JP7220937B1 - 管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援すること。【解決手段】本発明の管理装置1は、学生証の画像情報を受信可能な画像情報受信部111と、画像情報に基づいて学生証に記載された情報の1以上を含む学生証情報を取得可能な情報取得部112と、学生証情報に基づいて、学生への便宜に関する1以上の情報を含む学生向け情報群122から選択される1以上の学生向け情報を学生に配信可能な配信部116と、を備え、学生向け情報群122は、少なくとも学生割引の対象である学割商品に関する学割情報を含む。情報取得部112は、機械学習を用いた画像認識によって画像情報から学生証情報を取得可能であることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、管理装置に関する。
社会の将来を担う学生への支援を介して社会に貢献すべく、学生に各種の便宜を図ることが行われている。このような便宜として、例えば、学生向け割引価格で商品の販売・役務の提供等を行う学割、学生向けアルバイトの斡旋、等が挙げられる。
学生に便宜を図ることに関し、特許文献1は、学生である等の特定セグメントに属する顧客がクレジットカードにより割引商品を購入する際のクレジット決済を行うクレジット決済システムにおいて、クレジットカードに記録された個人情報の登録又は更新を定期的にあるいは変更が生じる度に行う個人情報管理手段と、クレジットカードを使用した割引商品の購入申請に対し,クレジットカードに記録された個人情報に基づき,顧客が特定セグメントに属する資格を有するか否かを判別する判別手段とを備え、該判別手段により顧客が資格を有すると判別された場合に、割引商品購入に関わるクレジット決済を行う決済手段を装備したことを特徴とするクレジット決済システムを開示している。
特許文献1の発明によると、学生証等の証明物を毎回呈示する手間、入学、就職、現住所変更等の個人情報の変化に伴う再手続きの手間を解消し、割引価格の適用拒否などトラブルの可能性をなくし、顧客の利便性と割引商品購入に伴う安全性を向上させたクレジット決済システム及びクレジット決済プログラムが提供され得る。
特開2004-030529号公報
特許文献1は、クレジット決済における学割の適用を可能とするものの、その他の便宜を学生に図る点において、さらなる改良の余地がある。また、特許文献1は、クレジットカードに記録された個人情報を用いて学割等を適用可能であるか判別する。したがって、特許文献1は、個人情報を記録したクレジットカードを用いずに学生に便宜を図る点においても、改良の余地がある。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであり、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、学生証の画像情報から学生証に記載された情報を読み取り、読み取った情報に基づいて学生への便宜に関する情報を配信すること等によって上記課題を解決可能であることを見出し、本発明を完成させるに至った。具体的に、本発明は以下のものを提供する。
第1の特徴に係る発明は、学生証の画像情報を受信可能な画像情報受信部と、この画像情報に基づいて学生証に記載された情報の1以上を含む学生証情報を取得可能な情報取得部と、この学生証情報に基づいて、学生への便宜に関する1以上の情報を含む学生向け情報群から選択される1以上の学生向け情報を学生に配信可能な配信部と、を備え、この学生向け情報群は、少なくとも学生割引の対象である学割商品に関する学割情報を含む、管理装置を提供する。
学生が学生向けの便宜を受ける手順として、(1)学生証を提示するステップ、又は(2)個人情報を記録したカードを読み取らせるステップ等を含む手順が従来行われている。
しかしながら、(1)のステップを含む手順では、学生は、学生証を逐一提示することに煩わされる。また、(1)のステップを含む手順では、学生に便宜を図る店舗等は、学生証に記載された情報を逐一確認する煩わしい作業を要する。
(2)のステップを含む手順であれば、(1)のステップを含む手順に係る煩わしさを解消し得るものの、学生は、個人情報をカードに記録する煩わしい手順を要する。また、(2)のステップを含む手順では、学生が誤った個人情報をカードに記録するリスクも懸念される。加えて、学生は、個人情報を記録したカードを逐一携帯することに煩わしさを覚え得る。
第1の特徴に係る発明によれば、管理装置は、受信した学生証の画像情報に基づいて学生証情報を取得することにより、(1)(2)のステップのいずれかを含む手順における煩わしさ及びリスクを低減し得る。
第1の特徴に係る発明によれば、管理装置は、学生証情報に基づいて学割情報等の学生向け情報を学生に配信することにより、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図り得る。
したがって、第1の特徴に係る発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明であって、学生証情報に対応する学校に関する季節性の出来事と学生向け情報とに基づいて、出来事に関連する1以上の学生向け情報を含む季節情報群を生成可能な季節情報生成部をさらに備え、配信部は、季節情報群から選択される1以上の学生向け情報を学生に配信可能である、管理装置を提供する。
学生に関し、学校行事、新卒採用の解禁、入学・卒業に伴う引越し等によって例示される各種の季節性の出来事がある。このような季節性の出来事に関する学生向け情報の配信は、学生にさらなる便宜を図ることを見込み得る。
また、このような季節性の出来事は、学生が所属する学校によって異なり得る。よって、学生が所属する学校に基づいたこのような季節性の出来事に関する学生向け情報の配信は、学生にさらにいっそうの便宜を図ることを見込み得る。
