JP7227437B1 - モータモニタリング装置 - Google Patents

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Abstract

本開示の一態様に係るモータモニタリング装置は、択一的に使用される複数の巻線により駆動される1または複数のモータの回転数を取得する回転数取得部と、前記モータの出力値を取得する出力値取得部と、使用されている前記巻線を特定する巻線特定部と、前記モータについて、前記巻線特定部が特定した前記巻線の負荷特性情報を取得する負荷特性取得部と、前記回転数および前記出力値の組み合わせを示すマーカを、一方の軸を前記回転数、他方の軸を前記出力値とするグラフ領域にプロットするグラフ表示部と、を備え、前記グラフ表示部は、前記回転数および前記出力値の想定される組み合わせについて、前記負荷特性情報に基づいて前記グラフ領域を負荷レベルが異なる複数の負荷区域に区分するとともに、前記複数の負荷区域を識別可能に表示するグラフ領域設定部と、前記グラフ領域に前記マーカをプロットするプロット部と、を有する。

Description

本発明は、モータモニタリング装置に関する。
例えば工作機械の主軸モータ等、負荷が大きく変化し得るモータでは、負荷が大きい状態が続くと熱が蓄積してオーバーヒートするおそれがある。このようなモータには、特定の条件でオーバーヒートせずに運転できる様々な時間定格が設定され得る。時間定格としては、例えばJIS-C4034-1に、連続運転可能な連続定格、室温の状態から一定の時間(負荷時間)だけ運転可能な短時間定格、所定のサイクル時間内に一定の時間(負荷時間率)だけ運転可能な反復定格等が規定されている。
例えば工作機械において、モータの実際の動作状態を把握し、オーバーヒートに対する余裕を小さくしてより効率的な加工を行うことができるようモータ速度等の設定値を調整することが想定される。モータの現在の動作状態を把握可能とする手段として、一方の軸を回転数、他方の軸を出力とし、上記の各種定格を示す線を表示するグラフ上に、モータの回転数および出力の現在値をプロットするロードメータが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平10-90011号公報
1つの軸を駆動するために選択的に使用される複数のモータを有する装置構成、および1つのモータを駆動するために選択的に使用される複数の巻線系統を有する装置構成が知られている。このような装置構成においても、モータの状態を正確に把握することが望まれる。
本開示の一態様に係るモータモニタリング装置は、択一的に使用される複数の巻線により駆動される1または複数のモータの回転数を取得する回転数取得部と、前記モータの出力値を取得する出力値取得部と、使用されている前記巻線を特定する巻線特定部と、前記モータについて、前記巻線特定部が特定した前記巻線の負荷特性情報を取得する負荷特性取得部と、前記回転数および前記出力値の組み合わせを示すマーカを、一方の軸を前記回転数、他方の軸を前記出力値とするグラフ領域にプロットするグラフ表示部と、を備え、前記グラフ表示部は、前記回転数および前記出力値の想定される組み合わせについて、前記負荷特性情報に基づいて前記グラフ領域を負荷レベルが異なる複数の負荷区域に区分するとともに、前記複数の負荷区域を識別可能に表示するグラフ領域設定部と、前記グラフ領域に前記マーカをプロットするプロット部と、を有する。
本開示によれば、モータの状態を容易に把握できる。
本開示の第1実施形態に係るモータモニタリング装置を備える工作機械の構成を示すブロック図である。 図1のモータモニタリング装置による表示を例示する図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本開示の第1実施形態に係るモータモニタリング装置を備える工作機械1の構成を示すブロック図である。
工作機械1は、本発明に係るモータモニタリング装置の一実施形態である数値制御装置10と、数値制御装置10によって制御される主軸20と、数値制御装置10に従って画面表示を行う表示装置30と、ユーザが数値制御装置10に入力するために用いる入力装置40と、を備える。
数値制御装置10は、メモリ、プロセッサ(CPU)、入出力インターフェイス等を有し、適切な制御プログラムを実行する1または複数のコンピュータ装置によって実現され得る。以下に説明する数値制御装置10の構成要素は、数値制御装置10の機能(プロセッサの動作)を類別したものであって、物理構成およびプログラム構成において明確に区分できるものでなくてもよい。
