JP2017126140A - 学内情報提供システム - Google Patents
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Abstract
【課題】デジタルサイネージを学校内に設置して、有意義な情報を提供可能にする学内情報提供システムを提供する。【解決手段】デジタルサイネージ1を大学や専門学校などの食堂やカフェテリアなどの利用事業所4に設置し、利用者(学生)向けの情報を表示するにあたって、登録情報Dとして、少なくとも学籍番号および電子メールアドレスを登録(利用者に入力)させ、スマートフォン2のIDに対応付けてサーバコンピュータ61に記憶させておく。ビーコン波によってスマートフォン2の接近を検知すると、スマートフォン2側ではアプリが起動し、NFC(近距離無線通信)によってスマートフォン2の認証が行われると、デジタルサイネージ1はタッチパネル操作を許容する。【効果】利用者を学生に限定し、単なる広告表示とは異なり、学生それぞれに有意義な情報を適切に提供することができる。【選択図】図1
Description
本発明は、大学や専門学校などの学校内で、学生向けの情報を提供するシステムに関し、その情報提供手段としては、デジタルサイネージ( Digital Signage=電子看板)を用いる新規なシステムに関する。
従来、大学や専門学校などの学校内で、学生向けの情報、たとえば休講案内や同窓会の案内、生協の情報を提供する手段としては、掲示板が用いられている。一方、そのような掲示板の機能をデジタルサイネージに持たせることで、提供できる情報が増えたり、情報の更新が容易になったりする。デジタルサイネージは、表示と通信にデジタル技術を活用して、平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や情報を表示する広告媒体として登場し、近年では、駅や空港での案内板としても利用されるようになっている。
デジタルサイネージに期待される機能としては、前記の案内や告知などのために、より多くの利用者を周囲に集めることである。そこで、特許文献1では、デジタルサイネージを使用したイベントの開催に際し、デジタルサイネージの設置位置を無線LANで告知することで、利用者をデジタルサイネージの設置位置へ誘導している。
上記の特許文献1は、デジタルサイネージの周りに利用者を集めることは可能であるが、デジタルサイネージは、単に大型画面として使用されており、利用者それぞれが所望する情報やサービスを適切に提供するようになっていない。
本発明の目的は、不特定の人が行き来する学校内にデジタルサイネージを設置しても、学生それぞれに有意義な情報を適切に提供することができる新規な学内情報提供システムを提供することである。
本発明の学内情報提供システムは、学生によって所持される携帯情報端末と、前記学生が活動する学校内に設置され、前記携帯情報端末と双方向通信可能なデジタルサイネージとを備えて構成される学内情報提供システムであって、前記デジタルサイネージは、タッチセンサを備える表示手段と、前記双方向通信によって前記携帯情報端末を認証することでタッチセンサ操作を許容する第1の認証手段とを備え、前記携帯情報端末は、前記双方向通信によって当該携帯情報端末をデジタルサイネージの前記第1の認証手段に認証させる第2の認証手段を備え、前記第2の認証手段から第1の認証手段への認証情報の登録時に、少なくとも前記学生の学籍番号および前記学生の学内における電子メールアドレスを登録させることを特徴とする。
上記の構成によれば、デジタルサイネージを設置し、利用者向けの情報を表示するにあたって、該デジタルサイネージの設置場所を学校内として、学生向けの情報を提供するために、本発明は格別の手法を採用する。たとえば、前記設置場所としては、学生の集まる食堂やカフェテリアなどである。前記学生向けの情報としては、前記学校内であるので、休講案内や同窓会の案内、生協の情報など、多岐に亘り、そのため液晶やEL素子による表示手段は、タッチセンサを備え、そのタッチセンサ操作によって、学生が所望する情報にアクセスするようになる。
そして、利用者を学生に限定するために、デジタルサイネージには第1の認証手段を設け、携帯情報端末には第2の認証手段を設け、それらが双方向通信し、デジタルサイネージが所定距離範囲内に存在する携帯情報端末を適正な利用者として認証することで、前記タッチセンサ操作を許容する。前記双方向通信は、Bluetooth Low Energy(BLE、Bluetoothは登録商標)によるビーコン機能や、NFC(近距離無線通信)などを使用して行うことができる。
その認証のために、前記第2の認証手段から第1の認証手段への認証情報の登録時に、少なくとも前記学生の学籍番号および前記学生の学内における電子メールアドレスを登録(学生に入力)させる。前記電子メールアドレスとしては、〜@unvなどの、学生が学校関係の情報をやり取りするのに使用する固有のアドレスである。@以前の学生個人のアドレスは、公開されないが、上記@unvのような学校固有の部分は共通している。ここで、@以前の個人のアドレスに虚偽のアドレスを登録することも可能であるが、そうなると、本来、その学生自身が、直接学校から受けるべきメールも受けられなくなる。第1の認証手段は、第2の認証手段から、前記学籍番号とこのような電子メールアドレスとの少なくとも2つの情報を確認し、前記適正な利用者であるか否かを判断する。
