JP6564827B2 - ネットワークノード及び通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークノード及び通信システムに関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「5G」又は「NR」という。)の検討が進んでいる。NRでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術の検討が行われている。
また、5Gにおいて、無線ネットワークアーキテクチャにおけるCU(Central Unit、集約基地局)と、DU(Distributed Unit、リモート局)との機能分担の見直しが行われている(例えば非特許文献1)。
3GPP TS 38.401 V14.3.0(2017−07)
5Gの無線ネットワークアーキテクチャにおいて、CUとDUとでノードが分離されて、従来のレイヤ構成ではひとつのノードで閉じていたレイヤ構成が、CU−DU間で当該レイヤ構成が分離されるため、各レイヤの状態に応じた適切な制御が必要となる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、無線ネットワークアーキテクチャにおけるノード間において、レイヤの状態に応じた適切な制御を行うことを目的とする。
開示の技術によれば、ユーザ装置及び第1のネットワークノードと接続される第2のネットワークノードであって、前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間で終端されるレイヤに関する情報を前記第1のネットワークノードから受信する受信部と、前記レイヤに関する情報から前記ユーザ装置の状態を取得する制御部とを有し、前記レイヤは、前記ユーザ装置と前記第2のネットワークノードとの間では終端されず、前記レイヤに関する情報は、RRCレイヤの状態を示す情報を少なくとも含み、前記RRCレイヤの状態を示す情報は、前記ユーザ装置がRRCレイヤの設定を完了したか否かを示す情報を含むネットワークノードが提供される。
開示の技術によれば、無線ネットワークアーキテクチャにおけるノード間において、レイヤの状態に応じた適切な制御を行うことができる。
本発明の実施の形態における無線ネットワークアーキテクチャの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるU−Planeプロトコルスタックの構成例を示す図である。 レイヤの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるレイヤの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるノード間メッセージを説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施の形態におけるC−Plane及びU−Planeの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるCU100の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるDU200の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるUE300の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるCU100、DU200又はUE300のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例であり、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られない。
本実施の形態の無線通信システムの動作にあたっては、適宜、既存技術が使用される。ただし、当該既存技術は、例えば既存のLTEであるが、既存のLTEに限られない。また、本明細書で使用する用語「LTE」は、特に断らない限り、LTE−Advanced、及び、LTE−Advanced以降の方式(例:5G又はNR)を含む広い意味を有するものとする。なお、LTE又はLTE−Advancedを「4G」と呼んでもよい。
また、以下で説明する実施の形態では、既存のLTEで使用されているSS(Synchronization Signal)、PSS(Primary SS)、SSS(Secondary SS)、PBCH(Physical broadcast channel)、PRACH(Physical RACH)、PDCCH(Physical Downlink Conrol Channel)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)等の用語を使用しているが、これは記載の便宜上のためであり、これらと同様の信号、機能等が他の名称で呼ばれてもよい。また、NRにおける上述の用語は、NR−SS、NR−PSS、NR−SSS、NR−PBCH、NR−PRACH、NR−PDCCH、NR−PDSCH等に対応する。
図1は、本発明の実施の形態における無線ネットワークアーキテクチャの構成例を示す図である。本発明の実施の形態における無線ネットワークアーキテクチャは、図1に示されるように、LTE−Advancedにおいては、4G−CU、4G−RU(Remote Unit、リモート無線局)、EPC(Evolved Packet Core)等を含む。一方、5Gにおける無線ネットワークアーキテクチャは、4G−CU、4G−RU、5G−CU(以下、CU100という。)、5G−DU(以下、DU200という。)、EPC等を含む。
