JP7227093B2 - 電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法 - Google Patents

電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7227093B2
JP7227093B2 JP2019126414A JP2019126414A JP7227093B2 JP 7227093 B2 JP7227093 B2 JP 7227093B2 JP 2019126414 A JP2019126414 A JP 2019126414A JP 2019126414 A JP2019126414 A JP 2019126414A JP 7227093 B2 JP7227093 B2 JP 7227093B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
search service
unit
electronic device
search
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019126414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021012545A (ja
Inventor
丈次 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TVS Regza Corp
Original Assignee
TVS Regza Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TVS Regza Corp filed Critical TVS Regza Corp
Priority to JP2019126414A priority Critical patent/JP7227093B2/ja
Priority to PCT/CN2020/098617 priority patent/WO2021004309A1/zh
Priority to CN202080002707.XA priority patent/CN112272826A/zh
Publication of JP2021012545A publication Critical patent/JP2021012545A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7227093B2 publication Critical patent/JP7227093B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/30Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of unstructured textual data
    • G06F16/33Querying
    • G06F16/3331Query processing
    • G06F16/334Query execution
    • G06F16/3343Query execution using phonetics
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/60Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of audio data
    • G06F16/63Querying
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/70Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of video data
    • G06F16/73Querying
    • G06F16/735Filtering based on additional data, e.g. user or group profiles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/903Querying
    • G06F16/9035Filtering based on additional data, e.g. user or group profiles
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/16Sound input; Sound output
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/20Natural language analysis
    • G06F40/205Parsing
    • G06F40/211Syntactic parsing, e.g. based on context-free grammar [CFG] or unification grammars
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L15/00Speech recognition
    • G10L15/22Procedures used during a speech recognition process, e.g. man-machine dialogue

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

本発明の実施形態は、電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法に関する。
近年、音声による機器の操作や情報・コンテンツ検索を行うサービス(AIによる音声対話型のコンテンツ検索サービス)のニーズが高まりつつある。この検索サービスは、リモートコントローラ(以下「リモコン」と称す)を手にすることなく、機器に話しかけるだけで操作や情報検索ができることの利便性から、急速に普及している。
この検索サービスの操作の対象は、話しかけた機器のみならず家庭内のあらゆる機器が対象となるため、今後、こういった検索サービスを提供する事業者や機器製造メーカが増加することが予想される。
音声による検索サービスを部屋のテレビジョン装置(以下「テレビ」と称す)などの機器で利用することを想定すると、音声操作した結果を画面上に表示したり、画面上に表示されているもの(例えば番組リストの中から所望の番組)を音声操作によって指定したりすることが考えられる。
こういったVUI(Voice User Interface)とGUI(Graphical User Interface)の組み合わせを実現する場合に、音声を入力するデバイスとしては、UX(User Experience)上、リモコンを利用することが好ましい。
特開2006-319797号公報
現在は、1台の機器につき1つの検索サービスを利用するケースが大多数であるが、今後は1台の機器で複数の検索サービスを利用することが予想される。
この場合、利用者の発話(サービス名称を声で言うこと)をトリガに検索サービスを使い分けることはできる。
一方、テレビのリモコンをマイクデバイスとして利用する場合に、検索サービス毎に専用のボタンを設けてそのボタン操作によりサービスを使い分けることが考えられるが、今後、検索サービスが増加した場合に、リモコンに配置するボタンの数が増えてしまう。
本発明が解決しようとする課題は、リモコンの1つのボタンの操作によって音声による複数の検索サービスを使い分けることができる電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法を提供することにある。
