JP7219764B2 - ブラシヘッド製造方法及びブラシヘッド - Google Patents

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Description

本開示は、エラストママトリクスでオーバーモールドされたアンカフリー剛毛房(anchor-free bristle tufts)を備えるブラシヘッドアセンブリを製造する方法に概ね向けられている。
手動歯ブラシ及び電動歯ブラシの両方のブラシヘッドは、歯、舌、及び頬を洗浄するために使用される剛毛(bristles)を含む。幾つかの歯ブラシにおいて、剛毛は、ブラシヘッドのネック部分にステープル留めされるか或いは固定される。他の歯ブラシにおいて、剛毛は、一般的に「アンカフリータフティング(アンカ無し房付け)(anchor free tufting)」として知られる方法で、ステープルを用いないでヘッドに保持される。
アンカフリータフティングを有するブラシヘッドを製造する幾つかの方法がある。1つの方法では、個々の剛毛の群又は房が一端で互いに融解されるか(melted)或いは融合され(fused)、次に、剛毛房は、次に硬化する材料でオーバーモールドされて、ブラシヘッドを形成する。別の方法では、一端で融合された剛毛房をブラシネックの穴に挿入し、ネック材料を加熱して剛毛房の周囲で収縮させるか、或いは挿入された剛毛房を備えるブラシネックをオーバーモールドする。しかしながら、これらの現在の製造方法の各々には、製造方法が遅い、複数の工程及び機器を含む、又は許容可能な故障率よりも高い故障率を有するというような、制限及び困難があり、使用中にブラシヘッドから抜け出すことがある緩い剛毛又は剛毛房をもたらす。
従って、当技術分野には、アンカフリータフティングを備えるブラシヘッドをより効率的に製造するための方法及び装置の必要がある。
特許文献1は、物品を洗浄するための衛生ブラシヘッドを製造する方法を開示しており、ブラシヘッドは、成形されたブラシヘッド本体に接続される成形された剛毛キャリア内にカプセル化される、フレキシブルな掃除要素内にグループ化される長手方向に延びる複数のフレキシブルな剛毛フィラメントを含み、方法は、少なくとも1つのグループのフレキシブルな掃除要素を作り出すグループ化モジュール内にフレキシブルな剛毛フィラメントを収集すること、フレキシブルな掃除要素から離れる方向に剛毛キャリアから延びるフランジ部を含む剛毛キャリア内に少なくとも1つのグループのフレキシブルな掃除要素の一端をカプセル化すること、複数のカプセル化されたグループのフレキシブルな掃除要素を型内に位置付けること、複数のカプセル化されたグループのフレキシブルな掃除要素の周りでブラシヘッド本体の第1のブラシヘッド成形を遂行すること、及びブラシヘッド本体の第2のブラシヘッド成形を遂行し、それによって、衛生ブラシヘッドを作り出すことを含む。
特許文献2は、剛毛の束を支持するブラシヘッドと、射出成形された基本的な本体を備えるハンドルとを含み、ハンドルは、ブラシヘッドまで延びる締結区画を含み、剛毛の束は、締結区画を通じて鋳造化合物を備える基本的な本体に結合される、ブラシを開示している。
特許文献3は、射出成形によって生成される剛毛キャリアと、同様に射出成形によって剛毛材料から生成される剛毛とを含む、ブラシを開示している。剛毛キャリアは、剛毛材料のための少なくとも1つの分配チャネルを備える。剛毛は、分配チャネル内で剛毛材料と一体的に形成される。
米国特許出願第2015/0026905号明細書 米国特許出願第2010/0043165号明細書 米国特許出願第2013/0291320号明細書
本開示は、固定された剛毛房を備えるブラシヘッドを製造する発明的な方法に関する。本明細書中の様々な実施形態及び実装は、1つ又はそれよりも多くの保持要素とそれらを貫通して形成される開口とを備える房キャリアを用いて剛毛房を保持する製造方法に向けられている。次に、剛毛房を保持要素の開口内に挿入する。剛毛房が保持要素の開口内にひとたび挿入されると、任意的に、ブラシヘッドのブラシ面となるものの所望の長さ及び/又は輪郭を達成するために、及び/又は保持要素の近位側での剛毛房の均一な長さを達成するために、剛毛房の一方又は両方の端をトリミング又は調整することができる。
次に、例えば、レーザ、熱、化学的相互作用、又は接着剤を用いて、剛毛房の近位端又は幾つかの構成では剛毛房の近位端及び保持要素の近位側を互いに結合して、近位端ヘッド部分又は併合された近位端ヘッド部分を形成する。任意的に、融解プロセスからの冷却後に、この時点で、以前に行われなかったならば、融解された又は併合された剛毛房を備える保持要素を個々の併合された房アセンブリに分離することができる。
続いて、ブラシネックが、(複数の)併合された房保持要素を含むベースプレート内又は上に位置付けられる。エラストマ材料がブラシネックの一部及び併合された房保持要素の周囲に注入され、エラストマ材料が冷却されると、エラストマ材料は、ネック、保持要素、及び剛毛房の融解された近位端を互いに結合してブラシヘッドを形成する、エラストママトリクスを形成する。本明細書中の様々な実施形態及び実装は、アンカフリー剛毛房が実質的に改良される、ブラシヘッドの費用効果的で効率的な製造をもたらす。
一般的に、1つの態様では、ブラシヘッドを製造する方法が提供される。本方法は、複数の保持要素を形成するステップであって、各々の保持要素は貫通する1つ又はそれよりも多くの開口を有する、形成するステップと、保持要素をベースプレートの対応する凹部内に位置付けるステップと、剛毛房を各々の対応する保持要素の開口内に挿入するステップと、剛毛房及び保持要素を複数の併合された房アセンブリとして一緒に固定する併合された近位端ヘッド部分を形成するために、各剛毛房の近位端を対応する保持要素に結合(ボンディング)するステップと、併合された房アセンブリに対してブラシヘッドのネックを位置付けるステップと、マトリクス内で少なくとも部分的にネックのプラテン及び併合された房アセンブリを取り囲むステップとを含む。
1つの実施形態において、結合するステップは、剛毛房を少なくとも部分的に溶解及び接合して併合された近位端ヘッド部分を形成するのに十分な温度で保持要素の近位側及び剛毛房の近位端に熱を加えるステップを含む。1つの実施形態において、剛毛房及び保持要素は、同一又は類似の融点を有する同一又は類似の材料で作られる。1つの実施形態において、結合(ボンディング)するステップは、レーザ溶接するステップを含む。
1つの実施形態において、形成するステップは、バッキング材料のストリップから保持要素をスタンピングする(打ち抜く)ステップを含む。1つの実施形態において、保持要素は、相互接続されたウェブ又はキャリアプレートとして形成される。
1つの実施形態において、形成するステップは、保持要素から余分な材料を除去するステップを含む。1つの実施形態において、複数の保持要素は、キャリアプレート、1つ又はそれよりも多くのウェビングリンク、又は前述のものの少なくとも1つを含む組み合わせを含む、房キャリアによって含められる。1つの実施形態において、本方法は、キャリアプレート又はウェビングリンクの一部又は全部を除去するよう或いは余分な材料を除去してキャリアプレート又はウェビングリンクを形成するよう房キャリアをスタンピングするステップを更に含む。
1つの実施形態において、保持要素は、順次式に行われる挿入するステップ、結合するステップ、位置付けるステップ、及び注入するステップのうちの少なくとも2つのステップの間に、ベースプレートの凹部から除去されない。1つの実施形態において、保持要素にある開口は、異なる形状及びサイズを有する。1つの実施形態において、取り囲むステップ(encompassing)は、併合された房アセンブリ及びプラテンをマトリクスでオーバーモールドするステップを含む。
1つの実施形態において、取り囲むステップは、マトリクスの固化後に房スパイク(tuft spikes)の形態の併合された房アセンブリをマトリクス中に注入するステップを含む。1つの実施形態において、本方法は、剛毛房の近位端又は近位端の反対側の自由端の特性を調節するステップを更に含む。
一般的に、他の態様では、ブラシヘッドが提供される。ブラシヘッドは、複数の併合された房アセンブリであって、各房アセンブリは、複数の剛毛ストランドを含み、自由端と近位端とを有する、剛毛房と、剛毛房を受け入れるように構成された貫通する開口を有する保持要素と、剛毛房の近位端を保持要素の近位側に結合することによって形成される併合された近位端ヘッド部分とを含む、複数の併合された房アセンブリと、プラテンを有するネックと、プラテンと併合された房アセンブリの保持要素とを少なくとも部分的に取り囲むマトリクスとを含む。
前述の着想及び以下により詳細に議論される追加的な着想の全ての組み合わせは、(そのような着想が相互に矛盾しない限り)、本明細書に開示される本発明的な主題の一部であると想定されることが理解されるべきである。特に、この開示の末尾に現れる請求項の主題の全ての組み合わせは、本明細書に開示される発明的な主題の一部であることが想定される。
本発明のこれらの及び他の態様は、以下に記載する(複数の)実施形態から明らかであり、それらを参照して解明される。
図面において、同等の参照符号は、異なる図面を通じて同じ部分を概ね指す。また、図面は必ずしも縮尺通りでなく、代わりに概して強調を置いて、本発明の原理を例示する。
ある実施形態に従ったブラシヘッドアセンブリの概略的な斜視図である。
図1Aのブラシヘッドアセンブリの分解斜視図である。
本明細書に開示する2つの実施形態に従った併合された房アセンブリの概略的な表現の側断面図である。 本明細書に開示する2つの実施形態に従った併合された房アセンブリの概略的な表現の側断面図である。
