JP7214179B2 - 情報処理装置、情報処理プログラムおよび担持媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークを通じてSNS(Social Networking Service)を提供する、いわゆるSNSサーバーの情報処理装置、情報処理プログラムおよび担持媒体に関する。
インターネット等のネットワークを通じたSocial Networking Service(以下、「SNS」という)が広く利用されている。SNSは、加入者(ユーザー)が互いに文章や画像等の情報をやり取りするコミュニティ型のWebサイトである。SNSには、たとえば、意見や感想を日記のように表わして、それに対する感想などを閲覧者がコメントする形式のWeblog(「ウェブログ」、「ブログ」ともいう)や、ユーザーの間で情報を交換する電子掲示板(「BBS(Bulletin Board System)」や「掲示板」ともいう)、グループチャット(Group Chat)等がある。また近年は、ビジネスチャット(Business Chat)といわれる、コラボレーション(協働)に適したSNSの利用も進んでいる。ビジネスチャットはグループチャットの一種であり、グループに属するメンバーでのプロジェクトの進捗管理を行う「タスク管理」機能を有していることが特徴となっている。
こうしたSNSにおいて、ユーザーが投稿・掲載等した文章や画像等の情報を、他のすべてのユーザーに対して閲覧可能にしたり一部のユーザーのみに対して閲覧可能にしたりする閲覧制御が従来より行われている。
たとえば、特許文献1は、掲示板のテキストのなかで閲覧可能範囲をユーザーが任意に指定可能にする技術を開示している。
また、特許文献2は、登録された会員毎に他の会員との友達関係とそのレベル(友達レベル)とを設定し、友達レベルに該当するデータのみを閲覧させることにより、SNSで公開するデータに対するアクセス制限を柔軟に設定することを可能にする技術を開示している。
また、特許文献3は、入力された情報の内、必要な箇所のみを非公開とすることのできる医療関係者用SNSの技術を開示している。
特開2007-72698号公報 特許第5492370号公報 特開2013-161103号公報
ビジネスを進める上で、たとえば産業財産権など専門性の高い分野でのアドバイスや提案は、ネットワーク等により広範に募ることが、品質や費用等の観点で有利である。他方、ビジネス上のアイデアや情報のいくつかは、メンバー内等で秘密に保たれる必要がある。たとえば、「特許を受けられる発明」となるための要件である「新規性」は、秘密保持義務が課されていない者に知られ得る状態になった場合に喪失するためである。
しかし、上記の文献に開示された技術を含む従来技術には、あらかじめ秘密保持を誓約したユーザーに対してのみ秘密指定された情報を閲覧可能にするものはなかった。
そのため、SNS上に投稿等された情報が、秘密保持義務が課されていないユーザーに閲覧可能な状態となり、たとえば「特許を受けられる発明」となるための要件である「新規性」や、不正競争防止法上の「営業秘密」となるための要件である「秘密管理性」が喪失する場合があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、上記の「新規性」や「秘密管理性」等を喪失することなく、発明(ノウハウや実用新案、意匠を含む)や営業秘密(名称や商標、標章、ドメイン名等を含む)等に関して、アドバイスや提案を募ることができるSNSを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、SNSへユーザー加入するための入力を行わせる加入入力手段と、前記加入入力手段により加入入力を行わせるに際してSNSで開示された情報について守秘義務が課される旨についての諾否を選択させる守秘義務諾否選択手段とを有し、前記SNSに投稿されたメッセージの少なくとも一部または全部を、SNSの管理者及びそのメッセージの投稿者と、前記守秘義務諾否選択手段により守秘義務が課される旨を承諾して登録されたユーザーに対してのみ表示可能にする情報処理を行う。
