JP7215711B2 - 給食用パック豆腐 - Google Patents

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Description

本発明は、小さく切断されてパック詰めされた状態である給食用パック豆腐に係り、より詳細には、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状に小さく切断されてパック詰めされた状態である給食用パック豆腐に関する。
豆腐は柔らかく崩れやすいために、従来からの豆腐の切断方法としては、一丁の豆腐を掌の上に取り上げて包丁で好みの大きさに切断し、生のまま例えば奴豆腐として食卓に供し、あるいはさいの目に切って例えば味噌汁に加えられて供されてきた。
しかし、豆腐を掌の上に取り上げてから包丁で切って生のまま供することは、衛生の観点から問題があり、学校や病院の給食では禁止されている。また、豆腐を掌の上でさいの目に切るのは要領が必要であって、急ぐことができず、給食などで大量に豆腐を調理するのは、労力と時間を必要とする作業であった。このような理由から、予め切断されたパック豆腐に対する需要があった。
また、豆腐は柔らかく崩れやすいために、包丁で直線的に切り分けられるか、あるいは故意に崩されて調理されてきた。しかし、汁物などのように豆腐の形状がある程度は壊れないで残る料理に使う場合に、例えば子供向けにデザインされた形状に切り分けられた豆腐の需要が期待できる。また、デザインされた形状に切り分けられた豆腐は、味が浸み込みやすいという長所もある。
一方、豆乳を包装パックに分注し、加熱し、凝固剤を加え、冷却してパック豆腐を連続ライン製造する自動装置が開発され、パック詰めされた充填豆腐(以下「パック豆腐」と記す)が広く普及した(例えば特許文献1を参照)。パック豆腐は、大量、安価、衛生的に製造され、運搬が容易でスーパーなどでも容易に購入でき、従来の「豆腐屋さんで製造販売していた豆腐」と「パック豆腐」とは、商品形態の異なるものである。しかし、従来の一丁の豆腐を陸上に取り上げて切り分ける方法は、自動ライン装置に組み込むことができなかった。
特開2013-184264号公報
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐に切り分けられてパック詰めされた小さく切断された給食用パック豆腐を提供することを課題とする。
また本発明は、パック豆腐連続製造ラインの後段に接続して、パック豆腐を未封鎖の包装パックに充填したままで、包装パックの上方から、振動が印加された針金状の切断刃を降下させて、パック豆腐をデザインされた形状を有する切断豆腐に切り分けた後にシールして、小さく切断された給食用パック豆腐を提供することを課題とする。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであって、本発明の小さく切断され、曲線及び/又は直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片(24)からなるパック豆腐(20)及び該パック豆腐(20)を収容するフランジ(22)部にシールを有する包装パック(21)で構成された給食用パック豆腐(1)であって、
前記パック豆腐(20)は、太さが0.01~1mmの金属、高分子樹脂、又は天然繊維から選ばれる1以上の材質の線状部材で形成され、印加振動数が1乃至100KHzであり振幅が0.1乃至100μmである線状の水平カッター刃(30)と、太さが0.01~1mmの金属、高分子樹脂、又は天然繊維から選ばれる1以上の材質の線状部材で形成され、印加振動数が1乃至100KHzであり振幅が0.1乃至100μmである網形状の垂直カッター刃(40)を用いることにより前記包装パック(21)内で曲線及び/又は直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片(24)に切り分けられた状態で収容され、
前記パック豆腐(20)は、2層以上であり、
前記パック豆腐(20)は、前記二つのカッター刃を用いることにより、前記二つのカッター刃と接する部分に局部的な液状化現象が誘起されて切断に要する物理的力が殆ど零まで低減され、前記豆腐片(24)の切断面がきれいで、形状が崩れない性質を持ち、
前記各豆腐片(24)は、縦横高さの寸法の合計の平均が4.5cm以下であることを特徴とする給食用パック豆腐。
