JP7232719B2 - 水路トンネル検査装置及び水路トンネル検査装置の制御方法 - Google Patents

水路トンネル検査装置及び水路トンネル検査装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、水路トンネル検査装置及びその制御方法に関する。
利水、灌漑その他の目的で、多くの水路が建設され、供用されている。水路の中には、地下に建設されているもの、即ち、水路トンネル(地下水路)として建設されているものもある。
このような水路トンネルについて検査する要望がある。水路トンネルは、経年劣化し得るので、水路トンネルの安全で安定的な供用のためには、水路トンネルの状態を定期的に検査することが望ましい。特に、大きな地震が発生したような場合には、水路トンネルの健全性を確認するために水路トンネルの壁面を検査することが望ましい。
本出願の出願人は、先に、水路トンネルの壁面を検査するための水路トンネル検査装置について特許出願を行っている(特開2018-199915号公報参照)。この特許出願は、バルーン(エンベロープ)に観測システム及びコントローラを搭載し、水路トンネルの内部を自律的に飛行しながら壁面を検査する水路トンネル検査装置を開示している。
このような水路トンネル検査装置は、水路トンネルの内部を安定して飛行できることが望ましい。水路トンネルの内部には、しばしば風が吹いており、この風は、水路トンネル検査装置の飛行を不安定にさせ得る。飛行が不安定であると、水路トンネル検査装置が、水路トンネルの壁面と衝突する事態が発生し得る。
特開2018-199915号公報
したがって、本発明の目的の一つは、水路トンネル検査装置の飛行の安定性を向上するための技術を提供することにある。本発明の他の目的及び新規な特徴は、以下の開示から当業者には理解されるであろう。
本発明の一の観点では、水路トンネルの内部を飛行するように構成された水路トンネル検査装置が、空気よりも比重が軽い気体が封入されるバルーンと、前記バルーンに搭載され、推力を発生する推力発生機構と、前記推力発生機構を制御するコントローラとを備えている。前記推力発生機構の制御は、前記水路トンネル検査装置に設定されている基準軸を水平面内で旋回させる推力を発生する第1制御と、前記水平面内にあり前記基準軸に垂直な方向に前記水路トンネル検査装置を移動させる推力を発生する第2制御とを含む。前記コントローラは、前記基準軸の前記水路トンネルの延伸方向に対する傾き角が規定範囲から外れている場合、前記第2制御を行わずに前記第1制御を優先的に行い、前記傾き角が前記規定範囲内にある場合、前記第2制御を行うように構成されている。
本発明の他の観点では、空気よりも比重が軽い気体が封入されるバルーンを備え、水路トンネルの内部を飛行するように構成された水路トンネル検査装置の制御方法が提供される。当該制御方法は、前記水路トンネル検査装置に設定されている基準軸を水平面内で旋回させる推力を発生する第1制御と、前記水平面内にあり前記基準軸に垂直な方向に前記水路トンネル検査装置を移動させる推力を発生する第2制御とを選択的に行うステップを含む。前記基準軸の前記水路トンネルの延伸方向に対する傾き角が規定範囲から外れている場合、前記第2制御を行わずに前記第1制御を優先的に行い、前記傾き角が前記規定範囲内にある場合、前記第2制御を行う。
本発明によれば、水路トンネル検査装置の飛行の安定性を向上するための技術が提供される。
一実施形態における、水路トンネル検査システム及びそれに用いられる水路トンネル検査装置の構成を示す側面図である。 一実施形態における水路トンネル検査装置の機体の構成を示す側面図である。 一実施形態におけるフレームの構成を示す側面図である。 一実施形態におけるフレームの構成を示す正面図である。 一実施形態におけるフレーム及び各フレームバーの構成を示す側面図である。 一実施形態における水路トンネル検査装置のシステム構成を示すブロック図である。 一実施形態における水平方向推力制御を説明する図である。 一実施形態における垂直方向推力制御を説明する図である。 一実施形態における水平方向推力制御を示すフローチャートである。 一実施形態における距離制御を示すフローチャートである。 一実施形態において、距離制御により設定される回転数指令を示すグラフである。
一実施形態では、図1に図示されるように、水路トンネル検査システム100が、水路トンネル検査装置1とモニター端末2とを備えている。なお、以下の説明においては、水路トンネル検査装置1の横方向にX軸が規定され、前後方向にY軸が規定され、上下方向にZ軸が規定されたXYZ直交座標系が、方向を表すために用いられることがある。
