JP7232954B1 - 順次切替回転2軸ヒンジ - Google Patents

順次切替回転2軸ヒンジ Download PDF

Info

Publication number
JP7232954B1
JP7232954B1 JP2022118241A JP2022118241A JP7232954B1 JP 7232954 B1 JP7232954 B1 JP 7232954B1 JP 2022118241 A JP2022118241 A JP 2022118241A JP 2022118241 A JP2022118241 A JP 2022118241A JP 7232954 B1 JP7232954 B1 JP 7232954B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
support
hole
petal
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022118241A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2024015877A (ja
Inventor
志煌 彭
嘉峻 戚
Original Assignee
▲きん▼禾科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ▲きん▼禾科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical ▲きん▼禾科技股▲ふん▼有限公司
Priority to JP2022118241A priority Critical patent/JP7232954B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7232954B1 publication Critical patent/JP7232954B1/ja
Publication of JP2024015877A publication Critical patent/JP2024015877A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

Figure 0007232954000001
【課題】使い易く小型化が可能なヒンジ構造を提供する。
【解決手段】サポート(10)と第1軸(20)第2軸(30)、切替板(40)とを含み、第1軸(20)は第1ロッドと第1カム(22)とを含み、第1カム(22)には第1ノッチ(221)が成形され、第2軸(30)は第2ロッドと第2カム(32)とを含み、第2カム(32)には第2ノッチ(321)が成形され、サポート(10)に設けられた切替板(40)の周囲を取り囲んで連続的に設けられる複数の花弁状突起が成形され、複数の花弁状突起が第1カム(22)と第2カム(32)から順次押されることで、切替板(40)はサポート(10)に対してその場で回転し、複数の花弁状突起の少なくとも1つは第1カム(22)が回転を制限される時に第1ノッチ(221)に接触し、第2カム(32)が回転を制限される時に第2ノッチ(321)に接触する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2軸ヒンジに関し、特に、順次切替回転2軸ヒンジである。
特許文献1では2軸ピボット装置が開示されている。当該2軸ピボット装置は第1回転軸と、第2回転軸と、連結サポートとを含み、当該第1回転軸は当該第2回転軸と並んで当該連結サポートに枢設され、当該連結サポートは回転部品を有し、当該回転部品は当該第1回転軸と当該第2回転軸が順次回転する時に押され、且つ、当該第1回転軸の第1溝又は当該第2回転軸の第2溝に係入される時に、当該第1回転軸と当該第2回転軸が引き続き回転できないよう制限する。
また、特許文献1では、当該連結サポートにおける当該回転部品が弾性的に回転するという説明があり、即ち、当該連結サポートは当該回転部品に対応して設けられるトーションばねをさらに含み、当該トーションばねには初期段階で弾性復元力が蓄積され、当該第1回転軸の当該第1溝が当該回転部品の近くまで回転する時に、当該トーションばねが弾性復元力を放ち、当該回転部品が押されて回転しながら当該第1溝に入り、当該第1回転軸が逆の方向に回転するようになると、当該回転部品が当該第1回転軸を介して当該トーションばねを押し付けて、当該トーションばねには再び弾性復元力が蓄積される。しかし、特許文献1で開示されたヒンジは構造が複雑で、ヒンジ自体にねじり力が存在しているため、特許文献1に係るヒンジを使う時、使用者はその固有のねじり力を克服するだけでなく、トーションばねからもたらされる弾性力を克服しなければならず、特許文献1の装置は使いにくいという問題があった。
