JP7229043B2 - 帰宅通知サービスの提供方法、サーバシステム及びプログラム - Google Patents
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Description
言葉の入力には、スマートスピーカーと呼ばれる音声装置が用いられる。スマートスピーカーは、起動ワードと呼ばれる言葉と対で発せられる音声を人工知能が動作するサーバに送信し、当該音声に対する応答を再生する。例えば起動ワードに続いて「ただいま」と発話した場合、スマートスピーカーは、「おかえりなさい」等の返事を再生する。なお、サーバ上で動作する人工知能は、バーチャルアシスタント、AI(Artificial Intelligence)アシスタント等と呼ばれ、サービスの提供者毎に様々な名称が使用されている。
請求項2に記載の発明は、前記帰宅通知サービスの設定の有効と無効は、前記音声装置のユーザにより個別に設定される、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法である。
請求項3に記載の発明は、前記呼び出しワードは、前記帰宅通知サービスの愛称又は名称である、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法である。
請求項4に記載の発明は、前記呼び出しワードを構成する前記予め定めた用語は、前記帰宅通知サービスに関連するキャラクターの愛称又は名称である、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法である。
請求項5に記載の発明は、家族の帰宅を通知する前記メッセージ又は前記メールには、家族が帰宅した時刻の情報が含まれる、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法である。
請求項6に記載の発明は、前記メッセージ又は前記メールには、当該メッセージ又は当該メールに関連して録音された音声のファイル又は当該ファイルのリンク情報が含まれる、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法である。
請求項7に記載の発明は、前記特定のアプリケーションは、前記音声装置から再生される前記音声メッセージとして、予め定めた複数の候補の中から1つを無作為に選択する、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法である。
請求項8に記載の発明は、予め定めた起動ワードの検知により音声認識機能を起動させた音声装置からネットワーク経由で受信される音声を自然言語解析し、解析の結果に応じたサービスを当該音声装置のユーザに提供するサーバシステムにおいて、前記音声装置から受信された音声に、帰宅を告げる言葉と予め定めた用語を組み合わせた帰宅通知サービスの呼び出しワードが含まれる場合に、当該帰宅通知サービスの設定が有効であるとき、サーバが、当該帰宅通知サービスを提供する特定のアプリケーションを呼び出し、前記サーバから呼び出された前記特定のアプリケーションが、前記帰宅を告げる言葉に対する応答として前記音声装置から再生させる音声メッセージを当該サーバに返信するとともに、当該音声装置に紐付いたアカウントに対して予め登録されている宛先に家族の帰宅を通知するメッセージ又はメールの送信を当該サーバに指示し、前記呼び出しワードが含まれない場合、又は、前記帰宅通知サービスの設定が無効である場合、前記サーバが、自然言語解析の結果に応じた音声メッセージを、前記特定のアプリケーションを経ずに前記音声装置に返信する、ことを特徴とするサーバシステムである。
請求項9に記載の発明は、予め定めた起動ワードの検知により音声認識機能を起動させた音声装置からネットワーク経由で受信される音声を自然言語解析し、解析の結果に応じたサービスを当該音声装置のユーザに提供するサーバシステムを構成するコンピュータに、前記音声装置から受信された音声に、帰宅を告げる言葉と予め定めた用語を組み合わせた帰宅通知サービスの呼び出しワードが含まれる場合に、当該帰宅通知サービスの設定が有効であるとき、当該帰宅通知サービスを提供する特定のアプリケーションを呼び出す機能と、呼び出された前記特定のアプリケーションの実行を通じ、前記帰宅を告げる言葉に対する応答として前記音声装置から再生させる音声メッセージを取得する機能と、呼び出された前記特定のアプリケーションの実行を通じ、前記音声装置のユーザに対して予め登録されている宛先に家族の帰宅を通知するメッセージ又はメールの送信を指示する機能と、前記呼び出しワードが含まれない場合、又は、前記帰宅通知サービスの設定が無効である場合、自然言語解析の結果に応じた音声メッセージを、前記特定のアプリケーションを経ずに前記音声装置に返信する機能と、を実現させるためのプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、ユーザー毎にサービスを設定できる。
