JP7221369B1 - 管理サーバ、情報処理システム、管理方法、ならびに、プログラム - Google Patents

管理サーバ、情報処理システム、管理方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ポイントカードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を適切に促すことのできる管理サーバ等を提供する。【解決手段】判別部242は、端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、そのポイントカードの利用についての可否状態、端末の利用者についての認証状態、並びに、そのポイントカードの帰属対象について判別する。回答生成部243は、判別部242による判別結果に応じた回答情報を生成する。例えば、回答生成部243は、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態が認証済みであり、かつ、帰属対象が端末の利用者と異なると判別部242によって判別された場合に、そのポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の回答情報を生成する。そして、提示部244は、回答生成部243が生成した回答情報を端末に提示する。【選択図】図3

Description

本発明は、管理サーバ、情報処理システム、管理方法、ならびに、プログラムに関する。
近年、商品を販売する店舗(実店舗)では、ユーザ(利用者)による店舗の継続利用を促進するために、例えば、ポイントカードをユーザに配布している。そして、ユーザは、店舗での買い物の際にポイントカードを使用することで、支払額に応じたポイントを獲得でき、また、獲得済のポイントを支払額に充当することも可能となっている。
また、クレジット決済を行うクレジットカードや電子バリュー決済を行う電子バリューカードに、ポイントカード機能が付加された一体型の共用カードもポイントカードとして活用されている。
このようなポイントカードをユーザが紛失してしまうと、第三者によってそのポイントカードに蓄積された(より詳細には、ポイントカードに紐付けられたポイント口座に蓄積された)ポイントが不正に使用されてしまうことも起こり得る。そのため、ユーザは、ポイントカードを紛失した際に、ポイントサービスを管理する企業のオペレータ(紛失届の担当者等)へポイントカード番号等を連絡することにより、そのポイントカードを利用不能とすることができるようになっている。
例えば、引用文献1には、金融機関のカード(キャッシュカード)を紛失した際の届け出を、オペレータを介さずに迅速に処理できる届出方法の発明が開示されている。
引用文献1に記載された発明では、金融機関のATM(自動取引装置)を用いて、紛失したカードの情報を、金融機関へ届け出ることが可能となっている。具体的に、カードを紛失してしまったユーザは、ATMのメニューからカード紛失届を選択し、紛失したカードの口座番号を入力した後に、そのカードの暗証番号を正しく入力することで、紛失したカードのカード情報がそのATMからホストコンピュータへ送られ、そのカードを直ちに利用不能(使用中止)にすることができる。
特開2002-150192号公報
上述した引用文献1の発明は、ポイントカードを紛失してしまったユーザが、その紛失について届け出る際には有用であるが、紛失したポイントカードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を促すことはできなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ポイントカードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を適切に促すことのできる管理サーバ、情報処理システム、管理方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る管理サーバは、
利用者に使用される端末と通信可能に接続された管理サーバであって、
前記端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別部と、
前記判別部による判別結果に応じた回答情報を生成する生成部と、
前記生成部が生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示部と、を備え、
前記生成部は、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別部によって判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別部によって判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
ことを特徴とする。
また、上記観点に係る管理サーバにおいて、
前記生成部は、前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と同一であると前記判別部によって判別された場合に、前記問合せ情報の受信の有無を示す前記回答情報を生成するようにしてもよい。
また、上記観点に係る管理サーバにおいて、
前記生成部は、
前記可否状態が利用可能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と同一であると前記判別部によって判別された場合に、前記ポイントカードのポイント残高を含む前記回答情報を生成し、
前記可否状態が利用可能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別部によって判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成すると共に、前記帰属対象となる正当利用者の端末へ送るための警告情報を生成するようにしてもよい。
また、上記観点に係る管理サーバにおいて、
前記ポイントカードは、クレジット決済若しくは電子バリュー決済を行う決済カードと一体型の共用カードであってもよい。