房キャリアの保持要素内に係合した剛毛房の底面図である。
レーザ溶接後の併合された房アセンブリの併合された近位端ヘッド部分の頂面図である。
本明細書に開示する異なる実施形態に従った房キャリアの概略図である。 本明細書に開示する異なる実施形態に従った房キャリアの概略図である。 本明細書に開示する異なる実施形態に従った房キャリアの概略図である。 本明細書に開示する異なる実施形態に従った房キャリアの概略図である。 本明細書に開示する異なる実施形態に従った房キャリアの概略図である。 本明細書に開示する異なる実施形態に従った房キャリアの概略図である。
本発明のブラシヘッドアセンブリを製造するためのスタンピングツールの表現である。
本明細書に開示する1つの実施形態に従って、房キャリアの保持要素を打ち抜くためにダイブロック又は取扱いプレートを使用する連続的なステップを示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従って、房キャリアの保持要素を打ち抜くためにダイブロック又は取扱いプレートを使用する連続的なステップを示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従って、房キャリアの保持要素を打ち抜くためにダイブロック又は取扱いプレートを使用する連続的なステップを示している。
本明細書に開示する1つの実施形態に従った取扱いプレートを示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従った房キャリアと係合した取扱いプレートを示している。
本明細書に開示する1つの実施形態に従った取扱いプレートを示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従った房キャリアと係合した取扱いプレートを示している。
本明細書に開示する1つの実施形態に従ったベースプレートの斜視図を示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従ったベースプレートの斜視断面図を示している。
本明細書に開示する1つの実施形態に従ったタフティングユニットに装填されたベースプレートを示している。
剛毛房の近位端がトリミングされる前の剛毛房の断面図である。 剛毛房の近位端がトリミングされた後の剛毛房の断面図である。
本明細書に開示する様々な実施形態に従った剛毛房の挿入及び接合後の房キャリアを例示している。 本明細書に開示する様々な実施形態に従った剛毛房の挿入及び接合後の房キャリアを例示している。 本明細書に開示する様々な実施形態に従った剛毛房の挿入及び接合後の房キャリアを例示している。
本明細書に開示する様々な実施形態に従った挿入された剛毛房の自由端を調整する構成を有するベースプレートを例示している。 本明細書に開示する様々な実施形態に従った挿入された剛毛房の自由端を調整する構成を有するベースプレートを例示している。 本明細書に開示する様々な実施形態に従った挿入された剛毛房の自由端を調整する構成を有するベースプレートを例示している。
本明細書に開示する1つの実施形態に従ったベースプレートを用いたブラシヘッドを製造する様々な段階の頂面図を例示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従ったベースプレートを用いたブラシヘッドを製造する様々な段階の断面図を例示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従ったベースプレートを用いたブラシヘッドを製造する様々な段階の断面図を例示している。
本明細書に開示する実施形態に従ったブラシヘッドアセンブリの側断面図である。 本明細書に開示する実施形態に従ったブラシヘッドアセンブリの側面図である。
本明細書に開示する1つの実施形態に従ったブラシヘッドを製造する方法を例示するフローチャートである。
キャップを有する併合された房アセンブリ及び透明構成要素を使用するレーザ溶接プロセスの概略的な斜視図である。
ある実施形態に従った保持要素内に保持された剛毛房を備えるブラシヘッドアセンブリを製造するための方法のフローチャートである。
本明細書に開示する1つの実施形態に従ったブラシヘッドを製造するための製造ラインを略的に例示している。
本明細書に開示する1つの実施形態に従った様々な製造段階でのバッキング材料のストリップ及び結果として得られた構成要素を例示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従った様々な製造段階でのバッキング材料のストリップ及び結果として得られた構成要素を例示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従った様々な製造段階でのバッキング材料のストリップ及び結果として得られた構成要素を例示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従った様々な製造段階でのバッキング材料のストリップ及び結果として得られた構成要素を例示している。 本明細書に開示する1つの実施形態に従った様々な製造段階でのバッキング材料のストリップ及び結果として得られた構成要素を例示している。
ある実施形態に従ったブラシヘッドアセンブリを製造するための方法のフローチャートである。
本開示は、成形されたエラストママトリクス中に固定された保持要素中にアンカフリータフティング(アンカ無し房付け)(anchor free tufting)によって保持された剛毛房(bristle tufts)を備えるブラシヘッドアセンブリ(brush head assembly)を製造する方法の様々な実施形態を記載する。より一般的には、本出願人は、アンカフリータフティングを用いて行われる製造方法及び製品の改良の必要性を認識した。キャリアを成形することによって、幾つかの構成では、剛毛房と同一又は類似の材料からキャリアを成形することによって、製品品質の向上と共に、製造における効率が達成される。
図1A~図1Bを参照すると、1つの実施形態では、ブラシヘッドアセンブリ10の概略図が提供される。より具体的には、ブラシヘッドアセンブリ10は、ネック40(neck)の遠位端でマトリクス30内に配置された複数の剛毛房21を含むことがあるが、これらに限定されない。即ち、プラテンと呼ぶことがあるネック40の遠位部分42が、マトリクス30内に少なくとも部分的に取り囲まれて接続されることがある。プラテン42は、使用中にブラシヘッドアセンブリ10の剛毛を支持するために併合された房アセンブリ20の剛毛と整列させられた、硬い、剛的な、又は他の方法で強化された基板を提供する、概ね平坦な部分であってよく、或いはそのような概ね平坦な部分を含んでよい。併合された房アセンブリ20(merged tuft assemblies)は、1つ又はそれよりも多くの保持要素52を有する房キャリア50(tuft carrier)を含むことがあり、剛毛房21は、本明細書でより詳細に議論するように固定される。ネック40は、手動又は動力付き歯ブラシシャフトに連結されるか、或いはその一部を形成することができる。例えば、ネック40は、現在知られているか或いは開発される動力付き口腔ケアデバイス(例えば、電気歯ブラシ)のアクチュエータ又は駆動シャフト(図示せず)に取り外し可能に連結されるように構成されてよい。
併合された房アセンブリ20の2つの例が、併合された房アセンブリ20A及び20Bとしてそれぞれ示されて、図2A及び図2Bに例示されている。参照番号「20」は、本明細書に開示する併合された房アセンブリのいずれかを概ね指すことを意図するが、本明細書では、特定の実施形態に関する議論を容易にするために、アセンブリ20A及び20Bが使用されることが理解されるべきである。併合された房アセンブリ20の多くの構成要素は、実施形態を通じて共有され、よって、同じ参照番号で参照されることも理解されたい。
図1~図2Cを参照すると、各剛毛房21は、房キャリア50の保持要素52内に固定される複数の剛毛ストランド22を含む。各剛毛房21は、近位端23と、自由端25とを有する。各剛毛房21の近位端23は、房キャリア50の保持要素52の各々の保持要素の開口51内に保持されるのに対し、自由端25は、近位端23とは反対側に配置され、組み立てられるときにブラシヘッド10を押す歯磨き面を形成する。剛毛房21を保持要素52の開口51の大きさ及び形状に整合する形状及び直径に形成することができる。
ブラシヘッド10の様々な構成要素は、任意の所望の大きさ、形状、及び/又は向きを取ってよいことが理解されるべきである。例えば、図1Aに見られるように、保持要素及びそれらの内部に収容される剛毛房は、円形、五角形、六角形、又は、四角形、ダイヤモンド、七角形、八角形のような、様々な他の形状であり得る。加えて、保持要素52及びそれらにある開口51は、互いに同じ大きさ、形状及び配置であることができ、或いは異なる形状及び大きさであることができる。例えば、保持要素52は、その周囲を画定する第1の形状を有することがある一方で、開口51は、そこを通じて挿入される剛毛房21の形状を画定する第2の異なる形状を有する。
剛毛房21が、保持要素52の開口51にひとたび挿入されると、剛毛房21の近位端23、又は幾つかの構成において、剛毛房21の近位端23及び保持要素52の近位側53の少なくとも一部は、併合された近位端ヘッド部分26を形成するように互いに結合される。即ち、併合された近位ヘッド部分26は、剛毛22のみ又は剛毛22に隣接する保持要素52の一部と一緒の剛毛22からの融合材料から形成されてよい。1つの実施形態において、剛毛房及び/又は保持要素52は、溶接(超音波、レーザなど)、溶融、接着などのような、任意の適切なプロセスによって互いに結合される。
