JP7221869B2 - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、中央装置と分散装置とを含み、ユーザ装置と無線通信を実行する無線基地局及び通信制御方法に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
NRでは、無線基地局(gNB)の構成の一形態として、中央装置(Central Unit (CU))と、中央装置の設置場所から張り出して遠隔に配置される分散装置(Distributed Unit (DU))とを含む、いわゆるC-RAN型の無線基地局の構成について検討されている。
具体的には、無線リソース制御レイヤ(RRC)及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)のみをCUに設け、無線リンク制御レイヤ(RLC)以下をDUに設けるHigher Layer Split(HLS)が検討されている。
また、HLSを前提として、ユーザ装置(UE)単位のパラメータをCUで管理し、セル単位のパラメータをDUで管理することが提案されている(非特許文献1参照)。
このような提案によれば、CUは、UEの能力情報(UE Capability)及びコアネットワークからの情報(例えば、UE種別、QoS Class Identifier (QCI)など)を保持できるため、UE個別のパラメータが設定可能である。また、DUに関連するリソースの情報は、可能な限りCUでの管理を避けることによって、CU~DU間の相互依存度が抑えられるため、マルチベンダによる運用を実現し易くなると期待されている。
"On the functional distribution over the F1 interface", R3-171727, 3GPP TSG-RAN WG3 #96, 3GPP, 2017年5月
UE Capabilityは、RRCレイヤを介してUEからgNBに通知される。また、上述したHLSに従えば、RRCは、CUに設けられることになる。
さらに、HLSに従えば、DUは、UE Capabilityによる影響を受けるパラメータについても管理する必要がある。しかしながら、DUは、CUが管理するUE Capabilityの内容を認識することができず、CU側で管理されるUE Capabilityの内容に応じた適切なパラメータを設定できない問題がある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザ装置(UE)単位のパラメータの一種である当該UEの能力情報を中央装置(CU)で管理し、当該能力情報による影響を受けるパラメータを分散装置(DU)で管理する場合でも、DUが能力情報の内容に応じた適切なパラメータを決定し得る無線基地局及び通信制御方法の提供を目的とする。
本発明の一態様は、第1装置(中央装置210)と第2装置(分散装置260)とを含み、ユーザ装置(ユーザ装置300)との無線通信を実行する無線基地局(無線基地局200)であって、前記第1装置は、前記ユーザ装置の能力を示す能力情報(UE Capability)を、無線リソース制御レイヤ(RRC)を介して前記ユーザ装置から取得する能力情報取得部(能力情報取得部213)と、前記能力情報取得部が取得した前記能力情報を前記第2装置に転送する能力情報転送部(能力情報転送部215)とを備え、前記第2装置は、前記無線通信を制御するパラメータを保持するパラメータ保持部(パラメータ保持部263)と、前記第1装置によって転送された前記能力情報を受信する能力情報受信部(能力情報受信部265)と、前記能力情報受信部が受信した前記能力情報に基づいて、前記能力情報の内容に応じた前記パラメータの内容を決定するパラメータ決定部(パラメータ決定部267)とを備える。
本発明の一態様は、第1装置と第2装置とを含み、ユーザ装置との無線通信を実行する無線基地局による通信制御方法であって、前記第1装置が、前記ユーザ装置の能力を示す能力情報を、無線リソース制御レイヤを介して前記ユーザ装置から取得するステップと、前記第1装置が、取得した前記能力情報を前記第2装置に転送するステップと、前記第2装置が、前記無線通信を制御するパラメータを保持するステップと、前記第2装置が、前記第1装置によって転送された前記能力情報を受信するステップと、前記第2装置が、受信した前記能力情報に基づいて、前記能力情報の内容に応じた前記パラメータの内容を決定するステップとを含む。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。 図3は、中央装置210の機能ブロック構成図である。 図4は、分散装置260の機能ブロック構成図である。 図5は、中央装置210及び分散装置260によるユーザ装置300の能力情報(UE Capability)の管理動作の概念図である。 図6は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例1)を示す図である。 図7は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例2)を示す図である。 図8は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例3)を示す図である。 図9は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例4)を示す図である。 図10は、中央装置210及び分散装置260のハードウェア構成の一例を示す図である。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、Long Term Evolution(LTE)、及びLTEの後継システムである5G(NR)に従った無線通信システムである。
