JP7218299B2 - はんだペーストを供給する組立体及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、はんだペーストを供給する組立体及びその方法に関し、特に、プリント回路基板の表面封止/実装技術(printed circuit board surface sealing/affixing technology)において使用されるはんだペースト印刷機のはんだペーストを供給する組立体及びその方法に関する。
プリント回路基板の表面封止/実装プロセスにおいて、はんだペーストを電子製品(回路基板等)上に印刷するために、はんだペースト印刷機(ステンシル印刷機とも呼ばれる)が用いられる。はんだペースト印刷機は、一般に、ステンシル(テンプレートとも呼ばれる)、はんだペースト付加装置(solder paste addition apparatus)、及びスクレーパー又はスクイージー等の複数の機構を備える。印刷時、回路基板は、はんだペースト印刷機に自動的に供給される。回路基板は、はんだパッドのパターン又は何らかの他のタイプの導電表面を有しており、その上に、はんだペーストを堆積することができる。回路基板は、データム点(datum points)と呼ばれる1つ以上の小さな穴又は印も有しており、はんだペーストを回路基板上に印刷する前に、これらのデータム点を基準点として用いて、回路基板をはんだペースト印刷機内のステンシルと整合させる。回路基板が印刷機内のステンシルと整合されたら、スクレーパー又はスクイージーを、ステンシル上をかすめるように動作させることによって、はんだペーストを分散させ、はんだペーストをステンシルの穴に通して回路基板上へと下に押し出す。印刷作業後、回路基板は、プリント回路基板加工製造ライン内の別の作業ステーションに送られる。
はんだペースト印刷機における自動はんだペースト付加装置を用いて、容器又はチューブに詰められたはんだペーストをはんだペースト印刷機のステンシルに自動的に付加し、それによって、印刷時に消費されるはんだペーストを補充する。はんだペースト容器は、通常、はんだペーストノズルとともにはんだペースト容器組立体を形成する。はんだペーストノズルは、はんだペースト容器の開口部を通してはんだペースト容器に挿入される。はんだペーストは、はんだペースト容器とはんだペーストノズルとの相対変位によって、はんだペースト容器から分配される(又は押し出される)。自動はんだペースト付加装置が使用される場合、まず、はんだペースト容器の開口部が下方を向くようにして、はんだペースト容器組立体が自動はんだペースト付加装置に取り付けられる。次に、はんだペースト容器組立体は、ステンシルの上方の所与の位置まで移動され(この動作は、「位置決め」と略される)、その後、はんだペーストは、押出又は抽出等の動作(この動作は、「はんだ付加」と略される)によって、はんだペースト容器ノズルからステンシル上に分配される。位置決め及びはんだ付加の2つの動作は、通常、2つの独立した駆動構成要素(例えば、プッシュロッドシリンダー、回転シリンダー、電気機械等)によってそれぞれ駆動される。2つの駆動構成要素を備える自動はんだペースト付加装置は、はんだペースト印刷機の制御システム及び機械構造を複雑にし、また、大きな空間を占めるとともに高費用である。
また、はんだペースト容器ノズルからステンシル上にはんだペーストを分配するように押出又は抽出等の動作が行われた後、はんだペーストの自重及びはんだペーストの粘性に起因して、はんだ付加動作が終了した後も、大抵は残留はんだペーストがはんだペースト容器ノズルのノズル口に残る。この理由で、既存の自動はんだペースト付加装置では、通常、垂れる残留はんだペーストを受けるトレーがはんだペースト容器ノズルのノズル口の近くに付加され、その場合、トレーは、定期的に洗浄される。作業員がトレーを洗浄する必要があることで、人件費が増大する。
本願の目的は、はんだペースト容器ハウジングにおける制限フランジを用いて、自重によるはんだペーストの液垂れを防止可能としながら、はんだペーストを自動はんだペースト付加装置に供給する、はんだペーストを供給する組立体を提供することである。
本願の第1の態様によれば、本願は、はんだペースト容器に収容されたはんだペーストをはんだペースト印刷機に供給する方法であって、はんだペーストノズルを、はんだペースト容器の開口部に通してはんだペースト容器のハウジングに挿入することであって、はんだペースト容器のハウジングには、はんだペーストが収容されていることと、はんだペースト容器を、作業台上で、はんだペーストノズルによって開口部を下に向けた状態で支持することと、保持器と、はんだペースト容器のハウジングの外壁にある係合手段とを係合させることによって、はんだペースト容器を保持することであって、保持器は、はんだペースト容器のハウジングとともに上下動することが可能であることと、はんだペースト容器のハウジングがはんだペーストノズルに対して移動するように、はんだペースト容器のハウジングを押すと同時に、はんだペースト容器のハウジングが移動するのに従って保持器を移動させ、それにより、はんだペースト容器のハウジングに収容されたはんだペーストをはんだペーストノズルから押し出すこととを含む、はんだペーストを供給する方法を提供する。
はんだペースト容器のハウジングにおける制限フランジが、係合手段として使用され、制限フランジは、はんだペースト容器を密封するように、はんだペースト容器の蓋と係合するように使用される、第1の態様に係るはんだペーストを供給する方法。
はんだペーストノズルが、はんだペースト容器の開口部に通してはんだペースト容器のハウジングに挿入される前に、はんだペースト容器の蓋は、はんだペースト容器の開口部を露出するように、はんだペースト容器の開口部から除去される、第1の態様に係るはんだペーストを供給する方法。
高さ調整装置によって、保持器がはんだペースト容器のハウジングとともに上下動することを可能にする、第1の態様に係るはんだペーストを供給する方法。
高さ調整装置は、渦巻板ばねを含み、渦巻板ばねの弾性は、はんだペースト容器に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うように構成される、第1の態様に係るはんだペーストを供給する方法。
本願の第2の態様によれば、本願は、はんだペーストを供給する組立体であって、ハウジングを備え、ハウジングの外壁に係合手段が設けられる、はんだペースト容器と、係合手段によってはんだペースト容器のハウジングと係合し、それによってはんだペースト容器を保持する、保持器とを備え、保持器は、自動はんだペースト付加装置の作業台支持装置に摺動可能に連結され、作業台支持装置には、はんだペースト容器を支持する作業台が取り付けられ、保持器は、作業台の上方に配置される、はんだペーストを供給する組立体を提供する。
はんだペースト容器は、開口部を有し、はんだペースト容器は、開口部によってはんだペースト及びはんだペーストノズルを収容し、はんだペーストノズルは、作業台に取り付けられ、はんだペースト容器は、作業台上で、はんだペーストノズルによって開口部を下に向けた状態で支持されるようになっており、ハウジングは、はんだペースト容器に収容されたはんだペーストをはんだペーストノズルから押し出すように、はんだペーストノズルに対して移動することができる、第2の態様に係るはんだペーストを供給する組立体。
