JP7222238B2 - 易開封機能つきカップ型容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に関するものである。特に蓋付きのカップ型容器において、蓋を開けて内容物を露出させ、取り出しをしようとする際に、より容易に開封できる、易開封機能つきカップ型容器に関するものである。
たとえば、紙やプラスチックを素材とした、カップ型容器に食品が充填されていて、開口部は、紙やプラスチックフィルムを素材とした蓋でシール、密封された商品は、その利便性、経済性から、さまざまなものが商品として、小売店、コンビニエンスストアなどの棚を賑わしている。
カップ型容器について食品を例にとれば、たとえば、味噌のカップ包装があり、ヨーグルトのカップ包装、ゼリーやプリンなどのデザート類のためのアセプティック包装、また米飯の保存、加熱調理が可能な無菌包装、あるいはカップラーメンのカップ包装などがある。
そのほかにも、シリンジなどの医療関連や、インクカートリッジ、トナー容器等の工業製品、あるいはウエットティッシュや洗剤などのトイレタリー用品など、多種多様な分野で商品化されており、カップ型容器は、現代の日常生活には欠くことのできない存在となっている。
これらは多くの場合、保存中は密封状態の維持が求められ、内容物を取り出したい場合には、蓋を容易に開封できることが望まれる。このような一見して二律背反とも言える要求に応えて、イージーピール包装技法が発達してきた。
一方で、より便利さを求める消費者の増加、あるいは高齢化社会の到来に伴って、より扱い易く、開封などにも大きな力を必要としない、易開封に対するニーズ、所謂バリアフリーニーズも高まっている。
易開封に関しては、特許文献1には、容器のシール箇所であるフランジの形状に工夫を加えて易開封を実現することが提案されているが、蓋部を指で摘んで開封することを前提にしたものであって、指で摘むことが困難な場合には対応ができず、バリアフリーという側面からは、十分な配慮がなされているものではなかった。
特開平9-267864号公報
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであり、タブ付きの蓋材で密封された、カップ型容器において、タブが摘みやすく、また摘めない場合でも開封可能な、易開封機能つきカップ型容器を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、
蓋材と容器本体とからなるカップ型容器において、
容器本体は、開口部を有しており、
開口部は、フランジを、開口部を取り囲む周縁部に有しており、
フランジは、その一部に、切り欠き状の凹みを有しており、
切り欠き状の凹みと開口部との間には、フランジに上向きの凸部を有しており、
蓋材は、開口部とそのフランジとを覆っており、
蓋材と容器本体とは、フランジでシールされて、カップ型容器は密封されており、
蓋材は、切り欠き状の凹みの部分で、フランジから容器外側に突き出したタブを有しており、
突き出したタブには、切り欠き状の凹みに位置を合わせた、穴があるか、もしくは穴あけ可能な加工が施してあり、
前記フランジの上向きの凸部は、切り欠き状の凹みまでの距離と、凸部の高さが等しく、
前記開口部の形状は略四角形であり、四隅の内1以上の隅において、フランジに切り欠き状の凹みを有することを特徴とする、易開封機能つきカップ型容器である。
また、請求項2に記載の発明は、
前記フランジに切り欠き状の凹みを有していない部分においても、シール部から容器外側に突き出したタブを有していることを特徴とする、請求項1に記載の易開封機能つきカップ型容器である。
また、請求項3に記載の発明は、
前記蓋材は、金属箔もしくは無機化合物の蒸着層からなるガスバリア層を含む層構成であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の易開封機能つきカップ型容器である。
また、請求項4に記載の発明は、
前記容器本体は、ガスバリア層を層構成に含むか、もしくは表面に設けてあることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれかに記載の易開封機能つきカップ型容器である。
本発明によれば、タブ付きの蓋材で密封された、カップ型容器において、タブが摘みやすく、また摘めない場合でも開封可能な、易開封機能つきカップ型容器を提供することが可能である。
すなわち、開口部は、一部に切り欠き状の凹みを有しており、蓋材は、この切り欠き状の凹みの部分で、シール部から容器外側に突き出したタブを有していることによって、タブを手指で摘みやすくなる効果がある。