図2A~図2Bに示すような併合された近位ヘッド部分26の形成を容易にするために、房キャリア50及び剛毛房21は、好ましくは、同じ材料、又は類似の組成を有する材料から作られる。アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリアミド(PA)若しくはナイロン、ポリプロピレン、又はこれらの若しくは他の材料の変形又は組み合わせのような、プラスチックを使用することができる。特に有用なものは、類似の温度及び速度で融解及び冷却することによって結合を容易にするように類似の融解係数を有する材料の組み合わせである。1つの実施形態において、剛毛22は、PAから形成される一方で、保持要素52は、PA/ABSブレンドから形成される。例えば、剛毛ストランド22及び/又は保持要素52の材料の特性並びに溶接中に利用されるパラメータに基づいて、併合された近位端ヘッド部分26の溶接に亘って、若干の変化性(variability)がある場合があることが理解されるべきである。特に、剛毛房21及び保持要素52が異なる材料で作られるならば、変化が生じることがあり、それは異なる温度での融解/冷却又はそれらの異なる化学組成に起因する他の相違を引き起こすことがある。しかしながら、所望の結合が達成される限り、そのような変化性は許容される。
有利なことに、1つの実施形態では、レーザ溶接プロセスが使用され、それは剛毛房21及び保持要素52を効果的に溶融及び結合させて、併合された房アセンブリ20の近位端23で開口51を横断して完全に封止するシールとして併合された近位端ヘッド部分26を形成することができる。レーザ溶接のために、レーザは、より正確な熱の適用を可能にしながら、溶接エネルギをより精密に濃縮するので、剛毛房21の近位端23及び保持要素52の近位側53は融解して、例えば、図2Dに示すように、実質的に均一な併合された近位端ヘッド部分26を形成する。
房キャリア50及び/又は保持要素52を、本明細書でより詳細に議論するように、成形、スタンピングなどのような、様々な方法で形成することができる。房キャリア50のための様々な実施形態を図3A~図3Fにおいて理解することができる。本明細書で使用されるとき、参照番号「50」は、一般的に、開示される或いは想定される房キャリアの全ての実施形態を指すことを意図するが、図に示す特定の実施形態の議論を容易にするために、アルファベット接尾辞(例えば、「A」、「B」など)が提供される。本明細書の他の構成要素に関して、類似の命名スタイルが利用されることがある。
図3Aの房キャリア50Aは、単一の1つの保持要素52を含み、それは保持要素50Aの開口51内に剛毛房21の少なくとも1つを保持する。図3B及び図3Cは、それぞれ、房キャリア50B及び房キャリア50Cを示しており、各々の房キャリアは、互いに接続された、例えば、最終ブラシヘッド又はその一部の形状に配置された、複数の保持要素52を有するキャリアプレート54を含む。図3D~図3Fにおいて、房キャリア50D、50E、及び50Fがそれぞれ示されている。房キャリア50D~50Fの各々は、一連のストランド(strands)又はウェビングリンク55(webbing links)によって互いに接続された複数の個々の保持要素52を有する房キャリアウェブ(tuft carrier web)を含む。このようにして、保持要素52が別個の離散的なユニットであり得ること、或いは、例えば、キャリアプレート54又はウェビングリンク55によって、保持要素52を互いに相互接続し得ることが理解されるべきである。房キャリア50B及び50Cと同様に、房キャリア50D~図50Fの保持要素52及び/又は開口51は、ブラシヘッドが完全に組み立てられるときに房21のための所望のパターンに配置されてよく、或いはその一部であってよい。
1つの実施形態において、房キャリア50は、射出成形のような、成形操作によって形成される。房キャリア50の実際の形状及び大きさ、開口51の数、大きさ、及び形状などを、キャリア50を形成するために使用される型によって設定及び決定することができる。キャリア50がひとたび形成されて冷却されると、任意的にキャリア50を型から取り除くことができ、直ちに或いは後の時間及び/又は場所で、更なる処理のための準備ができている。
本明細書に開示され且つ想定される実施形態によれば、房キャリア50の少なくとも一部は、ブラシヘッド10内に保持要素52を組み立てる前に取り除かれてよい。1つの実施形態において、余分な材料の除去は、図4に示すスタンピングツール100によって行われる。例えば、スタンピングツール100は、図5Bに示すように、ダイブロック又は取扱いプレート101(handling plate)内に配置される房キャリア50に強制的に係合して、房キャリア50の1つ又はそれよりも多くの部分を互いに切り離したり、切断したり、又は他の方法で分離するプレス、ラム、スタンプ、又はダイを含んでよい。
ダイブロック101又は取扱いプレートは、房キャリア50内の保持要素52と大きさ、形状、及び配置が整合するように構成された、一連の開口103を有する。即ち、図5A~図5Cのダイブロック又は取扱いプレート101の開口103は、図3Cからの房キャリア50Cの大きさ、形状、及びレイアウトに対応する。このようにして、図5Bに示すように、房キャリア50Cの保持要素52をダイブロック又は取扱いプレート101の開口103に挿入することができる。ダイブロック又は取扱いプレート101は、房キャリア50Cと共に、スタンピングツール100内に装填されることができ、スタンピングツール100によってスタンピングされることができる。図5Cに示すように、スタンピング操作は、余分な材料59から保持要素52を切り離すか或いは分離することがある。余分な材料59は、再利用されるか或いは廃棄されてよい一方で、保持要素52は、取扱いプレート101の開口103内に留まってよく、或いは更なる処理のために除去されてよい。取扱いプレート101は、房キャリア50の一般的な取扱い、及び/又はタフティングユニット(房付けユニット)又は完成したブラシヘッド10を形成するために使用される他の機器のような、他のツールへの房キャリア50の装填を容易にするために利用されてよい。本発明の1つの構成では、房キャリアを内部に備える取扱いプレート101を、類似の大きさ及び形状の開口を備えるベースプレート110の上部で、類似の位置に配置することができ、房キャリアは、取扱いプレートからベースプレート110に移転されてよい。房キャリア50の余分な材料59の一部又は全部は、製造プロセスのこの工程又は他の工程で、他のプロセス、例えば、切断を介して、或いは複数の連続的なプロセスを介して、除去されてよいことも留意のこと。
様々な房キャリア50の取扱いを容易にするために、1つ又はそれよりも多くのダイブロック又は取扱いプレート101が使用されてよい。ダイブロック又は取扱いプレート101Bが、図6A~図6Bに例示されている。即ち、取扱いプレート101Bは、開口103Bを含み、開口103Bは、図6Bに示すように、図3Dの房キャリア50Dの保持要素52に形状、大きさ、及びレイアウトが対応する。ダイブロック101Bの開口103Bは、ダイブロック101への房キャリア50Dの直接的なスタンピングを容易にする。
加えて、取扱いプレート101Bは、房キャリア50Dのウェビングリンク55を受け入れるような形状及び大きさにされた一組の溝又は凹部104を含んでよい。このようにして、例えば、溝104は、製造中に房キャリア50Dを位置決め及び保持を支援することがある。本明細書に開示され且つ想定される取扱いプレート101は、例えば、取扱いプレート101によって運ばれる対応する房キャリアの更なる処理を容易にするために、ベースプレート110又はスタンピングツール100の他の構成要素から取り外し可能に分離されてよいことに留意のこと。このようにして、溝104内に取り残された、取扱いプレート101Bは、取扱いプレートにスタンピングされる房キャリア50と共に、更なる処理のために、所望であれば、任意の余分な材料から分離されてよい。
別の実施形態に従った取扱いプレート101Cが、図7A~図7Bに例示されている。取扱いプレート101Bとは異なり、取扱いプレート101Cは、(個々の保持要素52とは対照的に)、一般的な形状、大きさ、及び/又はレイアウトにおいて、図3Bの房キャリア50Bのキャリアプレート54に対応する開口103Cを含む。このようにして、キャリアプレート54の一部又は全部は、様々な製造工程のために保持要素52と共に残ってよく、且つ/或いは最終組立中にブラシヘッド10に含められてよい。例えば、1つの実施形態において、スタンピングツール100は、房キャリア50Bの形状を図3Fの房キャリア50Fの形状に変更するように、パンチ又はスタンピング要素でキャリアプレート54の一部のみを除去する構成されてよい。換言すれば、ウェビングリンク55のみを残すために、キャリアプレート54の余分な部分が除去されてよい。他の実施形態において、キャリアプレート54は、余分な部分を除去することなく利用されてよい。
1つの実施形態において、房キャリア50は、房キャリア50を対応する取扱いプレート101の上に直接的にオーバーモールドすることによって形成される。このようにして、取扱いプレート101は、房キャリア50の未処理の事例(インスタンス)と共に、ベースプレート110上に直接的に配置されて、製造機器によって処理されることができる、例えば、スタンピングツール100によってスタンピングされることができる。取扱いプレート101は、取扱いプレート101と係合させられるときに房キャリア50の取扱いを容易にするために、並びに複数のスタンピング又は他の製造プロセスのための取扱いプレート101の再利用性を促進するために、金属又は他の剛性材料のような、任意の所望の材料で作られてよい。