主軸20は、択一的に使用される複数のモータ(第1モータ21および第2モータ22)によって駆動される。第1モータ21は、択一的に使用される複数の巻線(第1巻線211および第2巻線212)を有する。同様に、第2モータ22は、択一的に使用される複数の巻線(第1巻線221および第2巻線222)を有する。つまり、主軸20は、択一的に使用される4つの巻線211,212,221,222のいずれかによって駆動される。主軸20は、典型的には切削工具またはワークを回転駆動する駆動軸とされ、加工状況に応じて回転数とは無関係に負荷が変動し得る。
工作機械1は、いずれかの巻線211,212,221,222を選択するスイッチング部23と、主軸20の回転数を検出する回転数検出器24と、主軸20を駆動する巻線211,212,221,222に供給される電流を検出する電流検出器25と、をさらに備える。スイッチング部23は、数値制御装置10により制御される複数の継電器によって構成され得る。回転数検出器24および電流検出器25は、それぞれ周知のセンサによって構成され得る。電流検出器25は、スイッチング部23の上流側の電路の電流を検出するよう配設され得る。
表示装置30は、数値制御装置10から入力される信号に従って表示を行う周知のディスプレイである。表示装置30は、数値制御装置10と一体に構成されてもよい。入力装置40は、数値制御装置10にユーザが情報を入力するための装置であり、例えばキーボード、マウス等の周知の構成とされ得る。入力装置40も、数値制御装置10と一体に構成されてもよい。また、入力装置40は、表示装置30と一体に構成されてもよい。具体的には、表示装置30および入力装置40は、タッチパネル等の単一の入出力装置であってもよい。
本実施形態において、数値制御装置10は、プログラム記憶部11と、主軸20を含む工作機械1の駆動軸を駆動するモータの動作を制御するモータ制御部12と、スイッチング部23を制御することにより巻線211,212,221,222を選択する巻線選択部13と、本開示に係るモータモニタリング装置の機能を実行するモータモニタリング部14と、を備える。
プログラム記憶部11は、工作機械1において実行される加工プログラムを記憶する。加工プログラムは、それぞれ工作機械1の単位動作を指定する複数のブロックを含む。各ブロックは、それぞれ複数のキャラクタ(文字)の組み合わせからなる1以上のワードを含む。一般的に、各ブロックは、最初に当該ブロックを特定するためのシーケンス番号が付される。
モータ制御部12は、加工プログラムに従って、主軸20および工作機械1の他の駆動軸を制御、具体的には各モータの巻線電流を制御することにより、加工プログラムに記述される加工手順を実行する。モータ制御部12の構成は、周知の数値制御装置と同様であるため、詳しい説明を省略する。
巻線選択部13は、スイッチング部23を制御することにより、主軸20の巻線211,212,221,222いずれか1つだけをモータ制御部12と接続する。
モータモニタリング部14は、プログラム取得部141と、巻線特定部142と、負荷特性取得部143と、回転数取得部144と、出力値取得部145と、運転情報保存部146と、外部運転情報取得部147と、グラフ表示部148と、運転情報選択部149と、を備える。
プログラム取得部141は、プログラム記憶部11から、モニタリング対象である主軸20のモータ21,22の動作を指定する加工プログラムを取得する。
巻線特定部142は、巻線選択部13から、選択されている巻線211,212,221,222を特定する情報を取得する。
負荷特性取得部143は、巻線特定部142が特定した選択されている巻線211,212,221,222の負荷特性を示す負荷特性情報を取得する。負荷特性情報は、複数の時間定格を含むことが好ましい。また、負荷特性取得部143は、負荷特性情報をモータモニタリング部14の内部の記憶装置から取得してもよく、外部のサーバ等から取得してもよい。
回転数取得部144は、選択されているモータ21,22の回転数を取得、つまり回転数検出器24から主軸20の回転数を取得する。回転数取得部144は、モータ制御部12および巻線選択部13の情報を取得して、これらの情報から主軸20の回転数を算出してもよい。
出力値取得部145は、主軸20の例えば電流値、電力値、トルク値等の出力値を取得する。出力値取得部145は、本実施形態では、出力値取得部145は、電流検出器25から主軸20の電流値を取得し、電流値から算出される電力値およびトルク値を出力値として用いることが企図されるが、出力値取得部145は、電流値等の検出値をそのまま出力値とするよう構成されてもよい。出力値取得部145は、モータ制御部12から出力値または出力値を算出するために必要な値を取得してもよい。また、出力値取得部145が取得する出力値の種類は1種類でもよく、3種類以上でもよい。