また、シール部から容器外側に突き出したタブには、穴が設けてあるか、もしくは穴あけ可能な加工が施してあることによって、棒状のもの、たとえば箸やスプーンの柄などを穴に差込んで、蓋材を引き開けることが可能になり、小さな力でも容易に開封が可能である。
また、棒状のもの、たとえば箸やスプーンの柄などを穴に差込んで、蓋材を引き開ける場合において、蓋材に覆われたフランジの上向きの凸部を梃子の支点として用いることが
でき、より容易な開封が可能である。
また、特に請求項2に記載の発明によれば、フランジの表面の上向きの凸部は、切り欠き状の凹みまでの距離と、凸部の高さが等しいことによって、より効果的に梃子の力を利用した開封を可能にして、易開封機能つきカップ型容器を実現することができる。
また、特に請求項3に記載の発明によれば、開口部の形状は略四角形であり、四隅の内1以上の隅において、フランジに切り欠き状の凹みを有することによって、複数の方向からの開封が可能となり、利便性に優れた、易開封機能つきカップ型容器を実現することができる。
またフランジに切り欠き状の凹みを有することによって、手指でタブを摘んで開封しようとする際にも、よりつまみやすい利点を有する。
それに加えて、四角形状の容器は、内容物を効率的に収納できるために、利便性が高く、また、容器としても輸送効率が高いなどの利点があり、一般的にも使用される頻度が高い。したがって、四角形の形状において、本発明を実現することは、より幅広い商品展開を可能にすることに繋がる。
また特に請求項4に記載の発明によれば、フランジに切り欠き状の凹みを有していない部分においても、シール部から容器外側に突き出したタブを有していることによって、より小さな力で開封可能な、易開封機能つきカップ型容器を提供することが可能であるとともに、このタブによる従来の開封方法も選択することが可能であり、多様性に富んだカップ型容器とすることが可能である。
また特に請求項5に記載の発明によれば、蓋材は、金属箔もしくは無機化合物の蒸着層からなるガスバリア層を含む、層構成であることによって、内容物の保存性を高めたり、外部環境による変質を防止するなどの機能を付与することが可能である。
また特に請求項6に記載の発明によれば、容器本体は、ガスバリア層を層構成に含むか、もしくは表面に設けてあることによって、内容物の保存性を高めたり、外部環境による変質を防止するなどの機能を付与することが可能である。
図1は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、一実施態様を説明するための斜視模式図である。 図2は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の開封の一例を説明するための断面模式図である。 図3は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の開封の他の例を説明するための断面模式図である。 図4は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の凸部について、より詳細に説明するための断面模式図である。 図5は、発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、開封直前の状態を具体的に説明するための断面模式図である。 図6は、発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、開封作業の状態を具体的に説明するための断面模式図である。 図7は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、実施態様のうち容器本体が四角形の例を説明するための斜視模式図である。 図8は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器本体が四角形である実施態様のうち、タブの形状が異なる例を説明するための斜視模式図である 図9は、発明に係る易開封機能つきカップ型容器が四角形である実施態様の開封前の状態を具体的に説明するための斜視模式図である。 図10は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器が四角形である実施態様の開封作業の状態を具体的に説明するための斜視模式図である。 図11は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブが、丸形状である例を説明するための斜視模式図である。 図12は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブの穴が、ミシン目である例を説明するための斜視模式図である。 図13は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブが、四角形状である例を説明するための斜視模式図である。 図14は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブが、三角形状である例を説明するための斜視模式図である。