ベースプレート110の1つの実施形態が、図8Aに示されておいり、図8Bに断面図で示されている。ベースプレート110は、取扱いプレート101又は本明細書で議論するような(図9に示すような)他の製造プレートを受け入れるように構成された凹部領域111を含む。このようにして、1つの実施形態によれば、凹部領域111内に配置される取扱いプレート101と共にベースプレート110をスタンピング中に使用して、保持要素52をベースプレート110の対応する開口109に直接的にスタンピングすることができる。
図8Bのベースプレート110は、上記で議論したようなスタンピングを介して、又は手動挿入のような他のプロセスによって、開口109内に既に挿入された、保持要素52を有しても例示されている。上述のように、房キャリア50は、図8Bに示すような個々の保持要素52を含んでよく、或いは房キャリア50b、50cは、キャリアプレート54によって接続された複数の保持要素52を含んでよく、或いは房キャリア50d、50e、50fは、ウェビングリンク55によって接続された複数の保持要素52を含んでよい。
図8Bに示すように、ベースプレート110は、保持要素52の開口51の各々に対応する開口109を有する。開口109の直径又は寸法は、保持要素52がベースプレート110によって所望の位置に保持されるように構成されてよい(例えば、開口109は上から下にテーパ付けられてよい)ことに留意のこと。開口109の構成は、製造プロセスの後続のステップの間に挿入される剛毛房21の形状、長さ、構成、及び断面形状を画定するのに有用である。以下により詳細に議論するように、ベースプレート110は、輪郭インサート114のような、剛毛房21の自由端25の長さ及び/又は輪郭を画定するのを補助するように構成された調整構成を含んでよい。
図9は、1つの実施形態に従ったタフティングユニット130(tufting unit)を例示している。タフティングユニット130は、図10Aに示すように、保持要素52の複数の開口51の各々に挿入された剛毛房21内に複数の剛毛ストランド22を形成するように提供されてよい。例えば、図9に示すように、タフティングユニット130は、ベースプレート110に挿入された(例えば、凹部領域111内に保持された)取扱いプレート101の対応する開口103と整列させられることができるタフティング挿入器132(tufting inserter)を含んでよい。ダイブロック又は取扱いプレート101は、それを貫通する複数の開口103を含む。取扱いプレート101の開口103は、房キャリア50の開口51及びベースプレート110の開口109と整列させられる。操作中に、取扱いプレート101、房キャリア50、及びベースプレート110にある様々な開口103、51、109が整列させられると、タフティングユニット130は、その中に剛毛を強制的に(例えば、機械的に、加圧空気を介して)注入して、開口と対応する形状及び大きさの剛毛房21を形成する。取扱いプレート101は、ダイプレート、ガイドプレート、又は異なるプレートであってよいことが理解されるべきである。所望であれば、房付け(タフティング)は、房キャリアの前述のスタンピング又は切断の前に起こってよいことに留意のこと。
理解することができるように、剛毛房21は、各々のそれぞれの開口に適合するように、適切な形状、大きさ、及び直径を有さなければならない。ベースプレート110の内側にある剛毛房21の端は、図10Aに示すように、ブラシヘッドアセンブリ10において剛毛房21の自由端25となる一方で、ベースプレート110の上方に突出する剛毛房21の部分は、図9に示すように、剛毛房21の近位端23になる。
タフティング後に、剛毛房21の近位端23は、任意的に、後続のボンディング工程中の適切なシールを保証するために均一な高さにトリミングされることが必要な場合がある。トリミングを行うために、図10Aに示すように、高さHを有する切断プレート116を、剛毛房21の近位端23でベースプレート110にある凹部111に配置することができる。切断プレート116は、取扱いプレート101と同じプレートであってよいし、或いは異なるプレートであってよい。ナイフ又は切断器具117を使用して、プレート116の上方に突出する剛毛房21の余分な部分を除去することによって剛毛房21の長さをトリミングすることができる。このようにして、図10Bに示すように、保持要素52の近位側53から延出する剛毛房21の長さは、プレート116が除去されるときに、プレート116の高さHとほぼ等しい。例えば、剛毛房21の近位端23のこの事前設定された長さは、ボンディング中の近位端ヘッド部分26の一貫した予測可能な生成を支援するのに有用であり得る。
房付け後、剛毛房21の近位端23を、例えば、融解、溶接、接着、又は他の技法によって、保持要素52の近位側53に接合させて、図2A~2Bに関して上述し、図11A~図11Cにも示すように、併合された近位端ヘッド部分26を形成することができる。房付け後の房キャリア50の3つの異なる例が図11A~図11Cに示されている。より具体的には、図11Aは、ベースプレート110の開口内に延びる、剛毛房21を房付しれた房キャリア50Dを例示している。図11Bは、取扱いプレート101Cによって支持される間に剛毛房21を房付けした房キャリア50Bを例示している。図11Cは、房キャリア50A(単一の1つの保持要素52)を例示しており、剛毛房21は、剛毛房21の少なくとも一部と保持要素52の近位端の一部とから併合された近位端ヘッド部分26を形成するように融解されている。
1つの実施形態において、ボンディングは、単独で又は保持要素52の一部と共に、剛毛ストランド22を融解させることによって達成される。レーザのような、剛毛房の近位端23及び/又は保持要素52の近位側53と直接的に物理的に接触するようになる熱源によって、熱を供給することができる。代替的に、加熱された空気、又は直接的に物理的に接触することができる、単に隣接することができる、或いは方向付けられることができる様々な他の熱源のいずれかによって、熱を供給することができる。上述のように、同一又は類似の材料組成から剛毛ストランド22及び保持要素52を形成することは、同一又は類似の融点を利用することによってボンディングを有利に向上させることがある。
図12A~図12Cの観点から剛毛房21の自由端25の特性の調整を可能にする構成の幾つかの実施形態を理解することができる。図12Aでは、房ボア112(tuft bores)が、ベースプレート110内で終端する盲穴(ブラインドホール)として配置されている。上記で議論したように、保持要素52が房付け中に着座する開口109から所定の距離として盲穴の底面を設定することができる。即ち、各盲穴の底は、剛毛房21が製造プロセス中に適切な長さに維持されるように、完成したブラシヘッド内の剛毛房21の自由端25と最終的になる剛毛ストランド22の部分のための停止部(ストップ)を提供する。また、盲穴は、剛毛ストランド22が(例えば、タフティングユニット130を介して)挿入されるときに、製造プロセス中に剛毛ストランド22を支持する。長さに加えて、盲穴として配置される房穴112を異なる形状、大きさ、又は輪郭に設定することができる。例えば、第1の盲穴118Aが、他のものよりも僅かに大きいように例示されている一方で、第2の盲穴118Bが、盲穴118Bに挿入される剛毛房21の自由端25のための湾曲した輪郭を形成するように湾曲した底面を備えて、他のものよりも僅かに短いように例示されている。
図12Bのベースプレート110は、図8Bにも示す輪郭インサート114を含むように示されている。前述のように、輪郭インサート114は、ブラシヘッドアセンブリ10内の剛毛房21の自由端25の形状を画定するために使用されてよい。例えば、図12Bに示す輪郭インサート114は、輪郭インサート114の表面114aに対して係合する剛毛房21によって設定されるように、長さ及び表面角度が変化する剛毛房の形状を有する、完成したブラシヘッドを生成する。使用される輪郭インサート114の形状に基づいて、例えば、全ての剛毛房21の自由端25が同じ距離だけ突出する平坦な歯磨き面のような、他の形状も達成し得ることを理解することができる。輪郭インサート114は取り外し可能で交換可能な構成要素として構成されることがあるので、完成したブラシヘッド剛毛の様々な所望の形状を同じベースプレート110で達成することができる。
図12Cに示す別の構成において、房穴112の各々は、房穴112と同じ形状及び直径のピン116を備えてよい。例えば、ピン116は、房ボア112の長さを調節可能に設定するのを可能にするように、房ボア112内で移動可能であってよい。自由端部25に由来する歯磨き面の輪郭を変更するために、異なる表面角度を有するピンを含めることができる。よって、ピン116は、輪郭インサート114及び盲穴118と同じ目的及び機能を概ね果たし、例えば、完成したブラシヘッドの剛毛場及び/又は歯磨き面の所望の形状、長さ、及び輪郭を形成するように働ことが理解されるべきである。
図13A~図13Cの観点から、ブラシヘッド10の最終組立を理解することができる。図13Aは、上述したように、内部に形成された凹部109及び房穴112を有する、即ち、剛毛房21及び保持要素52をそれぞれ受け入れるための、ベースプレート110の頂面図を示している。このようにして、スタンピング、房付け(タフティング)、ボンディングなどの後に、併合された房アセンブリ20は完全に形成され、凹部109内の保持要素52及び房穴112内の剛毛房21の自由端25と共に位置決めされることができる。