第2の特徴に係る発明によれば、管理装置は、学生証情報に対応する学校に関する季節性の出来事と学生向け情報とに基づいて、このような出来事に関連する1以上の学生向け情報を含む季節情報群を生成し、学生に配信できる。これにより、管理装置は、学生にさらなる便宜を図り得る。
したがって、第2の特徴に係る発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
第3の特徴に係る発明は、第1又は第2の特徴に係る発明であって、学生向け情報に関連する店舗から近距離無線を介して送信された店舗情報を受信可能な店舗情報受信部をさらに備え、配信部は、店舗情報を受信した場合に、この店舗に関する学生向け情報を配信可能である、管理装置を提供する。
近距離無線で情報を送信可能なビーコンを店舗に設置し、店舗に関する情報を店舗周辺の端末に提供することが行われている。このような情報を用いた学生向け情報の配信は、学生にさらなる便宜を図ることを見込み得る。
第3の特徴に係る発明によれば、学生は、学生向け情報に関連する店舗が近くにあるか否かを逐一確認することなく、近くにある店舗に関する学生向け情報を配信され得る。これにより、管理装置は、学生にさらなる便宜を図り得る。
したがって、第3の特徴に係る発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
第4の特徴に係る発明は、第1の特徴から第3の特徴のいずれかに係る発明であって、学割情報は、学割商品に関するアンケートを含み、管理装置は、学割商品に関するアンケートへの回答を受信可能なアンケート受信部をさらに備え、配信部は、回答を受信した場合に仮想通貨を含む学生向け情報を配信可能である、管理装置を提供する。
学割商品を提供した企業等は、該学割商品の提供を介した学生への支援の状況を把握する要望を有し得る。このような要望に応えることが可能であれば、該企業等は、把握した状況に応じたさらなる便宜を学生に図り得る。
第4の特徴に係る発明によれば、管理装置は、学割商品に関するアンケートへの回答を受信できる。これにより、学割商品を提供した企業等は、把握した状況に応じたさらなる便宜を学生に図り得る。また、第4の特徴に係る発明によれば、管理装置は、回答者である学生に仮想通貨を含む学生向け情報を配信するとの便宜を学生に図ることができる。
したがって、第4の特徴に係る発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
第5の特徴に係る発明は、第1の特徴から第4の特徴のいずれかに係る発明であって、学生向け情報群は、学生が応募可能な求人情報をさらに含む、管理装置を提供する。
学生において、学生向けアルバイトによって学費、生活費等を得ることが行われている。このようなアルバイトの求人情報の配信は、学生にさらなる便宜を図ることを見込み得る。
第5の特徴に係る発明によれば、管理装置は、学生向けアルバイトの求人情報等によって例示される、学生が応募可能な求人情報を含む学生向け情報を配信し、学生にさらなる便宜を図り得る。
したがって、第5の特徴に係る発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
第6の特徴に係る発明は、第1の特徴から第5の特徴のいずれかに係る発明であって、情報取得部は、機械学習を用いた画像認識によって画像情報から学生証情報を取得可能である、管理装置を提供する。
第6の特徴に係る発明によれば、管理装置は、機械学習を用いた画像認識を用いることにより、書式が統一されていない学生証の画像情報から学生証情報を取得可能である。これにより、管理装置は、学生証情報に基づいた学生向け情報の配信をより確実に行い得る。
また、第6の特徴に係る発明によれば、管理装置は、学生証情報を人力で取得する場合における情報取得の遅滞を招くことなく、学生証情報を取得できる。これにより、管理装置は、学生証情報に基づいた学生向け情報の配信をより迅速に行い得る。
したがって、第6の特徴に係る発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
本発明によれば、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
図1は、本実施形態の管理システムSのハードウェア構成及びソフトウェア構成を示すブロック図である。 図2は、学生証情報群121の一例である。 図3は、学生向け情報群122の一例である。 図4は、管理装置1で実行される管理処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。 図5は、管理処理のステップS4で実行される配信処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、端末Tに表示されたアンケートの一例を示す図である。 図7は、端末Tに表示されたアンケートの図6と異なる例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<管理システムS>
図1は、本実施形態の管理システムSのハードウェア構成及びソフトウェア構成を示すブロック図である。管理システムSは、管理装置1を少なくとも含んで構成される。
必須の態様ではないが、管理システムSは、店舗等に設置されたビーコンB、学生が利用する端末T等の各種装置の1以上を含むことが好ましい。端末Tは、例えば、ネットワークNを介した通信等によって、管理装置1と通信可能であることが好ましい。
〔管理装置1〕