請求項3記載の発明によれば、帰宅を告げる言葉を含む愛称の発話であるので話者は帰宅通知サービスを意識せずに済む。
請求項4記載の発明によれば、帰宅を告げる言葉とキャラクターの愛称又は名称を組み合わせた発話であるので話者は帰宅通知サービスを意識せずに済む。
請求項5記載の発明によれば、帰宅通知サービスのユーザに対して家族の帰宅の時間も通知できる。
請求項6記載の発明によれば、音声のファイルを再生することで家族の誰が帰宅したかを確認できる。
請求項7記載の発明によれば、帰宅を告げる言葉に対する音声装置からの応答内容を毎回違えることでできる。
請求項8記載の発明によれば、スマートスピーカーと対話する話者にアプリケーションの呼び出しを意識させない帰宅通知サービスを簡易な操作で利用可能にできる。
請求項9記載の発明によれば、スマートスピーカーと対話する話者にアプリケーションの呼び出しを意識させない帰宅通知サービスを簡易な操作で利用可能にできる。
<システム構成>
図1は、本実施の形態で想定するネットワークシステム1の構成例を示す図である。
図1に示すネットワークシステム1は、クラウドネットワーク10に接続されるスマートスピーカー20、スマートフォン30、クラウドシステム40で構成されている。
スマートスピーカー20は、対話型の音声操作を実現する音声装置であり、音を電気信号に変換するマイク21、電気信号を音に変換するスピーカー22、起動制御などを実行するフロントエンドプロセッサ23、無線通信等によってクラウドネットワーク10に接続するための通信インターフェース(通信IF)24を含んでいる。
スマートスピーカー20を構成するフロントエンドプロセッサ23は、マイク21によって常時集音される音に起動ワードが含まれるか否かを監視する機能、起動ワードが検知されない場合には入力された音声をクラウドシステム40に送信すること無く破棄する機能、起動ワードが検知された場合には起動ワードに続いて発声された音声を音声ファイルに変換してクラウドシステム40に送信する機能等を実行する。なお、クラウドシステム40に送信される音声は、起動ワードの検知から予め定めた時間だけ過去に遡った時点から始まる場合もある。
ここでの起動ワードは、スマートスピーカー20と連携するAIアシスタント毎に定められている。
図1では、1名のユーザに着目しているため、1台のスマートスピーカー20と1台のスマートフォン30を示しているが、実際には、複数のスマートスピーカー20と複数のスマートフォン30が存在することもある。
本実施の形態の場合、スマートスピーカー20は、帰宅通知サービスを利用するユーザの自宅に配置されている。
本実施の形態におけるクラウドシステム40は、AIアシスタントの機能を提供するクラウドサーバ50と、別のクラウドネットワーク60と、帰宅通知アプリケーションが実行される帰宅通知用クラウドサーバ70とで構成される。ここでのクラウドシステム40は、サーバシステムの一例である。
クラウドサーバ50は、スマートスピーカー20から受信された音声ファイルに含まれる音声をテキストに変換する機能(音声認識機能)、テキストを自然言語解析する機能、解析結果として特定された命令を実行する機能、解析結果として特定された音声の内容に応じた応答テキストを生成する機能、応答テキストを音声ファイルに変換してスマートスピーカー20に送信する機能等を有している。
クラウドサーバ50の自然言語解析機能は、認識されたテキストの意味を特定する。意味の特定には人工知能が用いられる。例えば音声が日本語の場合、自然言語解析機能では、形態素解析、構文解析、意味解析、文脈解析が順番に実行される。英語の場合には、英語用の解析処理が実行される。これらは、既知の技術である。
例えば特定された音声の意味が質問や挨拶の場合、クラウドサーバ50は、特定された意味に応じた応答テキストを音声ファイルに変換し、対応するスマートスピーカー20に宛てて送信する。また例えば特定された音声の意味が指示の場合、指示の対象に対応付けられているアプリケーションプログラムを読み出して実行する。