ベースプレート110は、ブラシヘッド10のネック40及び/又はマトリクス30の一般的な形状の凹部又はキャビティ120を含んでもよい。併合された房アセンブリ20が作られ、ベースプレート110内に位置付けられた後に、ネック40は、併合された房アセンブリ20の併合された近位端ヘッド部分26に対してプラテン42を整列させるように位置付けられてよい。例えば、図13Bに示すように、キャビティ120は、ネック40がキャビティ120内に配置されるときに、ネック40のプラテン42を房アセンブリ20と適切に整列させることがある。加えて、この製造工程の間に、任意の所望のプレハブ部品(例えば、電子部品、追加的なリング、バネ、又は任意的な他の構成要素)を加え、ベースプレート110によって所定の位置に保持することができる。本明細書の後続のステップで記載するように、あらゆるそのような部品を最終ブラシヘッド内に成形することができる。
然る後、構成要素は、併合された房アセンブリ20の併合された近位端ヘッド部分26とプラテン42との間に形成された空間に、例えば、液体又は流動可能な状態にある、材料を注入することによって、マトリクス30によってオーバーモールドされてよい。マトリクス30は、図13Cに示すように、プラテン42及び房アセンブリ20を少なくとも部分的に囲むか或いはカプセル化することによって、ネック40及び房アセンブリ20を互いに固定するように凝固し、それによって、ブラシヘッドアセンブリ10を形成する。ある実施形態によれば、マトリクス30は、好ましくは、フレキシブルな熱可塑性エラストマ(PTE)又はシリコーンゴムのようなエラストマ材料から作られる。1つの実施形態において、ネック40は、予め形成された部材として提供されず、むしろ、マトリクス30及びネック40は、キャビティ120内に適切な材料を注入することによって、同時に同じ材料によって形成されることが理解されるべきである。図14A及び図14Bは、完成したときのブラシヘッド10の追加的な例をそれぞれ例示している。
図15を参照すると、1つの実施形態において、様々なブラシヘッドの実施形態10及び本明細書に記載される或いはさもなければ想定される実装のうちの1つ又はそれよりも多くを製造する方法200がある。ステップ210では、例えば、任意の既知の成形プロセスによって成形されることによって、房キャリア50が形成される。房キャリアは、1つ又はそれよりも多く保持要素52を含み、保持要素52は、そこを通じて形成された開口51を有する。
方法200の任意的なステップ220において、房キャリアは、房キャリア又は保持要素もしくは保持要素を通じる開口の大きさ又は形状を変更し、設定し、或いは画定するように処理されてよい。例えば、房キャリアは、余分な材料59を除去するためにスタンピング又は切断されてよい。例えば、房キャリアは、キャリアプレート54であってよく、キャリアプレート54は、ステップ220において、1つ又はそれよりも多くのウェビングリンク55が、(例えば、スタンピングツール100、取扱いプレート101で、或いは図4~図7Bに関して議論されるような別の方法で)形成され、成形され、サイズ変更され、或いは除去されるように、更に処理される。
ステップ230で、房キャリアの保持要素は、ステップ210における形成の直後に、或いはステップ220における処理の後に、取扱いプレート110の対応する凹部109内に位置付けられる。1つの実施形態において、ステップ220及び230は、(図4~図7Bに関して議論したように)余分な材料が除去されると同時に、保持要素が取扱いプレートの凹部内に直接的にスタンピングされるという点で、本質的に組み合わされる。
方法200のステップ240で、剛毛は房状に配置され、保持要素52の開口51を通じて(例えば、タフティングユニット130を介して)挿入される。任意的なステップ250で、剛毛房21の近位端23及び近位端23の反対側の自由端25は、長さ、形状、大きさ、輪郭などが調節されてよい。例えば、ベースプレートは、輪郭付き表面114を有するインサートのような調整機構、又は自由端の輪郭を受け入れ且つ設定するための盲穴118及びピン119を含んでよい。剛毛房の近位端は、任意的に、切断プレート116及びナイフ又は切断器具117を用いて所望の高さを達成するように切断されてよく、或いはトリミングされてよい。
方法のステップ260で、剛毛房21の剛毛22の近位端23は、併合された近位端ヘッド部分26を形成するよう結合され、且つ/或いは保持要素52の近位側の少なくとも一部に接合される。併合された近位端ヘッド部分26によってひとたび互いに固定されると、剛毛房及び保持要素の各々の対応するペアは、併合された房アセンブリ20を形成する。1つの実施形態において、ボンディングは、剛毛房の近位端及び保持要素に熱を加えて構成要素を互いに融解させることによって達成される。剛毛房の近位端及び/又は保持要素と直接的に物理的に接触するようになる熱源によって、熱を供給することができる。代替的に、加熱空気、又は直接的に物理的に接触することができる、単に隣接することができる、或いは方向付けされることができる様々な他の熱源のいずれかによって、熱を供給することができる。同一又は類似の組成、従って、同一又は類似の融点を有する材料から剛毛ストランド及び保持要素を作ることによって、良好なボンディング(接合)を促進することができる。
任意的なステップ270で、製造プロセスにおいて(例えば、ステップ220で)既に前もって行われていないならば、房キャリアを処理して、余分な材料を除去することができる。例えば、ステップ220に関して上記で議論したように、これは、キャリアプレート、ウェビングリンクなどの一部又は全部を除去することを含んでよい。同様に上記で議論したように、例えば、完全に組み立てられたときに、キャリアプレート54の全体がブラシヘッドアセンブリ10に含められるならば、ステップ270は、実行されないことがある。
方法200のステップ280において、房アセンブリに対して位置決めされるブラシのために、房アセンブリを(未だ設置されていないならば)ベースプレートに挿入し、そして、ネック40に挿入することができる。例えば、これはベースプレートの対応するキャビティ120内にネックを配置することを含んでよく、それはネック40のプラテン42部分を併合された房アセンブリに対して整列させる。位置決め後、ネックと併合された房アセンブリとの間の空間に材料を注入することによって、マトリクスが、併合された房アセンブリ及びネックの少なくとも一部にオーバーモールドされる。マトリクス材料30は、エラストマ材料を含んでよい。ひとたび凝固させられると、マトリクスは、併合された房アセンブリ及びネックを少なくとも部分的に一緒に取り囲むか或いはカプセル化し、それによって、ブラシヘッドアセンブリを形成する。
本明細書において開示され且つ想定される実施形態によれば、同じ取扱いプレート又はベースプレート(101、110)が、剛毛を成形、スタンピング、房付け、ボンディング、トリミング/調整すること、及び/又はオーバーモールドすることのような、複数の異なる製造工程のために利用される場合があることが理解されるべきである。他の実施形態において、部分的に製造される構成要素は、1つの取扱いプレート又はベースプレートから異なる取扱いプレート又はベースプレートに移転されてよい。加えて、方法200中のステップの各々は任意であること、及び/又は示される順序以外の順序で完了されてよいことが理解されるべきである。有利には、これらの構成は、製造工程のいずれかのために時間及び場所における柔軟性を可能にする一方で、所望であれば、各工程が次の工程に直ちに続くことも可能にする。
本明細書に記載するように、レーザ溶接は、剛毛及び保持要素を互いに結合させるための幾つかの実施形態において特に有利なことがある。レーザ溶接は、接合された近位端ヘッド部分26を完全に封止された一体要素として形成する際に、剛毛22の近位端23の少なくとも一部及び保持要素52の隣接部分を消耗する。従って、レーザ溶接を、相応して、何らかの予め特定された性能特性(例えば、レーザビーム波長、加熱される材料の結果としての温度、連続的な作動の脈動周波数又は持続時間、ビーム直径、ビームが近位端23を横断して移動させられる速度など)で作動させて、対応する材料を予測可能な深さまで溶融させ、且つ/或いは房アセンブリ20の各々の房アセンブリの幅(横方向/半径方向)に亘る予測可能な深さプロファイルで溶融させることができる。
レーザ溶接操作は、1つ又はそれよりも多くの溶接ゾーンに対して構成されてよい。溶接ゾーンは、保持要素52の近位側53に隣接する第1の溶接ゾーンを含んでよく、第1の溶接ゾーンでは、保持要素52からの材料のみが、即ち、剛毛ストランド22のいずれかをその中に組み込むことなく、融解され、改質される。第2のゾーンが、第1のゾーンの横方向又は半径方向内側に形成されてよく、第2のゾーンでは、保持要素52の一部及び剛毛ストランド22の両方が融解され、互いに一体化される。第3のゾーンが、形成されてよく、第3のゾーンでは、剛毛22のみが、即ち、保持要素52から如何なる材料も一体化することなく、融解され、互いに一体化される。
互換性のある材料が使用されるならば、第2のゾーンは、保持要素52及び剛毛22の両方からの材料を互いに有利に融合させることができ、第1のゾーン及び第3のゾーンを連続的で一体的な封止された構造、例えば、併合された近位端ヘッド部分26として一体化するのを助けることができる。上記で議論した溶接ゾーンは、いずれも、予め選択された寸法(例えば、横方向の距離及び/又は長手方向の深さ)に形成されてよく、且つ/或いは、房アセンブリ20に亘って及び/又はゾーンのうちのいずれかのゾーンに亘って横方向/半径方向に、対応するゾーン内の予め選択された(複数の)寸法プロファイル、例えば、勾配を伴って形成されてよい。(剛毛22からの材料だけを含む)第3のゾーンは、多くの実施形態において、房21の断面サイズ及び保持要素52の厚さに依存して、最大のゾーンであることが期待される。