ヒンジ分野では、上記の課題を解決するために、例えば、特許文献2~6などのように、切替板が可動で使用者が使いやすい2軸ヒンジが開発されている。このような2軸ヒンジの実施形態としては、主に、切替板を介して回転する軸から押されることで、当該切替板がサポートにおいて変位し、他方の軸を制限するものである。しかし、当該2軸ヒンジは切替板の動作空間の制限があるため、小型化が難しく、対象物への使用にも影響が出る。
台湾特許公告第TWI490420号 台湾実用新案公告第TWM584450号 台湾特許公告第TWI763516号 台湾実用新案公告第TWM625917号 台湾実用新案公告第TWM625897号 台湾実用新案公告第TWM581358号
本発明の主な目的は、トーションばねで実施した従来のヒンジ構造は、使用者が使いにくいという課題を解決することである。
本発明の更なる目的は、従来のヒンジは切替板の動作空間から制限を受けるため、ヒンジの小型化が難しいという課題を解決することである。
本発明では、上記の目的を達成するために、サポートと、第1軸と、第2軸と、切替板とを含む、順次切替回転2軸ヒンジが提供され、当該サポートには、第1貫通穴と、当該第1貫通穴から隔たる第2貫通穴と、当該第1貫通穴と当該第2貫通穴の間に位置する組立穴とが成形される。当該第1軸は、当該第1貫通穴を貫通し当該サポートに対して回転できる第1ロッドと、当該第1ロッドに設けられそれに従って回転する第1カムとを含み、当該第1カムには第1ノッチが成形される。当該第2軸は当該第1軸に平行に設けられ、当該第2軸は、当該第2貫通穴を貫通し当該サポートに対して回転できる第2ロッドと、当該第2ロッドに設けられそれに従って回転する第2カムとを含み、当該第2カムには第2ノッチが成形される。当該切替板は当該組立穴に設けられ、当該切替板には、当該切替板の周囲を取り囲んで連続的に設けられる複数の花弁状突起が成形され、当該複数の花弁状突起が当該第1カムと当該第2カムから順次押されることで、当該切替板は当該サポートに対してその場で回転し、当該複数の花弁状突起の少なくとも1つは、当該第1カムが回転を制限される時に当該第1ノッチに接触し、当該第2カムが回転を制限される時に当該第2ノッチに接触する。当該2軸ヒンジは、当該第1カム又は当該第2カムが当該複数の花弁状突起の少なくとも1つを押す時に当該切替板をその場で回転させる第1状態と、当該第1カムと当該第2カムの一方が引き続き回転できない時に当該切替板を当該第1カムと当該第2カムの他方から押す第2状態とを有する。
一実施例において、当該切替板は、当該複数の花弁状突起を成形させるために当該切替板の周囲に設けられる連続波面を有する。
一実施例において、当該複数の花弁状突起のそれぞれに対応する中心角は等しい。
一実施例において、当該切替板には当該組立穴に向き合う開孔が成形され、当該2軸ヒンジは、当該開孔と当該組立穴を順次貫通して当該切替板がその場でしか回転できないように制限するピンを含む。
一実施例において、当該開孔は当該組立穴より直径が大きく、当該ピンは、当該組立穴に入り込む小径部と、当該小径部に続いて当該開孔に入り込む大径部とを含む。
一実施例において、当該第1カムは、当該複数の花弁状突起に接触する第1円弧面と、それぞれ当該第1円弧面の両端に接続され且つそれと一緒に当該第1ノッチを成形させる第1平面とを有し、当該第2カムは、当該複数の花弁状突起に接触する第2円弧面と、それぞれ当該第2円弧面の両端に接続され且つそれ一緒に当該第2ノッチを成形させる第2平面とを有する。
一実施例において、当該第1軸は、当該第1ロッドに従って回転し当該第1ロッドの当該サポートにおける回転軌跡を制限する第1付設ホイールを含み、当該第2軸は、当該第2ロッドに従って回転し当該第2ロッドの当該サポートにおける回転軌跡を制限する第2付設ホイールを含む。
一実施例において、当該サポートには、それぞれ当該第1付設ホイールと当該第2付設ホイールに向き合って当該第1付設ホイールと当該第2付設ホイールの回転を制限する2つのバリア壁が成形される。
一実施例において、当該サポートは、当該第1貫通穴と当該第2貫通穴とが設けられるベースと、当該ベースに設けられ当該ベースと一緒に当該組立穴を成形させるボスとを含み、当該ボスには、当該第1付設ホイールに向き合う側と当該第2付設ホイールに向き合う側にそれぞれ当該2つのバリア壁の1つが成形される。
一実施例において、当該2軸ヒンジは、当該サポートの側に設けられ且つ当該第1軸と当該第2軸とを接続させる少なくとも1つの接続板と、当該サポートの側に設けられ且つそれぞれ当該第1軸、当該第2軸に位置する2つのトーションリード組とを有する。
本発明は、上述したように実施すると、従来の技術と比べて次の特徴を有する。本発明では、切替板の周囲に複数の花弁状突起が連続的に成形され、複数の花弁状突起が第1軸と第2軸が順次回転する時に押されることで、切替板はサポートに対してその場で回転し、第1軸と第2軸が回転を制限される時、複数の花弁状突起の少なくとも1つが第1ノッチ又は第2ノッチに接触し、これにより、従来の構造は使用者が使いにくいという課題は本発明によって解決されるとともに、2軸ヒンジは構造が安定的で小型化が可能である。