なお、本実施形態では、5Gと対応させる観点から、LTE(LTE-Advancedを含む)を適宜「4G」と称呼する。また、本実施形態では、無線通信システム10によって、5Gが4Gを補完するLTE assisted operationが実現される。
無線通信システム10は、コアネットワーク20、無線基地局100、無線基地局200及びユーザ装置300を含む。
コアネットワーク20は、Evolved Packet Core(EPC)とも呼ばれ、移動管理エンティティ(MME)、サービングゲートウェイ(S-GW)及びPDNゲートウェイ(P-GW)などによって構成される。
無線基地局100は、4Gに従った無線基地局であり、eNodeBとも呼ばれている。無線基地局100は、S1-MMEまたはS1-Uインタフェースを介してコアネットワーク20を構成する装置(ノード)と接続される。
無線基地局200は、5Gに従った無線基地局であり、gNodeBとも呼ばれている。無線基地局200は、X2インタフェース(ここでは、便宜的に、X2-AP’, X2-U’と呼ぶ)を介して無線基地局100と接続される。
ユーザ装置300(UE)は、無線基地局100及び無線基地局200と無線通信を実行することができる。ユーザ装置300は、無線通信端末、或いは移動局と呼ばれてもよい。無線基地局200及びユーザ装置300は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数の無線基地局とユーザ装置300との間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
図2は、無線通信システム10の全体ブロック構成図である。図2に示すように、無線基地局100は、中央装置110及び遠隔装置160によって構成される。同様に、無線基地局200は、中央装置210及び分散装置260によって構成される。なお、無線基地局100及び無線基地局200は、中央装置及び分散装置以外の他の装置を含んでもよい。
本実施形態において、中央装置210は、第1装置を構成し、分散装置260は、第2装置を構成する。
中央装置110は、無線物理レイヤ(L1)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)、無線リンク制御レイヤ(RLC)、パケット・データ・コンバージェンス・プロトコル・レイヤ(PDCP)を有する。また、中央装置110は、PDCPの上位レイヤとして、無線リソース制御レイヤ(RRC)を有する。
遠隔装置160は、中央装置110の設置場所から張り出して遠隔に配置することができる。遠隔装置160は、PA(Power Amplifier)/LNA(Low Noise Amplifier)、無線送受信モジュール及び変復調モジュールなどの無線部(RF)を有する。
中央装置110は、デジタル処理部(Digital Unit(DU))またはCentral Unit(CU)とも呼ばれ、遠隔装置160は、無線処理部(Radio Unit(RU))またはRemote Unit(RU)とも呼ばれる。中央装置110と遠隔装置160とは、フロントホールと呼ばれる有線伝送路で接続される。このような中央装置110と遠隔装置160とのインタフェースとしては、例えば、Common Public Radio Interface(CPRI)が用いられる。
中央装置210及び分散装置260は、上述した中央装置110及び遠隔装置160にそれぞれ対応するが、レイヤ構成が異なっている。
具体的には、中央装置210は、無線リソース制御レイヤ(RRC)を有する。一方、分散装置260は、無線リンク制御レイヤ(RLC)、ミディアムアクセス制御レイヤ(MAC)、無線物理レイヤ(L1)及び無線部(RF)を有する。
このような中央装置210と分散装置260との間おけるレイヤ分離は、Higher Layer Split(HLS)と呼ばれる。また、中央装置210は、Central Unit(CU)と呼ばれ、分散装置260は、Distributed Unit(DU)と呼ばれる。
なお、上述したように、中央装置210は、X2-AP’, X2-U’インタフェースを介して中央装置110と接続される。
より具体的には、HLSでは、中央装置210(CU)が、RRC/Service Data Adaptation Protocol (SDAP)/PDCPレイヤの処理を担い、分散装置260(DU)が、RLC以下のレイヤの処理を担うことが想定されている。
以下、中央装置210及び分散装置260を、適宜CU及びDUと省略して記載する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、中央装置210及び分散装置260の機能ブロック構成について説明する。
(2.1)中央装置210
図3は、中央装置210の機能ブロック構成図である。図3に示すように、中央装置210は、X2 IF部211、能力情報取得部213、能力情報転送部215、パラメータ保持部217及びF1 IF部219を備える。
X2 IF部211は、中央装置110との通信を実現するためのインタフェースを提供する。具体的には、X2 IF部211は、中央装置110と中央装置210とを直接接続するインタフェース(X2)である。ユーザ装置300の送受信データは、X2 IF部211を介して無線基地局100と中継される。
能力情報取得部213は、ユーザ装置300の能力を示す能力情報(UE Capability)を取得する。具体的には、能力情報取得部213は、ユーザ装置300が対応しているAccess Stratum(AS)のリリース、UE Capability毎の能力(例えば、TTI(Transmission Time Interval)あたりに送受信可能な最大ビット数、及びレイヤ2バッファサイズ)、周波数帯(バンド組み合わせを含む)、及びキャリアアグリゲーション(CA)などに関するユーザ装置300の能力を示す情報を取得する。
