JP7234002B2 - 押ボタンスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、押ボタンスイッチに関する。
従来より、押下操作を急ぐ者であっても短い時間で確実に押下操作を行うことができるようにするための措置が講じられた押ボタンスイッチは存在する。例えば電車やバス等の車両の出入口扉付近には、扉を開閉させるための押ボタンスイッチ(以下、「車両扉開閉用押ボタンスイッチ」と呼ぶ)が設けられている。例えば、特許文献1には、公共交通機関の1つのドアが、内側からでも外側からでも駆動可能、押下操作される際のストロークが短い、ボタンの形状が比較的大きい、とされるドア開放スイッチが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたドア開放スイッチを含む従来からある車両扉開閉用押ボタンスイッチは、上述の性能を備えるべく、操作部や接点部の構造が複雑化してしまっている。このため、製造に必要とされる部品数が必然的に多くなり、製造コストが増大する問題が生じていた。
そこで、本発明者は、製造コストを抑えながらも上述の性能を有する押ボタンスイッチについての発明を既に出願している(特許文献2)。
特表2003-519886号公報 特願2018-066149号明細書及び図面
しかしながら、車両扉開閉用押ボタンスイッチは、上述の問題以外にも、以下のような問題が生じていた。すなわち、電車やバスの乗客は、出入口扉からの乗降を急ぐあまり、指ではなく傘や杖の先端で車両扉開閉用押ボタンスイッチを押下してしまうことがある。このような場合、スイッチの中央ではなく外縁が斜め方向に押下されると、ストローク損失の問題が生じる。スイッチの外縁が斜め方向に押下された場合に生じるストローク損失とは、スイッチの中央が押下された場合に比べて、操作量が多くなってしまうという問題である。つまり、スイッチの中央を押下する場合よりも長い時間押下しなければスイッチが押下操作を受け付けないため、電車やバスの乗客の立場からすれば、スイッチを押したつもりでいたのに、その操作が受け付けられていなかったという事態が生じ得る。車両扉開閉用押ボタンスイッチが押下されるシチュエーションというのは、電車やバスの乗客が操作を急いでいる場合が容易に想定できる。このため、スイッチを押したつもりでいたのに、その操作が受け付けられていなかったという事態が生じた場合には、電車やバスの乗客がパニックに陥るおそれがある。
また、車両扉開閉用押ボタンスイッチのように、電車やバスの乗客が押し易いようにサイズが大きめに製作された押ボタンスイッチには、ストロークの量を制限するためのストッパが複数設けられているのが一般的である。このため、スイッチを押したつもりでいたのに、その操作が受け付けられていなかったという事態が生じた場合には、上述のように電車やバスの乗客がパニックに陥るおそれがあるとともに、スイッチを連打する行為や、強い力でスイッチを叩くような行為が行われる可能性がある。このような行為が行われた場合、局所的な強い衝撃がストッパ等に加わることとなり、破損につながるおそれがある。スイッチが破損すれば、車両扉が開かないという最悪の事態に陥るおそれもある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することができる車両扉開閉用押ボタンスイッチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両扉開閉用押ボタンスイッチは、
車両に乗降するために押下する車両扉開閉用押ボタンスイッチにおいて、
乗客からの押下操作を受け付けるボタンと、
前記ボタンの操作面とは反対面に近接して配置され、前記押下操作に連動して、互いに独立して前記反対面上を移動自在な複数の作動板と、
前記複数の作動板の下方に配置され、前記複数の作動板の押下方向の動作に連動して接点の開閉を行う接点機構と、
前記複数の作動板のそれぞれと一対で連結され、前記複数の作動板のそれぞれと一体的に移動する複数のシャフトと、
前記複数のシャフトのそれぞれを押下方向に摺動自在に保持する複数のガイド機構と、
を備える。
この発明によれば、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することができる。
本発明に係る車両扉開閉用押ボタンスイッチにおいて、前記作動板は、前記押下操作に連動して、前記シャフトが互いに近接または離間するように、前記反対面上を移動することが好ましい。
また、前記複数のシャフトが前記ボタンの外縁部付近で立設するように、前記複数の作動板が前記反対面上に配置されていることが好ましい。