管理装置1は、画像情報から学生証情報を取得し、学生証情報に基づいて学生向け情報を配信可能な装置であり、制御部11と記憶部12と通信部13とを少なくとも備える。管理装置1は、特に限定されず、例えば、各種のサーバ装置、互いに通信可能な複数のコンピュータを用いて構成されたクラウドサーバ、各種の端末、等でよい。
[制御部11]
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)等を備える。
制御部11は、必要に応じて記憶部12及び/又は通信部13等と協働し、管理装置1のソフトウェア構成要素である、画像情報受信部111、情報取得部112、機械学習部113、季節情報生成部114、店舗情報受信部115、配信部116、アンケート受信部117等を実現可能である。管理装置1のソフトウェア構成要素それぞれが提供する機能は、後述する管理処理の好ましい流れの説明において示される。
[記憶部12]
記憶部12は、データ及び/又はファイルが記憶される装置であって、ハードディスク、半導体メモリ、記録媒体、及びメモリカード等によるデータのストレージ部を有する。
記憶部12は、ネットワークNを介してNAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)、クラウドストレージ、ファイルサーバ及び/又は分散ファイルシステム等の記憶装置又は記憶システムとの接続を可能にする仕組みを有してもよい。
記憶部12には、マイクロコンピューターで実行される制御プログラム、学生証情報群121、学生向け情報群122、等が記憶されている。必須の態様ではないが、記憶部12には、季節性の出来事群及び/又はアンケートへの回答群が記憶されていることが好ましい。
(学生証情報群121)
学生証情報群121は、1以上の学生証情報を格納する。本実施形態における学生証情報は、学生証を撮影・スキャンする等して得られた学生証の画像情報から取得された情報であれば、特に限定されない。
学生証情報群121が、学生証の画像情報から取得された学生証情報の1以上を格納することにより、管理装置1は、学生証情報に基づいて学生向け情報を配信できる。また、管理装置1は、学生に関する情報プラットフォームを構築するとともに、学生に関する情報をデータバンク化することを見込み得る。
学生証情報は、例えば、在学予定期間、学校名、学年、氏名、学生番号、連絡先、及び上述の画像情報等の1以上を含む。
学生証情報が画像情報を含むことにより、管理装置1は、画像情報から取得された情報の検証を行い得る。
学生証情報が在学予定期間を含むことにより、管理装置1は、学生証情報に対応する学生が在学中であるか否かを判別し得る。
学生証情報が学校名を含むことにより、管理装置1は、学校がある地域に応じた学生向け情報及び/又は学校における季節性の出来事に応じた学生向け情報を配信し得る。学校における季節性の出来事として、例えば、学校行事、試験等が挙げられる。
必須の態様ではないが、学校名は、学部名、学科名、専攻名、研究科名、研究室名、及び/又はキャンパス名等の所属情報を含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、複数のキャンパスを有する学校について、学校がある地域を特定し得る。また、これにより、管理装置1は、所属等に応じた学生向け情報を配信し得る。
学生証情報が学年を含むことにより、管理装置1は、学年に応じた学生向け情報を配信し得る。学年に応じた学生向け情報として、例えば、進学・就職に関する情報、学年ごとの教材に関する情報等が挙げられる。
学生証情報が氏名・学生番号のいずれか1以上を含むことにより、管理装置1は、学生証情報に対応する学生が在学中であるか否かを確認する処理を行い得る。
図2は、学生証情報群121の一例である。図2に示す学生証情報群121は、学生証情報ID「S0001」と関連付けられた学生証情報を含んでいる。該学生証情報は、以下の情報を有する:
左上に学校名が示され、左側に顔写真が貼り付けられた横長の学生証の画像情報、
学生が2021年4月から2025年3月まで在学予定であることを示す在学予定期間、
学生が所属する学校名「T大〇〇学部」、
学生が学部2年生であることを示す学年「B2」。
学生証情報群121が学生証情報ID「S0001」と関連付けられた上述の学生証情報を含むことにより、管理装置1は、2025年3月までの在学予定期間において、T大〇〇学部の学部生に便宜を図ることが可能な学生向け情報をこの学生証に対応する学生に配信できる。
(学生向け情報群122)
学生向け情報群122は、1以上の学生向け情報を格納する。本実施形態における学生向け情報は、学生に便宜を図ることが可能な情報であれば、特に限定されない。
学生向け情報は、例えば、学生向け割引価格(学生割引)で商品の販売・役務の提供等を行う学割に関する情報(学割情報)、学生向けアルバイト等の仕事の斡旋に関する情報(求人情報)、資格取得に関する情報等のキャリアに関する情報(キャリア情報)等の1以上を含む。
学生向け情報が学割情報を含むことにより、管理装置1は、学生が学割価格で商品を購入すること、及び/又は、学生が学割価格で役務の提供を受けること、に関する便宜を学生に図ることができる。すなわち、管理装置1は、学生割引の対象である学割商品等に関する便宜を学生に図ることができる。
学生向け情報が求人情報を含むことにより、管理装置1は、学生向けの仕事を斡旋する便宜を学生に図ることができる。これにより、管理装置1は、学生が応募可能な求人情報を学生に提供する便宜を学生に図ることができる。
学生向け情報がキャリア情報を含むことにより、管理装置1は、キャリアに関する情報を提供する便宜を学生に図ることができる。これにより、管理装置1は、学生に適切な情報を提供し、学生の視野を広げることを見込み得る。また、管理装置1は、キャリアを得る体験と機会とを創出することを可能とし得る。
