JP7214458B2 - 像加熱装置、画像形成装置及びコネクタ - Google Patents
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Description
細長い板状の基板と、前記基板に設けられた発熱体と、前記基板に設けられており前記発熱体と電気的に接続された電極と、を有するヒータと、
前記電極に接触する導電性の電気接点部品であって、板状の金属を折り曲げ加工した電気接点部品、と、
前記ヒータを前記基板の長手方向に亘って保持する保持部材と、
を有し、前記電気接点部品を介して供給される電力で前記ヒータが発熱し、前記ヒータの熱を利用して記録材に形成された画像を加熱する像加熱装置であって、
前記電気接点部品は、前記電極に接触し前記電極と電気的に繋がる接触部と、前記保持部材に固定するための固定部と、前記接触部と前記固定部の間に設けられており前記接触部と前記固定部に接続されている弾性変形可能な弾性部と、を有し、
前記接触部と前記弾性部と前記固定部は、前記ヒータの長手方向に沿って、この順に並んでおり、
前記弾性部は、前記ヒータの長手方向に前記弾性部を見た時に、前記ヒータの平面部に対して垂直な方向に並んでおり、前記ヒータの平面部と平行で且つ前記ヒータの長手方向に対して直交するヒータの短手方向に延びる第1板部及び第2板部を有し、
前記第1板部及び前記第2板部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向くように加工されており、
前記固定部と前記接触部の前記長手方向における相対位置関係が変わると前記第1板部と前記第2板部の前記長手方向における相対位置関係が変わることで前記弾性部が前記長手方向に伸縮可能となっていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、
記録材に画像を形成する画像形成部と、
前記記録材に形成された画像を前記記録材に定着する定着部と、
を有する画像形成装置において、
前記定着部が本発明の像加熱装置であることを特徴とする。
板状の金属を折り曲げ加工した電気接点部品であって、板状のヒータの電極に接触し前記ヒータに電力を供給するための電気接点部品において、
前記電気接点部品は、前記電極に接触し前記電極と電気的に繋がる接触部と、ヒータを保持する保持部材に固定するための固定部と、前記接触部と前記固定部の間に設けられており前記接触部と前記固定部に接続されている弾性変形可能な弾性部と、を有し、
前記接触部と前記弾性部と前記固定部は、前記ヒータの長手方向に沿って、この順に並んでおり、
前記弾性部は、前記ヒータの長手方向に前記弾性部を見た時に、前記ヒータの平面部に対して垂直な方向に並んでおり、前記ヒータの平面部と平行で且つ前記ヒータの長手方向に対して直交するヒータの短手方向に延びる第1板部及び第2板部を有し、
前記第1板部及び前記第2板部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向くように加工されており、
前記固定部と前記接触部の前記長手方向における相対位置関係が変わると前記第1板部と前記第2板部の前記長手方向における相対位置関係が変わることで前記弾性部が前記長手方向に伸縮可能となっていることを特徴とする。
<画像形成装置の概要>
まず、本発明を適用可能な画像形成装置について説明する。図1は本実施例に係る画像形成装置(プリンタ)1の全体構成を示す縦断面図である。画像形成装置1の下部には、カセット2が引き出し可能に収納されている。そして、画像形成装置1の右側には手差し給送部3が配設されている。カセット2、手差し給送部3にそれぞれ記録材Pを積載収容し、記録材Pを1枚毎に分離し、レジストローラ4に給送するようになっている。画像形成装置1はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応する画像形成ステーション5Y、5M、5C、5Kを、横一列に並設している画像形成部5を備えている。画像形成部5は、記録材P上にトナー画像を形成する。画像形成部5には、像担持体である感光体ドラム6Y、6M、6C、6K、感光体ドラム6の表面を均一に帯電する帯電装置7Y、7M、7C、7Kが配設されている。以下では、感光体ドラム6Y、6M、6C、6Kを総称する場合、これらを感光体ドラム6と表記する。また、画像形成部5には、画像情報に基づいてレーザービームを照射して感光体ドラム6上に静電潜像を形成するスキャナユニット8、静電潜像にトナーを付着させてトナー画像として現像する現像装置9Y、9M、9C、9Kが配設されている。更に、画像形成部5には、感光体ドラム6上のトナー
画像を転写ベルト10に転写する一次転写部11Y、11M、11C、11Kが配設されている。以下では、一次転写部11Y、11M、11C、11Kを総称する場合、これらを一次転写部11と表記する。
次に、本実施例に係る定着装置100について図2を用いて説明する。定着装置(像加熱装置)100は、記録材P上のトナー画像を記録材Pに加熱定着する定着部(像加熱部)である。定着装置100は、加熱ユニット101及び加圧ローラ102を有する。図2は加熱ユニット101と加圧ローラ102を有する定着装置100の断面図である。
