は、端子SCOの電圧を取り込んでいるので、MOSトランジスタ15aのオンと同時にグランドレベルに低下するため、検出動作を行うことができない。このため、第2検出回路16への給電を停止することで省電力を図ることができる。一方、第1検出回路14は、通常オフ駆動回路13のMOSトランジスタ13aがオフ状態であるから、IGBT1のゲート電圧が取り込まれる状態である。
In addition, since the
制御回路11は、短絡時オフ駆動回路15を駆動させたときには、第1検出回路14の検出信号を用いる。IGBT1のゲート電圧が低下して、時刻t14で閾値電圧Vthに達すると、第1検出回路14によりハイレベルの検出信号が出力される。これにより、制御回路11は、オフ保持駆動回路17にオフ保持の駆動信号を出力する。
The
オフ保持駆動回路17は、端子SOUTを介してオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに駆動信号を与えてオン駆動する。すると、IGBT1のゲート電荷はMOSトランジスタ3のオン抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧は瞬時にグランドレベルまで低下する。これにより、IGBT1は、ゲート電圧がグランドレベルに保持された状態になるので、オフ状態に固定される。
The off-
なお、上記の動作において、時刻t13からt14の間は、短絡時オフ駆動回路15による駆動を行っているので、第2検出回路16は使えない。しかし、時刻t13-t14間を除いた他の期間においては、通常オフ駆動回路13および短絡時オフ駆動回路15のいずれも使用していないので、第1検出回路14および第2検出回路16のいずれの検出信号を用いることができ、両方の検出信号を用いることでノイズなどによる誤検出を防止して確実性を高めることもできる。また、いずれか一方のみの検出信号を用いる場合には、使用しない側の検出回路の給電を停止して省電力を図ることもできる。
In the above operation, the
<ハーフオン時の動作>
次に、図4を参照してIGBT1がオフ駆動されたときに、ハーフオン状態となる場合の動作について説明する。この場合には、IGBT1に対して、時刻t20からt23までの間は、上述した通常時の時刻t0からt3までの間と同様の動作をするので、説明を省略する。
<Operation at half-on>
Next, with reference to FIG. 4, the operation in the case of the half-on state when the
時刻t23で、素子駆動信号がオフ駆動に対応したハイレベル(H)になると、制御回路11は、オン駆動回路12を駆動停止するとともに、通常オフ駆動回路13を駆動させる。ここでは、短絡検出回路18がハイレベルの検出信号を出力していないことから、通常オフ駆動回路13を動作させる。
At time t23, when the element drive signal becomes high level (H) corresponding to the off drive, the
これにより、オン駆動回路12のMOSトランジスタ12aがオフされ、IGBT1のゲートGは断電される。また、通常オフ駆動回路13が駆動されることで、IGBT1のゲート電荷は抵抗2aから端子MNを介してMOSトランジスタ13aを通じてグランドに放電され、IGBT1のゲート電圧は低下していく。
As a result, the
このとき、第1検出回路14は、端子MNの電圧を取り込んでいるので、MOSトランジスタ13aのオンと同時にグランドレベルに低下するため、検出動作を行うことができない。このため、第1検出回路14への給電を停止することで省電力を図ることができる。一方、第2検出回路16は、短絡時オフ駆動回路15のMOSトランジスタ15aがオフ状態であるから、IGBT1のゲート電圧が取り込まれる状態である。
At this time, since the
制御回路11は、通常オフ駆動回路13を駆動させたときには、第2検出回路16の検出信号を用いる。ここでは、IGBT1のゲート電圧の低下が遅く、所定時間が経過しても閾値電圧Vthに達しない状態となっている。一方、この状態ではハーフオン検出回路19が、判定時間Tthが経過した時点でハーフオン状態であることを検出して制御回路11に検出信号を出力する。
The
これにより、制御回路11は、オフ保持駆動回路17にオフ保持の駆動信号を出力する。オフ保持駆動回路17は、端子SOUTを介してオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに駆動信号を与えてオン駆動する。すると、IGBT1のゲート電荷はMOSトランジスタ3のオン抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧は瞬時にグランドレベルまで低下する。これにより、IGBT1は、ゲート電圧がグランドレベルに保持されるので、オフ状態に固定される。
As a result, the