UE Capabilityは、例えば、3GPP TS36.331 6.3.6章に規定されているUE-EUTRA-Capability相当であってもよい。また、UE Capabilityには、5G特有の能力情報が含まれてもよい。また、UE Capabilityには、コアネットワーク20から提供される、中央装置210が管理し得る能力情報、例えば、UE種別(UE type)及びQoSに関する情報(QoS Class Identifier
(QCI)など)が含まれてもよい。
能力情報取得部213は、無線リソース制御レイヤ(RRC)を介してユーザ装置300から当該能力情報を取得する。具体的には、能力情報取得部213は、ユーザ装置300が送信するRRCのメッセージ(例えば、UE Capability information)に含まれる能力情報を取得することができる。
能力情報転送部215は、能力情報取得部213が取得した能力情報(UE Capability)を分散装置260に転送する。具体的には、能力情報転送部215は、F1 IF部219を介してUE Capabilityを分散装置260に転送する。
また、能力情報転送部215は、後述する分散装置260のパラメータ決定部267によるパラメータの決定に関連する能力情報のみを分散装置260に転送することができる。具体的には、能力情報転送部215は、分散装置260のパラメータ保持部263によって保持されるパラメータの決定において必要となるユーザ装置300の能力情報のみを分散装置260に転送する。
例えば、このような能力情報としては、ユーザ装置300が対応している変調方式(256QAM,64QAMなど)が挙げられる。具体的には、3GPP TS36.331 6.3.6章に規定されているUE-EUTRA-Capabilityのue-CategoryDL/UL(TS36.306 4.1A章)が該当する。
さらに、能力情報転送部215は、RRCにおいて能力情報が符号化(RRC encoding)されている場合、符号化された当該能力情報を復号することができる。この場合、能力情報転送部215は、復号した能力情報を分散装置260に転送する。
パラメータ保持部217は、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを複数保持することができる。具体的には、パラメータ保持部217は、Higher Layer Split(HLS)に準じて、基本的には、UE単位のパラメータを保持する。但し、上述したように、UE Capabilityについては、分散装置260に適宜転送される。
F1 IF部219は、中央装置210と分散装置260との通信を実現するためのインタフェースを提供する。具体的には、F1 IF部219は、中央装置210と分散装置260とを直接接続するインタフェース(F1と呼ぶ)である。ユーザ装置300の送受信データは、F1 IF部219を介して分散装置260と中継される。
(2.2)分散装置260
図4は、分散装置260の機能ブロック構成図である。図4に示すように、分散装置260は、F1 IF部261、パラメータ保持部263、能力情報受信部265、パラメータ決定部267及び無線通信部269を備える。
F1 IF部261は、F1 IF部219と同様に、中央装置210と分散装置260との通信を実現するためのインタフェースを提供する。
パラメータ保持部263は、パラメータ保持部217と同様に、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを複数保持することができる。具体的には、パラメータ保持部263は、Higher Layer Split(HLS)に準じて、基本的には、セル単位のパラメータを保持する。但し、上述したように、UE Capabilityについては、中央装置210から適宜転送される。
能力情報受信部265は、中央装置210によって転送された能力情報(UE Capability)を受信する。具体的には、能力情報受信部265は、F1 IF部261を介してUE Capabilityを受信する。
能力情報受信部265は、中央装置210によって転送されたUE Capabilityを一時的に保持するメモリを有し、当該メモリに保持したUE Capabilityをパラメータ決定部267に提供する。
また、能力情報受信部265は、無線リソース制御レイヤにおいて符号化(RRC encoding)された当該能力情報を受信することができる。能力情報受信部265は、受信したUE Capabilityを復号する。
さらに、能力情報受信部265は、RRCにおいて符号化された能力情報を、中央装置210からではなく、ユーザ装置300から受信することもできる。能力情報受信部265は、ユーザ装置300から受信した当該能力情報を復号する。
パラメータ決定部267は、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータのうち、分散装置260が保持するパラメータの内容を決定する。具体的には、パラメータ決定部267は、パラメータ保持部263によって保持されているパラメータの内容(設定値)を決定する。
特に、本実施形態では、パラメータ決定部267は、能力情報受信部265が受信したUE Capabilityに基づいて、当該UE Capabilityの内容に応じたパラメータの内容を決定する。
例えば、このようなパラメータとしては、上述したユーザ装置300が対応している変調方式(256QAM,64QAMなど)に基づいて決定される最大のMCS(Modulation and Coding Scheme)が挙げられる。