したがって、デジタルサイネージを学校内に設置して、単なる広告表示とは異なり、学生それぞれに有意義な情報を適切に提供することができる。
また、本発明の学内情報提供システムは、前記認証情報には、卒業予定年度の情報を含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、卒業予定年度まで、前記学籍番号および電子メールアドレスの認証情報が有効になり、学生は、学内への在籍期間中しか、本情報提供システムを使えなくなる。
したがって、認証の精度を向上することができる。他にも、氏名、生年月日、学部学科などを認証情報として登録することで、デジタルサイネージや電子メールなどで、よりきめ細かい情報を提供することができる。なお、入学時に登録した卒業予定年度が変更になる場合には、事前に変更を行うことで、該変更は可能になる。
さらにまた、本発明の学内情報提供システムは、前記双方向通信には、Bluetooth Low Energy(BLE)によるビーコン機能が使用されることを特徴とする。
上記の構成によれば、携帯情報端末としては、所謂スマートフォンを使用し、前記ビーコン機能は、そのスマートフォンの位置情報を特定し、その位置情報に合わせた情報を配信する仕組み(O2O(Online to Offline)など)である。これを利用して、スマートフォンがデジタルサイネージからビーコンで検知される所定範囲にあれば、デジタルサイネージはスマートフォンを認証して、前記タッチセンサ操作を可能にする。また、このビーコン機能による、所謂プッシュ配信によって、スマートフォン側でも、利用者である学生にタッチセンサ操作が可能であることを、報知することができる。
したがって、登録された学生がデジタルサイネージの付近に居なければ操作ができないので、デジタルサイネージ付近に学生を集める集客作用を実現することができる。また、前記所定範囲は、10メートル程度/数メートル程度/数センチ程度と、3段階に設定することができ、その距離に応じて、配信する情報を分けることもできる。
また、本発明の学内情報提供システムは、前記双方向通信には、近距離無線通信(NFC)が使用されることを特徴とする。
上記の構成によれば、近距離無線通信(NFC)は、非接触通信で、極めて近距離、具体的にはデジタルサイネージの手前付近に利用者である学生が居ないと認証が行えない。
そのため、複数の学生がデジタルサイネージの周囲に存在しても、実際にタッチセンサ操作を行う学生を特定できる。
さらにまた、本発明の学内情報提供システムでは、前記表示手段は、横長の表示領域が縦方向に上中下段を含む少なくとも3段に配列されて成る縦長の表示手段から成り、前記タッチセンサは当該表示手段の少なくとも中段の表示領域の前面に設けられ、前記表示手段を表示駆動する駆動手段をさらに備え、該駆動手段は、少なくとも下段の表示領域に静的な画像を表示させ、少なくとも中段の表示領域には、前記タッチセンサ操作に応答する動的な画像を表示させることを特徴とする。
上記の構成によれば、本来、ポスターなどに代えて用いられ、広告媒体として注目が得易く、また柱などに効率良く設置できる縦長の表示手段を有するデジタルサイネージにおいて、その縦長の表示手段を、1枚の表示パネルを縦方向に上中下段を含む少なくとも3つの横長の表示領域に分割して構成し、或いは横長の表示パネルを少なくとも3つ上中下段に並べて、前記縦長の表示手段に少なくとも3つの表示領域を形成する。そして、前記タッチセンサは当該表示手段の少なくとも中段の表示領域の前面に設けられ、その表示手段を表示駆動する駆動手段は、少なくとも下段の表示領域には、広告の静止画などの静的な画像を表示させ、少なくとも中段の表示領域には、前記タッチセンサ操作に応答する動的な画像を表示させる。
したがって、ガイダンス画面のように単純な全画面の更新を行う従来技術のデジタルサイネージや、大画面のテレビジョン受像機のような横長画面で単純な動画を流すだけの他の従来技術のデジタルサイネージなどと異なり、先ず縦長の表示手段で注目を惹き、次に上段や下段の横長の表示領域で広告などを見易く表示し、また中段の表示領域では、動的な選択・更新画面で、利用者の所望する詳細で有用な情報を表示することができる。これによって、前記学内で情報を提供するのに好適なデジタルサイネージを実現することができる。つまり、デジタルサイネージの学内への設置の敷居が低くなり、利用者(学生)および広告主の両方に対して、有益な新たなデジタルサイネージ(ビジネスモデル)を実現することができる。
また、本発明の学内情報提供システムでは、前記駆動手段は、前記上段または下段の表示領域の少なくとも一方に、前記中段の表示領域に対するタッチセンサ操作に応答して、該中段の表示領域の表示内容に関連した内容の画像を表示させることを特徴とする。
上記の構成によれば、上段や下段の表示領域に単純に広告画面を表示するよりも、中段の表示領域の表示内容に、その上段や下段の表示領域の表示内容を関連付ける、たとえば中段のアイコン表示が選択されると、上段や下段に詳細を拡大表示する。
したがって、前記上段や下段の表示領域には、予め定められたスケジュールで広告などを流すだけでなく、利用者(学生)が興味のある広告などを選択して流すことができる。