SNSサーバー10のハードウェア構成を示す図である。 本発明の情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 SNSサーバー10がクライアント端末12上に表示する画面の例を示す図である。 SNSで開示された情報について守秘義務が課される旨を表示してその諾否を選択させる処理のフローチャートである。 秘密指定されたコンテンツが選択・指示されたとき、秘密保持義務が課されていることを表示して、そのコンテンツの内容を表示する処理のフローチャートである。 SNSサーバー10がクライアント端末12上に表示するグループチャット画面の例を示す図である。 グループチャットから掲示板に秘密指定された投稿がなされた様態を示す図である。 グループチャットから掲示板になされた投稿に対してされたリプライ・コメントを、グループチャットにメッセージとして表示する処理のフローチャートである。 「発明相談」に特化したSNSの表示画面例である。 「税務相談」に特化したSNSの表示画面例である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(実施例1)
本発明の実施に係る情報処理装置は、アプリケーション・プログラムによる情報処理がSNSサーバー10を中心としたハードウェア資源を用いて実現されることによるコンピューター・システムとして構成される。
図1は、SNSサーバー10のハードウェア構成を示す図である。
図1に示すように、SNSサーバー10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、入出力インターフェース105、及び、これらを互いに接続するバス104を備える。
CPU101は、各種演算処理を行いながらSNSサーバー10を制御する。ROM102は、CPU101に実行させるOS(Operating System)、プログラムや各種パラメーターなどのファームウェアを固定的に記憶する。RAM103は、CPU101のワーク領域等として用いられ、OSや、実行中のアプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インターフェース105には、表示部106、操作受付部107、記憶部108、通信部109等が接続される。
表示部106は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic ElectroLuminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等の表示デバイスである。
操作受付部107は、たとえばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル等の入力装置である。操作受付部107がタッチパネルである場合は、表示部106と一体に構成され得る。
記憶部108は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(Flash Memory)、その他の固体メモリ等である。記憶部108には、OSやアプリケーションの他、後述する各種データベース(ユーザー情報データベース、グルーピング情報データベース、コンテンツ・データベース等)において管理される各種のデータが記憶される。
通信部109は、ネットワーク11に接続するためのNIC(Network Interface Card)や無線通信部であり、クライアント端末12との間の通信処理を行う。クライアント端末12は、たとえばPersonal Computer、Smart Phone、Smart Watch、Smart Glass、Tablet、音楽プレーヤー等である。
図2は、本発明の情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。
図2において、SNSを提供・管理するためのするSNSサーバー10がインターネット等を含むネットワーク11と接続されている。ネットワーク11には、また、クライアント端末12が接続されており、SNSサーバー10はネットワーク11を介して、クライアント端末12にWeblogや電子掲示板、グループ等のSNSを表示する。
SNS生成部201はクライアント端末12に表示するSNSを生成するための機能モジュールであり、Weblog生成部、電子掲示板生成部、グループチャット生成部等を有する。
データベース202はSNSを構成する各種データを格納するものであり、ユーザー情報データベース、グループ情報データベース、コンテンツ・データベース等より成る。
ユーザー情報データベースには、SNSユーザーの認証情報(ユーザーID、パスワード)、プロフィール情報、ユーザーの行った発言やコメントの履歴を示す発言履歴情報等が格納されている。プロフィール情報には、ユーザーの名称やユーザー・ロール、アクセス権限、資格、評価等が含まれる。これらは一例であり、必要に応じて、たとえば、ユーザーの顔写真や性別、住所、連絡先等が含まれてもよい。
