JP7221577B1 - 電気ヒータと該ヒータを用いた半導体排ガス処理装置 - Google Patents

電気ヒータと該ヒータを用いた半導体排ガス処理装置 Download PDF

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Abstract

半導体排ガス処理装置の電気ヒータ10は、耐熱金属からなる筒状の保護管12と、前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、1000℃以上の高温で長時間使用することが可能な電気ヒータと該ヒータを用いた半導体排ガス処理装置に関する。
半導体や液晶等の製造プロセスで使用される様々な種類のフッ素化合物のガス(以下、「PFCs等」という)は、地球温暖化係数(GWP)がCOに比べて数千~数万倍と非常に大きく、大気寿命もCOに比べて数千~数万年と長い(つまり極めて分解され難い安定な化合物である)ことから、大気中へ少量排出した場合でも、その影響は甚大なものとなる。
このため、このようなPFCs等を含む半導体排ガスは、入口スクラバ,出口スクラバおよび前記入口スクラバと出口スクラバとの間に配設された排ガス処理塔などを備える半導体排ガス処理装置で熱酸化分解を行なった後、大気中へと排出されている(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、従来の電気加熱式の半導体排ガス処理装置では、図9に示すような電気ヒータ1を用いて前記半導体排ガスを熱酸化分解していた。
従来の電気ヒータ1は、排ガス処理塔内では、排ガス導入路の周囲を取り巻くようにして塔の天井部から吊り下げられている。排ガス処理塔内を流れる高酸化高腐食性の半導体排ガスが高温に保たれた電気ヒータ1の外面に接触しつつ流れることになる。
それ故、発熱抵抗体4は半導体排ガスからの保護のために耐熱耐食性に優れた金属製の外管2に収納されている。そして、発熱抵抗体4と金属製の外管2との絶縁のために両者の間にセラミック製の内管3が配置され、発熱抵抗体4の保護管は二重管とされていた。
発熱抵抗体4としては、ニクロム線やカンタル(サンドビックAB社登録商標;以下同じ)線などの金属線、或いはSiCを螺旋状に巻回したものやU字型或いは三相電源に用いられるように3本の発熱抵抗体を組み合わせたW字形に成形したものが用いられていた。図9の説明図では代表例として螺旋状のヒータを示している。
発熱抵抗体4は、セラミック製の内管3に対してセンターが一致するようにして、その上端開口から底部に向かって吊り下げられ片側から電力を供給できるように挿入されている。発熱抵抗体4の挿入端はセラミック製の内管3の底部に対してフリーである。電気ヒータ1の内部は空気が存在する。
発熱抵抗体4がSiCの場合、酸素を含む雰囲気(空気)中で通電により高温に保たれると、酸化によって形成されたSiOがSiC発熱抵抗体4の表面から内部へ進行し、抵抗値が次第に上昇してライフエンド(寿命)に至る。
この電気ヒータ1は、螺旋状の発熱抵抗体4の端部にそれぞれ接続されたリード線5・5を介して発熱抵抗体4に電流を流すことにより発熱し、排ガス処理塔内部の温度を1000℃以上(例えば、1300℃~1450℃)の高温に加熱するものであり、この熱で排ガス処理塔内部を通過するPFCs等を熱酸化分解していた。
特開2004-349442号公報
しかしながら、このような電気ヒータ1を用いた半導体排ガス処理装置では、1000℃をかなり越える温度(例えば、1,350℃以上)で電気ヒータ1を発熱させて使用した場合や長時間稼働させた場合、
(1)発熱抵抗体4に近接して配置されたセラミック製の内管3からの照り返しで発熱抵抗体4が、特に、その中央部分において過剰に熱せられて図9に示すような反りを発生する。また、発熱抵抗体4とセラミックス製の内管3の中心線が多少なりともずれている場合などは特に顕著に反りが発生する。これによって発熱抵抗体4の当該部分が内管3により近接することになるため、当該部分の酸化が通常以上に進むという問題や、
(2)セラミック製の内管3はヒートショックに弱いため、稼働・停止時の発熱抵抗体4のオン・オフによる電気ヒータ1の温度の急変に耐え切れず、短い期間で破損してしまうという問題があった。
(3)更に、セラミック製の内管3の存在はその熱容量分だけ発熱抵抗体4からの熱量を奪うだけでなく、外管2への熱の伝わりを悪くするという問題もあった。
(4)また、電気ヒータ1の内部が酸素を含む雰囲気(空気)なので、上記酸化によりSiC発熱抵抗体4のライフエンド(寿命)が短くなるという問題もあった。更に、電気ヒータ1の内部が酸素を含む雰囲気(空気)なので、高温に長時間曝された外管2の内面が酸化され、金属酸化物粉を発生し、外管2の底に溜まり、これがSiC発熱抵抗体4に接触して短絡やこれに起因する断線を引き起こす懸念もあった。
