JP7224632B2 - 燃料電池用触媒からの白金族金属の浸出及び個別回収方法 - Google Patents
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Description
固体高分子形燃料電池は、一般に、膜-電極接合体(MEA)をセパレータで挟んだ構造を有する。MEAは、固体高分子電解質膜が一対の電極触媒層およびガス拡散層により挟まれて構成される。電極触媒層は、カーボンなどを主成分とする導電性担体に触媒粒子が担持されてなる電極触媒と、固体高分子電解質とを少なくとも含む。電極触媒としては、カーボンに担持した白金(空気極)、カーボンに担持した白金・コバルト合金(空気極)、カーボンに担持した白金・コバルト・マンガン合金(空気極)、カーボンに担持した白金・ルテニウム合金(燃料極)などが用いられているが、これらに含まれる金属元素は有価な金属であり、効率よく回収して再利用することが重要である。
これらの回収法としては、電極触媒に含まれる金属元素を可溶化して、金属溶液を得、当該溶液から金属を回収する方法が挙げられる。
本発明者らは、また、塩酸溶液中のルテニウムについても、アミド含有第3級アミン化合物を抽出剤として用いることで抽出することができることを見出した(非特許文献2)。しかしながら、このようにして抽出されたルテニウムをいかにして有機溶媒から逆抽出することができるのか、また、どのようにして、抽出液中に存在し得る他の白金族金属イオンから、ルテニウムを分離することができるのか等については、全く明らかになっていない。
本発明は、また、ルテニウム及び白金を含む溶液からルテニウムを選択的に回収し、さらに白金を回収することで、これらを分離・回収する方法を提供することを課題とする。
本発明は、さらに、例えば燃料電池用電極触媒などのルテニウムと白金を含む物品中のルテニウムと白金を、従来の溶融塩法などのように大規模な装置や塩素ガス、ニトロシル等の有毒試薬を用いずに溶解すること、そしてこのようにして得られたルテニウム及び白金を含む溶液からルテニウムを選択的に回収し、さらに白金を回収することで、上記物品からルテニウムと白金を分離・回収する方法を提供することを課題とする。
本発明者らは、さらに、その浸出液とアミド含有第3級アミン化合物とを接触させると、ルテニウムと白金のみを共抽出することができ、抽出後の有機相を水と接触させることでルテニウムのみ選択的に水相へ逆抽出でき、続いて水酸化ナトリウム溶液と有機相を接触させることで白金を水相に逆抽出できることを見出した。
(1)
(i)下記の一般式で示されるアミド含有第3級アミン化合物からなる白金族金属分離試薬を含有する有機相と、少なくともルテニウムを含有する酸性の水相とを接触させることにより、ルテニウムを前記有機相に抽出する工程;
(式中、R1、R2及びR3の少なくとも1つは、R4R5NCOR6-で表されるアミド基を表し、該アミド基以外のR1ないしR3、及びR4ないしR6は、炭素数1~18の、分岐してもよい鎖式炭化水素基、炭素数が1~10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が1~14の芳香族炭化水素基から選ばれる基を表す。)
及び、
(ii)工程(i)において抽出されたルテニウムを含む有機相と蒸留水を接触させて、ルテニウムを水相に逆抽出することにより、ルテニウムのみを含む水溶液を得る工程;
を含み、前記少なくともルテニウムを含有する酸性の水相が、一般式ABO 3 で示されるペロブスカイト型酸化物(式中、Aはランタノイド元素及び周期表2族の元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素であり、Bは周期表3族の元素、周期表4族の元素、周期表13族の元素、及び周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を表す。)と、導電性担体に少なくともルテニウム及び白金が担持された燃料電池用電極触媒とを接触させ、酸素を含有する雰囲気中で焼成して得られた反応生成物を酸性の水相と接触させて加熱することにより、前記電極触媒に由来する少なくともルテニウム及び白金を含む金属元素、並びに前記ペロブスカイト型酸化物構成金属元素が酸性の水相に浸出することにより得られた水相であることを特徴とする、少なくともルテニウムを含む水相からルテニウムを分離・回収する方法。