水路トンネル検査装置1は、飛行船として構成されており、水路トンネルの内部を飛行して壁面を検査するように構成されている。一実施形態では、水路トンネルは、地下に設けられている水路である。水路トンネル検査装置1は、水路トンネルの内部を飛行し、水路トンネルの壁面の状態に関する情報を取得するように構成されている。一実施形態では、水路トンネル検査装置1は、水路トンネルの内部を飛行しながら水路トンネルの壁面を撮影して撮影画像を取得するように構成されている。
モニター端末2は、水路トンネル検査装置1を遠隔的に操作するために用いられる。加えて、モニター端末2は、水路トンネル検査装置1によって取得された水路トンネルの壁面の状態に関する情報を表示するように構成されている。一実施形態では、モニター端末2は、水路トンネル検査装置1によって得られた水路トンネルの壁面の撮影画像を、表示部2aに表示するように構成される。
一実施形態では、水路トンネル検査装置1が、バルーン3と、機体4と、メインスラスタ5と、壁面情報取得装置6とを備えている。バルーン3の内部には空気よりも軽い気体、例えば、ヘリウムが封入されており、水路トンネル検査装置1は、バルーン3によって得られる浮力を利用して飛行する。バルーン3は、水路トンネル検査装置1の前後方向、図1においてはY軸方向に長い形状を有している。機体4、メインスラスタ5及び壁面情報取得装置6は、いずれも、バルーン3に搭載されている。機体4は、バルーン3の下部に接合されている。メインスラスタ5は、バルーン3の前後方向の一端に接合され、壁面情報取得装置6は、他端に接合される。メインスラスタ5は、水路トンネル検査装置1の前後方向に推力を発生するように構成されている。壁面情報取得装置6は、水路トンネルの壁面の状態に関する情報を取得するように構成されている。一実施形態では、壁面情報取得装置6は、水路トンネルの壁面を撮影して撮影画像を取得する。
図2に図示されるように、一実施形態では、機体4が、支持体11と、サイドスラスタ12、13と、バーチカルスラスタ14、15と、メインユニット16とを備えている。
支持体11は、サイドスラスタ12、13と、バーチカルスラスタ14、15と、メインユニット16とを支持する。支持体11には、受け具17が設けられており、機体4は、受け具17によってバルーン3に接合される。
サイドスラスタ12、13と、バーチカルスラスタ14、15とは、上述のメインスラスタ5と共に、推力を発生する推力発生機構を構成している。サイドスラスタ12、13は、水路トンネル検査装置1の横方向、図2においては、+X方向又は-X方向に推力を発生するように構成されている。サイドスラスタ12、13は、水路トンネル検査装置1を横方向に平行移動させるための推力の発生、及び、水路トンネル検査装置1を水平面内で旋回させるための推力の発生に用いられる。サイドスラスタ12、13が推力を発生する方向は、同一とは限らない。例えば水路トンネル検査装置1を水平面内で旋回させる場合、サイドスラスタ12、13の一方が+X方向に推力を発生し、他方が-X方向に推力を発生する。
一方、バーチカルスラスタ14、15は、垂直方向(水平面に垂直な方向)、図2においては、+Z方向又は-Z方向に推力を発生するように構成されている。バーチカルスラスタ14、15は、水路トンネル検査装置1の、水路トンネルの底面からの高さを制御するための推力の発生に用いられる。
一実施形態では、サイドスラスタ12、13が機体4の両端付近に設けられ、バーチカルスラスタ14、15及びメインユニット16が、サイドスラスタ12、13の間に配置されている。このような配置は、機体4の大きさを抑制しながら、サイドスラスタ12、13によって発生可能な水路トンネル検査装置1の重心周りのモーメントを増大し、旋回能力を高めるために有用である。また、メインユニット16がバーチカルスラスタ14、15の間に配置されている。このような配置は、機体4の大きさを抑制しながらバーチカルスラスタ14、15の間の間隔を増大し、水路トンネル検査装置1の安定性を高める。
一実施形態では、メインユニット16が、コントローラ21と、RFインタフェース22と、バッテリー23とを搭載している。コントローラ21は、水路トンネル検査装置1の各機器を制御する。コントローラ21は、ワイヤーハーネス24を介してメインスラスタ5、サイドスラスタ12、13及びバーチカルスラスタ14、15に接続されており、これらのスラスタを制御するように構成されている。RFインタフェース22は、モニター端末2とコントローラ21との間で無線通信を行うために用いられる。バッテリー23は、各機器の動作に用いられる電力を供給する。
一実施形態では、機体4が、更に、フロント横方向距離センサ25と、リア横方向距離センサ26と、垂直方向距離センサ27とを備えている。
フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26とは、水路トンネル検査装置1の横方向における水路トンネルの壁面までの距離を測定する。フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26とは、前後方向にずれた位置に配置されており、前後方向にずれた2つの位置における水路トンネルの壁面までの横方向の距離を測定する。後述されるように、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26とによって測定された距離が、水路トンネル検査装置1の向きの検出に用いられ、更に、サイドスラスタ12、13の制御に用いられる。一実施形態では、レーザセンサが、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26として用いられる。レーザセンサを使用することは、壁面までの距離の測定精度を高めるために有効である。
垂直方向距離センサ27は、鉛直下方向における、水路トンネル検査装置1から水路トンネルの底面までの距離、即ち、底面からの高さを測定する。測定された高さは、バーチカルスラスタ14、15の制御に用いられる。一実施形態では、超音波センサが、垂直方向距離センサ27として用いられる。水路トンネルの底面には水が溜まっていることが想定され、超音波センサの使用は、このような状況において底面からの高さを測定可能にするために有効である。
バルーン3には、その形状を保持するために、一定程度の強度が求められる。例えば、封入される気体の漏洩を抑制するために金属膜と樹脂層とを積層した積層フィルムがバルーンに用いられるような場合、バルーン3の強度の確保が問題になり得る。
一実施形態では、図3に示すように、バルーン3の補強のためのフレーム51と、バルーン3をフレーム51に固定するベルト52とが用いられてもよい。バルーン3をフレーム51に収容した状態で、ベルト52がバルーン3及びフレーム51に巻きつけられることで、バルーン3がフレーム51に結合される。
一実施形態では、フレーム51が、前側ジョイント53と、後側ジョイント54と、複数のフレームバー55とを備えている。フレームバー55は、バルーン3の位置決めのための部材であり、全体としては、水路トンネル検査装置1の前後方向に延伸するように設けられる。図3には、4本のフレームバー55が示されているが、バルーン3に隠れて図示されないフレームバー55が設けられ得る。一実施形態では、図4に示すように、6本のフレームバー55が設けられてもよく、フレームバー55の数は、様々に変更可能である。複数のフレームバー55のそれぞれは、その一端が前側ジョイント53に結合され、他端が後側ジョイント54に結合されている。一実施形態では、壁面情報取得装置6が前側ジョイント53に取り付けられ、メインスラスタ5が後側ジョイント54に取り付けられる。
図5に示すように、一実施形態では、各フレームバー55は、前側バー55a、後側バー55bと、中間バー55cとを備えている。前側バー55aは、一端が前側ジョイント53に結合され、他端がジョイント55dによって中間バー55cの第1端に結合される。後側バー55bは、一端が後側ジョイント54に結合され、他端がジョイント55eによって中間バー55cの第2端に結合される。一実施形態では、前側バー55a、後側バー55b、中間バー55cとして金属パイプが用いられてもよい。
フレーム51にバルーン3を取り付ける場合、一実施形態では、図4に示すように、フレームバー55が、前側ジョイント53と後側ジョイント54とを結ぶ軸の周りに、離間して配置され、この状態で、フレーム51にバルーン3が収容される。好ましくは、フレームバー55が等しい角度間隔で配置された状態で、フレーム51にバルーン3が収容される。ベルト52は、バルーン3がフレーム51に収容された状態でバルーン3及びフレーム51に巻きつけられる。このような構造は、バルーン3の補強に有効である。
図6は、一実施形態における水路トンネル検査装置1のシステム構成を示している。一実施形態では、壁面情報取得装置6が、水路トンネルの壁面を照明する照明装置28と、水路トンネルの壁面を撮影して撮影画像を取得するカメラ29とを備えている。一実施形態では、照明装置28の光源としてLED(light emitting diode)を用いてもよい。一実施形態では、カメラ29として360°カメラを用いてもよい。カメラ29によって取得された撮影画像は、RFインタフェース22を介してモニター端末2に送信され、モニター端末2の表示部2aに表示される。撮影画像は、コントローラ21に設けられた記憶装置30に格納されてもよい。