加熱ユニット101は筒状のフィルム103と、フィルム103の内面に摺動層207にて接触するヒータ200と、ヒータ200を保持する保持部材105と、金属製のステイ部材104とを有する。保持部材105は液晶ポリマー等の耐熱樹脂で形成されている。ステイ部材104は保持部材105を補強する役目を有する。ヒータ200は、基板201の摺動層207が設けられた面とは反対側の面(以下裏面と称する)に発熱体202A、202Bを有し、基板201と摺動層207とを介してフィルム103に熱を伝える。ヒータ200の長手方向が記録材Pの搬送方向と直交する方向を向くように、定着装置100にヒータ200が配置されている。したがって、ヒータ200の短手方向が記録材Pの搬送方向を向くように、定着装置100にヒータ200が配置されている。なお、ヒータ200の長手方向は、記録材Pの幅方向と同じ方向である。加圧ローラ102は金属性の芯金部とシリコーンゴム等からなるゴム層を有する。
保持部材105は不図示の加圧手段によってステイ部材104を介して加圧ローラ102側に付勢されている。すなわち、加熱ユニット101が加圧ローラ102側に付勢されており、加熱ユニット101と加圧ローラ102によって定着ニップが形成されている。加圧ローラ102は不図示の駆動手段によって回転方向R1に回転駆動され、加圧ローラ102の回転に伴いフィルム103が回転方向R2に回転駆動される。加熱ユニット101は、電気接点部品(電力供給用コネクタ)300を有している。電気接点部品300は、保持部材105の接点保持部105Aによって保持された状態で、ヒータ200上に設置される。電気接点部品300を介して供給される電力でヒータ200が発熱し、ヒータ200の熱を利用して記録材Pに形成されたトナー画像が加熱される。電気接点部品300の詳細については後述する。
本実施例に係るヒータ200について図3を用いて説明する。図3(A)はヒータ200の短手方向(記録材Pの搬送方向)の断面図である。ヒータ200はセラミック製の細長い基板201を有し、基板201上の通電層210には発熱体202A、202Bが設けられている。通電層210には第1導電体203と第2導電体204がヒータ200の長手方向に沿って設けられている。第1導電体203は、第1導電体203から分岐した第1導電体203A、203Bを有している。第1導電体203A、203Bは、記録材
Pの搬送方向の上流側と下流側にそれぞれ配置されている。第2導電体204は発熱体202Aと202Bとの間に配置されている。ヒータ200の短手方向において、第1導電体203A、203Bが、発熱体202A、202B及び第2導電体204を挟むようにして配置されている。図3(A)の配置例では、記録材Pの搬送方向の上流側から下流側に向かって、第1導電体203A、発熱体202A、第2導電体204、発熱体202B及び第1導電体203Bの順に配置されている。またヒータ200の裏面には発熱体202A、202Bや第1導電体203A、203B、第2導電体204を覆う絶縁性の保護層206が設けられている。ヒータ200がフィルム103と摺動する摺動面側には、摺動性の良好なガラスやポリイミド等を用いたコーティングによる摺動層207が設けられている。
記する場合がある。また、電極205-1~205-5のうちの少なくとも一つを、電極205と表記する場合がある。
ヒータ200の電極205に接続し、電極205に電力を供給するための電気接点部品300について図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施例に係る電気接点部品300の斜視図である。電気接点部品300は板状の金属を折り曲げて加工されたプレス部品であり、ベース部(支持部)310と、接触部(端子部)311A、311Bを有する。ベース部310は、互いに直接接続されていない第1ベース部304Aと第2ベース部304Bを有している。第1ベース部304Aは、接触部311Aを支持し、第2ベース部304Bは、接触部311Bを支持する。第1ベース部304A及び第2ベース部304Bの形は、板状である。接触部311Aは、腕部301A及び接点ベース303Aから構成されている。第1ベース部304Aから腕部301Aが伸びており、腕部301Aの先端に接点ベース303Aが設けられている。接点ベース303Aの中央部分に電気接点部302Aが形成されている。接触部311Bは、腕部301B及び接点ベース303Bから構成されている。第2ベース部304Bから腕部301Bが伸びており、腕部301Bの先端に接点ベース303Bが設けられている。接点ベース303Bの中央部分に電気接点部302Bが形成されている。電気接点部302A、302Bは電極205に接触する部分である。
されている。弾性部308は、接触部311Aと固定部309との間に設けられている。かしめ部305にて電線306がかしめられ、電気接点部品300は電線306を介して電源と電気的に接続される。固定部309は、平板部312と、平板部312に設けられた位置決め部307とを有する。後述するが、位置決め部307を、保持部材105に設けた位置決めボス105Bに挿入する電気接点部品300は、固定部309で保持部材105に固定される。