さらにまた、本発明の学内情報提供システムでは、前記駆動手段は、前記上段の表示領域に動画を表示させることを特徴とする。
上記の構成によれば、縦長の表示手段で最も注目し易い上段の表示領域に動画を表示することで、デジタルサイネージの注目度(集客効果)を、より高めることができる。
また、本発明の学内情報提供システムでは、前記駆動手段は、前記上段の動画を、広告を15秒、利用者への告知を90秒、さらに広告を15秒のコンテンツと、利用者の興味を惹くための90秒のコンテンツ2つとを1セットとして、3セットの15分周期で表示させることを特徴とする。
上記の構成によれば、利用者(学生)の飽きが来ず、また長時間足を止めてしまうようなことはなく、広告を適度に見せつつ、利用者(学生)の流れ(回転)も確保することができ、効果的な告知および広告を行うことができる。
さらにまた、本発明の学内情報提供システムでは、前記駆動手段はネットワークを介してサーバに接続されており、表示手段で表示すべき画像データは、前記サーバから配信されることが好ましい。
そうすることで、突発的な広告出稿や告知にも迅速に対応することができるとともに、コンテンツを容易に変更することもでき、きめ細かな番組(広告やコンテンツ)編成を行うことができる。
本発明の学内情報提供システムは、以上のように、デジタルサイネージを設置し、利用者向けの情報を表示するにあたって、該デジタルサイネージの設置場所を学校内として利用者を学生に限定するために、該デジタルサイネージには第1の認証手段を設け、利用者の所持する携帯情報端末には第2の認証手段を設け、それらが双方向通信し、デジタルサイネージが所定距離範囲内に存在する携帯情報端末を適正な利用者として認証することで該デジタルサイネージのタッチセンサ操作を許容するようにし、その認証のために、前記第2の認証手段から第1の認証手段への認証情報の登録時に、少なくとも前記学生の学籍番号および前記学生の学内における電子メールアドレスを登録(利用者に入力)させる。
それゆえ、デジタルサイネージを学校内に設置して、単なる広告表示とは異なり、学生それぞれに有意義な情報を適切に提供することができる。
図1は、本発明の実施の一形態に係る学内情報提供システムのシステム構成を示す図である。本システムは、デジタルサイネージ( Digital Signage=電子看板)1を使用して、図示しない利用者としての学生に情報提供を行うなど、利用者とのコンタクトを行い、その利用にあたって、利用者の所持する、所謂スマートフォンなどの携帯情報端末2を利用して、利用者が学生であることを認証するものである。
本システムは、前記デジタルサイネージ1および携帯情報端末2が、インターネットなどの回線5を介してデータセンター6に接続され、またデータセンター6が、同様にインターネットなどの回線5を介して、広告代理店などの該デジタルサイネージ1を利用したサービスを提供するサービス提供会社7や、学校8に接続されて構成される。前記デジタルサイネージ1と携帯情報端末2との間は、Bluetooth(登録商標)9aおよび近距離無線通信(NFC)9b(以下、総称する際は、参照符号9で示す)を介して、直接の通信も可能となっている。デジタルサイネージ1は、1または複数台が、利用者(学生)の集まる食堂やカフェテリアなどの利用事業所4に設置され、携帯情報端末2は、多数の利用者(学生)に利用されることは、勿論である。
学校8には、前記利用事業所4を含むが、この図1において参照符号8で示す部分は、学校の管理部門、学部学科や研究室など、学生に情報を発信すべき部門を表し、デジタルサイネージ1の利用事業所4とは分けて示している。その発信すべき情報は、休講案内や同窓会の案内、生協の情報などであり、パーソナルコンピュータやサーバコンピュータなどの情報処理端末81で作成され、適宜データセンター6にアップロードされ、或いはサービス提供会社7に提供される。
サービス提供会社7は、スチルカメラ71やムービーカメラ72などで取材した素材に、パーソナルコンピュータなどの情報処理端末73で編集や加工などの処理を施すとともに、文書データを作成して、デジタルサイネージ1の表示コンテンツとして、データセンター6のサーバコンピュータ61にアップロードする。アップロードされたコンテンツは、適宜、各デジタルサイネージ1にダウンロードされ、後述するような表示が行われる。
後述するようにして、タッチパネル操作などで得られた利用者(学生)のデータなどは、デジタルサイネージ1からサーバコンピュータ61に吸い上げられ、情報処理端末73に与えられ、また適宜、学校8にも提供される。この利用者(学生)のデータや、利用事業所4に対する課金の管理などの情報処理は、サーバコンピュータ61または情報処理端末73の何れか、或いは両者が協働して行う。
デジタルサイネージ1は、床面設置の筐体10に、表示手段としての縦長の液晶パネル181が支持されて構成される。上述の説明では、デジタルサイネージ1は、回線5に接続されるネットワーク対応機で説明しており、該ネットワークを介して、サーバコンピュータ61から、リアルタイムの操作や情報配信が可能である。これによって、突発的な広告出稿や告知にも迅速に対応することができるとともに、コンテンツを容易に変更することもでき、きめ細かな番組(広告やコンテンツ)編成を行うことができるようになっている。しかしながら、デジタルサイネージ1は、回線5に接続されないスタンドアロン機であってもよく、その場合は、USBメモリやSDメモリカード等の記憶媒体を介して、表示内容を更新可能である。こうして、最新情報を提供することで、利用者の興味を惹き、また設置場所(利用事業所4)に即したリアルタイムなキャンペーンなどの情報配信が可能となっている。