本発明の主たる課題は、上記問題点を解消するためになされたもので、1000℃を越えるような高温下で長時間安定して使用することが可能な電気ヒータを提供することである。
請求項1に記載した発明は、螺旋状に巻回された発熱抵抗体14に適応可能な保持部材16で(実施形態1:図1(a)、図2、図3(a)(b))、
耐熱金属からなる筒状の保護管12と、
前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、
前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている半導体排ガス処理装置22の電気ヒータ10において、
前記発熱抵抗体14は、非発熱部分14aから引き出された発熱部分14bが巻回されて螺旋状に形成された棒状の形状を持ち、
前記保持部材16は、前記保護管12の底部12aの内径とほぼ等しい外径を持つ基底部16aと、前記基底部16aから上に伸び、前記発熱抵抗体14の内径より細く、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tに挿入された端部位置保持部16bとで構成されたことを特徴とする半導体ガス処理装置22の電気ヒータ10である。
請求項2は、請求項1の「保持部材16」の実施形態4(図6(a))で、
前記保護管12の内径とほぼ等しい外径を持ち、前記基底部16a上に配置され、前記保護管12の内面を覆う、前記保護管12より耐熱性に優れた金属内管13を更に設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体ガス処理装置22の電気ヒータ10である。
請求項3は、「保持部材16」の実施形態5(図6(b)(c))で、
耐熱金属からなる筒状の保護管12と、
前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、
前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている半導体排ガス処理装置22の電気ヒータ10において、
前記保持部材16は、上面が開口した有底カップ状の部材で構成され、前記保護管12の底部12aの内径より細い外径を有し、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より大きい内径を有し、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを収納保持して端部位置保持部16bとなる側壁16sを備え、
前記保持部材16の側壁16sと前記保護管12の内面との間に差し込まれ、又は
前記保持部材16の側壁16s上に配置され、前記保護管12の内径とほぼ等しい外径を持ち、前記保護管12の内面を覆う、前記保護管12より耐熱性に優れた金属内管13を更に設けたことを特徴とする半導体ガス処理装置22の電気ヒータ10である。
請求項4は、「保持部材16」の実施形態6(図7(a)(b))で、
耐熱金属からなる筒状の保護管12と、
前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、
前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている半導体排ガス処理装置22の電気ヒータ10において、
前記保持部材16は、前記保護管12の底部12aの内径より細い外径を有し、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より大きい内径を有し、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを収納保持して端部位置保持部16bとなる、上面及び底部が開口した筒状の部材で構成され、
前記保持部材16と前記保護管12の内面との間に差し込まれ、又は
前記保持部材16の上に配置され、前記保護管12の内径とほぼ等しい外径を持ち、前記保護管12の内面を覆う、前記保護管12より耐熱性に優れた金属内管13を更に設けたことを特徴とする半導体ガス処理装置22の電気ヒータ10である。
請求項5は、請求項1~4のいずれかに記載の電気ヒータ10の改良に関し、
前記保護管12内の雰囲気を不活性雰囲気としたことを特徴とする半導体ガス処理装置22の電気ヒータ10である。
請求項6に記載した発明は、上記電気ヒータ10を用いた半導体ガス処理装置22(図8)に関し、