なお、上記の動作において、時刻t23からt24の間は、通常オフ駆動回路13による駆動を行っているので、第1検出回路14は使えない。しかし、時刻t23-t24間を除いた他の期間においては、通常オフ駆動回路13および短絡時オフ駆動回路15のいずれも使用していないので、第1検出回路14および第2検出回路16のいずれの検出信号を用いることができ、両方の検出信号を用いることでノイズなどによる誤検出を防止して確実性を高めることもできる。また、いずれか一方のみの検出信号を用いる場合には、使用しない側の検出回路の給電を停止して省電力を図ることもできる。
In the above operation, the
このような本実施形態によれば、通常オフ駆動回路13と第1検出回路14を端子MNに接続し、異常時オフ駆動回路15と第2検出回路16を端子SCOに接続し、オフ保持駆動回路17を端子SOUTに接続する構成としたので、通常オフ駆動回路13を駆動する場合には第2検出回路16を用い、異常時オフ駆動回路15を駆動する場合には第1検出回路14を用いることでIGBT1のゲート電圧を検出してオフ保持駆動回路17を駆動させることができる。
According to this embodiment, the normal
また、この構成を用いることで、オフ保持用のMOSトランジスタ3がIC10の外部に配置される場合でも、端子MNおよび端子SCOの双方に第1検出回路14および第2検出回路16を設けるので、IGBT1のゲート電圧を検出するために別途端子を設けることなく構成することができる。
Further, by using this configuration, even if the off-holding
さらに、通常オフ駆動回路13を駆動する場合には第1検出回路14への給電を停止し、異常時オフ駆動回路15を駆動する場合には第2検出回路16への給電を停止することで省電力にすることができる。
Furthermore, by stopping the power supply to the
また、通常オフ駆動回路13および異常時オフ駆動回路15のいずれも駆動しない場合には、第1検出回路14および第2検出回路16の双方の検出信号を利用することができるので、ノイズなどによる誤検出を抑制して確実な検出動作を行わせることができるようになる。
Moreover, when neither the normal
(第2実施形態)
図5から図8は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、IC10に代わる半導体素子駆動回路としてのIC30を設けている。IC30においては、制御回路11に代わる制御回路31を設けるとともに、第1検出回路14および第2検出回路16に代えて、スイッチ32および検出回路33を設けている。なお、ハーフオン検出回路19は、検出回路33の検出信号が入力される構成である。
(Second embodiment)
FIGS. 5 to 8 show the second embodiment, and portions different from the first embodiment will be explained below. In this embodiment, an IC30 is provided as a semiconductor element driving circuit instead of the IC10. The
検出回路33は、第1検出回路14と同等の構成であり、コンパレータ33a、抵抗33b、33cからなる分圧回路および参照電源33dを有する。抵抗33bおよび33cは、直列接続した状態でスイッチ32とグランドとの間に接続される。
The
コンパレータ33aの非反転入力端子は抵抗33bと33cとの共通接続点に接続され、反転入力端子は参照電源33dが接続される。参照電源33dは、IGBT1の閾値電圧Vthに相当する参照電圧Vrefを設定している。コンパレータ14aは、IGBT1のゲート電位を、スイッチ32を通じて入力し、参照電圧Vrefを超えるとハイレベルの検出信号を出力する。
The non-inverting input terminal of the
スイッチ32は、接点a、接点bおよび切り替え接点cを有する。スイッチ32の接点aは端子MNに接続され、接点bは端子SCOに接続され、切り替え接点cは検出回路33に接続される。スイッチ32は、制御回路31から切り替え信号が与えられていない状態では、切り替え接点cが、端子bに接続されたた状態であり、切り替え信号が与えられると、端子aに切り替え接続をするように構成される。
The
したがって、スイッチ32に制御回路31から切り替え信号が与えられていない状態では、検出回路33は、端子SCOを介してIGBT1のゲート電圧が入力される状態である。また、スイッチ32に切り替え信号が与えられると、検出回路33は、端子MNを介してIGBT1のゲート電圧が入力される状態に切り替わる。
Therefore, when the
次に、上記構成の作用について図6から図8も参照し、まず、通常時の動作について説明し、この後、短絡検出時およびハーフオン検出時の動作について説明する。 Next, with reference to FIGS. 6 to 8, the operation of the above configuration will be described first, and then the operation at the time of short-circuit detection and half-on detection will be described.
