JP7221636B2 - 広告管理システム及び広告管理方法 - Google Patents
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Description
同図の広告システムにおいて、広告主30、30は、それぞれ、広告会社10に対して広告を依頼する。広告会社10は、広告主30からの依頼を受けて、視聴者群40における視聴者に向けて広告を提供する。
以降において「広告コンテンツ」については単に「広告」と記載する場合がある。また、本実施形態において、単に「広告コンテンツ」または「広告」と記載した場合、特に断りが無い場合には、広告提供サーバ200により提供される広告を示す。
以降において「番組コンテンツ」については単に「番組」と記載する場合がある。また、本実施形態において、単に「番組コンテンツ」または「番組」と記載した場合、特に断りが無い場合には、番組提供サーバ100により提供される番組を示す。
ブランドトークンとは、視聴者が広告を視聴したことに対する報酬として、視聴者に付与されるポイントである。視聴者が広告を視聴するごとに、付与されたブランドトークンは累積される。ブランドトークンには単価(ブランドトークン単価)が定められており、ブランドトークン単価に応じて、1ブランドトークンに対応して視聴可能な番組の時間が変化する。
広告主30は、自社の広告コンテンツとマッチングされた番組での広告費の入札を、入札システム11に対して行う。
また、入札システム11は、ブランドトークンの単価(ブランドトークン単価)を算出する。
また、入札システム11は、マッチングされた番組の価値としての基準値を示す基準プログラムトークン数を算出する。プログラムトークン(PT)は、番組の価値を示すポイントに相当する。1つの番組に対応するプログラムトークンの総数が多いほど、対応の番組はより多くの視聴者に視聴される可能性があり、価値が高いものとして扱われる。
通信部301は、ネットワーク経由で通信を行う。
プログラムトークン管理部321は、プログラムトークン(価額ポイントの一例)を管理する。プログラムトークン管理部321は、視聴者に付与された視聴ポイントを利用して視聴者が視聴したメインコンテンツの視聴数に応じて視聴者から徴収したブランドトークンを、広告コンテンツに対応するプログラムトークンに変換し、変換により得られたプログラムトークンを累積するようにして管理する。
広告費関連処理部322は、プログラムトークン管理部321により管理された実視聴プログラムトークンの累積値に基づいて、広告費に関連する処理を実行する。このような広告費に関連する処理として、例えば広告主30が1番組コンテンツに対応して支払うべき広告費用や、放送局20に支払うべき1番組コンテンツに対応する広告収入等の費用項目の金額を算出する。
プログラムトークン単価記憶部331は、設定されたプログラムトークン単価を記憶する。
基準プログラムトークン数記憶部332は、基準プログラムトークン数を記憶する。
実視聴プログラムトークン記憶部333は、視聴者が実際に番組コンテンツを視聴したことに応じて累積されたプログラムトークンを記憶する。
通信部401は、ネットワーク経由で通信を行う。
ブランドトークン管理部421は、ブランドトークンに関する管理を実行する。
ブランドトークンに関する管理として、ブランドトークン管理部421は、視聴者による広告コンテンツの視聴に応じて、ブランドトークン(視聴ポイントの一例)を視聴者に対応付けて付与する。
また、ブランドトークン管理部421は、ブランドトークン単価を、広告コンテンツに対応する広告費用(例えば、入札金額)と、広告コンテンツの視聴数とに基づいて算出する。具体的に、ブランドトークン管理部421は、広告コンテンツに対応する広告費用として広告主30が申し出た入札金額と、視聴数の予測値とに基づいて、ブランドトークン単価初期値を算出し、ブランドトークン単価初期値と視聴数の予測値に対する実視聴数の変化量とに基づいて現ブランドトークン単価を算出する。
ブランドトークン単価記憶部431は、広告コンテンツごとに算出されたブランドトークン単価を記憶する。
視聴者保有ブランドトークン記憶部432は、視聴者が保有するブランドトークンを示す視聴者保有ブランドトークン情報を記憶する。
ステップS101:広告主30は、複数の広告主30からの広告の依頼を受任する。具体的に、広告主30は、例えば年収1000万円以上、年齢35歳以上、男性といったように、一定の条件に該当する視聴者を共通の広告対象として定めた複数の広告主30からの広告依頼を受任した。
ステップS101としての広告主から広告依頼の受任に応じた処理を、例えば広告主30における入札システム11が、依頼元の広告主30の端末との通信により行うようにしてよい。
