JP7224794B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
通常印字モードである第一の画像形成モードおよび前記通常印字モードとは異なる第二の画像形成モードを含む複数の画像形成モードを有する画像形成装置であって、回転可能な像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記帯電した像担持体の表面を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、現像剤担持体に担持された現像剤によって前記静電潜像を現像する現像手段と、前記第一の画像形成モードおよび前記第二の画像形成モードのそれぞれに対応した寿命に係る第一寿命閾値、第二寿命閾値および前記像担持体の駆動量に関する値を記憶する記憶手段と、(i)前記駆動量に関する値と前記第一寿命閾値とに基づいて前記第一の画像形成モードの寿命に係る第一の判定を行い、(ii)
前記駆動量に関する値と前記第二寿命閾値とに基づいて前記第二の画像形成モードの寿命に係る第二の判定を行う判定手段と、同じ前記像担持体に対して、前記判定手段による判定結果に基づく報知を行う報知手段と、制御手段と、を有し、
前記第二寿命閾値は前記第一寿命閾値よりも短い寿命に対応し、前記第二の画像形成モードにおける前記現像剤担持体の回転速度を前記像担持体の回転速度で除した値により決まる周速比は、前記第一の画像形成モードにおける前記周速比よりも大きく、前記制御手段は、前記第二の判定の判定結果に基づく報知を行った後、引き続き前記第一の画像形成モードの実行を許容するように制御することを特徴とする。
提供することができる。
本実施形態に係る画像形成装置は、感光ドラム1の累積駆動量に係る値を管理し、感光ドラム1の寿命判定を行う機能を有している。具体的には、第1の画像形成モードにおける第一寿命閾値と、第2の画像形成モードにおける第二寿命閾値を予め記憶部に保持し、現在の膜厚状況を第一および第二寿命閾値に照らし合わせることで、モード毎の感光ドラムの寿命に係る報知を行うという特徴を有している。なお、この寿命判定を行うことが、(i)駆動量に関する値と第一寿命閾値とに基づいて第一の画像形成モードの寿命に係る第一の判定を行い、(ii)駆動量に関する値と第二寿命閾値とに基づいて第二の画像形成モードの寿命に係る第二の判定を行うことに相当する。
まず、本実施形態に係る電子写真画像形成装置(画像形成装置)の全体構成について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置100の概略断面である。本実施形態に係る画像形成装置100は、インライン方式、中間転写方式を採用したフルカラーレーザプリンタである。画像形成装置100は、入力された画像情報に従って、記録材(例えば記録用紙、プラスチックシート、布など)にフルカラー画像を形成することができる。画像情報は、外部に接続された画像読み取り装置、あるいは、画像形成装置100と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器51から入力される。
入力された画像情報は、制御部50にて処理され、制御部50が、以降に説明する各手段を制御することで画像形成が行われる。制御部50はCPUなどのプロセッサであるが、専用に設計された回路などであってもよい。
なお、本実施形態では、第1~第4の画像形成部SY,SM,SC,SKの構成および動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。従って、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用に設けられた要素であることを表すために符号に与えた添え字Y,M,C,Kは省略して、以下後述する。
また、上記プロセスカートリッジ7にて現像されたトナー10を転写する手段として、無端状のベルトで形成された中間転写ベルト31を有する。中間転写ベルト31は、色ごとに設けられた感光ドラム1に当接し、矢印B方向(反時計方向)に循環移動(回転)する。中間転写ベルト31は、複数の支持部材として、駆動ローラ、二次転写対向ローラ、従動ローラ(いずれも不図示)に掛け渡されている。
感光ドラム1上に形成された静電像は、現像ユニット3によってトナー像として現像される。感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ32の作用によって中間転写ベルト31上に転写(一次転写)される。