図1に示されるように、4G−CUは、RRC(Radio Resource Control)、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)、RLC(Radio Link Control)、MAC(Medium Access Control)、L1(レイヤ1、PHY層又は物理層)までのレイヤを含み、CPRI(Common Public Radio Interface)を介して4G−RUと接続されている。
一方、図1に示されるように、CU100は、RRCレイヤを含み、DU200とFHインタフェースを介して接続されている。また、CU100は、4G−CUとX2インタフェースで接続されている。4G−CUにおけるPDCPレイヤが、4G−5GのDC(Dual Connectivity)を行う場合の結合又は分離ポイントとなる。
また、図1に示されるように、4G−RU間において、CA(Carrier Aggregation)が行われ、4G−RUと5G−DUとで、DCが行われる。なお図示しないが、UE(User Entity)300が、4G−RU又は5G−DUのRFを介して無線接続される。
なお、図1は、LTE−NRのDC時の無線ネットワークアーキテクチャを示している。しかしながら、4G−CUをCU−DUに分離する場合、又はNRスタンドアロン運用する場合も、同様の無線ネットワークアーキテクチャが使用されてよい。4G−CUをCU−DUに分離する場合、RRCレイヤ及びPDCPレイヤに係る機能を4G−CUに移し、RLCレイヤ以下を4G−DUに含める構成としてもよい。なお、CU−DU分離によって、CPRIのデータレートが低減されてもよい。また、5G−CUに、複数の5G−DUが接続されていてもよい。
ここで、従来は、物理レイヤからRRCレイヤまでが一つのノードに閉じて制御していたため、RRCレイヤで各レイヤの情報を吸い上げて制御することが可能であった。しかしながら5Gにおいては、図1に示されるように、RLCレイヤ以下をDU、PDCPレイヤ以上をCUで管理するため、RRCレイヤでRLCレイヤ以下の状況を把握できないため、RLCレイヤ以下の各レイヤの状態に応じた適切な制御が困難となった。一方、DU内のレイヤはRRCの状態に応じた適切な制御が困難となった。
(実施例)
以下、実施例について説明する。
図2は、本発明の実施の形態におけるU−Planeプロトコルスタックの構成例を示す図である。図2において、5GにおけるU−PlaneプロトコルスタックとCU−DU分離について説明する。
図2に示されるように、U−Planeプロトコルスタックは、下位層から、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ、SDAP(Service Data Adaptation Protocol)レイヤで構成される。SDAPレイヤは、5Gコアネットワークの場合に適用されるレイヤであり、IPフローと無線ベアラのマッピングを行う。5GにおいてCU−DU分離が行われた場合、U−Planeプロトコルスタックの各レイヤは、DUが、RF、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤを含み、CUが、PDCPレイヤ、SDAPレイヤを含む。CUは、さらにCN(Core Network)に接続される。すなわち、図2に示されるように、RLCレイヤとPDCPレイヤ間でCU−DU分離は行われる。
図3は、レイヤの構成例を示す図である。図3において、C−Planeプロトコルスタックの構成例を説明する。図3に示されるように、C−Planeプロトコルスタックは、下位層から、PHYレイヤ、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ及びRRCレイヤから構成される。図3では、CU−DU分離は行われていないため、PHYレイヤからRRCレイヤまで一つのノードにおいて制御されている。したがって、RRCレイヤにおいて、各レイヤと状態通知を互いに行って制御することが容易であった。
図4は、本発明の実施の形態におけるレイヤの構成例を示す図である。図4において、C−PlaneプロトコルスタックのCU−DU分離時の構成例を説明する。図4に示されるように、CU−DU分離時の構成では、DU200にPHYレイヤ、MACレイヤ及びRLCレイヤが含まれ、CU100にPDCPレイヤ及びRRCレイヤが含まれる。また、CU100とDU200とは、F1インタフェースで接続されている。
ここで、CU100におけるRRCレイヤが、PDCPレイヤと状態通知を互いに行う場合、CU100に双方が含まれるため、PDCPレイヤの情報を取得して制御することが容易であった。一方、CU100におけるRRCレイヤが、PHYレイヤ、MACレイヤ又はRLCレイヤと状態通知を互いに行う場合、DU200にPHYレイヤ、MACレイヤ又はRLCレイヤが含まれるため、PHYレイヤ、MACレイヤ又はRLCレイヤの情報を取得して制御することが困難となった。
そこで、CU−DU間において、互いのノードに係る状況を、ネットワークインタフェースを用いて通知することが考えられる。
例えば、DU200からCU100に以下の情報を通知してもよい。なお、DU200にUE300が無線接続されているとする。
(1)UE300のPHYレイヤの状態又はMACレイヤの状態
(1−1)同期状態が通知されてもよい。同期状態には、例えば、UE300の無線接続状態、セル又はビームの接続状態、UL(Uplink)同期状態、RA手順(Random Access Procedure)の成功又は失敗の状態が含まれる。また、DU200から、同期状態NGがCU100に通知された場合、CU100は、UE300が圏外の状態に移行したと判定して、UE context(当該UEに係るリソース等)を解放してもよい。当該UE contextを解放することにより、不要なリソースを確保しつつづけることを回避することができる。また、UE300が一度同期状態NGとなり、CU100に同期状態NGを通知したのち、DU200がUE300が同期状態OK又は同期状態復帰となったことを判定した場合、DU200はCU100に同期状態OK又は同期状態復帰を通知してもよい。
