JP7218525B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明の目的は、携帯端末の表示領域の大きさを考慮せずに、特定の情報を携帯端末の表示領域に表示する構成と比較して、特定の情報及び携帯端末の表示領域に表示中の情報を把握し易くすることにある。
請求項2に記載の発明は、携帯端末の表示領域の大きさを取得する取得手段と、自装置に格納される特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示する表示手段とを備え、前記表示領域の大きさと情報量とが予め対応付けられており、前記表示手段は、前記特定の情報の情報量が、前記携帯端末の表示領域の大きさに対応する情報量よりも多い場合、当該特定の情報を自装置の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、携帯端末の表示領域の大きさを取得する取得手段と、自装置に格納される特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示する表示手段とを備え、前記表示手段は、前記特定の情報が秘密情報の入力を受け付けるための情報であり、かつ、自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされている場合、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示し、自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされていない場合、前記携帯端末の表示領域の大きさによらず、前記特定の情報を自装置の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記表示手段は、前記自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされていない場合、当該セキュリティ設定に関する情報を自装置の表示領域又は前記携帯端末の表示領域に表示し、自装置にて当該セキュリティ設定がされた後、当該携帯端末の表示領域の大きさに応じて、前記特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、コンピュータに、携帯端末の表示領域の大きさを取得する機能と、自装置に格納され当該自装置の処理に関する特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示させるためのデータを出力する機能とを実現させ、前記データを出力する機能は、前記携帯端末の表示領域の大きさが予め定められた基準より小さい場合、前記特定の情報の一部に関する情報を当該携帯端末の表示領域にデータを出力し、当該特定の情報のうち当該一部よりも多くの情報を自装置の表示領域にデータを出力することを特徴とするプログラムである。
請求項2記載の発明によれば、より確実に、特定の情報及び携帯端末の表示領域に表示中の情報が把握し易くなる。
請求項3記載の発明によれば、自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされていない場合に、特定の情報を携帯端末の表示領域に表示する構成と比較して、秘密情報が外部に漏れるのを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされていない場合であっても、特定の情報を携帯端末の表示領域に表示するとともに、秘密情報が外部に漏れるのを抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、携帯端末の表示領域の大きさを考慮せずに、特定の情報を携帯端末の表示領域に表示する構成と比較して、特定の情報及び携帯端末の表示領域に表示中の情報を把握し易くする機能を、コンピュータにより実現できる。
図1は、本実施の形態に係る情報処理システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、情報処理システム1は、画像処理装置100と携帯端末200とを備える。本実施の形態では、情報処理装置の一例として、画像処理装置100が用いられる。
ただし、本実施の形態では、画像処理装置100と携帯端末200との間のデータの送受信を、無線通信ではなく有線通信で行ってもよい。
図2は、本実施の形態に係る画像処理装置100のハードウェア構成例を示した図である。画像処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、表示機構104、画像読取部105、画像形成部106、画像処理部107、通信部108、記憶装置109を備える。なお、これらの各機能部は、バス110に接続されており、このバス110を介してデータの授受を行う。
なお、以下では、表示機構104の表示パネルにおいて画面が表示される表示領域を、「自装置表示領域」と称することとする。
図3は、本実施の形態に係る携帯端末200のハードウェア構成例を示した図である。携帯端末200は、CPU201と、記憶手段であるメモリ202とを備える。CPU201は、OSやアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行し、後述する各種機能を実行する。また、メモリ202は、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域を有する。
無線I/F203は、画像処理装置100との間で無線通信を行い、各種データの送受信を行う通信インタフェースとして機能する。
画像表示部204は、例えば、タッチパネルである。そのため画像表示部204は、表示パネルを備えるとともに、接触が行われたことを検知するタッチパネルを備えている。接触を検知する手段は、接触による圧力をもとに検知する手段や、接触した物の静電気をもとに検知する手段等、どのようなものが用いられてもよい。