本発明に係る車両扉開閉用押ボタンスイッチにおいて、
前記ボタンが円形状または略円形状を有するものであり、
前記シャフトが2本であり、
前記シャフトの中心軸同士を結ぶ仮想線が、前記ボタンの中心軸と交差することが好ましい。
この発明によれば、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることをより効果的に防止することができる。
また、前記複数のシャフトのそれぞれの上端部には、補助板がそれぞれ設けられ、前記ボタンを押下していることが好ましい。
この発明によれば、車両扉開閉用押ボタンスイッチの極端な縁部が押下された場合であっても、乗客からの押下操作を受け付けるボタンの傾きが抑制され、片減りを防止することができる。これにより、操作荷重が車両扉開閉用押ボタンスイッチの中央方向にスムーズに伝達されることとなる。その結果、車両扉開閉用押ボタンスイッチの極端な縁部が押下された際に生じ得る、押下量が不十分になるという課題を解決することができる。
この発明によれば、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することが可能となる。
本発明の車両扉開閉用押ボタンスイッチの第1実施形態に係る押ボタンスイッチの分解斜視図である。 図1の押ボタンスイッチに対する押下操作が行われる前の状態を示す断面図である。 図1の押ボタンスイッチに対する押下操作が行われた後の状態を示す断面図である。 図1の押ボタンスイッチの第1ボタンの内側に配置された2枚の作動板の外観を示す斜視図である。 図1の押ボタンスイッチの極端な縁部が押下された場合に生じ得る状態を示す断面図である。 本発明の車両扉開閉用押ボタンスイッチの第2実施形態に係る押ボタンスイッチの極端な縁部が押下された場合の状態を示す断面図である。 本発明の車両扉開閉用押ボタンスイッチの第2実施形態に係る押ボタンスイッチの分解斜視図である。 図5の押ボタンスイッチに対する押下操作が行われる前の状態を示す断面図である。 図5の押ボタンスイッチに対する押下操作が行われた後の状態を示す断面図である。
本発明に係る押ボタンスイッチ1について、図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではない。
また、本明細書における、「下側」、「下方向」といったような「下」を示す表現は、図面上の下方向を示す表現であり、押ボタンスイッチ1を押下する方向を意味する。また、「上側」、「上方向」といったような「上」を示す表現は、図面上の上方向を示す表現であり、押ボタンスイッチ1を押下する方向とは逆方向を意味する。
[第1実施形態]
(基本構成)
押ボタンスイッチ1は、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することができる、という特徴を有する車両扉開閉用押ボタンスイッチである。押ボタンスイッチ1は、図1に示すように、ベゼル11と、表示板12と、第1ボタン13と、接着部材14と、作動板15a及び15bと、シャフト16a及び16bと、ストップリング17a及び17bと、コイルバネ18a及び18bと、取付板19と、防水ゴム20と、第2ボタン21と、作動片22と、可動接片23と、第2接触端子24と、共通端子25と、第1接触端子26と、ベース27と、第1ケース28と、ブッシュ29a及び29bと、基板30と、ボルト31と、ワッシャー32と、第1O(オー)リング33と、ハウジング34と、第2O(オー)リング35と、第2ケース36とを含むように構成されている。
取付パネル300は、押ボタンスイッチ1を取り付ける際の相手部材となるパネルである。押ボタンスイッチ1を取付パネル300に取り付ける施工がなされる際には、取付パネル300に、ハウジング34と第2ケース36とを連結するためのスペースとなる孔が設けられる。
リード線400は、押ボタンスイッチ1に接続されたケーブルである。
以下、押ボタンスイッチ1の各構成要素について詳しく説明する。
(ベゼル)
ベゼル11は、押ボタンスイッチ1を構成する部品のうち、表示板12及び第1ボタン13以外の部材を、外側から覆うように配置されるカバーであり、押ボタンスイッチ1の外枠を形成する。ベゼル11は、表示板12及び第1ボタン13以外の部品にゴミや埃が付着することを防ぐ機能を有する。また、ベゼル11は、押ボタンスイッチ1の表面積の大部分を占める部位であるため、押ボタンスイッチ1に対する操作者の印象を左右する意匠的機能も有している。
(表示板)
