JP7214280B1 - 食材加温装置及びこれを備えた食材冷凍システム並びに食材加温方法 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、加温媒体としては、好適には過熱蒸気が用いられる。
食材を加温する加温温度としては、例えば、75℃以上89℃以下とされる。
制御部は、例えば、加温媒体の流量を制御する流量制御弁を制御する。
排気部として排気ブロワを設けることとして強制的に容器内の気体を排気することとした。これにより、排気する気体流量を所定値以上とすることで、加温媒体の供給量を確保することができる。
出口開口の外部に空気供給部を設け、出口開口に向けて空気を供給することとした。これにより、空気は出口開口から入口開口に向かって流れ、コンベアベルト上を搬送される食材に対して対向する流れとなる。これにより、熱伝達が向上して食材を効果的に均一に加温することができる。
容器内に供給された加温媒体及び空気の混合ガスは、入口開口及び出口開口から容器外へと排気される。
なお、空気供給部から供給される空気の供給量を制御できるようにしても良い。具体的には、空気供給部としてファンが採用される場合には、ファンの回転数を制御するようにしても良い。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1には、本実施形態の食材冷凍システムを用いた工程が示されている。本実施形態において食材には、野菜、魚介類、食肉、フルーツ、米、麦等のあらゆる食材が含まれる。
図1に示すように、前処理工程S1、加温工程S2、冷却工程S3及び冷凍工程S4がこの順番で行われる。
前処理工程S1では、食材を洗浄し、且つ/又は、食材を切断することが行われる。
加温工程S2では、食材を所定温度まで加温して処理する。例えば、75℃以上89℃以下、好ましくは85℃以上89℃以下に加温する。加温工程S2で用いられる加温装置の具体的な構成は後に説明する。
冷却工程S3では、加温工程S2にて加温された食材を所定温度まで冷却する。冷却は、強制的に冷風を吹き付けて冷却しても良いし、室内に放置して自然冷却しても良い。
冷凍工程S4では、食材を冷凍する。冷凍工程S4で用いる冷凍装置としては、既存の冷凍装置を用いることができる。例えば、-30℃~-40℃程度の冷風によって食材を急速冷凍する。
制御弁15a1,15b1の開閉および開度調整は、図示しない制御部の指令によって行われる。
起動時は、制御部の指令により、低圧蒸気配管15bの制御弁15b1を全閉とし、高圧蒸気配管15aの制御弁15a1を全開として、高圧蒸気を容器3の内部に供給する。排気部7と給気ファン10は停止しておき、循環ファン9は動作させて庫内の気体の循環を促す。なお、高圧蒸気配管15aの制御弁15a1の開度は全開が好ましいが、蒸気源から供給される高圧蒸気の圧力及び/又は温度に応じて、制御部の指令によって開度を適宜調整しても良い。
そして、温度センサ17によって計測した温度が70℃に近づいてきたら、温度制御モードに移行する。
容器3内から蒸気と空気の混合気が排気されることによって容器3内の蒸気の一部が容器3外へと排出される。また、容器3内に給気ファン10から空気が供給されることによって蒸気が希釈される。このように蒸気が排気部7から一部排出されるとともに給気ファン10によって容器3内の蒸気が希釈されるので、蒸気を容器3内にさらに多く供給することができる。これにより、容器3内に新鮮でエンタルピーが高い蒸気を常時供給することができるので、食材Fに対する熱伝達を向上させて均一に加熱することができる。
排気部7として排気ブロワを設けることとして強制的に容器内の気体を排気することとした。これにより、排気する気体流量を所定値以上とすることで、蒸気の供給量を確保することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態は、第1実施形態がコンテナ5ごとに加温するバッチ式であったのに対し、連続的に食材Fを加温する連続式とされる点で異なる。以下、第1実施形態との相違点について説明し、共通する事項は同一符号を付してその説明を省略する。