以下、本発明を図1~図14を参照しながら、更に詳しい説明を加える。ただし本発明は、ここに示す例にのみ限定されるものではない。本発明は、請求項によって限定されるものである。
図1は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、一実施態様を説明するための斜視模式図である。
本発明は、易開封機能つきカップ型容器(100)に関するものであって、カップ型容器(100)は蓋材(10)と容器本体(20)とからなる。図1に示す例においては 容器本体(20)は、上から見て楕円形の形状を持つ例である。
容器本体(20)は、開口部を有しており、開口部はフランジを、開口部を取り囲む周縁部に有している。
フランジは、その一部に、切り欠き状の凹み(23)を有しており、切り欠き状の凹みと開口部との間には、フランジに上向きの凸部(25)を有している。図1に示す例においては、この上向きの凸部(25)を、蓋材(10)が覆ってシールされている状態である。
蓋材(10)は、開口部とその周縁のフランジとを覆っており、蓋材(10)と容器本体(20)とは、フランジでシールされてシール部(21)を形成して、カップ型容器(100)は密封されている。
蓋材(10)は、切り欠き状の凹み(23)の部分で、フランジからカップ型容器(100)の外側に突き出したタブ(11)を有しており、突き出したタブ(11)には、切り欠き状の凹み(23)に位置を合わせた、穴(12)があるか、もしくは穴あけ可能な加工が施してあるのであって、図1に示す例においては、穴(12)を設けてある例である。
図2は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、開封の一例を説明するための断面模式図である。
この断面図は、図1において示されるA-B間を、縦方向に切り裂いて断面図にしたものである。
本発明による易開封機能つきカップ型容器(100)は、切り欠き状の凹み(23)の
部分で、フランジ(24)からカップ型容器(100)外側に突き出したタブ(11)を手指で摘まんで、蓋材(10)全体を、カップ型容器(100)の斜め上方に引き上げることによって、一般のカップ型容器と同様に開封して、内容物(40)を取り出すことが可能である。
特に、フランジ(24)に、切り欠き状の凹み(23)があることによって、手指でタブ(11)を摘んで開封しようとする際には、タブ(11)を摘む作業はより容易に行なうことができる。
しかしながら、この方法による開封においては、手指でタブ(11)をつかむ作業が必要であり、また一定の力を加えることが必要であって、バリアフリーの観点からは十分な配慮がしてあるとはいえない。
この点について、本発明においては、カップ型容器(100)のタブ(11)を摘んで開封する以外の方法によっても、カップ型容器(100)の開封を容易に行うことを可能にしている。
図2で示す方法がそのひとつであり、本発明の特徴のひとつである、切り欠き状の凹み(23)の部分でフランジ(24)から容器外側に突き出したタブ(11)には、切り欠き状の凹み(23)に位置を合わせた穴(12)を利用して、この穴(12)、もしくは穴あけ可能な加工の部分に、棒(50)を、蓋材(10)の上側から差し込んでのち、開封する方法である。
棒(50)を差し込むことに続いて、棒(50)を図中矢印(51)の方向に倒すことによって、棒(50)は、フランジ(24)の上向きの凸部(25)の、頂点(26)を支点とした梃子の原理で、タブの穴(12)に作用して、棒(50)に加えた小さな下向きの力で、穴(12)の部分では、より大きな上向きの力となって、タブ(11)をフランジ(24)から剥離することが可能となる。
ただし、ここでは、棒(50)を倒す前の状態であって、フランジ(24)の上向きの凸部(25)の頂点(26)は、蓋材(10)で覆われている状態である。
図3は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、開封の他の例を説明するための断面模式図である。
この断面図もまた、図1において示されるA-B間を、縦方向に切り裂いて断面図にしたものである。