図2は、デジタルサイネージ1の電気的構成の一例を示すブロック図である。液晶パネル181の前面の全域には、タッチセンサ182が設けられ、タッチパネル18として構成される。そのタッチパネル18と、スピーカ17とが、該デジタルサイネージ1の筐体10の外方へ向けて設置されている。このタッチパネル18のタッチセンサ182への操作によって、利用者(学生)が所望する情報にアクセスできるようになる。
筐体10の内部には、CPUなどで実現される情報処理装置11と、ROMなどで実現される第1の記憶媒体12と、RAMなどで実現される第2の記憶媒体13と、ハードディスク装置やメモリカードなどで実現される補助記憶装置14と、前記回線5を介して通信を行う通信インタフェイス151と、近距離無線通信(NFC)9bによる無線通信を行う無線通信機152と、Bluetooth(登録商標)9aによる無線通信を行う無線通信機153と、前記スピーカ17およびタッチパネル18も含めて、それらを接続するバスライン19とを備えて構成される。表示手段としては、液晶パネル181に限らず、プラズマディスプレイや有機ELディスプレイなどの他の表示手段が用いられてもよい。
補助記憶装置14は、サーバコンピュータ61からダウンロードしたコンテンツを記憶する。第1の記憶媒体12は、該デジタルサイネージ1の基本動作プログラムなどを予め記憶しており、第2の記憶媒体13は、他の動作プログラムや、各動作プログラムの実行に必要な情報、サーバコンピュータ61からダウンロードしたプログラムを適宜記憶する。情報処理装置11は、第1および第2の記憶媒体12,13ならびに補助記憶装置14に記憶されたプログラムに基づき、第2の記憶媒体13や補助記憶装置14のデータを用いて、液晶パネル181の表示データを作成したり、タッチセンサ182の操作を読み取る。
図3は、携帯情報端末2の電気的構成の一例を示すブロック図である。該携帯情報端末2は、所謂スマートフォンで実現される。したがって、該携帯情報端末2の筐体20の正面には、表示手段としての液晶パネル281が設けられている。また、筐体20の正面上部側にはスピーカ27が、下部側にはマイクロフォン26が、背面側にはカメラ30が設けられている。液晶パネル281の前面の全域には、タッチセンサ282が設けられ、タッチパネル28として構成される。
筐体20の内部には、CPUなどで実現される情報処理装置21と、ROMなどで実現される第1の記憶媒体22と、RAMなどで実現される第2の記憶媒体23と、ハードディスク装置やメモリカードなどで実現される補助記憶装置24と、前記回線5としての携帯電話回線での通信を行う携帯電話送受信機251と、近距離無線通信(NFC)9bによる無線通信を行う無線通信機252と、Bluetooth(登録商標)9aによる無線通信を行う無線通信機253と、それらに、前記マイクロフォン26、スピーカ27、タッチパネル28およびカメラ30も含めて、互いに接続するバスライン29とを備えて構成される。表示手段としては、液晶パネル281に限らず、有機ELディスプレイなどの他の表示手段が用いられてもよい。
第1の記憶媒体22は、該携帯情報端末2の基本動作プログラムなどを予め記憶しており、第2の記憶媒体23は、他の動作プログラムや、各動作プログラムの実行に必要な情報などを記憶する。補助記憶装置24は、サーバコンピュータ61からダウンロードしたアプリケーションプログラムなどを適宜記憶する。情報処理装置21は、第1および第2の記憶媒体22,23ならびに補助記憶装置24に記憶されたプログラムに基づき、第2の記憶媒体23や補助記憶装置24のデータを用いて、液晶パネル281の表示データを作成したり、タッチセンサ282の操作を読み取る。
注目すべきは、本実施形態の学内情報提供システムでは、上述のように、デジタルサイネージ1を設置し、利用者向けの情報を表示するにあたって、設置場所(利用事業所4)を学校8内とするために、デジタルサイネージ1は、利用者が所持する携帯情報端末2と双方向通信を行い、利用者が学生であることが認証されると、タッチセンサ182による操作を許容することである。その学生であることの認証にあたって、図1の参照符号Dで示すような、少なくとも学生の学籍番号および電子メールアドレスを含む登録情報を登録(学生に入力)させる。前記学籍番号は、たとえば学部、学科、入学年度を表す数字や記号およびその年度内での学生の名簿順位などで構成される。前記電子メールアドレスとしては、〜@unvなどの、学生が学校関係の情報をやり取りするのに使用する固有のアドレスである。
したがって、有効な学籍番号および電子メールアドレスを学校8から割り当てられていれば、研究員や留学性などであってもよい。また、利用者(学生)の認証(登録情報D)には、学籍番号および電子メールアドレス以外の、他の情報を含めるようにしてもよい。さらにまた、このデジタルサイネージ1を、一律に学生以外は操作不能とするのではなく、学生と、学生以外とで、タッチパネル18による提供情報に、差を持たせるようにしてもよい。