前記形状が、更に図案、カット又はロゴマークのうちの1以上を含むことがこのましい。
本発明の小さく切断されたパック豆腐連続製造装置は、未封鎖の包装パックに収容された豆腐を、第1位置、第2位置、及び第3位置に順次搬送して各々の位置に位置決めする搬送ラインと、第1位置の上方に設けられ、第1振動発生手段と振動伝達可能に連結されて水平に設けられた直線形状の水平カッター刃の1以上及び第1アクチュエーターを備え、該第1アクチュエーターが、水平カッター刃それぞれを、上方から第1位置に定置された包装パックの1側の内面と豆腐との間隙の所定の深さまで挿入し、次いで一側と対向する他側の内面まで水平移動させ、更に他側の側面に沿って引き上げて、豆腐を2層以上の板状豆腐片に切断する水平カッター装置と、第2位置の上方に設けられ、第2振動発生手段と振動伝達可能に連結されて水平に設けられた曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた網形状の垂直カッター刃及び第2アクチュエーターを備え、第2アクチュエーターが、垂直カッター刃を2層以上の板状豆腐片の上面から第2位置に定置された包装パックの底面に近接した位置まで押し下げ次いで上方に引き抜いて、包装パックに収容された2層以上の板状豆腐を、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分ける垂直カッター装置と、第3位置に設けられ、包装パックを封鎖するシール装置と、第1アクチュエーター、第2アクチュエーター、シール装置、及び搬送ラインを制御する制御装置と、を備えることを特徴とする。
前記水平カッター装置は、搬送ラインの第1位置の上方に、搬送ラインから離隔し固定して設置された第1アクチュエーターと、包装パック上面の一側に対向して設けられて第1アクチュエーターに接続された水平カッター台と、水平カッター台の両端部それぞれから下方に突設された一対の水平カッター支柱と、一対の水平カッター支柱の間に水平に架け渡されて支持された線材形状の1以上の水平カッター刃と、水平カッター刃に振動伝達可能に配設され、水平カッター刃に振動を印加する第1振動発生手段と、を備え、
一対の水平カッター支柱それぞれが第1位置に定置された包装パックの一側の両端部に上方から挿入可能に配備され、第1アクチュエーターが、一対の水平カッター支柱にかけ渡された1以上の水平カッター刃それぞれを、第1位置に定置された包装パックの一側の内面とパック豆腐との隙間の所定の位置まで挿入し、次いで水平カッター刃それぞれを、一側と対向する他側の内面まで水平移動させ、更に他側の内面に沿って引き上げて、包装パックに収容されたパック豆腐を2層以上の板状豆腐に切り分けることを特徴とする。
また前記垂直カッター装置は、搬送ラインの第2位置の上方に搬送ラインと離隔し固定して設置された第2アクチュエーターと、包装パック上面に対向して設けられ第2アクチュエーターに接続された垂直カッター台と、垂直カッター台から下方に突設され、第2位置に位置決めされた包装パックの内壁と豆腐との隙間に、上方から挿入可能に配備された複数の垂直カッター支柱と、包装パックの上面と同型でそれより僅かに小さい外周形状と、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた金網形状の作用面と、を有し、複数の垂直カッター支柱に水平に支持された垂直カッター刃と、垂直カッター刃と第2アクチュエーターとの間に振動伝達可能に介設され、垂直カッター刃に振動を印加する前記第2振動発生手段と、を有し、
第2アクチュエーターが、複数の垂直カッター支柱を介し、垂直カッター刃を上方から包装パックの内壁に沿って挿入し、底面に近接した位置まで押し下げ、次いで上方に引き抜いて、包装パックに収容された2層以上の板状豆腐を、デザインされた形状を有する豆腐片に切り分けることを特徴とする。
前記垂直カッター刃が、針金状部材で形成された金網形状であることができる。
また、前記水平カッター刃が、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有することが好ましい。