表示板12は、押ボタンスイッチ1が何のためのスイッチなのかを操作者に認識させるために、押ボタンスイッチ1に関する情報を表示するための表示板である。表示板12に表示される内容は特に限定されないが、図1に示す表示板12には、矢印を簡略化させたL字型の形状を有する2つの凸部が設けられている。これは、図1の押ボタンスイッチ1が、車両の出入口扉を開放するための押ボタンスイッチであることを意味している。
なお、表示板12は、接着部材14によって、第1ボタン13に貼付されている。接着部材14は特に限定されず、第1ボタン13の表面に表示板12を固定することができればよい。例えば、接着部材14として、両面テープや接着剤等が用いられる。
(第1ボタン)
第1ボタン13は、押ボタンスイッチ1に対する押下操作を受け付けるボタンであり、図1及び図2A及びBに示すように、押ボタンスイッチ1の上部に配置されている。
第1ボタン13に対する押下操作がなされると、押下操作が行われた第1ボタン13の表面上の位置に応じて、作動板15a又は15bが作動するとともに、シャフト16a又は16bが摺動する。
第1ボタン13の形状は特に限定されない。本実施形態では、図1に示すように円形又は略円形としており、人間の指先で押下可能な部分を広く有する構成となっている。また、第1ボタン13の面積も特に限定されない。ただし、押下操作を急ぐ者が、押下操作をし易くするためには、面積が12.5cm~16cm程度であることが好ましい。
(作動板)
作動板15a及び15bは、図1~図3に示すように、いずれも第1ボタン13の操作面とは反対側に近接又は接触して配置され、第1ボタン13に対する押下操作に連動して作動する半月形状の板である。ただし、作動板15a及び15bは、図3に示すように、離隔されて配置されているため、一方の作動に連動せずに独立して作動する板となっている。このため、第1ボタン13に対する押下操作が行われたときに、その押下操作が第1ボタン13の表面上のどの位置に対して行われたものなのかによって、作動板15a及び15bのそれぞれの作動内容に違いが生じる。すなわち、第1ボタン13のうち、作動板15aが配置されているエリアに対する押下操作が行われた場合には、基本的に作動板15aが作動する。これに対して、第1ボタン13のうち、作動板15bが配置されているエリアに対する押下操作が行われた場合には、基本的に作動板15bが作動する。なお、ここで「基本的に」と表現したのは、例えば作動板15aが配置されているエリアのうち、作動板15bが配置されているエリアに比較的近いエリアに対する押下操作が行われた場合には、作動板15aが作動するだけではなく、作動板15bも第1ボタン13の動きに合わせて作動するからである。また、第1ボタン13のうち、作動板15aが配置されているエリアと作動板15bが配置されているエリアとの境目近傍に対する押下操作が行われた場合には、作動板15a及び15bがそれぞれ作動する。
これにより、第1ボタン13に対する押下操作は、第1ボタン13の表面上のどの位置に対して行われたとしても、また、どのような角度で行われたとしても、作動板15a及び15bのうち少なくとも一方が連動して作動することになる。
また、作動板15aと作動板15bとがそれぞれ独立して作動する構成とすることにより、押ボタンスイッチ1の組み付け時において、作動板15aと作動板15bとを同時にピッチを合わせる必要がない。これにより、組み付け作業が容易となるので、組み付け時の作業負担を低減化させることができる。
(シャフト)
シャフト16a及び16bのそれぞれは、作動板15a及び15bのそれぞれの下側に連結されたシャフトである。シャフト16a及び16bのそれぞれは、図2Bに示すように、コイルバネ18a及び18bのそれぞれの弾性エネルギーによって上方向に付勢されている。
第1ボタン13に対する押下操作が行われると、その押下された位置に応じて、作動板15a及び15bの少なくとも一方が下方向に作動する。ここで、作動板15aが作動すれば、その作動と一体的にシャフト16aが下方向に摺動する。また、作動板15bが作動すれば、その作動と一体的にシャフト16bが下方向に摺動する。
シャフト16a及び16bのそれぞれは、ハウジング34に設けられている軸受341a及び341bのそれぞれの内壁面を摺動するように配置されている。具体的には、シャフト16a及び16bのそれぞれと、軸受341a及び341bのそれぞれの内壁面との間には、隙間が形成されるため、この空隙を埋めるためにブッシュ29a及び29bのそれぞれが配置される。これにより、シャフト16a及び16bのそれぞれは、ブッシュ29a及び29bのそれぞれを介して軸受341a及び341bのそれぞれにガイドされながら上下方向に垂直又は略垂直に摺動する。なお、本実施形態において、作動板及びシャフトは、2セットで構成されているが特に限定されるものではない。例えば、作動板及びシャフトを、3セット、4セット、又はそれ以上のセットを第1ボタン13の中心軸に対して放射状に配置するように構成してもよい。