運転情報保存部146は、巻線特定部142が特定した巻線211,212,221,222および負荷特性取得部が取得した負荷特性情報と、回転数取得部144が取得した回転数、並びに出力値取得部145が取得した出力値、プログラム取得部141が取得した加工プログラムの対応するブロックを特定する情報、例えばシーケンス番号、行番号等とを関連付けて保存する。つまり、運転情報保存部146は、巻線211,212,221,222の番号、並びに主軸の回転および出力値が加工プログラムのどのブロックを実行したときの値であるかを特定可能に記憶する。運転情報保存部146が保存する運転情報には、例えば巻線211,212,221,222の温度等、主軸20の状態、特に巻線211,212,221,222の状態を示す情報がさらに含まれてもよい。
通常、回転数および出力値は、短いサイクルで取得されるため、1つのブロックに対して複数の回転数および出力値の組み合わせが取得され得る。しかしながら、運転情報保存部146は、データ間でシーケンス番号が重複しないユニークキーとなるよう、1つのブロックに対して1つのデータを保存してもよい。この場合、各ブロックに対応する回転数および出力値は、それらの代表値が保存される。回転数および出力値の代表値としては、安全性を担保するために、そのブロックに対応する値の中のより高負荷を示す値(回転数および電流値の場合は最大値)とすることが好ましい。
外部運転情報取得部147は、他のモータモニタリング装置(数値制御装置)、複数のモータモニタリング装置を管理する管理コンピュータ、外部データベース等から、他のモータモニタリング装置において取得された運転情報を取得する。つまり、外部運転情報取得部147は、複数のモータモニタリング装置の間で運転情報を共有するための構成である。
グラフ表示部148は、回転数および出力値の組み合わせを示すマーカを、一方の軸を回転数、他方の軸を出力値とするグラフ領域にプロットするグラフを表示装置30の表示画面に表示する。グラフ表示部148は、単一の出力値のグラフを表示してもよく、複数の出力値のグラフを並べて表示してもよい。
グラフ表示部148は、加工プログラムと回転数および出力値との関係を分かりやすくするために、図2に例示するように、プログラムの対応する部分の表示と同時にグラフを表示することが好ましい。
グラフ表示部148は、グラフ領域を複数の負荷区域に区分するとともに、複数の負荷区域を識別可能に表示するグラフ領域設定部1481と、実際の回転数および出力値の組み合わせを示すマーカをグラフ領域にプロットするプロット部1482と、を有する。
グラフ領域設定部1481は、回転数および出力値の想定される組み合わせについて、選択されている巻線211,212,221,222に係る負荷特性情報に基づいてグラフ領域を負荷レベルが異なる複数の負荷区域に区分する。典型的には、グラフ領域設定部1481は、複数の時間定格それぞれ境界としてグラフ領域を3以上の負荷区域に区分するよう構成され得る。グラフ領域の負荷区域は、使用される巻線211,212,221,222に対応して変更される。これにより、主軸20の負荷状態(危険度または安全度)をユーザが容易に把握できる。
グラフ領域設定部1481は、色または模様により複数の負荷区域を識別可能に表示することが好ましい、色または模様を付することによって、回転数および出力値の組み合わせがどの負荷区域に属するかを容易に把握できる。また、その負荷区域の負荷レベルの高さを直感しやすい色または模様、例えば青、黄、赤の色を用いることで、主軸20の運転状態の危険度を容易に把握できる。
主軸20の回転数および出力値の組み合わせを連続定格以下とすれば、主軸20の負荷に関してはその運転状態を無制限に継続することができる。このため、最も負荷レベルが低い負荷区域の上限は、連続定格を表す曲線とされることが好ましい。
グラフ領域設定部1481は、複数の負荷区域のいずれかの境界、好ましくは最も負荷レベルが高い負荷区域の下限を、同一の回転数における複数の時間定格(例えば負荷時間率が異なる短時間定格および反復定格)のうちの最大値を繋いだ線とすることが好ましい。この境界線を越える区域にプロットされる回転数および出力値の組み合わせは、直ちに障害を発生させ得る危険な出力状態であることを意味する。逆にこの境界線を越えなければ、短時間であれば問題を生じさせない可能性がある。
グラフ領域設定部1481は、複数の負荷区域の少なくともいずれかの境界をユーザの入力に従って選択できるよう構成されてもよい。具体的には、上述の連続定格、複数の時間定格の最大値、並びに負荷時間が異なる複数の短時間定格および負荷時間率が異なる複数の反復定格の中から、負荷区域の境界を選択できるよう構成され得る。これにより、工作機械1において行う加工の内容を考慮して適切と思われる負荷区域を設定できるので、主軸20の危険度または安全度をより適切に把握できる。