学生向け情報は、学生向け銀行口座の開設を支援する情報を含んでいてもよい。これにより、管理装置1は、学生向け銀行口座の開設を支援する便宜を学生に図ることができる。
学生向け情報は、学生向け情報の種別に関する情報を含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、学生が希望する種別の学生向け情報を提供することができる。
学生向け情報は、学生向け情報の提供者に関する情報を含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、学生に学生向け情報の提供者に関する情報をも提供することができる。
学生向け情報は、学生へのアンケートを含むことが好ましい。アンケートは、アンケートへの回答者に提供される仮想通貨に関する情報を含むことが特に好ましい。これにより、管理装置1は、学生にアンケートへの回答に対する対価としての仮想通貨を提供する便宜を図ることができる。また、これにより、管理装置1は、学生のリアルなニーズを捉えることが可能な情報データバンクを構築することへの支援を可能とし得る。
学生向け情報は、学生向け情報に対応する地域に関する情報を含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、該地域の学生に学生向け情報を提供することができる。
図3は、学生向け情報群122の一例である。図3に示す学生向け情報群122は、学生向け情報ID「T0001」と関連付けられた学生向け情報を含んでいる。該学生向け情報は、以下の情報を有する:
学生向けの弁当の安売りがあるとの趣旨の件名、
学生向け情報の種別が学割情報であることを示す種別「学割」、
学生向け情報の提供者「〇〇商店」、
学生向け情報に関する地域「都区内」。
学生向け情報群122が学生向け情報ID「T0001」と関連付けられた上述の学生向け情報を含むことにより、管理装置1は、都区内の学校に通う学生であって、学割情報を希望する学生に、学生向けの弁当の安売りがあるとの情報を提供する便宜を図ることができる。
[通信部13]
通信部13は、管理装置1をネットワークNに接続して端末T等と通信可能にするものであれば特に限定されない。通信部13として、例えば、携帯電話ネットワークに対応した無線装置、IEEE802.11に準拠した無線LAN対応デバイス、Bluetooth(登録商標)規格等に対応した近距離無線装置、及びイーサネット規格に対応したネットワークカード等が挙げられる。
[その他の構成要素]
管理装置1が端末である場合、管理装置1は、表示部(図示せず)及び入力部(図示せず)を備えることが好ましい。これにより、管理装置1の利用者は、端末T等の外部の電子計算機及び/又はネットワークNを介することなく、管理装置1が提供する各種の機能を利用できる。
〔ビーコンB〕
管理システムSは、近距離無線で情報を送信可能なビーコンBを含むことが好ましい。ビーコンBは、例えば、学生向け情報に関連する店舗等に設置される。これにより、管理装置1は、学生向け情報に関連する店舗から近距離無線を介して送信された店舗情報を、端末Tを介して受信し得る。そして、管理装置1は、受信した店舗情報に基づく各種の処理を実行し得る。
近距離無線の種類は、特に限定されない。ビーコンBが情報の送信に用いる近距離無線の種類として、例えば、Bluetooth(登録商標)に準拠した近距離無線、Wi-Fi(登録商標)等の無線LANを構築する近距離無線、が挙げられる。
〔端末T〕
管理システムSは、管理装置1と通信可能であり、学生が利用する端末Tを含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、端末Tとの通信を介して学生に学生向け情報を提供できる。また、管理装置1は、端末Tとの通信を介して学生からアンケートへの回答を受信できる。
管理システムSがビーコンBを含む場合、端末Tは、ビーコンBから近距離無線を介して送信された店舗情報を受信可能なアンテナを備え、受信した店舗情報を管理装置1に送信可能であることが好ましい。これにより、端末Tは、管理装置1が受信した店舗情報に基づく各種の処理を実行することを可能とし得る。
〔ネットワークN〕
ネットワークNの種類は、管理装置1と上述の端末等とを通信可能にするものであれば特に限定されない。ネットワークNは、例えば、パーソナルエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、イントラネット、エクストラネット、インターネット、無線LANネットワーク、携帯電話ネットワーク、移動体通信ネットワーク、あるいはこれらのネットワークを複数組み合わせたネットワーク等が挙げられる。
<管理装置1で実行される管理処理のメインフローチャート>
図4は、管理装置1で実行される管理処理の好ましい流れの一例を示すメインフローチャートである。以下、図4を用いて、管理装置1で実行される管理処理の好ましい流れの一例が説明される。
[ステップS1:画像情報を受信したか判別]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して画像情報受信部111を実行し、学生証の画像情報を受信したか判別する処理を行う(ステップS1、画像情報受信ステップ)。受信したと判別したならば、制御部11は、処理をステップS2に移す。受信したと判別しなかったならば、制御部11は、処理をステップS4へ移す。
画像情報は、学生証の画像情報であれば、特に限定されない。画像情報として、例えば、学生証を撮影して得られた画像、学生証をスキャナで読み取って得られた画像、等が挙げられる。
識別情報受信ステップは、受信した画像情報を学生証情報群121に格納する手順を含むことが好ましい。これにより、管理装置1は、学生証情報群121に格納された画像情報を用いて学生証情報を取得する等の各種の処理を実行できる。