図3で示す方法は、図2で示す方法とは異なる方法であり、本発明の特徴のひとつである、フランジ(24)から容器外側に突き出したタブ(11)の切り欠き状の凹み(23)に位置を合わせた穴(12)、を利用してこの穴(12)、もしくは穴あけ可能な加工の部分に、棒(50)を蓋材(10)の下側から差し込んで開封する方法である。下側から差し込む点が、図2で示す例とは異なる点である。
それに続いて、棒(50)を図中矢印(52)の方向に引き上げることによって、棒(50)は、フランジ(24)の上向きの凸部(25)の、頂点(26)を支点とした梃子の原理で、タブ(11)の穴(12)に作用して、棒(50)に加えた小さな上向きの力で、棒(50)の先端は矢印(53)の方向に移動する。
このとき、凸部(25)の頂点(26)を支点として、穴(12)の部分の作用点にお
いて、タブ(11)にはより大きな上向きの力が加わり、タブ(11)をフランジ(24)から剥離することが可能となる。
ただし図2と同様に、ここでは、フランジ(24)の上向きの凸部(25)の頂点(26)が、蓋材(10)で覆われている、剥離前の状態を示している。
棒(50)には特段の限定を加えるものではなく、穴(12)に差し込むことが可能な、剛性を有する棒状のものであれば使用可能で、身近にある箸などの木材や竹材でできたもののほか、たとえば金属製のスプーンやフォークなどの柄の部分なども、棒(50)として用いることができる。
図4は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の凸部について、より詳細に説明するための断面模式図である。
前述のように、フランジ(24)の上向きの凸部(25)、およびその頂点(26)は、カップ型容器(100)の易開封において、梃子の支点となって大きな役割を果たすが、我々は本発明を完成する過程において、鋭意検討を重ねた結果、フランジ(24)の上向きの凸部(25)、およびその頂点(26)について、本発明の課題解決に、より効果的な形状を見出だすことができた。
これは、フランジ(24)の上向きの凸部(25)、およびその頂点(26)において、上向きの凸部(25)の高さ(H)は、凸部(25)の外側の下端(30)から、切り欠き状の凹み(23)の端部(27)までの、凹みまでの距離(W)と等しいときに、梃子の効果がより効果的に発揮でき、カップ型容器(100)の梃子による易開封に最適であるというものである。
すなわち、上向きの凸部(25)の高さ(H)と、凹みまでの距離(W)との関係であって、
高さ(H)= 凹みまでの距離(W)
であることが望ましい。
また上向きの凸部(25)の断面形状については、図4に示す、釣鐘型の断面形状は梃子の支点として効果的であるが、それ以外にも半円形や台形なども、上向きの凸部(25)として好適に用いることができる。
本発明において、フランジ(24)から、外側に突き出したタブ(11)には、切り欠き状の凹み(23)に位置を合わせた穴(12)があるか、もしくは穴あけ可能な加工が施してあるのであって、図4中の円形囲い(4)の部分では、切り欠き状の凹み(23)の端部(27)は、タブ(11)に設けられた穴(12)の端部(29)と一致していることが見て取れる。
この、切り欠き状の凹み(23)の端部(27)と、タブ(11)に設けられた穴(12)の端部(29)とが一致している配置であることによって、易開封機構付きカップ型容器(100)の開封においての梃子の作用はより効果的なものとなる。
これは穴(12)が、穴あけ可能な加工である場合においても同様である。穴あけ可能な加工には、たとえばミシン目加工やハーフカット等の加工を用いることができる。この加工方法は、機械的に加工することもでき、あるいは、レーザー光の照射による加工を用いることもできる。
図5は、発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、開封直前の状態を具体的に説明するための断面模式図である。
図5に示す例は、実際に棒(50)をタブ(11)の穴(12)に、蓋材(10)の上方から差し込んで、右手(60)の手指で把持した部分を、矢印(54)の方向に押し下げて、フランジ(24)の上向きの凸部(25)を支点にして、梃子を効かせている様子であり、棒(50)の先端を矢印(55)の方向に上昇させて、タブ(11)を矢印(13)の方向に持ち上げて、タブ(11)をフランジ(24)から剥離して、カップ型容器(100)を開封しようとする場合である。
すでに右手(60)は、図5に示す状態において、把持した部分を、矢印(54)の方向に押し下げといるところであって、ここが梃子の力点(P)である。棒(50)は凸部(25)の頂点(26)に接触しており、凸部(25)は、梃子の支点(F)となっている状態である。