また、本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造方法は、パック豆腐の連続製造装置を用いて、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けられてパック詰めされたパック豆腐を連続製造する方法であって、制御装置が、搬送ラインを制御して、豆腐を収容した未封鎖の包装パックを、第1位置に定置する第1位置決め段階と、第1アクチュエーターを制御して、第1位置の上方に設けられ、第1振動発生手段と連結されて設けられた1以上の直線形状を有し、一対の水平カッター支柱の間に水平に架け渡された線材形状の水平カッター刃の1以上を、第1位置の上方から包装パックの一側の内面と豆腐との隙間に所定に深さまで挿入し、次いで一側と対向する内面まで水平移動させ、更に他側の側面に沿って引き上げ包装パックに収容された豆腐を2層以上の板状豆腐片に切断する水平切断段階と、搬送ラインを制御して包装パックに収容された2層以上の板状豆腐片を第1位置から第2位置に搬送し定置する第2位置決め段階と、第2アクチュエーターを制御して、第2位置の上方に設けられ、第2振動発生手段と連結されて水平に設けられ、包装パックの上面と同型でそれより僅かに小さい外周形状であって、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた金網形状の作用面を有し、垂直カッター支柱に水平に支持された垂直カッター刃を、包装パックの上方から底面に近接した位置まで押し下げ、次いで上方に引き抜いて2層以上の板状豆腐片を曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分ける垂直切断段階と、豆腐片を収容した未封鎖の包装パックを第2位置から第3位置に移送して位置決めする第3位置決め段階と、豆腐片を収容した未封鎖の包装パックを封鎖するシール段階と、を有することを特徴とする。
搬送ライン上の上流の第1位置に垂直カッター刃を備える前垂直カッター装置を設け、
搬送ライン上の下流の第2位置に水平カッター刃を備える水平カッター装置を設け、豆腐片を曲線又は/及び直線の組み合わせでデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けることを特徴とする。
本発明は、第1振動発振装置、線状部材で形成された水平カッター刃、及び第1アクチュエーターを備える水平カッター装置で、未封鎖の包装パックに収容されたパック豆腐を2層以上の板状豆腐に切断し、次いで第2振動発振装置、線状部材で形成され曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた垂直カッター刃、及び第2アクチュエーターを備える垂直カッター装置で、2層以上の板状豆腐を切り分けて、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状に小さく切断されたパック豆腐を提供することができる。
本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造方法によれば、線状のカッター部材に振動を印加して豆腐を切断するので、豆腐に加えられる物理的な力を低減し、自在に、しかもきれいな断面で豆腐を切断できる。これによって、水平カッター刃を包装パックの内面と豆腐の間の所定に深さまで挿入した後、水平移動させて、豆腐を2層以上の板状豆腐に切断することができる。更に曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた網形状を有するカッター刃を、豆腐の上面から底部まで挿入することによって、前記板状に切り分けられた豆腐片を、更に曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けることができる。
本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造方法は、未包装の包装パック内に収容された豆腐に対して、搬送ラインの上方から水平カッター刃及び垂直カッター刃を挿入して切断するので、パック豆腐の連続製造ラインに容易に組み込むことができ、切断されたパック豆腐製造の連続ライン化、高速化、及びコストダウンの効果を上げることができる。