300の保持構成が示されている。図6におけるX軸、Y軸及びZ軸は図5におけるX軸、Y軸及びZ軸と同一である。接触部311A、弾性部308及び固定部309が、記録材Pの搬送方向(ヒータ200の短手方向)と直交する方向であって電極205の上面と平行な方向に並んで配置されている。平板部312に設けられた位置決め部307と保持部材105の位置決めボス105Bとが嵌合することにより、電気接点部品300が、保持部材105により保持される。位置決めボス105Bから位置決め部307が抜けるのを防止するために、プッシュナット106が位置決めボス105Bに取り付けられている。位置決め部307の位置を固定することにより、組立時に電線306を介して電気接点部品300に加わるY方向の力が電気接点部302Aや302Bの位置の変動に影響することが抑止される。
第1ベース部304A及び第2ベース部304Bは、保持部材105の接点保持部105Aに当接している。第1ベース部304A及び第2ベース部304Bが接点保持部105Aに当接していない場合、腕部301Aと301Bとで発生している電極205への押圧力により、第1ベース部304A及び第2ベース部304Bがヒータ200から離れる方向に動く。第1ベース部304A及び第2ベース部304Bが接点保持部105Aに当接することにより、第1ベース部304A及び第2ベース部304Bがヒータ200から離れる方向に動くことが抑止される。なお、ヒータ200と保持部材105は不図示の加圧手段によって密着している。
図6を用いてヒータ200に電力が投入された際の弾性部308の変位について説明する。ヒータ200が発熱することにより、ヒータ200はY方向に膨張し、電極205の位置が瞬時にY方向に変位する。一方で保持部材105に対する熱の伝わり始めにおいては、保持部材105はすぐには膨張しないため、位置決めボス105Bの位置はほとんど変化しない。従って、ヒータ200の熱膨張により、位置決めボス105Bに対して電極205がY方向に相対的に変位する。ところで、位置決め部307と位置決めボス105Bとが嵌合することにより、電気接点部品300が保持部材105により保持されている一方で、弾性部308は弾性変形可能である。位置決めボス105Bと電極205の位置関係が相対的に変化しても、弾性部308がY方向に弾性変形することにより、電気接点部302A及び302Bの位置が電極205の変位に追従する。従って、電気接点部302A及び302Bと電極205の位置関係が相対的に変化するのを抑えられる。つまり、電気接点部302A及び302Bと電極205が同時にY方向に移動し、互いの摺動を抑えられる。この動作は、ヒータ200の収縮時やヒータ200の温調温度を変化させた時においても同様である。
の摺動を抑止することができる。
次に本発明の第2の実施例について説明する。実施例1と同一の構成要素には実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
図7は、本実施例に係る電気接点部品(電力供給用コネクタ)600の斜視図である。電気接点部品600は電気接点部品本体400と弾性部材500とに分かれており、図7は、電気接点部品本体400と弾性部材500が接続されていない状態の電気接点部品600を示している。実施例1の電気接点部品300と同様に、電気接点部品600は、保持部材105の接点保持部105Aによって保持された状態で、ヒータ200上に設置される。
ス403Aが設けられている。接点ベース403Aの中央部分に電気接点部402Aが形成されている。接触部411Bは、腕部401B及び接点ベース403Bから構成されている。第2ベース部404Bから腕部401Bが伸びており、腕部401Bの先端に接点ベース403Bが設けられている。接点ベース403Bの中央部分に電気接点部402Bが形成されている。電気接点部402A、402Bは電極205に接触する部分である。
あり、電極205における電気接点部402A、402Bとの接触面である。電気接点部品600がヒータ200上に設置された場合、接触部411A、弾性部508及び固定部509が、記録材Pの搬送方向(ヒータ200の短手方向)と直交する方向であって電極205の上面と平行な方向に並んで配置される。弾性部508は、板バネであり、L字状の複数の屈曲部及びU字状の屈曲部を有する。L字状の第1屈曲部の一端部がベース部410に接続され、L字状の第1屈曲部の他端部がU字状の屈曲部に接続されている。U字状の屈曲部の一端部がL字状の第1屈曲部に接続され、U字状の屈曲部の他端部がL字状の第2屈曲部に接続されている。L字状の第2屈曲部の一端部がU字状の屈曲部に接続され、L字状の第2屈曲部の他端部が固定部509に接続されている。L字状の第1屈曲部は、変位部508-1及び508-2を有する。U字状の屈曲部は、変位部508-3、508-4及び508-5を有する。L字状の第2屈曲部は、変位部508-6及び508-7を有する。変位部508-1~508-7は、固定部509と電極205の相対位置の変化に伴って変位可能である。