なお、以下では、画像表示部204の表示パネルにおいて画面が表示される表示領域を、「携帯端末表示領域」と称することとする。
次に、本実施の形態に係る画像処理装置100の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る画像処理装置100の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る画像処理装置100は、表示要求受付部111と、表示領域情報取得部112と、表示制御部113とを備える。
ここで、表示領域情報取得部112は、例えば、携帯端末200が、特定の情報の表示要求とともに携帯端末表示領域の大きさを送信することにより、携帯端末表示領域の大きさを取得する。また、表示領域情報取得部112は、操作者が操作している携帯端末200に対して携帯端末表示領域の大きさを送信するように要求して、携帯端末表示領域の大きさを取得してもよい。さらに、操作者が操作している携帯端末200が特定されていない場合であっても、例えば画像処理装置100から予め定められた範囲内にある携帯端末200に対して携帯端末表示領域の大きさを送信するように要求して、携帯端末表示領域の大きさを取得してもよい。
一例として、携帯端末200がスマートフォンの場合、携帯端末表示領域の大きさは、例えば、5インチ(縦11.05cm、横6.22cm)である。
ここで、表示制御部113は、表示要求受付部111が受け付けた表示要求により、自装置に格納される特定の情報を表示する場合に、表示領域情報取得部112が取得した携帯端末表示領域の大きさに応じて、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。また、表示制御部113は、特定の情報の情報量や特定の情報の性質に応じて、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示してもよい。表示制御部113による表示制御の詳細については、後述する。
次に、表示要求受付部111が表示要求を受け付ける処理について説明する。
表示要求受付部111は、上述したように、例えば操作者が携帯端末200や画像処理装置100を操作することにより、自装置に格納される特定の情報の表示要求を受け付ける。
より具体的には、例えば、携帯端末200は、画像処理装置100から予め定められた範囲内に近付いた場合、画像処理装置100の処理に関する特定の情報を表示するように、画像処理装置100に要求する。例えば、操作者が携帯端末200で認証してログインした状態で画像処理装置100に近付いた場合、携帯端末200は、画像処理装置100で実行可能な画像処理の一覧を表示するように要求する。また、例えば、携帯端末表示領域に予め定められた情報が表示された状態で、画像処理装置100から予め定められた範囲内に近付いた場合、携帯端末200は、画像処理装置100の処理に関する情報として、予め定められた情報に関連する情報を表示するように要求する。具体的には、例えば、携帯端末表示領域にスキャン(即ち、文書の読み取り)の設定画面が表示された状態で、画像処理装置100から予め定められた範囲内に近付いた場合、携帯端末200は、スキャンの設定画面に関する情報(例えば、スキャンの設定画面の設定内容を説明するヘルプ情報)を表示するように要求する。
次に、自装置に格納される特定の情報の表示要求を受け付けた場合の表示制御部113による表示制御の処理について、複数の場合に分けて説明する。
表示制御部113は、携帯端末表示領域の大きさに応じて、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。また、携帯端末表示領域の大きさに応じて、自装置表示領域に表示される特定の情報の表示態様と、携帯端末表示領域に表示される特定の情報の表示態様とを変えてもよい。
また、例えば、表示制御部113は、携帯端末表示領域と自装置表示領域とを比較して、携帯端末表示領域が自装置表示領域よりも小さい場合、特定の情報を自装置表示領域に表示する。また、表示制御部113は、携帯端末表示領域が自装置表示領域よりも大きい場合、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。
表示制御部113は、特定の情報の性質に応じて、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。特定の情報の性質には、例えば、特定の情報の情報量、特定の情報の秘密性、特定の情報による操作の必要性などが挙げられる。
例えば、表示制御部113は、特定の情報の情報量に応じて、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。また、特定の情報の情報量に応じて、自装置表示領域に表示される特定の情報の表示態様と、携帯端末表示領域に表示される特定の情報の表示態様とを変えてもよい。
より具体的には、例えば、表示制御部113は、特定の情報の情報量が予め定められた基準よりも多い場合、特定の情報を自装置表示領域に表示する。また、表示制御部113は、特定の情報の情報量が予め定められた基準よりも少ない場合、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。
ここで、情報量とは、例えば、情報のデータ量、情報が文書である場合のページ数や文字数、情報が画像である場合の画像の大きさや画像の数である。
また、例えば、特定の情報の情報量が携帯端末表示領域に表示可能な情報量を超えており、特定の情報が携帯端末表示領域に収まらない場合、表示制御部113は、特定の情報を自装置表示領域に表示する。一方、例えば、特定の情報が携帯端末表示領域に収まる場合には、表示制御部113は、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。