実施形態の電子機器は、音声認識機能を動作させるためのボタンを有しボタンの操作に応じて信号を出力する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器であって、記憶部、音声取得部、音声解析部、選定部を備える。記憶部には一つ以上のコンピュータによる検索サービスの中からいずれかを選定するための条件が記憶されている。受信部はボタンの操作に応じて外部端末から出力される信号を受信する。音声取得部は外部端末により集音された音声または電子機器が有する集音部により集音される音声を取得する。音声解析部は音声を解析する。選定部は信号受信時の電子機器の動作状態と音声解析結果を基に、記憶部の条件に合致する検索サービスを、一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中から選定する。
実施形態の記録再生装置の構成を示す図である。 音声認識サービス設定メニュー画面を示す図である。 記録再生装置の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態を詳細に説明する。
図1は電子機器に係る一つの実施の形態の記録再生装置1の概略構成の一例を示す図である。本実施形態では、映像表示部14を備えた記録再生装置1について説明するが、映像表示部14は必須構成ではない。電子機器が例えばデジタルレコーダ又はコンピュータの本体等の場合には、電子機器は、映像表示部14を備えず、各種ケーブル等を介して、外部の映像表示部(ディスプレイ)に対して表示情報を出力する。
図1を参照して記録再生装置1の構成を説明する。図1に示すように、記録再生装置1は、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとしてのサービスサーバ(サーバ200,201、202等)にネットワークNTWを介して接続される記録再生装置本体100を備える。
記録再生装置本体100は、外部端末としてのリモートコントローラ20(以下「リモコン20」と称す)とBluetooth(登録商標)および赤外線通信などの無線通信により接続される。
リモコン20は、記録再生装置本体100の機能を操作するための複数のボタン21、信号処理部22、第1送信部としてのIR送信部23、マイク24、音声処理部25、第2送信部としてのBluetooth通信部26(以下「BT通信部26」と称す)等を有する。複数のボタン21の中の一つに設定機能を呼び出すためのボタンである設定ボタン21a、ボイス機能を動作させるためのボタンであるボイスボタン21bがある。
信号処理部22は、複数のボタン21の押下に応じた信号を生成する。IR送信部23は、ボイスボタン21bの操作に応じて信号処理部22により生成される信号を赤外線通信で出力する。
マイク24は、ボタン21bの操作によりアクティブになりユーザが発した音声(第1音声)を集音する第1集音部である。音声処理部25は、デジタル化された音声をBluetooth通信により送信する。
音声処理部25は、マイク24により集音されたアナログ音声をデジタル化してBT通信部26に渡す。BT通信部26は、デジタル化された音声をBluetooth通信に送信する。つまりBT通信部26および音声処理部25は、マイク24により集音された音声を送信する。
記録再生装置本体100は、地上デジタル放送受信用のアンテナ50、チューナ51、OFDM復調器52、信号処理部53、グラフィック処理部58、音声処理部59、OSD信号生成部61、映像表示部14、スピーカ15、操作部16、図示しない各種端子(映像出力端子、音声出力端子等)、各種インターフェース(IR受信部18、BT通信部19、LANや外部ネットワークNTWとの通信インターフェース73(以下「通信 I/F73」と称す))、本体マイク81、制御モジュール65、ハードディスクドライブ101(以下「HDD101)と称す)等を有する。機器内部に備えるHDD101を内蔵HDDなどともいう。
アンテナ50は、受信した地上デジタルテレビジョン放送信号を地上デジタル放送用のチューナ51に供給する。チューナ51は、供給された放送信号の中から指定されたチャンネルの放送信号を選択し、OFDM(orthogonal frequency division multiplexing)復調器52に供給する。
OFDM復調器52は、入力されたチャンネルの放送信号をデジタルの映像信号及び音声信号に復調した後、信号処理部53に出力する。
信号処理部53は、OFDM復調器52から入力されたデジタルの映像信号及び音声信号に、所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部58及び音声処理部59に出力する。
グラフィック処理部58は、信号処理部53から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(on screen display)信号生成部61で生成されるOSD信号を重畳して映像処理部62へ出力する。このグラフィック処理部58は、信号処理部53の出力映像信号と、OSD信号生成部61の出力OSD信号とを選択的に出力し、または、両出力を組み合わせて出力することができる。
映像処理部62は、グラフィック処理部58から入力されたデジタルの映像信号に、明度、輝度、彩度等の処理を施し、その映像信号を映像表示部14と映像出力端子(図示せず)に供給する。映像処理部62は、コンテンツの映像を画面へ出力する出力部として機能する。
映像表示部14は、例えばディスプレイであり、映像信号に基づく映像を表示パネルに表示する。映像出力端子に外部機器が接続されると、映像出力端子に供給された映像信号は、外部機器へ出力される。
音声処理部59は、入力されたデジタルの音声信号を、スピーカ15で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力して音声を出力させる。アナログ音声信号は、ヘッドホン端子などの音声出力端子(図示せず)を介して外部に出力される。
操作部16は、この記録再生装置本体100に設けられたボタン、スイッチ類であり、記録再生装置本体100の各機能に対してリモコン70とほぼ同等の操作が可能である。
詳述すると、操作部16は、ユーザによる直接操作、例えば番組を視聴、録画予約するためのEPG(電子番組表)表示、EPG(電子番組表)からテレビ放送(番組)のチャンネル(放送局)の選択、番組の録画開始(REC)、録画済みの番組を再生するための番組のリスト表示(過去番組表)、過去番組表から録画した番組を再生するための選択(上下左右の方向指示)や再生開始(PLAY)などに対応する制御コマンドを制御モジュール65に入力する。
本体マイク81は、記録再生装置本体100の周囲(表示パネルの前方周辺)の音声(第2音声)を集音する第2集音部である。入力音声処理部64は、本体マイク81により集音されたアナログ音声をデジタル化して制御モジュール65に出力する。本体マイク81と入力音声処理部64は、記録再生装置本体100の周囲の音声(第2音声)を取得する音声取得部として機能する。
通常、記録再生装置本体100が動作中、本体マイク81はアクティブ状態で常に集音し、リモコン20のボイスボタン21bが押下されたときに非アクティブ状態に切り替えられ、リモコン20のマイク24がアクティブにされるが、リモコン20のボイスボタン21bが押下されたときでも本体マイク81を集音可能な状態(アクティブ状態)を維持し、集音される音の圧力(音圧)の強い方かまたは音声が明りょうに集音される方(音質のよい方)のマイクから集音した音声を利用するようにしてもよい。