プロット部1482は、主軸20の使用されている巻線211,212,221,222の回転数および出力値の組み合わせをプロットする。プロット部1482は、マーカの例えば形状、大きさ、色、模様等の違いによって例えば巻線温度等の主軸20の状態を示す状態値の大きさを示しつつ、回転数および出力値の組み合わせをプロットしてもよい。これにより、ユーザは、回転数および出力値が示す主軸20のその時点の運転状態とともに、主軸20の以前の運転状態にも影響され得る状態値を同時に把握できる。例として、状態値が主軸20の温度が高くなっていることを示すものであったとしても、その時点の負荷レベルが低ければ、主軸20の温度がさらに上昇する危険性はないと判断できることがある。逆に、その時点の負荷レベルがさほど高くない場合であっても、その運転状態を継続すれば間もなくオーバーヒートするおそれがあると判断できることもある。マーカは、グラフ領域の色または模様との区別を容易にする外縁部と状態値を示す塗りつぶし部とを有する態様とされてもよい。このように、プロット部1482がマーカの態様により状態値を示すことで、ユーザは、主軸20の運転状態を多面的に把握できる。
プロット部1482は、現在の回転数および出力値の組み合わせを示すマーカに加え、過去に現在実行しているブロックと同じプログラムの同じブロックを実行したときの回転数および出力値の組み合わせを示すマーカをプロットしてもよい。現在の状態を示すマーカと過去の実績を示すマーカとは、区別可能に表示されることが好ましい。図2では、現在の状態を丸いマーカでプロットし、過去の実績を三角のマーカで示している。これにより、ユーザは、主軸20の運転状態の主軸20の仕様に対する余裕に加え、異常な負荷の増大の有無を容易に確認できる。
グラフ領域にプロットする過去の実績を示すマーカは、現在の状態を示すマーカとの区別を容易にするために、例えばグラフ領域を縦横に横断する十字状の補助線のような形態とされてもよい。また、プロットする過去の実績は該当する全ての運転情報の平均値であってもよく、運転情報選択部149により選択される1または複数の運転情報から算出される値または範囲であってもよい。
運転情報選択部149は、現在と同じ動作プログラムを実行したときの複数の運転情報の中からプロット部1482にプロットさせる運転情報を選択する。運転情報選択部149は、予め定められるアルゴリズムにしたがって、正常と考えられる主軸20における1または複数運転情報を特定するよう構成され得る。具体例として、平均、標準偏差等を用いる統計的手法により、プロット部1482にプロットさせる運転情報を選択するよう構成され得る。また、運転情報選択部149は、ユーザに複数運転情報の選択を要求するインターフェイスを提供するよう構成されてもよい。
本実施形態に係る数値制御装置10は、使用されている巻線の負荷特性情報を取得し、負荷特性情報に基づいてグラフ領域を負荷区域に区分して、回転数と出力値の組み合わせをプロットする。このため、ユーザは、回転数と出力値の組み合わせがプロットされた負荷区域に基づいて、モータの運転状態の安全度を容易に把握することができる。
上記実施形態および変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
モータモニタリング装置(10)は、択一的に使用される複数の巻線(211,212,221,222)により駆動される1または複数のモータ(21,22)の回転数を取得する回転数取得部(144)と、モータ(21,22)の出力値を取得する出力値取得部(145)と、使用されている巻線(211,212,221,222)を特定する巻線特定部(142)と、モータ(21,22)について、巻線特定部(142)が特定した巻線(211,212,221,222)の負荷特性情報を取得する負荷特性取得部(143)と、回転数および出力値の組み合わせを示すマーカを、一方の軸を回転数、他方の軸を出力値とするグラフ領域にプロットするグラフ表示部(148)と、を備え、グラフ表示部(148)は、回転数および出力値の想定される組み合わせについて、負荷特性情報に基づいてグラフ領域を負荷レベルが異なる複数の負荷区域に区分するとともに、複数の負荷区域を識別可能に表示するグラフ領域設定部(1481)と、グラフ領域にマーカをプロットするプロット部(1482)と、を有する。
(付記2)