メインスラスタ5は、ロータ31と、ロータ31を回転するモータ32と、モータ32を制御するESC(electronic speed controller)33とを備えている。ESC33は、コントローラ21から受け取った回転数指令に応じた回転数でロータ31が回転するようにモータ32を制御する。一実施形態では、ESC33においてPWM(pulse width modulation)制御が行われ、回転数指令としてPWM値がESC33に供給される。
サイドスラスタ12、13は、ピッチ角が可変に構成されたピッチ可変ロータ34と、ピッチ可変ロータ34を回転するモータ35と、モータ35を制御するESC36と、サーボモータ37とを備えている。ESC36は、コントローラ21から受け取った回転数指令に応じた回転数でピッチ可変ロータ34が回転するようにモータ35を制御する。一実施形態では、ESC36においてPWM制御が行われ、回転数指令としてPWM値がESC36に供給される。サーボモータ37は、コントローラ21による制御の下、ピッチ可変ロータ34の翼を翼幅方向に延伸する回転軸の周りに回転させることで、ピッチ可変ロータ34の翼を所望のピッチ角に制御する。
バーチカルスラスタ14、15は、ロータ38と、ロータ38を回転するモータ39と、モータ39を制御するESC40とを備えている。ESC40は、コントローラ21から受け取った回転数指令に応じた回転数でロータ38が回転するようにモータ39を制御する。一実施形態では、ESC40においてPWM制御が行われ、回転数指令としてPWM値がESC40に供給される。
以下では、水路トンネル検査装置1の動作について説明する。
一実施形態では、水路トンネル検査装置1が、マニュアル操作モード及び自律飛行モードの2つの動作モードを有している。マニュアル操作モードでは、モニター端末2になされる操作に従って水路トンネル検査装置1が飛行する。自律飛行モードでは、水路トンネル検査装置1は、自律的に飛行しながら水路トンネルの壁面に関する情報を収集する。
自律飛行モードでは、水路トンネル検査装置1は、メインスラスタ5、サイドスラスタ12、13及びバーチカルスラスタ14、15で構成される推力発生機構が発生する推力を、それ自身が搭載するコントローラ21によって制御する。推力の制御は、水路トンネル検査装置1が壁面に衝突しないように行われる。
図7を参照して、一実施形態では、サイドスラスタ12、13がそれぞれ発生する推力fF、を制御する水平方向推力制御が行われる。なお、図7(及び図8)には水路トンネル200について規定されたxyz直交座標系が図示されている。このxyz直交座標系では、水路トンネル200の幅方向にx軸が規定され、延伸方向にy軸が規定され、高さ方向にz軸が規定される。
一実施形態では、水平方向推力制御は、水路トンネル検査装置1に規定された基準軸1a及び基準点1bに基づいて行われる。一実施形態では、基準軸1aは、水平面に平行であり、かつ、水路トンネル検査装置1の前後方向に平行であるように規定され、基準点1bが、基準軸1aの上に規定される。一実施形態では、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26とが、この基準軸1aに沿った異なる位置に設けられ、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26との間の距離が2Lである。一実施形態では、基準点1bは、フロント横方向距離センサ25からの距離とリア横方向距離センサ26からの距離がいずれもLである位置に規定される。
一実施形態では、基準軸1aの水路トンネル200の延伸方向に対する傾き角θが規定範囲内になるようにサイドスラスタ12、13がそれぞれ発生する推力fF、が制御される。図7では、傾き角θの符号は、反時計回り方向が正であるように定義されている。傾き角θの制御は、サイドスラスタ12、13によって互いに逆方向に推力fF、を発生して水路トンネル検査装置1を水平面内で旋回させることで行われる。
一実施形態では、更に、水路トンネル検査装置1の水路トンネル200の壁面200aまでの距離δが基準点1bを用いて定義され、その距離δが規定範囲内になるようにサイドスラスタ12、13がそれぞれ発生する推力fF、が制御される。距離δの制御は、サイドスラスタ12、13によって同一方向に推力fF、を発生して水路トンネル検査装置1を横方向(即ち、水平面内にあり基準軸1aに垂直な方向)に移動させることで行われる。