さらに、例えば、特定の情報の全部を携帯端末表示領域に表示することにより、表示される文字の大きさが予め定められた基準よりも小さくなる場合には、表示制御部113は、特定の情報を自装置表示領域に表示する。一方、例えば、表示される文字の大きさが予め定められた基準よりも大きくなる場合には、表示制御部113は、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。なお、予め定められた基準とは、操作者が設定した値やデフォルト(即ち、初期設定)の値であり、例えば、5pt(ポイント)、2mm(ミリ)などのように「pt」や「m」などの単位によって表される値である。
例えば、表示制御部113は、特定の情報に秘密情報が含まれるか否かにより、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。秘密情報とは、秘密性のある情報であり、例えば、パスワードや、操作者の電話番号や住所、クレジットカードの番号等の個人情報、操作者の課金情報等である。
また、予め定められたセキュリティ設定とは、例えば、データを暗号化して送受信するための設定である。具体的には、例えば、SSL(Secure Socket Layer)の設定や、TLS(Transport Layer Security)の設定が例示される。画像処理装置100にてこのようなセキュリティ設定をすることにより、画像処理装置100と携帯端末200との間で秘密情報のやり取りをする際に、秘密情報が暗号化された状態でやり取りされるようになる。
なお、表示制御部113は、特定の情報が表示されることによって秘密情報が表示される可能性のある場合であっても、画像処理装置100にて予め定められたセキュリティ設定がされているか否かにかかわらず、特定の情報を携帯端末表示領域に表示したり、自装置表示領域に表示したりしてもよい。
さらに、表示制御部113は、画像処理装置100の動作形態(即ち、動作モード)により、操作者が画像処理装置100に秘密情報を入力する必要のある場合には、特定の情報を自装置表示領域に表示することとしてもよい。
例えば、表示制御部113は、特定の情報が表示されることによって操作者の操作が必要であるか否かにより、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。また、操作の必要性に応じて、自装置表示領域に表示される特定の情報の表示態様と、携帯端末表示領域に表示される特定の情報の表示態様とを変えてもよい。
より具体的には、例えば、表示制御部113は、特定の情報に操作者の操作が必要な項目が含まれる場合、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。また、例えば、表示制御部113は、特定の情報に操作者の操作が必要な項目が含まれる場合、操作者の操作が必要な項目を携帯端末表示領域に表示する一方で、残りの情報を自装置表示領域に表示する。
表示制御部113は、画像処理装置100と携帯端末200との間の通信状況に応じて、特定の情報を自装置表示領域及び携帯端末表示領域の少なくとも何れか一方に表示する。また、通信状況に応じて、自装置表示領域に表示される特定の情報の表示態様と、携帯端末表示領域に表示される特定の情報の表示態様とを変えてもよい。
予め定められた基準とは、例えば、携帯端末200と画像処理装置100との間の通信速度が閾値以上であること、一定量のデータを送受信する場合に要する時間が閾値以内であること、画像処理装置100との間でやり取りをしている外部の装置の数が閾値以内であること等である。
携帯端末表示領域の大きさに基づく処理と、特定の情報の情報量に基づく処理とを組み合わせる場合、例えば、表示制御部113は、携帯端末表示領域が自装置表示領域よりも小さい場合、又は、特定の情報の情報量が予め定められた基準よりも多い場合の少なくとも何れか一方の場合、特定の情報を自装置表示領域に表示する。また、例えば、携帯端末表示領域が自装置表示領域よりも大きい場合、且つ、特定の情報の情報量が予め定められた基準よりも少ない場合、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。
次に、自装置に格納される特定の情報の表示要求を受け付けた場合の表示制御部113による表示制御の処理の手順について説明する。以下の例では、携帯端末表示領域の大きさに基づく処理の手順、特定の情報の情報量に基づく処理の手順、特定の情報の秘密性に基づく処理の手順について説明する。
なお、以下では、処理のステップを記号の「S」と表記する場合がある。
まず、携帯端末表示領域の大きさに応じて特定の情報を表示する場合の処理の手順について説明する。図5及び図6は、携帯端末表示領域の大きさに応じて特定の情報を表示する場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
表示要求受付部111は、特定の情報の表示要求を受け付けたか否かを判定する(S101)。S101で否定の判断(NO)がされた場合、本処理フローは終了する。一方、S101で肯定の判断(YES)がされた場合、表示領域情報取得部112は、携帯端末200から、携帯端末表示領域の大きさを取得する(S102)。次に、表示制御部113は、携帯端末表示領域が予め定められた基準より小さいか否かを判定する(S103)。
また、S103で否定の判断(NO)がされた場合、表示制御部113は、表示要求に応じた特定の情報を、携帯端末表示領域に表示する(S105)。ここで、表示制御部113は、特定の情報の一部に関する情報を自装置表示領域に表示する一方で、特定の情報のうち当該一部よりも多くの情報を、携帯端末表示領域に表示してもよい。そして、本処理フローは終了する。