グループ情報データベースには、SNSユーザーグループの構成メンバーの認証情報(ユーザーID、パスワード)、プロフィール情報、グループ・メンバー間で利用可能な機能に関する情報等が格納されている。プロフィール情報には、グループの名称や位置付け、グループの目的や性格(性質)、グループにおけるユーザー・ロール、グループ管理権限等が含まれる。
コンテンツ・データベースは、掲示板オブジェクト、スレッド・オブジェクト、メッセージ・オブジェクト等より構成される。掲示板オブジェクトは、属性として掲示板ID及び掲示板タイトルを有しており、スレッド・オブジェクトに対して関連付けがなされる。スレッド・オブジェクトは、属性としてスレッドIDを有しており、メッセージ・オブジェクトに対して関連付けがなされる。メッセージ・オブジェクトは、属性として、メッセージID、ユーザー・ネーム、カテゴリー、メッセージ・タイトル、メッセージ本文、投稿日時、閲覧権限等を有しており、コメント(返信)投稿に対して関連付けがなされる。なお、コメント(返信)投稿もメッセージ・オブジェクトである。
加入入力部203はクライアント端末12のユーザーに、SNSに加入するための入力を行わせる機能モジュールである。
ユーザー種別選択部204は、加入入力部203により加入入力させるに際して、ユーザーにユーザー種別を選択させる機能モジュールである。
守秘義務諾否選択部205は、ユーザー種別選択部204において所定のユーザー種別が選択された場合に、ユーザーに対して、SNSで開示された情報について守秘義務が課される旨を表示してその諾否を選択させる機能モジュールである。
図3に、SNSにユーザーが加入(新規登録)する際に、本発明のSNSサーバー10がクライアント端末12上に表示する画面の例を示す。なお、これらの画面は、クライアント端末12におけるWEBブラウザー等のプログラムが、SNSサーバー10が生成したHTML(Hyper Text Markup Language)等のデータを参照して、クライアント端末12の表示部上に表示するものである。
クライアント端末12でWEBブラウザーが起動され、SNSのトップページを示すURL(Uniform Resource Locator)が入力または指示されると、SNSサーバー10はクライアント端末上に301のようなトップ画面を表示する(図3(a))。
トップ画面301はSNSの名称302や「ログイン」ボタン303などとともに、「新規加入」ボタン304を有する。
ユーザーにより「新規加入」ボタン304が指示されると、図3(b)に遷移する。
図3(b)にはSNSの加入入力画面311が表示されている。加入入力画面311はユーザー名称入力部312、メールアドレス入力部313、パスワード入力部314、パスワード確認入力部315、ユーザー・ロール選択プルダウン316、確認ボタン317を有する。
ユーザー・ロール選択プルダウン316で、たとえば「知財コンサルタント(弁理士等)」が選択され、かつ、ユーザー名称入力部312等に入力がされ、確認ボタン317が指示されると、図3(c)に遷移する。
図3(c)は「知財コンサルタント(弁理士等)」等のユーザー・ロールが選択された場合に、SNSで開示された情報について守秘義務が課される旨を表示してその諾否を選択させるための画面であり、守秘義務表示部322、承諾チェックボックス323、「署名して登録手続へ」ボタン324を有する。「署名して登録手続へ」ボタン324は、承諾チェックボックス323がチェックされた後に有効(ユーザーが指示可能な状態)になる。
ユーザーにより承諾チェックボックス323がチェックされ「署名して登録手続へ」ボタン324が指示されると、図3(d)に遷移する。
図3(d)には電子署名用画面331が表示されている。電子署名用画面331は署名者情報表示部332、パスワード入力部333、「送信」ボタン334、「キャンセル」ボタン335を有する。なお、電子署名用画面331は、クライアント端末12のWEBブラウザーがSNSサーバー10に記録されたURL(Uniform Resource Locator)を参照して接続した外部認証サーバーより表示するものである。
ユーザによりパスワード入力部333にパスワード入力され「送信」ボタン334が指示されると、図3(e)に遷移する。