起動時は、制御部の指令により、低圧蒸気配管15bの制御弁15b1を全閉とし、高圧蒸気配管15aの制御弁15a1を全開として、高圧蒸気を容器3の内部に供給する。給気ファン10は停止されている。なお、高圧蒸気配管15aの制御弁15a1の開度は全開が好ましいが、蒸気源から供給される高圧蒸気の圧力及び/又は温度に応じて、制御部の指令によって開度を適宜調整しても良い。
そして、温度センサ17によって計測した温度が70℃に近づいてきたら、温度制御モードに移行する。
容器23の入口開口23a及び出口開口23bから蒸気と空気の混合気が排気されることによって容器23内の蒸気の一部が容器23外へと排出される。また、容器23内に給気ファン10から空気が供給されることによって蒸気が希釈される。このように蒸気が一部排出されるとともに給気ファン10によって容器3内の蒸気が希釈されるので、蒸気を容器23内にさらに多く供給することができる。これにより、容器23内に新鮮でエンタルピーが高い蒸気を常時供給することができるので、食材Fに対する熱伝達を向上させて均一に加熱することができる。
3 容器
3a 天井部
3b 側壁部
5 コンテナ
5a 車輪
7 排気部
9 循環ファン
10 給気ファン(空気供給部)
11 隔壁
11a 天井部
11b 側壁部
13 蒸気噴出ノズル(加温媒体供給部)
15 蒸気配管系統
15a 高圧蒸気配管
15a1 制御弁
15b 低圧蒸気配管
15b1 制御弁
15c 合流配管
17 温度センサ
23 容器
23a 入口開口(排気部)
23b 出口開口(排気部)
25 コンベアベルト
27 風向制御板
C1 循環流路
F 食材
Claims (9)
- 食材を収容する容器と、
前記容器内に加温媒体を供給する加温媒体供給部と、
前記容器内の気体を排気する排気部と、
前記容器内に該容器外の空気を供給する空気供給部と、
を備え、
前記排気部は、排気ブロワを備え、
前記空気供給部は、給気ファンを備え、
前記排気部の前記排気ブロワによって排気される気体の量、及び、前記空気供給部の前記給気ファンによって供給される空気の量に応じて、前記加温媒体供給部から供給される加温媒体の供給量を制御する制御部を備えている食材加温装置。 - 前記容器の内部の温度を計測する温度センサを備え、
前記制御部は、前記温度センサの計測値に基づいて加温媒体の供給量を制御する請求項1に記載の食材加温装置。 - 前記加温媒体供給部は、前記容器の下方でかつ該容器の内壁に向けて噴出する請求項1又は2に記載の食材加温装置。
- 前記容器は、扉体を備えた箱形とされている請求項1又は2に記載の食材加温装置。
- 前記容器内の気体を循環させる循環ファンが設けられている請求項4に記載の食材加温装置。
- 食材を収容する容器と、
前記容器内に加温媒体を供給する加温媒体供給部と、
前記容器内の気体を排気する排気部と、
前記容器内に該容器外の空気を供給する空気供給部と、
を備え、
前記容器は、入口開口と出口開口とを有するトンネル形とされ、
前記入口開口から前記出口開口に向けて食材を搬送するコンベアベルトを備え、
前記排気部は、前記入口開口及び前記出口開口とされ、
前記空気供給部は、前記出口開口の外部から該出口開口に向けて空気を供給する食材加温装置。 - 前記空気供給部から供給される空気の風向を制御する風向制御板が設けられている請求項6に記載の食材加温装置。
- 請求項1又は2に記載の食材加温装置と、
前記食材加温装置によって加温された後の食材を冷凍する冷凍装置と、
を備えている食材冷凍システム。 - 食材を収容する容器内に加温媒体を供給する加温媒体供給工程と、
前記容器内の気体を排気ブロワによって排気する排気工程と、
前記容器内に該容器外の空気を給気ファンによって供給する空気供給工程と、
を備え、
前記排気ブロワによって排気される気体の量、及び、前記給気ファンによって供給される空気の量に応じて、前記加温媒体供給工程において供給される加温媒体の供給量を制御する食材加温方法。
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奇跡の再現性!急速凍結「まるで生牡蠣」PR動画(株式会社ロックフローズン),2022年04月13日,p.1,retrieved on 2022.09.15, retrieved from the internet,https://youtube.com/watch?v=UCMF-OlkIRM |
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