(2)前記工程(i)における、少なくともルテニウムを含有する酸性の水相がさらに白金を含み、前記白金族金属分離試薬を含有する有機相と接触させることにより、ルテニウム及び白金を含む有機相が得られ、前記工程(ii)において当該有機相からルテニウムを逆抽出した後、当該有機相と水酸化ナトリウム水溶液を接触させて、白金を水相に逆抽出することにより、白金を含む水溶液として白金を分離・回収する工程をさらに含むことを特徴とする、(1)に記載の方法。
(3)前記導電性担体に少なくともルテニウム及び白金が担持された燃料電池用電極触媒が、導電性担体にさらに周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた金属が担持された電極触媒であり、前記電極触媒に由来する少なくともルテニウム及び白金を含む金属元素が、さらに前記電極触媒に由来する当該周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた金属元素を含むことを特徴とする、(1)または(2)に記載の方法。
これにより、本発明によれば、少なくともルテニウムを含む白金族金属の水溶液から、ルテニウムのみを選択的に分離・回収することができる。
また、本発明によれば、上記ルテニウムを選択的に逆抽出させた後の白金族金属含有抽出液を、水酸化ナトリウム水溶液と接触させることにより、白金を当該抽出液から当該水酸化ナトリウム水溶液へ逆抽出させることができる。
これにより、本発明によれば、少なくともルテニウムを含む白金族金属の水溶液が白金を含む場合は、当該水溶液から、白金を回収することができる。
さらに、本発明によれば、上述の一般式で示されるペロブスカイト型酸化物と燃料電池用電極触媒(カーボンなどの導電性担体にルテニウム及び白金、又はこれに加えてさらに周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた単体金属又は合金が担持されたもの)とを接触した状態で、酸素を含む雰囲気中で加熱し、得られた反応生成物を酸性の水相と接触させて加熱することにより、燃料電池用電極触媒からほぼ全量のルテニウム、白金、及び夾雑元素を溶解することができ、得られた浸出溶液に上記一般式で示されるアミド含有第3級アミン化合物を分離試薬として用いることで、ルテニウム、白金及び夾雑元素からなる白金族金属を含有する酸性の被処理溶液から、ルテニウム及び白金を抽出することができ、さらに、金属抽出後の分離試薬含有溶液を水と接触させることで、ルテニウムを選択的に回収可能であり、続いてルテニウム分離後の分離試薬含有溶液を水酸化ナトリウム水溶液と接触させることで、白金の分離回収も行うことができる。
次いで、この金属抽出後のルテニウム及び白金を含有する有機相を水と接触させることで、逆抽出により、ルテニウムを選択的に水相へ分離することが可能となる。
続いて、ルテニウム分離後の有機相を水酸化ナトリウム水溶液と接触させることで、逆抽出により、白金の水相への分離回収を行うことができる。
(第1工程)
固相反応法では、出発原料として、金属酸化物、金属炭酸塩などが使用される。出発原料を所定の割合で混合して、混合物を焼成することにより、ペロブスカイト型酸化物を得ることができる。例えば、A元素を含む酸化物、B元素を含む酸化物を使用する場合、1000~1500℃の温度範囲における焼成処理により、ABO3ペロブスカイト型酸化物を得ることができる。
(第2工程)
上記逆抽出に用いる水としては、例えば蒸留水や純水を用いることができる。
上記逆抽出に用いる水酸化ナトリウム水溶液としては、例えば0.1~5mol/L程度の濃度のものを用いることができる。
ペロブスカイト型酸化物としてはCaMnO3を用いた。カルシウム源としてのCaCO3粉末と、マンガン源としてのMnO2粉末とを、Ca:Mnの元素比(モル比)が1:1となるように混合した。この混合物を用いて、空気中、1200℃で10時間焼成し、その後、粉砕することによりCaMnO3粉末を作製した。
燃料電池用電極触媒としては田中貴金属工業株式会社製TEC61E54(C:Pt:Ru=46.7:30.0:23.3重量%)を用いた。この触媒に重量比6倍量のCaMnO3を加えて30分間混合した。その後、空気中、1000℃で10時間焼成し、反応生成物を得た。得られた反応生成物100mg、及び濃塩酸(12N)10mLを加圧用器に入れ、180℃で2時間加熱することで浸出液を得た。浸出液中の金属濃度は、ルテニウムが0.0035mol/L、白金が0.0023mol/L、カルシウムが0.064mol/L、マンガンが0.064mol/Lであり、使用した触媒に含まれるルテニウム及び白金の99%以上が浸出された。