ステップS105:入札システム11は、ステップS104により算出された基準プログラムトークン数を、プログラムトークン管理サーバ300に登録する。このため、入札システム11は、対象番組と算出されたプログラムトークン数とを示す情報をプログラムトークン管理サーバ300に送信する。プログラムトークン管理サーバ300は、受信された情報を、基準プログラムトークン数記憶部332に記憶させる。
広告費基準額は、例えばステップS104により算出された基準プログラムトークン数と、プログラムトークンの1ポイントあたりに対応して設定された価額であるプログラムトークン単価とに基づいて算出されてよい。具体例として、基準プログラムトークン数が2000万ポイントで、プログラムトークン単価が1円である場合、広告費基準額は、2000万円(=2000万×1)として求められる。
なお、ステップS106の処理は、プログラムトークン管理サーバ300が実行してもよい。
本実施形態における入札は、以降の説明から理解されるように、入札金額の高い上位の広告主30が占有して自社の広告コンテンツを視聴者に提供できるようにする、というものではない。本実施形態における入札によっては、入札金額に応じて、対象番組に対応付けられた広告コンテンツが視聴者に視聴されやすいように優遇される度合いが異なってくるように調整される。
ブランドトークン単価初期値は、広告コンテンツに対応する広告主30が入札した入札金額と基準プログラムトークン数とに基づいて算出してよい。一例として、入札を行った広告主30のうちの2つの広告主30(それぞれ、広告主A、広告主Bとする)の入札金額が、それぞれ3000万円、2000万円であった。この場合、広告主Aの広告コンテンツのブランドトークン単価初期値は、1.5(=3000万円/2000万ポイント)であり、広告主Bの広告コンテンツのブランドトークン単価初期値は、1.0(=2000万円/2000万ポイント)である。
ステップS201:視聴者は、対象番組を視聴するにあたり、対象番組にマッチングされた広告コンテンツ(対象広告コンテンツ)を視聴する必要がある。そこで、視聴者は、自分が所持する視聴者端末500により、対象広告コンテンツを視聴することを行う。対象広告コンテンツの視聴にあたっては、例えば対象番組にマッチングされた広告コンテンツのリストが提示される。視聴者は、例えば視聴者端末500にて表示された広告コンテンツのリストのうちから、自分が視聴したい広告コンテンツを選択して視聴を宣言する操作を行う。視聴者端末500は、このように行われた操作に応じて、選択された広告コンテンツの視聴を要求する広告視聴要求を、広告提供サーバ200に送信する。
例えば、広告コンテンツが視聴されたことに応じて、広告提供サーバ200は、広告コンテンツを視聴した視聴者を識別する視聴者識別子と、視聴の対象とされた広告コンテンツを示す情報を含む、広告視聴通知を、ブランドトークン管理サーバ400に送信する。
ブランドトークン管理サーバ400のブランドトークン管理部421は、受信された広告視聴通知が示す視聴者識別子に対応付けられて視聴者保有ブランドトークン記憶部432に記憶されている視聴者保有ブランドトークン情報を検索する。検索された視聴者保有ブランドトークン情報は、視聴者が現在保有しているブランドトークンのポイントの累積値を示す。ブランドトークン管理部421は、今回の広告コンテンツの視聴に応じた所定ポイント数(ここでは1ポイントである場合を例に挙げる)を加算することによりブランドトークンのポイントの累積値を更新する。
ここで、ブランドトークンとしては、前述のように広告コンテンツごとに異なるブランドトークン単価初期値が設定される。そのうえで、ブランドトークン単価は、対応の広告コンテンツが視聴されて視聴数が増加していくことに応じて変動する。つまり、ブランドトークンは、対応して視聴された広告コンテンツごとにブランド単価が異なる。このため、1の視聴者の視聴者保有ブランドトークン情報は、ブランドトークンのポイントの累積値について、対応して視聴された広告コンテンツごとの内訳を示す情報を含む。
そこで、本実施形態においては、視聴者間での広告コンテンツの伝搬にインセンティブが与えられるように、対象広告コンテンツの伝搬元となった視聴者に報酬を付与する。具体的には、例えば伝搬先の視聴者の単位数に対応して、シェアトークン(ST)としての所定ポイント数を、伝搬元の視聴者に付与する。このように伝搬元の視聴者に付与されたシェアトークンは、所定の変換比率により、ブランドトークンに変換し、伝搬元の視聴者のブランドトークンの累積値に加算することができる。