図3(e)にはSNSのホーム画面341が表示されている。ホーム画面341は、メッセージや友達リクエスト等の新着情報の件数が表示する通知部342、検索ボックス343、アカウント設定等を行う設定メニュー部344、ユーザー・プロフィール表示部345、SNSの様々な機能を表示する機能メニュー部346、SNS内の更新情報を表示する更新情報表示部347、イベント予定、広告等を表示するセクション表示部348を有する。
ユーザー・プロフィール表示部345には、ユーザーがSNSに加入する際に選択したユーザー・ロールが表示される。自分がどのユーザー種別か、ユーザーが適時確認できるようにするためである。
ユーザーにより、機能メニュー部346から「掲示板」が指示されると、図3(f)に遷移する。
図3(f)にはSNSで投稿がされている掲示板の一覧351が表示されている。掲示板一覧351は、新着投稿リスト352、掲示板検索ボックス353、「検索」ボタン354を有する。
ユーザーにより、掲示板検索ボックス353に、たとえば「新規ビジネス」と入力され、「検索」ボタン354が指示されると、図3(g)に遷移する。
図3(g)には、キーワード「新規ビジネス」で検索された掲示板のリスト362が表示されている。ユーザーにより、リスト362に表示されている掲示板のひとつ(たとえば「フードビジネス掲示板」)が選択・指示されると、図3(h)に遷移する。
図3(h)には、「フードビジネス掲示板」372がスレッド表示されている。スレッド表示とは独立にされた最初の投稿と、それに付されたコメント投稿とを樹形状のまとまりに表示するものである。また、投稿には秘密指定されたもの(たとえば、投稿373)とそうでないもの(たとえば、投稿374)とがあり、前者には秘密指定されていることを示すアイコン375が付される等、後者と異ならせて表示されている。なお、「知財コンサルタント(弁理士等)」等の所定のユーザー種別以外のユーザー種別で登録されているユーザーに対して、秘密指定された投稿を、たとえばグレイアウトのように選択・指示が不能であるように表示したり、あるいは、表示しないようにしてもよい。
「知財コンサルタント(弁理士等)」等の所定のユーザー種別で登録されているユーザーにより、秘密指定されている投稿373が選択・指示されると、図3(i)に遷移する。
図3(i)は、投稿372に開示された情報について守秘義務が課されている旨を改めて表示して注意喚起する画面であり、「確認して表示」ボタン382と「キャンセル」ボタン383を有する。
ユーザーにより「確認して表示」ボタン382が指示・選択されると、図3(j)に遷移する。
図3(j)は、投稿372の内容を表示する画面であり、「リプライ」ボタン392と「戻る」ボタン393を有する。ユーザーにより「リプライ」ボタン392が選択・指示されると図3(k)に遷移する。
図3(k)は、ユーザーが投稿372へのリプライ(Reply、「返信」)を書き込むための画面であり、タイトルテキストボックス394、本文テキストボックス395、「リプライ送信する」ボタン396、「戻る」ボタン397を有する。ユーザーによりテキストボックスに記入され、「リプライ送信する」ボタン396が選択・指示されると、投稿372に付されてリプライ投稿がなされる。なお、そのリプライ投稿は、それをしたユーザーと投稿372の投稿者にのみ表示されることとしてもよい。
図4に、SNSにユーザーが加入(新規登録)する際に、本発明の実施に係るSNSサーバー10がクライアント端末12上に表示する画面においてユーザー種別を選択させ、所定のユーザー種別が選択された場合にSNSで開示された情報について守秘義務が課される旨を表示してその諾否を選択させる、加入入力処理のフローチャートを示す。
ユーザーによりクライアント端末12でブラウザが起動され、SNSのホームページを示すURL(Uniform Resource Locator)が入力乃至は指示されると、本発明の実施に係るSNSサーバー100は、クライアント端末12(の表示部)にSNSのホームページを表示する(S401)。また、「新規加入」ボタン304を表示する(S402)。ユーザーにより「新規加入」が選択・指示されたときは(S403においてYES)、加入入力部103により、図3(b)に示したような加入入力画面を表示する(S404)。また、ユーザー種別選択部104により、加入入力画面にユーザー・ロール選択プルダウン316を表示する(S405)。加入入力画面の各部に入力がなされ確認ボタン317が指示されると(S406においてYES)、ユーザー・ロール選択プルダウンで、「知財コンサルタント(弁理士等)」等所定のユーザー種別が選択されたかを判定し(S407)、所定のユーザー種別が選択されていたときは(S407においてYES)、図3(c)に示したような守秘義務表示画面を表示する(S408)。