JP7233899B2 - 運転傾向解析システム、運転傾向解析方法及び運転傾向解析プログラム - Google Patents
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車両の動作を示すセンサデータを取得するセンサデータ取得部と、
前記車両のエンジンがON状態となって以降の、前記車両の運転者による運転行動を示す情報を、順次、取得する運転行動情報取得部と、
前記運転行動情報取得部が前記運転行動を示す情報を1回目に取得した際に前記センサデータ取得部が取得したセンサデータを、初期センサデータとして保持する保持部と、
前記運転行動情報取得部が前記運転行動を示す情報を2回目以降に取得するごとに前記センサデータ取得部が取得したセンサデータと、前記初期センサデータとの非類似度を算出する算出部と、
前記センサデータ取得部がセンサデータを取得した時間と、取得したセンサデータを用いて前記算出部が算出した非類似度と、に基づいて前記非類似度の時間変化を近似し、近似した時間変化から特定される、前記非類似度が所定の閾値を超えるタイミングで、前記車両の運転者による運転行動を示す情報に、変化が発生したと判定する判定部とを有する。
<運転傾向解析システムのシステム構成>
はじめに、運転傾向解析システムのシステム構成について説明する。図1は、運転傾向解析システムのシステム構成の一例を示す図である。図1に示すように、運転傾向解析システム100は、6軸モーションセンサ110と、データ処理装置120と、出力装置140とを有する。
次に、運転傾向解析システムの実施態様について説明する。図2は、運転傾向解析システムの実施態様を示す図である。図2に示すように、運転傾向解析システム100は、例えば2通りの実施態様により実現することができる。
次に、運転傾向解析部130が実行する運転傾向解析処理の概要について、図3~図5を用いて説明する。図3は、運転傾向解析処理に用いられる運転行動情報及びセンサデータの概要を説明するための図である。図3に示すように、運転傾向解析部130は、車両のエンジンがON状態となって以降、OFF状態となるまでの期間を1つの単位として、運転傾向解析処理を実行し、運転行動情報及びセンサデータを取得する。なお、運転行動情報とは、車両の運転者による現在の運転行動がどのような状態であるかを示す情報である。
次に、運転傾向解析部130の機能構成について説明する。図6は、運転傾向解析部の機能構成の一例を示す図である。図6に示すように、運転傾向解析部130は、センサデータ取得部601、運転行動情報取得部602、初期動作量取得部603、類似度算出部604、判定部605を有する。
次に、類似度算出部604により算出される、運転行動情報ごとの各回の非類似度の具体例について説明する。図7は、非類似度の時間変化の具体例を示す図である。図7において、横軸は、エンジンがON状態となって以降の経過時間を、縦軸は、非類似度を示している。
次に、運転傾向解析部130が実行する運転傾向解析処理の流れについて説明する。図8は、運転傾向解析処理の流れを示すフローチャートである。図8に示す運転傾向解析処理は、車両のエンジンがON状態となることで開始される。
次に、判定部605が出力する運転傾向の解析結果について説明する。判定部605は、車両のエンジンがON状態となって以降、OFF状態となるまでの期間に算出された非類似度を運転行動情報ごとにわけて示したグラフを、運転傾向の解析結果として出力装置140に出力する。図9は、運転傾向の解析結果の一例を示す図である。
以上の説明から明らかなように、第1の実施形態に係る運転傾向解析システムでは、
・車両のエンジンがON状態となって以降、OFF状態となるまでの期間を単位として、運転傾向解析処理を行う。
・運転傾向解析処理において、1回目の運転行動中のセンサデータと、2回目以降の各回の運転行動中のセンサデータとの非類似度を算出し、算出した非類似度が所定の閾値を超えた場合に、車両の運転者による運転行動に変化が発生したと判定する。
上記第1の実施形態では、運転行動情報取得部602による運転行動情報の取得方法について特に言及しなかったが、運転行動情報の取得方法は任意である。例えば、車両内のネットワーク(CAN(Controller Area Network))から取得してもよいし、センサデータを解析することで取得してもよい。センサデータを解析する場合にあっては、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、Z軸方向の加速度を解析することで、運転行動情報を取得してもよい。上記第1の実施形態において図4を用いて説明したとおり、運転行動情報は、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、Z軸方向の加速度のうちのいずれか2軸の加速度と関係するからである。
110 :6軸モーションセンサ
120 :データ処理装置
130 :運転傾向解析部
140 :出力装置
601 :センサデータ取得部
602 :運転行動情報取得部
603 :初期動作量取得部
604 :類似度算出部
605 :判定部
Claims (7)