一実施形態では、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26とが取得したセンサ値δ、δに基づいて傾き角θが算出され、その傾き角θに基づいて距離δが算出される。ここで、センサ値δは、基準軸1aの上のフロント横方向距離センサ25が設けられている位置(第1位置)から水路トンネル200の壁面200aまでの距離に対応している。また、センサ値δは、基準軸1aの上のリア横方向距離センサ26が設けられている位置(第2位置)から水路トンネル200の壁面200aまでの距離に対応している。
一実施形態では、傾き角θ、距離δが、下記式(1)、(2)に従って算出される。
Figure 0007232719000001
図8を参照して、一実施形態では、バーチカルスラスタ14、15が発生する推力fを制御する垂直方向推力制御が行われる。一実施形態では、垂直方向距離センサ27が取得したセンサ値δに基づいてバーチカルスラスタ14、15が発生する推力fが制御される。センサ値δは、水路トンネル検査装置1の水路トンネル200の底面からの高さに対応している。一実施形態では、この高さが規定範囲内になるように、バーチカルスラスタ14、15が発生する推力fが制御される。
水路トンネル検査装置1は、水路トンネル200の内部を安定して飛行できることが望まれるが、実際には、飛行の安定性を損なう様々な事象が生じ得る。例えば、水路トンネル200の内部に吹く風は、水路トンネル検査装置1の飛行を不安定にさせ得る。飛行が不安定であると、水路トンネル検査装置1が水路トンネルの壁面と衝突する事態が発生し得る。
図7を再度に参照して、一実施形態では、水路トンネル検査装置1の安定的な飛行のために、傾き角θを優先して制御し、傾き角θが規定範囲に入っている場合にのみ距離δを調節する制御が、水平方向推力制御において行われる。このような制御を、以下では、「角度優先制御」と呼ぶことがある。一実施形態では、傾き角θが当該規定範囲から外れている場合、基準軸1aを水平面内で旋回させる第1制御を優先的に行い、傾き角θが当該規定範囲に入って初めて、水路トンネル検査装置1を横方向(+X方向又は-X方向)に移動させる第2制御を行う。傾き角θが当該規定範囲から外れている場合には、第2制御は行わない。
角度優先制御は、水路トンネル検査装置1の姿勢を安定化し、これにより、水路トンネル検査装置1の飛行の安定化に寄与する。水平方向推力制御においては、例えば風による擾乱が発生したときに、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26とによって距離の変化を検知してからサイドスラスタ12、13を制御するまでに時間を要し、その間に、水路トンネル検査装置1の運動状態が変化してしまうことが生じ得る。これは、飛行の不安定性を生じさせ得る。角度優先制御を行うことで、水路トンネル検査装置1の姿勢、即ち、傾き角θがある程度安定に制御され、これにより、距離δの変動も小さくすることができる。これは、水路トンネル検査装置1の壁面への衝突を防ぐうえで好適である。
サイドスラスタ12、13にピッチ可変ロータ34を使用すること(図6参照)は、サイドスラスタ12、13の制御における遅延を低減し、水路トンネル検査装置1の飛行の一層の安定化に有効である。一実施形態では、サイドスラスタ12、13が発生する推力fF、の方向が、ピッチ可変ロータ34の回転方向を変えずにピッチ角を制御することで切り替えられる。一実施形態では、ピッチ可変ロータ34は、+X方向に推力を発生するピッチ角と-X方向に推力を発生するピッチ角とを取ることができるように構成される。一般に、スラスタの推力方向は、回転方向を反転させることで切り換え可能であるが、回転方向の反転には一定程度の遅延が発生する。よって、回転方向を反転することでサイドスラスタ12、13の推力方向の切り換えを行うと、サイドスラスタ12、13の制御における遅延が増大する。これは、飛行の安定性を低下させ得る。ピッチ角の切り換えによって推力方向を切り換えることにより、サイドスラスタ12、13の制御における遅延を低減し、飛行の安定性を向上させることできる。
一実施形態では、ピッチ可変ロータ34のピッチ角は、+X方向に推力が発生する第1ピッチ角、-X方向に推力が発生する第2ピッチ角、及び、推力が発生しない第3ピッチ角のうちから選択される。一実施形態では、推力が発生しない第3ピッチ角が0と定義され、この場合、ピッチ可変ロータ34のピッチ角は、+X方向に推力が発生する第1ピッチ角Φfix、-X方向に推力が発生する第2ピッチ角-Φfix、及び、推力が発生しない第3ピッチ角0のうちから選択されてもよい。所望のピッチ角が、第1~第3ピッチ角のうちからコントローラ21によって選択され、該ピッチ角を指定するピッチ角指令がサイドスラスタ12、13の各サーボモータ37に供給されると、各サーボモータ37は、ピッチ可変ロータ34をピッチ角指令に指定されたピッチ角に制御する。このような制御によれば、簡単なアルゴリズムにより、サイドスラスタ12、13の推力の大きさ及び方向を制御することができる。