請求項1、請求項3又は請求項4のいずれかに記載の電気ヒータ10を具備し、半導体排ガスGを熱分解する排ガス処理塔26と、
前記排ガス処理塔26に供給する半導体排ガスGを予め薬液で洗浄して可溶性成分や粉塵を除去する入り口スクラバ24と、
前記排ガス処理塔26で分解した半導体排ガスG中の有害成分を除去する出口スクラバ28とで構成されていることを特徴とする。
図1~図5(金属内管13なし)の電気ヒータ10によれば、保持部材16の働きにより、発熱抵抗体14の挿入端部14tが保護管12のセンターCLに常時保持されることになり、従来必要とされていた絶縁用のセラミック製の内管3が不要となる。その結果、発熱抵抗体14と金属製の保護管12との間が広くなる。両者の間隔が広くなると保護管12からの照り返しは従来のセラミック製の内管3よりは弱くなり、保護管12からの照り返しによる発熱抵抗体4の再加熱が大幅に緩和され、反りを発生させることもない。
そして、上記のように従来必要とされていたセラミック製の内管3が不要となるので、ヒートショックによる内管3の破損トラブルがなくなるという利点や、発熱抵抗体4からの放射熱が金属製の保護管12に直接伝わり、熱ロスを減らすという利点もある。
また、図6、図7の電気ヒータ10のように、従来必要とされていたセラミック製の内管3の代わりに、保護管12の内面を覆う金属内管13を更に設けた場合、金属内管13の材質を外管である保護管12より耐熱性に優れたものとし、コストも考慮して保護管12の素材を耐熱性より耐食性を優先させることができる。
また、保護管12内の雰囲気を不活性雰囲気とすることで、保護管12や金属内管13の酸化を大幅に抑制することができ、保護管12に溜まる酸化物を大幅に減少させることができる。また、発熱抵抗体14の酸化も抑制することができる。
半導体排ガス処理装置22では、上記のような電気ヒータ10を用いることで、電気ヒータ10に関するトラブルを大幅に減少させることができる。
(a)本発明の第1実施形態の電気ヒータを示す縦断面図、(b)同左の第2実施形態の電気ヒータを示す底部縦断面図である。 図1(a)の横断面図である。 (a)は図1の変形例1の底部縦断面図、(b)は図1の変形例2の底部縦断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態の変形例1の電気ヒータを示す底部縦断面図、(b)は変形例2の底部縦断面図である。 本発明の第3実施形態の電気ヒータを示す底部縦断面図である。 (a)本発明の第4実施形態の電気ヒータを示す底部縦断面図、(b)は変形例1の底部縦断面図、(c)は変形例2の底部縦断面図、である。 (a)本発明の第5実施形態の電気ヒータを示す底部縦断面図、(b)は第5実施形態の変形例の底部縦断面図である。 本発明の半導体排ガス処理装置を示す概略図である。 反りを発生した従来の電気ヒータを示す縦断面図である。
発明を実施するため形態
以下、本発明を図面に従って説明する。図1(a)は本発明における実施形態1の電気ヒータ10の概要を示した縦断面図である。この図が示すように、本発明の電気ヒータ10は、大略、保護管12、発熱抵抗体14、口金部材15及び保持部材16などで構成されている。
保護管12は、耐熱性金属(例えば、SUS310、ハステロイ)からなる、内部に発熱抵抗体14を収容してこれを保護する上面開口有底筒状の棒状部材である。
発熱抵抗体14は、電気ヒータ10の発熱源となるものであり、ニクロム線やカンタル線などの金属線、或いはSiCからなる。SiCで形成された発熱抵抗体14を例に取れば、一対の非発熱部分14aから帯状に引き出された発熱部分14bが間隔をあけて2条にて螺旋状に巻設されたものであり、発熱部分14bの巻き端14cは連結されている。
換言すれば、一対の非発熱部分14aから帯状に引き出された発熱部分14bを、その長手方向中心部(即ち、巻き端14c)で折り返して帯状の発熱部分14b同士が互いに略並行させ、さらにこれらを螺旋状に巻回したものである。
この他、発熱抵抗体14として、図1(b)に示すように、U字型に成型されたSiCヒータ、図4(b)のように、棒状の抵抗体を3本平行に配置し、その端部を接合短絡させた3相用の発熱抵抗体14も使用可能である。
この発熱抵抗体14の非発熱部分14aは、絶縁体で構成された口金部材15によって保護管12の開口部12bに間をあけて固定されている。そして、非発熱部分14aの口金部材15側の端部には、リード線18・18がそれぞれ接続されている。そして、このリード線18・18を介して発熱抵抗体14に図示しない電源が接続されている。
保持部材16は、上記のように様々な形状を持つ発熱抵抗体14の挿入端部14tを保護管12のセンターCLに合わせて保持するもので、発熱抵抗体14に合わせて様々な形状が考えられる。