図1は、本発明の一実施例の立体的構造の概略図である。 図2は、本発明の一実施例の分解概略図その1である。 図3は、本発明の一実施例の分解概略図その2である。 図4は、本発明の一実施例の正面概略図である。 図5は、本発明の一実施例の側面概略図である。 図6は、本発明の一実施例に係る実施の側面概略図その1である。 図7は、本発明の一実施例に係る実施の側面概略図その2である。 図8は、本発明の一実施例に係る実施の側面概略図その3である。 図9は、本発明の一実施例に係る実施の側面概略図その4である。 図10は、本発明の図4のA-A線断面概略図である。 図11は、本発明の図4に係る実施のA-A線断面概略図その1である。 図12は、本発明の図4に係る実施のA-A線断面概略図その2である。
次に、図面を参照して、本発明の技術内容を詳細に説明する。
図1から図9が参照されるとおり、本発明では、サポート10と、第1軸20と、第2軸30と、切替板40とを含む、順次切替回転2軸ヒンジ100が提供される。サポート10には、第1貫通穴11と、第2貫通穴12と、組立穴13とが成形され、第1貫通穴11は第2貫通穴12から隔たって設けられ、組立穴13は第1貫通穴11と第2貫通穴12の間に位置する。第1軸20はサポート10に設けられ、第1軸20は第1ロッド21と、第1カム22とを含み、第1ロッド21は第1貫通穴11を貫通し押される時にはサポート10に対して回転でき、第1カム22は第1ロッド21に設けられ、第1カム22は第1ロッド21から一体成形されてもよいし、追加の部品として第1ロッド21に外嵌されてもよく、第1カム22は第1ロッド21が回転する時にそれに従って回転し、第1カム22には第1ノッチ221が成形される。
さらに、第2軸30はサポート10において第1軸20に平行に設けられ、第2軸30は、第2ロッド31と第2カム32とを含み、第2ロッド31は第2貫通穴12を貫通し、第1ロッド21から隔たり、第2ロッド31は押される時にサポート10に対して回転でき、第2カム32は第2ロッド31に設けられ、第2カム32は第2ロッド31から一体成形されてもよいし、追加の部品として第2ロッド31に組み立てられてもよく、第2カム32と第1カム22は同じ形態で設けるように限定されず、第2カム32は第2ロッド31が回転する時にそれに従って回転し、第2カム32には第2ノッチ321が成形される。
さらに、切替板40はサポート10に位置し且つ組立穴13内に設けられ、切替板40、第1軸20と第2軸30はサポート10おいてに一直線上に配列され、切替板40には複数の花弁状突起41が成形され、複数の花弁状突起41は切替板40の周囲を取り囲んで連続的に設けられ、複数の花弁状突起41の少なくとも1つは第1カム22に向き合い、複数の花弁状突起41の少なくとももう1つは第2カム32に向き合う。また、複数の花弁状突起41は、2軸ヒンジ100の実施形態として第1カム22と第2カム32から順次押され、且つ押される時には第1カム22と第2カム32に順次接触し、なお、複数の花弁状突起41が押される時に、切替板40は組立穴13の形態から制限を受けて、サポート10からずれなくて済み、つまり、切替板40はサポート10におけるその位置を変えずに、サポート10に対してその場で回転するだけである。また、第1カム22が回転を制限される時には、複数の花弁状突起41の少なくとも1つが第1ノッチ221に接触し、第2カム32が回転を制限される時には、複数の花弁状突起41の少なくとも1つが第2ノッチ321に接触する。
さらに、2軸ヒンジ100は、その実施形態として、第1カム22又は第2カム32が複数の花弁状突起41の少なくとも1つを押す第1状態と、第1カム22又は第2カム32が引き続き回転できない第2状態とを有する。詳しく言えば、図5から図9が参照されるとおり、初期段階では、2軸ヒンジ100が開かれず、第1軸20が回転を制限されず、第2軸30が回転を制限されて、複数の花弁状突起41の1つが第2ノッチ321に接触するとする。また、2軸ヒンジ100が開かれる時に、第1ロッド21はサポート10に対して回転し、第1カム22は第1ロッド21に連れられて複数の花弁状突起41を押し、この時に、2軸ヒンジ100が当該第1状態になり、切替板40は複数の花弁状突起41に作用されてその場で回転する。これと同時に、切替板40が回転する間に、複数の花弁状突起41は第2カム32に接触しているものの、第2カム32が制限されるため、複数の花弁状突起41は第2カム32を押して回転させることができない。
さらに、第1軸20が持続的に回転してこれ以上回転できない時に、2軸ヒンジ100は当該第2状態になり、複数の花弁状突起41の少なくとも1つが第1ノッチ221に接触する。その後、2軸ヒンジ100は第2ロッド31の方がサポート10に対して回転し、当該第2状態から当該第1状態に変わり、第2ロッド31はサポート10に対して回転し、複数の花弁状突起41の少なくとも1つを押して、切替板40をサポート10においてその場で回転させる。また、切替板40が回転する間に、複数の花弁状突起41は第1カム22に接触しているものの、第1カム22が制限されるため、複数の花弁状突起41は第1カム22を押して回転させることができない。その後、第2軸30が持続的にサポート10に対して回転し、第2ロッド31がこれ以上回転できない時に、2軸ヒンジ100は完全に開かれる。