具体的には、利用者(学生)が携帯情報端末2からインターネット回線5を介してサーバコンピュータ61のホームページにアクセスし、該システム専用のアプリケーションプログラムをダウンロードすると、情報処理装置21は、ダウンロードしたプログラムを補助記憶装置24に格納する。ダウンロードすると、利用者(学生)は、適宜そのプログラムを起動し、初回には、タッチパネル28から、前記学籍番号および電子メールアドレスを含む登録情報Dを入力して、利用登録を行う。登録情報Dに変更が生じた際も、適宜変更を行う。登録情報Dは、サーバコンピュータ61側で、携帯情報端末2に固有のID(電話番号や機番など)と共に管理される。
前記登録情報Dには、前記学籍番号および電子メールアドレスを含み、学生証記載の事項がさらに含まれていてもよい。たとえば、氏名、学校名、学部学科名などである。これらを携帯情報端末2の補助記憶装置24などに記憶させておくことで、学生証に代えて、食堂(利用事業所4)や生協での決裁に用いたり、図書館の入館及び貸出カードとして使いたり、駐車場や各種書類発行機などの学内施設を利用する際に用いたりすることも可能になる。
そして、情報処理装置11は、該デジタルサイネージ1の電源が投入されていると、無線通信機153から、Bluetooth(登録商標)9aのBluetooth Low Energy(BLE)によるビーコン機能を使用してビーコン波1531を送信させているとともに、無線通信機152を起動して、近距離無線通信(NFC)9bによる無線通信が可能な状態としている。前記ビーコン機能は、携帯情報端末2の位置情報を特定し、その位置情報に合わせた情報を配信する仕組み(O2O(Online to Offline)など)であり、本実施形態では、近接通知機能を使用する。これによって、携帯情報端末2がデジタルサイネージ1からビーコンで検知される所定範囲にあれば、情報処理装置11は携帯情報端末2を認証して、前記タッチセンサ182の操作を可能にする。したがって、無線通信機152および情報処理装置11は第1の認証手段を構成し、同様に無線通信機252および情報処理装置21は第2の認証手段を構成する。
前記ビーコン波1531は、その到達範囲を、10メートル程度/数メートル程度/数センチ程度と、3段階に設定可能になっている。具体的に、携帯情報端末2側では、情報処理装置21が、無線通信機253を起動して、Bluetooth(登録商標)9aの受信状態にある状態で、前記到達範囲に入り、ビーコン波1531を受信すると、補助記憶装置24に格納されたアプリケーションプログラムを起動し、無線通信機252を介して、近距離無線通信(NFC)9bによる双方向の無線通信で、該携帯情報端末2をデジタルサイネージ1に認証させる。
その認証は、情報処理装置11が、通信インタフェイス151から回線5を介してサーバコンピュータ61に、該携帯情報端末2からの識別用のデータを照会することで行われる。該携帯情報端末2の認証が取れると、情報処理装置11は、タッチセンサ182からの入力操作を受付ける。なお、前記学籍番号および電子メールアドレスを含む登録情報Dがサーバコンピュータ61に記憶されて以降は、携帯情報端末2の第2の記憶媒体23や補助記憶装置24で前記登録情報Dを記憶しておき、情報処理装置21が、認証のたびにその登録情報Dを送信するようにしてもよく、或いは前記IDがサーバコンピュータ61側に記憶されているので、情報処理装置21は、このIDだけを送信して、認証が行われるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の学内情報提供システムは、デジタルサイネージ1を学校8内に設置するにあたって、利用者である学生の学籍番号および電子メールアドレスの少なくとも2つの情報を確認し、適正な利用者であるか否かを判断した上で、デジタルサイネージ1のタッチセンサ182の操作を許容し、所望する情報にアクセスできるようにするので、学校8内に設置したデジタルサイネージ1によって、単なる広告表示とは異なり、学生それぞれに有意義な情報を適切に提供することができる。
なお、電子メールアドレスにおいて、@以前の学生個人のアドレスは、学校8から、サービス提供会社7などの外部には公開されないこともあるが、上記@unvのような学校固有の部分は共通している。ここで、利用者は、@以前の個人のアドレスに虚偽のアドレスを登録することも可能であるが、そうなると、本来、その利用者が、直接、学校8から受けるべきメールも受けられなくなるので、真正な電子メールアドレスが登録される可能性は高い。
また、前記登録(認証)情報Dには、卒業予定年度の情報を含むことが好ましい。そうすることで、卒業予定年度まで、前記学籍番号および電子メールアドレスの登録(認証)情報Dが有効になり、利用者(学生)は、学内への在籍期間中しか、本情報提供システムを使えなくなる。したがって、認証の精度を向上することができる。他にも、前記氏名や、生年月日、学部学科などを認証情報Dとして登録することで、デジタルサイネージ1や電子メールなどで、よりきめ細かい情報を提供することができ、好ましい。なお、入学時に登録した卒業予定年度が変更になる場合には、事前に変更を行うことで、該変更は可能になる。
