JP7227033B2 - 切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棒状ワークを所定長さに切断する切断装置に関する。
長尺の棒状あるいは線状の部材を所定長さに切断する装置が知られている。例えば特許文献1には、棒状金属材料を切断してペレットを製造するペレット製造装置が開示されている。
この装置は、棒状金属材料であるワークが挿通される導入孔を有しその開口部周縁に固定刃部が形成された固定刃部材と、上記導入孔に平行な貫通孔を有しその開口部周縁に可動刃部が形成された可動刃部材とを有し、可動刃部材を導入孔の軸線方向に直交する方向に移動させることで、ワークを切断するように構成されている。ワークの切断長さは、可動刃部材に対してワークの突出方向に位置し貫通孔を貫通されるワークを一定長さで止めるストッパーによって設定される。
特開平9-192922号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置は、ワークを水平方向に固定刃部材および可動刃部材に貫通させているため、ワークの切断後、次の切断位置へワークをストッパーに向けて送り出す機構が別途必要となり、その結果、装置構成が複雑化するという問題がある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、棒状ワークの送り出し機構を必要とすることなく棒状ワークを所定長さに切断することができる切断装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る切断装置は、挿通管と、切断治具と、可動ユニットと、除去ユニットとを具備する。
前記挿通管は、鉛直方向に平行な第1の軸方向に延び、棒状ワークが挿通される。
前記切断治具は、前記挿通管に挿通された棒状ワークの下端部を支持する支持部と、前記支持部を支持するベース部と、を有する。
前記可動ユニットは、前記支持部に支持された棒状ワークを前記下端部から所定長さの位置で切断する刃部と、棒状ワークの切断位置と前記切断位置から離間した退避位置との間にわたって前記刃部を前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に往復移動させる駆動部と、を有する。
前記除去ユニットは、前記刃部で切断された前記所定長さのワークを前記支持部から除去する。
上記切断装置においては、棒状ワークが鉛直方向に平行な姿勢に配置される。このため、切断された所定長さのワーク片が除去ユニットにより支持部から除去された際、棒状ワークをその自重を利用して支持部に落とし込む。これにより、棒状ワークを切断位置へ送り出す機構が不要となるため、装置構成の簡素化を図ることができる。
前記除去ユニットは、前記切断治具に設けられ前記ワーク片に向けてエアを噴出するノズル部を含んでもよい。これにより、複雑な機構を必要とすることなくワーク片を支持部から除去することができる。
例えば、前記駆動部は、エアシリンダを含み、前記除去ユニットは、前記刃部が前記切断位置から前記退避位置へ移動するときに前記エアシリンダから排出されるエアを前記ノズル部に供給する弁装置をさらに含んでもよい。
前記支持部は、前記ベース部に対して着脱可能な第1の板状部材であってもよい。前記第1の板状部材は、前記棒状ワークの下端部に当接し前記切断位置までの距離がそれぞれ異なる複数の当接部を有し、前記ベース部に対する前記第1の板状部材の取り付け姿勢に応じて、前記挿通管の軸上に配置される1つの当接部が選択される。
これにより、単一の部材でワーク片の長さを任意に調整することができる。
前記切断治具は、前記挿通管と前記切断位置との間に配置され前記棒状ワークを位置決めする位置決め部をさらに有してもよい。
例えば、前記位置決め部は、前記ベース部に対して着脱可能な第2の板状部材であってもよい。前記第2の板状部材は、開口径の異なる複数の貫通孔を有し、前記ベース部に対する前記第2の板状部材の取り付け姿勢に応じて、前記挿通管の軸上に配置される1つの貫通孔が選択される。