高さ調整装置であって、作業台支持装置に対する保持器の高さを調整するために、高さ調整装置の一方の端部は、保持器に連結され、高さ調整装置のもう一方の端部は、作業台支持装置に連結される、高さ調整装置を更に備える、第2の態様に係るはんだペーストを供給する組立体。
高さ調整装置は、渦巻板ばねであり、渦巻板ばねの自由端部は、保持器に連結され、渦巻板ばねの渦巻部は、作業台支持装置に取り付けられ、渦巻板ばねの弾性は、はんだペースト容器に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うように構成される、第2の態様に係るはんだペーストを供給する組立体。
係合手段は、ハウジングの外壁の周囲に沿って延びる制限フランジである、第2の態様に係るはんだペーストを供給する組立体。
保持器は、貫通穴を有し、貫通穴のサイズは、はんだペースト容器のハウジングの外径に合致し、保持器の貫通穴の縁部は、係合手段の下に係合する、第2の態様に係るはんだペーストを供給する組立体。
保持器は、片側に配置される摺動部を備え、作業台支持装置は、片側に配置される摺動溝を備え、摺動部は、保持器を作業台支持装置に摺動可能に連結するように、摺動溝に嵌まる、第2の態様に係るはんだペーストを供給する組立体。
本願のはんだペーストを供給する方法及び組立体は、はんだペースト容器ハウジングにおける制限フランジを用いて、特に、はんだペースト容器ハウジングにおける制限フランジと保持器との係合を利用して、自重によるはんだペーストの液垂れを防止可能としながら、はんだペーストを自動はんだペースト付加装置に供給し、それによって、はんだペーストの使用率を高めるとともに費用を節減することができる。それと同時に、不必要な位置でのはんだペーストの垂れ落ちを防止することができ、製品の製造効率を高める。
添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めば、本願のこれらの特徴、態様及び利点並びに他の特徴、態様及び利点を理解することが容易になる。図面全体を通して、同一の参照符号は、同一の構成要素を示す。
本願の自動はんだペースト付加装置の3次元図である。 本願の自動はんだペースト付加装置の分解図である。 本願の可動板の内側3次元図である。 本願の可動板の外側3次元図である。 本願の圧力板の内側3次元図である。 本願の圧力板の外側3次元図である。 図1Aの線A-Aに沿った断面図である。 本願の自動はんだペースト付加装置の1回の作業サイクルを示す図である。 本願の保持器及び高さ調整装置の3次元図である。 本願のはんだペースト容器の3次元図である。 本願のはんだペースト容器の分解図である。 本願のはんだペースト容器組立体の断面図である。 本願のはんだペースト容器組立体におけるノズルの3次元図である。 本願のはんだペーストを供給する組立体の断面図である。 本願の作業台の3次元図である。 作業台におけるガスチャネル及びはんだペースト貫通穴を示す、図1Aの作業台の部分断面図である。
以下、本明細書の一部をなす添付図面を参照しながら、本願の種々の特定の実施形態を記載する。「正面」、「背面」、「上」、「下」、「左」、「右」、「内側」及び「外側」等の方向を示す用語が、本願の種々の実証的な構造部品及び要素を描写するために本願において用いられているが、これらの用語は、本明細書において単に説明を容易にするために用いられているものであり、図面に示す実証的な方向に基づいて決定されていることが理解されるべきである。本願に開示されている実施形態は、様々な方向に従って配置することができるので、方向を示すこれらの用語は、単に説明の役割を果たすものであり、限定とみなされるべきでない。可能な事例では、本願において用いられている同一又は類似の参照符号は、同一の構成要素を示す。
図1A及び図1Bは、本願の自動はんだペースト付加装置100の3次元図及び分解図をそれぞれ示している。図1A及び図1Bに示すように、自動はんだペースト付加装置100は、支持板130と、プッシュロッド110と、圧力板120と、可動板140と、作業台150とを備える。支持板130は、はんだペースト印刷機(図示せず)に取り付けられて、自動はんだペースト付加装置100を支持するために使用される。圧力板120は、プッシュロッド110の端部に設けられる。プッシュロッド110は、駆動装置160によって上下動するように駆動することができ、それによって、圧力板120をプッシュロッド110とともに上下動するように駆動する。支持板130は、プッシュロッド110の上下動に対して固定される。作業台150は、可動板140の内面141側で可動板140に固定される、例えば、可動板140の下端部143に固定される。可動板140の外面145は、上下に摺動可能であるように支持板130に配置され、したがって、可動板140は、支持板130に対して上下に摺動することができ、それによって、作業台150を昇降するように駆動するようになっている。可動板140が下側停止点まで下方に摺動すると、可動板140は、作業位置に到達する。作業台150は、はんだペースト容器700と、はんだペースト容器700に収容されたはんだペーストノズル500とを支持するために使用される。可動板140が作業位置に到達すると、作業台150は、印刷機のステンシル(すなわち、図5に示す線L)の上方の所要の高さまで下降して、はんだペースト容器700の高さ方向における位置決めを実現する。圧力板120は、上下に摺動可能であるように、可動板140の内面141に配置される。
プッシュロッド110の駆動装置160は、シリンダー又は電気機械等とすることができる。駆動装置160は、駆動装置160の位置と支持板130の位置とが互いに対して固定されたままであるようにして、支持板130と同様にはんだペースト印刷機に取り付けてもよいし、支持板130に取り付けてもよい。支持板130への駆動装置160の取付けは、横断取付け板170によって実現することができる。横断取付け板170には、プッシュロッド110が貫通する穴172が設けられる。
図1A及び図1Bに更に示すように、可動板140と支持板130との間には、下側一方向係止機構144、134が設けられる。下側一方向係止機構144、134は、可動板140の上下動の下側停止点を規定し、可動板140が作業位置にある場合に、可動板140が続けて下方移動することができないように可動板140を係止する。また、可動板140と圧力板120との間には、上側係止機構142、122が設けられる。上側係止機構142、122は、圧力板120が、可動板140が動いていない場合には可動板140に対して動くことができ、かつ、可動板140が動いている場合には可動板140とともに動くことができるように構成される。より具体的には、上側係止機構142、122は、可動板140を作業位置へと又は作業位置から離れるように移動させるために、圧力板120が可動板140を圧力板120とともに移動するように駆動することができ、かつ、可動板140が作業位置に係止されている場合には、圧力板120が可動板140に対して上下動することができるように構成される。上側係止機構142、122及び下側一方向係止機構144、134を設けた結果として、はんだペースト容器700及びはんだペーストノズル500をステンシルの上方の所要の高さへと移動させる位置決め動作と、はんだペースト容器ノズルからステンシル上へとはんだペーストを分配するはんだ付加動作とを、ただ1つの駆動装置160を用いて実現することができる。