そして、デジタルサイネージ1は、携帯情報端末2と前記双方向通信による利用者(学生)の認証を行うにあたって、非接触通信で、極めて近距離、具体的にはデジタルサイネージ1の手前付近(1m程度まで)に利用者(学生)が居ないと認証が行えない近距離無線通信(NFC)9bを使用するので、複数の利用者(学生)がデジタルサイネージ1の周囲に存在しても、実際にタッチセンサ182の操作を行う利用者(学生)を特定でき、好適である。また、登録された利用者(学生)がデジタルサイネージ1の付近に居なければ操作ができないので、デジタルサイネージ1付近に利用者(学生)を集める集客作用を実現することができる。
本実施形態では、上述のようなデジタルサイネージ1の前に立つ利用者(学生)の識別のために、近距離無線通信(NFC)9bを使用しているが、前記Bluetooth Low Energy(BLE)によるビーコン波1531の到達範囲を、たとえば10メートル程度または数メートルとしておき、利用者が検知されると、数センチ程度に切換えることで、同様の対応が可能である。すなわち、近距離無線通信(NFC)9bを使用せず、Bluetooth(登録商標)9aだけでの対応も可能である。前記Bluetooth Low Energy(BLE)のビーコン機能は、スマートフォンの位置情報を特定し、その位置情報に合わせた情報を配信する仕組み(O2O(Online to Offline)など)であるので、これを利用して、スマートフォンがデジタルサイネージ1からビーコン波1531で検知される所定範囲にあれば、デジタルサイネージ1はスマートフォンを認証して、タッチセンサ182の操作を可能にしてもよい。
しかしながら、近距離無線通信(NFC)9bの無線通信機252も、スマートフォンにほぼ標準で搭載されており、またビーコン波1531の到達範囲は、前述のように段階的にしか設定できないのに対して、送信パワーで通信範囲を任意に設定できる近距離無線通信(NFC)9bを併用することは、誤動作防止や認識精度の向上の面で好適である。
ただし、近距離無線通信(NFC)9bは、消費電力が少ないものの、前記到達範囲としては1m程度が限度であるので、前記Bluetooth Low Energy(BLE)によるビーコン機能によって、近距離無線通信(NFC)9bの無線通信機252を起動することで、確実に動作を行わせることができる。また、前記Bluetooth Low Energy(BLE)のビーコン機能には、所謂プッシュ配信の機能があり、これを利用することで、スマートフォン側でも、利用者(学生)にタッチセンサ182、すなわちデジタルサイネージ1の操作が可能であることを、報知することができる。さらにまた、前記Bluetooth Low Energy(BLE)によるビーコン波1531の到達範囲に応じて、配信する情報を分けることもできる。
図4は、デジタルサイネージ1の表示例を模式的に示す正面図である。先ず、本発明のデジタルサイネージ1における液晶パネル181は、ポスターなどに代えて用いられ、広告媒体として注目が得易く、また柱などに効率良く設置できるように、筐体10とともに、縦長に形成される。液晶パネル181としては、たとえば46インチで、アスペクト比が16:9のHDTV用パネルである。
そして、情報処理装置11によって、その縦長の1枚の液晶パネル181が、縦方向に上中下段を含む少なくとも3つの横長の表示領域M1,M2,M3に分割して利用される。本件発明者の経験によれば、縦長のパネルは、上述のように注目(宣伝効果)を惹き易いが、表示内容の確認は、横長のパネルが、利用者にとって容易である。本実施形態は、本件発明者によるこのような知見に基づく。なお、横長の表示領域M1,M2,M3は、それぞれの横長の液晶パネルで構成されてもよく、前記情報処理装置11での画像データの作成処理等の要望に合わせて、1枚のパネルを分割使用するか、複数のパネルを組合わせて使用するかが、選択されればよい。
本実施形態では、情報処理装置11は、上段の表示領域M1と中段の表示領域M2との間には、タイトル表示領域M4を設けている。図4の例では、液晶パネル181のアスペクト比が16:9のHDTV画面において、タイトル表示領域M4は、アスペクト比が略1:9であり、これによって、上中下段の表示領域M1,M2,M3は、アスペクト比が略5:9の横長の表示領域に略均等に分割され、画面のバランスが良く、また上述のように横長の表示領域で、見易くなっている。
そして、上段の表示領域M1には、たとえば前記ムービーカメラ72などで撮影された動画コンテンツが表示され、タイトル表示領域M4には、その動画のタイトルが、たとえば前記情報処理端末73で作成されて表示される。これによって、動画のタイトル(内容)を、途中から視聴した(覗き込んだ)利用者(学生)でも、容易に認識することができるようになっている。図4の例では、表示領域M1には、ボランティア活動の様子を示している。
さらに、本実施形態では、情報処理装置11は、下段の表示領域M3に静的な画像を表示させ、中段の表示領域M2には、タッチセンサ182の操作に応答する動的な画像を表示させる。図4の例では、下段の表示領域M3における静的な画像としては、所定時間毎に更新される静止画の広告である。中段の表示領域M2における動的な画像としては、利用者(学生)による選択・更新操作が可能な画面で、図4の例では、アイコンA1〜A11(総称するときには参照符号Aで示す)である。そして、アイコンAのタッチ操作に応答して、情報処理装置11は、該中段の表示領域M2の表示内容を切換えたり、更新したり、或いは他の段の表示領域M1,M3,M4に、連携した表示を行わせる。たとえば、アイコンA1〜A10の操作に応答すると、図5で示す通りである。