<通常時の動作>
図6は通常時の動作に対応するタイミングチャートである。制御回路31は、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられる前の時刻t30~t31の間には、通常オフ駆動回路13のMOSトランジスタ13aがオン駆動され、またオフ保持駆動回路17からの駆動信号によりオフ保持用のMOSトランジスタ3がオン駆動される。これにより、IGBT1のゲートGの電荷は放電された状態となり、ゲート電圧Vgは0Vでグランドレベルとなっている。
<Normal operation>
FIG. 6 is a timing chart corresponding to normal operation. In the
次に、時刻t31で、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられると、制御回路31は、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17をオフ状態に切り替え、さらにオン駆動回路12にオン駆動信号を与える。これにより、IGBT1はオン駆動され、時刻t32でIGBT1のゲート電圧が閾値電圧Vthに達すると、検出回路33は、端子SCOから入力されるIGBT1のゲート電圧に基づいてハイレベルの検出信号を制御回路31に出力する。
Next, at time t31, when a low-level (L) on-driving device drive signal is externally applied, the
IGBT1のゲート電圧が上昇してオン状態になると、IGBT1から負荷への通電が行われる。また、IGBT1が正常に動作している状態では、短絡検出回路18およびハーフオン検出回路19はいずれも異常を検出することがなく、検出信号はローレベルとなっている。
When the gate voltage of the IGBT1 rises to turn it on, the load is energized from the IGBT1. When the
この後、時刻t33で、素子駆動信号がオフ駆動に対応したハイレベル(H)になると、制御回路31は、オン駆動回路12を駆動停止するとともに、通常オフ駆動回路13を駆動させる。ここでは、短絡検出回路18がハイレベルの検出信号を出力していないことから、通常オフ駆動回路13を動作させる。
After that, at time t33, when the device drive signal becomes high level (H) corresponding to the off drive, the
これにより、オン駆動回路12のMOSトランジスタ12aがオフされ、IGBT1のゲートGは断電される。また、通常オフ駆動回路13が駆動されることで、IGBT1のゲート電荷は抵抗2aから端子MNを介してMOSトランジスタ13aを通じてグランドに放電され、IGBT1のゲート電圧は低下していく。
As a result, the
このとき、スイッチ32は制御回路31から切り替え信号が与えられていないので、検出回路33は、端子SCOの電圧を取り込んでいる。検出回路33は、短絡時オフ駆動回路15のMOSトランジスタ15aがオフ状態であるから、IGBT1のゲート電圧が取り込まれる状態である。
At this time, since the
IGBT1のゲート電圧が低下して、時刻t34で閾値電圧Vthに達すると、検出回路33の検出信号によりハイレベルの検出信号が出力される。これにより、制御回路31は、オフ保持駆動回路17にオフ保持の駆動信号を出力する。
When the gate voltage of the
オフ保持駆動回路17は、端子SOUTを介してオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに駆動信号を与えてオン駆動する。すると、IGBT1のゲート電荷はMOSトランジスタ3のオン抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧はグランドレベルまで低下する。これにより、IGBT1は、ゲート電圧がグランドレベルに保持されるので、オフ状態に固定される。
The off-
<短絡時の動作>
次に、図7を参照してIGBT1がオン駆動された後に、短絡故障を起こす場合の動作について説明する。
<Operation at short circuit>
Next, with reference to FIG. 7, the operation when a short-circuit failure occurs after the
上述した通常時の動作と同様に、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられる前の時刻t40~t41の間には、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17に駆動信号が与えられ、IGBT1のゲートGの電荷は放電された状態となり、ゲート電圧Vgは0Vでグランドレベルとなっている。
As in the normal operation described above, between time t40 and t41 before a low-level (L) on-driving device drive signal is externally applied, normally