し易い。
部508の長さが、実施例1の弾性部308の長さよりも長い。その結果、実施例1の弾性部308と比較して、弾性部508は、同じスペースにおけるY方向への変位量が大きくなる。従って、弾性部508はY方向におけるヒータ200の熱膨張をより大きく吸収することができる。すなわち、弾性部508はY方向におけるヒータ200の熱膨張に対してより追従することができる。
実施例1及び2では、電極と接触部が接触部の弾性を利用して接触していた。その他に、接触部が電極と接合された構成に本発明を適用してもよい。例えば、実施例1において、電気接点部302A及び302Bが半田によって電極205に接合されてもよい。また、例えば、実施例2において、電気接点部402A及び402Bが半田によって電極205に接合されてもよい。このように、接触部311A)及び311Bが電極205に接合される構成の電気接点部品や、接触部411A及び411Bが電極205に接合される構成の電気接点部品に、実施例1や2に示したような弾性部を設けてもよい。
Claims (18)
- 細長い板状の基板と、前記基板に設けられた発熱体と、前記基板に設けられており前記発熱体と電気的に接続された電極と、を有するヒータと、
前記電極に接触する導電性の電気接点部品であって、板状の金属を折り曲げ加工した電気接点部品、と、
前記ヒータを前記基板の長手方向に亘って保持する保持部材と、
を有し、前記電気接点部品を介して供給される電力で前記ヒータが発熱し、前記ヒータの熱を利用して記録材に形成された画像を加熱する像加熱装置であって、
前記電気接点部品は、前記電極に接触し前記電極と電気的に繋がる接触部と、前記保持部材に固定するための固定部と、前記接触部と前記固定部の間に設けられており前記接触部と前記固定部に接続されている弾性変形可能な弾性部と、を有し、
前記接触部と前記弾性部と前記固定部は、前記ヒータの長手方向に沿って、この順に並んでおり、
前記弾性部は、前記ヒータの長手方向に前記弾性部を見た時に、前記ヒータの平面部に対して垂直な方向に並んでおり、前記ヒータの平面部と平行で且つ前記ヒータの長手方向に対して直交するヒータの短手方向に延びる第1板部及び第2板部を有し、
前記第1板部及び前記第2板部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向くように加工されており、
前記固定部と前記接触部の前記長手方向における相対位置関係が変わると前記第1板部と前記第2板部の前記長手方向における相対位置関係が変わることで前記弾性部が前記長手方向に伸縮可能となっていることを特徴とする像加熱装置。 - 前記弾性部が前記長手方向に伸縮していない状態で前記短手方向に前記弾性部を見た時に、前記第1板部と前記第2板部が、前記長手方向に対して垂直な方向に略一直線上に並んでいることを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 前記第1板部と前記第2板部は、前記第1板部の前記短手方向における一端部の側と、前記第1板部の前記一端部と前記短手方向における同じ側の前記第2板部の一端部の側で
のみ互いに繋がっており、
前記第1板部の前記一端部とは反対側の他端部の側が、前記接触部に接続され、
前記第2板部の前記一端部とは反対側の他端部の側が、前記固定部に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の像加熱装置。 - 前記第1板部から前記接触部までの接続部及び前記第2板部から前記固定部までの接続部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向く向きから前記ヒータの平面部に対して略平行な向きになるように曲げ加工されていることを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。
- 前記第1板部の前記一端部と前記第2板部の前記一端部の間には、前記短手方向に前記弾性部を見た時に、前記ヒータの平面部に対して垂直な方向に並んでおり、前記ヒータの平面部と平行で且つ前記長手方向に延びる第3板部及び第4板部であって、前記長手方向の一端部同士でのみ互いに繋がっている前記第3板部及び前記第4板部が設けられており、
前記第3板部及び前記第4板部は、いずれも、平面部が前記短手方向を向くように加工されており、
前記固定部と前記接触部の前記短手方向における相対位置関係が変わると前記第3板部と前記第4板部の前記短手方向における相対位置関係が変わることで前記弾性部が前記短手方向に伸縮可能となっていることを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。 - 前記第1板部から前記接触部までの接続部及び前記第2板部から前記固定部までの接続部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向く向きから前記短手方向を向く向きを経由して前記ヒータの平面部に対して略平行な向きになるように曲げ加工されていることを特徴とする請求項5に記載の像加熱装置。