図5では、表示領域M2,M4を使用し、企業の求人情報を表示した例を示している。アイコンAで選択されるコンテンツとしては、旅行案内、ボランティア活動の報告や募集、クラブ活動の報告や募集、休講案内などの学校内のインフォメーション、同窓会の紹介や卒業生就職企業の案内などが想定される。本実施形態では、これらのアイコンAの選択などのタッチパネル182の操作が、上述のような学籍番号および電子メールアドレスを使用した認証によって可能になる。
前記中段の表示領域M2自体の表示内容の切換えや更新としては、上述のような通常のアイコン操作と同様に、階層画面への深化やリンク先へのジャンプなどである。たとえば、図4におけるアイコンA11を選択すると、広告先の各企業のアイコンの表示に切換わる。その先は、所謂スマートフォンにおけるスクロール操作などによって、頁捲りなどが行われてもよく、残余の表示領域M1,M3,M4に、連携した表示が行われてもよい。なお、タッチセンサ182は、本実施形態では、液晶パネル181の全面に設けられているが、少なくとも中段の表示領域M2の前面に設けられていればよい。
したがって、典型的な従来技術のデジタルサイネージでは、大画面のテレビジョン受像機のような横長画面で単純な動画を流すだけであったり、ガイダンス画面のように単純な全画面の更新を行うだけであるのを、本実施の形態のデジタルサイネージ1では、先ず縦長の液晶パネル181で注目を惹き、次に上段や下段の横長の表示領域M1,M3で広告などを見易く表示し、また中段の表示領域M2では、動的な選択・更新画面で、利用者(学生)の所望する有用で詳細な情報を表示することができる。これによって、従来に無い新たな利便性を有するデジタルサイネージを実現するようになっている。
そして、設置場所(利用事業所4)として、教育機関、特に前記大学における食堂やカフェテリアのような場所では、単に広告を流すだけの従来のデジタルサイネージの設置にはそぐわないのに対して、該デジタルサイネージ1のように、液晶パネル181を上中下段の少なくとも3つの表示領域M1〜M3に分割し、上段の表示領域M1における動画コンテンツを工夫したり、中段の表示領域M2,M24で利用者(学生)に有用な情報を提供することで、そのような場所への該デジタルサイネージ1の設置の敷居が低くなり、利用者(学生)および広告主の両方に対して、極めて有益な新たなデジタルサイネージ(ビジネスモデル)を実現することができる。また、情報処理装置11は、縦長の液晶パネル181で最も注目し易い上段の表示領域M1に、動画を表示させることで、該デジタルサイネージ1の注目度(集客効果)を、より高めることができる。
上段の表示領域M1での動画の表示パターンとしては、たとえば図6で示すように、広告を15秒、利用者への告知(お知らせ)を90秒、さらに広告を15秒のコンテンツと、利用者(学生)の興味を惹くための90秒のコンテンツ2つとを1セットとして、3セットの15分周期で表示させることが好ましい。図6の例では、学生への告知としては、大学からのお知らせ、クラブ活動のお知らせ、同窓会のお知らせの3種類である。このような表示パターンを採用することで、利用者(学生)の飽きが来ず、また長時間足を止めてしまうようなことはなく、広告を適度に見せつつ、利用者(学生)の流れ(回転)も確保することができ、効果的な告知および広告を行うことができる。前記の利用者(学生)の興味を惹くためのコンテンツとしては、美しい自然や風景の映像、或いは図4や図5のような、同世代の人物が映った映像など、告知や広告とは対局にあるような映像が考えられる。
また、下段の表示領域M3における静的な画像の表示パターンとしては、たとえば広告の静止画を前記の10秒更新で、24画面、周期的に表示させることが好ましい。このような表示パターンを採用することで、上段の表示領域M1における動画の視聴に対して、利用者(学生)に煩わしくない広告を表示することができ、効果的な広告表示を行うことができる。
1 デジタルサイネージ
10 筐体
11 情報処理装置
12 第1の記憶媒体
13 第2の記憶媒体
14 補助記憶装置
151 通信インタフェイス
152,153 無線通信機
1531 ビーコン波
17 スピーカ
18 タッチパネル
181 液晶パネル
182 タッチセンサ
2 携帯情報端末
20 筐体
21 情報処理装置
22 第1の記憶媒体
23 第2の記憶媒体
24 補助記憶装置
251 携帯電話送受信機
252,253 無線通信機
26 マイクロフォン
27 スピーカ
28 タッチパネル
281 液晶パネル
282 タッチセンサ
30 カメラ
6 データセンター
61 サーバコンピュータ
7 サービス提供会社
71 スチルカメラ
72 ムービーカメラ
73 情報処理端末
8 学校
81 情報処理端末
A1〜A11 アイコン
D 登録情報
10 筐体
11 情報処理装置
12 第1の記憶媒体
13 第2の記憶媒体
14 補助記憶装置
151 通信インタフェイス