S201及びS202の処理は、図5のS101及びS102の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
S202の後、表示制御部113は、携帯端末表示領域と自装置表示領域とを比較して、携帯端末表示領域が自装置表示領域よりも小さいか否かを判定する(S203)。
S203で肯定の判断(YES)がされた場合のS204の処理は、図5のS104の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。また、S203で否定の判断(NO)がされた場合のS205の処理は、図5のS105の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
次に、特定の情報の情報量と携帯端末表示領域の大きさとに応じて特定の情報を表示する場合の処理の手順について説明する。図7~図9は、特定の情報の情報量と携帯端末表示領域の大きさとに応じて特定の情報を表示する場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
S302の後、表示制御部113は、表示要求に応じた特定の情報の情報量を取得する(S303)。
S401及びS402の処理は、図5のS101及びS102の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
S402の後、表示制御部113は、表示要求に応じた特定の情報の情報量を取得する(S403)。
一方、S404で否定の判断(NO)がされた場合、表示制御部113は、特定の情報の全部を携帯端末表示領域に表示する(S406)。そして、本処理フローは終了する。
S501及びS502の処理は、図5のS101及びS102の処理と同じであるため、ここでは説明を省略する。
次に、表示制御部113は、表示要求に応じた特定の情報の全部を携帯端末表示領域に表示する際の文字の大きさが、予め定められた基準よりも小さくなるか否かを判定する(S503)。
一方、S503で否定の判断(NO)がされた場合、表示制御部113は、特定の情報の全部を携帯端末表示領域に表示する(S505)。そして、本処理フローは終了する。
次に、特定の情報の秘密性に応じて特定の情報を表示する場合の処理の手順について説明する。図10は、特定の情報の秘密性に応じて特定の情報を表示する場合の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
一方、S602で肯定の判断(YES)がされた場合、表示制御部113は、画像処理装置100において、予め定められたセキュリティ設定がされているか否かを判定する(S604)。
S604で否定の判断(NO)がされた場合、表示制御部113は、画像処理装置100において、予め定められたセキュリティ設定が可能な状況であるか否かを判定する(S605)。例えば、操作者が携帯端末200又は画像処理装置100を操作することによって、画像処理装置100におけるセキュリティ設定を設定可能な場合には、S605で肯定の判断(YES)がされる。一方、例えば、セキュリティ設定の設定権限が設けられており、設定権限を有する者(例えば、画像処理装置100の管理者)であることを示すIDやパスワードの入力が一定時間内にない場合には、S605で否定の判断(NO)がされる。
さらに、S609において、表示制御部113は、画像処理装置100の管理者等に対して、秘密情報を一時的に携帯端末表示領域に表示する了解を得るための通知を行ってもよい。この場合、S610において、表示制御部113は、管理者等の了解を得たか否かを判定する。
例えば、図6及び図7の処理を組み合わせる場合、S203及びS304のうちの少なくとも何れか一方で肯定の判断(YES)がされた場合に、特定の情報を自装置表示領域に表示し、S203及びS304の両方で否定の判断(NO)がされた場合に、特定の情報を携帯端末表示領域に表示する。また、例えば、S203及びS304の両方で肯定の判断(YES)がされた場合に、特定の情報を自装置表示領域に表示し、S203及びS304の少なくとも何れか一方で否定の判断(NO)がされた場合に、特定の情報を携帯端末表示領域に表示してもよい。
次に、表示制御部113による表示制御について、具体例を挙げて説明する。図11及び図12は、表示制御部113による表示制御の手順の一例を示したシーケンスチャートである。また、図13~図15は、表示制御部113の表示制御により、携帯端末表示領域又は自装置表示領域に表示される画面の一例を示す図である。
なお、この例は、操作者が画像読取部105によって文書のスキャン、及び宛先リストの表示要求を行う例である。
付言すると、自装置表示領域には、操作者が選択した文書の情報が表示される。一方、携帯端末表示領域には、操作者が選択した文書の情報の一部に関する情報が表示される。言い換えると、表示制御部113は、操作者が選択した文書の情報の一部に関する情報を携帯端末表示領域に表示する一方で、文書の情報のうち当該一部よりも多くの情報を、自装置表示領域に表示する。
図14(B)に示す画面は、携帯端末表示領域に表示される画面である。この例では、操作者が選択した文書(文書番号:1001)の画像が表示されるが、自装置表示領域に表示される画像よりもデータ量を減らして画質を落とした画像や、自装置表示領域に表示される文書の一部を示す画像などが表示される。
付言すると、自装置表示領域には、宛先リストに含まれる宛先が一覧で表示される。一方、携帯端末表示領域には、宛先リストの一部に関する情報が表示される。言い換えると、表示制御部113は、宛先リストに含まれる全ての宛先のうちの一部の宛先に関する情報を携帯端末表示領域に表示する一方で、宛先リストのうち当該一部よりも多くの宛先に関する情報を、自装置表示領域に表示する。
