JP7216009B2 - 送信機と受信機およびその対応方法 - Google Patents
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Description
形式でデータを送信し、それはデータを含む個々の電文よりも短い。この場合、データは送信機から受信機に転送され、たとえばセンサーデータである。部分的な電文のグループは、電文と呼ばれることもある。送信機は、ホッピングパターンに従って部分的な電文のグループを送信し、これは、個々の部分的な電文の送信の時間および/または送信頻度を指している。加えて、送信機は部分的な電文のグループを数回送信する、すなわち、部分的な電文のグループは少なくとも2回送信される。したがって、これらの送信は、最初の送信および繰り返しとも呼ばれる。
構成において、送信機は、送信された部分的な電文および/または部分的な電文のペイロードデータおよび/または部分的な電文のペイロードデータから導出される可能性のあるデータ(たとえば、エラー訂正値、CRCまたはハッシュ値)、使用されるホッピングパターンに関するデータ、および/または使用されるホッピングパターンの先行または後続のホッピングパターンと比較して使用されるホッピングパターンの変更に関するデータ、および/または使用されるホッピングパターンの選択および/または設計を決定するパラメーターに関して、ペイロードデータに挿入する。したがって、少なくとも1つの部分的な電文には、使用されるホッピングパターンに関するデータまたは情報が含まれている。
例えば、パラメーターは乱数であり、これに基づいて送信機がホッピングパターンを選択または変更する。別の構成では、パラメーターが送信データに暗黙的に存在するため、追加で導入する必要はない。例えば、ユーザーデータまたはCRCの一部、またはハッシュ値は、ホッピングパターンの導出に使用される。これらの値は、電文ごとに変化するので、送信によっても異なるランダムな値である。たとえば、エラー修正値は、送信機が現在のホッピングパターンを生成および/または選択するランダムパラメータである。
Claims (28)
- 送信機(1)であって、
前記送信機(1)は、少なくとも2つの部分パケットのグループの形式でデータを送信し、ここでそれぞれの部分パケットは他の部分パケットとまとまって前記データを含み、且つ前記データを含む個々のデータパケットよりも短く、
前記送信機(1)は、前記個々の部分パケットの送信時間および/または送信周波数を参照するホッピングパターンに従って、前記部分パケットのグループを送信し、
前記送信機(1)は前記部分パケットのグループを数回、少なくとも2回送信し、
先行する送信に続いて前記部分パケットのグループを送信するために、前記送信機(1)は前記先行する送信のために使用された前記ホッピングパターンを時間および/または周波数においてランダムにオフセットする、
送信機(1)。 - 前記送信機(1)は、前記部分パケットのグループの少なくとも2回の送信についてそれぞれ異なるホッピングパターンを使用する、請求項1に記載の送信機(1)。
- 前記ホッピングパターンを選択するために、前記送信機(1)は格納された参照ホッピングパターンのセットにアクセスする、請求項2に記載の送信機(1)。
- 前記部分パケットのグループの送信のために、前記送信機(1)は前記参照ホッピングパターンのセットからホッピングパターンをランダムに選択する、請求項3に記載の送信機(1)。
- 前記部分パケットのグループの送信のために、前記送信機(1)は、ランダムに選択されたパラメーターに依存して、生成スキームを介してホッピングパターンを生成する、請求項2~請求項4のいずれか1項に記載の送信機(1)。
- 先行する送信に続いて前記部分パケットのグループを送信するために、前記送信機(1)は、前記先行する送信に用いられた前記ホッピングパターンの前記時間および/または周波数の、ランダムなオフセットによってホッピングパターンを生成する、請求項2~請求項5のいずれか1項に記載の送信機(1)。
- 前記部分パケットのグループを送信するために、前記送信機(1)は、前記参照ホッピングパターンのセットからランダムに選択されたホッピングパターンの前記時間および/または前記周波数の、ランダムなオフセットによってホッピングパターンを生成する、請求項3または請求項4に記載の送信機(1)。
- 前記送信機(1)は、前記部分パケットのグループの前記少なくとも2回の送信をインターリーブして実行し、前記送信機(1)は前記少なくとも2回の送信のうちの1回の送信の2つの部分パケットの間の休止中に、前記少なくとも2回の送信のうちのもう1回の送信の部分パケットを送信する、請求項1~請求項7のいずれか1項に記載の送信機(1)。
- 前記送信機(1)は、前記1回の送信のどの休止の間に前記送信機(1)が前記もう1回の送信の前記部分パケットのグループの最初の部分パケットを送信するかをランダムに決定する、請求項8に記載の送信機(1)。
- 前記送信機(1)は、前記少なくとも2回のインターリーブされた送信において同じホッピングパターンを使用する、請求項8または請求項9に記載の送信機(1)。
- 前記少なくとも2回のインターリーブされた送信のうちの1回において、前記送信機(1)は、前記少なくとも2回のインターリーブされた送信のうちのもう1回の送信の前記ホッピングパターンを、前記時間および/または周波数のランダムなオフセットを伴って使用する、請求項8~請求項10のいずれか1項に記載の送信機(1)。
- 前記送信機(1)は、送信された前記部分パケットおよび/または前記部分パケットのペイロードデータおよび/または前記部分パケットの前記ペイロードデータから導出され得るデータ(エラー修正値、CRCまたはハッシュ値等)に、使用される前記ホッピングパターンに関するデータ、および/または先行または後続のホッピングパターンと比較しての使用されるホッピングパターンの変更に関するデータ、および/または使用されるホッピングパターンの選択および/または設計を決定するパラメーターに関するデータを挿入する、請求項1~請求項11のいずれか1項に記載の送信機(1)。