次に、時刻t41で、外部からローレベル(L)のオン駆動の素子駆動信号が与えられると、制御回路31は、通常オフ駆動回路13およびオフ保持駆動回路17をオフ状態に切り替え、さらにオン駆動回路12にオン駆動信号を与える。これにより、IGBT1はオン駆動され、IGBT1のゲート電圧が閾値電圧Vthに達すると、検出回路33は、ハイレベルの検出信号を制御回路31に出力する。
Next, at time t41, when a low-level (L) on-driving element drive signal is externally supplied, the
この後、IGBT1のゲート電圧が上昇してオン状態になった状態で、例えば、時刻t43でIGBT1の短絡故障が発生した場合について説明する。IGBT1に短絡電流が流れると、短絡検出回路18は短絡状態を検出して検出信号を制御回路31に出力する。制御回路31は、これに応じてオン駆動回路12を駆動停止すると共に、短絡時オフ駆動回路15を駆動させる。また、制御回路31は、このとき、スイッチ32に切り替え信号を出力して、検出回路33に端子MNからゲート電圧を入力するように切り替える。
After that, the case where the
これによりIGBT1のゲートGは断電され、さらに短絡時オフ駆動回路15のMOSトランジスタ15aがオンすることで、IGBT1のゲート電荷は抵抗2bから端子SCOを介してMOSトランジスタ15aを通じてグランドに放電され、IGBT1のゲート電圧は低下していく。このとき、IGBT1のゲート電圧は、抵抗2bの抵抗値が抵抗2aの抵抗値よりも大きく設定されているので、通常時よりもゆっくり低下する。
As a result, the gate G of the
制御回路31は、IGBT1のゲート電圧が低下して、時刻t44で閾値電圧Vthに達すると、検出回路33により出力されるハイレベルの検出信号により、オフ保持駆動回路17にオフ保持の駆動信号を出力する。
When the gate voltage of the
オフ保持駆動回路17は、端子SOUTを介してオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに駆動信号を与えてオン駆動する。すると、IGBT1のゲート電荷はMOSトランジスタ3のオン抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧はグランドレベルまで低下する。これにより、IGBT1は、ゲート電圧がグランドレベルに保持されるので、オフ状態に固定される。
The off-
<ハーフオン時の動作>
次に、図8を参照してIGBT1がオフ駆動されたときに、ハーフオン状態となる場合の動作について説明する。この場合には、IGBT1に対して、時刻t50からt53までの間は、上述した通常時の時刻t30からt33までの間と同様の動作をするので、説明を省略する。
<Operation at half-on>
Next, with reference to FIG. 8, the operation in the case of the half-on state when the
時刻t53で、素子駆動信号がオフ駆動に対応したハイレベル(H)になると、制御回路31は、オン駆動回路12を駆動停止するとともに、通常オフ駆動回路13を駆動させる。ここでは、短絡検出回路18がハイレベルの検出信号を出力していないことから、通常オフ駆動回路13を動作させる。
At time t53, when the element drive signal becomes high level (H) corresponding to off drive, the
これにより、オン駆動回路12のMOSトランジスタ12aがオフされ、IGBT1のゲートGは断電される。また、通常オフ駆動回路13が駆動されることで、IGBT1のゲート電荷は抵抗2aから端子MNを介してMOSトランジスタ13aを通じてグランドに放電され、IGBT1のゲート電圧は低下していく。
As a result, the
ここでは、IGBT1のゲート電圧の低下が遅く、所定時間が経過しても閾値電圧Vthに達しない状態となっている。一方、この状態ではハーフオン検出回路19が、判定時間Tthが経過した時点でハーフオン状態であることを検出して制御回路31に検出信号を出力する。
Here, the drop in the gate voltage of the
これにより、制御回路31は、オフ保持駆動回路17にオフ保持の駆動信号を出力する。オフ保持駆動回路17は、端子SOUTを介してオフ保持用のMOSトランジスタ3のゲートGに駆動信号を与えてオン駆動する。すると、IGBT1のゲート電荷はMOSトランジスタ3のオン抵抗を介して急速に放電され、ゲート電圧は瞬時にグランドレベルまで低下する。これにより、IGBT1は、ゲート電圧がグランドレベルに保持されるので、オフ状態に固定される。
As a result, the
このような第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、1つの検出回路33を設け、スイッチ32により端子MNまたは端子SCOのいずれかからIGBT1のゲート電圧を検出する構成としたので、ゲート電圧の検出回路のためのIC内での占有面積を小さくすることができる。