本発明の第2の観点に係る情報処理システムは、
利用者に使用される端末と、ポイントを管理するサーバとが通信可能に接続された情報処理システムであって、
前記端末は、
前記サーバにアクセスした際に取得される、ポイントカードに関する問合せフォームを表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記問合せフォームに、前記ポイントカードの識別情報が利用者から入力されると当該識別情報を含む問合せ情報を前記サーバへ送信する送信部と、を備え、
前記サーバは、
前記端末から送られる前記問合せ情報を受信すると、前記問合せ情報に含まれる前記識別情報に係る前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記識別情報に係る前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別部と、
前記判別部による判別結果に応じた回答情報を生成する生成部と、
前記生成部が生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示部と、を備え、
前記生成部は、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別部によって判別された場合に、前記識別情報に係る前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別部によって判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る管理方法は、
利用者に使用される端末と通信可能に接続された管理サーバが実行する管理方法であって、
前記端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別ステップと、
前記判別ステップによる判別結果に応じた回答情報を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにて生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示ステップと、を備え、
前記生成ステップでは、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別ステップにて判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別ステップにて判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
利用者に使用される端末と通信可能に接続されたコンピュータに、
前記端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別手順、
前記判別手順による判別結果に応じた回答情報を生成する生成手順、
前記生成手順にて生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示手順、を実行させ、
前記生成手順では、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別手順にて判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別手順にて判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
ように実行させることを特徴とする。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。
更に、上記プログラムを記録する情報記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体であり、コンピュータとは独立して配布・販売することができる。ここで、非一時的な記録媒体とは、有形な(tangible)記録媒体をいう。非一時的な記録媒体は、例えば、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等である。また、一時的な(transitory)記録媒体とは、伝送媒体(伝搬信号)それ自体を示す。一時的な記録媒体は、例えば、電気信号、光信号、電磁波等である。なお、一時的な(temporary)記憶領域とは、データやプログラムを一時的に記憶するための領域であり、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。
本発明によれば、ポイントカードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を適切に促すことができる。
本実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 サーバ、及び、ユーザ端末が実現される典型的な情報処理装置の概要構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るサーバの概要構成の一例を示すブロック図である。 ユーザ管理情報の一例を示す模式図である。 ポイント口座管理情報の一例を示す模式図である。 問合せフォームの一例を示す模式図である。 (a),(b)共に、回答情報の一例を示す模式図である。 (a),(b)共に、回答情報の一例を示す模式図である。 警告情報の一例を示す模式図である。 本実施形態に係るユーザ端末の概要構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る管理処理の主要部を説明するためのフローチャートである。 管理処理の続きを説明するためのフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態では、店舗等で配布されるポイントカードについての問合せ情報に応答して回答情報を提示する情報処理システムを一例として説明するが、後述するように、単独のポイントカードに限られず、クレジットカードや電子バリューカードに、ポイントカード機能が付加された一体型の共用カードについても同様に適用可能である。