2軸ヒンジ100が閉じようとする時に、第2軸30は作用されてサポート10に対して逆の方向に回転し、この時に2軸ヒンジ100は当該第2状態から当該第1状態に戻り、切替板40が第2カム32に作用されてその場で回転する。第2ロッド31がこれ以上サポート10に対して回転できない時に、2軸ヒンジ100は当該第2状態になり、複数の花弁状突起41の少なくとも1つが第2ノッチ321に接触し、切替板40は第1カム22の方から押される。その後、複数の花弁状突起41が順次第1カム22から押され、これと同時に、2軸ヒンジ100が当該第1状態になり、切替板40がサポート10においてその場で回転する。第1ロッド21が持続的に回転してこれ以上サポート10に対して回転できない時に、2軸ヒンジ100は完全に閉じられる。
上記で分かるように、本発明では、切替板40が第1軸20と第2軸30から押される時に、サポート10において回転するが、サポート10におけるその位置は変わらない。また、本発明では、切替板40は従来のトーションばねで実施されないため、使用者は従来のヒンジを使う時にトーションばねの作用力を克服しなければならないため使いにくいという問題点を緩和している。また、本発明に係る2軸ヒンジ100は構造がシンプルで、小型化が可能であるという特徴を有する。
さらに、図1から図5が参照されるとおり、一実施例において、切替板40は連続波面42を有し、連続波面42は、複数の花弁状突起41を成形させるために、切替板40の周囲に設けられる。また、本実施例において、複数の花弁状突起41のそれぞれに対応する中心角411は等しく、複数の花弁状突起41の形態が同じである。
もう1つの一実施例において、切替板40には開孔43が成形され、開孔43は組立穴13に向き合って設けられ、2軸ヒンジ100はピン50をさらに含み、組み立てる時にピン50は開孔43と組立穴13に順次貫通され、切替板40がサポート10に対してその場で回転するように制限する。さらに、開孔43の直径は組立穴13の直径より大きく、ピン50は組立穴13及び開孔43に安定的に組み付けられ、ピン50は小径部51と、大径部52とを含み、小径部51は組立穴13に入り込み、大径部52は小径部51に続いて開孔43に入り込む。
また、図1から図5が参照されるとおり、一実施例において、第1カム22は1つの第1円弧面222と2つの第1平面223とを有し、第1円弧面222は複数の花弁状突起41の少なくとも1つに接触し、第1カム22が回転する時に、第1円弧面222は複数の花弁状突起41の少なくとも1つを押す。また、2つの第1平面223は第1円弧面222の両端に接続され、2つの第1平面223は違う方向に傾斜していて、一緒に第1ノッチ221を成形させる。また、第2カム32は第2円弧面322と2つの第2平面323とを有し、第2円弧面322は複数の花弁状突起41の少なくとも1つに接触し、第2カム32が回転する時、第2円弧面322は複数の花弁状突起41の少なくとも1つを押す。また、2つの第2平面323は第2円弧面322の両端に接続され、2つの第2平面323が違う方向に傾斜していて、一緒に第2ノッチ321を成形させる。
さらに、もう1つの一実施例において、図3、図10から図12が参照されるとおり、本発明では第1軸20の回転を制限するために、第1軸20は第1付設ホイール23を含み、第1付設ホイール23は第1ロッド21に設けられ且つ第1カム22に隣接し、第1付設ホイール23は第1ロッド21に従って回転し、第1付設ホイール23が回転する間にサポート10に止められて、第1ロッド21はサポート10に対してこれ以上回転できない。より詳しく言えば、一実施例において、第1付設ホイール23は1つの第1円弧状の作業面231と、それぞれ第1円弧状の作業面231に接続される第1制限平面232と、2つの第1制限平面232を連結し第1円弧状の作業面231に対向する1つの第1連結面233とを有する。第1円弧状の作業面231は第1付設ホイール23が回転する間にサポート10と互いに干渉せず、2つの第1制限平面232は第1付設ホイール23に平行に設けられ、2つの第1制限平面232は第1付設ホイール23が回転する間にサポート10と互いに干渉し、これによって2つの第1制限平面232は第1付設ホイール23が180°でしか回転できないように制限する。また、本発明では第2軸30が回転を制限されてもよく、第2軸30は第2付設ホイール33を含み、第2付設ホイール33は第2ロッド31に設けられ且つ第2カム32に隣接し、第2付設ホイール33は第2ロッド31に従って回転し、第2付設ホイール33が回転する間にサポート10に止められて、第2ロッド31はサポート10に対してこれ以上回転できない。