前記ベース部は、前記切断位置に配置され前記棒状ワークを受容する受容部をさらに有してもよい。前記受容部は、前記棒状ワークの周面を前記第1及び第2の軸方向に直交する第3の軸方向に挟持可能なテーパ状の切欠き部を有する。
前記挿通管は、前記切断治具に取り付けられる第1のパイプと、前記第1のパイプに嵌合する第2のパイプとを有してもよい。これにより、棒状ワークの挿通管への挿通作業が容易となる。
本発明によれば、棒状ワークの送り出し機構を必要とすることなく棒状ワークを所定長さに切断することができる。
本発明の一実施形態に係る切断装置の側面図である。 図1におけるA-A線断面図である。 図1におけるB-B線断面図である。 図2におけるC部の拡大図である。 上記切断装置における除去ユニットの一構成要素である弁装置の一構成例を示す模式図である。 上記切断装置における切断位置周辺の断面図であって、(a)は刃部が切断位置に移動したときの様子を示し、(b)はワーク片が支持部から除去される様子を示す。 上記切断装置における支持部の一構成例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 上記切断装置における位置決め部の一構成例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る切断装置100の側面図、図2は図1におけるA-A線断面図、図3は図1におけるB-B線断面図、図4は図2におけるC部の拡大図である。
なお、各図中、X軸、Y軸及びZ軸は、相互に直交する3軸方向を示しており、Z軸は鉛直方向に相当する。
本実施形態の切断装置100は、長尺の棒状あるいは線状のワーク(以下、棒状ワークWともいう)を切断して所定長さの複数のピン状のワーク(以下、ワーク片W1ともいう)を製造するためのものである。
棒状ワークWは、中実の部材であるが、チューブなどの中空の部材であってもよい。棒状ワークWは直線的なリジッド材に限られず、可撓性を有していてもよい。棒状ワークWを構成する材料は、ポリカーボネート等の合成樹脂であるが、インジウムやアルミニウム等の比較的軟質の金属材料であってもよい。棒状ワークWの外径、全長等も特に限定されない。作製されたワーク片W1の用途も特に限定されず、各種機器の部品や構造体であってもよいし、各種材料製造用の原料であってもよい。本実施形態においてワーク片W1は、真空ポンプのポンプヘッドに設置されるバルブ機構の一構成要素である弁体の支持ピンに用いられる。
本実施形態の切断装置100は、後述するように、外径2mmあるいは4mm、全長が1mの棒状ワークWから、長さ7mmあるいは10mmの複数のワーク片W1を作製することが可能に構成される。なお勿論、棒状ワークWの外径及び長さは、上記の例に限られない。
[切断装置の構成]
図1に示すように、切断装置100は、装置本体1と、装置本体1を操作する操作ユニット2と、装置本体1及び操作ユニット2を支持する作業台3とを備える。
装置本体1は、挿通管10と、切断治具20と、可動ユニット30と、除去ユニット40とを備える。
操作ユニット2は、装置本体1を駆動し、あるいはその駆動を停止させるための操作ボタン2aを有するスイッチである。以下、装置本体1の詳細について説明する。
(挿通管)
挿通管10は、鉛直方向に平行なZ軸方向に延びる金属製又は合成樹脂製のパイプであって、内部に棒状ワークW(図2)が挿通される。挿通管10の下端部は、切断治具20の固定部212に接続され、棒状ワークWを鉛直方向に平行な姿勢(以下、垂直姿勢ともいう)で切断治具20へ供給する。
挿通管10は、単一のパイプで構成されてもよいが、本実施形態では、第1のパイプ11及び第2のパイプ12を組み合わせて構成される。第1のパイプ11の一端(下端)は、固定部212に固定される。第2のパイプ12は、第1のパイプ11よりも大きな内径を有し、第1のパイプ11の外周面に嵌合可能に構成される。挿通管10が2つのパイプで構成されているため、棒状ワークWが挿通された第2のパイプ12を第1のパイプ11へ嵌合することで、切断治具20に対して棒状ワークWがセットされる。これにより、挿通管10が単一のパイプで構成される場合と比較して、長尺の棒状ワークWを切断治具20へ容易にセットすることができる。