なお、意味が不明である場合、クラウドサーバ50は、「すみません、よくわかりません」等の応答テキストを音声ファイルとして対応するスマートスピーカー20に宛てて送信する。
本実施の形態の場合、帰宅通知サービスの呼び出しワードは、1つ又は複数の単語の組み合わせで与えられ、帰宅を告げる言葉に予め定めた用語又は単語を組み合わせた造語を使用する。
帰宅を告げる言葉には、例えば「ただいま」、「I’m home」、「I’m back」がある。また、組み合わせる予め定めた用語には、例えば「AAA」を使用する。ここでの「AAA」は、架空のキャラクターの愛称若しくは名称又はそれらの一部である。
以下の説明では、帰宅通知サービスに紐付けられる言葉として「ただいまAAA」を用いる。
従って、「ただいまAAA」が入力されたAIアシスタントは、「すみません、よくわかりません」等の応答テキストを音声ファイルとして対応するスマートスピーカー20に宛てて送信する。帰宅通知サービスの機能が、ユーザによって無効に設定されている場合も同様である。ただし、「ただいまAAA」に対する応答が学習済み辞書に反映された場合を除く。
本実施の形態の場合、ユーザ毎の帰宅通知サービスの有効または無効は、クラウドサーバ50で管理される。例えば不図示のハードディスク装置には、ユーザ毎の帰宅通知サービスの有効または無効を管理する情報が保存されている。
AIアシスタントの機能を拡張するサービスや機能を実行するアプリケーションプログラムが実行される帰宅通知用クラウドサーバ70は、「ただいまAAA」の検知の通知を条件として、帰宅通知アプリケーションを実行する。ここでの帰宅通知用クラウドサーバ70は、サーバ装置の一例である。
いずれにしても、帰宅通知用クラウドサーバ70上で、帰宅通知サービスを提供する事業者が管理する帰宅通知アプリケーションが実行される。
本実施の形態における帰宅通知用クラウドサーバ70は、「ただいまAAA」の検知の通知をクラウドサーバ50から受けると、帰宅通知アプリケーションの実行を通じ、該当するスマートスピーカー20への送信を依頼する応答テキストをクラウドサーバ50に返信する。
帰宅通知用クラウドサーバ70から受信した応答テキストは、クラウドサーバ50によって音声ファイルに変換され、該当するスマートスピーカー20から再生される。
本実施の形態の場合、メッセージやメールの宛先となるアドレスは、スマートスピーカー20の登録情報の一部としてクラウドサーバ50に保存されている。言うまでもなく、アドレスの保存場所はクラウドサーバ50に限らない。例えばAIアシスタントの機能を提供するサーバとは別のサーバ上に、帰宅通知メール等の送信先となるアドレスが保存されていてもよい。その場合、「ただいまAAA」の検知が別のサーバに通知され、通知を受けた別のサーバが帰宅通知メール等を送信する。
また、家族の帰宅を知らせるメールには、サービスキャラクターの画像ファイルが添付されていてもよいし、スマートスピーカー20で録音された「ただいまAAA」等の音声ファイルが添付されていてもよい。添付されている音声ファイルをスマートフォン30で再生することで、家族の誰が帰宅したかを声で判断することが可能である。
本実施の形態では、メッセージ又はメールの送信先の情報は、クラウドサーバ50でのみ管理されているが、「ただいまAAA」の検知の通知とともに宛先情報も帰宅通知用クラウドサーバ70に通知されてもよい。この場合には、帰宅通知用クラウドサーバ70の帰宅通知アプリケーションが、通知を受けた宛先に対して、メッセージ又はメールを直接送信する。
図2は、本実施の形態において実行される端末間の通信動作の一例を説明する。
図2には、スマートスピーカー20、スマートフォン30、クラウドサーバ50、帰宅通知用クラウドサーバ70の間で実行される通信例が示されている。なお、図中、各ステップを記号のSで示す。
まず、クラウドサーバ50は、帰宅通知サービスの有効又は無効の設定をスマートフォン30から受け付ける(ステップ1)。
図3は、帰宅通知サービスの設定操作にスマートフォン30を用いる場合の操作画面300の例を説明する図である。操作画面300は、例えばスマートスピーカー20による音声認識サービスを提供する事業者のホーム画面のメニュー上で帰宅通知サービスのボタン又はアイコンを選択することで表示される。
なお、サービスの有効化又は無効化の指示は、スマートスピーカー20又はスマートフォン30に対する言葉での指示によっても可能である。