選択される溶接エネルギ又は複数のエネルギ、エネルギ又は複数のエネルギが向けられる面積/体積、エネルギ/複数のエネルギが加えられる持続時間、及び他のパラメータは、房21又は房キャリア50に亘って及び/又は房キャリア50の特定の保持要素52の特定の房に亘って変化させられてよい。任意のキャリアに関して、溶接のパラメータは、各々の房-保持要素のための強固な、完全な、シールされた、及び他の点で所望の溶接を提供するように構成されてよい。例えば、特定の溶接パラメータは、(a)溶接部によって可能となる房保持力並びに溶接部に関連する他の構造目標及び性能目標を設定する溶接部の所望の形状/寸法、(b)房の形状、寸法、サイズなど、(c)房キャリア又は保持要素の形状、寸法、サイズなど、(d)その保持要素に対する房の整列/向き(例えば、フィラメントが保持要素の近位端から突出する高さHのような(複数の)距離)、(e)例えば、ブラシヘッドの最終組立後の房の性能特性を設定する、プラテンに対する房キャリア又は房-保持要素の整列/向き、(f)(複数の)フィラメントの形状、(複数の)構造、タイプ、材料等、及び/又は(g)キャリア/保持要素の形状、(複数の)構造、タイプ、材料などのような、様々な要因のうちの1つ又はそれよりも多くの要因に応答するように調整されてよい。溶接構成は、(例えば、溶接部又は任意の材料の性質を変化させることがある燃焼又は他の活動を最小限に抑えるか或いは防止するよう)、例えば、最小の又はさもなければ所望の量の時間又はエネルギで所望の適切な溶接に到達するよう、最適化されてよい。
1つ又はそれよりも多くの選択された溶接部は、溶接部の選択された領域に補助材料を導入することによって実施されてよい。一例として、溶接によって、保持要素52に十分近い場所において剛毛22を補助材料及び保持要素52と組み合わせる溶接部が提供されるように、補助材料は、選択された又は全てのフィラメントの近位端で導入されてよい。選択される材料の導入は、溶接中に、選択された質量又は体積内の溶接領域に、例えば、糸、粉末、液体などのような、補助材料を適用することによって達成されてよい。補助材料は、剛毛ストランド22若しくは保持要素52又はこれらの幾つかの組合せと同一又は類似の材料であってよく、或いはこれらのいずれでなくてもよい。
1つの実施形態では、例えば、図16に示すように、1つ又はそれよりも多くのプレート、キャップ、覆い、コーティング、又は明確な量の補助材料を含む他の固体容積が、溶接のために選択される(複数の)領域上に、そのような領域に亘って、又はそのような領域に隣接して適用(塗布)されてよい。例えば、プレートの場合、その選択される領域は、併合された近位端ヘッド部分26を覆うように、房全周を越えて(例えば、横方向又は半径方向に)延びる。このようにして、溶接後、プレートは、図16に示すように、キャップ27を形成し、キャップ27は、溶接後に、房21及び保持要素52の併合された近位端ヘッド部分26の全部又は実質的に全部を覆う。意図される溶接領域に亘って補助材料を導入するこの方法又は他の方法によって、例えば、溶接によって提供されるシールは、例えば、後続のオーバーモールド(overmolding)又は他の組立プロセスの間に、剛毛22及び/又は保持要素52の間の他の材料の侵入を妨害又は防止するように、強化されることがある。
1つの実施形態において、レーザ溶接プロセスは、レーザのビームを透過するプレート又は材料を使用して行われる。この透過溶接技法において、レーザは、房及び保持要素を溶接するためにプレートを通過し、そうする際に、プレートを保持要素52及び/又は房21に接合するのに十分な熱エネルギを生成することがある。プレートは、締付け圧力が加えられた状態で、併合された近位端ヘッド部分26の上に配置されることがある。例えば、図16を参照すると、キャップ27は、レーザデバイスからのビーム99がキャップ27を通過して、併合された近位端ヘッド部分26の外面26’で剛毛房21及び/又は保持要素52を互いに融解するように、ビーム99に対して透明な材料で作られてよい。外面26’で生成される熱は、キャップ27を剛毛房21及び/又は保持要素52にも結合するのに十分であることができ、それによって、併合された近位端ヘッド部分26の一部を封止及び/又は形成することができる。
図17を参照すると、1つの実施形態には、本明細書に記載するか或いはさもなければ想定される実施形態及び実装に従った併合された房アセンブリ20を製造するための方法300がある。方法300のステップは、一般的に、適宜、方法200のような本明細書に開示する他の方法のステップと交換されてよく、或いはそれらのステップの間に挿入されてよいことが理解されるべきである。同様に、本明細書に開示するその他の方法のステップは、方法300と交換されてよく、且つ/或いは方法に挿入されてよい。方法300のステップ310では、1つ又はそれよりも多くの保持要素52を含む房キャリア50が提供される。方法300のステップ312で、複数の剛毛房21が提供され、それらの各々は、複数の剛毛ストランド22を含む。
方法300のステップ320で、剛毛房のうちの少なくとも1つが、房キャリアの各保持要素の開口51に挿入される。ステップ330で、剛毛房の近位端23又は自由端25の長さ、輪郭形成、又は構成が、(例えば、方法200のステップ250に関して議論したように)トリミングされてよく、或いは他の方法で調整されてよい。
ステップ330で、レーザを利用して、剛毛房の近位端、又は剛毛房の近位端及び保持要素の近位側53の少なくとも一部を互いに溶接する。冷却されるか或いはその他の方法で固化されると、レーザ溶接は、近位ヘッド部分26を作り出す。ステップ330は、補助材料(例えば、キャップ27)を加えて、溶接部の作成又は封止を支援してよい。
溶接された房アセンブリの近位端ヘッド部分が形成されて冷めた後に、溶接された房アセンブリを、その直後に又は別の場所及び時間に、更に処理することができる。例えば、1つの実施形態において、溶接された房アセンブリをブラシヘッドのネック(例えば、ネック40)に対して位置付け、マトリクス(例えば、マトリクス30)によってネックと共にオーバーモールドして、完成されたブラシヘッド(例えば、ブラシヘッド10)を形成することができる。
本明細書に記載するように、房キャリア50は、スタンピングによって形成されてよい。従って、スタンピングを利用してブラシヘッド、例えば、ブラシヘッド10を製造する製造ライン150が、図18に例示されている。また、製造ライン150によって使用される様々なステップ又は段階が、図19A~図19Eにおいて最良に理解され、それらは、鉤括弧内の図18からの対応する段階番号で示されている。段階[1]で、製造ライン150には、ブランク形態のバッキング材料60(裏当て材料)が提供される。バッキング材料60は、ロール151から、又はストリップ151a、プレートなど(図示せず)のような、他の形態で提供されてよい。以下でより詳細に議論するように、バッキング材料60は、保持要素52を生成するのに十分な幅及び厚さを有してよい。バッキング材料60は、例えば、バッキング材料60がロール151か繰り出されると(unspooled)、或いはバッキング材料151aのストリップ(図示せず)が製造機器に給送されると、多数のブラシヘッドのための保持要素52が同じバッキング材料片から連続的に製造されることがあるような、材料の長さとして形成されてよい。幾つかの構成において、バッキング材料60は、異なる製造機器間でバッキング材料60を移行させるのを助けるために、及び/又は、例えば、穴61を製造機器の対応するピンと係合させることによって、バッキング材料60を製造機器上の適切な位置及び張力に保持するために、1つ又はそれよりも多くのガイド穴61を有してよい。
段階[2]で、複数の開口62が、バッキング材料60を通じてスタンピングされる(打ち抜かれる)。図19A~図19Cに見ることができるように、開口部62の異なるサイズ、形状、及び配置を、バッキング材料60にスタンプすることができる。このようにして、開口62は、各々及び/又は一緒に、完成時に、ブラシヘッドアセンブリ10における剛毛房21の計画された配置を反映するような、サイズ、形状、及び/又はパターンに配置されてよい。以下の開示に照らしてより良く理解されるように、保持要素52は、各開口62を備えるバッキング材料60から形成され、各開口62は、剛毛房が保持要素52と共に又は保持要素52を通じて固定されるように、剛毛房を通じて挿入する手段を提供する。段階[2]がダイ及び/又はスタンピングプレス152を使用して実行されてよい。異なる最終的な剛毛構成が望まれるならば、様々な構成のために異なるスタンプダイを使用することができる。
スタンピングの間に、バッキング材料60及び/又はその一部は、型又はベースプレート110内又は上に係合されてよい。バッキング材料60がひとたびスタンプされると、バッキング材料60は、直ちに又は後の時間及び/又は場所での、更なる処理のための準備が整う。後の時間及び/又は場所であるならば、スタンピングされたバッキング材料60は、同じ又は異なる製造機器での更なる処理のために、巻き付けられるか(rolled)或いは積み重ねられ(stacked)、そして、再び後に巻き戻されるか(unrolled)或いは積重ね解除される(unstacked)ことができる。バッキング材料60は、複数の段階間に型(例えば、ベースプレート110)内に留まってよく、或いは異なる型(例えば、ベースプレート110)間で移されてよい、例えば、所望に、各段階のために特別に配置されてよい。
段階[3]で、1つ又はそれよりも多くの剛毛房21が、バッキング材料60にある複数の開口62に挿入される。理解し得るように、各剛毛房21は、各々のそれぞれの開口62に嵌合するのに適したサイズを有さなければならず、且つ/或いは開口62のサイズ及び形状は、開口62が剛毛ストランド22で充填されたときに対応する剛毛房21のそれぞれの形状及びサイズを確定する。