また、パラメータ決定部267は、中央装置210によって転送されたUE Capabilityがオーバーフローすると判定した場合、当該UE Capabilityの少なくとも一部を切り詰める(truncate)ようにしてもよい。
具体的には、パラメータ決定部267は、能力情報受信部265が中央装置210によって転送されたUE Capabilityを一時的に保持するメモリが、当該UE Capabilityのデータによってオーバーフローする場合、先にメモリに保持されているUE Capabilityの一部を利用し、メモリからオーバーフローするUE Capabilityのデータを破棄してもよい。
また、パラメータ決定部267は、UE Capabilityのデータを破棄した場合、破棄したこと、或いは破棄した量、または破棄した箇所が中央装置210へ通知されてもよい。或いは、中央装置210が分散装置260内のメモリ使用状況(或いは、メモリ空き容量)を把握し、中央装置210が情報の一部を切り詰めて分散装置260へ転送してもよい。
無線通信部269は、ユーザ装置300との無線通信を実行する。具体的には、無線通信部269は、5Gの仕様に従ってユーザ装置300との無線通信を実行する。上述したように、無線通信部269は、Massive MIMO、キャリアアグリゲーション(CA)、及びデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、無線基地局200が、ユーザ装置300の能力情報(UE Capability)を管理する動作について説明する。
(3.1)概略動作
図5は、中央装置210及び分散装置260によるユーザ装置300の能力情報(UE Capability)の管理動作の概念図である。
図5に示すように、中央装置210(CU)と分散装置260(DU)との間において、ユーザ装置300のUE Capabilityが送受信される。
分散装置260は、中央装置210から受信したUE Capability(またはユーザ装置300から直接受信したUE Capability)に基づいて、ユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータの内容を決定する。
このように、本実施形態では、DUにおいて決定されるパラメータ(セル単位のパラメータ)についても、UE Capabilityの設定内容を考慮しつつ、決定される。また、本実施形態では、このようなUE Capabilityの送受信に必要なCU~DU間のインタフェースが提供される。
(3.2)動作例1
図6は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例1)を示す。本動作例では、中央装置210(CU)は、取得したUE Capabilityを分散装置260(DU)に転送する。つまり、CU及びDUの両方が、UE Capabilityを管理(保持)する。
図6に示すように、中央装置210は、ユーザ装置300によって送信されたUE Capabilityを取得する(ステップ1)。具体的には、中央装置210は、RRCのメッセージ(例えば、UE Capability information)に含まれるUE Capabilityを取得する。
なお、UE Capabilityとは、上述したように、UE-EUTRA-Capability(3GPP TS36.331 6.3.6章参照)想定であってもよい。また、中央装置210は、ユーザ装置300からではなく、例えば、無線基地局100を介して、コアネットワーク20からユーザ装置300の能力情報(UE type, QCIなど)を取得してもよい。
中央装置210は、分散装置260に転送するUE Capabilityを選択する(ステップ2)。具体的には、中央装置210は、取得したUE Capabilityを構成する能力の項目のうち、分散装置260に転送すべき項目を選択する。
なお、転送すべきか否かは、当該項目が、ユーザ装置300との無線通信制御用パラメータの分散装置260における決定に影響するか否かが基準となる。つまり、中央装置210は、分散装置260が対応する機能に関連する能力情報を分散装置260に通知することができる。
ここでは、中央装置210は、当該基準に従って、取得したUE Capabilityの全ての項目を転送対象として選択することもできるし、当該UE Capabilityの一部の項目を転送対象として選択することもできる。
中央装置210は、選択したUE Capabilityを分散装置260に転送する(ステップ3)。
分散装置260は、転送されたUE Capabilityに基づいて、ユーザ装置300との無線通信制御用パラメータの内容を決定する(ステップ4)。具体的には、分散装置260は、当該UE Capabilityの内容に応じた当該無線通信制御用パラメータの内容を決定する。なお、無線通信制御用パラメータは、単に無線パラメータと呼ばれてもよい。
分散装置260は、決定した当該無線通信制御用パラメータの内容に基づいて、ユーザ装置300の対する通信制御を実行する(ステップ5)。
また、上述したように、分散装置260は、中央装置210によって転送されたUE Capabilityがオーバーフローする場合、当該UE Capabilityの少なくとも一部を切り詰める(truncate)ようにしてもよい。
(3.3)動作例2
図7は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例2)を示す。本動作例では、中央装置210(CU)は、取得したUE Capabilityを復号し、復号したUE Capabilityを分散装置260(DU)に転送する。以下、動作例1と異なる部分について主に説明し、同様の部分については適宜説明を省略する。