また、守秘義務諾否選択部105により、守秘義務表示画面に承諾チェックボックス323を表示する(S409)。ユーザーにより承諾チェックボックス323がチェックされ「署名して登録手続へ」ボタン324が指示されると(S410においてYES)、外部認証サーバー(たとえば、地方公共団体情報システム機構(Japan Agency for Local Authority Information Systems、「J-LIS」とも称される)が運用する電子証明書の管理サーバー)を呼び出し、たとえば、マイナンバー・カードに記録されている「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」等を利用した個人認証をして電子署名を行わせる(S411)。電子署名及び認証業務に関する法律(平成12年法律第102号)によれば、本人だけが行うことができる電子署名が行われた電子文書等は、真正に成立したもの(本人の意思に基づき作成されたもの)との推定が受けられるため、秘密保持契約の成立の真正性が高まるためである。
ユーザーにより電子署名がなされたときは(S412においてYES)、選択されたユーザー種別でデータベース202に記録してユーザー登録を行う(S413)。そして、図3(e)に示したようなSNSのホーム画面341を表示し(S414)加入入力処理フローを終了する。なお、S407において所定のユーザー種別が選択されていなかったときは(S407においてNO)、守秘義務が課されない登録手続の処理が行われる(S415)。
図5に、「知財コンサルタント(弁理士等)」等の所定のユーザー種別でSNSに加入したユーザーに対してSNSの掲示板に投稿されたコンテンツをスレッドまたはリスト表示し、その中の秘密指定されたコンテンツが選択・指示されたときは、秘密保持義務が課されていることを表示して、そのコンテンツの内容を表示する掲示板処理のフローチャートを示す。
ユーザーによりクライアント端末12でブラウザが起動され、SNSのホームページを示すURL(Uniform Resource Locator)が入力乃至は指示されると、本発明の実施に係るSNSサーバー100は、クライアント端末12(の表示部)にSNSのホームページを表示する(S501)。SNSのホームページにおいて、ユーザーにより掲示板機能が選択・指示されたときは(S502においてYES)、図3(f)に示したような掲示板一覧を表示する(S503)。ユーザーにより掲示板のひとつが選択・指示されると(S504においてYES)、その掲示板の投稿コンテンツを表示する(S505)。また、ユーザーが「知財コンサルタント(弁理士等)」等の所定の種別のユーザーか否かを判定し(S506)、所定のユーザー種別以外のユーザー種別で登録されているユーザー(S506においてNO)に対して、秘密指定された投稿を、グレイアウトのように選択・指示が不能であるように表示し、または、非表示にする(S507)。
ユーザーにより、秘密指定されている投稿が選択・指示される(S508においてYES)と、図3(i)に示したような、守秘義務に関する注意喚起画面を表示し(S509)、ユーザーにより「確認して表示」ボタン382が指示・選択されると(S510においてYES)、投稿の内容を表示する(S511)。また、その投稿がそのユーザーに対して開示されたことを、適宜日時情報等とともに記録または出力する(S512)。なお、この「投稿がそのユーザーに開示されたことの記録」は、投稿者等が必要に応じて参照できるようになっていてもよい。秘密が漏洩した場合にどのルートで漏洩したかの検証を容易にし、また、そのようになっていることにより、秘密保持の実効性を高めることが可能となるためである。
ユーザーによりリプライ投稿がなされると(S513においてYES)、それを元の投稿者に通知し(S514)、また、掲示板の投稿コンテンツのリスト乃至はスレッドに、元の投稿に関連させるようにそのリプライ投稿を表示する(S515)。
そして、ユーザーにより操作がなされたかを判定し(S516)、それが終了操作であったときは(S517においてYES)、本フローの処理を終了する。