[ステップS2:学生証情報を取得]
制御部11は、記憶部12と協働して情報取得部112を実行し、ステップS1で受信した画像情報から学生証情報を取得する処理を行う(ステップS2、情報取得ステップ)。制御部11は、処理をステップS3に移す。
情報取得ステップは、特に限定されない。情報取得ステップは、学生証情報群121に関する上述の説明で示した各種情報の1以上を画像情報から取得する手順を含む。
(機械学習を用いた画像認識)
情報取得ステップにおいて、情報取得部112は、機械学習を用いた画像認識によって画像情報から学生証情報を取得可能であることが好ましい。
図2の「画像情報」に示された例のように、学生証は、発行元である学校によって、形状、各種情報を記載する位置等の書式が異なり得る。すなわち、学生証は、複数の学校間において、書式が統一されていない場合がある。書式が統一されていない学生証から文字認識によって学生証情報を読み取ることには、困難が伴い得る。
管理装置1は、機械学習を用いた画像認識を用いることにより、書式が統一されていない学生証の画像情報から学生証情報を取得可能である。これにより、管理装置1は、学生証情報に基づいた学生向け情報の配信をより確実に行い得る。
加えて、図2の「画像情報」に示された例のように、画像情報は、学生証を撮影する向きが統一されていない場合がある。このように、画像情報は、撮影する向き、撮影環境の明るさ、画像の色味等の画像状態が統一されていない場合がある。画像状態が統一されていない学生証から文字認識によって学生証情報を読み取ることには、困難が伴い得る。
管理装置1は、機械学習を用いた画像認識を用いることにより、画像状態が統一されていない学生証の画像情報から学生証情報を取得可能である。これにより、管理装置1は、学生証情報に基づいた学生向け情報の配信をより確実に行い得る。
ところで、画像情報から学生証情報を人力で取得する場合、画像情報の数が多くなると、情報取得の遅滞を招き得る。管理装置1は、機械学習を用いた画像認識を用いることにより、学生証情報を人力で取得する場合における情報取得の遅滞を招くことなく、学生証情報を取得できる。これにより、管理装置1は、学生証情報に基づいた学生向け情報の配信をより迅速に行い得る。
図4に戻る。情報取得ステップにおいて情報取得部112が機械学習を用いた画像認識によって画像情報から学生証情報を取得可能である場合、管理処理は、以下の機械学習ステップ(ステップS3)を含むことが好ましい。
[ステップS3:学生証情報取得を機械学習]
制御部11は、記憶部12と協働して機械学習部113を実行し、ステップS2において実行した画像情報からの学生証情報の取得を機械学習する処理を行う(ステップS3、機械学習ステップ)。制御部11は、処理をステップS4に移す。
管理処理が機械学習ステップを含むことにより、管理装置1は、書式が統一されていない学生証の画像情報、画像状態が統一されていない学生証の画像情報等からの学生証情報の取得をよりいっそう好適に行えるよう、情報取得ステップにおいて行われる機械学習を用いた画像認識を学習させることができる。
[ステップS4:配信処理]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して配信部116等を実行し、1以上の学生向け情報を配信可能な配信処理を行う(ステップS4、配信ステップ)。制御部11は、処理をステップS5へ移す。
ステップS4で実行される配信処理は、後に図5を用いてより詳細に説明される。
配信処理においてアンケートを含む学生向け情報が配信されている場合、管理処理は、以下に示すアンケート受信ステップ(ステップS5からステップS6)を含むことが好ましい。
[ステップS5:アンケートへの回答を受信したか判別]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働してアンケート受信部117を実行し、配信ステップで配信されたアンケートへの回答を端末Tから受信したか判別する処理を行う(ステップS5、アンケート回答受信ステップ)。受信したと判別した場合、制御部11は、処理をステップS6へ移す。受信したと判別しなかった場合、制御部11は、処理をステップS1へ移し、ステップS1からステップS6の処理を繰り返す。
アンケート回答受信ステップは、アンケートへの回答を送信した学生に、仮想通貨を含む学生向け情報を配信可能であることが好ましい。これにより、また、管理装置1は、仮想通貨を含む学生向け情報を配信するとの便宜を回答者である学生に図ることができる。
[ステップS6:回答を提供]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働してアンケート受信部117を実行し、ステップS5で受信したアンケートへの回答を提供する処理を行う(ステップS6、アンケート回答提供ステップ)。制御部11は、処理をステップS1へ移し、ステップS1からステップS6の処理を繰り返す。
学割商品を提供した企業等は、該学割商品の提供を介した学生への支援の状況を把握する要望を有し得る。このような要望に応えることが可能であれば、該企業等は、把握した状況に応じたさらなる便宜を学生に図り得る。
管理処理がアンケート受信ステップを含むことにより、管理装置1は、学割商品に関するアンケートへの回答を受信できる。これにより、学割商品を提供した企業等は、把握した状況に応じたさらなる便宜を学生に図り得る。また、管理処理がアンケート受信ステップを含むことにより、管理装置1は、仮想通貨を含む学生向け情報を配信するとの便宜を回答者である学生に図ることができる。
管理処理がアンケート受信ステップを含むことにより、管理装置1は、学生へのアプローチに関する情報、アンケートへの回答を通して得られた学生のリアルなニーズ等を企業等に提供し得る。