IR受信部18は、リモコン20からの指示(操作入力)、例えばチャンネル(放送局)の選択(選局)、録画開始(REC)、録画した番組の再生(PLAY)、一時停止(PAUSE)、特殊再生、あるいはメニュー表示等に対応するコマンドを赤外線通信により制御モジュール65に入力する。
BT通信部19は、リモコン20とBluetooth通信(近距離無線通信)を行う。BT通信部19は、リモコン20から送信される音声信号を受信し制御モジュール65に入力する。この他、WiFi(Wireless Fidelity)通信部などを備えることで、WiFi規格等に準拠する近距離無線通信機器との間で無線通信を行ってもよい。さらにNFC(Near Field Communication)等の規格の近距離無線通信部を設けて、同規格の外部機器と通信するようにしてもよい。
USB I/F76は、USB規格に対応する外部接続装置(入力装置や記憶装置)等とデータや信号の通信を行う。入力装置としては、例えばキーボード、マウス等である。記憶装置としては、この例のようにUSB端子に接続されるHDD102などである。HDD101、102は、設定により記憶領域をさまざまに利用することができる。
HDD101には、電子番組表(EPG)からユーザが個別に指定した番組を予約録画または手動録画するように設定し、HDD102には、ユーザが予め指定した特定のチャンネル(放送事業者や配信事業者)および所定の時間帯の番組を一定期間の間、全て記録するタイムシフトマシン機能(全番組録画機能:「全録機能」または「ループ録画機能」ともいう)による録画を設定可能である。またこの逆の設定も可能である。
なお、この例では、機器内部にHDD101を備え、機器外部にHDD102を接続した例を説明したが、外部接続のHDD102を複数接続してもよい。
通信 I/F73は、制御モジュール65により制御されて、外部ネットワークNTWへのアクセスと外部ネットワークNTW上のさまざまなサービスサーバ(音声認識によるコンテンツの検索サービスを提供するサーバ200、201、202など)との通信を行う。具体的には、通信 I/F73は、制御モジュール65により制御されて、情報の取得のための検索要求(入力情報の送信)や検索の結果の受け取り(情報の取得)等を行う。
サーバ200は、テレビ番組の視聴や録画予約、録画済みのコンテンツの履歴保管等に利用する番組情報を管理し、AIアシスタント機能の、発話(音声)による番組の検索や番組に関連するコンテンツの検索サービス(以下「Aサービス」、「第1検索サービス」等という)を行う。
サーバ201は、AIアシスタント機能の、発話(音声)によるインターネット上のコンテンツの検索サービス(以下「Bサービス」、「第2検索サービス」などという)を提供するコンピュータであり、交通情報、気象情報、インターネット番組、辞書等、広い範囲でのコンテンツの検索が可能である。
サーバ202は、サーバ201とは異なるAIアシスタント機能の、発話(音声)によるコンテンツの検索サービス(「Cサービス」、「第3検索サービス」等という)を提供するコンピュータであり、例えばネットワーク通信販売などのコンテンツの検索や家電操作等に強みがあるものとする。これらのサービスサーバのサービスは、音声での検索だけでなく、音声を文字化した文字データでの検索にも対応している。ここではデジタルの音声信号やその文字データを含めて音声データという。
制御モジュール65は、この装置の動作を司る制御プログラムを格納したROM(read only memory)66、信号やデータを処理する際の作業エリアを提供するRAM(random access memory)67、録画予約情報、各種の設定情報、及び制御情報等が格納されるフラッシュメモリ68、設定部69、入力音声解析部70、サービス選択部71、制御部72等を有しており、上記した信号処理等を含む記録再生装置本体100の全ての機能(放送受信機能、番組の録画及び再生機能、設定機能、ボイス機能、ネットワークとの通信機能)及び動作を統括的に制御する。ボイス機能とは、入力音声解析部70の構文解析機能を含む音声認識機能である。
これにより、記録再生装置本体100は、放送受信機能により地上デジタル放送を受信し、録画機能によりHDD101、102に記録した番組(音声を含む映像データ)を再生機能で再生することで、ユーザは番組を視聴可能になる。また、記録再生装置本体100は、ホームネットワークに接続することで、ホームネットワークに接続された他のレコーダあるいはホームサーバーに保存(記録)された番組を再生できる。
フラッシュメモリ68には、予約録画機能により予約録画するための録画予約テーブルや個別の番組の録画予約テーブル、録画された番組の属性情報である録画情報、ボイス機能の設定情報等が記憶されている。設定情報は、予め設定されている場合もあり、設定部69により表示される設定メニュー画面からユーザの選択操作により設定される場合(図2参照)もある。設定情報は、一つ以上のサービスサーバ(サーバ200、201、202等)による検索サービスの中からいずれかを選定するための選定条件の一つである。
すなわち、フラッシュメモリ68は、一つ以上のサービスサーバ(サーバ200、201、202等)により提供される検索サービスの中からいずれかを選定するための条件を記憶した記憶部といえる。
入力音声解析部70は、BT通信部26により受信されるリモコン20からの音声(第1音声)または本体マイク81により集音される音声(第2音声)を解析する音声解析部である。音声を解析するとは、音声(ユーザが発した声)を文字化し、文字化した音声データを予め設定されている解析用の辞書を用いて構文解析し、単語や意味のある文字、または文字列(キーワード)を抽出する文字認識処理をいう。
サービス選択部71は、リモコン20のボイスボタン21bの操作により信号が受信されたときの記録再生装置本体100の動作状態と音声の構文解析結果(単語等)とを基に、フラッシュメモリ68の設定情報(条件)に合致する検索サービスを、複数の検索サービスの中から選定する選定部として機能する。
例えばサービス選択部71は、設定情報に、信号受信時に利用するサービスとして登録されている検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、設定情報に、記録再生装置本体100が出力中のコンテンツに紐付けられている検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、設定情報に、複数の検索サービスが選択候補として登録されている場合、選定候補の複数の検索サービスの中から一つを呼び出し、リモコン20の確定操作以外のボタン(例えばボイスボタン21b等)の操作で選定候補の検索サービスを順に切り換え、確定ボタン(図示せず)等の押下による確定操作で検索サービスを選定する。
なお、選択候補が表示された状態で、操作がないまま一定時間経過した場合は既に選択されている選択候補の検索サービスを利用対象として選定するものとする。