その後、中間転写ベルト31の移動と同期が取られて記録材12が二次転写部へと搬送される。中間転写ベルト31上の4色トナー像は、記録材12を介して中間転写ベルト31に当接している二次転写ローラ33の作用によって、一括して記録材12上に二次転写される。
なお、一次転写工程後に感光ドラム1上に残留した一次転写残トナーは、クリーニング部材6によって除去、回収される。また、二次転写工程後に中間転写ベルト31上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルトクリーニング装置(不図示)によって清掃される。
るようになっている。
次に、本実施形態の画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ7の詳細な構成について説明する。本実施形態では、収容しているトナーの種類(色)を除いて、各色用のプロセスカートリッジ7の構成および動作は実質的に同一である。
図2は、感光ドラム1の長手方向(回転軸線方向)に沿って見た本実施形態のプロセスカートリッジ7の概略断面図である。図2のプロセスカートリッジ7の姿勢は、画像形成装置に装着された状態での姿勢であり、以下でプロセスカートリッジの各部材の位置関係や方向等について記載する場合は、この姿勢が基本となる。
感光体ユニット13には、感光ドラム1が、不図示の軸受を介して回転可能に取り付けられている。不図示の駆動モータの駆動力が感光体ユニット13に伝達されることで、感光ドラム1が、画像形成動作に応じて矢印A方向(時計方向)に回転駆動される。
感光ドラム1の外径は24mmで、40rpmで回転する。本実施形態にて、画像形成プロセスの中心となる感光ドラム1は、アルミニウム製シリンダの外周面に有機材料からなる機能性膜である下引き層、キャリア発生層、キャリア移送層(以下、CT層)を順にコーティングした有機感光ドラム1を用いている。本実施形態では、CT層の膜厚を12μmとした。
帯電ローラ2の芯金には、帯電工程として、感光ドラム1に対して所定の直流電圧が印加されており、これにより感光ドラム1の表面には、一様な暗部電位(Vd)が形成される。前述のスキャナユニット30からのレーザ光によって画像データに対応して発光されるレーザ光のスポットパターンは、感光ドラム1を露光し、露光された部位は、キャリア発生層からのキャリアにより表面の電荷が消失し、電位が低下する。この結果、露光部位は所定の明部電位(Vl)、未露光部位は所定の暗部電位(Vd)の静電潜像が、感光ドラム1上に形成される。
一つ目の画像形成モード(画像形成モード1)は、通常印字モードであり、帯電バイアスVを-1100Vとし、Vdを-500V、Vlを-100Vとしたモードである。
二つ目の画像形成モード(画像形成モード2)は、高精細印字モードであり、帯電バイアスVを-1600Vとし、Vdを-800V、Vlを-100Vとしたモードである。画像形成モード2では、暗部電位Vdと明部電位Vlとの電位差が大きいため、細線の再現性を向上させることができる。このように、本実施形態では、画像形成モードとして、静電潜像の電位差(すなわち、明部電位および暗部電位の電位差)の絶対値がそれぞれ異なる複数のモードを設定可能とする。
また、現像ユニット3は、トナー10を収容するトナー収容部(現像剤収容部)18aを、トナー供給ローラ20よりも重力方向下方に有するトナー収容室18bを備えている。なお、本実施形態では、初期状態において凝集度が5~40%のトナーを用いている。耐久を通してトナーの流動性を確保するために、このような凝集度を持つトナーを用いることが望ましい。
測定装置には、デジタル振動計(DEGITAL VIBLATIONMETERMODEL 1332 SHOWA SOKKI CORPORATION製)を有するパウダーテスター(細川ミクロン社製)を用いた。
また、測定法として、振動台に390メッシュ、200メッシュ、100メッシュのふるいを、目開の狭い順に(すなわち100メッシュのふるいが最上位にくるように)、390メッシュ、200メッシュ、100メッシュの順に重ねてセットした。
このセットした100メッシュのふるい上に、正確に秤量した試料(トナー)5gを加え、デジタル振動計の変位の値を0.60mm(peak-to-peak)になるように調整し、15秒間振動を加えた。その後、各ふるい上に残った試料の質量を測定して下式にもとづき凝集度を得た。
その際の測定サンプルは、それぞれ事前に23℃、60%RH環境下において24時間放置したものであり、測定は23℃、60%RH環境下で行った。
凝集度(%)=(100メッシュのふるい上の残試料質量/5g)×100+(200メッシュのふるい上の残試料質量/5g)×60+(390メッシュのふるい上の残試料質量/5g)×20