上側係止機構142、122及び下側一方向係止機構144、134は、図2A、図2B、図3A及び図3Bを参照しながら下記で詳細に提示される。
図2A及び図2Bは、本願の可動板140の内側3次元図及び外側3次元図をそれぞれ示している。図1A、図1B、図2A及び図2Bを参照すると、下側一方向係止機構144、134は、支持板130の下端部131に配置される停止突出縁部134と、可動板140の外面145(図2Aを参照)に配置される被停止突出縁部144とを含む。停止突出縁部134は、被停止突出縁部144の下方に配置され、被停止突出縁部144と重なる部分を有する。したがって、可動板140が支持板130に対して下方移動して、ついには可動板140の被停止突出縁部144が支持板130の停止突出縁部134に当接すると、支持板130は、可動板140が続けて下方移動するのを阻止し、それによって可動板140を作業位置に係止する。
一例として、停止突出縁部134及び被停止突出縁部144は、それぞれ支持板130及び可動板140から外側に延出する突出部によって形成される。被停止突出縁部144は、可動板140の外面145の中央部内に又は上端部に配置することができ、可動板140の外面145における被停止突出縁部144の位置は、作業台150の所定の昇降距離に応じて決まる。
図3A及び図3Bは、本願の圧力板120の内側3次元図及び外側3次元図をそれぞれ示している。図1A、図1B、図3A及び図3Bを参照すると、上側係止機構142、122は、圧力板120に配置される引張縁部122と、可動板140の内面141に配置される力支持突出縁部142とを含む。引張縁部122は、力支持突出縁部142の下方に配置され、力支持突出縁部142と重なる部分を有する。したがって、可動板140の力支持突出縁部142が、圧力板120の引張縁部122に当接することで、支持板130に対する可動板140の上下両方の移動を、圧力板120の移動によって制御することができる。また、可動板140が下側一方向係止機構144、134によって作業位置に係止されている場合、圧力板120が続けて下方移動することによって、圧力板120の引張縁部122が可動板140の力支持突出縁部142から離れ、それによって可動板140が解放される。その後、圧力板120は、可動板140に対して下方移動して、はんだペースト容器700を押し、はんだ付加の作業プロセスを実行することができる。
具体的には、プッシュロッド110が駆動装置160によって下方移動するようにまだ駆動されていない場合、圧力板120は、プッシュロッド110によって初期位置に固定される。このとき、可動板140の力支持突出縁部142が圧力板120の引張縁部122に当接しているので、可動板140は、圧力板120によって固定され移動不能にされる。駆動装置160がプッシュロッド110を下方移動するように駆動を開始する場合にのみ、可動板140は、可動板140の作業位置に到達するまで圧力板120とともに下方移動することができる。可動板140が下側一方向係止機構144、134によって作業位置に係止されている場合、圧力板120は、可動板140に対して下方移動して、はんだ付加の作業プロセスを実行することができる。はんだ付加の作業プロセスの終了後、可動板140が作業位置から離れる必要がある場合、圧力板120を上方移動させて、ついには圧力板120の引張縁部122を可動板140の力支持突出縁部142に当接させることによって、圧力板120を用いて、可動板140を上方移動させるように駆動することが可能になる。
一例として、力支持突出縁部142は、可動板140から外側に延出する突出部によって形成され、引張縁部122は、圧力板120の内側縁部である。力支持突出縁部142は、可動板140の内面141の上端部に配置してもよい。
図1Bに示すように、支持板130は、上端部132と下端部131との間に延びる第1の摺動溝136を有する。図2Bに示すように、可動板140は、外面145に配置される第1の摺動部146を備える。第1の摺動部146と第1の摺動溝136とは、互いに嵌合し、可動板が上下に摺動することができるようにして、可動板140を支持板130に連結する。一例として、第1の摺動部146及び第1の摺動溝136の両方が、台形断面を有し、第1の摺動部146を第1の摺動溝136の上端部及び下端部から第1の摺動溝136に挿入することができ、かつ、第1の摺動部146が、第1の摺動溝136に対して横断方向に第1の摺動溝136から外れることなく第1の摺動溝136に沿って上下に摺動することができるように、合致する寸法を有する。
図2Aに示すように、可動板140の内面141には、上端部と下端部との間に延びる第2の摺動溝147が設けられている。図3Bに示すように、圧力板120は、引張縁部122において第2の摺動部127を備える。第2の摺動部127と第2の摺動溝147とは、一緒に嵌合し、圧力板が上下に摺動することができるようにして、圧力板120を可動板140の内面141に連結する。一例として、第2の摺動部127及び第2の摺動溝147の両方が台形断面を有し、第2の摺動部127を第2の摺動溝147の上端部及び下端部から第2の摺動溝147に挿入することができ、かつ、第2の摺動部127が、第2の摺動溝147に対して横断方向に第2の摺動溝147から外れることなく第2の摺動溝147に沿って上下に摺動することができるように、合致する寸法を有する。
図4は、図1Aの線A-Aに沿った断面図を示している。図4は、第1の摺動部146、第1の摺動溝136、第2の摺動部127、及び第2の摺動溝147の断面図を示しており、圧力板120の第2の摺動部127と可動板140の第2の摺動溝147との間の嵌合関係及び可動板140の第1の摺動部146と支持板130の第1の摺動溝136との間の嵌合関係を示している。
図3Bに示すように、引張縁部122における圧力板120の厚さは、圧力板120の他の領域の厚さよりも大きい。このような設計の目的は、引張縁部122における第2の摺動部127の厚さをより大きくすることを可能にすることで、可動板140に対する圧力板120の摺動をより安定させることである。