The same effects as those of the first embodiment can also be obtained by such a second embodiment. In addition, since one
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
(Other embodiments)
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be applied to various embodiments without departing from the scope of the invention. For example, the following modifications or extensions can be made.
第1実施形態では、第1オフ駆動回路および第2オフ駆動回路を、通常時オフ駆動回路13および短絡時オフ駆動回路15として設ける構成を示したが、必ずしも通常時と短絡時のオフ動作のために設ける必要はない。例えば、通常時のオフ動作を2通りで行うように2個の通常オフ駆動回路として設ける構成とすることもできる。
In the first embodiment, the first off-driving circuit and the second off-driving circuit are provided as the normally off-driving
上記実施形態では、IGBT1のゲート電圧を第1検出回路14、第2検出回路16、検出回路33に設けたコンパレータ14a、16a、33aにより閾値電圧Vthに達したことを検出する構成としたが、コンパレータに代えてA/D変換器を用いてデジタル値として検出したものを制御回路11あるいは31において判定することもできる。
In the above embodiment, the
ゲート駆動型の半導体素子として、IGBT1を用いる場合で説明したが、IGBT以外に通常のシリコンMOSトランジスタを用いた場合やSiCのMOSトランジスタなどを用いた場合にも適用することができる。
Although the case where the
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。 Although the present disclosure has been described with reference to examples, it is understood that the present disclosure is not limited to such examples or structures. The present disclosure also includes various modifications and modifications within the equivalent range. In addition, various combinations and configurations, as well as other combinations and configurations, including single elements, more, or less, are within the scope and spirit of this disclosure.
図面中、1はIGBT(ゲート駆動型の半導体素子)、2a、2bは抵抗、3はオフ保持用のMOSトランジスタ、10、30はIC(集積回路)、11、31は制御回路、12はゲートオン回路、13は通常オフ駆動回路(第1オフ駆動回路)、14は第1検出回路、15は短絡時オフ駆動回路(第2オフ駆動回路)、16は第2検出回路、17はオフ保持駆動回路、18は短絡検出回路、19はハーフオン検出回路、32はスイッチ、33は検出回路である。 In the drawing, 1 is an IGBT (gate-driven semiconductor device), 2a and 2b are resistors, 3 is a MOS transistor for keeping off, 10 and 30 are ICs (integrated circuits), 11 and 31 are control circuits, and 12 is a gate-on. 13 is a normally off drive circuit (first off drive circuit), 14 is a first detection circuit, 15 is a short circuit off drive circuit (second off drive circuit), 16 is a second detection circuit, and 17 is an off hold drive. 18 is a short circuit detection circuit, 19 is a half-on detection circuit, 32 is a switch, and 33 is a detection circuit.