サービス選択部71は、検索サービスを利用する毎に記憶した検索サービスの利用履歴を参照し、設定情報に設定されている前回利用した検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、記録再生装置本体100を起動してから初めてボイスボタン21bを操作した信号が受信されたときに、設定情報に設定されている最初に利用する検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、設定情報に、「ユーザによる選択」と設定されていた場合、登録されているすべての検索サービスを選定候補として一覧表示し、リモコン20の操作で選択された検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、リモコン20及び記録再生装置本体100を操作する毎に予め記憶した機器の操作履歴を基に、リモコン20と記録再生装置本体100のうち直前に音声を集音した機器からの音声を利用した音声検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、設定情報に、平日、休日、日付、曜日、時間帯のうちの少なくとも一つの時系情報に紐付けて検索サービスが登録されている場合、ボイスボタン21bの操作による信号が受信されたときに合致する音声検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、設定情報に、キーワードに紐付けて音声検索サービスが登録されている場合、集音した音声から抽出した文字または文字列と合致するキーワードに紐付けられている検索サービスを選定する。
サービス選択部71は、設定情報に、コンテンツのジャンルに紐付けて音声検索サービスが登録されている場合、信号受信時に電子機器で出力中のコンテンツのジャンルに紐付けられている音声検索サービスを選定する。
制御部72は、ROM66に保持されている制御プログラムをRAM67が提供する作業エリアに呼び出し、呼び出した制御プログラムに基づき、入力信号や制御信号に対応する処理を実行する。
制御部72は、例えば記録再生機能、ボイス機能を制御し、コンテンツ(番組)に関連する、さまざまな情報(属性情報)を取得する。
制御部72は、操作部16からの操作情報(制御入力)やIR受信部18が受信するリモコン20からの操作情報(制御入力)に基づいて、この装置の各部(設定部69、入力音声解析部70、サービス選択部71等)を制御する。
また、制御部72は、各種の設定情報やホームネットワークにおいてホームサーバーと接続する他のレコーダやテレビジョン装置に関する管理情報などをフラッシュメモリ68に書き込む。
制御部72は、例えばユーザによる操作指示(制御入力)あるいは予約録画のための録画予約情報に基づいて記録再生機能を制御し、出力する映像信号や音声信号などを、予め指定された側のHDD(HDD101、102のうちいずれか)に録画(記録)する。
制御部72は、サービス選択部71により選定された検索サービスを提供するコンピュータ(サーバ200、201、202のうちのいずれか)に、取得された音声(第1音声または第2音声)を用いたコンテンツの検索を行わせ、検索の結果を受け取る制御部として機能する。
制御モジュール65は、コンテンツの取得のための検索要求(入力情報の送信)や検索の結果の受け取り(コンテンツの取得)等を行う。
詳述すると、制御部72は、サービス選択部71によりにより選定された検索サービスを提供するサービスサーバ(サーバ200、201、202のうちのいずれか)に対して、通信 I/F73を介して、取得した音声の少なくとも一部を用いてコンテンツの検索要求を行い、検索要求に対して当該サーバから受信された検索の結果を映像表示部14に出力する。
また、上記制御部72は、通信 I/F73を介して外部のネットワークNTWに接続されるサービスサーバ(サーバ200、201、202等)と情報を送受信する。さらに、上記制御部72は、USB I/F76を介してUSB対応機器と情報伝送を行なう。
さらに、上記制御部72は、チューナ51により受信され、選局されたチャネルのコンテンツ(番組)を表示する。また、制御部72は、フラッシュメモリ68に記憶された録画予約リストに含まれた録画予約情報を参照し、チューナ51により受信された信号に基づくコンテンツ(番組)の録画動作を制御する。録画動作には、手動操作による録画等も含まれる。録画動作の際のコンテンツ(番組)の録画先は、例えば機器内部に備えるHDD101、USB I/F76を介して接続されたHDD102などである。
ここで、図2を参照してボイス機能の各種設定を説明する。
リモコン20の設定ボタン21aまたは機器本体の操作部16の設定ボタン(図示せず)を押下すると、設定部69が、映像表示部14の画面に、この機器で設定可能な各種設定項目のメニュー画面(図示せず)を表示し、その中からボイス機能の設定メニューを選択操作すると、図2に示すように、ボイス機能の設定メニュー画面96を表示する。このボイス機能の設定メニュー画面96には、以下に示す複数の設定項目の選択ボックス97a~97jと、設定終了のボタン98が表示される。設定終了のボタン98が押下されることで、フラッシュメモリ68のボイス機能に関する設定情報が更新される。
1.ボイスボタンに検索サービスを割り当てる
2.ボイス機能起動中のボイスボタン操作
3.ボイスボタン操作時の設定:「前回利用した検索サービスを利用」
4.直前に利用した検索サービス優先
5.ボイスボタン操作毎に検索サービスを切り換える
6.機器の動作状態に応じた検索サービスを利用
7.時間帯、日付、曜日に検索サービスを設定
8.ユーザの行動履歴に応じて検索サービスを利用
9.入力音声に含まれる検索サービスを利用
10.視聴中の番組に応じた検索サービスを利用
なお、2.~10.の各項目については、設定メニュー画面96に全てを載せる必要はなく、自動選定情報として記憶しておき、ボイス機能動作時に自動選定情報を基に検索サービスを自動的に選定するようにしてもよい。
1.の項目の選択ボックス97aを選択すると、利用可能な検索サービスのリスト画面(図示せず)が表示され、そのリスト画面の中から一つの検索サービスを選択することで、選択した検索サービスがボイスボタン21bに割り当てられる。リスト画面にはこの項目の設定を「有効にする」か「無効にする」のチェックボックスが設けられており、「有効にする」のチェックボックスを選択すると、この項目の設定が有効になる。
以降、ボイスボタン21bを押下すると、ここに設定された検索サービスを自動的に選定されて利用可能になり、ボタン操作後にユーザがマイク24に向かって話した文言(音声)がマイク24によって集音されて機器本体を通じて検索サービスに利用されるようになる。
2.の項目の選択ボックス97bを選択すると、検索サービスの切り替えを有効にするか無効にするかを選択させるチェックボックスを設けた画面(図示せず)が表示され、その画面の「有効にする」のチェックボックスを選択すると、この項目が有効になる。
以降、ボイスボタン21bを押下してボイス機能が起動中に、さらにボイスボタン21bを押下することで、予め利用すると設定されていた検索サービスを他のサービスへ切り換えることができるようになる。ボイス機能が起動中とは、ボイスアプリケーションプログラムが立ち上がりマイク24または本体マイク81からの集音が完了するまでの間である。
3.の項目の選択ボックス97cを選択すると、ボイスボタン操作時の動作設定が可能になり、例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により「前回利用した検索サービスを利用」などを選択することで、ボイスボタン21bを押下したときのユーザの所望の動作を設定できる。
以降、ボイスボタン21bを押下すると、前回利用した検索サービスが自動的に選定されて利用可能になる。
4.の項目の選択ボックス97dを選択すると、直前に利用した検索サービスを優先する設定が可能になり、例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により「直前に利用した検索サービス優先」などを選択して設定する。
以降、ボイスボタン21bを押下したとき、サービス選択部71が、予め記憶した機器(リモコン20及び記録再生装置本体100)の操作履歴を基に直前に操作した機器(リモコン20のマイク24または本体マイク81)により集音された音声を使って検索した検索サービスを選定する。