トナー供給ローラ20は、現像ローラ4との間にトナーのニップ部(現像ローラ4とトナー供給ローラ20とでトナーを挟む部分)を形成しながら回転している。
トナー収容室18b内には、攪拌搬送部材22が設けられている。攪拌搬送部材22は、トナー収容室18b内に収容されたトナーを攪拌すると共に、トナー供給ローラ20の上部に向けて図中矢印G方向にトナーを搬送するための部材である。本実施形態において撹拌搬送部材は30rpmで回転駆動している。
なお、本実施形態では、現像ローラ4は、感光ドラム1に接触して配置されているが、現像ローラ4は、感光ドラム1に対して所定間隔を開けて近接配置される構成であっても
よい。
画像形成モード1では、現像ローラに対してVdc=-300Vを印加することにより、明部電位部との電位差(以下、現像コントラスト)ΔV=200Vを形成し、トナー像を形成する。また、第2の画像形成モードでは、現像ローラに対してVdc=-600Vを印加することにより、現像コントラストΔV=500Vを形成し、トナー像を形成する。
本実施形態におけるトナー供給ローラ20は、導電性支持体と、導電性支持体に支持される発泡層と、を備える。具体的には、導電性支持体である外径φ5(mm)の芯金電極20aと、その周囲に気泡同士がつながっている連続気泡体(連泡)から構成される発泡ウレタン層20b(発泡層)が設けられており、図中Eの方向に回転する。
次に、本発明の特徴である、感光ドラム寿命予測手段について詳細に説明する。
本実施形態に係る画像形成装置100は、感光ドラム1のCT層(像担持体表面の有機感光層)の削れ量に関する閾値を記憶するメモリ55(記憶部)を有している。当該メモリ55は、複数の閾値を、設定可能な画像形成モードと関連付けて記憶している。
また、本実施形態に係る画像形成装置100は、CT層の削れ量をそれぞれ予測し、予測した削れ量と、メモリ55に記憶されている複数の閾値とを比較することで、ドラムの寿命を判定する感光ドラム寿命判断手段(比較手段)を有している。具体的には、予測し
た削れ量がある画像形成モードの閾値に達した場合に、該当する画像形成モードにおいてドラム寿命に到達した旨をユーザに報知する。
また、メモリ55は、各色のプロセスカートリッジSY,SM,SC,SKに取り付けられている。
ここで、各画像形成モードにおける、単位時間当たりの削れ量を実験によって求める方法について説明する。本実施形態では、画像形成モード1,2について、前述した条件で6時間連続稼働させた。その後、膜厚測定装置(PERMASCOPE;Fisher製)を用いて、実験開始前と終了時の、感光ドラム1の長手中央部における膜厚の差異を測定した。
さらに、CT膜厚と絶縁破壊との関係を確認すると、画像形成モード2では、表2のように、9.0μm以下においてリークが発生することが分かった。その結果から、画像形成モード2の寿命膜厚を9.0μmとした。
具体的には、画像形成モード1における寿命閾値S1は5μm(=初期膜厚12μm-寿命時膜厚7μm)であり、画像形成モード2における寿命閾値S2は3μm(=初期膜厚12μm-寿命時膜厚9μm)である。 さらに、表3に示す、各条件の削れ係数が記
憶されている。
次に、時間計測手段58が、画像形成モード1,2における動作時間を計算する。なお、各画像形成モードにおける動作時間は、動作履歴として装置に記憶されているものを利用する。
なお、装置の動作履歴は動作時間に限定されない。例えば、感光ドラム1の動作履歴であれば、感光ドラム1の回転数を適用することができる。または画像形成装置による記録シートへの画像形成ページ数を適用することもできる。あるいは、各画像形成モード動作中における画像形成装置への通電時間を適用してもよい。
そして、削れ量計算手段59aが、動作時間の計算結果と、各モードに対応する削れ係数を乗算して、削れ量を計算する。当該計算は、各モードの動作が終了するごとに行われる。なお、表3中の括弧内の表記は、各モードにおける削れ係数の呼称であるものとする。
以下の表4に、それぞれ項目とその呼称をまとめる。
図4は、画像形成装置100がプリント動作待機状態からプリントリクエストを受信した後の画像形成装置100による感光ドラム寿命判断の動作を表した図である。なお、後述の画像形成装置100がプリント動作中であるかどうかの判断については、不図示の帯電バイアス印加回路に組み込まれた帯電電流検知回路によって帯電電流を検知し、帯電ローラ2が放電を行っているか否かによって判断できる。
ステップS105では、削れ量計算手段59aにより、画像形成モードごとの削れ量cn×tn(n=1,2)を計算する。
ST=ST+cn×tn(n=1,2)