梃子の作用点(E)は、タブ(11)の穴(12)であって、図5に示す状態において、タブ(11)は矢印(13)の方向に持ち上げられつつあって、これに続いて起こる状況は、タブ(11)の、フランジ(24)の切り欠き状の凹み(23)の部分からの剥離であり、それに続くカップ型容器(100)の開封である。
図6は、発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、開封作業の状態を具体的に説明するための断面模式図である。
図5に示す作業に続いて、フランジ(24)の切り欠き状の凹み(23)の部分からのタブ(11)の剥離は、棒(50)を矢印(56)方向に引くことによって、切り欠き状の凹み(23)部分をきっかけとして、蓋材(10)全体のシール部(21)の剥離となって広がり、フランジ(24)は大きく露出する。すなわち開口部(28)を形成することができる。
さらに手(60)で把持した棒(50)を、矢印(57)方向に引くことによって、蓋材(10)とフランジ(24)との剥離は進行して、ついには易剥離機能付きカップ型容器(100)の全体が開封される。
この開封によって蓋材(10)を容器本体(20)から分離することも可能であるが、開口部(28)が、内容物の取り出しに十分である場合には、開封を途中の状態でとめておくことができる。
図7は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器の、実施態様のうち容器本体が四角形の例を説明するための斜視模式図である。
本発明はカップ型容器(100)であって、易開封機能を有し、蓋材(10)と容器本体(20)とからなる。容器本体(20)の形状は任意であって、多角形や円形もしくは図1、で示す楕円形であってもよい。図7に示す例は容器本体(20)が、略正方形の四角形である例であり、したがって開口部(28)、また蓋材(10)も略正方形の四角形の例である。
それに加えて、四角形状の容器は、内容物を効率的に収納できるために、利便性が高い。また、容器それ自身としても積み重ねがしやすく、輸送効率が高いなどの利点があり、一般的にも使用される頻度が高い。したがって、四角形の形状において、本発明を実現することは、より幅広い商品展開を可能にする。
図7で示す例において、容器本体(20)は、四角形状の開口部(28)を有しており、開口部(28)は、その周縁部にフランジ(24)を有しており、蓋材(10)は開口部(28)とその周縁部のフランジ(24)とを覆って、蓋材(10)と容器本体(20)とは、この周縁部のフランジ(24)でシールされて、カップ型容器(100)を密封することができる。
すなわち、タブ(11)付きの蓋材(10)で密封された、カップ型容器(100)において、タブ(11)が摘みやすく、また摘めない場合でも開封可能な、易開封機能つきカップ型容器(100)を提供することが可能である。
図8は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器本体が四角形である実施態様のうち、タブの形状が異なる例を説明するための斜視模式図である。
図7、および図8に示す例においては、容器本体(20)の形状、開口部(28)の形状、および蓋材(10)の形状は、略正方形の四角形である。図7に示す例おいては、タブ(11)には、穴(12)が設けてある例を示した。
一方、図8の中の、円形囲い(1)においては、タブ(11)には、穴あけ可能な加工として、ミシン目(15)を設けてある例を示す。このミシン目(15)を切り裂くことによって、この部分に穴を形成することができる。本発明においては、穴(12)、もしくは穴あけ可能な加工の、いずれも使用することができ、適宜選択すればよい。
また、本発明においては、図8の中の円形囲い(1)の形状に加えて、たとえば、容器本体(20)を四角形として、四角形の四隅の内、1箇所以上の隅に切り欠き状の凹み(23)を設けることができる。
これは図8の中の、円形囲い(2)で示されるものであり、これによって、複数の方向からの多様な方法による開封が可能となり、利便性に優れた易開封機能つきカップ型容器(100)を実現することができる。ここで示す例においては、タブ(16)に穴(12)は設けていないために、タブ(16)を手指で摘まんで、蓋材を引っ張って開封する方法をとることができるが、切り欠き状の凹み(23)が設けてあることによって、タブ(16)が摘みやすくなる利点がある。