(切断治具)
切断治具20は、ベース部21と、挿通管10に挿通された棒状ワークWの下端部を支持する支持部22と、棒状ワークWを位置決めする位置決め部23とを有する。
ベース部21は、支持部22と位置決め部23とを支持する。ベース部21は、典型的には金属材料で構成され、作業台3の上に設置される。ベース部21は、棒状ワークWの切断位置に設けられた刃受け部211と、挿通管10を固定する固定部212とを有する。
刃受け部211は、図2及び図3に示すように、棒状ワークWを受容する受容部211aを有する。受容部211aは、切断位置において棒状ワークWを位置決めして、切断精度を高めるためのものである。本実施形態において受容部211aは、棒状ワークWの周面をY軸方向に挟持可能なテーパ状の一対の切欠き部Tsを有する(図3参照)。これにより、外径が異なる複数種の棒状ワークWに対して共通の受容部211aで位置決めすることができる。受容部211aにはさらに、棒状ワークWを切断する刃材311(刃部31)の一部が進入可能な溝部Gs(図4参照)を有する。溝部Gsの形成位置は、切断治具20における棒状ワークWの切断位置に相当する。
支持部22は、ベース部21に対して着脱可能な金属製の板状部材(第1の板状部材)で構成され、刃受け部211の直下に配置される。支持部22は、可動ユニット30の刃部31に向かって突出し棒状ワークWの下端部に当接する当接部220を有する。支持部22は、図7を参照して後述するように、棒状ワークWをその下端部から切断位置までの距離を可変に調整することが可能に構成される。
位置決め部23も支持部22と同様に、ベース部21に対して着脱可能な金属製の板状部材(第2の板状部材)で構成される。位置決め部23は、刃受け部211と挿通管10との間に設置され、本実施形態では、刃受け部211の直上に配置される。位置決め部23は、棒状ワークWが挿通される貫通孔230(図4参照)を有し、当該貫通孔を介して棒状ワークWの軸心を位置決めする。特に本実施形態では、図8を参照して後述するように、開口径が異なる複数の貫通孔を有し、外径の異なる棒状ワークWにも対応可能に構成される。
なお、挿通管10にワークWの位置決め機能を有する場合、位置決め部23の設置は省略可能である。
ベース部21は、固定部212に固定された挿通管10(第1のパイプ11)の内部と位置決め部23の貫通孔230との間を連通させる連通孔210を有する(図4参照)。連通孔210は、外径が異なる複数種の棒状ワークWが挿通可能な開口径を有する。
(可動ユニット)
可動ユニット30は、切断位置において、支持部22に支持された棒状ワークWをその下端部から所定長さの位置で切断する刃部31と、棒状ワークWの切断位置と棒状ワークWから離間した退避位置との間にわたって刃部31を水平方向(X軸方向)に往復移動させる駆動部32と、を有する。
図2及び図3に示すように、刃部31は、切断治具20の刃受け部211に対向して配置される。刃部31は、刃材311と、刃材311を保持するホルダ312とを有する。刃材311は、棒状ワークWを切断することが可能であれば、その材質、形状等は特に限定されない。ホルダ312は、Y軸方向に長手の金属または合成樹脂製のブロックであり、その一端側の近傍に設けられた回動軸313を中心に鉛直軸(Z軸)まわりに回動可能に作業台3に設置される。
駆動部32は、本実施形態では、エアシリンダで構成される。駆動部32は、ハウジング321の内部をX軸方向に移動可能なピストン322を有し、ピストン322の先端部には刃部31を刃受け部211に向けて押圧するプッシャ323が取り付けられている。プッシャ323は、ホルダ312の他端側に当接可能に構成される。駆動部32は、刃材311が受け部211に近接する切断位置と、刃材311が受け部211から離間した退避位置との間にわたって、刃部31を、回動軸313を支点としてX軸方向(あるいはZ軸まわり)に往復移動させる。