ステップS108では、比較手段60が、S1≦STであるかを判定する。YesであればステップS111に進む。NoであればステップS109に進む。
ステップS109では、比較手段60が、S2≦STであるかを判定する。YesであればステップS112に進む。NoであればステップS110に進む。
停止し、ドラム寿命(第1、第2の画像形成モード共に寿命)に到達したことを、制御部50の指示に基づき不図示の表示部21を介して表示する。例えば文字メッセージが表示される。なお、報知手段としては表示部21の他に、音声で報知するスピーカーを採用することもできる。
また、ステップS111では、画像形成装置100の駆動およびバイアス印加等の動作を漸次停止し、ドラム寿命(第2の画像形成モードにおける寿命)に到達したことを、制御部50の指示に基づき表示部21を介して表示する。ステップS111の報知を行った後、制御部50は、ユーザからの指示があれば、画像形成モード2における動作を許容してもよいし、或いは、ユーザからの指示に係らず、画像形成モード2での動作を禁止してもよい。
・通紙モード1:画像形成モード1のみを使用
・通紙モード2:画像形成モード2のみを使用
・通紙モード3:画像形成モード1を10000枚印字後に画像形成モード2に切り替え
本例における感光ドラム1の寿命枚数と削れ量をまとめると、以下の表5~7のようになった。
また、通紙モード2の場合、23800枚で画像形成モード2の寿命が報知され、39000枚で画像形成モード1の寿命が報知された(表6)。
更に、通紙モード3の場合、24200枚で画像形成モード2の寿命が報知され、40000枚で画像形成モード1の寿命が報知された(表7)。
本実施形態では、印加バイアスを変えることで、放電電流量の大きいモードを作り出した。このように、画像形成モードごとに放電電流量が異なる場合、リークの起こりやすさが変化するため、異なる寿命閾値を用意する必要がある。本発明は、このように放電電流量が異なる複数の画像形成モードを有する、すなわち複数の画像形成モードを実行可能な画像形成装置に好適に適用することができる。
例えば、感光体の累積回転数、感光体または画像形成装置の累積駆動時間、累積画像形成ページ数、画像形成装置の通電時間などを用いてもよい。
また、感光体の残り寿命回転数、感光体または画像形成装置の残り寿命駆動時間、残り寿命画像形成ページ数、画像形成装置の残り通電時間などを用いてもよい。これらの、残り寿命に関する値は、所定の値から駆動量に関する累積値を減算することで得ることができる。
次に、第二の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態と説明が重複する部分については説明を省略する。
本実施形態において、周速比は、(周速比)=(現像ローラ4の回転速度)/(感光ドラム1の回転速度)×100(%)で定義される。
このように周速差を設定した結果、ベタ黒画像形成時の感光ドラム1上のトナーコート量が、画像形成モード1に対して2倍になる。すなわち、色味の選択範囲の増大や高濃度を得ることができる。
プロセスカートリッジの小型化のため、現像ローラ4の端部は、クリーニングブレードゴム部6の長手配置以内に構成されることが多い。さらに、現像ローラ4の端部は、図5で示すように帯電ローラ2の端面から3~4mm外側の範囲に配置されている場合がある。この非画像形成領域で、現像ローラ4端部から帯電ローラ端部までの領域を第2の領域130とする。
図5のような構成の場合、感光ドラム1のCT層の削れ量は、感光ドラム1の長手方向において均一ではない。特に、現像ローラ長手のトナー担持領域220が対応する第1の領域120と、トナー非担持領域230のうち現像ローラ4の端面と帯電ローラ2の端面に配置された第2の領域130とで、削れ量が異なる。特に、第2の領域は、現像ローラ4端面が長手方向の内側から外側に向かってラッパ状に外径が大きくなっているため、機械的な摺擦によりドラム削れが促進する。
そして、予め設定している、第1の領域における総削れ量と、第2の領域における総削れ量のどちらかが先に閾値に達した際に、各画像形成モードに対応した感光ドラム1の寿命を、表示部21を介してユーザに報知する。
ド3の第1の領域120での寿命閾値を5.0μm(=初期膜厚14μm-寿命時膜厚9μm)とした。
すなわち、
・第1の画像形成モードおよび第1の箇所に対応する第一寿命閾値
・第2の画像形成モードおよび第1の箇所に対応する第二寿命閾値
・第1の画像形成モードおよび第2の箇所に対応する第三寿命閾値
・第2の画像形成モードおよび第2の箇所に対応する第四寿命閾値
の、4つの寿命閾値を用いて判定を行う。