Claims (3)
前記半導体素子をオフ駆動する第1オフ駆動回路(13)と、
前記半導体素子をオフ駆動する第2オフ駆動回路(15)と、
前記半導体素子をオフ状態に保持する外部出力素子に駆動信号を出力するオフ保持駆動回路(17)と、
前記第1オフ駆動回路の出力端子から前記半導体素子のゲート電圧を取り込む第1検出回路(14)と、
前記第2オフ駆動回路の出力端子から前記半導体素子のゲート電圧を取り込む第2検出回路(16)と、
駆動信号に応じて前記第1オフ駆動回路、前記第2オフ駆動回路および前記オフ保持駆動回路を制御する制御回路(11)とを備え、
前記制御回路は、前記第1検出回路もしくは前記第2検出回路のうち、前記第1オフ駆動回路および前記第2オフ駆動回路の非駆動状態の出力端子に接続されるものの検出電圧を用いて前記オフ保持駆動回路を制御する半導体素子駆動回路。 A semiconductor device drive circuit for driving and controlling a gate-driven semiconductor device,
a first off-driving circuit (13) for off-driving the semiconductor element;
a second off-driving circuit (15) for off-driving the semiconductor element;
an off hold drive circuit (17) for outputting a drive signal to an external output element that holds the semiconductor element in an off state;
a first detection circuit (14) that takes in the gate voltage of the semiconductor element from the output terminal of the first off drive circuit;
a second detection circuit (16) that takes in the gate voltage of the semiconductor element from the output terminal of the second off drive circuit;
a control circuit (11) for controlling the first off-driving circuit, the second off-driving circuit and the off-holding driving circuit according to a drive signal;
The control circuit uses the detected voltage of the one of the first detection circuit and the second detection circuit that is connected to the non-driving output terminals of the first off-drive circuit and the second off-drive circuit . A semiconductor device drive circuit that controls the OFF hold drive circuit .
前記半導体素子をオフ駆動する第1オフ駆動回路(13)と、
前記半導体素子をオフ駆動する第2オフ駆動回路(15)と、
前記半導体素子をオフ状態に保持する外部出力素子に駆動信号を出力するオフ保持駆動回路(17)と、
前記第1オフ駆動回路および前記第2オフ駆動回路の出力端子に切り替え接続可能なスイッチ(32)と、
前記スイッチを介して前記半導体素子のゲート電圧を取り込む検出回路(33)と、
駆動信号に応じて前記第1オフ駆動回路、前記第2オフ駆動回路および前記オフ保持駆動回路を制御する制御回路(31)とを備え、
前記制御回路は、前記スイッチを、前記第1オフ駆動回路および前記第2オフ駆動回路の非駆動状態側の出力端子に接続し、前記検出回路の検出電圧を用いて前記オフ保持駆動回路を制御する半導体素子駆動回路。 A semiconductor device drive circuit for driving and controlling a gate-driven semiconductor device,
a first off-driving circuit (13) for off-driving the semiconductor element;
a second off-driving circuit (15) for off-driving the semiconductor element;
an off hold drive circuit (17) for outputting a drive signal to an external output element that holds the semiconductor element in an off state;
a switch (32) switchable and connectable to output terminals of the first off-drive circuit and the second off-drive circuit ;
a detection circuit (33) that takes in the gate voltage of the semiconductor element via the switch;
a control circuit (31) for controlling the first off-drive circuit, the second off-drive circuit and the off-hold drive circuit according to a drive signal;
The control circuit connects the switch to non-driving output terminals of the first off-drive circuit and the second off-drive circuit, and controls the off-hold drive circuit using the detected voltage of the detection circuit. semiconductor device drive circuit.
前記第2オフ駆動回路は、短絡検出時に前記半導体素子をオフ駆動させる短絡時オフ駆動回路である請求項1または2に記載の半導体素子駆動回路。 The first off-drive circuit is a normal off-drive circuit that normally turns off the semiconductor element,
3. The semiconductor device drive circuit according to claim 1, wherein said second off-drive circuit is a short-circuit off-driving circuit for turning off said semiconductor device when a short-circuit is detected.
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