図1(a)、図2、図3(a)(b)はその実施形態1とその変形例1、2で、図1(a)の場合は、保持部材16は、円板状の基底部16aと、前記基底部16aの上面中央から上に伸びた端部位置保持部16bとで構成されている。
基底部16aの外径は保護管12の底部の内径とほぼ等しい。従って、保持部材16を保護管12の底部に設置すれば、保持部材16は保護管12の底部に固定され、径方向の移動が抑制される。
端部位置保持部16bは、円錐状(図1(a))、円錐台状(図示せず)或いは円柱状(図3(a))に形成され、発熱抵抗体14の挿入端部14tの内周面内に挿入されている。端部位置保持部16bの挿入部分は発熱抵抗体14の内径より若干細い。
端部位置保持部16bが円錐状(円錐台状)の場合、端部位置保持部16bいずれかの部分が発熱抵抗体14の挿入端部14tの内周縁に接触或いは近接するように形成されている。
端部位置保持部16bが円柱状の場合、発熱抵抗体14の挿入端部14tの内径より若干細く、端部位置保持部16bの外周面が発熱抵抗体14の挿入端部14tの内周面に近接する太さに形成され、これによって、仮に反りが生じようとしても抑制される。
それ故、発熱抵抗体14の挿入端部14tは、保持部材16によって保護管12のセンターCLに合致するように保持される。
以上により発熱抵抗体14は、その非発熱部分14aが口金部材15によって保護管12の開口部12bに固定され、挿入端部14tが保持部材16介して保護管12の底部に固定された2点支持となる。その発熱部分14bは、その全体が保護管12の内面に均等な間隔をあけて面することになる。そして、発熱抵抗体14の外面と保護管12の内面の間の隙間は、従来のようなセラミック製の内管3が存在しないため、それだけ広くなる。
また、保護管12の内部は、例えば、窒素ガス或いはアルゴンガスのような不活性ガスが充填されて、発熱抵抗体14を取り巻く雰囲気は不活性雰囲気となっている。不活性ガスは、図示しない供給配管によって保護管12内に供給するようにしてもよい。
次に、以上のように構成された図1(a)、図3(b)に記載した第1実施形態とその変形例1である電気ヒータ10の作用について説明する。本実施形態の電気ヒータ10を使用する際には、リード線18・18を図示しない電源に接続して発熱抵抗体14に電力を供給する。すると、発熱抵抗体14が発熱を開始する。
また、保護管12内では発熱抵抗体14が挿入時の形状のまま口金部材15にて吊り下げられ、その挿入端部14tは保持部材16によって保護管12のセンターCLに合わせて保持されているだけなので、発熱部分14bは保護管12の内面に直接、面することになる。即ち、従来のようなセラミック製の内管3が存在しない。それ故、発熱部分14bが直接、面することになる保護管12の内面との距離は、従来のセラミック製の内管3と発熱部分14bとの距離より長くなり、しかも、照り返しは離れた保護管12からなので弱く、発熱抵抗体14の反りが発生しない。
また、上記のように、従来のようなセラミック製の内管3が存在しないので、発熱抵抗体14の熱が保護管12を直接加熱するので、従来に比べて熱ロスが少なく熱効率が高まる。
加えて、保護管12内を不活性雰囲気(例えば、窒素雰囲気やアルゴン雰囲気)としておけば、発熱抵抗体14の酸化や保護管12の内面の酸化が大幅に抑制され、保護管12の底部に溜まる酸化物の発生が大幅に減少する。
図3(b)は、図1に示す保持部材16の変形例2で、全体が円錐形又は角錐形(或いは円錐台形又は角錐台形;図示せず。)の場合で、その底面の外径が保護管12の内径とほぼ等しく、この部分が基底部16aと同じ働きをなす。それ以外は図1(a)と同じである。
図1(b)、図4(a) (b)は、保持部材16の実施形態2とその変形例1,2ので、上面開口有底のカップ状部材を用いた例である。図1(b)の保持部材16は、円板状の基底部16aと、前記基底部16aの上面中央から上に伸びた端部位置保持部16bとで構成されている。
基底部16aの外径は保護管12の底部の内径とほぼ等しく、上記同様保護管12の底部に固定され、径方向の移動が抑制される。
端部位置保持部16bの内径は、発熱抵抗体14の挿入端部14tの幅に合わせて形成され、挿入端部14tが端部位置保持部16bに固定される。この点は、図4(b)の3相用発熱抵抗体14の場合も同じである。
図4(a)に示す保持部材16の外径は、保護管12の底部12aの内径とほぼ等しく、保持部材16の内径は、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より若干大きく形成され、発熱抵抗体14の挿入端部14tが保持部材16内に収納されている。従って、保持部材16の側壁16sの内周面は、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外周面に近接しており、発熱抵抗体14の挿入端部14tを保護管12のセンターCLに保持する端部位置保持部16bとなる。