より詳しく言えば、一実施例において、第2付設ホイール33は1つの第2円弧状の作業面331と、それぞれ第2円弧状の作業面331に接続される2つの第2制限平面332と、2つの第2制限平面332を連結し第2円弧状の作業面331に対向する1つの第2連結面333とを有する。第2円弧状の作業面331は第2付設ホイール33が回転する間にサポート10と互いに干渉せず、2つの第2制限平面332は第2付設ホイール33に設けられ、2つの第2制限平面332は第2付設ホイール33が回転する間にサポート10と互いに干渉し、これによって2つの第2制限平面332は第2付設ホイール33が180°でしか回転できないように制限する。また、第2連結面333は第2付設ホイール33が回転する間にサポート10と互いに干渉し、これによって第2ロッド31の回転を制限する。また、第2付設ホイール33の動作原理は第1付設ホイール23と同じであるため、本明細書の図面には詳しくは説明されていない。
さらに、一実施例において、サポート10には2つのバリア壁14が成形され、2つのバリア壁14はサポート10の対向する両側に位置し、それぞれ第1付設ホイール23と第2付設ホイール33に向き合い、2つのバリア壁14の一方は第1付設ホイール23の回転を制限するために用いられ、2つのバリア壁14の他方は第2付設ホイール33の回転を制限するために用いられる。より詳しく言えば、2つのバリア壁14の一方が第1円弧状の作業面231に接触する時に第1ロッド21は回転を制限されず、2つの第1制限平面232に接触する時に第1ロッド21が制限される。同様に、2つのバリア壁14の一方が第2円弧状の作業面331に接触する時に第2ロッド31は回転を制限されず、2つの第2制限平面332に接触する時に第2ロッド31が制限される。
さらに、2つのバリア壁14はそれぞれ1つの回転許容セクション141と、2つの回転制限セクション142とを有し、2つのバリア壁14の2つの回転許容セクション141はそれぞれ第1円弧状の作業面231と第2円弧状の作業面331に接触するが、第1円弧状の作業面231又は第2円弧状の作業面331を制限しない。2つの回転制限セクション142は回転許容セクション141の両端に位置し、2つの回転制限セクション142は2つの第1制限平面232又は2つの第2制限平面332に接触し、2つの第1円弧状の作業面231と第2円弧状の作業面331に止める機能を付与する。
さらに、一実施例において、図2~図3を参照すると、本発明でサポート10はベース15とボス16とを含み、ベース15には第1貫通穴11と第2貫通穴12とが設けられ、ボス16はベース15に設けられ、ボス16とベース15が一緒に組立穴13を成形させており、ボス16には、第1付設ホイール23に向き合う側と第2付設ホイール33に向き合う側にそれぞれ2つのバリア壁14の1つが成形される。
さらに、一実施例において、本発明では、2軸ヒンジ100のねじり力を向上させるために、2軸ヒンジ100は少なくとも1つの接続板60と、2つのトーションリード組70とを有し、接続板60はサポート10の側に設けられ第1軸20と第2軸30に接続され、2つのトーションリード組70はサポート10の側に位置し接続板60に向き合い、2つのトーションリード組70と接続板60はそれぞれ第1軸20、第2軸30に位置する。
100 順次切替回転2軸ヒンジ
10 サポート
11 第1貫通穴
12 第2貫通穴
13 組立穴
14 バリア壁
141 回転許容セクション
142 回転制限セクション
15 ベース
16 ボス
20 第1軸
21 第1ロッド
22 第1カム
221 第1ノッチ
222 第1円弧面
223 第1平面
23 第1付設ホイール
231 第1円弧状の作業面
232 第1制限平面
233 第1連結面
30 第2軸
31 第2ロッド
32 第2カム
321 第2ノッチ
322 第2円弧面
323 第2平面
33 第2付設ホイール
331 第2円弧状の作業面
332 第2制限平面
333 第2連結面
40 切替板
41 花弁状突起
411 中心角
42 連続波面
43 開孔
50 ピン
51 小径部
52 大径部
60 接続板
70 トーションリード組

Claims (10)

  1. 第1貫通穴と、前記第1貫通穴から隔たる第2貫通穴と、前記第1貫通穴と前記第2貫通穴の間に位置する組立穴とが成形されるサポートと、
    前記第1貫通穴を貫通し前記サポートに対して回転できる第1ロッドと、前記第1ロッドに設けられそれに従って回転する第1カムとを含み、前記第1カムの外周縁には第1ノッチが成形される第1軸と、
    前記第1軸に平行に設けられる第2軸であって、前記第2貫通穴を貫通し前記サポートに対して回転できる第2ロッドと、前記第2ロッドに設けられそれに従って回転する第2カムとを含み、前記第2カムの外周縁には第2ノッチが成形される前記第2軸と、