5.の項目の選択ボックス97eを選択すると、ボイスボタン操作毎に検索サービスを切り換える設定が可能になり、例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により「有効にする」、「無効にする」などを選択して設定する。
この5.の項目を「有効にする」を設定した場合、以降、ボイスボタン21bを押下したとき、デフォルト設定の検索サービスが呼び出され、ボイス機能起動中に再度ボイスボタン21bを押下すると、次の検索サービスが呼び出される。そして、マイク24または本体マイク81の集音機能が有効になったときに呼び出されていた検索サービスが利用する検索サービスとして確定する。
6.の項目の選択ボックス97fを選択すると、機器(記録再生装置本体100)の動作状態に応じた検索サービスを利用する設定が可能になり、例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により「放送番組視聴中」、「過去録画番組視聴中」、「番組表表示中」などの項目に対してそれぞれの項目で利用する検索サービスを選択して設定する。
例えば「番組表表示中」の項目に例えば「Aサービス」を設定した場合、以降、ボイスボタン21bを押下したとき、利用する検索サービスとして「Aサービス」が選定されて呼び出される。
7.の項目の選択ボックス97gを選択すると、時間帯、日付、曜日毎に利用する検索サービスを設定することが可能になり、例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により「時間帯」、「日付」、「曜日」などの項目に対してそれぞれ利用する検索サービスを選択して設定する。
例えば「時間帯」の項目の「7時-9時」に、例えば「Bサービス」を設定した場合、以降、ボイスボタン21bを押下した時刻がその時間帯に合致した場合に、利用する検索サービスとして「Bサービス」が選定されて呼び出される。「日付」の項目には、例えば「×月○日」に「Bサービス」、「×月×日」に「Cサービス」などと設定可能である。「曜日」の項目には、例えば「月曜日-金曜日」に「Bサービス」、「土曜日」、「日曜日」に「A検索サービス」などと設定可能である。
この他、ユーザが所望に応じてカテゴリ分けして設定した日毎に利用する検索サービスを設定することも可能である。例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により、カテゴリの一つとして、「平日」(ユーザが働きに行く日とカテゴリ分けした日)、これとは異なる行動を起こす日としてカテゴリ分けした「休日」(ユーザが仕事に行かない日)などの項目に対してそれぞれ利用する検索サービスを選択して設定する。なお、この例では、ユーザが異なる行動を起こす日のカテゴリの区分を「休日」と「平日」としたが、それ以外のカテゴリの分け方であってもよい。
例えば「休日」の項目として、例えば「火曜日」を選択し、「火曜日」の検索サービスとして、その休日に利用する検索サービスとして、例えば「Aサービス」を設定し、「平日」の項目には「月曜日」、「水曜日‐日曜日」を選択し、「Bサービス」を設定することで、以降、ボイスボタン21bを押下した日が「平日」に合致した場合に、利用する検索サービスとして「Bサービス」が選定されて呼び出される。これにより、「休日」は、録画した番組に関するコンテンツの検索に優位性のある「Aサービス」が呼び出され、「平日」には天気予報などのコンテンツの検索に優位性のある「Bサービス」が呼び出される。
8.の項目の選択ボックス97hを選択すると、ユーザの行動履歴(習慣)に応じて検索サービスを利用することが可能になる。
この場合、過去に利用した検索サービスの利用履歴を記録再生装置本体100またはネットワーク上のサーバなどに記憶しておき、ボイスボタン21bが操作されたときの時刻と利用履歴を基に検索サービスを選定する。例えば月曜の朝の時間帯はAサービスを利用し、月曜の夜の時間帯はBサービスを利用していた、といった過去の利用履歴をフラッシュメモリ68に記憶しておき、ボイスボタン21bが操作されたとき、記憶していた過去の利用履歴を基に、検索サービスを利用した時間帯に応じた検索サービスを選定する。
9.の項目の選択ボックス97iを選択すると、入力音声に含まれる検索サービスを利用する設定が可能になり、例えばプルダウンメニューの画面が表示されて、プルダウンメニューの操作により、「有効にする」、「無効にする」のいずれかを選択して設定する。
この9.の項目を「有効にする」を設定した場合、以降、ボイスボタン21bを押下した後、マイク24または本体マイク81の集音機能が有効になり、ユーザが発話した言葉の中にキーワードとして「Aサービス」などの文字列が含まれていた場合は、「Aサービス」が選定されて、呼び出されるようになる。「Bサービス」などの文字列が含まれていた場合は、「Bサービス」が選定されて、呼び出されるようになる。
10.の項目の選択ボックス97jを選択すると、視聴中の番組のジャンル(種別)に応じた検索サービスが設定可能になり、視聴中の番組として「バラエティ」、「歌謡」、「アニメ」、「ドラマ」などの項目に対して、それぞれ利用する検索サービスを選択して設定する。なお、すべてにジャンルに検索サービスを設定する必要はなく、所望のジャンルに設定すればよい。
例えば「バラエティ」の項目に対して「Bサービス」を設定した場合、以降、ボイスボタン21bを押下したときに、記録再生装置本体100の動作状態が「バラエティ」番組を視聴中であれば、「Bサービス」が選定されて、呼び出される。
以下、図3のフローチャートを参照してこの記録再生装置の動作を説明する。
この記録再生装置の場合、ユーザによりリモコン20のボイスボタン21bが操作されると、リモコン20では、信号処理部22が、ボタン21bに応じた信号を生成し、生成された信号がIR送信部23から送信される。リモコン20では、ボタン21bの押下によりマイク24がアクティブにされ、集音が可能になる。
ここで、ユーザがリモコン20のマイク24に向かって発話すると、その音声がマイク24によって収集されて音声処理の後、BT通信部26から送信される。
記録再生装置本体100では、リモコン20から送信されたIR信号がIR受信部18に受信され(図3のステップS101のYes)、制御モジュール65に入力されると、制御部72は、その信号がボイスボタン21bの信号か否かを判定する(ステップS102)。
判定の結果、ボイスボタン21bの信号でなければ(ステップS102のNo)、その信号に応じた機能の制御を行う(ステップS103)。
一方、受信された信号がボイスボタン21bの信号の場合(ステップS102のYes)、続いて制御部72は、信号受信時の記録再生装置本体100の動作状態を基に、ボイス機能の設定情報の設定に合致した検索サービスを選定し(ステップS104)、選定した検索サービスに対応した発話を促すGUIを表示する(ステップS105)。
そして、リモコン20からの音声の受信を待機し(ステップS106)、リモコン20のマイク24により集音された音声がBT通信部19により受信され(ステップS106のYes)、制御モジュール65に入力されると、入力音声解析部70が、入力された音声を解析し(ステップS107)、入力された音声の解析結果の単語(キーワード)をサービス選択部71に渡す。
サービス選択部71は、入力音声解析部70により解析された単語(キーワード)を基に、ボイス機能の設定情報の設定に合致した検索サービスを選定する(ステップS108)。
制御部72は、サービス選択部71により選定された検索サービスを提供するサービスサーバ(サーバ200~202のいずれか)に検索要求を行う(ステップS109)。検索要求には、リモコン20から受け取った音声の少なくとも一部が含まれ、必要に応じて解析結果の単語等が含まれる。