- 前記部分パケットのグループの複数回にわたる送信において、前記送信機(1)はそれぞれ異なる送信周波数帯域を使用する、請求項1~請求項12のいずれか1項に記載の送信機(1)。
- 前記送信周波数帯域はオーバーラップしている、請求項13に記載の送信機(1)。
- データを送信する方法であって、
前記データは少なくとも2つの部分パケットのグループの形状で送信され、ここでそれぞれの部分パケットは他の部分パケットとまとまって前記データを含み、且つ前記データを含む個々のデータパケットよりも短く、
前記部分パケットのグループは、前記個々の部分パケットの送信時間および/または送信周波数を参照するホッピングパターンに従って送信され、
前記部分パケットのグループは数回送信され、
先行する送信に続いて前記部分パケットのグループを送信するためには、前記先行する送信に使用された前記ホッピングパターンは時間および/または周波数においてランダムにオフセットされる、データを送信する方法。 - 受信機(10)であって、
前記受信機(10)は送信機(1)から部分パケットを受信し、ここでそれぞれの部分パケットは他の部分パケットとまとまってデータを含み、且つ前記データを含む個々のデータパケットよりも短く、
前記受信機(10)は、前記送信機(1)が前記部分パケットを送信するときに使用する少なくとも1つのホッピングパターンを識別し、前記ホッピングパターンは、前記個々の部分パケットの送信時間および/または送信周波数を参照し、
前記部分パケットのグループは前記送信機(1)によって複数回、少なくとも2回送信され、
先行する送信に続いて前記部分パケットのグループを送信するためには、前記先行する送信のために使用された前記ホッピングパターンは時間および/または周波数においてランダムにオフセットされる、受信機(10)。 - 前記ホッピングパターンの識別のために、前記受信機(10)は格納された参照ホッピングパターンのセットにアクセスする、請求項16に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、先に識別されたホッピングパターンを前記ホッピングパターンの前記識別の出発点とする、請求項16または請求項17に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、部分パケットのグループの送信において受信した部分パケットを出発点として、前記部分パケットのグループの先の送信のホッピングパターンを少なくとも1回変更することを決定する、請求項16~請求項18のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は前記受信した部分パケットを分割して、部分パケットのグループの異なる送信に割り当てる、請求項16~請求項19のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、部分パケットのグループの異なるインターリーブされた送信に属する受信した部分パケットを結合する、請求項16~請求項19のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、部分パケットのグループの異なる送信に属する受信した部分パケットを結合する、請求項16~請求項21のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、時間オフセットおよび/または周波数オフセットを使用した仮説検証によって、前記受信した部分パケットにおいて、部分パケットのグループの異なる送信の発生をサーチする、請求項16~請求項22のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、参照シーケンスのセットを使用した仮説検証により、前記受信した部分パケットにおいて、部分パケットのグループの異なる送信の発生をサーチする、請求項16~請求項23のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- 前記受信機(10)は、前記部分パケットの送信の前記ホッピングパターンおよび/または最初の送信時間および/または参照点を識別するために、前記部分パケットのデータにアクセスする、請求項16~請求項24のいずれか1項に記載の受信機(10)。
- データを受信する方法であって、
それぞれが他の部分パケットとまとまってデータを含み、前記データを含む個々のデータパケットよりも短い、部分パケットを受信し、
前記部分パケットを送信するときに用いられるホッピングパターンが識別され、前記ホッピングパターンは前記個々の部分パケットの送信時間および送信周波数を参照し、
前記部分パケットのグループは複数回、少なくとも2回送信され、
先行する送信に続いて前記部分パケットのグループを送信するためには、前記先行する送信のために用いられた前記ホッピングパターンが時間および周波数においてランダムにオフセットされる、データを受信する方法。 - 信号伝送用のシステム(50)であって、
前記システム(50)は、請求項1~請求項14のいずれか1項に記載の送信機(1)を少なくとも1つと、請求項16~請求項25のいずれか1項に記載の受信機(10)を少なくとも1つとを備える、信号伝送用のシステム(50)。 - 請求項15または請求項26に記載の方法を実行するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラム。
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