一実施形態では、水平方向推力制御が図9に示す手順で行われる。図9に示されている各ステップは、コントローラ21による制御の下で実行される。
水平方向推力制御が開始されると、ステップS01において、フロント横方向距離センサ25とリア横方向距離センサ26によってセンサ値δ、δが取得される。上述のように、センサ値δは、基準軸1aの上のフロント横方向距離センサ25が設けられている位置から、水路トンネル200の壁面200aまでの距離を示しており、センサ値δは、基準軸1aの上のリア横方向距離センサ26が設けられている位置から、水路トンネル200の壁面200aまでの距離を示している。
ステップS02において、傾き角θ及び距離δが、ステップS01で取得されたセンサ値δ、δに基づいて算出される。一実施形態では、傾き角θは、上記の式(1)に従って算出され、距離δが、上記の式(2)に従って算出される。
ステップS03では、傾き角θが規定範囲内にあるかを判別する。一実施形態では、-θ≦θ≦θの範囲が規定範囲として定義されており、傾き角θが-θ≦θ≦θの範囲にあるかが判別される。
傾き角θが該規定範囲内にないと判別された場合、言い換えれば、傾き角θが水路トンネル200の延伸方向から大きく傾いている場合、ステップS04において、傾き角制御が優先的に行われる。傾き角制御では、傾き角θの符号に応じて、即ち、基準軸1aが水路トンネル200の延伸方向に対して時計周り、反時計回りのどちらに傾いているかに応じて、水路トンネル検査装置1を反時計周り又は時計周りに旋回させるように、サイドスラスタ12、13の回転数指令及びピッチ角指令が生成される。一実施形態では、ステップS11において-θmax≦θ<-θが成り立つ場合、ステップS13において、水路トンネル検査装置1が反時計回りに旋回するように回転数指令及びピッチ角指令が生成される。また、ステップS12においてθ<θmax≦θmaxが成り立つ場合、ステップS14において、水路トンネル検査装置1が時計回りに旋回するように回転数指令及びピッチ角指令が生成される。
水路トンネル検査装置1の旋回は、サイドスラスタ12、13が逆の方向に推力を発生することによって行われる。水路トンネル検査装置1を反時計回りに旋回させる場合、前方にあるサイドスラスタ12が-X方向に推力を発生し、後方にあるサイドスラスタ13が+X方向に推力を発生するようにピッチ角指令が生成される。一実施形態では、サイドスラスタ12に供給されるピッチ角指令が、-X方向に推力を発生させる第2ピッチ角-Φfixに設定され、サイドスラスタ13に供給されるピッチ角指令が、+X方向に推力を発生させる第1ピッチ角Φfixに設定される。このとき、サイドスラスタ12、13に供給される回転数指令は、ゼロでない所定の推力を発生する所定値Nrotに設定される。
一方、水路トンネル検査装置1を時計回りに旋回させる場合、前方にあるサイドスラスタ12が+X方向に推力を発生し、後方にあるサイドスラスタ13が-X方向に推力を発生するようにピッチ角指令が生成される。一実施形態では、サイドスラスタ12に供給されるピッチ角指令が、+X方向に推力を発生させる第1ピッチ角Φfixに設定され、サイドスラスタ13に供給されるピッチ角指令が、-X方向に推力を発生させる第2ピッチ角-Φfixに設定される。
一実施形態では、基準軸1aが過剰に傾いている場合、例えば、θ<-θmax又はθmax<θが成り立つ場合、ステップS15においてアラームが発生される。一実施形態では、発生したアラームがモニター端末2から出力される。オペレータは、出力されたアラームを参照して、水路トンネル検査装置1を自律飛行モードからマニュアル操作モードに切り換え、適切な対応を取ることができる。
ステップS03において傾き角θが規定範囲内にあると判別された場合、一実施形態では-θ≦θ≦θが成り立つ場合、ステップS05において、距離制御が行われる。距離制御では、水平面内にあり基準軸1aに垂直な方向に水路トンネル検査装置1を移動させるように、サイドスラスタ12、13によって発生される推力f、fが制御される。一実施形態では、距離制御では、サイドスラスタ12、13が同一の方向に同一の推力を発生するように、又は、推力がゼロであるように回転数指令及びピッチ角指令が設定される。
図10は、距離制御の手順の一例を示しており、図11は、図10に図示されている距離制御によって生成される回転数指令と距離δとの関係を示している。図10に示すように、一実施形態では、ステップS21~S24において、ステップS02で算出された距離δが属する範囲が決定され、距離δが属する範囲に応じて回転数指令及びピッチ角指令が設定される。