このような構成により、作動板15a及び15bのうち少なくとも一方が作動すると、それに伴い、シャフト16a及び16bのうち少なくとも一方が、垂直又は略垂直に下方向に摺動する。このため、シャフト16a及び16bのそれぞれに連結された状態で作動する作動板15a及び15bは、いつでも垂直又は略垂直方向に動作することとなる。
このため、第1ボタン13に対する押下操作は、第1ボタン13の表面上のどの位置に対して行われたとしても、また、どのような角度で行われたとしても、結果的には、作動板15a及び15bのうち少なくとも一方を、垂直又は略垂直方向に動作させることになる。これにより、ストローク損失の問題を解消することができるとともに、局所的な荷重が生じることを防止することができる。ストローク損失の問題を解消すると、押ボタンスイッチ1に対する押下操作が行われる際のストロークを短くすることができるので、押ボタンスイッチ1の薄型化や小型化を実現させることもできる。その結果、押ボタンスイッチ1の用途範囲を車両扉開閉用押ボタンスイッチ以外に広げることもできる。
(ストップリング)
ストップリング17a及び17bのそれぞれは、シャフト16a及び16bのそれぞれの下端又はその近傍に取り付けられたリングである。ストップリング17a及び17bのそれぞれは、図2Bに示すように、コイルバネ18a及び18bの弾性エネルギーによって、上方向に付勢された状態でハウジング34の底部に圧接されている。このため、第1ボタン13が押下される前の状態では、ストップリング17a及び17bのそれぞれが、シャフト16a及び16bのそれぞれを安定的に係止している。
(コイルバネ)
コイルバネ18a及び18bのそれぞれは、シャフト16a及び16bのそれぞれを上方向に付勢させるためのバネである。
(取付板)
取付板19は、後述する防水ゴム20をハウジング34に取り付けるための板である。取付板19には、ハウジング34に自身と防水ゴム20とを取り付けるビス等を挿入するための取付孔191が設けられている。
(防水ゴム)
防水ゴム20は、押ボタンスイッチ1の内部に水が浸入することを防ぐためのゴムである。防水ゴム20は、第1ボタン13の縁部に設けられた溝に嵌合されている。このため、防水ゴム20は、第1ボタン13に対する押下操作に連動して変形する。防水ゴム20には、ハウジング34に自身を取り付けるビス等を挿入するための取付孔201が設けられている。
(第2ボタン)
第2ボタン21は、上述の作動板15a及び15bの動作に連動して、第1ケース28の内側を上下方向に摺動するボタンである。第2ボタン21には作動片22が接続されているため、第2ボタン21が摺動すると作動片22はこれに連動して作動する。
(作動片)
作動片22は、第2ボタン21が摺動する動作に連動して作動する作動片である。作動片22が作動すると、可動接片23が動作する。
(可動接片)
可動接片23は、作動片22が作動すると動作する接片である。可動接片23は、第1ボタン13に対する押下操作が行われる前は、第1接触端子26に接触した状態となる。ここで、第1ボタン13に対する押下操作が行われると、可動接片23は、第1接触端子26から開離し、第2接触端子24に接触した状態となる。
(第2接触端子)
第2接触端子24は、可動接片23と接触した状態にするための端子である。第2接触端子24は、端部がベース27に固定されている。第1ボタン13に対する押下操作がなされると、可動接片23が動作し、第2接触端子24は、可動接片23を係止する。これにより、可動接片23と第2接触端子24とが接触した状態になる。
(共通端子)
共通端子25は、一方の端部が可動接片23に接続される端子であり、可動接片23を介して、第2接触端子24と第1接触端子26とのいずれか一方に接続される。すなわち、共通端子25は、第1ボタン13に対する押下操作が行われる前は、可動接片23を介して第1接触端子26に接続されており、第1ボタン13に対する押下操作が行われると、可動接片23を介して第2接触端子24に接続される。共通端子25のもう一方の端部は、ベース27に固定される。共通端子25と可動接片23との接続部は、可動接片23が可動するときの支点になる。
(第1接触端子)
第1接触端子26は、可動接片23を安定的に支持する端子である。第1接触端子26は、第1ボタン13に対する押下操作がなされる前は、可動接片23が第2接触端子から離隔する方向に位置しているので、第1接触端子26は、可動接片23を係止した状態で支持する。これにより、可動接片23を安定的に支持することができる。