図の実施例では、保持部材16の内周面は外周面に平行に形成されているが、底面に近づく程その内径が減ずる朝顔状としてもよい(図示せず)。その場合、保持部材16の内周面のいずれかの部分が発熱抵抗体14の挿入端部14tの外周面に近接或いは接触する。
図5は、保持部材16の実施形態3で、円筒状部材を用いた例である。保持部材16の外径は、保護管12の底部12aの内径とほぼ等しく、保持部材16の内径は、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より若干大きく形成されている。発熱抵抗体14の挿入端部14tは保持部材16内に収納保持される。従って、この場合、保持部材16が端部位置保持部16bとなる。
図の実施例では、保持部材16の内周面は外周面に平行に形成されているが、この場合も底面に近づく程その内径が減ずる朝顔状としてもよい(図示せず)。その場合、保持部材16の内周面のいずれかの部分が発熱抵抗体14の挿入端部14tの外周面に近接或いは接触する。
図6(a)~(c)は、保持部材16の実施形態4とその変形例1,2で、例えば、図1(a)、図4(a) (b)の例に金属内管13を更に設けた例である。金属内管13としては、保護管12(例えば、ハステロイやSUS310)より耐熱性に優れた金属材料(例えば、インコネル,鉄またはニッケル素材にアルミニウムを含有する合金鋼)が使用される。
この保持部材16は、図1(a)、図4(a) (b)と同様、上面が開口した有底のカップ状の部材で構成される。
図6(a)の場合は、円板状の基底部16aの上に金属内管13が設けられ、保護管12の内面全面が覆われる。金属内管13の外径は保護管12の内径にほぼ等しく、金属内管13は径方向に移動しない。従って、金属内管13と発熱抵抗体14との間には十分な隙間が設けられる。
図6(b)の場合は、保持部材16の外径が、保護管12の底部12aの内径より細く、両者の間に隙間が形成される。隙間は金属内管13の肉厚にほぼ等しい。
保持部材16の内径は、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より若干大きく、発熱抵抗体14の挿入端部14tが収納保持される。保持部材16の側壁16sは発熱抵抗体14の挿入端部14tを保護管12のセンターに保持する端部位置保持部16bとなる。金属内管13と発熱抵抗体14との間には十分な隙間が設けられる。
保持部材16の内面形状は、図4で説明したように、底部に行くほど内径が減少するテーパ状としてもよい。
上記金属内管13の上端部分は、口金部材15と保護管12との間に差し込まれ(図示せず)、金属内管13の下端部分は、保持部材16と保護管12との間の隙間に差し込まれ、上記のように保護管12の内面全面を保護するようになっている。
保持部材16は、金属内管13の下端挿入部分を介して保護管12のセンターCLに合致するように発熱抵抗体14を保持する。
図6(c)の場合は、図4の場合に金属内管13を追加した例である。保持部材16の外径が、保護管12の底部12aの内径とほぼ等しく、両者の間に隙間が形成されない。保持部材16の内径は、図6(b)と同じである。
金属内管13は、保持部材16の側壁16sの上に設けられ、保護管12の内面全面が覆われる。金属内管13の外径は保護管12の内径にほぼ等しく、金属内管13は径方向に移動しない。金属内管13と発熱抵抗体14との間には十分な隙間が設けられる。
保持部材16の内面形状は、同様に、底部に行くほど内径が減少するテーパ状としてもよい。
金属内管13を更に設けた場合には、保護管12の材質として、コストを考慮して耐熱性より耐食性を優先させたものを選ぶことができる。そして、金属内管13の照り返しは、セラミックス製の内管3より穏やかなので、金属内管13を設けたとしても発熱抵抗体14の反りは発生しない。この点は、後述する図7(a)(b)の場合も同じである。
図7(a)(b)は、保持部材16の実施形態5とその変形例1で、図5の例に金属内管13を更に設けた例である。金属内管13としては、上記同様、保護管12(例えば、ハステロイやSUS310)より耐熱性に優れた金属材料(例えば、インコネル、鉄またはニッケル素材にアルミニウムを含有する合金鋼)が使用される。
この保持部材16は、図5と同様、上面及び底部が開口した筒状の部材で構成される。