近位端23及び自由端25は、本明細書に記載する任意の方法を介して、例えば、輪郭プレート、ピン、盲穴、切断プレート、ナイフなどを介して調整されてよい。例えば、図19A~図19Bでは、剛毛房21の一部が、段階[3]でバッキング材料60の近位側63から突出するように例示され、この突出部分は、段階[3.1]で除去される。1つの実施形態において、突出部分は、例えば、後のボンディングプロセス、特に、ボンディング中に剛毛ストランド22を部分的に消耗する傾向がある融解又は他のプロセスを容易にするために、所定の高さにトリミングされてよい。剛毛22の切断又はトリミングは、例えば、バッキング材料60の近位側63の表面に沿って走る、ナイフ又は他の切断ツールによって達成されてよい。
段階[4]で、複数の剛毛房21の近位端23が互いに結合され、それは剛毛房21を周囲の支持材料60の少なくとも一部と結合させること又は周囲の支持材料60の少なくとも一部に結合させることを含んでよい。例えば、構成要素を一緒に融解する十分な熱を加えて、図2に関して上述したように、併合された近位端ヘッド部分26を形成してよい。よって、接合された近位端ヘッド部分26は、バッキング材料60の近位側63の少なくとも一部及び互いに接合された剛毛房21の近位端23の少なくとも一部のうちの1つ又はそれよりも多くの組み合わせとして形成されてよいことが理解されるべきである。剛毛房21の近位端23及び/又はバッキング材料60の近位側63と直接的に物理的に接触するようになる加熱プレス、ラム、又はピンのような熱源155を用いて、ボンディングを達成することができる。代替的に、加熱空気、溶接レーザ、化学融合、又は様々な他の熱源を用いて、ボンディングを達成することができる。上述したように、併合された房アセンブリ20を形成するために、バッキング材料60及び剛毛房21は、ABS、ナイロン、ポリプロピレン、又はこれらの材料の変形又は組み合わせのような、同一又は類似の組成を有する材料で作られてよい。
段階[5]で、併合された近位端ヘッド部分26がひとたび形成されると、(そして十分に冷却されるか或いは硬化されると)、本発明の1つの構成では、バッキング材料60の余分な部分64を、例えば、スタンピング又は切断機器156によって除去して、個々の併合された房アセンブリ20を形成してよい。例示のように、別個の併合された房アセンブリの代わりに、房キャリアウェブ28が、(例えば、ブラシヘッド10のための最終的な剛毛房パターンにおいて)ストランド又はウェブによって相互接続された一群の房保持要素52として形成されてよい。段階[5]での房保持素子52及び/又は房キャリアウェブ28の拡大版を図19Dに示している。段階[5]は、房保持要素52及び/又は房キャリアウェブ50’が1つ又はそれよりも多くのストランド又はウェブを介してバッキング材料60に依然として取り付けられている事前切断操作を含んでよい。本発明の1つの実施形態において、製造の段階[5]は利用されない。この実施形態では、余分な部分64を除去することによって房キャリアウェブ28を形成する代わりに、段階[4]で図19Cに最良に示すように、併合された房アセンブリのキャリアプレート29が形成される。この実施形態において、製造は段階[4]から段階[6]に直接進み、併合された房アセンブリのキャリアプレート29は、後述するように、バッキング材料60から除去される。
段階[6]で、個々の併合された房アセンブリ20及び/又は併合された房センブリの房キャリアウェブ28、又は併合された房アセンブリのキャリアプレート29が、バッキング材料60から完全に除去されてよい。房キャリアウェブ28の拡大図を図19Eに示す。(房キャリアウェブ28又は房キャリアプレート29内で分離された或いは相互接続された)完成した併合された房アセンブリ20がバッキング材料60からひとたび分離されると、標準的な産業リサイクル技術技法で知られているように、ロール上に残る余剰バッキング材料を段階[10]において廃棄又はリサイクルすることができる。
段階[7]で、ネック40は、例えば、型を用いてプラスチックからネック40を成形することによって、任意の所望の知られている又は将来開発される標準的な製造技法に従って形成される。段階[8]で、ネック40及び併合された房アセンブリ20は、(例えば、房キャリアウェブ28又は房キャリアプレート29のような房キャリア50のうちの1つにおいて又は別々に)互いに対して位置決めされ、マトリクス30によってオーバーモールドされる。
上述の製造プロセスでの変形が可能であることが理解されるべきである。例えば、上述の工程及び段階は、任意的に行われてよく、異なる順序で行われてよく、或いは他の工程又は段階と置換されてよい。1つの実施形態において、バッキング材料60は、例えば、段階[2]で、バッキング材料60の余分な部分64が房付けの前に除去されるような方法でスタンピングされる。このようにして、房保持要素52及び/又は房キャリアウェブ50’は、代わりに上述のように、房付けされ、次に、房付けされた剛毛に結合される。1つの実施形態では、保持要素52、房キャリアウェブ28、又はキャリアプレート29を(例えば、段階[5-6]に関して議論したように)バッキング材料60から完全に切り取ることができ、更なる処理(例えば、段階[3]に従った剛毛房の挿入、段階[4]に従ったボンディング又は融解、段階[8]に従ったオーバーモールディングなど)を完了することができる(例えば、バッキング材料60からそれらを切り取った後、保持要素52及び/又はキャリアウェブ28又はキャリアプレート29は、完了まで同じ型内に維持されてよい)。他の実施形態において、部分的に処理されたバッキング材料60は、同一又は異なる場所、設備、及び/又は時間で、異なる型又は機器の間で移送されてよい。
図20を参照すると、本明細書に記載されているか或いはさもなければ本明細書において想定される様々なブラシヘッド10の実施形態及び実装のうちの1つ又はそれよりも多くを製造する方法400が提供されている。本明細書に開示されている他の方法と同様に、方法400の工程は、一般的に、適宜、方法200又は300のような本明細書に開示されている他の方法の工程と交換されてよく或いはそれらの間に挿入されてよいことが理解されるべきである。同様に、本明細書に開示される他の方法の工程は、方法400に交換と交換されてよく且つ/或いは方法400に挿入されてよい。
方法400の工程410では、上述の段階[1]に関して記載したように、バッキング材料のストリップ151a又はロール151が提供される。工程420において、複数の開口62が、段階[2]に関して上述したように完成したブラシヘッドアセンブリ10における剛毛の計画された配置を反映するサイズ、形状、及びパターンのバッキング材料を通じて形成される。
1つの実施形態では、任意的に、工程430で、バッキング材料の余分な部分64を除去して、1つ又はそれよりも多くの別個の房保持要素52及び/又は房保持要素の相互接続されたウェブ28を形成するような方法において、バッキング材料をスタンピング又は切断する。保持要素及び/又はキャリアウェブは、後続の処理の前に、バッキング材料から完全に切り出されてよい。バッキング材料が(開口のみ又は開口と保持要素及び/又はキャリアウェブとの両方を形成するために)ひとたびスタンピングされると、直ちに又は後の時間及び/又は場所で、更なる処理のための準備が整う。
方法400の工程440で、複数の剛毛ストランド22を含む剛毛房21が、工程420で形成された各開口に挿入される。幾つかの実施形態では、工程450で、剛毛房の近位端23及び/又は自由端25は、(例えば、本明細書で議論するような輪郭形成プレートを使用して)所望の長さ及び/又は形成を設定するようにトリミング又は調整されてよい。
方法400の工程460で、剛毛が結合される。例えば、工程460は、複数の剛毛房21の近位端に熱を加えて、剛毛及び/又は剛毛及びバッキング材料を一緒に融解して、近位端ヘッド部分26を形成することを含んでよい。代替的に、レーザ溶接、接着剤、又は他のボンディング技法が、ボンディング工程のために使用されてよい。
任意的な工程470は、任意的な工程430に似ており、工程430が以前に行われなかったならば行われてよい。即ち、工程470で、併合された房アセンブリの併合された近位端ヘッド部分がひとたび形成されると、バッキング材料の余分な部分を除去して、別個の房保持要素及び/又は房キャリアウェブ内に配置された房保持要素の相互接続された群を形成することができる。方法400の工程480において、完成された房保持要素及び/又は房キャリアウェブをバッキング材料から切り出すことができる。工程480は、所望であれば、ステップ430の直後に又はその一部として生じてよいことに留意のこと。
方法400の工程490において、ブラシヘッドネック40のプラテン部43が、上述のように房キャリアアセンブリ20を配置することによって、併合された房アセンブリ20に対して位置決めされる。次に、房キャリアアセンブリとブラシヘッドのネックとの間に作り出された空間内にマトリクス30を注入することができる。マトリクスは、固化すると、ネックの少なくとも一部と及び併合された房アセンブリを取り囲むか或いはカプセル化して、完成されたブラシヘッドアセンブリ(例えば、図1Aに示すようなブラシヘッド10)を形成する。