(ベース)
ベース27は、第2接触端子24、共通端子25、及び第1接触端子26のそれぞれの端部を接合させるベースとなる部品である。ベース27は、第1ケース28とともに基板30に固定される。
(第1ケース)
第1ケース28は、作動片22、可動接片23、第2接触端子24、共通端子25、第1接触端子26、及びベース27を収納した状態で基板30に固定されている。
(ブッシュ)
ブッシュ29a及び29bのそれぞれは、シャフト16a及び16bのそれぞれと、ハウジング34の軸受341a及び341bのそれぞれとの間に形成された隙間を埋めるための部品である。これにより、シャフト16a及び16bのスムーズな摺動を実現させることができる。
(基板)
基板30は、第2接触端子24、共通端子25、第1接触端子26、及びベース27を収納する第1ケース28を固定させるための基板である。基板30は、第1ケース28を固定した状態で、ハウジング34に固定される。これにより、第1ボタン13のような操作機構と、第2接触端子24等が収納された第1ケースのような接点機構とを、基板30を介してユニット化させることができる。その結果、押ボタンスイッチ1の製造時における組み立て作業を容易化させるとともに、押ボタンスイッチ1の製造に要する部品数を減らすことができる。
(ボルト及びワッシャー)
ボルト31及びワッシャー32は、取付パネル300にハウジング34を取り付ける際に用いられるボルトとワッシャーのセットである。
(第1O(オー)リング)
第1O(オー)リング33は、ハウジング34と、取付パネル300との連結部に配置される、ゴム等で形成された部材である。ハウジング34と、取付パネル300との連結部にO(オー)リング33が配置されることにより、ハウジング34と、取付パネル300とを強固に連結させることができるとともに、この連結部から水、ゴミ、埃等が内側に浸入することを防ぐことができる。
(ハウジング)
ハウジング34は、中心部に基板30を配置させるための空洞を有する薄い円盤形状のハウジングであり、押ボタンスイッチ1を構成する多くの部品を支持する。ハウジング34の内側には、図1に示すように、シャフト16a及び16bのそれぞれを垂直又は略垂直に摺動させる際のガイドとなる軸受341a及び341bが設けられている。ハウジング34には、取付パネル300に押ボタンスイッチ1を取り付ける際に用いるボルト31を挿入させるための取付孔342が設けられている。また、ハウジング34には、取付板19の取付孔191と、防水ゴム20の取付孔201とを貫通させる取付片343が設けられている。
(第2O(オー)リング)
第2O(オー)リング35は、ハウジング34と、第2ケース36との連結部に配置される、ゴム等で形成された部材である。ハウジング34と、第2ケース36との連結部にO(オー)リング35が配置されることにより、ハウジング34と、第2ケース36とを強固に連結させることができるとともに、この連結部から水、ゴミ、埃等が内側に浸入することを防ぐことができる。
(第2ケース)
第2ケース36は、リード線400を挿入するためのハーネス挿入孔361を有するケースであり、押ボタンスイッチ1の最下部に配置される。第2ケース36は、取付パネル300の内側において、第2O(オー)リング35を挟んでハウジング34に連結される。
押ボタンスイッチ1は、以上の構成を有することにより、縁部に対する斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、押下操作をスムーズに受け付けることができる。これにより、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することができる、という特徴を備えることが可能となる。
[第2実施形態]
(基本構成)
第2実施形態に係る押ボタンスイッチ1は、上述の第1実施形態に係る押ボタンスイッチ1と同様に、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することができる、という特徴を有する車両扉開閉用押ボタンスイッチである。
即ち、上述の第1実施形態の押ボタンスイッチ1は、たとえ縁部が押下されたとしても、シャフト16a及び16bが垂直又は略垂直に摺動するため、接点の開閉がスムーズに行われる構成となっている。
しかしながら、図4Aに示すように、第1実施形態に係る押ボタンスイッチ1の極端な縁部が押下された場合には、操作荷重がスムーズに中央に伝達されず、押下された縁部の反対側の縁部付近に間隔M1程度の隙間が生じることがある。このような場合、押ボタンスイッチ1に対する押下量は、不十分な状態となってしまう。