また、本発明においては、図8の中の円形囲い(1)の形状に加えて、容器本体(20)の開口部の、切り欠き状の凹み(23)を有していない部分においても、シール部から容器外側に突き出したタブ(17)を設けることができる。
これは図8の中の、円形囲い(3)で示す形状であって、この場合には、この部分の開封には、タブ(17)を手指で摘まんで引っ張って開封する方法を用いることができ、従来の感覚と違和感なく開封を行うことも可能であって、開封の方法を選択することが可能になり、利便性に優れたカップ型容器(100)を実現することができる。
図9は、発明に係る易開封機能つきカップ型容器が四角形である実施態様の開封前の状態を具体的に説明するための斜視模式図である。
前述のように、本発明においては、切り欠き状の凹み(23)から容器外側に突き出したタブ(11)に設けられた穴(12)に、棒状の器具、たとえば箸や、スプーンの柄などを差し入れて、引っ張ることも可能である。
図9に示す例においては、容器本体(20)が四角形状の場合において、右手(60)に持った棒(50)を、穴(12)に差し入れて、棒(50)の先端を矢印(59)方向に、および棒の根元を矢印(58)方向に、突起(25)を梃子の支点として、回転させて、開封する方法である。
この方法によれば、特に指の力の弱い人、或いは高齢者などのバリアフリーニーズにも対応することができる。
この穴(12)は、あらかじめタブ(11)を貫通して設けてある穴(12)であっても良く、穴あけが可能な加工、たとえば、ハーフカットやミシン目加工によって形成した穴でもよい。
図10は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器が四角形である実施態様の開封作業の状態を具体的に説明するための斜視模式図である。
図10に示す状態に続いて、右手(60)に持った棒(50)によって、開封作業が行われ、棒(50)を握ったまま、図10中の矢印(61)方向に蓋材(10)と一緒に引き、カップ型容器(100)の開封作業を容易に行なうことができる。
これにより、開口部(28)は大きく露出して、内容物(40)の取り出しが可能になる。蓋材(10)は、容器本体(20)から分離してもよく、あるいは、内容物(40)の取り出しが可能なところで、一部が容器本体(20)にシールされた状態にしておくのでもよい。
このようにして、本発明によれば、タブ(11)付きの蓋材(10)で密封された、カップ型容器(100)において、タブ(11)が摘みやすく、また摘めない場合でも開封可能な、易開封機能つきカップ型容器(100)を提供することが可能である。
一方、タブ(11)の形状については、前述のカップ型容器(100)の開封に支障なく用いることができる限りにおいて、その形状は任意である。
図11は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブが、丸形状である例を説明するための斜視模式図である。
この形状は、たとえば図1、図7で用いた例に示したものであって、丸形状のタブ(11)に、丸形状の穴(12)を設けたものである。
図12は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブの穴が、ミシン目である例を説明するための斜視模式図である。
この形状は、たとえば図8で用いた例に示したものであって、丸形状のタブ(11)に、丸形状のミシン目(15)を設けたものである。これによって、穴は開封直前にミシン目(15)を切り裂いて、タブ(11)を貫通した穴(12)として設けることができる。
図13は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブが、四角形状である例を説明するための斜視模式図である。
図13に示す例のように、その形状は任意であって、タブ(18)のように、丸形状に限らず四角形状であってもよい。
図14は、本発明に係る易開封機能つきカップ型容器のタブが、三角形状である例を説明するための斜視模式図である。
図14に示す例のように、その形状は任意であって、タブ(19)のように、丸形状に限らず三角形状であってもよい。
また、図11、図13、図14に示す例のように、タブの形状にかかわらず、穴(12)を設けてある場合には、手指で摘んで開封しようとする場合にも、手指が滑りにくい効果がある。
続いて本発明による易開封機能つきカップ型容器(100)に関して、その材料構成についてさらに説明を加える。
本発明による易開封機能つきカップ型容器(100)の蓋材(10)は金属箔もしくは無機化合物の蒸着層からなるガスバリア層を含む層構成とすることができる。