ブランドトークン管理サーバ400は、転送された伝搬元視聴者情報の受信に応じて、受信された伝搬元視聴者情報に含まれる視聴者識別子が示す視聴者Aに、所定ポイント数のシェアトークンを付与する。付与されるシェアトークンのポイント数については、一律に定められてもよいし、広告コンテンツの価値(ブランドトークン単価)に応じて定められてもよいし、視聴者Aのこれまでの広告コンテンツの伝搬について実績に応じて定められてもよい。
ブランドトークン管理サーバ400は、付与したシェアトークンを、視聴者Aのシェアトークンの累積値に加算する。視聴者ごとのシェアトークンの累積値は、例えば、視聴者保有ブランドトークン記憶部432にて記憶されてよい。
シェアトークンのブランドトークンへの変換は、視聴者の指示に応じて任意のタイミングで行われてもよい。あるいは、シェアトークンのブランドトークンへの変換は、予め定められた所定のタイミングで行われてもよい。あるいは、シェアトークンのブランドトークンへの変換は、広告伝搬に応じてシェアトークンが付与される際に、直ちに実行されるようにしてよい。
また、ブランドトークンに変換されずに累積されたまま残ったシェアトークンについては、例えば番組視聴以外の所定の特典との交換等に用いられてよい。
また、広告コンテンツの伝搬に応じて、シェアトークンが付与されるのではなく、ブランドトークンが付与されるようにしてよい。
図7のフローチャートを参照して、本実施形態のコンテンツ視聴システムにおいて、番組コンテンツの視聴に関連して行われる手順例について説明する。
視聴時間指定画面においては、例えば、現在において視聴者が保有するブランドトークンにより、指定の番組コンテンツを視聴可能な最長時間(最長視聴可能時間)が示される。このため、視聴者端末500は、ブランドトークン管理サーバ400から、対応の視聴者が保有するブランドトークンのうち、視聴が要求された番組コンテンツとマッチングされた広告コンテンツに対応するブランドトークンのポイント数の情報を取得する。また、視聴者端末500は、ブランドトークン管理サーバ400から、視聴が要求された番組コンテンツに対応する広告コンテンツごとに対応するブランドトークンのブランドトークン単価を取得する。
本実施形態では、ブランドトークン単価に対して、視聴が可能な時間(単位視聴可能時間)が対応付けられている。
一例として、視聴対象の番組コンテンツの放送時間が60分、視聴対象の番組コンテンツの広告枠数が4枠、対応の広告コンテンツのうち、広告主Aの広告コンテンツのブランドトークン単価が1.5(円)、広告主Bの広告コンテンツのブランドトークン単価が1.0(円)であり、入札に際しては、広告主Aの入札額が最高額であった場合の単位視聴可能時間について説明する。
この場合、広告主Aの広告コンテンツのブランドトークン単価に応じた視聴可能時間が基準として以下のように導出される。つまり、広告主Aの広告コンテンツに対応する1.5のブランドトークン単価に応じた単位視聴可能時間は、15分(=60分/4)となる。また、広告主Bの広告コンテンツに対応する1.5のブランドトークン単価に応じた単位視聴可能時間は、広告主Aの広告コンテンツのブランドトークン単価に応じた視聴可能時間を基準として、10分(=15分/1.5)となる。
指定の番組コンテンツの最長視聴可能時間は、視聴者が保有する対応の広告コンテンツごとのブランドトークンのポイント数と、広告コンテンツごとのブランドトークン単価に応じた単位視聴可能時間とに基づいて求めることができる。視聴者端末500は、上記のように求めた最長視聴可能時間を表示する。なお、算出された最長視聴可能時間が、番組コンテンツの放送時間を超える場合には、視聴者端末500は、番組コンテンツの放送時間を最長視聴可能時間として表示してよい。
視聴者は、表示された最長視聴可能時間までの範囲内で、自分が番組コンテンツを視聴する視聴時間を指定する操作を行う。視聴者端末500は、指定された視聴時間を含む視聴開始要求を番組提供サーバ100に送信する。
ブランドトークン管理サーバ400は、受信された消費ブランドトークン数通知において示される視聴者識別子が示す視聴者が保有するブランドトークンの累積ポイントから、消費ブランドトークン数通知により示される消費ブランドトークン数に応じたポイントを減算する。
プログラムトークン管理サーバ300が管理する、1つの番組コンテンツに対応する実視聴プログラムトークンは、マッチングされた広告コンテンツごとに区分されて累積される。
この場合において、プログラムトークン管理部321は、視聴対象の番組コンテンツとマッチングされた広告コンテンツごとに区分して実視聴プログラムトークンの累積値を加算する。このため、視聴結果情報には、視聴者が対象の番組コンテンツの視聴を可能とするため視聴した広告コンテンツを示す情報が含まれる。