すなわち、以下の実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(全体構成)
本発明の実施形態に係る情報処理システム100は、図1に示すように、ポイントを管理するサーバ200と、ユーザ(利用者)に使用されるユーザ端末300とがインターネット900を介して通信可能に接続されている。
なお、ユーザ端末300は、システムを利用するユーザの数に応じて、多数存在しているものとする。
サーバ200は、例えば、サーバ用のコンピュータ等であり、情報処理システム100全体を管理する。
サーバ200は、管理サーバとして機能し、ユーザ端末300からのポイントカードに関する問合せ情報に応答して、ポイントカードの状態等に応じた回答情報をユーザ端末300に提示する。
ユーザ端末300は、例えば、ユーザに使用されるスマートフォンやパーソナルコンピュータ等である。なお、ユーザには、ポイントカードを紛失したユーザ(本人)や、ポイントカードを拾得したユーザ(第三者)が含まれる。
ユーザ端末300は、サーバ200にアクセスした際に取得される、ポイントカードに関する問合せフォームを画面に表示し、その問合せフォームにポイントカードの識別情報がユーザから入力されると、識別情報を含む問合せ情報を前記サーバ200へ送信する。そして、応答したユーザ端末300から送られる回答情報を画面に表示する。
(情報処理装置の概要構成)
本発明の実施形態に係るサーバ200、及び、ユーザ端末300が実現される典型的な情報処理装置400について説明する。
情報処理装置400は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)401と、ROM(Read Only Memory)402と、RAM(Random Access Memory)403と、NIC(Network Interface Card)404と、画像処理部405と、音声処理部406と、補助記憶部407と、インターフェース408と、操作ユニット409と、表示ユニット410とを備える。
CPU 401は、情報処理装置400全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 402には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、補助記憶部407に記憶されたプログラムをRAM 403に読み出してCPU 401による当該プログラムの実行が開始される。
RAM 403は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、補助記憶部407から読み出されたプログラムやデータ、その他、通信に必要なデータ等が保持される。
NIC 404は、情報処理装置400をインターネット等のコンピュータ通信網に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE-T/100BASE-T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等から構成される。
画像処理部405は、補助記憶部407等から読み出された画像データをCPU 401や画像処理部405が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部405が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され、インターフェース408等を介して表示ユニット410に出力される。つまり、画像処理部405は、CPU 401の制御の下、情報処理装置400が行う処理の進行の中で必要となる画像を生成し、その画像を表示ユニット410に表示させる。
音声処理部406は、補助記憶部407等から読み出された音楽データや音声データを音声信号に変換し、インターフェース408等を介して外部に出力する。なお、情報処理装置400が内部にスピーカを備えている場合において、音声処理部406は、変換した音声信号を当該スピーカに出力する。つまり、音声処理部406は、CPU 401の制御の下、情報処理装置400が行う処理の進行の中で発生させるべき楽曲音や音声を生成し、その楽曲音等を内部又は外部のスピーカから出力させる。
補助記憶部407は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等であり、情報処理装置400全体の動作制御に必要な各種のプログラムや各種のデータを記憶する。例えば、補助記憶部407には、実施形態に係るユーザ端末300等を実現するためのプログラムが記憶される。そして、CPU 401の制御によって、補助記憶部407は、記憶されたプログラムやデータを適宜読み出し、これらをRAM 403等に一時的に記憶させる。
インターフェース408は、例えば、HDMI(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)、I2C(Inter-Integrated Circuit )等の規格に準拠しており、操作ユニット409、及び、表示ユニット410が接続される。なお、インターフェース408は、この他に接続された外部機器との間で必要な情報を送受信してもよい。
操作ユニット409は、情報処理装置400を利用する作業者等の操作入力を受け付ける。
表示ユニット410は、画像処理部405により出力された画像データに応じた画像を描画し、情報処理装置400を利用する作業者等に提示する。
この他に、情報処理装置400は、補助記憶部407の代わりに、DVD(Digital Versatile Disc)-ROM等のドライブユニットを備えるようにしてもよい。この場合、情報処理装置400は、ドライブユニットに装着されるDVD-ROM等からプログラムやデータを読み出して、上記と同様に動作する。