検索要求を受け取ったサービスサーバ(サーバ200~202のいずれか)では、受け取った音声や単語を基にコンテンツの検索を行い、検索の結果(コンテンツ)を記録再生装置本体100に送る。
記録再生装置本体100では、サーバから送信された検索の結果(コンテンツ)が受信されると(ステップS110)、そのコンテンツを映像表示部14に出力し(ステップS111)表示する。
以上説明したようにこの実施形態の記録再生装置1によれば、記録再生装置本体100に設定部69、入力音声解析部70及びサービス選択部71を設け、予めリモコン20のボイスボタン21bが押下されたときの検索サービスの選定条件(設定情報)をフラッシュメモリ68に記憶しておき、ボイスボタン21bの押下で信号が出力されたときの記録再生装置本体100の動作状態と集音した音声の解析結果を基にサービス選択部71がフラッシュメモリ68の設定情報に合致する検索サービスを選定し、制御部72が、選定された検索サービスを提供するサービスサーバ(サーバ200、201、202のいずれか)に対して、リモコン20のマイク24(または記録再生装置本体100の本体マイク81)で集音した音声を用いたコンテンツの検索を行わせるので、一つのボイスボタン21bで、音声を利用する複数の検索サービスに対応でき、リモコン20に搭載するボタンの数を少なくすることができる。
すなわち、本実施形態によれば、リモコン20の1つのボイスボタン21bの操作によって音声による複数の検索サービスを使い分けることができ、また検索サービスの切り換えもできるようになる。
なお、上記実施形態では、記録再生装置本体100とリモコン20にそれぞれマイク24、81等を設けた例を示したが、いずれか一方に集音部(マイク)があればよい。すなわち、リモコン20のマイク24により集音された音声または記録再生装置本体100が有する本体マイク81により集音される音声を取得する音声取得部があればよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また上記実施形態に示した記録再生装置1の各構成要素を、コンピュータのハードディスク装置などのストレージにインストールしたプログラムで実現してもよく、また上記プログラムを、コンピュータ読取可能な電子媒体:electronic mediaに記憶しておき、プログラムを電子媒体からコンピュータに読み取らせることで本発明の機能をコンピュータが実現するようにしてもよい。
電子媒体としては、例えばCD-ROM等の記録媒体やフラッシュメモリ、リムーバブルメディア:Removable media等が含まれる。さらに、ネットワークを介して接続した異なるコンピュータに構成要素を分散して記憶し、各構成要素を機能させたコンピュータ間で通信することで実現してもよい。
1…記録再生装置、14…映像表示部、15…スピーカ、16…操作部、18…IR受信部、19…BT通信部、20…リモートコントローラ(リモコン)、21…ボタン、21a…設定ボタン、21b…ボイスボタン、22…信号処理部、23…IR送信部、24…マイク、25…音声処理部、26…BT通信部、50…アンテナ、51…チューナ、52…OFDM復調器、53…信号処理部、58…グラフィック処理部、59…音声処理部、61…OSD信号生成部、62…映像処理部、64…入力音声処理部、65…制御モジュール、68…フラッシュメモリ、69…設定部、70…入力音声解析部、71…サービス選択部、72…制御部、73…通信インターフェース(通信 I/F)、76…USBインターフェース(USB I/F)、81…本体マイク、96…ボイス機能の設定メニュー画面、97…選択ボックス、98…設定終了ボタン、100…記録再生装置本体、101、102…ハードディスクドライブ(HDD)、200~202…サーバ、NTW…ネットワーク。

Claims (13)

  1. 音声認識機能を動作させるためのボタンを有し前記ボタンの操作に応じて信号を出力する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器であって、
    一つ以上のコンピュータによる検索サービスの中からいずれかを選定するための条件が記憶された記憶部と、
    前記ボタンの操作に応じて前記外部端末から出力される信号を受信する受信部と、
    前記外部端末により集音された音声または前記電子機器が有する集音部により集音される音声を取得する音声取得部と、
    前記音声を解析する音声解析部と、
    前記信号受信時の電子機器の動作状態と音声解析結果を基に、前記記憶部の条件に合致する検索サービスを、前記一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中から選定する選定部とを具備し、
    前記選定部は、前記条件に、信号受信時に利用するサービスとして登録されている検索サービスを選定し、
    前記選定部は、前記検索サービスを利用する毎に記憶した検索サービスの利用履歴を参照し、前記条件に設定されている前回利用した検索サービスを選定する、
    電子機器。
  2. 前記選定部により選定された検索サービスを提供するコンピュータに、前記電子機器または前記外部端末により集音された音声を用いたコンテンツの検索を行わせる制御部をさらに具備する請求項1記載の電子機器。
  3. 前記選定部は、
    前記条件に、前記電子機器が出力中のコンテンツに紐付けられている検索サービスをさらに選定可能とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記選定部は、
    前記条件に、前記複数の検索サービスが選択候補として登録されている場合、選定候補の複数の検索サービスの中から一つを呼び出し、前記外部端末の確定操作以外のボタンの操作で選定候補の検索サービスを順に切り換え、前記確定操作で検索サービスをさらに選定可能とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記選定部は、
    前記電子機器を起動してから初めて前記ボタンの信号が受信されたときに、前記条件に設定されている最初に利用する検索サービスを選定する請求項記載の電子機器。
  6. 音声認識機能を動作させるためのボタンを有し前記ボタンの操作に応じて信号を出力する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器であって、
    一つ以上のコンピュータによる検索サービスの中からいずれかを選定するための条件が記憶された記憶部と、
    前記ボタンの操作に応じて前記外部端末から出力される信号を受信する受信部と、
    前記外部端末により集音された音声または前記電子機器が有する集音部により集音される音声を取得する音声取得部と、
    前記音声を解析する音声解析部と、
    前記信号受信時の電子機器の動作状態と音声解析結果を基に、前記記憶部の条件に合致する検索サービスを、前記一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中から選定する選定部とを具備し、
    前記選定部は、
    前記条件に、「ユーザによる選択」と設定されていた場合、登録されているすべての検索サービスを選定候補として一覧表示し、前記外部端末の操作で選択された検索サービスを選定する電子機器。
  7. 音声認識機能を動作させるためのボタンと、前記ボタンの操作に応じて信号を出力する第1送信部と、前記ボタンの操作により第1音声を集音する第1集音部と、集音された第1音声を送信する第2送信部とを有する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器本体を備える電子機器であって、
    前記電子機器本体が、
    第2音声を集音する第2集音部と、