付記1モータモニタリング装置(10)は、モータ(21,22)の動作を指定する複数のブロックを含む動作プログラムを取得するプログラム取得部(141)と、負荷特性情報、回転数および出力値をブロックと関連付けた運転情報を保存する運転情報保存部(146)と、をさらに備え、プロット部(1482)は、現在の回転数および出力値の組み合わせを示すマーカと、過去に現在と同じブロックを実行したときの回転数および出力値の組み合わせを示すマーカと、をプロットしてもよい。
(付記3)
付記2のモータモニタリング装置(10)は、現在と同じ動作プログラムを実行したときの複数の運転情報の中からプロット部(1482)にプロットさせる運転情報を選択する運転情報選択部(149)をさらに備えてもよい。
(付記4)
付記2または3のモータモニタリング装置(10)は、外部から運転情報を取得する外部運転情報取得部(147)をさらに備えてもよい。
以上、本開示について詳述したが、本開示は上述した個々の実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は、本開示の要旨を逸脱しない範囲で、または、特許請求の範囲に記載された内容とその均等物から導き出される本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の追加、置き換え、変更、部分的削除等が可能である。
本開示に係るモータモニタリング装置は、工作機械を制御する数値制御装置から独立して設けられてもよく、工作機械の主軸モータ以外のモータまたは工作機械外のモータの状態を確認するものであってもよい。例として、本開示に係るモータモニタリング装置は、1または複数の数値制御装置を管理する管理コンピュータに上述の実施形態のモータモニタリング部の機能を付加したものであってもよい。
本開示に係るモータモニタリング装置において、情報保存部およびプログラム取得部、運転情報保存部、外部運転情報取得部および運転情報選択部は省略されてもよい。つまり、本開示に係るモータモニタリング装置は、現在のモータの負荷状態をリアルタイムに表示する機能のみを有するものであってもよい。
1 工作機械
10 数値制御装置(モータモニタリング装置)
11 プログラム記憶部
12 モータ制御部
13 巻線選択部
14 モータモニタリング部
141 プログラム取得部
142 巻線特定部
143 負荷特性取得部
144 回転数取得部
145 出力値取得部
146 運転情報保存部
147 外部運転情報取得部
148 グラフ表示部
1481 グラフ領域設定部
1482 プロット部
149 運転情報選択部
20 主軸
21,22 モータ
211,212,221,222 巻線
23 スイッチング部
24 回転数検出器
25 電流検出器
30 表示装置
40 入力装置

Claims (4)

  1. 択一的に使用される複数の巻線により駆動される1または複数のモータの回転数を取得する回転数取得部と、
    前記モータの出力値を取得する出力値取得部と、
    使用されている前記巻線を特定する巻線特定部と、
    前記モータについて、前記巻線特定部が特定した前記巻線の負荷特性情報を取得する負荷特性取得部と、
    前記回転数および前記出力値の組み合わせを示すマーカを、一方の軸を前記回転数、他方の軸を前記出力値とするグラフ領域にプロットするグラフ表示部と、
    を備え、
    前記グラフ表示部は、
    前記回転数および前記出力値の想定される組み合わせについて、前記負荷特性情報に基づいて前記グラフ領域を負荷レベルが異なる複数の負荷区域に区分するとともに、前記複数の負荷区域を識別可能に表示するグラフ領域設定部と、
    前記グラフ領域に前記マーカをプロットするプロット部と、
    を有する、モータモニタリング装置。
  2. 前記モータの動作を指定する複数のブロックを含む動作プログラムを取得するプログラム取得部と、
    前記負荷特性情報、前記回転数および前記出力値を前記ブロックと関連付けた運転情報を保存する運転情報保存部と、
    をさらに備え、
    前記プロット部は、現在の前記回転数および前記出力値の組み合わせを示す前記マーカと、過去に現在と同じ前記ブロックを実行したときの前記回転数および前記出力値の組み合わせを示す前記マーカと、をプロットする、請求項1に記載のモータモニタリング装置。
  3. 現在と同じ前記動作プログラムを実行したときの複数の前記運転情報の中から前記プロット部にプロットさせる前記運転情報を選択する運転情報選択部をさらに備える、請求項2に記載のモータモニタリング装置。
  4. 外部から前記運転情報を取得する外部運転情報取得部をさらに備える、請求項2または3に記載のモータモニタリング装置。
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