以下、上記の情報処理装置400において実現されるサーバ200の機能等について、図3~図9を参照して説明する。情報処理装置400に電源が投入されると、本実施形態に係るサーバ200として機能させるプログラムが実行され、本実施形態に係るサーバ200が実現される。
(サーバ200の概要構成)
図3は、本実施形態に係るサーバ200の概要構成の一例を示すブロック図である。図示するように、サーバ200は、送信部210と、受信部220と、記憶部230と、制御部240とを備える。
送信部210は、ユーザ端末300に向けた種々の情報を、インターネット900を介して送信する。
例えば、送信部210は、ユーザ端末300からのアクセスに応答して、制御部240(後述するフォーム生成部241)が生成した問い合わせフォームをユーザ端末300へ送信する。
また、送信部210は、問い合わせフォームを送信したユーザ端末300から返信された問合せ情報に応答して、制御部240(後述する回答生成部243)が生成した回答情報を同じユーザ端末300へ送信する。なお、問合せ情報、及び、回答情報の詳細については後述する。
上述したNIC 404が、このような送信部210として機能しうる。
受信部220は、インターネット900を介してユーザ端末300から送られる種々の情報を受信する。
例えば、受信部220は、ユーザ端末300から送られる問合せ情報等を受信する。
上述したNIC 404が、このような受信部220として機能しうる。
記憶部230は、例えば、ポイントの管理に必要な種々の情報を記憶する。
例えば、記憶部230は、ユーザを管理するためのユーザ管理情報231、及び、ポイント口座を管理するためのポイント口座管理情報232を記憶している。
ユーザ管理情報231は、例えば、図4に示すように、ユーザID231a、氏名231b、住所231c、認証状態231d、及び、ポイント口座231eが含まれている。
認証状態231dは、ユーザがサインインしているかどうか(認証済みであるか否か)を示す情報である。例えば、ユーザ端末300から入力されるIDとパスワードとによってユーザが認証されると、認証状態231dが「サインイン」となる。
また、ポイント口座231eは、ポイントカードの識別情報(ポイントカード番号)に紐付けられたポイント口座を示している。ユーザは、複数枚(一例として、上限15枚)のポイントカードを所有できるようになっており、それらのポイントカードのポイント残高は、1つのポイント口座にてまとめて管理されている。
また、ポイント口座管理情報232は、例えば、図5に示すように、ポイント口座232aに応じて、ポイントカード番号232b、可否状態232c、及び、ポイント残高232dが含まれている。
ポイントカード番号232bは、各ポイントカードに重複せずに割り当てられている複数桁(一例として16桁)の番号であり、この番号によってポイントカードを識別可能となっている。また、上述したように、ユーザが複数枚のポイントカードを所有できるため、ユーザの利用登録に応じて、複数のポイントカード番号232bが管理されている。
また、可否状態232cは、ポイントカードの利用についての可否(利用可能、若しくは、利用不可等)を示す情報である。例えば、ユーザによって、ポイントカードの紛失届がなされると、該当するポイントカード番号232bが利用不可に設定されるようになっている。
そして、ポイント残高232dは、ユーザの所有するポイントカードが1つにまとめられたポイントの残高を示している。
この他にも、記憶部230には、各ユーザ(各ポイント口座)におけるポイントの獲得やポイントの支払についての明細情報等が記憶されている。
なお、上述した補助記憶部407等が、このような記憶部230として機能しうる。
図3に戻って、制御部240は、サーバ200全体を制御する。この制御部240は、フォーム生成部241、判別部242、回答生成部243、及び、提示部244を含んでいる。
フォーム生成部241は、ユーザ端末300からのアクセスに応答して、ポイントカードに関する問合せフォームを生成する。
例えば、フォーム生成部241は、図6に示すような問合せフォームFOを生成する。この問合せフォームFOは、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
そして、この問合せフォームFOにて、ユーザからポイントカード番号が入力されると、このポイントカード番号を含む問合せ情報が、サーバ200に返信されることになる。
判別部242は、ユーザ端末300から返信される問合せ情報を受信部220にて受信すると、問合せ情報に含まれるポイントカード番号に係るポイントカードの利用についての可否状態、ユーザ端末300のユーザについての認証状態、並びに、ポイントカード番号に係るポイントカードの帰属対象について判別する。
つまり、判別部242は、上述した図5に示すポイント口座管理情報232を検索して、該当するポイントカード番号232bの可否状態232cが、「利用可能」又は「利用不能」の何れかであるかを判別する。
また、判別部242は、問合せ情報を送って来たユーザ端末300がサインイン済みであるかどうか(認証済みであるかどうか)を判別する。
そして、問合せ情報を送って来たユーザ端末300がサインイン済みであれば、判別部242は、ポイント口座管理情報232内で検索していた該当するポイントカード番号232bのポイント口座232aを基に、上述した図4に示すユーザ管理情報231を検索して、該当するポイント口座231eのユーザID231aが、問合せ情報を送って来たユーザ端末300でサインインしているユーザのものと一致しているかどうかを判別する。
回答生成部243は、上記の判別部242による判別結果に応じた種々の回答情報を生成する。
例えば、回答生成部243は、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態がサインイン済み(認証済み)であり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと異なると判別部242によって判別された場合に、ポイントカード番号に係るポイントカードの所定の届け出(例えば、そのポイントカードを拾得物として届け出されたこと)を条件に特典を付与する旨の回答情報を生成する。