一実施形態では、ステップS21において、距離δがδよりも小さいと判別された場合、ステップS25において、回転数指令が許容される最大の回転数Nmaxを指定するように設定され、ピッチ角指令が-X方向に推力を発生する第2ピッチ角-Φfixに設定される。
一実施形態では、ステップS22において、距離δがδ以上でありδより小さいと判別された場合、ステップS26において、回転数指令が距離δに基づく比例制御(P制御)によって設定され、ピッチ角指令が-X方向に推力を発生する第2ピッチ角-Φfixに設定される。一実施形態では、図11に示すように、回転数指令が、回転数Nmaxから距離δの増大と共に線型的に減少される。
一実施形態では、ステップS23において、距離δがδ以上δ以下であると判別された場合、ステップS27において、回転数指令及びピッチ角指令が、サイドスラスタ12、13が発生する推力がゼロであるように設定される。一実施形態では、回転数指令が回転数0を指定するように設定される。このとき、一実施形態では、ピッチ角指令が、推力を発生しない第3ピッチ角0に設定されてもよい。
一実施形態では、ステップS24において、距離δが、δより大きく、δ以下であると判別された場合、ステップS28において、回転数指令が距離δに基づく比例制御(P制御)によって設定され、ピッチ角指令が+X方向に推力を発生する第1ピッチ角Φfixに設定される。一実施形態では、図11に示すように、回転数指令が、回転数0から距離δの増大と共に線型的に増大される。
一実施形態では、ステップS24において、距離δがδより大きいと判別された場合、ステップS29において、回転数指令が許容される最大の回転数Nmaxを指定するように設定され、ピッチ角指令が+X方向に推力を発生する第1ピッチ角Φfixに設定される。
図10、図11に示す距離制御によれば、距離δが、概ね、δからδの範囲に制御されるように、サイドスラスタ12、13に供給される回転数指令及びピッチ指令が設定される。
図9に戻り、ステップS06では、ステップS04の傾き角制御又はステップS05の距離制御で設定された回転数指令及びピッチ角指令が、サイドスラスタ12、13に出力される。サイドスラスタ12、13のESC36は、回転数指令で指定された回転数でピッチ可変ロータ34を回転させ、サーボモータ37は、サイドスラスタ12、13のピッチ可変ロータ34を、ピッチ角指令に指定されたピッチ角に設定する。
以上には、本発明の実施形態が具体的に記述されているが、本発明は、上記の実施形態に限定されない。本発明が種々の変更と共に実施され得ることは、当業者には理解されよう。
100 :水路トンネル検査システム
1 :水路トンネル検査装置
1a :基準軸
1b :基準点
2 :モニター端末
2a :表示部
3 :バルーン
4 :機体
5 :メインスラスタ
6 :壁面情報取得装置
11 :支持体
12、13:サイドスラスタ
14、15:バーチカルスラスタ
16 :メインユニット
17 :受け具
21 :コントローラ
22 :RFインタフェース
23 :バッテリー
24 :ワイヤーハーネス
25 :フロント横方向距離センサ
26 :リア横方向距離センサ
27 :垂直方向距離センサ
28 :照明装置
29 :カメラ
30 :記憶装置
31 :ロータ
32 :モータ
33 :ESC
34 :ピッチ可変ロータ
35 :モータ
36 :ESC
37 :サーボモータ
38 :ロータ
39 :モータ
40 :ESC
51 :フレーム
52 :ベルト
53 :前側ジョイント
54 :後側ジョイント
55 :フレームバー
55a :前側バー
55b :後側バー
55c :中間バー
55d :ジョイント
55e :ジョイント
200 :水路トンネル
200a :壁面

Claims (9)

  1. 水路トンネルの内部を飛行するように構成された水路トンネル検査装置であって、
    空気よりも比重が軽い気体が封入されるバルーンと、
    前記バルーンに搭載され、推力を発生する推力発生機構と、
    前記推力発生機構を制御するコントローラ
    とを備え、
    前記推力発生機構の制御は、前記水路トンネル検査装置に設定されている基準軸を水平面内で旋回させる推力を発生する第1制御と、前記水平面内にあり前記基準軸に垂直な方向に前記水路トンネル検査装置を移動させる推力を発生する第2制御とを含み、
    前記コントローラは、前記基準軸の前記水路トンネルの延伸方向に対する傾き角が規定範囲から外れている場合、前記第2制御を行わずに前記第1制御を優先的に行い、前記傾き角が前記規定範囲内にある場合、前記第2制御を行うように構成された