可動ユニット30はさらに、刃部31を退避位置へ付勢する付勢シリンダ33を有する。付勢シリンダ33は、ホルダ312の他端側を刃受け部211に向けてX軸方向に付勢する押圧軸331を有する。
付勢シリンダ33は、適宜の固定具332を介して作業台3に設置される。ホルダ312に対する付勢シリンダ33の付勢力は、ホルダ312に対する駆動部32の押圧力よりも小さい値に設定される。駆動部32による刃部31の押圧が解除されたとき、刃部31は、付勢シリンダ33によって図3に示す退避位置へ自動的に復帰する。なお、付勢シリンダ33の代わりに、回動軸313に巻回されたトーションバネなどの任意の弾性部材が用いられてもよい。
(除去ユニット)
除去ユニット40は、刃部31で所定長さに切断されたワーク片W1を支持部22から除去するためのものである。本実施形態において除去ユニット40は、切断治具20の刃受け部211に設けられたノズル部41を含む。ノズル部41は、支持部22上のワーク片W1に向けてエアを噴出することが可能なエアノズルとして構成される。
上述のように駆動部32には、エアシリンダが用いられる。そこで本実施形態では、ノズル部41から噴出されるエアARとして、駆動部32から排出されるエアが利用される。図3に示すように、駆動部32のハウジング321内にはピストン322により区画された第1の圧力室V1及び第2の圧力室V2が形成されており、これら第1及び第2の圧力室V1,V2に対するエアの給排によってプッシャ323がX軸方向に進退する。
例えば、第1の圧力室V1にエアが供給され、第2の圧力室V2からエアが排出されると、ピストン322は刃部31に向かって移動し、プッシャ323を介して刃部31を図3に示す退避位置から切断位置へ向けて押圧する。一方、第1の圧力室V1からエアが排出され、第2の圧力室V2へエアが供給されると、ピストン322は刃部31から離間する方向に移動し、プッシャ323による刃部31の押圧を解除する。
除去ユニット40は、第1の圧力室V1及び第2の圧力室V2に対するエアの給排を切り替える弁装置43を有する。弁装置43はさらに、第1の圧力室V1から排出されるエアをノズル部41へ導入する機能を有する。弁装置43は、刃部31が切断位置から退避位置へ移動するときに駆動部32から排出されるエアをノズル部41へ供給することが可能に構成される。図5は、弁装置43の一構成例を示す模式図である。
図5に示すように、弁装置43は、4ポート2位置の電磁切り替え弁で構成される。すなわち弁装置43は、第1の位置P1と第2の位置P2とを有し、これらの位置が電気的に切り替え可能に構成される。第1の位置P1では、エア源44から圧縮空気を第1の圧力室V1へ供給し、第2の圧力室V2からエアを外気へ排出する。第2の位置P2では、エア源44から圧縮空気を第2の圧力室V2へ供給し、第1の圧力室V1のエアを、刃受け部211の内部に設けられた通路部42を介してノズル部41へ供給する。なお、図5において符号45は、エア源44から弁装置43へ供給される圧縮空気の流量を調整する流量調整弁である。
第1の位置P1から第2の位置P2へ間の切り替えは、コントローラ50から弁装置43のソレノイド43aへの切り替え信号の入力(励磁)により行われ、第2の位置P2から第1の位置P1への切り替えは、弁装置43の復帰バネ43bの弾性復帰力により行われる。
コントローラ50は、作業台3に設置される(図1参照)。コントローラ50は、典型的には、弁装置43に所定周期で上記切り替え信号を生成する制御回路を有する。制御回路は、リレー回路、タイマ回路などを含む簡素な回路で構築することができる。コントローラ50は、上記切り替え信号の発生回数をカウントするカウンタを内蔵してもよい。これにより、棒状ワークWを所定回数切断した後、切断装置100の動作を自動的に停止させることができる。