この場合、回答生成部243は、具体的に図7(a)に示すような回答情報RP1を生成する。この回答情報RP1は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
また、回答生成部243は、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態がサインイン済みでない(認証済みでない)と判別部242によって判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の回答情報を生成する。
この場合、回答生成部243は、具体的に図7(b)に示すような回答情報RP2を生成する。この回答情報RP2は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
また、回答生成部243は、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと同一であると判別部242によって判別された場合に、問合せ情報の受信の有無を示す回答情報を生成する。
この場合、回答生成部243は、具体的に図8(a)に示すような回答情報RP3を生成する。この回答情報RP3は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
また、回答生成部243は、可否状態が利用可能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと同一であると判別部242によって判別された場合に、ポイントカードについてのポイント残高を含む回答情報を生成する。
この場合、回答生成部243は、具体的に図8(b)に示すような回答情報RP4を生成する。この回答情報RP4は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
また、回答生成部243は、可否状態が利用可能であり、かつ、認証状態がサインイン済みでないと判別部242によって判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の回答情報を生成する。
つまり、ポイントカードの紛失に正当なユーザ(正当利用者)が気付いていないうちに、第三者がそのポイントカードを拾得する場合も考えられるため、回答生成部243は、上述した図7(b)に示すような回答情報RP2を生成し、ユーザ端末300のユーザにサインインを促す。
また、回答生成部243は、可否状態が利用可能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと異なると判別部242によって判別された場合に、ポイントカード番号に係るポイントカードを拾得物として届け出されたことを条件に特典を付与する旨の回答情報を生成する。
この場合、回答生成部243は、上述した図7(a)に示すような回答情報RP1を生成する。
なお、帰属対象となる正当なユーザがポイントカードの紛失に気付いていないため、回答生成部243は、更に、正当なユーザのユーザ端末300へ送るための警告情報を生成する。具体的に回答生成部243は、図9に示すような警告情報ATを生成する。この警告情報ATは、送信部210によって正当なユーザのユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される(正当なユーザがサインインしている場合)。なお、図9に示すような警告情報ATを、電子メール、SNS、プッシュメッセージ等によって、正当なユーザのユーザ端末300へ送信するようにしてもよい。
提示部244は、上記の回答生成部243が生成した回答情報をユーザ端末300に提示する。
つまり、提示部244は、上述した図7(a),(b)、及び、上述した図8(a),(b)に示すような回答情報RP1~PR4を、ユーザ端末300に提示する。
なお、上述したCPU 401等が、このような構成からなる制御部240として機能しうる。
(ユーザ端末300の概要構成)
図10は、本実施形態に係るユーザ端末300の概要構成を示すブロック図である。図示するように、ユーザ端末300は、送受信部310と、操作受付部320と、記憶部330と、制御部340と、表示部350とを備えている。
送受信部310は、インターネット900を介してサーバ200にアクセスし、必要な情報を送受信する。
例えば、最初にサーバ200へアクセスする際に、送受信部310は、サーバ200から送信される問合せフォームを受信する。
また、ユーザによって問合せフォームにポイントカード番号が入力されると、送受信部310は、そのポイントカード番号を含んだ問合せ情報をサーバ200へ送信する。
上述したNIC 404が、このような送受信部310として機能しうる。
操作受付部320は、タッチパネルやキーボード等であり、ユーザからの各種入力操作を受け付ける。
例えば、操作受付部320は、上述した図6に示すような問合せフォームFOが画面GM(表示部350)に表示されている状態で、ユーザから入力されるポイントカード番号を受け付ける。
記憶部330は、例えば、ポイントアプリ、ブラウザといったアプリケーション等を記憶する。
なお、上述した補助記憶部407等が、このような記憶部330として機能しうる。
制御部340は、ユーザ端末300全体を制御する。
例えば、制御部340は、記憶部330に記憶されている(インストールされている)ポイントアプリ等を実行する。
なお、上述したCPU 401等が、このような制御部340として機能しうる。
表示部350は、液晶等の表示デバイスであり、ユーザに報知すべき情報を適宜表示する。
例えば、表示部350は、上述した図6に示すような問合せフォームFO、上述した図7(a),(b)、及び、上述した図8(a),(b)に示すような回答情報RP1~PR4、並びに、上述した図9に示すような警告情報ATを表示する。
なお、上述した表示ユニット410等が、このような表示部350として機能しうる。
(サーバ200の動作)