図2の説明に戻る。
音声ファイルを受信したクラウドサーバ50は、AIアシスタントによる音声認識機能を通じて、音声ファイルに含まれる音声をコンピュータが処理可能なデータに変換し(ステップ4)、変換後のデータを更に自然言語解析する(ステップ5)。
次に、クラウドサーバ50は、音声ファイル内に帰宅通知サービスの呼び出しワードを含むか否かを判定する(ステップ6)。本実施の形態では、「ただいまAAA」が含まれるか否かが判定される。
この場合、スマートスピーカー20からは受信した音声ファイルに対応する応答音声が再生される(ステップ8)。
一方、ステップ6で肯定結果が得られた場合には、帰宅通知サービスの呼び出しワードであるので、クラウドサーバ50は、対象ユーザの帰宅通知サービスの設定が有効であるか否かを判定する(ステップ9)。
図4は、帰宅通知サービスが無効である場合のスマートスピーカー20を通じた会話例を説明する図である。
図4では、帰宅した子供がスマートスピーカー20に「ただいまAAA」と話しかけた場合に、「すみません、よくわかりません」との応答が再生されている。
図2の説明に戻る。
クラウドサーバ50側では、帰宅通知用クラウドサーバ70から受信した応答テキストに基づく応答処理を実行する(ステップ11)。具体的には、応答テキストが音声ファイルに変換され、対象とするスマートスピーカー20に送信される。結果的に、スマートスピーカー20からは、「ただいまAAA」に対する応答として「おかえり!」等の音声が再生される。
帰宅通知メール等の送信の指示を受け付けたクラウドサーバ50は、予め用意された帰宅通知メール等を該当ユーザに送信する(ステップ13)。この帰宅通知メール等は、スマートスピーカー20の設定に用いたアカウントに紐付けられているアドレスに送信される。
図5は、帰宅通知サービスが有効である場合のスマートスピーカー20を通じた会話例を説明する図である。
図5の例では、帰宅した子供がスマートスピーカー20に「ただいまAAA」と話しかけた場合に、「おかえり!」との応答が再生されている。同時に、サービスを利用するユーザのスマートフォン30に宛てて帰宅通知メールがプッシュ配信される。
本実施の形態の場合、帰宅通知メールは、家族の帰宅とほぼ同時に届くので、既存のサービスのように、ユーザ自身が音声認識サービスを提供する事業者のホーム画面に何度もアクセスしてスマートスピーカー20の起動履歴を確認する等しなくても、家族による帰宅を知ることが可能になる。
なお、図5に示す帰宅通知メール320に再生ボタン321が含まれる場合には、再生ボタン321を操作することで、スマートスピーカー20で録音された帰宅通知サービスの呼び出しワードが再生される。この再生音を聞くことで、ユーザは、家族の誰が帰宅したかを知ることができる。
また、図5の場合には、録音された音声を再生する再生ボタン321が設けられているが、クラウドサーバ50に保存されている音声ファイルのリンク情報が表示されてもよい。この場合には、リンク情報をクリックすることで、音声ファイルが再生される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上述の実施の形態に記載の範囲に限定されない。前述した実施の形態に、種々の変更又は改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば前述の実施の形態では、クラウドサーバ50及び帰宅通知用クラウドサーバ70を用いてネットワークシステム1を構成しているが、いずれか一方又は両方がクラウドサーバでなくてもよい。
この種のプラットフォームの場合には、スマートスピーカー20から受信された音声ファイルに、帰宅を告げる言葉と予め定めた用語の組み合わせが含まれる場合は必ず、帰宅通知メール等がプッシュ配信される。
Claims (9)
- 予め定めた起動ワードの検知により音声認識機能を起動させた音声装置からネットワーク経由で受信される音声を自然言語解析し、解析の結果に応じたサービスを当該音声装置のユーザに提供するサーバを通じて提供される帰宅通知サービスの提供方法において、
前記音声装置から受信された音声に、帰宅を告げる言葉と予め定めた用語を組み合わせた前記帰宅通知サービスの呼び出しワードが含まれる場合に、当該帰宅通知サービスの設定が有効であるとき、前記サーバが、当該帰宅通知サービスを提供する特定のアプリケーションを呼び出し、