152,153 無線通信機
1531 ビーコン波
17 スピーカ
18 タッチパネル
181 液晶パネル
182 タッチセンサ
2 携帯情報端末
20 筐体
21 情報処理装置
22 第1の記憶媒体
23 第2の記憶媒体
24 補助記憶装置
251 携帯電話送受信機
252,253 無線通信機
26 マイクロフォン
27 スピーカ
28 タッチパネル
281 液晶パネル
282 タッチセンサ
30 カメラ
6 データセンター
61 サーバコンピュータ
7 サービス提供会社
71 スチルカメラ
72 ムービーカメラ
73 情報処理端末
8 学校
81 情報処理端末
A1〜A11 アイコン
D 登録情報
Claims (8)
- 学生によって所持される携帯情報端末と、前記学生が活動する学校内に設置され、前記携帯情報端末と双方向通信可能なデジタルサイネージとを備えて構成される学内情報提供システムであって、
前記デジタルサイネージは、タッチセンサを備える表示手段と、前記双方向通信によって前記携帯情報端末を認証することでタッチセンサ操作を許容する第1の認証手段とを備え、
前記携帯情報端末は、前記双方向通信によって当該携帯情報端末をデジタルサイネージの前記第1の認証手段に認証させる第2の認証手段を備え、
前記第2の認証手段から第1の認証手段への認証情報の登録時に、少なくとも前記学生の学籍番号および前記学生の学内における電子メールアドレスを登録させることを特徴とする学内情報提供システム。 - 前記認証情報には、卒業予定年度の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の学内情報提供システム。
- 前記双方向通信には、Bluetooth Low Energyによるビーコン機能が使用されることを特徴とする請求項1または2記載の学内情報提供システム。
- 前記双方向通信には、近距離無線通信が使用されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の学内情報提供システム。
- 前記表示手段は、横長の表示領域が縦方向に上中下段を含む少なくとも3段に配列されて成る縦長の表示手段から成り、前記タッチセンサは当該表示手段の少なくとも中段の表示領域の前面に設けられ、
前記表示手段を表示駆動する駆動手段をさらに備え、該駆動手段は、少なくとも下段の表示領域に静的な画像を表示させ、少なくとも中段の表示領域には、前記タッチセンサ操作に応答する動的な画像を表示させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の学内情報提供システム。 - 前記駆動手段は、前記上段または下段の表示領域の少なくとも一方に、前記中段の表示領域に対するタッチセンサ操作に応答して、該中段の表示領域の表示内容に関連した内容の画像を表示させることを特徴とする請求項5記載の学内情報提供システム。
- 前記駆動手段は、前記上段の表示領域に動画を表示させることを特徴とする請求項5または6記載の学内情報提供システム。
- 前記駆動手段は、前記上段の動画を、広告を15秒、利用者への告知を90秒、さらに広告を15秒のコンテンツと、利用者の興味を惹くための90秒のコンテンツ2つとを1セットとして、3セットの15分周期で表示させることを特徴とする請求項7記載の学内情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004045A JP2017126140A (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 学内情報提供システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016004045A JP2017126140A (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 学内情報提供システム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016004045A Pending JP2017126140A (ja) | 2016-01-13 | 2016-01-13 | 学内情報提供システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021101335A (ja) * | 2018-08-13 | 2021-07-08 | クックパッド株式会社 | 情報処理装置、端末装置、陳列棚、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
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-
2016
- 2016-01-13 JP JP2016004045A patent/JP2017126140A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2024033472A (ja) * | 2022-08-30 | 2024-03-13 | 株式会社カクシン | 管理装置 |
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