また、対象の番組コンテンツの視聴に応じて、実視聴プログラムトークンの累積値に対して加算されるポイント数は、視聴時間に関わらず、1回の視聴に応じて一律となるように定められてもよいし、視聴時間に応じて異なるように定められてもよい。
実視聴プログラムトークンは、対応の番組コンテンツが視聴されるごとに増加していく。このようなプログラムトークンは、番組コンテンツの人気に応じた価値を示している。また、1つの番組コンテンツに対応する実視聴プログラムトークンは、番組コンテンツにマッチングされた広告コンテンツごとに区分されて管理される。従って、実視聴プログラムトークンによっては、番組コンテンツと広告コンテンツとの組み合わせによるコンテンツ単位の価値が示される。本実施形態においては、このような実視聴プログラムトークンに基づいて、現在において広告コンテンツごとに対応するブランドトークン単価(現ブランドトークン単価)が変更される。
ステップS501:ブランドトークン管理サーバ400において、ブランドトークン管理部421は、変更対象の現ブランドトークン単価に対応する基準プログラムトークン数と、実視聴プログラムトークン数を、プログラムトークン管理サーバ300から取得する。この際、ブランドトークン管理部421は、変更対象のブランドトークン単価に対応する、番組コンテンツと広告コンテンツとの組み合わせを示す情報を含む実視聴プログラムトークン数要求をプログラムトークン管理サーバ300に送信する。プログラムトークン管理サーバ300において、プログラムトークン管理部321は、受信された実視聴プログラムトークン数要求により示される番組コンテンツと広告コンテンツとの組み合わせに応じて記憶している基準プログラムトークン数と、実視聴プログラムトークン数を、ブランドトークン管理サーバ400に送信する。ブランドトークン管理部421は、送信された基準プログラムトークン数と実視聴プログラムトークン数とを取得する。
上記の広告費に関して、増額と減額とのいずれを適用するのかは、コンテンツ視聴システムにおける運用による。
例えば、広告コンテンツの実視聴数が増加したということは、広告コンテンツとマッチングされた番組コンテンツを視聴したいと思う視聴者が多かった、即ち、番組コンテンツが視聴者から高い支持を受けたからであるとの考え方をとることできる。また、番組コンテンツの内容が良かったことによる視聴数の増加に応じて広告効果も高まったということがいえる。このような考え方に基づく場合、視聴数の増加に応じて広告費も増加させることで、放送局20が報酬として得ることのできる広告収入が多くなる仕組みとすることができる。
あるいは、予測視聴数に対して実視聴数が多くなったということは、番組コンテンツにマッチングされた広告コンテンツが視聴から高い支持を受けたからであるとの考え方を採ることができる。この場合には、広告主30に対して、価値の高い広告コンテンツを提供してくれたことの見返りとして、広告費をディスカウントするという趣旨で、視聴数の増加に応じて広告費が減額される仕組みとすることができる。
ステップS602:また、広告費関連処理部322は、広告費算出対象の番組コンテンツに対応して、マッチングされた広告コンテンツごとのブランドトークン単価初期値と、現ブランドトークン単価とを取得する。
広告費関連処理部322は、広告主30ごとに対応して、広告主単位基準プログラムトークン数を算出する。ステップS401にて取得された基準プログラムトークン数は、番組コンテンツ全体に対応する。そこで、広告費関連処理部322は、例えば広告主30ごとの入札額の比率に基づいて基準プログラムトークン数を分配するようにして、広告主単位基準プログラムトークン数を求める。
次に、広告費関連処理部322は、広告主30ごとに、広告主単位基準プログラムトークン数に対する実視聴プログラムトークン数の変化率(プログラムトークン数変化率)を算出する。
また、広告費関連処理部322は、広告主30ごとに、対応の広告コンテンツのブランドトークン単価初期値に対する現ブランドトークン単価の変化率(ブランドトークン単価変化率)を算出する。
広告費関連処理部322は、プログラムトークン数変化率、ブランドトークン単価変化率を利用して、広告主30についての広告費を算出する。
広告費関連処理部322は、プログラムトークン数変化率、ブランドトークン単価変化率が、正の値となる場合(プログラムトークン数変化率、ブランドトークン単価変化率が、それぞれ広告主対応基準プログラムトークン、ブランドトークン単価初期値より大きい場合)、変化率の増加に応じて広告費が入札額から減少していくようにされた演算を行う。このような演算のための具体的な演算式については特に限定されない。