    前記外部端末のボタンの操作に応じて出力される信号を受信する受信部と、
    前記外部端末から送信された前記第1音声を受信する第2受信部と、
    前記第2受信部により受信された第1音声または前記第2集音部により集音された第2音声を解析する音声解析部と、
    一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中からいずれかを選定するための条件が記憶された記憶部と、
    前記信号受信時の前記電子機器本体の動作状態と音声解析結果を基に、前記記憶部の条件に合致する検索サービスを前記一つ以上音声検索サービスの中から選定する選定部と
    を具備し、
    前記選定部は、
    前記条件に、コンテンツのジャンルに紐付けて音声検索サービスが登録されている場合、信号受信時に電子機器で出力中のコンテンツのジャンルに紐付けられている音声検索サービスを選定する、
    する電子機器。
  8. 前記選定部は、
    予め記憶した機器の操作履歴を基に、前記外部端末と電子機器本体のうち直前に音声を集音した機器からの音声を利用した音声検索サービスをさらに選定可能とする請求項1または請求項いずれか記載の電子機器。
  9. 前記選定部は、
    前記条件に、平日、休日、日付、曜日、時間帯のうちの少なくとも一つの時系情報に紐付けて検索サービスが登録されている場合、前記信号が受信されたときに合致する音声検索サービスをさらに選定可能とする請求項1または請求項いずれか記載の電子機器。
  10. 前記選定部は、
    前記条件に、キーワードに紐付けて音声検索サービスが登録されている場合、集音した音声から抽出した文字または文字列と合致するキーワードに紐付けられている検索サービスをさらに選定可能とする請求項1または請求項いずれか記載の電子機器。
  11. 音声認識機能を動作させるためのボタンを有し前記ボタンの操作に応じて信号を出力する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器であって、
    一つ以上のコンピュータによる検索サービスの中からいずれかを選定するための条件が記憶された記憶部と、
    前記ボタンの操作に応じて前記外部端末から出力される信号を受信する受信部と、
    前記外部端末により集音された音声または前記電子機器が有する集音部により集音される音声を取得する音声取得部と、
    前記音声を解析する音声解析部と、
    前記信号受信時の電子機器の動作状態と音声解析結果を基に、前記記憶部の条件に合致する検索サービスを、前記一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中から選定する選定部とを具備し、
    前記選定部は、
    前記条件に、コンテンツのジャンルに紐付けて音声検索サービスが登録されている場合、信号受信時に電子機器で出力中のコンテンツのジャンルに紐付けられている音声検索サービスを選定する電子機器。
  12. 音声認識機能を動作させるためのボタンを有し前記ボタンの操作に応じて信号を出力する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器により実行されるプログラムであって、
    前記電子機器を、
    一つ以上のコンピュータによる検索サービスの中からいずれかを選定するための条件が記憶された記憶部と、
    前記ボタンの操作に応じて前記外部端末から出力される信号を受信する受信部と、
    前記外部端末により集音された音声または前記電子機器が有する集音部により集音される音声を取得する音声取得部と、
    前記音声を解析する音声解析部と、
    前記信号受信時の電子機器の動作状態と音声解析結果を基に、前記記憶部の条件に合致する検索サービスを、前記一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中から選定する選定部として機能させ
    前記選定部は、前記条件に、信号受信時に利用するサービスとして登録されている検索サービスを選定し、
    前記選定部は、前記検索サービスを利用する毎に記憶した検索サービスの利用履歴を参照し、前記条件に設定されている前回利用した検索サービスを選定する、
    プログラム。
  13. 音声認識機能を動作させるためのボタンを有し前記ボタンの操作に応じて信号を出力する外部端末と、ネットワーク上で音声によるコンテンツの検索サービスを提供する一つ以上のコンピュータとに有線または無線により接続される電子機器による検索サービス選定方法であって、
    一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中からいずれかを選定するための条件を記憶し、
    前記外部端末のボタンの操作に応じて出力される信号を受信し、場合によって前記外部端末により集音された音声を取得し、
    信号受信時の電子機器の動作状態と音声解析結果を基に、前記条件に合致する検索サービスを前記一つ以上のコンピュータによる音声検索サービスの中から選定し、
    前記選定は、前記条件に、信号受信時に利用するサービスとして登録されている検索サービスを選定し、
    前記選定は、前記検索サービスを利用する毎に記憶した検索サービスの利用履歴を参照し、前記条件に設定されている前回利用した検索サービスを選定する、
    検索サービス選定方法。
JP2019126414A 2019-07-05 2019-07-05 電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法 Active JP7227093B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126414A JP7227093B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法
PCT/CN2020/098617 WO2021004309A1 (zh) 2019-07-05 2020-06-28 电子设备及检索服务选定方法
CN202080002707.XA CN112272826A (zh) 2019-07-05 2020-06-28 电子设备及检索服务选定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019126414A JP7227093B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021012545A JP2021012545A (ja) 2021-02-04
JP7227093B2 true JP7227093B2 (ja) 2023-02-21

Family

ID=74114376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019126414A Active JP7227093B2 (ja) 2019-07-05 2019-07-05 電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7227093B2 (ja)
CN (1) CN112272826A (ja)
WO (1) WO2021004309A1 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306089A (ja) 2000-04-24 2001-11-02 Alpine Electronics Inc 音声処理装置およびナビゲーション装置
JP2016062560A (ja) 2014-09-22 2016-04-25 株式会社東芝 電子機器及びその制御方法