このように、感光ドラム上の位置(領域)ごとに、複数の画像形成モードに対応する複数の閾値をそれぞれ持たせることで、より精度のよい寿命判定を行うことができるようになる。
第二の実施形態における各画像形成モードの寿命閾値をまとめると、以下の表12のようになる。
さらに、メモリ55には、表13のように、条件ごとの削れ係数が記憶されている。括弧内の表記は、削れ係数の呼称である。
図6は、画像形成装置100がプリント動作待機状態からプリントリクエストを受信した後の画像形成装置100による感光ドラム寿命の動作を表した図である。
する。判定に成功した場合はステップS202に進む。判定できない場合はステップS212に進む。
ステップS202では、ステップS201にて判定した条件n(n=1,3のいずれか)で動作した時間を時間計測手段58で計測する。計測された駆動時間tnは、削れ量計算手段59aに記憶される(ステップS203)。
ステップS205では、削れ量計算手段59aにより、画像形成モードごとの削れ量ccn×tn,ecn×tn(n=1,3)を計算する。
SC=SC+ccn×tn(n=1,3)
SE=SE+ecn×tn(n=1,3)
ステップS208では、比較手段60が、SC1≦SCであるかを判定する。YesであればステップS213に進む。NoであればステップS209に進む。
ステップS209では、比較手段60が、SE1≦SEであるかを判定する。YesであればステップS213に進む。NoであればステップS210に進む。
ステップS210では、比較手段60が、SC3≦SCであるかを判定する。YesであればステップS214に進む。NoであればステップS211に進む。
ステップS211では、比較手段60が、SE3≦SEであるかを判定する。YesであればステップS214に進む。NoであればステップS212に進む。
また、ステップS214では、画像形成装置100の駆動およびバイアス印加等の動作を漸次停止し、ドラム寿命(第3の画像形成モードにおける寿命)に到達したことを、制御部50の指示に基づき、表示部21を介して表示する。
・通紙モード1:画像形成モード1のみを使用
・通紙モード2:画像形成モード3のみを使用
・通紙モード3:画像形成モード1を10000枚印字後に画像形成モード3に切り替え
本例における感光ドラム1の寿命枚数と削れ量をまとめると、以下の表15~17のようになった。
次に、第三の実施形態について説明する。なお、第一の実施形態、第二の実施形態と説明が重複する部分については説明を省略する。
2種類の現像ローラ4を用意した。
また、プロセスカートリッジ単品ごとにMD-1硬度が異なるようなケースにおいても、それぞれのMD-1硬度に対応した削れ係数をメモリ55に記憶しておくことで、正確に各画像形成モードでの寿命到達を正確に検知し、ユーザに報知することができる。
次に、第四の実施形態について説明する。なお、第一から第三の実施形態と説明が重複する部分については説明を省略する。第四の実施形態では、感光ドラム寿命予測手段が第一から第三の実施形態と異なる寿命判断に係る演算を行う点に特徴を有する。
次に、感光ドラム寿命予測手段について具体的に詳細に説明する。本実施形態に係る画像形成装置100も、メモリ55(記憶部)に、感光体(像担持体)の駆動量に関する値として、感光ドラム1のCT層(有機感光層)の削れ量に関する閾値を記憶している。画像形成装置100の制御部50(削れ量計算手段59a、総削れ量計算手段59b)は、メモリ55に記憶された感光体の駆動量に関する値に基づき、閾値との比較対象として、画像形成モード1に対して第1の駆動量に係る値を設定する。また、制御部50は、メモリ55に記憶された感光体の駆動量に関する値に基づき、閾値との比較対象として、画像形成モード2に対して第2の駆動量に係る値を設定する。以下では、第1、第2の駆動量に係る値として、CT層の削れ量に基づく値を用いる場合を説明する。なお、第1、第2の駆動量に係る値は、総駆動量を示す値であってもよいし、残り寿命駆動量を示す値であってもよい。
第一ないし第四の実施形態では、ある画像形成モードにおいて感光ドラムの寿命が到来
したことをユーザに報知する形態を示した。これに対し、第五の実施形態は、寿命を報知した後に、対応する画像形成モードの使用を制限する実施形態である。
まず、ステップS301で、感光ドラムの、対象の画像形成モードにおける寿命が到来した旨をユーザに報知する。ステップS301は、ステップS111,S112,S213,S214の各ステップに対応する。
次に、ステップS302で、対象の画像形成モードの使用を制限する情報を生成し、対応するカートリッジが有するメモリ55に記憶させる。