なお、上記と別に、SNSの管理者は、SNSの運用・管理、プログラムやデータベースのメンテナンスや改変、サーバーの保守やデータ移動等に際し、SNSへの投稿コンテンツの内容を知り得るが、それによってそのコンテンツの秘密性が失われることはない。SNSの管理者は、SNSがユーザーに対して表示した管理ポリシーを遵守する義務を負うからである。ここで「管理者」には、SNSの事業者の他、SNSを外部サーバーに設置した場合のサーバー管理者や、プログラムやデータベースのメンテナンスや改変等を外部に委託したときの受託者等が含まれる。また、コンテンツの投稿者が自身の投稿やそれに対するリプライを再び閲覧できたとしても、そのコンテンツの秘密性が喪失しないことはいうまでもない。
以上説明したように、本発明の実施に係るSNSでは、秘密指定された投稿コンテンツが守秘義務を課せられた者に対してのみ開示される。そこで、その投稿コンテンツに含まれるアイデアや情報等について、「特許を受けられる発明」となるための要件である「新規性」や、不正競争防止法上の「営業秘密」となるための要件である「秘密管理性」等を喪失することなく、アドバイスや提案を募ることが可能となる。
また、守秘義務の承諾に際し、ユーザーの個人認証をして電子署名を行わせる。それにより、承諾が本人の意思に基づきされたものとの推定を受けることが可能になる。またそのことにより、秘密保持の実効性を高めることができる。
なお、本実施例では、秘密指定された投稿コンテンツを閲覧可能な所定のユーザー種別として「知財コンサルタント(弁理士等)」を例に説明したが、他にも「ITコンサルタント(ソフトウエア技術者等)」「デザイン・コンサルタント」「試作・機械設計コンサルタント」「マーケティング・コンサルタント」「法務コンサルタント(弁護士等)」「税務コンサルタント(税理士等)」等、秘密コンテンツ閲覧可能となるさまざまなユーザー種別があり得る。また、「秘密指定」の種類は、どのようなユーザーにアドバイスを求めるかによって細分化されていてもよく、たとえば、税務関係の質問については「税務コンサルタント(税理士等)」ロールのユーザーに対してのみ(守秘義務の承諾の下)開示されることとしてもよい。そのような「秘密指定」の種別の指定は投稿者の選択・指示により行うこととしてもよいし、投稿コンテンツの内容から機械学習等の技術により推定して「秘密指定」の種別の指定がされることとしてもよい。また、2以上の「秘密指定」の種別の指定が可能であってもよい。
また、本実施例では、外部認証サーバー呼出前に守秘義務の表示を行う場合について例示したが、外部認証サーバーを呼び出した後、たとえば「マッシュアップ(Mashup)」と称されるようなWEBプログラミングの技術等により、外部認証サーバーの表示乃至提供する認証手続画面と同時または一体に守秘義務の表示を行うこととしてもよいし、反対に、外部認証サーバーが、SNSサーバー10の提供するAPI等により、守秘義務の表示を行うこととしてもよい。ここでAPI(Application Programming Interface)とは、外部のハードウエア資源にウェブ(World Wide Web)を基盤としてソフトウエア機能を提供する機能モジュールのことである。
また、本実施例ではSNSに新規に加入したユーザーがユーザー種別を選択して秘密保持について承諾する場合について例示したが、既に他のユーザー種別で加入・登録したユーザーが「知財コンサルタント(弁理士等)」等の所定のユーザー種別に変更またはユーザー種別を追加する場合であっても、新規にユーザー登録することと処理及び効果について本質的に異なるところはなく、本実施の範囲に属することはいうまでもない。
(実施例2)
本発明の実施例2として、グループチャットでやり取りされたメッセージを、SNSの掲示板に、守秘義務の承諾をして登録されたユーザーのみ内容を知得できるように表示し、それに対してされたリプライ・コメントを、グループチャットにメッセージとして表示する例について説明する。
図6に、本発明のSNSサーバー10がクライアント端末12としてのスマートフォン上に表示するグループチャット画面の例を示す。なお、これらの画面は、スマートフォンのグループチャット・アプリケーション・プログラムが、SNSサーバー10のデータを参照して、スマートフォンの表示部上に表示するものである。
クライアント端末12でグループチャット・アプリケーションが起動されると、601のようなトップ画面を表示する(図6(a))。
トップ画面601はグループチャットの機能名称602、検索ボックス603、ホームアイコン604、トークアイコン605、タイムラインアイコン606、その他機能アイコン607を有する。また、トーク機能で起動された場合は、そのユーザーがメンバーとなっているグループの一覧608が表示される。
一覧608よりひとつのグループ(たとえば「カフェ・オープン準備」)が選択・指示されると、図6(b)に遷移する。