(1−2)DRX(Discontinuous Reception)に係る状態、TA(Timing Alignment)タイマ起動状態(ULのTA状態)が通知されてもよい。CU100において、リソースを有効活用するため、通信が発生していないUE300の無線リソースを優先的に開放するとき、すなわちUE300をIDLE状態に遷移させるとき、DU200において管理しているDRX状態、TAタイマ起動状態をCU100に通知してもよい。
(1−3)UE300のdata activity(通信有無)の状態が通知されてもよい。DU200においてUE300のdata activity状態を管理する場合、DU200は所定期間データ通信の無かったUE300又はベアラをCU100に通知して、CU100のRRCレイヤにより解放させる。当該data activity状態は、サービングセル単位、セルグループ単位、MAC entity単位で管理及び通知されてもよい。
(2)RLCレイヤの状態
RLC再送超過、所定期間RLC PDU(Protocol Data Unit)を受信していない場合、RLCのプロトコルエラーとして、CU100に通知し、CU100においてRLCレイヤをre−establishment(例えば、イントラセルハンドオーバを起動する)してもよい。
なお、上記の通知においては、UE300、ベアラ又はLCH(Logical Channel)の識別子が通知されてもよい。
上記のDU200から送信される通知は、CU100から通知された場合に設定されてもよい。また、DU200は、上記の各通知を行う能力があることをCapabilityとしてCU100に通知してもよい。
また、DU200において上記の通知をトリガするためのパラメータ、例えば、inactivityタイマ、TAタイマ等は、CU100又はOAM(Operations Administration and Maintenance)から通知される。
図5は、本発明の実施の形態におけるノード間メッセージを説明するためのシーケンス図である。図5は、CU100からDU200に通知する情報を説明するためのシーケンスである。DU200に関連するRRC reconfigurationの状況がCU100に通知されてもよい。
図5に示されるステップS11において、DU200は、RRCに係る「Reconfiguration request」をCU100に通知する。続いて、CU100は、「RRC connection reconfiguration」をUE300に通知する(S12)。続いて、UE300は、「RRC connection reconfiguration complete」をCU100に通知する(S13)。ステップS12及びステップS13において、DU200は、当該RRCメッセージを中継する動作となる。ステップS14において、CU100は、RRC stateを「Completed」として、必要な情報を含めてDU200に通知する。
例えばステップS14において、DU200はUE300がRRCレイヤでの設定が完了を識別する必要があるため、UE300への設定が完了したこと又は設定が失敗したことが、CU100からDU200に通知されてもよい。DU200は、UE300においてRRCレイヤに係る設定が完了したことを直接把握することができないため、CU100からの通知によりRRC状態を同期する必要がある。
また例えばステップS14において、SCell(DL/UL)設定、sTAG(TA Group)、Transmission mode、xQAM(Quadrature Amplitude Modulation)等が、CU100からDU200に通知されてもよい。sTAGの設定の場合は、対応する設定情報又は設定手順の識別子等が通知されてもよい。また、IDC(In Device Coexistence)に関連する状態等のスケジューラ動作に関する情報が、CU100からDU200に通知されてもよい。
また例えばステップS14は、図5に示されるようなDU200トリガのRRC reconfigurationであった場合には、DU200からのrequestに対する応答として、CU100からDU200に通知されてもよい。すなわち、応答メッセージに、RRC reconfigurationの「完了」又は「中止」等を示す情報が含まれてもよい。
上述のようにCU100から通知される情報によって、DU200は、RRCレイヤの状態を把握して、RLCレイヤ以下を適切に制御することができる。
図6は、本発明の実施の形態におけるC−Plane及びU−Planeの構成例を示す図である。図6において、C−PlaneノードとU−Planeノードとでさらにネットワーク内ノードを分離する例を説明する。図6に示されるように、CU100が「CP node」と「UP node」とに分離されている。CP nodeは、RRCレイヤ及びPDCPレイヤを含む。UP nodeは、SDAPレイヤ及びPDCPレイヤを含む。CP nodeとUP nodeとは、E1インタフェースで接続され、状態通知を互いに行う。CP node及びUP nodeとDUとは、それぞれF1インタフェースで接続される。なお、CP nodeとDUノードは、ロジカルなノードであるため、物理的には同一ノード内に設置されてもよい。
RRCレイヤは、C−Planeノードで管理され、それ以外のレイヤはU−Planeノードで管理されるため、図4及び図5で説明したCU−DU間のメッセージが、C−Planeノード、U−Planeノード又はDU200の間で通知されてもよい。さらに、U−Planeノードで管理されるSDAPレイヤ又はPDCPレイヤに関連する通知が、C−Planeノード又はDU200に送信されてもよい。