以下、サーバ200の動作について図11,12を参照して説明する。図11は、本実施形態に係る管理処理の主要部を説明するためのフローチャートであり、図12は、管理処理の続きを説明するためのフローチャートである。
この図11,12にて示される管理処理は、例えば、ユーザ端末300からアクセスされた際に開始される。
まず、サーバ200は、アクセスに応答して問合せフォームを生成する(ステップS11)。
すなわち、制御部240(フォーム生成部241)は、ポイントカードに関する問合せフォームを生成する。例えば、制御部240は、図6に示すような問合せフォームFOを生成する。この問合せフォームFOは、送信部210によってアクセスして来たユーザ端末300へ送られ、そのユーザ端末300の画面GMに表示される。
サーバ200は、問合せ情報を受信したか否かを判別する(ステップS12)。
つまり、制御部240は、問合せフォームを送ったユーザ端末300から返信される問合せ情報を受信部220にて受信したかどうかを判別する。
サーバ200は、問合せ情報を受信していないと判別すると(ステップS12;No)、そのまま、問合せ情報の受信を待機する。
一方、問合せ情報を受信したと判別すると(ステップS12;Yes)、サーバ200は、可否状態、認証状態、及び、帰属対象を判別する(ステップS13)。
すなわち、制御部240(判別部242)は、上記のステップS12にて問合せ情報を受信したと判別すると、問合せ情報に含まれるポイントカード番号に係るポイントカードの利用についての可否状態、ユーザ端末300のユーザについての認証状態、並びに、ポイントカード番号に係るポイントカードの帰属対象について判別する。
サーバ200は、利用不能であったか否かを判別する(ステップS14)。つまり、制御部240は、上記のステップS13における可否状態の判別結果が、利用不能であったか否かを判別する。
サーバ200は、利用不能であったと判別すると(ステップS14;Yes)、サインイン済みであったか否かを判別する(ステップS15)。つまり、制御部240は、上記のステップS13における認証状態の判別結果が、サインイン済みであったかどうかを判別する。
サーバ200は、サインイン済みであったと判別すると(ステップS15;Yes)、本人であったか否かを判別する(ステップS16)。つまり、制御部240は、上記のステップS13における帰属対象の判別結果が、本人(ポイントカード番号に係るポイントカードのユーザIDと、問合せ情報を送って来たユーザ端末300のユーザIDとが同一)であったかどうかを判別する。
サーバ200は、本人でない(第三者である)と判別すると(ステップS16;No)、拾得物として届け出されたことを条件に特典を付与する旨の回答情報を生成する(ステップS17)。
すなわち、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと異なると判別されたことになるため、制御部240(回答生成部243)は、例えば、図7(a)に示すような回答情報RP1を生成する。この回答情報RP1は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
そして、サーバ200は、管理処理を終える。
一方、本人であると判別された場合(ステップS16;Yes)に、問合せの有無を示す回答情報を生成する(ステップS18)。
すなわち、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと同一であると判別されたことになるため、制御部240(回答生成部243)は、例えば、図8(a)に示すような回答情報RP3を生成する。この回答情報RP3は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
そして、サーバ200は、管理処理を終える。
また、上述したステップS15にて、サインイン済みでなかったと判別した場合(ステップS15;No)に、サーバ200は、サインインした後に特典が付与され得る旨の回答情報を生成する(ステップS19)。
すなわち、可否状態が利用不能であり、かつ、認証状態がサインイン済みでないと判別されたことになるため、制御部240(回答生成部243)は、例えば、図7(b)に示すような回答情報RP2を生成する。この回答情報RP2は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
サーバ200は、サインインがなされたか否かを判別する(ステップS20)。
つまり、制御部240は、回答情報RP2を送ることによってサインインを促したユーザ端末300にて実際にサインインがなされたかどうかを判別する。
サーバ200は、サインインがなされていないと判別すると(ステップS20;No)、そのまま、サインインを待機する。
一方、サインインがなされたと判別すると(ステップS20;Yes)、サーバ200は、上述したステップS16に処理を戻す。
また、上述したステップS14にて、利用不能でなかった(利用可能であった)と判別した場合(ステップS14;No)に、図12へ移って、サーバ200は、サインイン済みであったか否かを判別する(ステップS21)。
サーバ200は、サインイン済みであったと判別すると(ステップS21;Yes)、本人であったか否かを判別する(ステップS22)。
サーバ200は、本人でない(第三者である)と判別すると(ステップS22;No)、拾得物として届け出されたことを条件に特典を付与する旨の回答情報を生成する(ステップS23)。
すなわち、可否状態が利用可能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと異なると判別されたことになるため、制御部240(回答生成部243)は、例えば、図7(a)に示すような回答情報RP1を生成する。この回答情報RP1は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
そして、サーバ200は、帰属対象となるユーザへ送るための警告情報を生成する(ステップS24)