本発明の1実施例に係る曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けられたパック豆腐の一例を示す斜視図である。 本発明の小さく切断されたパック豆腐連続製造装置の構成を示すブロック図である。 本発明の水平カッター装置と未封鎖の包装パック豆腐との作動状態における位置関係を示す斜視図である。 本発明の水平カッター装置の作用機作を説明する図である。 本発明の垂直カッター装置の側面図である。 本発明の一実施例に係る垂直カッター刃の一例を示す平面図である。 本発明の垂直カッター装置と、板状豆腐の包装パックとの作動状態における位置関係を示す斜視図である。 本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造方法を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例に係る曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けられたパック豆腐の一例を示す斜視図であり、図2は、本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造装置の構成を示すブロック図である。
図1、2に示すように、本発明の一実施例の小さく切断されたパック豆腐1は、パック豆腐連続製造装置において製造され例えばフランジ部22を有する包装パック21に詰めれた未封鎖のパック豆腐20を、パック豆腐連続製造装置の下流に連結された小さく切断されたパック豆腐の製造装置8の搬送ライン2上において、線状(針金状)の部材に振動を印加した水平カッター刃30を、包装パック21の一側内測の上方から挿入して他側内測に水平移動させて複数段の板状豆腐23に切り分けたのち、曲線を含む網状の垂直カッター刃40に振動を印加して上方から挿入して切り分けたものである。
豆腐は半固体のゲルなので、従来は網状のカッター刃を用いると豆腐の形状が崩れて綺麗に切断することができなかったが、本発明は、振動(例えば超音波振動)を印加した線状のカッター刃を用いることによって、豆腐と線状のカッター刃が接する部分に局部的な液状化現象を誘起し、切断に要する物理的な力を殆ど零まで低減させ、それによって目の小さい、且つ曲線を含んで自由にデザインされた網目を有する網状のカッター刃を用いて豆腐を切り分けることを可能にしたものである。
本発明は、曲線を含んでデザインされた網状のカッター刃に振動を印加して豆腐に挿入することによって、曲線及び/又は直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けることができるので、前記形状が、図案、カット又はロゴマークのうちの1以上を含むことができる。
また本発明の曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に切り分けられた豆腐は、各豆腐片の縦横高さの寸法の合計の平均が4.5cm以下であるように小さく切断されたパック豆腐であることもできる。
ここで、豆腐片の縦横高さの寸法の合計の平均は、切り分ける前の豆腐の縦横高さの寸法の積を、目的の形状に切り分けられた豆腐片の数で割って切り分けられた豆腐の平均体積を求め、該平均体積の3乗根を3倍して求めるものとする。
なお、本発明は、水平カッター装置によって複数段の板状に切り分けられたパック豆腐、及び垂直カッター装置によってデザインされた断面形状を有する柱状に切り分けられたパック豆腐も含む。また、水平方向に切断するカッター刃を、デザインされた網状のカッター刃にすることも可能であり、垂直方向に切断するカッター刃を、直線のみで構成することも可能である。
以下に、本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造装置を具体的に説明する。
図2に示すように、本発明の一実施例に係る小さく切断されたパック豆腐の連続製造装置8は、パック豆腐連続製造装置7の搬送ライン2の下流の第1位置35に水平カッター装置3を設け、第1位置35の下流の第2位置45に垂直カッター装置4を設け、第2位置45の下流の第3位置46にシール装置5を設けることができる。パック豆腐連続製造装置7の搬送ライン2、水平カッター装置3の第1アクチュエーター32、垂直カッター装置4の第2アクチュエーター42、及びシール装置5は、制御装置6に制御されることが好ましい。
図2に示す豆腐連続製造装置7を用いた未封鎖の包装パック豆腐10の連続製造方法は、当業者には公知であり、本発明の目的にかなうものであれば何れの方法を使用することも制限されないが、例えばフランジ部22を有する包装パック21に豆乳と凝固剤を充填し、加熱後冷却して未封鎖のパック豆腐10にすることによって製造することができる。