[切断装置の動作]
続いて、切断装置100の典型的な動作について、切断装置100を用いた棒状ワークWの切断方法とともに説明する。
まず、挿通管10へ棒状ワークWが収容される。本実施形態では、挿通管10が2つのパイプ11,12を組み合わせて構成されているため、挿通管10に対する棒状ワークWの挿入位置をパイプ11,12の嵌合位置にまで低くすることができ、これにより棒状ワークWの挿通作業を容易に行うことが可能となる。
挿通管10に挿通された棒状ワークWは、図2及び図4に示すように、切断治具20におけるベース部21(連通孔210)及び位置決め部23(貫通孔230)を貫通し、支持部22(当接部220)にその下端部が支持されることで、垂直姿勢に保持される。この状態で操作ユニット2の操作ボタン2aを押圧することで、切断装置100による棒状ワークWの切断操作が開始される。
切断装置100の起動時、可動ユニット30の刃部31は、図3に示す退避位置にあり、弁装置43は図5に示す第1の位置P1にある。この状態で、エア源44より圧縮空気が駆動部32の第1の圧力室V1に供給されると、ピストン322が前進し、付勢シリンダ33の付勢力に抗して、プッシャ323により刃部31を切断位置へ移動させる。これにより、棒状ワークWは、切断位置において刃部31により軸心に垂直な方向に切断される。図6(a)は、刃部31が切断位置に移動したときの様子を示す切断位置周辺の断面図である。
続いて、弁装置43は、コントローラ50からの切り替え信号を受けて例示され、第1の位置P1から第2の位置P2へ切り替えられる。これにより、エア源44からの圧縮空気が駆動部32の第2の圧力室V2へ供給され、ピストン322が後退し、プッシャ323による刃部31の押圧動作を解除して、付勢シリンダ33の付勢力により刃部31を退避位置へ復帰させる。
刃部31の退避位置への復帰と同時に、駆動部32の第1の圧力室V1のエアが弁装置43を介して刃受け部211のノズル部41へ供給され、所定長さに切断された支持部22上のワーク片W1がノズル部41から噴出されるエアAR(図6(b))により刃部31側へ除去される。支持部22から除去されたワーク片W1は、刃部31の直下に配置された回収容器60(図1参照)に収容される。なお図6(b)は、ワーク片W1が支持部22から除去される様子を示す切断位置周辺の断面図である。
回収容器60の設置場所は特に限定されず、典型的には、切断位置の直下に配置される。回収容器60は、図2に示すように作業台3の下に配置されてもよい。この場合、作業台3にワーク片W1が通過可能な開口が形成され、当該開口を介して回収容器60に落下する。あるいは回収容器60は、切断位置直下の作業台3の上に配置されてもよい。
一方、ワーク片W1が支持部22から除去されると、棒状ワークWは、刃部31により切断された部位が支持部22に当接するまで鉛直方向に落下する。このときの棒状ワークWの落下距離は、ワーク片W1の長さに相当する。その後、再び刃部31が切断位置へ移動して棒状ワークWを切断位置において切断し、さらにノズル部41から噴出されるエアにより、切断後の支持部22上のワーク片W1が除去される。
以上のように、刃部31の往復移動が繰り返し実行されることで、棒状ワークWから所定長さのワーク片W1が順次切り出される。
本実施形態の切断装置100においては、棒状ワークWが垂直姿勢に配置されるため、切断された所定長さのワーク片W1が除去ユニット40により支持部22から除去された際、棒状ワークWをその自重を利用して支持部22に落とし込む。これにより、棒状ワークWを切断位置へ送り出す機構が不要となるため、装置構成の簡素化を図ることができる。
また本実施形態によれば、除去ユニット40がエアを噴出するノズル部41を備えているため、複雑な機構を必要とすることなくワーク片W1を支持部22から除去することができる。しかも、ノズル部41から噴出されるエアに、駆動部32としてのエアシリンダからの排出ガスを利用しているため、別途のエア源が不要となり、したがって装置構成の更なる簡素化を図ることができる。