前記サーバから呼び出された前記特定のアプリケーションが、前記帰宅を告げる言葉に対する応答として前記音声装置から再生させる音声メッセージを当該サーバに返信するとともに、当該音声装置に紐付いたアカウントに対して予め登録されている宛先に家族の帰宅を通知するメッセージ又はメールの送信を当該サーバに指示し、
前記呼び出しワードが含まれない場合、又は、前記帰宅通知サービスの設定が無効である場合、前記サーバが、自然言語解析の結果に応じた音声メッセージを、前記特定のアプリケーションを経ずに前記音声装置に返信する、
ことを特徴とする帰宅通知サービスの提供方法。 - 前記帰宅通知サービスの設定の有効と無効は、前記音声装置のユーザにより個別に設定される、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法。
- 前記呼び出しワードは、前記帰宅通知サービスの愛称又は名称である、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法。
- 前記呼び出しワードを構成する前記予め定めた用語は、前記帰宅通知サービスに関連するキャラクターの愛称又は名称である、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法。
- 家族の帰宅を通知する前記メッセージ又は前記メールには、家族が帰宅した時刻の情報が含まれる、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法。
- 前記メッセージ又は前記メールには、当該メッセージ又は当該メールに関連して録音された音声のファイル又は当該ファイルのリンク情報が含まれる、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法。
- 前記特定のアプリケーションは、前記音声装置から再生される前記音声メッセージとして、予め定めた複数の候補の中から1つを無作為に選択する、請求項1に記載の帰宅通知サービスの提供方法。
- 予め定めた起動ワードの検知により音声認識機能を起動させた音声装置からネットワーク経由で受信される音声を自然言語解析し、解析の結果に応じたサービスを当該音声装置のユーザに提供するサーバシステムにおいて、
前記音声装置から受信された音声に、帰宅を告げる言葉と予め定めた用語を組み合わせた帰宅通知サービスの呼び出しワードが含まれる場合に、当該帰宅通知サービスの設定が有効であるとき、サーバが、当該帰宅通知サービスを提供する特定のアプリケーションを呼び出し、
前記サーバから呼び出された前記特定のアプリケーションが、前記帰宅を告げる言葉に対する応答として前記音声装置から再生させる音声メッセージを当該サーバに返信するとともに、当該音声装置に紐付いたアカウントに対して予め登録されている宛先に家族の帰宅を通知するメッセージ又はメールの送信を当該サーバに指示し、
前記呼び出しワードが含まれない場合、又は、前記帰宅通知サービスの設定が無効である場合、前記サーバが、自然言語解析の結果に応じた音声メッセージを、前記特定のアプリケーションを経ずに前記音声装置に返信する、
ことを特徴とするサーバシステム。 - 予め定めた起動ワードの検知により音声認識機能を起動させた音声装置からネットワーク経由で受信される音声を自然言語解析し、解析の結果に応じたサービスを当該音声装置のユーザに提供するサーバシステムを構成するコンピュータに、
前記音声装置から受信された音声に、帰宅を告げる言葉と予め定めた用語を組み合わせた帰宅通知サービスの呼び出しワードが含まれる場合に、当該帰宅通知サービスの設定が有効であるとき、当該帰宅通知サービスを提供する特定のアプリケーションを呼び出す機能と、
呼び出された前記特定のアプリケーションの実行を通じ、前記帰宅を告げる言葉に対する応答として前記音声装置から再生させる音声メッセージを取得する機能と、
呼び出された前記特定のアプリケーションの実行を通じ、前記音声装置のユーザに対して予め登録されている宛先に家族の帰宅を通知するメッセージ又はメールの送信を指示する機能と、
前記呼び出しワードが含まれない場合、又は、前記帰宅通知サービスの設定が無効である場合、自然言語解析の結果に応じた音声メッセージを、前記特定のアプリケーションを経ずに前記音声装置に返信する機能と、
を実現させるためのプログラム。
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