図6(b)には選択されたグループでやり取りされているメッセージを時系列(タイムライン)で表示するトークルーム画面611が表示されている。トークルーム画面611には、画像やボイスメッセージ、映像、文書ファイル、予定表、グループ会議(ビデオ会議、音声会議)等が表示乃至呼出可能である。また、グループ会議(ビデオ会議、音声会議)のメンバーの発言がタイムラインで表示されるものでもよい。
ユーザーによりトークルーム画面611のメッセージのひとつが選択・指示されると図6(c)に遷移する。
図6(c)には、選択されたメッセージに対して実行可能なコマンドのメニュー622が表示されている。ユーザーによりコマンド「求アドバイス」が選択されると図6(d)に遷移する。
図6(d)は、ユーザーがメッセージを編集してSNSの掲示板に投稿するための画面であり、タイトルテキストボックス633、本文テキストボックス634、「掲示板に投稿する」ボタン635、「キャンセル」ボタン636、「投稿文に変換する」ボタン637を有する。また、タイトルテキストボックス633には元のメッセージから生成されたタイトルが、編集可能な形で入力されている。また、本文テキストボックス634にはユーザーに選択・指示された元のメッセージが、編集可能な形で入力されている。ユーザーにより「投稿文に変換する」ボタン637が指示されると、図6(e)に遷移する。
図6(e)は、図6(d)と同様のメッセージを編集画面であり、本文テキストボックス634に、元のメッセージが、(適宜、前後のメッセージやトークルームの名称等も踏まえながら)掲示板の投稿文に適するように変換され、編集可能な形で入力されている。
ユーザーにより「掲示板に投稿する」ボタン635が選択・指示されると、図6(f)に遷移する。図6(f)は投稿先の候補となる掲示板のリストを表示する画面であり、掲示板リスト652、掲示板チェックボックス653、「掲示板追加」ボタン654、「投稿」ボタン655、「キャンセル」ボタン656を有する。
ユーザーにより掲示板チェックボックス653がチェックされ、「投稿」ボタン655が選択・指示されると、チェックされた掲示板に、秘密保持義務が課された特定のユーザーのみ閲覧可能なように投稿がなされる。
図7は、「カフェ・オープン準備」のトークルームから「フードビジネス掲示板」に秘密指定された投稿がなされた様態を示す図である。図7において、「知財コンサルタント(弁理士等)」等の所定のユーザー種別で登録されているユーザーにより、投稿702が選択・指示されると、図3(i)に示したような守秘義務に関する注意喚起の表示を経て、図3(j)に示したものと同様の画面により投稿702の内容が表示される。
図8に、グループチャットのメッセージを、秘密指定された投稿として掲示板に表示し、守秘義務の承諾をして登録されたユーザーがそれに対してしたリプライ・コメントを、グループチャットにメッセージとして表示する処理のフローチャートを示す。
クライアント端末12でグループチャット・アプリケーションが起動されると、SNSサーバー10は、クライアント端末12のユーザーIDによりデータベース102のグループ情報やコンテンツ情報を参照し、クライアント端末12の表示部に図6(a)に示したようなトップ画面を表示する(S801)。
グループ一覧608よりひとつのグループが選択・指示されると(S802においてYES)、SNSサーバー10はデータベース102を参照して、そのグループでやり取りされているメッセージ等コンテンツを時系列で表示する(S803)。
ユーザーによりメッセージのひとつが選択・指示されると(S804においてYES)、選択されたメッセージに対して実行可能なコマンドのメニューを表示する(S805)。ユーザーによりコマンド「求アドバイス」が選択されると(S806においてYES)、投稿用メッセージ編集画面を表示する(S807)。また、元のメッセージからタイトルを生成し(S808)、投稿用メッセージ編集画面のタイトルテキストボックスに、ユーザー編集可能に表示する(S809)。また、投稿用メッセージ編集画面の本文テキストボックスに、元のメッセージをユーザー編集可能に表示する(S810)。
ユーザーにより「投稿文に変換する」ボタンが指示されると(S811においてYES)、元のメッセージを、機械学習等の技術により、前後のメッセージやトークルームの名称等も参照して、掲示板の投稿してアドバイスを求めるのに適したように変換する(S812)。