ここで、用いる凝固剤も、特に制限されないが、例えば硫酸カルシウム、塩化マグネシウム、グルコノデルタラクトン、塩化カルシウム、又は硫酸マグネシウムから選ばれる1以上であることが好ましい。豆乳の連続製造方法、加熱時間、冷却方法は当業者に周知なので詳細な説明は省略する。
包装パック21に収容された未封鎖のパック豆腐10は、搬送ライン2で第1位置35に搬送され、位置決めされる。なお、搬送ラインで搬送する方法及び定位置に位置決めする方法は、当業者には公知なので説明を省略する。
本発明の第1態様は、水平カッター刃30を未封鎖のパック豆腐10の所定の位置に挿入した後水平移動させることによって、未封鎖のパック豆腐10を複数段の板状豆腐23を製造するものである。
従来は、連続製造ラインにおいて製造された未封鎖のパック豆腐10は、包装パック21の側壁が干渉して板状に切り分けることができなかったが、本発明は、振動を印加した線状の水平カッター刃30を上方から挿入して用いることによって、未封鎖のパック豆腐10を板状にカットすることを可能にしたものである。
本発明の第2態様は、包装パック21の上方から、曲線を含んでデザインされた網状の垂直カッター刃40に振動を印加して豆腐に挿入することによって、曲線及び/又は直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐24に切り分けるものである。
デザインされた形状を有する豆腐24は、シール装置5でシールされて小さく切断されたパック豆腐1を与える。
図3は、本発明の水平カッター装置と未封鎖の包装パック豆腐との作動状態における位置関係を示す斜視図である。
図3に示すように、未封鎖の包装パック豆腐10が搬送ライン2によって第1位置35に位置決めして供えられ、第1位置35の上方には、水平カッター装置3が、搬送ライン2と離隔し独立した支持手段(図示しない)によって設置されることが好ましい。
ここで、水平カッター装置3は、支持手段に第1アクチュエーター32を介して連結され、包装パック21の一側11に対応する水平カッター台33と、水平カッター台33の両端部から下方に突設された一対の水平カッター支柱34と、一対の水平カッター支柱34の間に架渡された線状部材からなる1以上の水平カッター刃30と、第1アクチュエーター32及び水平カッター刃30の間の何れかの位置に介設された第1振動発生手段31と、を有することが好ましい。
そして水平カッター装置3の1以上の水平カッター刃30は、第1アクチュエーター31の作動によって、包装パック21の一側11の内壁とパック豆腐20との間に挿入され、前記包装パック21の前記一側11の両端に隣接する両側面12に沿って一側11と対向する他側13まで移動可能に配備されることが好ましい。
水平カッター刃30は、一対の水平カッター支柱34の間に架け渡された線状部材であって、太さは、例えば0.01~1mmの金属線であることができる。また、水平カッター支柱34は、例えば厚さ2mm以下板材又は太さが2mm以下の丸棒材で構成され、水平カッター刃30を支える強度を有するものが好ましい。水平カッター刃30及び水平カッター支柱34の材質は、本発明に利用できるものであれば制限されないが、例えば金属、高分子樹脂、又は天然繊維から選ばれる1以上であることができる。複数の水平カッター刃30は、同じ水平カッター支柱34に支持されることが好ましい。また、水平カッター支柱34と水平カッター刃30とを豆腐パックの挿入するときの案内板(図示しない)を設けることができる。
図4は、本発明の水平カッター装置の作用機作を説明する図である。
図4に示すように、第1アクチュエーター32が、水平カッター装置3の水平カッター支柱34、第1振動発生手段31、及び水平カッター刃30を、(a)上方から(b)未封鎖の包装パック豆腐10の包装パック21の一側11の内壁と未封鎖の包装パック豆腐10との隙間に挿入し、(c)水平に移動し、(d)包装パック21の一側11に対抗する他側13の内側に近接するまで移動し、(e)他側13の内面に沿って引き上げることによって、水平カッター刃30の通過軌跡が切断面14となって、パック豆腐20を2層以上の板状豆腐23に切り分けることができる。
図5は、本発明の垂直カッター装置の側面図である。