図15(B)に示す画面は、携帯端末表示領域に表示される画面である。この例では、宛先リストの一部の宛先として、短縮番号「0001」の宛先に関する情報が表示される。ここで表示される宛先は、例えば、操作者が自装置表示領域上で選択したり、操作者が携帯端末200を操作して選択したりした宛先である。また、宛先リストの最初の宛先(この例では、短縮番号が最も小さい宛先)を表示したり、過去に選択された宛先を表示したりしてもよい。
次に、表示制御部113による表示制御について、他の例を挙げて説明する。図16は、表示制御部113による表示制御の手順の他の例を示したシーケンスチャートである。また、図17は、表示制御部113の表示制御により、携帯端末表示領域又は自装置表示領域に表示される画面の他の例を示す図である。
なお、この例は、操作者が表示要求を行った宛先リストにおいて、秘密情報であるパスワードの入力や編集が可能な例である。
また、上述した例では画像処理装置100を用いた構成について説明を行ったが、PC(Personal Computer)など、表示機構を備える他の装置に本実施の形態を適用することも可能である。そこで、画像処理装置100の代わりに、例えばPCなどのコンピュータ300を用いるものとして、コンピュータ300のハードウェア構成について説明する。
図示するように、コンピュータ300は、演算手段であるCPU301と、BIOS(Basic Input Output System)等のプログラムを格納する記憶領域であるROM302と、プログラムの実行領域であるRAM303とを備える。また、コンピュータ300は、OSやアプリケーション等の各種プログラム、各種プログラムに対する入力データ、各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域であるHDD304を備える。そして、ROM302やHDD304等に記憶されたプログラムが、RAM303に読み込まれてCPU301に実行されることにより、コンピュータ300の機能が実現される。
さらに、コンピュータ300は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)305と、ディスプレイ等の表示装置306と、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイス307とを備える。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
Claims (5)
- 携帯端末の表示領域の大きさを取得する取得手段と、
自装置に格納され当該自装置の処理に関する特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示する表示手段と
を備え、
前記表示手段は、前記携帯端末の表示領域の大きさが予め定められた基準より小さい場合、前記特定の情報の一部に関する情報を当該携帯端末の表示領域に表示し、当該特定の情報のうち当該一部よりも多くの情報を自装置の表示領域に表示すること
を特徴とする情報処理装置。 - 携帯端末の表示領域の大きさを取得する取得手段と、
自装置に格納される特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示する表示手段と
を備え、
前記表示領域の大きさと情報量とが予め対応付けられており、
前記表示手段は、前記特定の情報の情報量が、前記携帯端末の表示領域の大きさに対応する情報量よりも多い場合、当該特定の情報を自装置の表示領域に表示すること
を特徴とする情報処理装置。 - 携帯端末の表示領域の大きさを取得する取得手段と、
自装置に格納される特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示する表示手段と
を備え、
前記表示手段は、前記特定の情報が秘密情報の入力を受け付けるための情報であり、かつ、自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされている場合、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示し、
自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされていない場合、前記携帯端末の表示領域の大きさによらず、前記特定の情報を自装置の表示領域に表示することを特徴とする情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記自装置にて予め定められたセキュリティ設定がされていない場合、当該セキュリティ設定に関する情報を自装置の表示領域又は前記携帯端末の表示領域に表示し、自装置にて当該セキュリティ設定がされた後、当該携帯端末の表示領域の大きさに応じて、前記特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示すること
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
携帯端末の表示領域の大きさを取得する機能と、
自装置に格納され当該自装置の処理に関する特定の情報を表示する場合に、前記携帯端末の表示領域の大きさに応じて、当該特定の情報を自装置の表示領域及び当該携帯端末の表示領域の少なくとも何れか一方に表示させるためのデータを出力する機能と
を実現させ、
前記データを出力する機能は、前記携帯端末の表示領域の大きさが予め定められた基準より小さい場合、前記特定の情報の一部に関する情報を当該携帯端末の表示領域にデータを出力し、当該特定の情報のうち当該一部よりも多くの情報を自装置の表示領域にデータを出力すること
を特徴とするプログラム。
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