すなわち、帰属対象となる正当なユーザがポイントカードの紛失に気付いていないため、制御部240(回答生成部243)は、正当なユーザのユーザ端末300へ送るための警告情報を生成する。例えば、回答生成部243は、図9に示すような警告情報ATを生成する。この警告情報ATは、送信部210によって正当なユーザのユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される(正当なユーザがサインインしている場合)。なお、図9に示すような警告情報ATを、電子メール、SNS、プッシュメッセージ等によって、正当なユーザのユーザ端末300へ送信するようにしてもよい。
そして、サーバ200は、管理処理を終える。
一方、本人であると判別された場合(ステップS22;Yes)に、ポイント残高を含む回答情報を生成する(ステップS25)。
すなわち、可否状態が利用可能であり、かつ、認証状態がサインイン済みであり、かつ、帰属対象がユーザ端末300のユーザと同一であると判別されたことになるため、制御部240(回答生成部243)は、例えば、図8(b)に示すような回答情報RP4を生成する。この回答情報RP4は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
そして、サーバ200は、管理処理を終える。
また、上述したステップS21にて、サインイン済みでなかったと判別した場合(ステップS21;No)に、サーバ200は、サインインした後に特典が付与され得る旨の回答情報を生成する(ステップS26)。
つまり、ポイントカードの紛失に正当なユーザ(本人)が気付いていないうちに、第三者がそのポイントカードを拾得する場合も考えられるため、制御部240(回答生成部243)は、例えば、図7(b)に示すような回答情報RP2を生成する。この回答情報RP2は、送信部210によってユーザ端末300へ送られ、ユーザ端末300の画面GMに表示される。
サーバ200は、サインインがなされたか否かを判別する(ステップS27)。
つまり、制御部240は、回答情報RP2を送ることによってサインインを促したユーザ端末300にて実際にサインインがなされたかどうかを判別する。
サーバ200は、サインインがなされていないと判別すると(ステップS27;No)、そのまま、サインインを待機する。
一方、サインインがなされたと判別すると(ステップS27;Yes)、サーバ200は、上述したステップS22に処理を戻す。
このような管理処理によって、ポイントカードを拾得した第三者のユーザ端末300からポイントカードについての問合せ情報が送られて来た際に、そのポイントカードを拾得物として届け出されたことを条件に特典を付与する旨の回答情報を提示する。これにより、ユーザが紛失したポイントカードが回収される可能性が高まり、ポイントカードのポイントが不正に使用されてしまう事態が軽減される。
この結果、ポイントカードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を適切に促すことができる。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、単独のポイントカードを紛失してしまった場合について説明したが、決済カード(クレジット決済を行うクレジットカードや電子バリュー決済を行う電子バリューカード)に、ポイントカード機能が付加された一体型の共用カードを紛失してしまった場合でも同様に適用可能である。
例えば、クレジットカードにポイントカード機能が付加された共用カードの場合、クレジットカードの紛失届が出されることにより、そのクレジットカードが利用不能(利用停止)になるだけでなく、付加されたポイントカードも連動して利用不能となる。
具体的に、クレジットカードを管理するA企業と、ポイントカードを管理するB企業とが関連企業である場合に、例えば、B企業のシステムにおける可否状態を設定するAPI(Application Programming Interface)をA企業のシステムに開放する。つまり、A企業のシステムで、紛失したクレジットカードの可否状態を利用不能に設定する際に、B企業のシステムのAPIを使用する(対象のポイントカード番号等を指定する)ことで、クレジットカードに付加されたポイントカードの可否状態も利用不能に設定する。
この場合、人手を介することなく、紛失したポイントカードを利用不能に設定する作業を自動化することができる。
このような一体型の共用カードを紛失した場合でも、共用カードを拾得した第三者のユーザ端末300からポイントカードについての問合せ情報が送られて来た際に、そのカードを拾得物として届け出されたことを条件に特典を付与する旨の回答情報を提示する。これにより、ユーザが紛失したカードが回収される可能性が高まり、ポイントカードのポイントが不正に使用されてしまう事態が軽減される。
この結果、カードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を適切に促すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、ポイントカードを拾得した第三者に、拾得についての届け出を適切に促すことのできる管理サーバ、情報処理システム、管理方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
100 情報処理システム
200 サーバ
210 送信部
220 受信部
230 記憶部
231 ユーザ管理情報
232 ポイント口座管理情報
240 制御部
241 フォーム生成部
242 判別部
243 回答生成部
244 提示部
300 ユーザ端末
310 送受信部
320 操作受付部
330 記憶部
340 制御部
350 表示部
400 情報処理装置
401 CPU
402 ROM
403 RAM
404 NIC
405 画像処理部
406 音声処理部
407 補助記憶部
408 インターフェース
409 操作ユニット
410 表示ユニット
900 インターネット

Claims (7)

  1. 利用者に使用される端末と通信可能に接続された管理サーバであって、
    前記端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別部と、