図5は、本願の自動はんだペースト付加装置100の1回の作業サイクルを示している。ここでは、線Lは、はんだペースト印刷機のステンシルを表し、自動はんだペースト付加装置100は、はんだペーストをはんだペースト容器700の内側からステンシルL上に分配するのに使用される。図5の(a)~(e)は、自動はんだペースト付加装置100の1回の作業サイクル(すなわち、可動板140及び圧力板120のストローク)における、ステンシルLに対する可動板140及び圧力板120の上下方向(すなわち、高さ方向)の位置変化を説明的に示している。自動はんだペースト付加装置100の1回の作業サイクルには、はんだペースト容器700を高さ方向において初期位置から作業位置へと移動させる位置決めプロセスと、はんだ付加の作業プロセス(以下、「作業プロセス」と略される)と、はんだペースト容器700を高さ方向において作業位置から初期位置へと戻すプロセスとが含まれる。図5の(a)~(e)は、作業サイクルにおいて、自動はんだペースト付加装置100がステンシルLに対して左又は右に移動することを示していないことを説明しなければならない。自動はんだペースト付加装置100は、1回の作業サイクルにおいてステンシルLに対して移動してもよいし、ステンシルLに対して固定され移動不能としてもよい。一例として、自動はんだペースト付加装置100は、はんだ付加の作業プロセス中、水平方向においてステンシルLに対して線形移動して、直線又は曲線に沿ってステンシルL上にはんだペーストを分配する。この分配は、はんだペーストの付加を要求する始端位置で開始し、ステンシルL上へのはんだペーストの付加を要求する終端位置に到達するまで継続する。はんだペースト容器700を高さ方向において初期位置から作業位置へと移動させる位置決めプロセスにおいて、及び、はんだペースト容器700を高さ方向において作業位置から初期位置へと戻すプロセスにおいて、自動はんだペースト付加装置100は、水平方向においてステンシルLに対して移動してもしなくてもよい。一例として、自動はんだペースト付加装置100は、印刷機内における停止位置を有する。自動はんだペースト付加装置100の作業サイクルを開始する前に、まず、自動はんだペースト付加装置100を、停止位置から、ステンシルL上へのはんだペーストの付加を要求する始端位置へと移動させる必要があり、はんだ付加プロセスの完了後には、自動はんだペースト付加装置100を、ステンシルL上へのはんだペーストの付加を要求する終端位置から、停止位置へと戻す必要がある。一例として、はんだペースト容器700を高さ方向において初期位置から作業位置へと移動させる位置決めプロセスは、自動はんだペースト付加装置100を、停止位置から、ステンシルL上へのはんだペーストの付加を要求する始端位置へと移動するプロセス中に行うことができ、はんだペースト容器700を高さ方向において作業位置から初期位置へと戻すプロセスは、自動はんだペースト付加装置100を、ステンシルL上へのはんだペーストの付加を要求する終端位置から、停止位置へと移動させるプロセス中に行うことができる。
自動はんだペースト付加装置100の1回の作業サイクルにおいて、圧力板120及び可動板140は、以下のストロークを行う:(i)可動板140の作業位置に向かう合同下方移動のストローク、(ii)可動板140の作業位置に到達した後の相対的な下方移動のストローク、(iii)作業プロセスが終了した後の相対的な上方移動のストローク、(iv)合同上方移動のストローク。可動板140の作業位置に向かう合同下方移動のストローク(i)は、はんだペースト容器700を高さ方向において初期位置から作業位置へと移動させる位置決めプロセスを実現し、可動板140の作業位置に到達した後の相対的な下方移動のストローク(ii)は、はんだ付加の作業プロセスを実現し、作業プロセスが終了した後の相対的な上方移動のストローク(iii)及び合同上方移動のストローク(iv)は、はんだペースト容器700を高さ方向において作業位置から初期位置へと戻すプロセスを実現する。
図5の(a)は、圧力板120及び可動板140の初期位置を示しており、この位置では、駆動装置160は、まだプッシュロッド110を下方移動するように駆動をまだ開始していない。そのため、圧力板120は、プッシュロッド110によって固定され移動不能にされており、可動板140は、上側係止機構142、122を介して圧力板120によって係止されており、下方移動することができない。図5の(b)において、可動板140は、ちょうど作業位置へと下方移動したところであり、このとき、可動板140は、下側一方向係止機構144、134によって係止されており、続けて下方移動することができない。図5の(a)から図5の(b)へのストロークは、まさに、圧力板120及び可動板140の作業位置に向かう合同下方移動のストロークである。このストローク中、上側係止機構142、122は、可動板140を依然として係止しており、可動板140は、自由に下方移動することができないが、プッシュロッド110及び圧力板120が下方移動するのにつれて下方移動することができるようになっている。したがって、駆動装置160がプッシュロッド110を下方移動するように駆動することで、可動板140及び圧力板120は、プッシュロッド110とともに一緒に下方移動する。このストロークが終了すると、はんだペースト容器700の位置決めプロセスは終了する。はんだペースト容器700は、ステンシルLの上方の所要の高さに配置される。
図5の(c)は、圧力板120がはんだペースト容器700を押しているところを示している。図5の(b)から図5の(c)へのストロークは、まさに、可動板140の作業位置に到達した後の相対的な下方移動のストロークである。このストロークにおいて、可動板140は、下側一方向係止機構144、134によって係止されており、続けて下方移動することができないが、上側係止機構142、122は、可動板140を解放し、圧力板120が可動板140に対して下方移動することができるようになっている。圧力板120が可動板140に対して移動して、はんだペースト容器700に接触すると、はんだ付加の作業プロセスが開始し、圧力板120が続けて下方移動することで、はんだペースト容器700が押され、その結果、はんだペースト容器700と、作業台150に取り付けられるとともにはんだペースト容器700に収容されたノズル500とが相対移動し、それによって、はんだペースト容器700に収容されたはんだペーストが、ノズル500からステンシルL上へと下方に分配される。このストロークが終了すると、圧力板120がはんだ付加動作を完了したことになり、作業プロセスが終了する。
図5の(d)は、作業プロセスが終了した後に、上側係止機構142、122が可動板140を再び係止する位置まで圧力板120が上昇したところを示している。この時点での係止は、(図5の(e)に示すように)圧力板120によって可動板140を初期位置に戻すように上方移動させるためのものである。図5(c)から図5の(d)へのストロークは、まさに、作業プロセスが終了した後の圧力板120及び可動板140の相対的な上方移動のストロークである。このストロークにおいて、上側係止機構142、122は、可動板142を依然として解放し、圧力板120は、可動板140に対して上方移動して、ついには、圧力板120の引張縁部122が可動板140の力支持突出縁部142と当接する。
図5の(e)は、可動板130の初期位置に戻る上方移動を示している。図5の(d)から図5の(e)へのストロークは、まさに、圧力板120及び可動板140の合同上方移動のストロークである。このストロークにおいて、上側係止機構142、122は、可動板140を係止しており、プッシュロッド110が上方移動するにつれて、可動板140が上方移動するようになっている。このストロークが終了すると、圧力板120及び可動板140が初期位置に戻ったことになり、自動はんだペースト付加装置100の1回の作業サイクルが終了する。