これは、たとえば内容物の保存性を向上させることなどを目的として、プラスチックフィルムの表面にガスバリア層を設けてなるガスバリアフィルムを蓋材(10)の層構成中に用いることができる。
あるいはアルミニウムなどの金属箔もガスバリア層として有効であるが、たとえば、電子レンジでの調理の可能性がある場合には、高周波によるスパークなどが発生するために注意を要する。
ガスバリアフィルムの場合には、用いられるプラスチックフィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロン-6、ナイロン-66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルム基材とする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。
ガスバリアフィルムの場合、ガスバリア層は無機化合物の蒸着層、コーティング層で構成することができ、プラスチックフィルムにアンカーコートを設けた後、蒸着層、コーティング層を順次設ける。
ガスバリアフィルムのアンカーコート層には、例えばウレタンアクリレートを用いることができる。アンカーコート層の形成には、樹脂を溶媒に溶解した塗料をグラビアコーティングなど印刷手法を応用したコーティング方法を用いるほか、一般に知られているコーティング方法を用いて塗膜を形成することができる。
蒸着層を形成する方法としては,SiOやAlOなどの無機化合物を真空蒸着法を用いて、アンカーコート層を設けたプラスチックフィルム上にコーティングし、真空蒸着法による無機化合物層を形成することができる。
コーティング層を形成する方法としては、水溶性高分子と、(a)一種以上のアルコキシドまたはその加水分解物、または両者、あるいは(b)塩化錫の、少なくともいずれかひとつを含む水溶液あるいは水/アルコール混合水溶液を主剤とするコーティング剤をフィルム上に塗布し、加熱乾燥してコーティング法による無機化合物層を形成しコーティング層とすることができる。このときコーティング剤にはシランモノマーを添加しておくことによってアンカーコート層との密着の向上を図ることができる。
無機化合物層は、真空蒸着法による塗膜のみでもガスバリア性を有するが、コーティング法による無機化合物層であるコーティング層を真空蒸着法による無機化合物層である蒸着層に重ねて形成し、ガスバリア層とすることができる。
これら2層の複合により、真空蒸着法による無機化合物層とコーティング法による無機化合物層との界面に両層の反応層を生じるか、或いはコーティング法による無機化合物層が真空蒸着法による無機化合物層に生じるピンホール、クラック、粒界などの欠陥あるいは微細孔を充填、補強することで、緻密構造が形成される。
そのため、ガスバリアフィルムとしてより高いガスバリア性、耐湿性、耐水性を実現するとともに、外力による変形に耐えられる可撓性を有する。
またガスバリア層として、たとえばSiOを用いる場合にはその被膜は透明であるために、内容物を蓋材(10)の外側から目で見ることが可能である。
このように、蓋材(10)は、プラスチックフィルム、紙、金属箔などを単体または積層したもので構成することが可能である。プラスチックフィルムは、高分子樹脂組成物からなるフィルムであって、たとえばポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等)、ポリアミド(ナイロン-6、ナイロン-66等)、ポリイミドなどが使用でき、用途に応じて適宜選択される。
特にポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートをプラスチックフィルムとする場合は、フィルム強度と価格においてより好ましい。そのほか延伸ポリアミドフィルムを用いる場合には、積層体に突き刺しに対する強靭性や、衝撃に対する強靭性を付与することができる。
またプラスチックフィルムは、接着剤層を介して他の層と積層して積層体とすることができる。積層体の層構成やその材料構成、厚さなどは、要求品質に応じて、また選択的な機能付与のために、適宜設計することができる。
蓋材(10)と容器本体(20)のシールは、たとえば蓋材(10)の容器本体(20)側の表面にシーラント層を設けて、シールしてカップ型容器(100)を密封することができる。