まず、ステップS401で、各カートリッジが有するメモリ55に記憶された情報を参照し、選択されている画像形成モードの使用が制限されているカートリッジがあるか否かを判定する。当該判定の結果がYESであった場合、選択された画像形成モードが使用できない旨を、制御部50の指示に基づき、不図示の表示部21を介して表示する(ステップS402)。
判定の結果がNOであった場合、画像形成処理を継続する。
なお、各実施形態の説明は本発明を説明する上での例示であり、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更または組み合わせて実施することができる。
例えば、本発明は、上記手段の少なくとも一部を含む画像形成装置として実施することもできる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を行う画像形成方法として実施することもできる。上記処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
Claims (16)
- 通常印字モードである第一の画像形成モードおよび前記通常印字モードとは異なる第二の画像形成モードを含む複数の画像形成モードを有する画像形成装置であって、
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記帯電した像担持体の表面を露光し、静電潜像を形成する露光手段と、
現像剤担持体に担持された現像剤によって前記静電潜像を現像する現像手段と、
前記第一の画像形成モードおよび前記第二の画像形成モードのそれぞれに対応した寿命に係る第一寿命閾値、第二寿命閾値および前記像担持体の駆動量に関する値を記憶する記憶手段と、
(i)前記駆動量に関する値と前記第一寿命閾値とに基づいて前記第一の画像形成モードの寿命に係る第一の判定を行い、(ii)前記駆動量に関する値と前記第二寿命閾値とに基づいて前記第二の画像形成モードの寿命に係る第二の判定を行う判定手段と、
同じ前記像担持体に対して、前記判定手段による判定結果に基づく報知を行う報知手段と、
制御手段と、を有し、
前記第二寿命閾値は前記第一寿命閾値よりも短い寿命に対応し、前記第二の画像形成モードにおける前記現像剤担持体の回転速度を前記像担持体の回転速度で除した値により決まる周速比は、前記第一の画像形成モードにおける前記周速比よりも大きく、
前記制御手段は、前記第二の判定の判定結果に基づく報知を行った後、引き続き前記第一の画像形成モードの実行を許容するように制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第一寿命閾値および前記第二寿命閾値は、前記像担持体の駆動量に関する値であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体の駆動量に関する値は、前記像担持体の累積回転数、前記像担持体または画像形成装置の累積駆動時間、累積画像形成ページ数、画像形成装置の通電時間、あるいは前記像担持体の表面の感光層の総削れ量である
ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記像担持体の駆動量に関する値は、前記像担持体の残り寿命回転数、前記像担持体の残り寿命駆動時間、前記像担持体の残り寿命画像形成ページ数、前記像担持体の残り通電時間、あるいは前記像担持体の表面の感光層の残り膜厚である
ことを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記記憶手段は、単位動作量あたりの前記像担持体の表面の感光層の削れ量を、前記画像形成モードと関連付けて記憶し、
前記判定手段は、前記駆動量に関する値と、前記単位動作量あたりの前記像担持体の表面の感光層の削れ量と、に基づいて、像担持体の駆動量に応じた値を更新し、該更新された前記駆動量に応じた値に基づき、前記寿命に係る判定を行うことを特徴とする、請求項3から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記記憶手段は、前記単位動作量あたりの前記像担持体の表面の感光層の削れ量として、前記像担持体と前記現像剤担持体との周速比、または、前記現像剤担持体の硬度に応じた値を記憶する
ことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記記憶手段は、第一の箇所に対応させて前記第一寿命閾値および前記第二寿命閾値を記憶し、第二の箇所に対応させて第三寿命閾値および第四寿命閾値を記憶し、
前記判定手段は、前記寿命に係る判定を、前記第一の箇所については前記第一寿命閾値および前記第二寿命閾値に基づいて判定し、前記第二の箇所については前記第三寿命閾値および前記第四寿命閾値に基づいて判定する
ことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第一の箇所は前記現像剤担持体の長手方向において現像剤を担持する領域に対応する第一の領域であり、前記第二の箇所は前記第一の領域より外側にあり現像剤を担持しない領域に対応する第二の領域である
ことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記判定手段によって、前記像担持体が寿命に達したと判定された前記画像形成モードがある場合に、当該画像形成モードの使用を制限する
ことを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 通常印字モードである第一の画像形成モードおよび前記通常印字モードとは異なる第二の画像形成モードを含む複数の画像形成モードを実行可能な画像形成装置であって、以下で構成される、
回転可能な像担持体と、
前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、
前記帯電した像担持体の表面を露光し、静電潜像を形成する像形成手段と、
現像剤担持体に担持された現像剤によって前記静電潜像を現像する現像手段と、
閾値、および前記像担持体の駆動量に関する値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された駆動量に関する値を、モード毎に閾値を超えていないか否かを判定するために、前記閾値との比較対象の値を、前記駆動量に関する値に基づき、前記第一の画像形成モードに対して第一の駆動量に係る値を設定し、前記第二の画像形成モードに対して第二の駆動量に係る値を設定する設定手段と、
(i)前記閾値と前記第一の駆動量に係る値との比較により前記第一の画像形成モードの寿命に係る第一の判定を行い、(ii)前記閾値と前記第二の駆動量に係る値との比較により前記第二の画像形成モードの寿命に係る第二の判定を行う判定手段と、
制御手段と、を有し、
前記第二の駆動量に係る値は、前記第一の駆動量に係る値よりも、前記像担持体が多く
動作した場合の値に対応し、前記第二の画像形成モードにおける前記現像剤担持体の回転速度を前記像担持体の回転速度で除した値により決まる周速比は、前記第一の画像形成モードにおける前記周速比よりも大きく、
前記制御手段は、前記第二の判定の判定結果に基づく報知を行った後、引き続き前記第一の画像形成モードの実行を許容するように制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の画像形成モードは、明部電位と暗部電位との間の電位差がそれぞれ異なる複数のモードである
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記電位差の絶対値は、前記帯電手段の帯電電圧、前記暗部電位の絶対値または前記明部電位の絶対値によるものである、
ことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第二の画像形成モードの前記電位差の方が、前記第一の画像形成モードの前記電位差よりも大きくなるように制御することを特徴とする請求項11又は12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第二の画像形成モードにおいて前記現像剤担持体に印加される現像電圧の絶対値が、前記第一の画像形成モードにおける前記現像電圧の絶対値よりも大きいことを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記現像電圧と前記明部電位との間の電位差を現像コントラストと定義すると、
前記制御手段は、前記第二の画像形成モードの前記現像コントラストが、前記第一の画像形成モードの前記現像コントラストよりも大きくなるように制御することを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。 - 前記現像剤担持体に接触し前記現像剤担持体に担持された現像剤の層厚を規制する規制部材と、
前記規制部材に規制電圧を印加する規制電圧印加部と、を有し、
前記制御手段は、前記第二の画像形成モードの前記規制電圧の絶対値が、前記第一の画像形成モードの前記規制電圧の絶対値よりも大きくなるように制御することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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