互いに嵌合する上述の支持板130と可動板140と圧力板120との使用により、本願の自動はんだペースト付加装置100は、ただ1つの駆動装置160を用いて、はんだペースト容器700をステンシルの上方の所要の高さへと移動する位置決め動作と、はんだペースト容器ノズル500からステンシル上へとはんだペーストを分配するはんだ付加動作とを実現することができる。したがって、本願の自動はんだペースト付加装置100は、単純な機械構造及び単純な制御システムを有し、大きな空間を占めず、低費用である。
ここで、図1A及び図1Bを再び参照する。図1A及び図1Bに示すように、本願は、自動はんだペースト付加装置100において使用されるはんだペーストの液垂れを防止する装置も提供し、本願は、はんだペーストの液垂れを防止する装置と協働して使用されるはんだペースト容器700も提供する。はんだペーストは高粘度の流体であるので、はんだペースト容器700に収容されたはんだペーストと、はんだペースト容器700のハウジング710(図7Aに示す)とは互いに密着し、また、はんだペーストは一定の重量を有する。はんだペースト容器700が、はんだペーストノズル500によって開口部を下に向けた状態で作業台150に取り付けられた場合、圧力板120がはんだペースト容器700を押していなくても、はんだペーストの重量によって、はんだペーストがはんだペーストノズル500から流れ出やすくなる。また、はんだペーストと、はんだペースト容器700のハウジング710とが互いに密着するので、はんだペーストの重量によって、はんだペースト容器700がはんだペースト容器700に収容されたノズル500に対して下方移動するように駆動されるが、はんだペースト容器700がノズル500に対して下方移動することで、はんだペースト容器700からはんだペーストが押し出され、これによって、はんだペーストがノズル500から更に流れ出やすくなる。この理由で、本願は、はんだペーストが自重によってはんだペーストノズル500から垂れることを防止するために、はんだペーストの液垂れを防止する装置と、はんだペーストの液垂れを防止する装置と協働して使用されるはんだペースト容器700とを提供する。
図6は、はんだペーストの液垂れを防止する装置における保持器180及び高さ調整装置190を示している。図6に示すように、はんだペーストの液垂れを防止する装置は、保持器180と、高さ調整装置190とを備える。高さ調整装置190の一方の端部は、保持器180に連結されている。一例として、保持器180には、貫通穴181が設けられる。貫通穴181のサイズは、はんだペースト容器700のハウジング710の外径に合致する。
図1A及び図1Bに示すように、使用時、保持器180は、はんだペースト容器700を支持する作業台150の上方に配置され、保持器の貫通穴181によって、はんだペースト容器700のハウジング710に連結される。保持器180の一端部は、作業台150を支持する作業台支持装置(すなわち、可動板140)に摺動可能に連結され、はんだペーストノズル500とはんだペースト容器ハウジング710との相対位置変化に適合するために、はんだペースト容器700内のはんだペーストの量が減少するにつれて、保持器180がはんだペースト容器700とともに下方移動することができるようになっている。図1A及び図1Bに示す実施形態では、保持器180に連結された作業台支持装置は可動板140であるが、可動板140を使用しない自動はんだペースト付加装置も、本願において提供されるはんだペーストの液垂れを防止する装置を使用することができることが説明されなければならない。この場合、作業台支持装置は、移動不能な構成要素としてもよく、唯一の要件は、この構成要素が作業台150を支持するように用いられることである。換言すると、はんだ付加のために上下反転されたはんだペースト容器を使用するものである限り、任意の自動はんだペースト付加装置が、本願において提供されるはんだペーストの液垂れを防止する装置を使用することができ、使用時、保持器180は、はんだペースト容器作業台を支持する作業台支持装置に連結される。
図1A及び図1Bに更に示すように、高さ調整装置190のもう一方の端部は、保持器180と同様に可動板140に連結されており、可動板140に対する保持器180の高さを調整するために使用される。一例として、高さ調整装置190は、自由端部191と渦巻部195とを有する渦巻板ばねである。渦巻板ばねの自由端部191は、保持器180に連結され、渦巻板ばねの渦巻部195は、可動板140に取り付けられ、可動板140には、渦巻板ばねの渦巻部195を収容するために、対応する収容空間149(図2Aを参照)が設けられる。渦巻板ばねの弾性は、はんだペースト容器700に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うべきである。具体的には、渦巻板ばねの弾性は、はんだペースト容器700からはんだペーストノズル500が抜け落ちるのを防止するために、過度に高く設定されてはならず、また、はんだペーストの重量を相殺するのに十分な引張力をはんだペースト容器700に加えることができない状況を回避するために、過度に低く設定してはならない。図5に示すはんだ付加の作業プロセスが実行されているとき、渦巻板ばねは、はんだペースト容器700が押されて下方移動するにつれて保持器180を移動させることが可能である。高さ調整装置190は、保持器180の2つの端部にそれぞれ連結される、2つの渦巻板ばねを備えることができる。2つの渦巻板ばねを設けることで、可動板140に対する保持器180の高さをより着実に調整することが可能になる。保持器180の場合と同様に、自動はんだペースト付加装置100が可動板140を使用しない場合、高さ調整装置190は、作業台150を支持する作業台支持装置に連結されることに留意しなければならない。
図6に示すように、保持器180は、片側に配置される摺動部182を備える。摺動部182は、保持器180を作業台支持装置(可動板140等)に摺動可能に連結するように、作業台支持装置(可動板140等)に配置される摺動溝(可動板140の第2の摺動溝147等)に嵌まることができる。一例として、摺動部182と、可動板140における第2の摺動溝147とは、台形断面を有し、摺動部182を第2の摺動溝147の上端部及び下端部から第2の摺動溝147に挿入することができ、かつ、摺動部182が、第2の摺動溝147に対して横断方向に第2の摺動溝147から外れることなく第2の摺動溝147に沿って上下に摺動することができるように、合致する形状を有する。
図7A及び図7Bは、本願のはんだペースト容器の3次元図及び分解図をそれぞれ示している。図7A及び図7Bに示すように、はんだペースト容器700は、ハウジング710と、蓋720とを備える。ハウジング710は、放出口712を有し、蓋720は、放出口712を覆う。はんだペーストがハウジング710に詰められると、蓋720が放出口712を閉じて、はんだペーストをハウジング710に密封する。