例えば、上記通知されるノード間メッセージには、PDCPレイヤにおけるCOUNT周回、Integrity verification失敗、ROHC(Robust Header Compression) CRC(Cyclic Redundancy Check) NG等を示す情報が含まれてもよい。当該メッセージに応答して、C−Plane nodeは、セキュリティ変更又はPDCPレイヤのre−establishmentを、例えばイントラセルハンドオーバによって行う。
上述の実施例において、CU100及びDU200それぞれのノードに含まれるレイヤの状況をネットワークインタフェースを用いて互いに通知することで、他ノードに含まれるレイヤの状況を取得して自ノードのレイヤ等を適切に制御することができる。
すなわち、無線ネットワークアーキテクチャにおけるノード間において、レイヤの状態に応じた適切な制御を行うことができる。
(装置構成)
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行するCU100、DU200及びUE300の機能構成例を説明する。CU100、DU200及びUE300はそれぞれ、少なくとも実施例を実施する機能を含む。ただし、CU100、DU200及びUE300はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
図7は、CU100の機能構成の一例を示す図である。図7に示されるように、CU100は、送信部110と、受信部120と、設定情報管理部130と、レイヤ情報管理部140とを有する。図7に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部110は、DU200、他のCU100又はその他のネットワークノードに送信する信号を生成し、当該信号を送信する機能を含む。受信部120は、DU200、他のCU100又はその他のネットワークノードから送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。
設定情報管理部130は、予め設定される設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、レイヤ情報、RRCに係る情報等である。
レイヤ情報管理部140は、実施例において説明したように、レイヤの状態に係る情報の制御を行う。
図8は、DU200の機能構成の一例を示す図である。図8に示されるように、DU200は、送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230と、レイヤ情報制御部240とを有する。図8に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部210は、UE300に送信する信号を生成し、当該信号を無線で送信する機能を含む。また、送信部210は、CU100に信号を送信する機能を有する。受信部220は、UE300から送信された各種の信号を受信し、受信した信号から、例えばより上位のレイヤの情報を取得する機能を含む。また、送信部210は、UE300に報知情報、制御情報又はデータ等を送信する機能を有する。
設定情報管理部230は、予め設定される設定情報、及び、CU100又はUE300に送信する各種の設定情報を格納する。設定情報の内容は、例えば、レイヤ情報、報知情報又は制御情報等である。
レイヤ情報制御部240は、実施例において説明したように、レイヤの状態に係る情報の制御を行う。
図9は、UE300の機能構成の一例を示す図である。図9に示されるように、UE300は、送信部310と、受信部320と、設定情報管理部330と、無線リソース制御部340とを有する。図9に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
送信部310は、送信データから送信信号を作成し、当該送信信号を無線でDU200に送信する。受信部320は、DU200からの各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する。また、受信部320は、DU200から報知情報、制御情報又はデータ等を受信する。設定情報管理部330は、受信部320によりDU200から受信した各種の設定情報を格納する。また、設定情報管理部330は、予め設定される設定情報も格納する。設定情報の内容は、例えば、UE300の各種能力情報等である。
無線リソース制御部340は、実施例において説明したように、DU200との無線通信に係るリソースを制御する。無線リソース制御部340における制御信号等の受信に係る機能部を受信部320に含めてもよい。
(ハードウェア構成)
上述の本発明の実施の形態の説明に用いた機能構成図(図7、図8及び図9)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に複数要素が結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
また、例えば、本発明の一実施の形態におけるCU100、DU200及びUE300はいずれも、本発明の実施の形態に係る処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、本発明の実施の形態に係るCU100、DU200又はUE300である通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述のCU100、DU200及びUE300はそれぞれ、物理的には、プロセッサ1001、記憶装置1002、補助記憶装置1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。CU100、DU200及びUE300のハードウェア構成は、図に示した1001〜1006で示される各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