<配信処理のフローチャート>
図5は、管理処理のステップS4で実行される配信処理の好ましい流れの一例を示すフローチャートである。以下、図5を用いて、管理処理のステップS4で実行される配信処理の好ましい流れの一例が説明される。
配信処理は、以下に示す季節情報群生成ステップ(ステップS11からステップS12)及び季節情報群生成ステップで生成された季節情報群に含まれる学生向け情報を配信する季節情報配信ステップ(ステップS13)を含むことが好ましい。
[ステップS11:季節情報群を生成可能か判別]
制御部11は、記憶部12と協働して季節情報生成部114を実行し、季節情報群を生成可能か判別する処理を行う(ステップS11、季節情報生成判別ステップ)。季節情報群は、学生証情報に対応する学校に関する季節性の出来事に関連する1以上の学生向け情報を含む情報群である。生成可能であると判別した場合、制御部11は、処理をステップS12へ移す。生成可能であると判別しなかった場合、制御部11は、処理をステップS14へ移す。
[ステップS12:季節情報群を生成]
制御部11は、記憶部12と協働して季節情報生成部114を実行し、ステップS11で判別に用いられた季節性の出来事に関連する学生向け情報を学生向け情報群122から選択して季節情報群を生成する処理を行う(ステップS12、季節情報生成実行ステップ)。制御部11は、処理をステップS13へ移す。
季節情報生成ステップは、季節性の出来事と学生向け情報と学生証情報とに基づいて季節情報群を生成するステップであって、季節性の出来事に関連する1以上の学生向け情報を含むよう該季節情報群を生成するステップであり、かつ、該季節性の出来事が学生証情報に対応する学校に関する出来事であるようなステップであれば、特に限定されない。
季節情報生成ステップは、例えば、記憶部12に記憶された季節性の出来事群から学生証情報群121に格納された学生証情報に対応する学校に関する季節性の出来事を取得し、学生向け情報群122から該季節性の出来事に関連する1以上の学生向け情報を取得して季節情報群を生成する一連の処理によって実現される。
配信処理が季節情報生成ステップを含むことにより、管理装置1は、季節性の出来事に関する学生向け情報を配信し、学生にさらなる便宜を図ることを実現し得る。季節情報生成ステップが季節性の出来事と学生向け情報と学生証情報とに基づいて季節情報群を生成するステップであることにより、管理装置1は、学生が所属する学校に応じた季節性の出来事に関する学生向け情報を配信できる。これにより、管理装置1は、学生にさらにいっそうの便宜を図ることができる。
[ステップS13:季節情報群を配信]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して配信部116を実行し、ステップS12で生成された季節情報群を配信する処理を行う(ステップS13、季節情報配信ステップ)。制御部11は、処理をステップS14へ移す。
配信処理が季節情報配信ステップを含むことにより、管理装置1は、学校行事、新卒採用の解禁、入学・卒業に伴う引越し等によって例示される各種の季節性の出来事に関する学生向け情報を配信し、学生にさらなる便宜を図ることができる。
管理システムSがビーコンBを含んで構成される場合、配信処理は、以下に示す店舗情報受信ステップ(ステップS14)及び店舗情報受信ステップで受信した店舗情報に関する学生向け情報を配信する店舗関連情報配信ステップ(ステップS15)を含むことが好ましい。
[ステップS14:店舗情報を受信したか判別]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して店舗情報受信部115を実行し、学生向け情報に関連する店舗から近距離無線を介して送信された店舗情報を、端末Tを介して受信したか判別する処理を行う(ステップS14、店舗情報受信ステップ)。受信したと判別した場合、制御部11は、処理をステップS15へ移す。受信したと判別しなかった場合、制御部11は、処理をステップS16へ移す。
[ステップS15:店舗に関する学生向け情報を配信]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して配信部116を実行し、ステップS14で受信した店舗情報に対応する店舗(提供者)に関連する学生向け情報を配信する処理を行う(ステップS15、店舗関連情報配信ステップ)。制御部11は、処理をステップS16へ移す。
近距離無線で情報を送信可能なビーコンを店舗に設置し、店舗に関する情報を店舗周辺の端末に提供することが行われている。このような情報を用いた学生向け情報の配信は、学生にさらなる便宜を図ることを見込み得る。
配信処理が店舗情報受信ステップ及び店舗関連情報配信ステップを含むことにより、学生は、学生向け情報に関連する店舗が近くにあるか否かを逐一確認することなく、近くにある店舗に関する学生向け情報を配信され得る。これにより、管理装置1は、学生にさらなる便宜を図り得る。
[ステップS16:学生証情報に対応する学生向け情報があるか判別]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して配信部116を実行し、学生証情報群121に格納された学生証情報に対応する学生向け情報が学生向け情報群122に格納されているか判別する処理を行う(ステップS16、配信判別ステップ)。あると判別した場合、制御部11は、処理をステップS16へ移す。あると判別しなかった場合、制御部11は、配信処理を終了し、処理をステップS5へ移す。
配信判別ステップは、学生証向け情報に含まれる学校が、学生向け情報に含まれる地域と同じ地域又は周辺である場合に、対応する学生向け情報があると判別可能であることが好ましい。これにより、管理装置1は、地域を考慮した学生向け情報を学生に配信し、さらなる便宜を学生に図ることができる。