ハウジング710の外壁には、係合手段750が設けられる。はんだペースト容器700が(図1Aに示すように)上下反転して(すなわち、放出口712を下方に向けた状態で)保持器180の貫通穴181に挿入されると、係合手段750が保持器180の貫通穴181に係合して、はんだペースト容器700を保持器180の中に係合させることができる。一例として、係合手段750は、ハウジング710の外壁の周囲に沿って延びる制限フランジである。一例として、係合手段750は、放出口712に近い位置に配置され、したがって蓋720と係合して、はんだペーストをはんだペースト容器700に密封することができる。
図8Aは、本願のはんだペースト容器組立体800の断面図を示している。図8Bは、本願のはんだペースト容器組立体におけるはんだペーストノズルの3次元図を示している。図8Aに示すように、本願のはんだペースト容器組立体800は、図7に示すようなはんだペースト容器700と、はんだペースト容器700に収容されたはんだペーストと、はんだペースト容器700に収容されたはんだペーストノズル500(図8Bに示す)とを備える。はんだペースト容器組立体800は、(図1Aに示すように)はんだペーストノズル500によって作業台150に取り付けられる。
図8Bに示すように、はんだペーストノズル500は、ノズル本体510と、ノズル本体510を貫通するノズル穴520と、ノズル本体510の一方の端部に配置される拡大頭部530と、ノズル本体510のもう一方の端部に配置されるノズル口550とを備える。図8Aに示すように、拡大頭部530の直径は、はんだペースト容器700の内径に合致する。ノズル口550の近くでのノズル本体510の外径は、はんだペーストノズル500を作業台150のはんだペースト貫通穴155(図9Bに示す)に取り付けるために、より小さく設定することができる。
はんだペーストを収容するはんだペースト容器700を用いて、はんだペースト容器組立体800を形成する場合、まず、はんだペースト容器700の蓋720が放出口712から取り外され、次に、はんだペーストノズル500の拡大頭部530が、はんだペースト容器700の放出口712を通してハウジング710内に挿入される。はんだペースト容器700内において、放出口712付近には、はんだペーストが一杯に詰められておらず、はんだペーストノズル500の取付け空間が残されている。
はんだペーストノズル500が作業台150によって固定され移動不能にされた状態で、はんだペースト容器700の開口部712が下方を向くようにして、はんだペースト容器組立体800が作業台150上に上下反転して取り付けられると、圧力板120がはんだペースト容器700の底部を押すことによって、はんだペースト容器700のハウジング710がはんだペーストノズル500に対して下方移動し、それによって、はんだペーストノズル500のノズル口550からはんだペーストを分配することができる。
はんだペーストの液垂れを防止する装置とはんだペースト容器700とが一緒に取り付けられると、はんだペーストの重量に起因してはんだペーストノズル口550から垂れるはんだペースト又はノズル口550に残留するはんだペーストの量を低減することができる。
図8Cは、本願のはんだペーストを供給する組立体(はんだペースト容器保持組立体)の断面図を示している。図8Cに示すように、本願のはんだペーストを供給する組立体は、保持器180と、高さ調整装置190と、はんだペースト容器700等とを備え、自動はんだペースト付加装置にはんだペーストを供給するために使用される。本願のはんだペーストを供給する組立体は、はんだペースト容器ハウジング上の制限フランジ750と保持器180との係合を利用し、はんだペーストが供給される際にはんだペーストが自重によって垂れるのを防止することができ、またそれによって、はんだペーストの使用率を高めるとともに費用を節減することができる。それと同時に、はんだペーストを供給する組立体は、不必要な位置でのはんだペーストの垂れ落ちを防止することができ、製品の製造効率を高める。はんだペーストを供給する組立体を用いてはんだペーストを供給する方法は、既に上述されており、ここでは繰り返さない。
図9Aは、本願の作業台150の3次元図を示している。図9Bは、作業台150におけるガスチャネル900とはんだペースト貫通穴155との位置関係を示す、図1Aの作業台150の部分断面拡大図である。本願は、残留はんだペーストを自動的に除去する手段も提供し、この手段は、作業台150(図9A及び図9Bに示す)に配置されるガスチャネル900を含む。
図9A及び図9Bに示すように、作業台150には、はんだペースト貫通穴155と、ガスチャネル900とが設けられる。はんだペースト貫通穴155は、はんだペーストノズル口550を収容するために使用され、ガスチャネル900は、はんだペーストノズル口550における残留はんだペーストをガスによって切断(又は除去)するために、洗浄ガス供給源(図示せず)の内部から、はんだペースト貫通穴155に収容されたはんだペーストノズル口550に向かってガスを導くために使用される。
具体的には、作業台150は、第1の厚肉部157と、第2の薄肉部156とを有する。第2の薄肉部156の底面156aは、第1の厚肉部157の底面157aよりも高く、したがって、第1の厚肉部157には、第2の薄肉部156の底面156aにつながる段差面158が形成される。はんだペースト貫通穴155は、第2の薄肉部156を貫通し、ガスチャネル900は、第1の厚肉部157に配置される。ガスチャネル900は、ガス入口910及びガス出口920を含む。ガス入口910は、洗浄ガス供給源と連通し、ガス出口920は、段差面158に配置され、はんだペースト貫通穴155に収容されたはんだペーストノズル口550に向けてガスを吹き付けるようになっている。一例として、ガス出口920は、洗浄ガスの洗浄効率を高めるように、はんだペースト貫通穴155の近くに配置される。
ガス出口920は、平坦形状を有し、ガス出口920から流れ出る切断ガスが、エアナイフとして形成されるようになっている。ガスチャネル900は、互いに連通する第1のチャネル部930及び第2のチャネル部940を含み、第1のチャネル部930は、ガス入口910を介して洗浄ガス供給源に連結され、第2のチャネル部940は、ガス出口920に連結される。第2のチャネル部940は、第1のチャネル部930よりも狭く、第1のチャネル部930から第2のチャネル部940へと流れるガスが加速されて、ガス出口920においてより鋭いエアナイフを形成するようになっている。加えて、ガスの流速を高め、それによってエアナイフをより鋭くするのに役立つように、洗浄ガスを圧縮ガスとしてもよい。
はんだ付加の作業プロセスが終了すると、すなわち、圧力板120がはんだペースト容器700を押すのを止めると、残留はんだペーストを自動的に除去する装置は、はんだペーストノズル口550に残留するはんだペーストを即座に断ち切り、こうして断ち切られた残留はんだペーストは、ステンシル上のはんだペーストが存在する位置に落下し、それによって、はんだペーストノズル口550に残留するはんだペーストが、作業台150を初期位置へと上昇させるプロセス又は自動はんだペースト付加装置100全体を移動させるプロセス中に、ステンシル上のはんだペーストが分配される必要のない位置に無作為に垂れることが防止される。