さらに本実施形態によれば、コントローラ50が弁装置43の第1の位置P1及び第2の位置P2の切り替えを周期的に繰り返すように構成されているため、棒状ワークWから所定長さのワーク片W1の切り出し、及びその回収が自動的に実行される。したがって、棒状ワークWを挿通管10へ挿通した後、操作ユニット2を一度押圧操作するのみで、複数のワーク片W1を自動的に製造することができる。
なお、コントローラ50に弁装置43の切り替え指令をカウントする機能を付加することにより、棒状ワークWの切断処理を所定回数実行した後、自動的に切断装置100を停止させることができる。例えば、1mの棒状ワークWから10mmのワーク片W1を製造する際には、カウント数として100が設定される。
[支持部の詳細]
続いて、支持部22の詳細について説明する。
図7は支持部22の一構成例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。
図7(a)~(d)に示すように、支持部22は、第1の面S11と第2の面S12とを有する平面形状が略矩形の板部本体22sと、略矩形の板部本体22sの一方の短辺側から突出する一対の当接部221,222とを有する。各当接部221,222は、棒状ワークWの下端部を支持する当接部220にそれぞれ相当する。
第1の面S11から見たとき、一方側の第1当接部221は略矩形の板部本体22sの一方の側面側に位置し、他方側の第2当接部222は略矩形の板部本体22sの他方の側面側に位置する。各当接部221,222は、略矩形の板部本体22sの幅方向(Y軸方向)の両端から可動ユニット30の刃部31に向かって突出する。略矩形の板部本体22sからの当接部221,222の突出量は、それぞれ同じ大きさとされる。
また、第1当接部221は、第2当接部222よりも小さい厚みで形成される。本実施形態では、第1当接部221の下面は、第2の面S12と同一平面上に位置し、第1当接部221の上面は、第1の面S11よりも低い位置に設けられる。これに対し、第2当接部222の上面及び下面は、第1の面S11及び第2の面S12とそれぞれ同一の平面上に位置する。
支持部22は、図2に示すように、ベース部21に対してX軸方向に沿って挿抜されることで着脱可能に構成される。本実施形態において支持部22は、ベース部21への挿入量を規制する段差部22gを有する。段差部22gは、略矩形の板部本体22sの第1の面S11及び第2の面S12にそれぞれ設けられる。ベース部21に装着された支持部22は、ベース部21に取り付けられた保持ブロック24によって保持される。保持ブロック24は、蝶ネジ25の締付け力により、ベース部21に対する保持力が調整される。したがって、支持部22を着脱するときは蝶ネジ25が緩められ、支持部22をベース部21に固定するときは、蝶ネジ25が締め付けられる。
そして、支持部22は、ベース部21に対する取り付け姿勢に応じて、第1当接部221及び第2当接部222の中から、挿通管10(棒状ワークW)の軸上に配置される1つの当接部が選択される。本実施形態では、第1の面S11を上向きにして支持部22をベース部21に装着した場合には、第1当接部221が棒状ワークWの下端部を支持可能に挿通管10の軸上に配置される。一方、第2の面S12を上向きにして支持部22をベース部21に装着した場合には、第2当接部222が棒状ワークWの下端部を支持可能に挿通管10の軸上に配置される。上述のように、第1当接部221及び第2当接部222は相互に異なる厚みを有し、棒状ワークWを支持する面から切断位置までの距離がそれぞれ異なる。つまり本実施形態によれば、ベース部21に対する支持部22の取り付け姿勢によって、製造すべきワーク片W1の長さを任意に選択することが可能である。例えば、第1当接部221は、長さ10mmのワーク片W1の製造に用いられ、第2当接部222は、長さ7mmのワーク片W1の製造に用いられる。
[位置決め部の詳細]