配信判別ステップは、学生証向け情報に含まれる学年が、学生向け情報と関連する場合に、対応する学生向け情報があると判別可能であることが好ましい。これにより、管理装置1は、学年を考慮した学生向け情報を学生に配信し、さらなる便宜を学生に図ることができる。
配信判別ステップは、学生証向け情報に含まれる学年が、学生向け情報と関連する場合に、対応する学生向け情報があると判別可能であることが好ましい。これにより、管理装置1は、学年を考慮した学生向け情報を学生に配信し、さらなる便宜を学生に図ることができる。
配信判別ステップは、学生証向け情報に含まれる在学予定期間が現在の日時を含む場合に、対応する学生向け情報があると判別可能であることが好ましい。これにより、管理装置1は、学生でないものに便宜を図ることを防ぎ得る。
[ステップS17:対応する学生向け情報を配信]
制御部11は、記憶部12及び通信部13と協働して配信部116を実行し、ステップS15で学生証情報に対応する学生向け情報であると判別された学生向け情報を学生向け情報群122から選択して配信する処理を行う(ステップS17、配信実行ステップ)。制御部11は、配信処理を終了し、処理をステップS5へ移す。
管理処理が配信判別ステップ及び配信実行ステップを含むことにより、管理装置1は、学生証情報に基づいて学割情報等の学生向け情報を学生に配信できる。これにより、管理装置1は、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図り得る。
[アンケートを含む学生向け情報の配信]
季節情報配信ステップ、店舗関連情報配信ステップ、及び/又は配信実行ステップは、アンケートを含む学生向け情報を配信可能であることが好ましい。これにより、管理装置1は、アンケート回答受信ステップにおいて、学割商品等に関するアンケートへの回答を受信できる。これにより、学割商品等を提供した企業等は、把握した状況に応じたさらなる便宜を学生に図り得る。また、これにより、管理装置1は、回答者である学生に仮想通貨を含む学生向け情報を配信するとの便宜を学生に図ることができる。
〔管理処理の効果〕
学生が学生向けの便宜を受ける手順として、(1)学生証を提示するステップ、又は(2)個人情報を記録したカードを読み取らせるステップ等を含む手順が従来行われている。
しかしながら、(1)のステップを含む手順では、学生は、学生証を逐一提示することに煩わされる。また、(1)のステップを含む手順では、学生に便宜を図る店舗等は、学生証に記載された情報を逐一確認する煩わしい作業を要する。
(2)のステップを含む手順であれば、(1)のステップを含む手順に係る煩わしさを解消し得るものの、学生は、個人情報をカードに記録する煩わしい手順を要する。また、(2)のステップを含む手順では、学生が誤った個人情報を記録するリスクも懸念される。加えて、学生は、個人情報を記録したカードを逐一携帯することに煩わしさを覚え得る。
上述の管理処理を実行可能な管理装置1は、受信した学生証の画像情報に基づいて学生証情報を取得することにより、(1)(2)のステップのいずれかを含む手順における煩わしさ及びリスクを低減し得る。
上述の管理処理を実行可能な管理装置1は、学生証情報に基づいて学割情報等の学生向け情報を学生に配信することにより、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図り得る。
したがって、本実施形態に係る管理装置1は、上述の管理処理を実行可能であることにより、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供できる。
ところで、例えば、2022年現在においてZ世代と呼ばれる21世紀以降に生まれた世代等によって例示される、幼少期からデジタル機器に馴染んだ世代がある。以下、このような世代を単に「Z世代等」とも称する。Z世代等は、学生証等の現実世界の物品を介したサービスより、デジタル技術を介したサービスへの親和性の方が高い可能性がある。デジタル技術を介して学生に各種の便宜を図る手段の構築が可能であれば、Z世代等の学生にさらなる便宜を図り得る。
本実施形態に係る管理装置1は、上述の管理処理を実行可能であることにより、個人情報が記録されたカードという現実世界の物品を用いることなく、デジタル技術を介して、Z世代等の学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供できる。
加えて、本実施形態に係る管理装置1は、管理処理において、学生証情報を格納してデータバンク化することが可能である。これにより、管理装置1は、学生に関する情報プラットフォームを構築し得る。特に、管理装置1は、Z世代等の学生に関する情報プラットフォームを構築し得る。
これにより、管理装置1は、学生へのアプローチに関する情報、アンケートへの回答を通して得られた学生のリアルなニーズ等を企業等に提供し得る。さらに、管理装置1は、学生に関する情報プラットフォームを構築し得ることにより、学生のデータ収集分析をよりいっそう容易に行うことを可能とし得る。
したがって、本実施形態に係る管理装置1は、上述の管理処理を実行可能であることにより、個人情報が記録されたカードを用いることなく学生に各種の便宜を図ることが可能な手段を提供するとともに、該手段の提供を介して学生に関する情報データバンクの構築を支援できる。
<管理装置1の使用例>
以下は、本実施形態における管理装置1の使用例の説明である。
〔学生証の画像情報を送信〕
学生は、端末Tのカメラを用いた撮影等によって学生証の画像情報を取得する。学生は、取得した画像情報を端末Tから管理装置1へ送信する。管理装置1は、端末Tから送信された画像情報を受信する。
〔学生証情報を取得〕