そこで、図4Bに示すように、補助板41を用いて、シャフト16a及び16bの上端部と、第1ボタン13とを架け渡す。これにより、押ボタンスイッチ1の極端な縁部が押下された場合であっても、第1ボタン13の傾きが抑制され、片減りが防止される。
これにより、押下された縁部の反対側の縁部付近には、間隔M2程度の僅かな隙間が生じるのみとなり、操作荷重が押ボタンスイッチ1の中央方向にスムーズに伝達される。
その結果、押ボタンスイッチ1の極端な縁部が押下された場合に生じ得る、押ボタンスイッチ1に対する押下量が不十分になるという課題を解決することができる。
第2実施形態に係る押ボタンスイッチ1の具体的構成は、図5に示すように、図1に示す押ボタンスイッチ1と基本的に同様の構成を有するため、両実施形態に共通する部分についての説明は省略する。
ただし、第2実施形態に係る押ボタンスイッチ1は、図5に破線で示すように、表示板12と第1ボタン13との間に補助板41と、ナット42とが配置される。この点が、第1実施形態の押ボタンスイッチ1と異なる。
補助板41は、シャフト16a及び16bの上端部に固定され、第1ボタン13を押圧するための部材である。補助板41がシャフト16a及び16bの上端部と第1ボタン13とを架け渡すことにより、たとえ押ボタンスイッチ1の極端な縁部が押下された場合であっても、第1ボタン13の動作にシャフト16a及び16bが無駄なく連動する。このため、操作荷重が、押ボタンスイッチ1の中央方向にスムーズに伝達される。
第2実施形態に係る押ボタンスイッチ1は、第1実施形態に係る押ボタン1に、補助板41及びナット42を加えた上述の構成を有することにより、縁部に対する斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、押下操作をスムーズに受け付けることができるのみならず、押ボタンスイッチ1の極端な縁部が押下された場合であっても、操作荷重が押ボタンスイッチ1の中央方向にスムーズに伝達される。これにより、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることをさらに好適に防止することが可能となる、という特徴を備えることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。また、本発明に係る要旨を逸脱しない範囲内であれば種々の変更を施してもよい。
例えば、上述の実施形態では、第1ボタン13に対する押下操作に連動して2枚の半月形状の作動板15a及び15bのそれぞれが作動する構成となっているが、これは例示にすぎない。必ずしも2枚の半月形状の作動板である必要はなく、例えば3枚以上の扇形状の作動板(例えば作動板15a、15b、15c、15d、15e・・・)のそれぞれが作動する構成としてもよい。この場合、作動板の枚数と同じ数のシャフト(例えばシャフト16a、16b、16c、16d、16e・・・)がそれぞれ作動板に連動して摺動するので、よりスムーズに押下操作を行うことができる。また、押ボタンスイッチ1の縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることをより確実に防止することができる。
また上述の実施形態では、押ボタンスイッチ1の用途として、車両扉開閉用押ボタンスイッチが想定されているが、これに限定されない。上述したように、本発明によればストローク損失の問題を解消し、また局所的な荷重が生じることを防止することができるため、薄型化や小型化が望まれる様々な分野の押ボタンスイッチに本発明を適用することができる。
以上まとめると、本発明が適用される車両扉開閉用押ボタンスイッチは、次のような構成を取れば足り、各種各様な実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される車両扉開閉用押ボタンスイッチ(例えば図1の押ボタンスイッチ1)は、
車両に乗降するために押下する車両扉開閉用押ボタンスイッチにおいて、
乗客からの押下操作を受け付けるボタン(例えば図1の第1ボタン13)と、
前記ボタンの操作面とは反対面に近接して配置され、前記押下操作に連動して、互いに独立して前記反対面上を移動自在な複数の作動板(例えば図1の作動板15a、15b)と、
前記複数の作動板の下方に配置され、前記複数の作動板の押下方向の動作に連動して接点の開閉を行う接点機構と、
前記複数の作動板のそれぞれと一対で連結され、前記複数の作動板のそれぞれと一体的に移動する複数のシャフト(例えば図1のシャフト16a及び16b)と、