図7に示すように、中央装置210は、動作例1と同様にUE Capabilityを取得するが、UE Capabilityは符号化(RRC encoding)されている(ステップ1、図中のRRC encoded)。つまり、動作例1では、UE Capabilityを構成する能力の項目は、情報要素(IE)としてDUに直接転送すればよいが、RRC encodingされたユーザ装置300のメッセージに含まれるUE CapabilityをDUに転送する必要がある場合、本動作例のように、中央装置210が、RRC encodingされているUE Capabilityを復号する。
ステップ2は、動作例1と同様であり、中央装置210は、RRC encodingされているUE Capabilityを復号する(ステップ3)。
中央装置210は、選択したUE Capabilityを分散装置260に転送する(ステップ4)。転送されるUE Capabilityは、復号されている(図中のDecoded)。本動作例のステップ5, 6は、動作例1のステップ4,5と同様である。
本動作例によれば、分散装置260は、中央装置210から転送されたUE Capabilityを復号する必要がなく、かつ分散装置260において必要なUE Capabilityのみが転送されるため、分散装置260が実装すべき能力及び性能を軽減できる。
また、中央装置210は、UE Capabilityを復号するだけでなく、転送が必要な能力の項目のうち、実際に分散装置260における無線通信制御用パラメータの決定に必要な部分のみを抽出してもよい。さらに、中央装置210は、抽出した部分をUE Capabilityとは異なる別フォーマット(Index形式など)に変換し、変換したUE Capabilityを分散装置260に転送してもよい。
(3.4)動作例3
図8は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例3)を示す。本動作例では、分散装置260(DU)は、ユーザ装置300から直接UE Capabilityを取得し、取得したUE Capabilityを復号する。以下、動作例1,2と異なる部分について主に説明する。
図8に示すように、分散装置260は、符号化(RRC encoding)されたUE Capabilityをユーザ装置300から取得する(ステップ1)。
分散装置260は、取得したUE Capabilityを復号し、UE Capabilityの内容を認識する(ステップ2)。
分散装置260は、復号したUE Capabilityに基づいて、ユーザ装置300との無線通信制御用パラメータの内容を決定する(ステップ3)。ステップ4は、動作例1のステップ5と同様である。
本動作例によれば、UE Capabilityの分散装置260への提供に関して、中央装置210を経由する必要がないため、中央装置210が実装すべき能力及び性能を軽減できる。
(3.5)動作例4
図9は、ユーザ装置300のUE Capabilityに基づいて、分散装置260がユーザ装置300との無線通信を制御するパラメータを決定する動作例(動作例4)を示す。本動作例では、中央装置210(CU)は、符号化されたUE Capabilityを分散装置260(DU)に転送する。以下、動作例1,2と異なる部分について主に説明する。
図9に示すステップ1, 2は、動作例2のステップ1, 2と同様である。中央装置210は、選択したUE Capabilityを分散装置260に転送する(ステップ3)。転送されるUE Capabilityは、復号されておらず、符号化(RRC encoding)されている(図中のRRC encoded)。
分散装置260は、取得したUE Capabilityを復号し、UE Capabilityの内容を認識する(ステップ4)。
分散装置260は、復号したUE Capabilityに基づいて、ユーザ装置300との無線通信制御用パラメータの内容を決定する(ステップ5)。ステップ6は、動作例2のステップ6と同様である。
本動作例によれば、動作例1と同様に、分散装置260において必要なUE Capabilityのみが転送されるため、分散装置260が実装すべき能力及び性能を軽減できる。一方、中央装置210は、UE Capabilityを復号し、復号したUE Capabilityを分散装置260に転送する必要がないため、中央装置210が実装すべき能力及び性能の軽減にも寄与し得る。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、中央装置210は、ユーザ装置300から取得したUE Capabilityを分散装置260に転送する。また、分散装置260は、受信したUE Capabilityに基づいて、当該UE Capabilityの内容に応じた無線通信制御用パラメータの内容を決定する。
このため、ユーザ装置(UE)単位のパラメータの一種である当該UEの能力情報(UE Capability)を中央装置210(CU)で管理し、当該能力情報による影響を受けるパラメータを分散装置260(DU)で管理する場合でも、分散装置260が能力情報の内容に応じた適切なパラメータを決定し得る。
本実施形態では、中央装置210(能力情報転送部215)は、分散装置260における無線通信制御用パラメータの決定に関連するUE Capabilityのみを分散装置260に転送することができる。このため、分散装置260が実装すべき能力及び性能を軽減できる。また、CU~DU間で送受信されるデータ量も抑制できる。
本実施形態では、中央装置210によって転送されたUE Capabilityがオーバーフローする場合、分散装置260は、当該UE Capabilityの少なくとも一部を切り詰める(truncate)ことができる。このため、分散装置260が実装すべき能力及び性能を抑えつつ、分散装置260が、UE Capabilityに基づいて無線通信制御用パラメータを決定し得る。