図7(a)の場合は、その外径は保護管12の底部12aの内径より細く、両者の間に隙間が形成される。隙間は上記同様金属内管13の肉厚とほぼ等しい。
保持部材16の内径は、上記同様、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より若干大きく、発熱抵抗体14の挿入端部14tを保護管12のセンターCLに収納保持する。従って、保持部材16が端部位置保持部16bとなる。
そして、金属内管13の上端部分は、上記同様、口金部材15と保護管12との間に差し込まれ(図示せず)、金属内管13の下端挿入部分は、保持部材16と保護管12との間に差し込まれ、保護管12の内面全面を保護するようになっている。
保持部材16は、金属内管13の下端挿入部分を介して保護管12のセンターCLに発熱抵抗体14を保持する。
図7(b)の場合は、図5の場合に金属内管13を追加した例である。保持部材16は図5の説明を援用する。
金属内管13の外径は保護管12の内径とほぼ等しく、金属内管13の肉厚は保持部材16の側壁16sと同じか、より薄い。
金属内管13は、保持部材16の側壁16s上に設置され、保護管12の内面全面を被覆する。
次に、以上のような電気ヒータ10を用いた半導体排ガス処理装置22について説明する。
本発明の電気ヒータ10を用いた半導体排ガス処理装置22は、半導体や液晶等の製造装置(図示せず)から排出される半導体排ガスG中のPFCs等を熱酸化分解する装置であり、図8に示すように、大略、入口スクラバ24,排ガス処理塔26および出口スクラバ28などで構成されている。
ここで、半導体や液晶等の製造装置から配管30を介して半導体排ガス処理装置22に導入される半導体排ガスGは、その大部分がキャリアガスやパージガス等として使用されたN2やAr或いは添加ガスとして使用されたO2,H2やNH3,CH4などPFCs等以外のガスで構成されており、これに様々な種類のPFCs等が少量加わったものである。このように半導体排ガスG中におけるPFCs等の占める割合は他のガスに比べてわずかではあるが、「背景技術」で述べたように、PFCs等は地球温暖化係数(GWP)がCO2に比べて数千~数万倍と非常に大きく、大気寿命もCO2に比べて数千~数万年と長いことから、大気中へ少量排出した場合であってもその影響は甚大なものとなる。
入口スクラバ24は、排ガス処理塔26に導入する半導体排ガスGに含まれる粉塵,酸性ガス(例えば、SiH4やSiHF3)および水溶性のPFCs等(例えば、代替ガスとして期待されているCOF2)などを当該排ガスG中から除去するためのものであり、直管型のスクラバ本体24aと、スクラバ本体24a内部の頂部近傍に設置され、アルカリ液、酸性液或いは水などの薬液を霧状にして噴射するスプレーノズル24bとで構成されている。
排ガス処理塔26は、半導体排ガスG中のPFCs等を電熱加熱方式にて熱酸化分解する装置であり、内部に電気ヒータ10が配設された排ガス分解処理室26aを備える。また、この排ガス処理塔26の下部には、排ガス分解処理室26aにて熱分解した半導体排ガスGを排出するガス排出部26bが開設されている。
出口スクラバ28は、排ガス処理塔26を通過した半導体排ガスGを洗浄し、当該排ガスGの熱分解によって生じた粉塵や酸性ガス(例えば、HF)などを除去するためのものであり、内部の空間を複数のメッシュで仕切られた短管型のスクラバ本体28aと、スクラバ本体28a内部の頂部近傍に設置され、アルカリ液、酸性液或いは水などの薬液を霧状にして噴射するスプレーノズル28bとで構成されている。
そして、この出口スクラバ28の頂部には、排ガス送給配管32が取着されており、この排ガス送給配管32の途中に設けられたファン34によって出口スクラバ28から大気中に向けて処理済の半導体排ガスGを排出するようにしている。
以上のように構成された半導体排ガス処理装置22によれば、電気ヒータ10として上述したものを使用しているので、排ガス処理塔26内の温度を概ね1,200℃程度の高温に保持して連続運転することができ、パーフルオロカーボンなどの特に分解が困難な化合物をも分解・除害することができる。また、上述のように耐久性の高い電気ヒータ10を使用しているので、半導体排ガス処理装置22のメンテナンス周期(とりわけ電気ヒータ10のメンテナンス周期)を延長することができる。
1…従来の電気ヒータ、2…金属製の外管、3…セラミック製の内管、4…発熱抵抗体、5…リード線、10…本発明の電気ヒータ、12…保護管、12a…底部、12b…開口部、13…金属内管、14…発熱抵抗体、14a…非発熱部分、14b…発熱部分、14c…巻き端、14t…挿入端部、15…口金部材、16…保持部材、16a…基底部、16b…端部位置保持部、側壁…16s、18…リード線、22…半導体排ガス処理装置、24…入口スクラバ、24a…スクラバ本体、24b…スプレーノズル、26…排ガス処理塔、26a…排ガス処理室、26b…ガス排出部、28…出口スクラバ、28a…スクラバ本体、28b…スプレーノズル、30…配管、32…排ガス送給配管、34…ファン、G…半導体排ガス、CL…中心線