    前記判別部による判別結果に応じた回答情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示部と、を備え、
    前記生成部は、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別部によって判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別部によって判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
    ことを特徴とする管理サーバ。
  2. 前記生成部は、前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と同一であると前記判別部によって判別された場合に、前記問合せ情報の受信の有無を示す前記回答情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記生成部は、
    前記可否状態が利用可能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と同一であると前記判別部によって判別された場合に、前記ポイントカードのポイント残高を含む前記回答情報を生成し、
    前記可否状態が利用可能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別部によって判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成すると共に、前記帰属対象となる正当利用者の端末へ送るための警告情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の管理サーバ。
  4. 前記ポイントカードは、クレジット決済若しくは電子バリュー決済を行う決済カードと一体型の共用カードである、
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の管理サーバ。
  5. 利用者に使用される端末と、ポイントを管理するサーバとが通信可能に接続された情報処理システムであって、
    前記端末は、
    前記サーバにアクセスした際に取得される、ポイントカードに関する問合せフォームを表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記問合せフォームに、前記ポイントカードの識別情報が利用者から入力されると当該識別情報を含む問合せ情報を前記サーバへ送信する送信部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記端末から送られる前記問合せ情報を受信すると、前記問合せ情報に含まれる前記識別情報に係る前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記識別情報に係る前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別部と、
    前記判別部による判別結果に応じた回答情報を生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示部と、を備え、
    前記生成部は、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別部によって判別された場合に、前記識別情報に係る前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別部によって判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 利用者に使用される端末と通信可能に接続された管理サーバが実行する管理方法であって、
    前記端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別ステップと、
    前記判別ステップによる判別結果に応じた回答情報を生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにて生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示ステップと、を備え、
    前記生成ステップでは、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別ステップにて判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別ステップにて判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
    ことを特徴とする管理方法。
  7. 利用者に使用される端末と通信可能に接続されたコンピュータに、
    前記端末から送られる、ポイントカードの問合せ情報を受信すると、前記ポイントカードの利用についての可否状態、前記端末の利用者についての認証状態、並びに、前記ポイントカードの帰属対象について判別する判別手順、
    前記判別手順による判別結果に応じた回答情報を生成する生成手順、
    前記生成手順にて生成した前記回答情報を前記端末に提示する提示手順、を実行させ、
    前記生成手順では、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みであり、かつ、前記帰属対象が前記端末の利用者と異なると前記判別手順にて判別された場合に、前記ポイントカードの所定の届け出を条件に特典を付与する旨の前記回答情報を生成し、
    前記可否状態が利用不能であり、かつ、前記認証状態が認証済みでないと前記判別手順にて判別された場合に、サインインした後に特典が付与され得る旨の前記回答情報を生成する、
    ように実行させることを特徴とするプログラム。
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