    水路トンネル検査装置。
  2. 請求項1に記載の水路トンネル検査装置であって、
    前記推力発生機構が、
    前記水平面内にあり前記基準軸に垂直な第1方向及び前記第1方向と逆の第2方向に推力を発生可能に構成された第1スラスタと、
    前記第1スラスタに対して前記基準軸に平行な方向にずれて位置し、前記第1方向及び前記第2方向に推力を発生可能に構成された第2スラスタ
    とを備えており、
    前記第1スラスタと前記第2スラスタとが、前記第1制御及び前記第2制御によって制御される
    水路トンネル検査装置。
  3. 請求項2に記載の水路トンネル検査装置であって、
    前記第1スラスタ及び前記第2スラスタが、それぞれ、第1ロータ及び第2ロータを備え、
    前記第1ロータ及び前記第2ロータは、回転方向を変えなくても前記第1方向及び前記第2方向の両方に推力が発生可能であるようにピッチ角が可変であるように構成された
    水路トンネル検査装置。
  4. 請求項3に記載の水路トンネル検査装置であって、
    前記コントローラは、前記第1ロータ及び前記第2ロータそれぞれのピッチ角を、前記第1方向に推力を発生する第1ピッチ角、推力を発生させない第2ピッチ角、及び、前記第2方向に推力を発生する第3ピッチ角のうちから選択するように構成された
    水路トンネル検査装置。
  5. 請求項2乃至4のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
    前記推力発生機構が、更に、前記水平面に垂直な方向に推力を発生するように構成され、前記基準軸に平行な方向にずれて位置する第3スラスタ及び第4スラスタを備えており、
    前記第1スラスタ、前記第2スラスタ、前記第3スラスタ及び前記第4スラスタは、前記第3スラスタ及び前記第4スラスタが前記第1スラスタと前記第2スラスタの間に位置するように前記基準軸に平行な方向に並んで配置されている
    水路トンネル検査装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
    更に、
    前記基準軸の上の第1位置から前記水路トンネルの壁面までの第1距離に対応する第1センサ値を取得する第1距離センサと、
    前記基準軸の上の前記第1位置と異なる第2位置から前記水路トンネルの前記壁面までの第2距離に対応する第2センサ値を取得する第2距離センサとを備え、
    前記コントローラは、前記第1センサ値と前記第2センサ値に基づいて前記傾き角を特定する
    水路トンネル検査装置。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
    更に、鉛直下方向における当該水路トンネル検査装置と前記水路トンネルとの間の第3距離に対応する第3センサ値を取得する超音波センサを備え、
    前記コントローラは、前記第3センサ値に基づいて、前記推力発生機構が前記水平面に垂直な垂直方向に発生する推力を制御する
    水路トンネル検査装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の水路トンネル検査装置であって、
    更に、
    複数のフレームバーと前側ジョイントと後側ジョイントとを備えるフレームと、
    ベルト
    とを備え、
    前記複数のフレームバーのそれぞれの一端が前記前側ジョイントに結合され、他端が前記後側ジョイントに結合され、
    前記複数のフレームバーが、前記前側ジョイントと前記後側ジョイントとを結ぶ軸の周りに離間して配置され、
    前記バルーンが、前記複数のフレームバーに囲まれる空間に収容され、
    前記ベルトが、前記バルーン及び前記フレームに巻きつけられる
    水路トンネル検査装置。
  9. 空気よりも比重が軽い気体が封入されるバルーンを備え、水路トンネルの内部を飛行するように構成された水路トンネル検査装置の制御方法であって、
    前記水路トンネル検査装置に設定されている基準軸を水平面内で旋回させる推力を発生する第1制御と、前記水平面内にあり前記基準軸に垂直な方向に前記水路トンネル検査装置を移動させる推力を発生する第2制御とを選択的に行うステップを含み、
    前記基準軸の前記水路トンネルの延伸方向に対する傾き角が規定範囲から外れている場合、前記第2制御を行わずに前記第1制御を優先的に行い、
    前記傾き角が前記規定範囲内にある場合、前記第2制御を行う
    水路トンネル検査装置の制御方法。
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