Claims (6)

  1. 耐熱金属からなる筒状の保護管12と、
    前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、
    前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている半導体排ガス処理装置22の電気ヒータ10において、
    前記発熱抵抗体14は、非発熱部分14aから引き出された発熱部分14bが巻回されて螺旋状に形成された棒状の形状を持ち、
    前記保持部材16は、前記保護管12の底部12aの内径とほぼ等しい外径を持つ基底部16aと、前記基底部16aから上に伸び、前記発熱抵抗体14の内径より細く、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tに挿入された端部位置保持部16bとで構成されたことを特徴とする半導体ガス処理装置の電気ヒータ。
  2. 前記保護管12の内径とほぼ等しい外径を持ち、前記基底部16a上に配置され、前記保護管12の内面を覆う、前記保護管12より耐熱性に優れた金属内管13を更に設けたことを特徴とする請求項1に記載の半導体ガス処理装置の電気ヒータ。
  3. 耐熱金属からなる筒状の保護管12と、
    前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、
    前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている半導体排ガス処理装置22の電気ヒータ10において、
    前記保持部材16は、上面が開口した有底カップ状の部材で構成され、前記保護管12の底部12aの内径より細い外径を有し、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より大きい内径を有し、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを収納保持して端部位置保持部16bとなる側壁16sを備え
    前記保持部材16の側壁16sと前記保護管12の内面との間に差し込まれ、又は
    前記保持部材16の側壁16s上に配置され、前記保護管12の内径とほぼ等しい外径を持ち、前記保護管12の内面を覆う、前記保護管12より耐熱性に優れた金属内管13を更に設けたことを特徴とする半導体ガス処理装置の電気ヒータ。
  4. 耐熱金属からなる筒状の保護管12と、
    前記保護管12内に挿入された発熱抵抗体14と、
    前記保護管12の底部12aに設置され、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを前記保護管12の中心線CLに合わせて保持する絶縁性の保持部材16とで構成されている半導体排ガス処理装置22の電気ヒータ10において、
    前記保持部材16は、前記保護管12の底部12aの内径より細い外径を有し、発熱抵抗体14の挿入端部14tの外径より大きい内径を有し、前記発熱抵抗体14の挿入端部14tを収納保持して端部位置保持部16bとなる、上面及び底部が開口した筒状の部材で構成され、
    前記保持部材16と前記保護管12の内面との間に差し込まれ、又は
    前記保持部材16の上に配置され、前記保護管12の内径とほぼ等しい外径を持ち、前記保護管12の内面を覆う、前記保護管12より耐熱性に優れた金属内管13を更に設けたことを特徴とする半導体ガス処理装置の電気ヒータ。
  5. 前記保護管12内の雰囲気を不活性雰囲気としたことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の半導体ガス処理装置の電気ヒータ。
  6. 請求項1、請求項3又は請求項4のいずれかに記載の電気ヒータ10を具備し、半導体排ガスGを熱分解する排ガス処理塔26と、
    前記排ガス処理塔26に供給する半導体排ガスGを予め薬液で洗浄して可溶性成分や粉塵を除去する入り口スクラバ24と、
    前記排ガス処理塔26で分解した半導体排ガスG中の有害成分を除去する出口スクラバ28とで構成されている半導体排ガス処理装置。
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