図5に示すように、本発明の垂直カッター装置4は、第2アクチュエーター42と、第2アクチュエーター42に接続され、図示しない包装パックの上面形状に対応する形状の垂直カッター台43と、垂直カッター台43の下面から下方に突設され第2位置45に位置決めされた包装パック21と豆腐との隙間に挿入可能に配備された垂直カッター支柱44と、包装パック21の上面と同型でそれより僅かに小さい外周形状並びに曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた金網形状の作用面と、複数の垂直カッター支柱44に水平に支持された垂直カッター刃40と、第2振動発生手段41と、を含むことができる。
図6は、本発明の一実施例に係る垂直カッター刃の一例を示す平面図である。
図6に示すように、本発明の垂直カッター刃40は、包装パック21の上面と同型でそれより僅かに小さい外周形状47と、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた金網形状の作用面48と、を有することを特徴とする。
垂直カッター刃40は、例えば0.01~1mmの線材で構成することが好ましく、外周に太さ2mm以下の枠(図示しない)を設けることができる。材質は、本発明に利用できるものであれば制限されないが、例えば金属、高分子樹脂、又は天然繊維から選ばれる1以上であることができる。前記枠は、垂直カッター刃40の面に垂直な板状部材で構成することができ、上部に補強部材を設けることができる。また、垂直カッター支柱44は、例えば厚さ又は太さが2mm以下で垂直カッター刃40を支える強度を有するものが好ましい。更に垂直カッター刃40と垂直カッター支柱44を挿入するときに、包装パック21の内面と、垂直カッター刃40及び垂直カッター支柱44と、の間に案内板(図示しない)を設けることができる。
図7は、本発明の垂直カッター装置と、板状豆腐の包装パックとの作動状態における位置関係を示す斜視図である。
図7に示すように、包装パック21に収容された板状豆腐23が搬送装置2によって第2位置45に位置決めして供えられ、第2位置45の上方には、垂直カッター装置4が、搬送ライン2と離隔し独立した支持手段(図示しない]によって設置されることが好ましい。
ここで、垂直カッター装置4は、図示しない支持手段に連結された第2アクチュエーター42と、第2アクチュエーター42に連結され包装パック21の上面形状と対応した形状の垂直カッター台43と、垂直カッター台43下方に突設され、第2位置45に位置決めされた包装パック21と板状豆腐23との隙間に、挿入可能に配備された複数の垂直カッター支柱44と、包装パック21の上面と同型でそれより僅かに小さい外形形状47と、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた金網形状の作用面48と、を有し、複数の垂直カッター支柱44に水平に支持された垂直カッター刃40と、第2アクチュエーター42と垂直カッター刃40との間の何れかの位置に介設された第2振動発生手段41と、が連結されることを特徴とする。
そして垂直カッター装置4の垂直カッター刃40は、第2アクチュエーター42の作動によって、前記垂直カッター刃40を、上方から前記包装パック21の内壁に沿って挿入し、底面に近接した位置まで押し下げ、次いで上方に引き抜くことが可能になるように配備されることが好ましい。
[振動発生手段]
振動発生手段は、多くの種類が公知であるが、本発明で使用する振動発生手段は、本発明の目的にかなうものであれば制限されない。ここで好ましい例を挙げれば、圧電効果を有するチタン酸バリウムやチタン酸ジルコン酸鉛を含むセラミック圧電素子を振動子として利用することができる。これらの圧電素子は、市販品が利用可能である。
利用する振動波の振動数は、特に限定されず、1~100KHzの音波乃至超音波振動を利用することができる。また振幅は0.1~100μmであることができる。好ましい一例として、駆動周波数20KHz、振幅50μmのチタン酸ジルコン酸鉛の振動子を挙げることができるが、振動数、振幅は一例であって、これ以外の数値であってもよい。
第1アクチュエーター32及び第2アクチュエーター42は、本発明の目的に適い、パック豆腐の連続製造ラインで使用可能なものであれば、特に制限されない。当業者が公知の装置を使用することができ、好ましい例として制御装置6とステップモーターとの組み合わせを挙げることができる。
[製造方法]
図8は、本発明の小さく切断されたパック豆腐の連続製造方法を示すフローチャートである。
図8に示すように、本発明の小さく切断されたパック豆腐1の連続製造方法は、図示しない制御装置が、搬送ライン2を制御して豆腐を収容した未封鎖の包装パック豆腐10を第1位置に位置決めする第1移送段階(S-1)を有することができる。