管理装置1は、端末Tから送信された画像情報から学生証情報を取得する。管理装置1は、取得した学生証情報を学生証情報群121に格納する。管理装置1は、必要に応じて、学生証情報群121に格納された学生証情報を企業等に提供する。すなわち、管理装置1は、学生証情報の情報データバンクとして機能し得る。
〔学生向け情報を配信〕
管理装置1は、学生証情報群121に格納した学生証情報等に基づいて、学生への便宜に関する学生向け情報を学生に配信する。学生は、端末Tを介して配信された学生向け情報を閲覧等する。
(季節性の出来事に関する学生向け情報を配信)
管理装置1は、学生証情報に対応する学校に関する季節性の出来事と学生向け情報と学生証情報とに基づいて、季節性の出来事に関する学生向け情報を学生に配信する。学生は、端末Tを介して配信された学生向け情報を閲覧等する。
(アンケートを含む学生向け情報を配信)
管理装置1は、アンケートを含む学生向け情報を学生に配信する。学生は、端末Tを介して配信された学生向け情報を閲覧し、アンケートに回答する。端末Tは、アンケートへの回答を管理装置1に送信する。管理装置1は、アンケートへの回答を受信する。管理装置1は、アンケートへの回答の謝礼として仮想通貨を含む学生向け情報を端末Tに配信する。
図6は、端末Tに表示されたアンケートの一例を示す図である。図6に示す例では、アンケートへの回答の謝礼として配信される仮想通貨「獲得予定ポイント 150P」と、「Q1.映えるのはどっち?」等の択一式アンケートと、が端末Tに表示されている。
これにより、学生は、アンケートに回答した場合に得られる仮想通貨を把握できる。そして、学生は、アンケートに回答し、上述の仮想通貨を獲得できる。
図7は、端末Tに表示されたアンケートの図6と異なる例を示す図である。図7に示す例では、アンケートへの回答の謝礼として配信される仮想通貨「獲得予定ポイント 250P」と、「Q11.通学するなら地元と都会どっち? 理由は?」等の記述式アンケートと、が端末Tに表示されている。
これにより、学生は、アンケートに回答した場合に得られる仮想通貨を把握できる。そして、学生は、アンケートに回答し、上述の仮想通貨を獲得できる。
ところで、記述式アンケートへの回答は、択一式アンケートへの回答より多くの労力を学生に費やさせ得る。これにより、学生において、記述式アンケートに回答することが避けられ得る。
図6、図7に示す例では、記述式アンケートへの回答に対する謝礼として配信される仮想通貨が択一式アンケートへの回答に対する謝礼として配信される仮想通貨より多い。これにより、管理装置1は、記述式アンケートに回答する動機を学生に与え、より多くの記述式アンケートについて、学生からの回答を得うる。
〔近距離無線を介した店舗情報の受信〕
端末Tは、ビーコンBからの近距離無線を介した店舗情報を受信する。端末Tは、受信した店舗情報を管理装置1に送信する。管理装置1は、送信された店舗情報を受信する。
管理装置1は、受信した店舗情報に関する学生向け情報を学生に配信する。学生は、端末Tを介して配信された学生向け情報を閲覧等する。
なお、本発明の思想の範疇において、当業者であれば各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。例えば、前述の実施の形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
S 管理システム
1 管理装置
11 制御部
111 画像情報受信部
112 情報取得部
113 機械学習部
114 季節情報生成部
115 店舗情報受信部
116 配信部
117 アンケート受信部
12 記憶部
121 学生証情報群
122 学生向け情報群
13 通信部
B ビーコン
T 端末
N ネットワーク

Claims (3)

  1. 学生証の画像情報を受信可能な画像情報受信部と、
    前記画像情報に基づいて前記学生証に記載された情報の1以上を含む学生証情報を取得可能な情報取得部と、
    前記学生証情報に基づいて、学生への便宜に関する1以上の情報を含む学生向け情報群から選択される1以上の学生向け情報を前記学生に配信可能な配信部と、
    を備え、
    前記学生向け情報群は、少なくとも学生割引の対象である学割商品に関する学割情報を含み、
    前記学生証情報に対応する学校に関する季節性の出来事と前記学生向け情報とに基づいて、前記出来事に関連する1以上の学生向け情報を含む季節情報群を生成可能な季節情報生成部をさらに備え、前記配信部は、前記季節情報群から選択される1以上の学生向け情報を前記学生に配信可能である管理装置
  2. 前記学生向け情報に関連する店舗から近距離無線を介して送信された店舗情報を受信可能な店舗情報受信部をさらに備え、前記配信部は、前記店舗情報を受信した場合に、前記店舗に関する前記学生向け情報を配信可能である、請求項1に記載の管理装置
  3. 前記学割情報は、前記学割商品に関するアンケートを含み、前記管理装置は、前記学割商品に関するアンケートへの回答を受信可能なアンケート受信部をさらに備え、前記配信部は、前記回答を受信した場合に仮想通貨を含む前記学生向け情報を配信可能である、請求項1に記載の管理装置
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ユーザー向け|[頑張る学生]徹底応援アプリ!学割MAP,[online],日本,2022年08月12日,[令和4年11月7日検索],インターネット<URL:https://web.archive.org/web/20220812053929/https://gakuwarimap.gakunavi.co.jp/>

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