本実施形態では、中央装置210(能力情報転送部215)は、RRCにおいて符号化されたUE Capabilityを復号し、復号したUE Capabilityを分散装置260に転送することができる。このため、分散装置260は、中央装置210から転送されたUE Capabilityを復号する必要がなく、かつ分散装置260において必要なUE Capabilityのみが転送されるため、分散装置260が実装すべき能力及び性能を軽減できる。
また、本実施形態では、分散装置260(能力情報受信部265)は、RRCにおいて符号化されたUE Capabilityを受信し、受信したUE Capabilityを復号することもできる。このため、分散装置260において必要なUE Capabilityのみが転送されるため、分散装置260が実装すべき能力及び性能を軽減できる。一方、中央装置210は、UE Capabilityを復号し、復号したUE Capabilityを分散装置260に転送する必要がないため、中央装置210が実装すべき能力及び性能の軽減にも寄与し得る。
さらに、本実施形態では、分散装置260(能力情報受信部265)は、RRCにおいて符号化された能力情報を、中央装置210からではなく、ユーザ装置300から受信することもできる。このため、UE Capabilityの分散装置260への提供に関して、中央装置210を経由する必要がないため、中央装置210が実装すべき能力及び性能を軽減できる。
(5)その他の実施形態
以上、実施形態に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、Higher Layer Split(HLS)を前提としたが、本発明は、必ずしもHLSを前提としたものではない。具体的には、HLSのように、PDCP-RLC間でのスプリットではなく、RLC-MAC間、RLC内、MAC内でのスプリットの場合でも、本発明を適用し得る。
また、上述した実施形態では、中央装置210(CU)にRRCレイヤが設けられ、中央装置210がUE Capabilityを取得し、取得したUE Capabilityを分散装置260(DU)に転送する形態について説明したが、必ずしもこのよう形態でなくてもよい。
具体的には、DUが、PRACH(Physical Random Access Channel)の周波数リソース、時間リソース、またはランダムアクセス・プレアンブル(RA preamble)、或いはMsg 3のLCID(Logical channel ID)などを用いて、ユーザ装置300のUE Capabilityを検出してもよい。なお、この場合、CUは、DUが取得した当該UE Capabilityを認識していないため、DUは、検出した当該UE CapabilityをCUに転送(通知)する。
具体的には、DUが、当該UE Capabilityに関連するパラメータを決定する場合、当該UE Capabilityは、必ずしもCUに通知する必要はない。但し、ユーザ装置300が複数のDUと同時に接続する(例えば、デュアルコネクティビティ)の場合、当該UE Capabilityは、CUを経由して、ユーザ装置300が接続する別のDUに通知され、共有される。
一方、CUが、当該UE Capabilityに関連するパラメータを決定する場合、当該UE CapabilityをCUに通知する必要がある。
上述した実施形態では、UE単位のパラメータが中央装置210(CU)で管理され、セル単位のパラメータが分散装置260(DU)で管理される例について説明したが、このような管理形態も必須ではない。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図3,4)は、機能ブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/またはソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/または論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/または間接的に(例えば、有線及び/または無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
さらに、上述した中央装置210及び分散装置260(当該装置)は、本発明の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、当該装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図10に示すように、当該装置は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
当該装置の各機能ブロック(図3,4参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)で構成されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、上述した実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及び/またはストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/または無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、情報の通知は、上述した実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC Connection Setupメッセージ、RRC Connection Reconfigurationメッセージなどであってもよい。
