JP7215337B2 - 端末装置 - Google Patents
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Description
(2)端末装置の前面に設けた放音孔の直ぐ裏側にスピーカなどの発音体を設けることが困難。端末装置の前面は、カードリーダや操作部、表示部などを設けることがあり、スピーカなどを配置しにくい場合がある。特に、音量を上げるために、口径の大きなスピーカを採用すると、スピーカなどの発音体を、端末装置の前面に設けた放音孔の直ぐ裏側に配置することは困難な場合が多い。
図1は、第1実施形態のセキュリティ端末装置20の正面図、図2は、セキュリティ端末装置20の取付構造を示す斜視図、図3は、セキュリティ端末装置20の背面を示す斜視図である。なお、各図では、構造の理解がしやすいように、壁面については、図示を省略している。このセキュリティ端末装置20は、図2の斜視図に示すように、壁面に設けられたアウトレットボックス70に取り付けられる。セキュリティ端末装置20は、表面を形成するフロントパネル30と電装部品を収納する筐体50とからなる。フロントパネル30は、最外の表面をガラス製の化粧板32が覆っており、開口部などは設けられていない。フロントパネル30の中央には、IDカードを読み取るためのカードリーダ31が配置されており、使用者にIDカードをかざす位置を明示する枠線やシンボルマークなどが、化粧板32には記されている。
・全体の処理を司るCPU40、
・CPU40が実行するプログラムを記憶したROM41、
・演算中のデータを一時的に保存したりするメモり42、
・既に説明した表示付きカードリーダ31をコントロールする専用のチップであるカードリーダコントローラ43、
・カードリーダ31により読み取られたカードの認証などを行なうセキュリティ管理部44、
・通信用ドライバ46を介してコネクタ95に接続され、図示しない外部のセキュリティシステムとの間で、シリアルデータの入出力を行なうシリアル入出力部(SI/O)45、
・音声の合成と出力を行なう音声出力部47、
・警報音の出力を行なう警報音出力部48、
・音声出力部47および警報音出力部48からの信号を増幅し、スピーカ63を駆動する増幅器49。
(1)エンクロージャ60から導音用開口65を介して共鳴用空間59に出力される音が、主に低音となるように、エンクロージャ60の諸寸法(主として、スピーカ63の背面から導音用開口65までの距離と背面空間69の大きさ)が設計されていること、
(2)共鳴用空間59の共振周波数が1000Hz程度となるよう設計されていること。
こうしておくことで、スピーカ63単体の場合と比べて、500から1500Hzの周波数範囲の音の音圧が高められる。特に警報音は、500から1000Hzの範囲の特定波長を中心波長とする音として出力されるので、その中心周波数に合せてエンクロージャ60の諸寸法と共鳴用空間59の共振周波数とを設計しておくことで、中心波長の音の音圧が高められ、大きな音として出力される。本実施形態では、距離RDを8から9ミリ程度にしたときに、出力される警報音の音圧が最も高くなつた。
次に、第2実施形態について説明する。図10は、第2実施形態のセキュリティ端末装置20Aの構造を模式的に示す。この図は、第1実施形態の図4に対応している。第2実施形態では、エンクロージャ60Aが、筐体50Aと一体に形成されている点を除いて、第1実施形態と、他は同様である。
(1)本開示は、上記実施形態以外に以下の実施形態として実施することも可能である。他の実施形態としてのセキュリティに関する報知を行なう機能を備えた端末装置は、端末装置の機能を実現する電子部品が配置された基板を収納する筐体と、前記筐体の一側面に設けられて端末装置前面を覆うフロントパネルであって、当該端末装置が取り付けられる壁面開口部に前記筐体を収納したとき、前記壁面開口部を覆うフロントパネルと、前記筐体内の前記基板より背面側に、所定の間隙を隔てて設けられ、音を発する振動体が、前記基板背面に対向する位置に設けられた発音体と、前記発音体と前記基板とが形成する共鳴用空間に連続し、前記フロントパネルの少なくとも一部に至る音通路と、前記発音体を前記振動体の背面に背面空間を残して収納するとともに、前記背面空間を前記共鳴用空間と連通する導音用開口を有するエンクロージャと、を備える。この形態において、発音体と基板とが形成する共鳴用空間は、完全に仕切られている必要はなく、基板にビアホールや部品取付用の開口などがあっても差し支えない。また、音通路は、発音体と基板とが形成する共鳴用空間に連続し、フロントパネルの少なくとも一部に至る通路であればよく、その形状や長さは特に問わない。
Claims (9)
- セキュリティに関する報知を行なう機能を備えた端末装置であって、
端末装置の機能を実現する電子部品が配置された基板を収納する筐体と、
前記筐体の一側面に設けられて端末装置前面を覆うフロントパネルであって、当該端末装置が取り付けられる壁面開口部に前記筐体を収納したとき、前記壁面開口部を覆うフロントパネルと、
前記筐体内の前記基板より背面側に、所定の間隙を隔てて設けられ、音を発する振動体が、前記基板背面に対向する位置に設けられた発音体と、