    前記組立穴にその位置で回転可能に組み付けられる切替板であって、前記切替板には、前記切替板の周囲を取り囲んで連続的に設けられる複数の花弁状突起が成形され、前記複数の花弁状突起が前記第1カムと前記第2カムから順次押されることで、前記切替板は前記サポートに対してその場で回転し、前記複数の花弁状突起の少なくとも1つは、前記第1カムが回転を制限される時に前記第1ノッチに接触し、前記複数の花弁状突起の少なくとももう1つは、前記第2カムが回転を制限される時に前記第2ノッチに接触し、前記複数の花弁状突起の少なくとも1つと前記複数の花弁状突起の少なくとももう1つは、それぞれ切替板の回転軸に対して対向する両側に位置する前記切替板とを含み、
    前記第1カム又は前記第2カムが前記複数の花弁状突起の少なくとも1つを押す時に前記切替板をその場で回転させる第1状態と、前記第1カムと前記第2カムの一方が引き続き回転できない時に前記切替板を前記第1カムと前記第2カムの他方から押す第2状態とを有することを特徴とする順次切替回転2軸ヒンジ。
  2. 前記切替板は、前記複数の花弁状突起を成形させるために前記切替板の周囲に設けられる連続波面を有することを特徴とする請求項1に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  3. 前記複数の花弁状突起のそれぞれに対応する中心角は等しいことを特徴とする請求項2に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  4. 前記切替板には前記組立穴に向き合う開孔が成形され、前記2軸ヒンジは、前記開孔と前記組立穴を順次貫通して前記切替板がその場でしか回転できないように制限するピンを含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  5. 前記開孔は前記組立穴より直径が大きく、前記ピンは、前記組立穴に入り込む小径部と、前記小径部に続いて前記開孔に入り込む大径部とを含むことを特徴とする請求項4に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  6. 前記第1カムは、前記複数の花弁状突起に接触する第1円弧面と、それぞれ前記第1円弧面の両端に接続され且つそれと一緒に前記第1ノッチを成形させる第1平面とを有し、前記第2カムは、前記複数の花弁状突起に接触する第2円弧面と、それぞれ前記第2円弧面の両端に接続され且つそれ一緒に前記第2ノッチを成形させる第2平面とを有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  7. 前記第1軸は、前記第1ロッドに従って回転し前記第1ロッドの前記サポートにおける回転軌跡を制限する第1付設ホイールを含み、前記第2軸は、前記第2ロッドに従って回転し前記第2ロッドの前記サポートにおける回転軌跡を制限する第2付設ホイールを含むことを特徴とする請求項6に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  8. 前記サポートには、それぞれ前記第1付設ホイールと前記第2付設ホイールに向き合って前記第1付設ホイールと前記第2付設ホイールの回転を制限する2つのバリア壁が成形されることを特徴とする請求項7に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  9. 前記サポートは、前記第1貫通穴と前記第2貫通穴とが設けられるベースと、前記ベースに設けられ前記ベースと一緒に前記組立穴を成形させるボスとを含み、前記ボスには、前記第1付設ホイールに向き合う側と前記第2付設ホイールに向き合う側にそれぞれ前記2つのバリア壁の1つが成形されることを特徴とする請求項8に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
  10. 前記サポートの側に設けられ且つ前記第1軸と前記第2軸とを接続させる少なくとも1つの接続板と、前記サポートの側に設けられ且つそれぞれ前記第1軸、前記第2軸に位置する2つのトーションリード組とを有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の順次切替回転2軸ヒンジ。
JP2022118241A 2022-07-25 2022-07-25 順次切替回転2軸ヒンジ Active JP7232954B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022118241A JP7232954B1 (ja) 2022-07-25 2022-07-25 順次切替回転2軸ヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022118241A JP7232954B1 (ja) 2022-07-25 2022-07-25 順次切替回転2軸ヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP7232954B1 true JP7232954B1 (ja) 2023-03-03
JP2024015877A JP2024015877A (ja) 2024-02-06