さらに、入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
上述した実施形態におけるシーケンス及びフローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。
また、上述した実施形態において、無線基地局200によって行われるとした特定動作は、他のネットワークノード(装置)によって行われることもある。また、複数の他のネットワークノードの組み合わせによって無線基地局200の機能が提供されても構わない。
なお、本明細書で説明した用語及び/または本明細書の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、該当する記載がある場合、チャネル及び/またはシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用されてもよい。
さらに、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
無線基地局100及び無線基地局200は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。
さらに、「基地局」「eNB」、「セル」、及び「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、gNodeB(gNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
ユーザ装置300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形の用語は、「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書或いは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で使用した「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した無線基地局及び通信制御方法によれば、ユーザ装置(UE)単位のパラメータの一種である当該UEの能力情報を中央装置(CU)で管理し、当該能力情報による影響を受けるパラメータを分散装置(DU)で管理する場合でも、DUが能力情報の内容に応じた適切なパラメータを決定し得るため、有用である。
10 無線通信システム
20 コアネットワーク
100 無線基地局
110 中央装置
160 遠隔装置
200 無線基地局
210 中央装置
211 X2 IF部
213 能力情報取得部
215 能力情報転送部
217 パラメータ保持部
219 F1 IF部
260 分散装置
261 F1 IF部
263 パラメータ保持部
265 能力情報受信部
267 パラメータ決定部
269 無線通信部
300 ユーザ装置
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (6)

  1. HLSを前提とした第1装置と第2装置とを含み、ユーザ装置との無線通信を実行する無線基地局であって、
    前記第1装置は、
    前記ユーザ装置の能力を示す能力情報を、無線リソース制御レイヤを介して前記ユーザ装置から取得する能力情報取得部と、
    前記能力情報取得部が取得した前記能力情報を前記第2装置に転送する能力情報転送部と
    を備え、
    前記第2装置は、
    前記第1装置によって転送された前記能力情報を受信する能力情報受信部と、
    前記能力情報受信部が受信した前記能力情報に基づいて、前記能力情報の内容に応じた、前記無線通信を制御するパラメータの内容を決定するパラメータ決定部と
    を備え、
    前記第1装置は中央装置であり、前記第2装置は分散装置である無線基地局。
  2. 前記能力情報転送部は、前記パラメータ決定部による前記パラメータの決定に関連する前記能力情報のみを前記第2装置に転送する請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記パラメータ決定部は、前記第1装置によって転送された前記能力情報がオーバーフローすると判定した場合、前記能力情報の少なくとも一部を切り詰める請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記能力情報転送部は、前記無線リソース制御レイヤにおいて符号化された前記能力情報を復号し、復号した前記能力情報を前記第2装置に転送する請求項1に記載の無線基地局。
  5. 前記能力情報受信部は、前記無線リソース制御レイヤにおいて符号化された前記能力情報を受信し、受信した前記能力情報を復号する請求項1に記載の無線基地局。
  6. HLSを前提とした第1装置と第2装置とを含み、ユーザ装置との無線通信を実行する無線基地局による通信制御方法であって、
    前記第1装置が、前記ユーザ装置の能力を示す能力情報を、無線リソース制御レイヤを介して前記ユーザ装置から取得するステップと、
    前記第1装置が、取得した前記能力情報を前記第2装置に転送するステップと、
    前記第2装置が、前記第1装置によって転送された前記能力情報を受信するステップと、
    前記第2装置が、受信した前記能力情報に基づいて、前記能力情報の内容に応じた、前記無線通信を制御するパラメータの内容を決定するステップと
    を含み、
    前記第1装置は中央装置であり、前記第2装置は分散装置である通信制御方法。
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