前記発音体と前記基板とが形成する共鳴用空間に連続し、前記フロントパネルの少なくとも一部に至る音通路と、
前記発音体を前記振動体の背面に背面空間を残して収納するとともに、前記背面空間を前記共鳴用空間と連通する導音用開口を有するエンクロージャと、
を備える端末装置。 - 前記基板を前記発音体から隔てて固定する基板保持部を備え、
前記音通路は、当該基板保持部の外側と、前記筐体の内側との間に形成される
請求項1記載の端末装置。 - 前記フロントパネルの一部に、前記筐体内と外部と連通する連通孔を備える、請求項1または請求項2に記載の端末装置。
- 前記連通孔は、前記フロントパネルの側面のうち、当該端末装置の取付時に下向きとなる側面に設けられた、請求項3記載の端末装置。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の端末装置であって、
前記基板は、複数枚設けられ、前記フロントパネルから最も隔たった位置の基板の背面が前記発音体の表面または前記エンクロージャの表面から前記所定の間隙により隔てられている、端末装置。 - 前記筐体内に収容されて、前記エンクロージャの前記発音体側の表面を形成する仕切板を備え、
前記仕切板に設けられた発音体用開口に前記発音体が取り付けられ、
前記仕切板の取付け位置を調整することで、前記所定の間隙の大きさを調整可能である、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記筐体の背面には、前記振動体を前記筐体の内部に臨ませて固定される振動体用開口と、前記導音用開口とが設けられ、
前記エンクロージャは、前記筐体とは別体に設けられた
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記基板には、当該端末装置が使用者に報知するための音声を発生するための発音用電子回路が搭載され、前記発音用電子回路の出力信号は前記発音体に出力され、
前記所定の間隔で隔てられた前記基板の背面および前記発音体の表面が、前記筐体と共に形成する前記共鳴用空間の大きさは、前記音声の周波数領域に共振周波数を有する大きさである
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記基板には、警報音を発生するための警報用電子回路が搭載され、前記警報用電子回路の出力信号は前記発音体に出力され、
前記エンクロージャの内容積と前記導音用開口の開口面積とは、前記警報音の周波数に見合ったヘルムホルツ共鳴器としての大きさとされている
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の端末装置。
Priority Applications (1)
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JP2019102223A JP7215337B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019102223A JP7215337B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 端末装置 |
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JP2020198491A JP2020198491A (ja) | 2020-12-10 |
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ID=73649471
Family Applications (1)
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JP2019102223A Active JP7215337B2 (ja) | 2019-05-31 | 2019-05-31 | 端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7215337B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0890968A (ja) * | 1994-09-22 | 1996-04-09 | Miyota Kk | Icカードの軟固定剤付きカバーシート構造 |
JP3379837B2 (ja) * | 1994-10-27 | 2003-02-24 | 富士通株式会社 | 光学読取装置 |
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2019
- 2019-05-31 JP JP2019102223A patent/JP7215337B2/ja active Active
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JP2020198491A (ja) | 2020-12-10 |
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