広告主30のそれぞれには、ステップS603にて算出された広告費が請求される。一方、放送局20には、広告収入として、例えば広告主30ごとに算出された広告費の総額から、広告会社10が手数料として徴収する金額等の諸費を除いた金額が支払われる。
あるいは、プログラムトークン管理サーバ300、ブランドトークン管理サーバ400等は、1または複数の集約型のサーバによって構成されてもよい。
このような構成によれば、視聴者は、広告コンテンツを視聴していく回数を重ねていくことによって自己が保有するブランドトークンを増やしていくことができる。視聴者は、自己が保有するブランドトークンを消費して番組コンテンツを視聴することができる。視聴者から徴収されたブランドトークンは、プログラムトークンに変換される。そして、放送局20が得るべき広告収入や広告主30が支払うべき広告費等の、広告費に関する各種費用項目については、プログラムトークンに基づいて算出される。
つまり、本実施形態の広告管理システムにおいては、視聴者に広告コンテンツ、番組コンテンツの視聴によりトークンが流通し、流通されたトークンに基づいて広告に関する費用が定められる。これにより、広告を視聴したことの報酬として番組の視聴が可能となるコンテンツ視聴システムにおいて、広告費に関して、例えば視聴者による視聴量(視聴数、視聴時間等)に応じて適切な運用が行われるようになる。
Claims (4)
- 視聴者による広告コンテンツの視聴に応じて、視聴報酬としての視聴ポイントを視聴者に対応付けて付与する視聴ポイント付与部と、
視聴者が視聴した広告コンテンツが対応付けられたメインコンテンツを視聴者が視聴したことに応じて、前記視聴者に付与されている視聴ポイントを減算する視聴ポイント管理部と、
視聴者によるメインコンテンツの視聴に応じて、メインコンテンツの視聴数に対応する価額ポイントを加算するようにして管理する価額ポイント管理部と、
前記メインコンテンツについて予測される予測視聴数を利用して前記メインコンテンツの価値を示す指標値として算出される基準価額ポイント数と前記価額ポイント管理部によって管理される価額ポイントの累積値との比率に基づく値と、広告主が前記広告コンテンツを前記メインコンテンツに対応付けるための入札額とを用いた演算により、前記メインコンテンツに対応して広告主が支払うべき広告費を算出する広告費関連処理部と
を備える広告管理システム。 - 前記比率に基づく値は、
前記基準価額ポイント数に対する前記価額ポイントの累積値の変化率と、
前記視聴ポイントの単位ポイント数あたりの単位価額として初期的に設定された初期単位価額と、前記基準価額ポイント数と前記価額ポイントの累積値との比率とを用いて算出した現在の前記単位価額である現単位価額である
請求項1に記載の広告管理システム。 - 前記メインコンテンツには広告主の異なる複数の広告コンテンツを対応付けることが可能とされ、
前記広告費関連処理部は、広告主ごとの入札額の比率に基づいて前記価額ポイントの累積値を広告主ごとに分配して広告主単位基準価額ポイントを求め、
前記広告主単位基準価額ポイントを用いて広告主ごとに広告費を算出する
請求項1または2に記載の広告管理システム。 - 広告管理システムにおける広告管理方法であって、
前記広告管理システムに備えられる視聴ポイント付与部が、視聴者による広告コンテンツの視聴に応じて、視聴報酬としての視聴ポイントを視聴者に対応付けて付与する視聴ポイント付与ステップと、
前記広告管理システムに備えられる視聴ポイント管理部が、視聴者が視聴した広告コンテンツが対応付けられたメインコンテンツを視聴者が視聴したことに応じて、前記視聴者に付与されている視聴ポイントを減算する視聴ポイント管理ステップと、
前記広告管理システムに備えられる価額ポイント管理部が、視聴者によるメインコンテンツの視聴に応じて、メインコンテンツの視聴数に対応する価額ポイントを加算するようにして管理する価額ポイント管理ステップと、
前記広告管理システムに備えられる広告費関連処理部が、前記メインコンテンツについて予測される予測視聴数を利用して前記メインコンテンツの価値を示す指標値として算出される基準価額ポイント数と前記価額ポイント管理部によって管理される価額ポイントの累積値との比率に基づく値と、広告主が前記広告コンテンツを前記メインコンテンツに対応付けるための入札額とを用いた演算により、前記メインコンテンツに対応して広告主が支払うべき広告費を算出する広告費関連処理ステップと
を備える広告管理方法。
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