続いて、位置決め部23の詳細について説明する。
図8は位置決め部23の一構成例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図である。
図8(a)~(c)に示すように、位置決め部23は、第1の面S21と第2の面S22とを有する平面形状が略矩形の板部本体23sと、略矩形の板部本体23sに設けられた2つの貫通孔231,232とを有する。各貫通部231,232は、棒状ワークWが挿通される貫通孔230にそれぞれ相当する。
第1の面S21から見たとき、一方側の第1貫通孔231は略矩形の板部本体23sの一方の側面側に位置し、他方側の第2貫通孔232は略矩形の板部本体23sの他方の側面側に位置する。各貫通孔231,232は、略矩形の板部本体23sの一方側の短辺近傍に幅方向(Y軸方向)に隣接して配置される。
第1貫通孔231及び第2貫通孔232はいずれも丸孔で形成されるが、第1貫通孔231は、第2貫通孔232よりも小さい径で形成される。それぞれの孔径は特に限定されず、本実施形態では、第1貫通孔231の孔径は2.5mmであり、第2貫通孔232の孔径は4.5mmである。
なお、第1貫通孔231及び第2貫通孔232の孔中心は、X軸方向に距離Dだけオフセットした位置に配置される。距離Dは、第1貫通孔231及び第2貫通孔232のいずれに関しても、図3に示すように刃受け部211(受容部211a)における一対の切欠き部Tsによって棒状ワークWを位置決めできるように設定される。
位置決め部23もまた、支持部22と同様に、ベース部21に対してX軸方向に沿って挿抜されることで着脱可能に構成される(図2参照)。位置決め部23は、ベース部21への挿入量を規制する段差部23gを有する。段差部23gは、板部本体23sの第1の面S21及び第2の面S22にそれぞれ設けられる。ベース部21に装着された位置決め部23は、ベース部21に取り付けられた保持ブロック24によって保持され、蝶ネジ25の締付け力により、ベース部21に対する保持力が調整される。したがって、位置決め部23を着脱するときは蝶ネジ25が緩められ、位置決め部23をベース部21に固定するときは、蝶ネジ25が締め付けられる。
そして、位置決め部23は、ベース部21に対する取り付け姿勢に応じて、第1貫通孔231及び第2貫通孔232の中から、挿通管10(棒状ワークW)の軸上に配置される1つの貫通孔が選択される。本実施形態では、第1の面S21を上向きにして位置決め部23をベース部21に装着した場合には、第1貫通孔231が挿通管10の軸上に配置される。一方、第2の面S22を上向きにして位置決め部23をベース部21に装着した場合には、第2貫通孔232が挿通管10の軸上に配置される。上述のように、第1貫通孔231及び第2貫通孔232は相互に異なる径で形成される。したがって本実施形態によれば、ベース部21に対する位置決め部23の取り付け姿勢を変更するだけで、外径の異なる2つの棒状ワークWの適切な位置決めが可能となる。
第1貫通孔231及び第2貫通孔232各々の棒状ワークWの挿通側の開口部には、テーパ状のガイド部G1,G2がそれぞれ設けられる(図8参照)。各ガイド部G1,G2のテーパ角は特に限定されず、例えば、60°~90°である。第1貫通孔231及び第2貫通孔232にガイド部G1,G2を設けることで、棒状ワークW1のセット時に棒状ワークWの下端部が位置決め部23で引っ掛かるのを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば以上の実施形態では、支持部22からワーク片W1を除去する除去ユニット40に、駆動部32から排出されるエアを用いたが、これに限られない。例えば、駆動部32からの排出エアに代えて、エア源から直接ノズル部41へエアを供給可能に空圧回路が構成されてもよい。
また以上の実施形態では、駆動部32の第1の圧力室V1からの排出エアのみがノズル部41へ供給されるように弁装置43が構成されたが、第2の圧力室V2からの排出エアもまたノズル部41に供給されるように構成されてもよい。この場合、弁装置43の構成の簡素化を図ることができる。