- 前記接触部から前記電極に対して付勢力が加えられた状態で前記接触部が前記電極に接触していることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の像加熱装置。
- 前記接触部が前記電極に接合された状態で前記接触部が前記電極に接触していることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の像加熱装置。
- 前記電気接点部品は、少なくとも2つの部材を溶接又は締結により接続して構成されていることを請求項1から8の何れか一項に記載の像加熱装置。
- 前記装置は更に、筒状のフィルムと、前記フィルムの外周面に接触するローラと、を有し、前記フィルムの内部空間に前記ヒータと前記保持部材と前記電気接点部品が配置されており、前記ヒータと前記ローラで前記フィルムを挟み込み、前記フィルムと前記ローラの間に形成されるニップ部で記録材を搬送しつつ画像を加熱することを特徴とする請求項1から9の何れか一項に記載の像加熱装置。
- 記録材に画像を形成する画像形成部と、
前記記録材に形成された画像を前記記録材に定着する定着部と、
を有する画像形成装置において、
前記定着部が請求項1から10の何れか一項に記載の像加熱装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 板状の金属を折り曲げ加工した電気接点部品であって、板状のヒータの電極に接触し前記ヒータに電力を供給するための電気接点部品において、
前記電気接点部品は、前記電極に接触し前記電極と電気的に繋がる接触部と、ヒータを
保持する保持部材に固定するための固定部と、前記接触部と前記固定部の間に設けられており前記接触部と前記固定部に接続されている弾性変形可能な弾性部と、を有し、
前記接触部と前記弾性部と前記固定部は、前記ヒータの長手方向に沿って、この順に並んでおり、
前記弾性部は、前記ヒータの長手方向に前記弾性部を見た時に、前記ヒータの平面部に対して垂直な方向に並んでおり、前記ヒータの平面部と平行で且つ前記ヒータの長手方向に対して直交するヒータの短手方向に延びる第1板部及び第2板部を有し、
前記第1板部及び前記第2板部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向くように加工されており、
前記固定部と前記接触部の前記長手方向における相対位置関係が変わると前記第1板部と前記第2板部の前記長手方向における相対位置関係が変わることで前記弾性部が前記長手方向に伸縮可能となっていることを特徴とする電気接点部品。 - 前記弾性部が前記長手方向に伸縮していない状態で前記短手方向に前記弾性部を見た時に、前記第1板部と前記第2板部が、前記長手方向に対して垂直な方向に略一直線上に並んでいることを特徴とする請求項12に記載の電気接点部品。
- 前記第1板部と前記第2板部は、前記第1板部の前記短手方向における一端部の側と、前記第1板部の前記一端部と前記短手方向における同じ側の前記第2板部の一端部の側でのみ互いに繋がっており、
前記第1板部の前記一端部とは反対側の他端部の側が、前記接触部に接続され、
前記第2板部の前記一端部とは反対側の他端部の側が、前記固定部に接続されていることを特徴とする請求項13に記載の電気接点部品。 - 前記第1板部から前記接触部までの接続部及び前記第2板部から前記固定部までの接続部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向く向きから前記ヒータの平面部に対して略平行な向きになるように曲げ加工されていることを特徴とする請求項14に記載の電気接点部品。
- 前記第1板部の前記一端部と前記第2板部の前記一端部の間には、前記短手方向に前記弾性部を見た時に、前記ヒータの平面部に対して垂直な方向に並んでおり、前記ヒータの平面部と平行で且つ前記長手方向に延びる第3板部及び第4板部であって、前記長手方向の一端部同士でのみ互いに繋がっている前記第3板部及び前記第4板部が設けられており、
前記第3板部及び前記第4板部は、いずれも、平面部が前記短手方向を向くように加工されており、
前記固定部と前記接触部の前記短手方向における相対位置関係が変わると前記第3板部と前記第4板部の前記短手方向における相対位置関係が変わることで前記弾性部が前記短手方向に伸縮可能となっていることを特徴とする請求項14に記載の電気接点部品。 - 前記第1板部から前記接触部までの接続部及び前記第2板部から前記固定部までの接続部は、いずれも、平面部が前記長手方向を向く向きから前記短手方向を向く向きを経由して前記ヒータの平面部に対して略平行な向きになるように曲げ加工されていることを特徴とする請求項16に記載の電気接点部品。
- 前記電気接点部品は、少なくとも2つの部材を溶接又は締結により接続して構成されていることを請求項12から17の何れか一項に記載の電気接点部品。
Priority Applications (5)
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