CU100、DU200及びUE300における各機能は、プロセッサ1001、記憶装置1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、記憶装置1002及び補助記憶装置1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、補助記憶装置1003及び/又は通信装置1004から記憶装置1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、図7に示したCU100の送信部110、受信部120、設定情報管理部130、レイヤ情報管理部140は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図8に示したDU200の送信部210と、受信部220と、設定情報管理部230、レイヤ情報制御部240は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。また、例えば、図9に示したUE300の送信部310と、受信部320と、設定情報管理部330、無線リソース制御部340は、記憶装置1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
記憶装置1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。記憶装置1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。記憶装置1002は、本発明の一実施の形態に係る処理を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
補助記憶装置1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。補助記憶装置1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、記憶装置1002及び/又は補助記憶装置1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、CU100の送信部110及び受信部120は、通信装置1004で実現されてもよい。また、DU200の送信部210及び受信部220は、通信装置1004で実現されてもよい。UE300の送信部310及び受信部320は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及び記憶装置1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、CU100、DU200及びUE300はそれぞれ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(実施の形態のまとめ)
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置及び第1のネットワークノードと接続される第2のネットワークノードは、前記ユーザ装置と前記第2のネットワークノードとの間で終端されるレイヤに関する情報を取得する制御部と、前記レイヤに関する情報を前記第1のネットワークノードに送信する送信部とを有し、前記レイヤは、前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間では終端されない。
上記の構成により、無線ネットワークアーキテクチャにおけるノード間において、レイヤの状態に応じた適切な制御を行うことができる。
前記レイヤに関する情報は、PHYレイヤ、MACレイヤ又はRLCレイヤの状態を示す情報を少なくともひとつ含んでよい。当該構成により、DU200は、CU100にPHYレイヤ、MACレイヤ及びRLCレイヤの状態に係る情報を通知することができる。
前記PHYレイヤ、MACレイヤ又はRLCレイヤの状態を示す情報は前記ユーザ装置との同期状態を示す情報であり、前記同期状態を示す情報が同期していないことを示す場合、前記第1のネットワークノードは、前記ユーザ装置のRRCレイヤにおけるリソースを解放してもよい。当該構成により、DU200は、CU100に不要なRRCリソースを解放させることができる。
前記レイヤに関する情報は、RRCレイヤ、PDCPレイヤ又はSDAPレイヤの状態を示す情報を少なくともひとつ含んでよい。当該構成により、CU100は、DU200にRRCレイヤ、PDCPレイヤ及びSDAPレイヤの状態に係る情報をDU200は通知することができる。
前記RRCレイヤの状態を示す情報は、前記ユーザ装置がRRCレイヤの設定を完了したか否かを示す情報を含んでもよい。
また、本発明の実施の形態によれば、ユーザ装置及び第1のネットワークノードと接続される第2のネットワークノード及び第3のネットワークノードを含む通信システムであって、前記第2のネットワークノードは、前記ユーザ装置と前記第2のネットワークノードとの間のC−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を取得する管理部と、前記C−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を前記第1のネットワークノードに送信する送信部とを有し、前記C−Planeにおいて終端されるレイヤは、前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間では終端されず、前記第3のネットワークノードは、前記ユーザ装置と前記第3のネットワークノードとの間のU−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を取得する管理部と、前記U−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を前記第1のネットワークノードに送信する送信部とを有し、前記U−Planeにおいて終端されるレイヤは、前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間では終端されない通信システムが提供される。