n-ドデカンにより、上記の抽出剤を希釈し、試薬(A)、TBP及びTOA濃度を、それぞれ0.005mol/L、0.01mol/L及び0.5mol/Lとした。この有機溶媒はあらかじめ所定の塩酸溶液と振盪することで、予備平衡化した。
予備平衡化後の有機溶媒に、前記浸出液を蒸留水にて4倍に希釈した等体積の水溶液を加え、60分間激しく振とうすることで、有機相に金属の抽出を行った。抽出率は振とう前後の水相の金属濃度をICP発光分光器で測定して求めた。各抽出剤による抽出率を図1に示す。いすれの抽出系においても、夾雑元素であるマンガン及びカルシウムは抽出されていない。また、TBPはルテニウム及び白金の両者をほとんど抽出しない。一方、TOAと試薬Aはルテニウムと白金を共抽出しており、特に試薬Aではその濃度は極めて低いにも関わらず、白金はほぼ全量を、またルテニウムも8割以上を抽出している。
Claims (3)
- (i)下記の一般式で示されるアミド含有第3級アミン化合物からなる白金族金属分離試薬を含有する有機相と、少なくともルテニウムを含有する酸性の水相とを接触させることにより、ルテニウムを前記有機相に抽出する工程;
及び、
(ii)工程(i)において抽出されたルテニウムを含む有機相と水を接触させて、ルテニウムを水相に逆抽出することにより、ルテニウムのみを含む水溶液を得る工程;
を含み、
前記少なくともルテニウムを含有する酸性の水相が、一般式ABO 3 で示されるペロブスカイト型酸化物(式中、Aはランタノイド元素及び周期表2族の元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素であり、Bは周期表3族の元素、周期表4族の元素、周期表13族の元素、及び周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた少なくとも一種の元素を表す。)と、導電性担体に少なくともルテニウム及び白金が担持された燃料電池用電極触媒とを接触させ、酸素を含有する雰囲気中で焼成して得られた反応生成物を酸性の水相と接触させて加熱することにより、前記電極触媒に由来する少なくともルテニウム及び白金を含む金属元素、並びに前記ペロブスカイト型酸化物構成金属元素が酸性の水相に浸出することにより得られた水相であることを特徴とする、少なくともルテニウムを含む水相からルテニウムを分離・回収する方法。 - 前記工程(i)における、少なくともルテニウムを含有する酸性の水相がさらに白金を含み、前記白金族金属分離試薬を含有する有機相と接触させることにより、ルテニウム及び白金を含む有機相が得られ、前記工程(ii)において当該有機相からルテニウムを逆抽出した後、当該有機相と水酸化ナトリウム水溶液を接触させて、白金を水相に逆抽出することにより、白金を含む水溶液として白金を分離・回収する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記導電性担体に少なくともルテニウム及び白金が担持された燃料電池用電極触媒が、導電性担体にさらに周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた金属が担持された電極触媒であり、前記電極触媒に由来する少なくともルテニウム及び白金を含む金属元素が、さらに前記電極触媒に由来する当該周期表第4周期の遷移金属元素からなる群から選ばれた金属元素を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の方法。
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"Speciation of Ruthenium(III) Chloro Complexes in Hydrochloric Acid Solutions and Their Extraction Characteristics with an Amide-Containing Amine Compound",Metals,2018年,Vol.8, No.7, 558 |
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