前記複数のシャフトのそれぞれを押下方向に摺動自在に保持する複数のガイド機構と、
を備える。
この発明によれば、押ボタンスイッチ1の縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることを防止することができる。
また、本発明に係る車両扉開閉用押ボタンスイッチにおいて、前記作動板は、前記押下操作に連動して、前記シャフトが互いに近接または離間するように、前記反対面上を移動する、とすることができる。
また、前記複数のシャフトが前記ボタンの外縁部付近で立設するように、前記複数の作動板が前記反対面上に配置されている、とすることができる。
また、前記ボタンが円形状または略円形状を有するものであり、
前記シャフトが2本であり、
前記シャフトの中心軸同士を結ぶ仮想線が、前記ボタンの中心軸と交差することが好ましい、とすることができる。
この発明によれば、車両扉開閉用押ボタンスイッチの縁部に対する、斜め方向からの押下操作や、強い力による押下操作が行われた場合であっても、ストローク損失の問題、及び局所的な荷重が生じることをより効果的に防止することができる。
また、前記複数のシャフト(例えば図5のシャフト16a及び16b)のそれぞれの上端部には、補助板がそれぞれ設けられ、前記ボタン(例えば図5の第1ボタン13)を押下することができる。
この発明によれば、車両扉開閉用押ボタンスイッチの極端な縁部が押下された場合であっても、操作荷重が車両扉開閉用押ボタンスイッチの中央方向にスムーズに伝達され、押下された縁部の反対側の縁部付近には僅かな隙間のみが生じるのみとなる。その結果、車両扉開閉用押ボタンスイッチの極端な縁部が押下された際に生じ得る、押下量が不十分になるという課題を解決することができる。
1:押ボタンスイッチ、11:ベゼル、12:表示板、13:第1ボタン、14:接着部材、15a,15b:作動板、16a,16b:シャフト、17a,17b:ストップリング、18a,18b:コイルバネ、19:取付板、20:防水ゴム、21:第2ボタン、22:作動片、23:可動接片、24:第2接触端子、25:共通端子、26:第1接触端子、27:ベース、28:第1ケース、29a,29b:ブッシュ、30:基板、31:ボルト、32:ワッシャー、33:第1O(オー)リング、34:ハウジング、35:第2O(オー)リング、36:第2ケース、41:補助板、42:ナット、191:取付孔、201:取付孔、300:取付パネル、341a,341b:軸受、342:取付孔、343:取付片、361:ハーネス挿入孔、400:リード線

Claims (5)

  1. 車両に乗降するために押下する車両扉開閉用押ボタンスイッチにおいて、
    乗客からの押下操作を受け付けるボタンと、
    前記ボタンの操作面とは反対面に近接して配置され、前記押下操作に連動して、互いに独立して上下方向に移動可能な複数の作動板と、
    前記複数の作動板の下方に配置され、前記複数の作動板の押下方向の動作に連動して接点の開閉を行う接点機構と、
    前記複数の作動板のそれぞれと一対で連結され、前記複数の作動板のそれぞれと一体的に移動する複数のシャフトと、
    前記複数のシャフトのそれぞれを押下方向に摺動自在に保持する複数のガイド機構と、
    を備える車両扉用開閉押ボタンスイッチ。
  2. 前記作動板は、前記押下操作に連動して、連結されている前記シャフトが上下方向に移動するように、上下方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の車両扉開閉用押ボタンスイッチ。
  3. 前記複数のシャフトが前記ボタンの外縁部付近で立設するように、前記複数の作動板が前記反対面上に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両扉開閉用押ボタンスイッチ。
  4. 前記ボタンが円形状または略円形状を有するものであり、
    前記シャフトが2本であり、
    前記シャフトの中心軸同士を結ぶ仮想線が、前記ボタンの中心軸と交差することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の車両扉開閉用押ボタンスイッチ。
  5. 前記複数のシャフトのそれぞれの上端部には補助板がそれぞれ設けられ、当該補助板が前記ボタンを押圧していることを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の車両扉開閉用押ボタンスイッチ。
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