本明細書では、本願を開示するために複数の例が用いられており、これらの例のうちの1つ以上が添付図面に示されている。全ての例は、本願の限定のためではなく、本願の説明のために提供されている。実際、本願の範囲又は趣旨から逸脱することなく、本願に種々の修正及び変更を加えることができることが、当業者には明らかである。例えば、1つの実施形態の一部をなす図示又は記載された特徴を別の実施形態とともに使用して、更なる実施形態を得ることができる。このように、本願は、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲内で加えられる修正及び変更を包含することが意図されている。
本発明の態様の一部を以下記載する。
[態様1]
はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストをはんだペースト印刷機に供給する方法であって、
はんだペーストノズル(500)を、はんだペーストが収容されている前記はんだペースト容器(700)の開口部(712)に通して前記はんだペースト容器のハウジング(710)に挿入することと、
前記はんだペースト容器(700)を、作業台(150)上で、前記はんだペーストノズル(500)によって前記開口部を下に向けた状態で支持することと、
保持器(180)と、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)の外壁にある係合手段(750)とを係合させることによって、前記はんだペースト容器(700)を保持することであって、前記保持器は、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)とともに上下動することが可能であることと、
前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)が前記はんだペーストノズル(500)に対して移動するように、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(712)を押すと同時に、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)が移動するのに従って前記保持器を移動させ、それにより、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)に収容されたはんだペーストを前記はんだペーストノズル(500)から押し出すこととを含むはんだペーストを供給する方法。
[態様2]
前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)における制限フランジ(750)が、前記係合手段(750)として使用され、前記制限フランジ(750)は、前記はんだペースト容器を密封するように、前記はんだペースト容器の蓋(720)と係合するように使用されることを特徴とする態様1に記載のはんだペーストを供給する方法。
[態様3]
前記はんだペーストノズル(500)が、前記はんだペースト容器の前記開口部(712)に通して前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)に挿入される前に、前記はんだペースト容器の前記蓋(720)は、前記はんだペースト容器の前記開口部(712)を露出するように、前記はんだペースト容器の前記開口部(712)から除去されることを特徴とする態様2に記載のはんだペーストを供給する方法。
[態様4]
高さ調整装置(190)によって、前記保持器が前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)とともに上下動することを可能にすることを特徴とする態様1に記載のはんだペーストを供給する方法。
[態様5]
前記高さ調整装置(190)は、渦巻板ばねを含み、該渦巻板ばねの弾性は、前記はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うように構成されることを特徴とする態様4に記載のはんだペーストを供給する方法。
[態様6]
はんだペーストを供給する組立体であって、
ハウジング(710)を備え、該ハウジング(710)の外壁に係合手段(750)が設けられる、はんだペースト容器(700)と、
前記係合手段(750)によって前記はんだペースト容器(700)の前記ハウジング(710)と係合し、それによって前記はんだペースト容器(700)を保持する、保持器(180)とを具備し、
前記保持器(180)は、自動はんだペースト付加装置の作業台支持装置(140)に摺動可能に連結され、前記作業台支持装置(140)には、前記はんだペースト容器(700)を支持する作業台(150)が取り付けられ、前記保持器(180)は、前記作業台(150)の上方に配置されることを特徴とするはんだペーストを供給する組立体。
[態様7]
前記はんだペースト容器(700)は開口部(712)を有し、前記はんだペースト容器(700)は、前記開口部(712)によってはんだペースト及びはんだペーストノズル(500)を収容し、該はんだペーストノズル(500)は前記作業台(150)に取り付けられ、前記はんだペースト容器(700)は、前記作業台(150)上で、前記はんだペーストノズル(500)によって前記開口部を下に向けた状態で支持されるようになっており、前記ハウジング(710)は、前記はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストを前記はんだペーストノズル(500)から押し出すように、前記はんだペーストノズル(500)に対して移動することができることを特徴とする態様6に記載のはんだペーストを供給する組立体。
[態様8]
高さ調整装置(190)であって、前記作業台支持装置(140)に対する前記保持器(180)の高さを調整するために、該高さ調整装置(190)の一方の端部は、前記保持器(180)に連結され、該高さ調整装置(190)のもう一方の端部は、前記作業台支持装置(140)に連結される、高さ調整装置(190)を更に備えることを特徴とする態様7に記載のはんだペーストを供給する組立体。
[態様9]
前記高さ調整装置(190)は、渦巻板ばねであり、該渦巻板ばねの自由端部(191)は前記保持器(180)に連結され、該渦巻板ばねの渦巻部(195)は前記作業台支持装置(140)に取り付けられ、
前記渦巻板ばねの弾性は、前記はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うように構成されることを特徴とする態様8に記載のはんだペーストを供給する組立体。
[態様10]
前記係合手段(750)は、前記ハウジング(710)の前記外壁の周囲に沿って延びる制限フランジ(750)であることを特徴とする態様6に記載のはんだペーストを供給する組立体。
[態様11]
前記保持器(180)は貫通穴(181)を有し、該貫通穴(181)のサイズは、前記はんだペースト容器(700)の前記ハウジング(710)の外径に合致し、
前記保持器(180)の前記貫通穴(181)の縁部は、前記係合手段(750)の下に係合することを特徴とする態様6に記載のはんだペーストを供給する組立体。