上記の構成により、無線ネットワークアーキテクチャにおけるノード間において、レイヤの状態に応じた適切な制御を行うことができる。また、無線ネットワークアーキテクチャにおけるC−PlaneとU−Planeを分離したノード間において、レイヤの状態に応じた適切な制御を行うことができる。
(実施形態の補足)
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、CU100、DU200及びUE300は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってCU100又はDU200が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってUE300が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書においてCU100又はDU200によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。CU100及びDU200を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、UE300との通信のために行われる様々な動作は、CU100又はDU200及び/又はCU100又はDU200以外の他のネットワークノード(例えば、MME又はS−GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記においてCU100及びDU200以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS−GW)であってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。
UE300は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
CU100及びDU200は、当業者によって、NB(NodeB)、eNB(enhanced NodeB)、gNB、ベースステーション(Base Station)、又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、及びそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
なお、本発明の実施の形態において、CU100又はDU200は、ネットワークノードの一例である。UE300は、ユーザ装置の一例である。レイヤ情報管理部140は、管理部又は制御部の一例である。レイヤ情報制御部240は、制御部の一例である。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
100 CU
200 DU
300 UE
110 送信部
120 受信部
130 設定情報管理部
140 レイヤ情報管理部
210 送信部
220 受信部
230 設定情報管理部
240 レイヤ情報制御部
310 送信部
320 受信部
330 設定情報管理部
340 無線リソース制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (2)

  1. ユーザ装置及び第1のネットワークノードと接続される第2のネットワークノードであって、
    前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間で終端されるレイヤに関する情報を前記第1のネットワークノードから受信する受信部と、
    前記レイヤに関する情報から前記ユーザ装置の状態を取得する制御部とを有し、
    前記レイヤは、前記ユーザ装置と前記第2のネットワークノードとの間では終端されず、
    前記レイヤに関する情報は、RRCレイヤの状態を示す情報を少なくとも含み、
    前記RRCレイヤの状態を示す情報は、前記ユーザ装置がRRCレイヤの設定を完了したか否かを示す情報を含むネットワークノード。
  2. ユーザ装置及び第1のネットワークノードと接続される第2のネットワークノード及び第3のネットワークノードを含む通信システムであって、
    前記第2のネットワークノードは、
    前記ユーザ装置と前記第2のネットワークノードとの間のC−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を取得する管理部を有し、
    前記C−Planeにおいて終端されるレイヤは、前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間では終端されず、
    前記第3のネットワークノードは、
    前記ユーザ装置と前記第3のネットワークノードとの間のU−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を取得する管理部を有し、
    前記U−Planeにおいて終端されるレイヤは、前記ユーザ装置と前記第1のネットワークノードとの間では終端されず、
    前記第1のネットワークノードは、
    前記C−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報を前記第2のネットワークノードから受信する受信部と、
    前記レイヤに関する情報から前記ユーザ装置の状態を取得する制御部とを有し、
    前記C−Planeにおいて終端されるレイヤに関する情報は、RRCレイヤの状態を示す情報を少なくとも含み、
    前記RRCレイヤの状態を示す情報は、前記ユーザ装置がRRCレイヤの設定を完了したか否かを示す情報を含む通信システム。
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