シーラント層の材質としては、熱可塑性樹脂のうちポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)、中密度ポリエチレン樹脂(MDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、エチレン-酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン-αオレフィン共重合体、エチレン-メタアクリル酸樹脂共重合体などのエチレン系樹脂や、ポリエチレンとポリブテンのブレンド樹脂や、ホモポリプロピレン樹脂(PP)、プロピレン-エチレンランダム共重合体、プロピレン-エチレンブロック共重合体、プロピレン-αオレフィン共重合体などのポリプロピレン系樹脂等を使用することができる。容器本体(20)の材質などを考慮して、適宜選択することができる。
シーラント層の形成には、押出機などを用いて溶融した樹脂を製膜して、蓋材(10)の積層体上に層形成することができる。あるいは、あらかじめフィルムの状態に製膜して
ある材料を、ラミネートによって積層することによって、蓋材(10)の積層体の表面にシーラント層を形成することも可能である。
一方、本発明による易開封機能つきカップ型容器(100)の容器本体(20)は、プラスチック材料を成型して構成することができる。たとえば、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂を用いることができ、そのほかにポリエチレンテレフタレートなども用いることもでき、それらの混合樹脂を用いることもできる。
また容器本体(20)を、複数の層で構成する場合には、ガスバリア層を層構成に含むか、もしくは表面に設けてある構成とすることができる。これは、蓋材(10)の場合と同様に、たとえば内容物の保存性を向上させることなどを目的とする。
たとえば、容器本体(20)を構成する層中にエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂をガスバリア層として設けることも有効であり、また容器本体(20)に対してその表面に、ガスバリア性のある樹脂材料をコーティングして、ガスバリア層を形成するのでもよい。
このようにして、本発明によればタブ付きの蓋材で密封された、カップ型容器において、タブが摘みやすく、また摘めない場合でも開封可能な、易開封機能つきカップ型容器を提供することが可能である。
1・・・円形囲い
2・・・円形囲い
3・・・円形囲い
4・・・円形囲い
10・・・蓋材
11・・・タブ
12・・・穴
13・・・矢印
15・・・ミシン目
16・・・タブ
17・・・タブ
18・・・タブ
19・・・タブ
20・・・容器本体
21・・・シール部
23・・・切り欠き状の凹み
24・・・フランジ
25・・・凸部
26・・・頂点
27・・・端部
28・・・開口部
29・・・端部
30・・・下端
40・・・内容物
50・・・棒
51・・・矢印
52・・・矢印
54・・・矢印
55・・・矢印
56・・・矢印
57・・・矢印
60・・・手
100・・・カップ型容器
H・・・高さ
W・・・凹みまでの距離
E・・・作用点
F・・・支点
P・・・力点

Claims (4)

  1. 蓋材と容器本体とからなるカップ型容器において、
    容器本体は、開口部を有しており、
    開口部は、フランジを、開口部を取り囲む周縁部に有しており、
    フランジは、その一部に、切り欠き状の凹みを有しており、
    切り欠き状の凹みと開口部との間には、フランジに上向きの凸部を有しており、
    蓋材は、開口部とそのフランジとを覆っており、
    蓋材と容器本体とは、フランジでシールされて、カップ型容器は密封されており、
    蓋材は、切り欠き状の凹みの部分で、フランジから容器外側に突き出したタブを有しており、
    突き出したタブには、切り欠き状の凹みに位置を合わせた、穴があるか、もしくは穴あけ可能な加工が施してあり、
    前記フランジの上向きの凸部は、切り欠き状の凹みまでの距離と、凸部の高さが等しく、
    前記開口部の形状は略四角形であり、四隅の内1以上の隅において、フランジに切り欠き状の凹みを有することを特徴とする、易開封機能つきカップ型容器。
  2. 前記フランジに切り欠き状の凹みを有していない部分においても、シール部から容器外側に突き出したタブを有していることを特徴とする、請求項1に記載の易開封機能つきカップ型容器。
  3. 前記蓋材は、金属箔もしくは無機化合物の蒸着層からなるガスバリア層を含む層構成であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の易開封機能つきカップ型容器。
  4. 前記容器本体は、ガスバリア層を層構成に含むか、もしくは表面に設けてあることを特徴とする、請求項1~請求項3のいずれかに記載の易開封機能つきカップ型容器。
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