本明細書中で定義され且つ用いられるとき、全ての定義は、辞書的定義、参照として援用される文献中の定義、及び/又は定義される用語の通常の意味を支配すると理解されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において用いられるとき、単数形の表現は、明瞭に反対のことが示されない限り、「少なくとも1つ」を意味すると理解されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用するとき、「及び/又は」という語句は、そのように結合された要素、即ち、ある場合には結合して存在し且つ他の場合には非結合的に存在する要素の「一方又は両方」を意味すると理解されるべきである。「及び/又は」と共に列挙される複数の要素は、同じ様に、即ち、そのように結合された要素の「1つ又はそれよりも多く」と解釈されるべきである。「及び/又は」という節によって具体的に特定される要素以外の他の要素が、具体的に特定される要素に関連しようが関連しまいが、任意に存在してよい。
本明細書及び特許請求の範囲において使用するとき、「又は」は、上記で定義されるようなの「及び/又は」と同じ意味を有すると理解されるべきである。例えば、リスト中の品目を分離するとき、「又は」又は「及び/又は」は、包括的である、即ち、多数の要素又は要素のリストのうちの少なくとも1つを含むが、1つよりも多くの要素も含み、任意的に、追加的な列挙されていない品目を含むと解釈されなければならない。「~のうちの1つのみ」又は「~のうちの正確に1つ」のような明らかに逆のことを示す用語、又は特許請求の範囲において使用されるときの「~なる」のような用語のみが、多数の要素又は要素のリスト中の正確に1つを含むことを指す。一般的に、本明細書において使用されるとき、「又は」という用語は、「いずれか」、「~のうちの1つ」又は「~のうちの正確に1つ」のような排他性の用語が先行するときに、排他的選択肢(即ち、一方又は他方であるが両方ではない)を示すものとしてのみ解釈されるべきである。
本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、1つ又はそれよりも多く要素のリストを参照する際の「少なくとも1つ」という語句は、要素のリスト中の要素の任意の1つ又はそれよりも多くから選択される少なくとも1つの要素を意味すると理解されるべきであるが、要素のリスト中に具体的に列挙されるありとあらゆる要素のうちの少なくとも1つを必ずしも含まず、要素のリスト中の要素の任意の組み合わせを排除しない。この定義は、具体的に特定される要素に関連するにしても関連しないにしても、「少なくとも1つ」が言及する要素のリスト内で具体的に特定される要素以外の要素が任意的に存在してよいことも可能にする。
明瞭に反対のことが示されていない限り、1つよりも多くのステップ又は行為を含む本明細書中において特許請求されるいずれかの方法において、方法のステップ又は行為の順番は、方法のステップ又は行為が引用される順番に必ずしも限定されないことも理解されるべきである。
特許請求の範囲において並びに本明細書において、「含む(comprising)」、「含む(including)」、「保持する(carrying)」、「有する(having)」、「収容する(containing)」、「含む()involving」、「保持する(holding)」、「~なる(composed of)」、及び同等表現のような、全ての移行句は、開放端(オープンエンド)である、即ち、非限定的に含むことを意味すると理解されるべきである。「~なる」及び「本質的に~なる」という移行句のみが、それぞれ、閉鎖された或いは半閉鎖された移行句でなければならない。
幾つかの発明的な実施形態を本明細書に記載し且つ例示したが、当業者は、本明細書に記載する機能を遂行し且つ/或いは結果及び/又は利点の1つ又はそれよりも多くを得るための様々な他の手段及び/又は構造を容易に心に思い描き、そのような変形及び/又は修飾の各々は、本明細書に記載する発明的な実施形態の範囲内にあるとみなされる。より一般的には、当業者は、本明細書に記載する全てのパラメータ、寸法、材料、及び構成が、例示的であることを意図すること、並びに実際のパラメータ、寸法、材料、及び/又は構成が発明的な教示を用いる具体的な適用又は複数の適用に依存することを容易に認識するであろう。当業者は、日常的であるに過ぎない実験を用いて、本明細書に記載する具体的な発明的な実施形態に対する多くの同等物を認識し或いは確認することができるであろう。従って、前述の実施形態は、ほんの一例として提示されていること、並びに発明的な実施形態は、添付の特許請求の範囲及びその同等物の範囲内で、具体的に記載され且つ特許請求されるものとは異なるように実施される場合があることが理解されるべきである。本開示の発明的な実施形態は、本明細書に記載する各々の個々の構成、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法に向けられる。加えて、2つ又はそれよりも多くのそのような構成、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法のあらゆる組み合わせも、そのような構成、システム、物品、材料、キット、及び/又は方法が相互に矛盾しないならば、本開示の発明的な範囲内に含まれる。

Claims (15)

  1. ブラシヘッドを製造する方法であって、
    複数の保持要素を形成するステップであって、各々の保持要素は貫通する1つ又はそれよりも多くの開口を有する、形成するステップと、
    前記保持要素を取扱いプレートの対応する凹部内に位置付けるステップと、
    剛毛房を各々の対応する保持要素の前記1つ又はそれよりも多くの開口内に挿入するステップと、
    前記剛毛房と前記保持要素とを複数の併合された房アセンブリとして一緒に固定する併合された近位端ヘッド部分を形成するために、各剛毛房の近位端を前記対応する保持要素に結合するステップと、
    前記併合された房アセンブリに対して前記ブラシヘッドのネックを位置付けるステップと、
    前記ネックのプラテン及び前記併合された房アセンブリをマトリクス内で少なくとも部分的に取り囲むステップとを含む、
    方法。
  2. 前記結合するステップは、前記剛毛房を少なくとも部分的に溶解及び接合して前記併合された近位端ヘッド部分を形成するのに十分な温度で、前記保持要素の近位側及び前記剛毛房の前記近位端に熱を加えるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記剛毛房及び前記保持要素は、同一又は類似の融点を有する同一又は類似の材料で作られる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記結合するステップは、レーザ溶接するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記形成するステップは、バッキング材料のストリップから前記保持要素をスタンピングするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記保持要素は、相互接続されたウェブ又はキャリアプレートとして形成される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記形成するステップは、前記保持要素から余分な材料を除去するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記複数の保持要素は、キャリアプレート、1つ又はそれよりも多くのウェビングリンク、又は前述のもののうちの少なくとも1つを含む組み合わせを含む、房キャリア内に含められる、請求項7に記載の方法。
  9. 余分な材料を除去して前記キャリアプレート又は前記1つ又はそれよりも多くのウェビングリンクを形成するよう前記房キャリアをスタンピングするステップを更に含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記保持要素は、順次式に行われる前記挿入するステップ、結合するステップ、位置付けるステップ、及び取り囲むステップのうちの少なくとも2つのステップの間に、前記取扱いプレートの前記凹部から除去されない、請求項1に記載の方法。
  11. 前記保持要素にある前記1つ又はそれよりも多くの開口は、異なる形状及びサイズを有する、請求項1に記載の方法。
  12. 前記取り囲むステップは、前記併合された房アセンブリ及び前記プラテンを前記マトリクスでオーバーモールドするステップを含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記取り囲むステップは、前記マトリクスの固化後に、房スパイクの形態の前記併合された房アセンブリを前記マトリクス中に注入するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記剛毛房の前記近位端又は前記近位端の反対側の自由端の長さ、形状、大きさ又は輪郭のうちの1つ以上を調節するステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  15. 複数の併合された房アセンブリであって、
    各房アセンブリは、
    複数の剛毛ストランドを含み、自由端と、近位端とを有する、剛毛房と、
    該剛毛房を受け入れるように構成された貫通する開口を有する保持要素と、
    前記剛毛房の前記近位端の少なくとも一部を前記保持要素の近位側の少なくとも一部に結合することによって形成される併合された近位端ヘッド部分とを含む、
    複数の併合された房アセンブリと、
    プラテンを有するネックと、
    前記プラテンと前記併合された房アセンブリの前記保持要素とを少なくとも部分的に取り囲むマトリクスとを含む、
    ブラシヘッド。
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