JP2016180918A (ja) 2015-03-25 2016-10-13 日本電信電話株式会社 音声認識システム、音声認識方法、プログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1713271A (zh) * 2004-06-15 2005-12-28 三洋电机株式会社 遥控系统、控制器、向计算机提供控制器功能的程序
JP2006319797A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 放送受信装置及びリモコン
US8310603B2 (en) * 2005-12-20 2012-11-13 Panasonic Corporation Device linkage apparatus
CN102215360A (zh) * 2010-04-09 2011-10-12 索尼爱立信移动通讯有限公司 移动通信终端中基于声音采样调谐节目频道的方法和装置
JP2013068532A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Clarion Co Ltd 情報端末、サーバー装置、検索システムおよびその検索方法
EP2610862B1 (en) * 2011-12-30 2015-07-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic apparatus and method of controlling electronic apparatus
EP3089157B1 (en) * 2013-12-26 2020-09-16 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Voice recognition processing device, voice recognition processing method, and display device
WO2016014026A1 (en) * 2014-07-22 2016-01-28 Nuance Communications, Inc. Systems and methods for speech-based searching of content repositories
KR102298767B1 (ko) * 2014-11-17 2021-09-06 삼성전자주식회사 음성 인식 시스템, 서버, 디스플레이 장치 및 그 제어 방법

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001306089A (ja) 2000-04-24 2001-11-02 Alpine Electronics Inc 音声処理装置およびナビゲーション装置
JP2016062560A (ja) 2014-09-22 2016-04-25 株式会社東芝 電子機器及びその制御方法
JP2016180918A (ja) 2015-03-25 2016-10-13 日本電信電話株式会社 音声認識システム、音声認識方法、プログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
100%ムックシリーズ 家電批評[特別編集] ホームネットワークがまるごとわかる本 最新版2016,日本,株式会社晋遊舎,2015年10月01日,p. 027

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021012545A (ja) 2021-02-04
CN112272826A (zh) 2021-01-26
WO2021004309A1 (zh) 2021-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5346924B2 (ja) 予定の衝突の間に重複メディアコンテンツを録画するためのシステムおよび方法
US20130294753A1 (en) Facility for processing verbal feedback and updating digital video recorder (dvr) recording patterns
CA2594238C (en) Method and system for reconfiguring a selection system based on layers of categories descriptive of recordable events
US20030018748A1 (en) System and method for providing television program information to an entertainment device
US20060041926A1 (en) Voice control of multimedia content
US20110119715A1 (en) Mobile device and method for generating a control signal
US20060075429A1 (en) Voice control of television-related information
US20020133821A1 (en) Activity schedule controls personalized electronic content guide
CN104904227A (zh) 显示设备以及用于控制显示设备的方法
US20090235309A1 (en) Methods and devices for presenting an interactive media guidance application
CN103516854A (zh) 终端装置及其控制方法
WO2007094168A1 (ja) コンテンツ処理装置、コンテンツ処理方法、制御プログラム、および、記録媒体
US20230401030A1 (en) Selecting options by uttered speech
JP2007116450A (ja) 記録報知システム、携帯端末及び表示プログラム
JP7227093B2 (ja) 電子機器、プログラムおよび検索サービス選定方法
JP2016062560A (ja) 電子機器及びその制御方法
JP7301663B2 (ja) 通知機能を備えた電子装置及び電子装置の制御方法
KR100513293B1 (ko) 음성 입력 리모컨을 이용한 방송 컨텐츠 검색 시스템 및방법
JP7216621B2 (ja) 電子機器、プログラムおよび音声認識方法
JP2006042061A (ja) 放送受信装置、番組情報音声出力プログラム
MX2013004257A (es) Receptor de servicios de video que proporciona un listado de servicios especificos de contenido grabado, y metodos de operacion relacionados.
JP2017092848A (ja) 放送受信装置および操作機器
KR20060066270A (ko) 디지털 티브이 및 예약녹화방법
JP4318390B2 (ja) 通信システム
JP2012075046A (ja) 映像記録装置、映像記録方法、映像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7227093

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150