次いで、本発明の連続製造方法は、図4に示すように、第1位置35の上方に設けられ、第1振動発生手段31と連結されて設けられた1以上の線材形状からなる水平カッター刃30を、上方から包装パック21の一側11の内面と豆腐20との間の所定に深さまで挿入し、次いで一側11と対向する他側13の内面まで水平移動させ、更に他側13の側面に沿って引き上げて、包装パック21に収容されたパック豆腐20を2層以上の板状豆腐23に切り分ける水平切断段階(S-2)を有することが好ましい。
得られた2層以上の板状豆腐23は、第2移送段階で第2位置45に位置決めすることができる(S-3)。
次に、本発明のパック豆腐を製造する方法は、図7に示すように、第2位置45に位置決めされた2層以上の板状豆腐23を、第2位置45の上方に設けられ、第2振動発生手段41と連結された垂直カッター刃40を、包装パック21の上方から底面に近接した位置まで押し下げ次いで上方に引き抜いて、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐24に切り分けることが好ましい(垂直切断段階、S-4)。
曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐24を収容した包装パック21は、第3位置に移送され(第3移送段階、S-5)、シール装置5でシールされて(シール段階、S-6)、曲線又は/及び直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片に小さく切断されたパック詰め豆腐を与える
なお、水平方向の切断と垂直方向の切断の何れを先に行うかは任意である。
以上、本発明に関する好ましい実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の属する技術範囲を逸脱しない範囲での全ての変更が含まれる。
1 小さく切断されたパック豆腐
2 搬送ライン
3 水平カッター装置
4 垂直カッター装置
5 シール装置
6 制御手段
7 パック豆腐連続製造装置
8 小さく切断されたパック豆腐の連続製造装置
10 未封鎖の包装パック豆腐
20 パック豆腐
21 包装パック
22 フランジ部
23 板状豆腐
24 デザインされた形状を有する豆腐
30 水平カッター刃
31 第1振動発生手段
32 第1アクチュエーター
33 水平カッター台
34 水平カッター支柱
35 第1位置
40 垂直カッター刃
41 第2振動発生手段
42 第2アクチュエーター
43 垂直カッター台
44 垂直カッター支柱
45 第2位置
46 第3位置

Claims (2)

  1. 小さく切断され、曲線及び/又は直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片(24)からなるパック豆腐(20)及び該パック豆腐(20)を収容するフランジ(22)部にシールを有する包装パック(21)で構成された給食用パック豆腐(1)であって、
    前記パック豆腐(20)は、太さが0.01~1mmの金属、高分子樹脂、又は天然繊維から選ばれる1以上の材質の線状部材で形成され、印加振動数が1乃至100KHzであり振幅が0.1乃至100μmである線状の水平カッター刃(30)と、太さが0.01~1mmの金属、高分子樹脂、又は天然繊維から選ばれる1以上の材質の線状部材で形成され、印加振動数が1乃至100KHzであり振幅が0.1乃至100μmである網形状の垂直カッター刃(40)を用いることにより前記包装パック(21)内で曲線及び/又は直線の組み合わせによってデザインされた形状を有する豆腐片(24)に切り分けられた状態で収容され、
    前記パック豆腐(20)は、2層以上であり、
    前記パック豆腐(20)は、前記二つのカッター刃を用いることにより、前記二つのカッター刃と接する部分に局部的な液状化現象が誘起されて切断に要する物理的力が殆ど零まで低減され、前記豆腐片(24)の切断面がきれいで、形状が崩れない性質を持ち、
    前記各豆腐片(24)は、縦横高さの寸法の合計の平均が4.5cm以下であることを特徴とする給食用パック豆腐。
  2. 前記形状が、更に図案、カット又はロゴマークのうちの1以上を含むことを特徴とする請求項1に記載の給食用パック豆腐。
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