- 車両の動作を示すセンサデータを取得するセンサデータ取得部と、
前記車両のエンジンがON状態となって以降の、前記車両の運転者による運転行動を示す情報を、順次、取得する運転行動情報取得部と、
前記運転行動情報取得部が前記運転行動を示す情報を1回目に取得した際に前記センサデータ取得部が取得したセンサデータを、初期センサデータとして保持する保持部と、
前記運転行動情報取得部が前記運転行動を示す情報を2回目以降に取得するごとに前記センサデータ取得部が取得したセンサデータと、前記初期センサデータとの非類似度を算出する算出部と、
前記センサデータ取得部がセンサデータを取得した時間と、取得したセンサデータを用いて前記算出部が算出した非類似度と、に基づいて前記非類似度の時間変化を近似し、近似した時間変化から特定される、前記非類似度が所定の閾値を超えるタイミングで、前記車両の運転者による運転行動を示す情報に、変化が発生したと判定する判定部と
を有することを特徴とする運転傾向解析システム。 - 前記保持部は、前記車両のエンジンがON状態となるごとに、保持している初期センサデータをリセットすることを特徴とする請求項1に記載の運転傾向解析システム。
- 前記運転行動を示す情報には、前記車両の運転者による加速動作、速度維持動作、減速動作、右折動作、左折動作、車線変更動作の少なくともいずれかを示す情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の運転傾向解析システム。
- 前記センサデータには、前記車両の前後方向の加速度、前記車両の幅方向の加速度、前記車両の高さ方向の加速度、前記車両の前後方向の軸周りの角速度、前記車両の幅方向の軸周りの角速度、前記車両の高さ方向の軸周りの角速度が含まれることを特徴とする請求項3に記載の運転傾向解析システム。
- 前記運転行動情報取得部は、前記車両の前後方向の加速度、前記車両の幅方向の加速度、前記車両の高さ方向の加速度のうちのいずれか2つの加速度に基づいて、前記車両の運転者による運転行動を示す情報を取得することを特徴とする請求項4に記載の運転傾向解析システム。
- センサデータ取得部が、車両の動作を示すセンサデータを取得するセンサデータ取得工程と、
運転行動情報取得部が、前記車両のエンジンがON状態となって以降の、前記車両の運転者による運転行動を示す情報を、順次、取得する運転行動情報取得工程と、
保持部が、前記運転行動情報取得工程において前記運転行動を示す情報が1回目に取得された際に前記センサデータ取得工程において取得されたセンサデータを、初期センサデータとして保持する保持工程と、
算出部が、前記運転行動情報取得工程において前記運転行動を示す情報が2回目以降に取得されるごとに前記センサデータ取得工程において取得されたセンサデータと、前記初期センサデータとの非類似度を算出する算出工程と、
判定部が、前記センサデータ取得工程においてセンサデータが取得された時間と、取得されたセンサデータを用いて前記算出工程において算出された非類似度と、に基づいて前記非類似度の時間変化を近似し、近似した時間変化から特定される、前記非類似度が所定の閾値を超えるタイミングで、前記車両の運転者による運転行動を示す情報に、変化が発生したと判定する判定工程と
を実行することを特徴とする運転傾向解析方法。 - 車両の動作を示すセンサデータを取得するセンサデータ取得工程と、
前記車両のエンジンがON状態となって以降の、前記車両の運転者による運転行動を示す情報を、順次、取得する運転行動情報取得工程と、
前記運転行動情報取得工程において前記運転行動を示す情報が1回目に取得された際に前記センサデータ取得工程において取得されたセンサデータを、初期センサデータとして保持する保持工程と、
前記運転行動情報取得工程において前記運転行動を示す情報が2回目以降に取得されるごとに前記センサデータ取得工程において取得されたセンサデータと、前記初期センサデータとの非類似度を算出する算出工程と、
前記センサデータ取得工程においてセンサデータが取得された時間と、取得されたセンサデータを用いて前記算出工程において算出された非類似度と、に基づいて前記非類似度の時間変化を近似し、近似した時間変化から特定される、前記非類似度が所定の閾値を超えるタイミングで、前記車両の運転者による運転行動を示す情報に、変化が発生したと判定する判定工程と
をコンピュータに実行させるための運転傾向解析プログラム。
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JP2014118000A (ja) | 2012-12-14 | 2014-06-30 | Nissan Motor Co Ltd | 旋回走行制御装置、旋回走行制御方法 |
JP2014237337A (ja) | 2013-06-06 | 2014-12-18 | スズキ株式会社 | ドライバ状態検出装置 |
JP2016166779A (ja) | 2015-03-09 | 2016-09-15 | 株式会社デンソー | 車両位置算出装置 |
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