Family

ID=85383471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022118241A Active JP7232954B1 (ja) 2022-07-25 2022-07-25 順次切替回転2軸ヒンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7232954B1 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130135809A1 (en) 2011-11-28 2013-05-30 Beijing Lenovo Software Ltd. Terminal apparatus
JP2013249855A (ja) 2012-05-30 2013-12-12 Naturaleza One:Kk 2軸ヒンジ
CN104932608A (zh) 2014-03-17 2015-09-23 联想(北京)有限公司 一种铰链连接结构及笔记本电脑
CN211901259U (zh) 2020-02-18 2020-11-10 新日兴股份有限公司 枢纽器与使用其的电子装置
CN214661468U (zh) 2021-03-29 2021-11-09 兆利科技工业股份有限公司 双轴交替翻转结构

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130135809A1 (en) 2011-11-28 2013-05-30 Beijing Lenovo Software Ltd. Terminal apparatus
JP2013249855A (ja) 2012-05-30 2013-12-12 Naturaleza One:Kk 2軸ヒンジ
CN104932608A (zh) 2014-03-17 2015-09-23 联想(北京)有限公司 一种铰链连接结构及笔记本电脑
CN211901259U (zh) 2020-02-18 2020-11-10 新日兴股份有限公司 枢纽器与使用其的电子装置
CN214661468U (zh) 2021-03-29 2021-11-09 兆利科技工业股份有限公司 双轴交替翻转结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2024015877A (ja) 2024-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9009919B1 (en) Steady opening and closing double-axis hinge
JP4740627B2 (ja) 電子機器の二軸ヒンジ装置
EP2952075B1 (en) Hinge assembly
WO2021136028A1 (zh) 铰链装置以及折叠终端
KR20050056147A (ko) 개량된 힌지를 갖는 전자 장치
WO2005026562A1 (ja) 回転支持機構および携帯端末
JP2014192398A (ja) 電子機器
JP4175493B2 (ja) ヒンジ装置
US11640188B2 (en) Hinge capable of widely expanding
JP7232954B1 (ja) 順次切替回転2軸ヒンジ
KR20050115896A (ko) 힌지기구
TWI463078B (zh) Card lathe biaxial hub
CN101223373B (zh) 铰接组件
TWM575953U (zh) Bending mechanism and flexible screen display device
EP2615317A1 (en) Hinge mechanism
TWI809972B (zh) 依序切換轉動的雙軸鉸鍊
TWM485598U (zh) 轉軸裝置
TWM635216U (zh) 連桿式樞紐器及使用其的可攜式電子裝置
CN209921946U (zh) 枢纽器与使用其的置物盒
KR100608551B1 (ko) 이동통신 단말기의 스윙 힌지 구조
JP3216821U (ja) 洗濯バサミ
CN201368117Y (zh) 开轻关重枢纽器
KR200226693Y1 (ko) 힌지장치
WO2012105296A1 (ja) ヒンジ装置
CN209925423U (zh) 枢纽器与使用其的电子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220725

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20220725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7232954

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150