さらに、除去ユニット40として駆動部32からの排出エアの代わりに、切り出されたワーク片W1を支持部22から機械的に除去する機構部が採用されてもよい。この場合、当該機構部の駆動源に、駆動部32からの排出エアが利用されてもよい。
さらに以上の実施形態では、可動ユニット30における刃部31が回動軸313を中心に回動することで切断位置と退避位置との間を往復移動可能に構成されたが、これに限られず、直線的な動作のみで往復移動可能に構成されてもよい。
1…装置本体
2…操作ユニット
3…作業台
10…挿通管
11、12…パイプ
20…切断治具
21…ベース部
22…支持部
23…位置決め部
30…可動ユニット
31…刃部
32…駆動部
33…付勢シリンダ
40…除去ユニット
41…ノズル部
43…弁装置
44…エア源
50…コントローラ
100…切断装置
211…刃受け部
220…当接部
221…第1当接部
222…第2当接部
230…貫通孔
231…第1貫通孔
232…第2貫通孔
311…刃材
312…ホルダ
W…棒状ワーク
W1…ワーク片

Claims (6)

  1. 鉛直方向に平行な第1の軸方向に延び棒状ワークが挿通される挿通管と、
    前記挿通管に挿通された棒状ワークの下端部を支持する支持部と、前記支持部を支持するベース部と、前記挿通管と前記切断位置との間に配置され前記棒状ワークを位置決めする位置決め部と、を有する切断治具と、
    前記支持部に支持された棒状ワークを前記下端部から所定長さの位置で切断する刃部と、棒状ワークの切断位置と前記切断位置から離間した退避位置との間にわたって前記刃部を前記第1の軸方向と直交する第2の軸方向に往復移動させる駆動部と、を有する可動ユニットと、
    前記刃部で切断された前記所定長さのワーク片を前記支持部から除去する除去ユニットと
    を具備し、
    前記位置決め部は、前記ベース部に対して着脱可能な第2の板状部材であり、
    前記第2の板状部材は、開口径の異なる複数の貫通孔を有し、前記ベース部に対する前記第2の板状部材の取り付け姿勢に応じて、前記挿通管の軸上に配置される1つの貫通孔が選択される
    切断装置。
  2. 請求項1に記載の切断装置であって、
    前記除去ユニットは、前記切断治具に設けられ前記ワーク片に向けてエアを噴出するノズル部を含む
    切断装置。
  3. 請求項2に記載の切断装置であって、
    前記駆動部は、エアシリンダを含み、
    前記除去ユニットは、前記刃部が前記切断位置から前記退避位置へ移動するときに前記エアシリンダから排出されるエアを前記ノズル部に供給する弁装置をさらに含む
    切断装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の切断装置であって、
    前記支持部は、前記ベース部に対して着脱可能な第1の板状部材であり、
    前記第1の板状部材は、前記棒状ワークの下端部に当接し前記切断位置までの距離がそれぞれ異なる複数の当接部を有し、前記ベース部に対する前記第1の板状部材の取り付け姿勢に応じて、前記挿通管の軸上に配置される1つの当接部が選択される
    切断装置。
  5. 請求項に記載の切断装置であって、
    前記ベース部は、前記切断位置に配置され前記棒状ワークを受容する受容部をさらに有し、
    前記受容部は、前記棒状ワークの周面を前記第1及び第2の軸方向に直交する第3の軸方向に挟持可能なテーパ状の切欠き部を有する
    切断装置。
  6. 請求項1~のいずれか1つに記載の切断装置であって、
    前記挿通管は、前記切断治具に取り付けられる第1のパイプと、前記第1のパイプに嵌合する第2のパイプとを有する
    切断装置。
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