[態様12]
前記保持器(180)は片側に配置される摺動部(182)を備え、前記作業台支持装置(140)は、片側に配置される摺動溝(147)を備え、前記摺動部(182)は、前記保持器(180)を前記作業台支持装置(140)に摺動可能に連結するように、前記摺動溝(147)に嵌まることを特徴とする態様6に記載のはんだペーストを供給する組立体。
100 ペースト付加装置
110 プッシュロッド
120 圧力板
122 引張縁部
127 第2の摺動部
130 支持板
131 下端部
132 上端部
134 停止突出縁部
136 第1の摺動溝
140 可動板
141 内面
142 力支持突出縁部
143 下端部
144 被停止突出縁部
145 外面
146 第1の摺動部
147 第2の摺動溝
149 収容空間
150 作業台
155 ペースト貫通穴
156 第2の薄肉部
156a 底面
157 第1の厚肉部
157a 底面
158 段差面
160 駆動装置
170 横断取付け板
172 穴
180 保持器
181 貫通穴
182 摺動部
190 調整装置
191 自由端部
195 渦巻部
500 ペースト容器ノズル
510 ノズル本体
520 ノズル穴
530 拡大頭部
550 ペーストノズル口
700 ペースト容器
710 ペースト容器ハウジング
712 放出口
720 蓋
750 係合手段
800 ペースト容器組立体
900 ガスチャネル
910 ガス入口
920 ガス出口
930 第1のチャネル部
940 第2のチャネル部

Claims (5)

  1. はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストをはんだペースト印刷機に供給する方法であって、
    はんだペーストノズル(500)を、はんだペーストが収容されている前記はんだペースト容器(700)の開口部(712)に通して前記はんだペースト容器のハウジング(710)に挿入することと、
    前記はんだペースト容器(700)を、作業台(150)上で、前記はんだペーストノズル(500)によって前記開口部を下に向けた状態で支持することと、
    保持器(180)と、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)の外壁にある係合手段(750)とを係合させることによって、前記はんだペースト容器(700)を保持することであって、前記保持器は、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)とともに上下動することが可能であることと、
    前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)が前記はんだペーストノズル(500)に対して移動するように、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)を押すと同時に、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)が移動するのに従って前記保持器を移動させ、それにより、前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)に収容されたはんだペーストを前記はんだペーストノズル(500)から押し出すこととを含み、
    高さ調整装置(190)によって、前記保持器が前記はんだペースト容器の前記ハウジング(710)とともに上下動することが可能となり、
    前記高さ調整装置(190)が渦巻板ばねを具備しており、該渦巻板ばねの弾性は、前記はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うように構成されるはんだペーストを供給する方法。
  2. はんだペーストを供給する組立体であって、
    ハウジング(710)を備え、該ハウジング(710)の外壁に係合手段(750)が設けられる、はんだペースト容器(700)と、
    前記係合手段(750)によって前記はんだペースト容器(700)の前記ハウジング(710)と係合し、それによって前記はんだペースト容器(700)を保持する、保持器(180)とを具備し、
    前記保持器(180)は、自動はんだペースト付加装置の作業台支持装置(140)に摺動可能に連結され、前記作業台支持装置(140)には、前記はんだペースト容器(700)を支持する作業台(150)が取り付けられ、前記保持器(180)は、前記作業台(150)の上方に配置され、
    前記はんだペースト容器(700)は開口部(712)を有し、前記はんだペースト容器(700)は、前記開口部(712)によってはんだペースト及びはんだペーストノズル(500)を収容し、該はんだペーストノズル(500)は前記作業台(150)に取り付けられ、前記はんだペースト容器(700)は、前記作業台(150)上で、前記はんだペーストノズル(500)によって前記開口部を下に向けた状態で支持されるようになっており、前記ハウジング(710)は、前記はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストを前記はんだペーストノズル(500)から押し出すように、前記はんだペーストノズル(500)に対して移動することができ、
    高さ調整装置(190)であって、前記作業台支持装置(140)に対する前記保持器(180)の高さを調整するために、該高さ調整装置(190)の一方の端部は、前記保持器(180)に連結され、該高さ調整装置(190)のもう一方の端部は、前記作業台支持装置(140)に連結される、高さ調整装置(190)を更に具備し、
    前記高さ調整装置(190)は、渦巻板ばねであり、該渦巻板ばねの自由端部(191)は前記保持器(180)に連結され、該渦巻板ばねの渦巻部(195)は前記作業台支持装置(140)に取り付けられ、
    前記渦巻板ばねの弾性は、前記はんだペースト容器(700)に収容されたはんだペーストの重量と釣り合うように構成されるはんだペーストを供給する組立体。
  3. 前記係合手段(750)は、前記ハウジング(710)の前記外壁の周囲に沿って延びる制限フランジ(750)であることを特徴とする請求項に記載のはんだペーストを供給する組立体。
  4. 前記保持器(180)は貫通穴(181)を有し、該貫通穴(181)のサイズは、前記はんだペースト容器(700)の前記ハウジング(710)の外径に合致し、
    前記保持器(180)の前記貫通穴(181)の縁部は、前記係合手段(750)の下に係合することを特徴とする請求項に記載のはんだペーストを供給する組立体。
  5. 前記保持器(180)は片側に配置される摺動部(182)を備え、前記作業台支持装置(140)は、片側に配置される摺動溝(147)を備え、前記摺動部(182)は、前記保持器(180)を前記作業台支持装置(140)に摺動可能に連結するように、前記摺動溝(147)に嵌まることを特徴とする請求項に記載のはんだペーストを供給する組立体。
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