ユーザーにより「掲示板に投稿する」ボタンが選択・指示されると(S813においてYES)、図6(f)に示したような、投稿先候補の掲示板リスト画面を表示する(S814)。なお投稿先候補となる掲示板は、そのユーザーのそれまでの投稿履歴や投稿文の内容等から推定するものとする。
ユーザーにより投稿先の掲示板が選択され「投稿」指示がされると(S815においてYES)、選択された掲示板に、秘密保持義務が課された特定のユーザーのみ閲覧可能なように投稿・表示を行う(S816)。そして、投稿が、秘密保持義務が課された特定のユーザーにより閲覧されたか監視し(S817)、閲覧されたときは(S817においてYES)、その旨および閲覧したユーザーに関する情報を、たとえば「〇人が閲覧」のように、グループチャットのユーザーに通知する(S818)。また、リプライがされたときは(S819においてYES)、そのリプライをグループチャットのトークルームに表示する(S820)。
そして、ユーザーにより操作がなされたかを判定し(S821)、それが「トークルームを閉鎖する」「投稿を削除する」等の所定の終了操作であったときは(S822においてYES)、本フローの処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施に係るSNSでは、グループチャットでやり取りされたメッセージを、SNSの掲示板に、守秘義務の承諾をして登録されたユーザーのみ内容を知得できるように表示し、それに対してされたリプライ・コメントを、グループチャットにメッセージとして表示する。そこで、グループ・メンバー間でやり取りされたアイデアや情報等について、「新規性」や「秘密管理性」等を喪失させることなく、グループ外の専門家等からアドバイス等を受けることが可能となる。また、掲示板でされたリプライ・コメントが、グループチャットのメッセージとしてグループ内のやりとりと連続的または一体的に表示されるため、コンテクスト(メッセージの流れ)を踏まえたアドバイスの理解、アドバイスのグループ共有や活用に好適となる。
(その他の実施形態)
図9は、「発明相談」に特化したSNSの表示画面例である。
図9(a)はこの発明相談のSNSにログインしていないユーザーに対して表示されるトップ画面であり、「ログイン」ボタン911、「一般ユーザー登録申請」ボタン912、「弁理士専用登録申請」ボタン913を有する。
ユーザーにより「一般ユーザー登録申請」ボタン912または「弁理士専用登録申請ボタン913が指示されると画面は図3(b)のような加入入力画面に遷移する。ただし、ユーザー・ロール選択プルダウン316に相当する入力項目は省略される。「一般ユーザー登録申請」ボタン912が指示されたか、「弁理士専用登録申請」ボタン913が指示されたかによって、既にユーザー・ロールが選択されたこととなるためである。この加入入力画面において所定の入力及び操作がなされると、図9(b)に遷移する。
図9(b)は、一般ユーザーがログイン後にリダイレクトされるいわゆる「マイページ」(Front Page)であり、「これまでの発明相談」ボタン921、「新規発明相談」テキストボックス922、「投稿する」ボタン923、「クリア」ボタン924を有する。
「これまでの発明相談」ボタン921が指示されると、そのユーザーがそれまでにした発明相談とそれに付されたリプライとが表示される。また、「新規発明相談」テキストボックス922に書き込みがされ、「投稿」ボタン923が指示されると、秘密保持義務が課された弁理士ユーザーのみ閲覧可能なように投稿がなされる。
図9(a)で、弁理士ユーザーにより「弁理士専用登録申請」ボタン913が指示されると、図3(b)のような加入入力画面に遷移する。ただし、ユーザー・ロール選択プルダウン316に相当する入力項目は省略されている。また、弁理士ユーザーの加入入力画面には弁理士の登録番号を入力する項目が設けられていてもよい。弁理士登録の有無を確認する等の際に便利となるためである。
加入入力画面で必要な入力・操作がなされると、図3(c)のような守秘義務諾否を選択する画面を経て、図9(c)に遷移する。
図9(c)は、弁理士ロールでログインしたユーザーの「マイページ」(Front Page)であり、SNSで投稿された「発明相談」の一覧931を表示している。図9(c)はまた、リストの表示順を指示する表示順ドロップダウン932、検索ボックス933、「検索」ボタン934を有する。
発明相談一覧931は、一般ユーザーにより新規発明相談テキストボックス922に書き込まれ投稿された「発明相談」を、表示順ドロップダウン932で指定された順番に表示するものである。また、同様な規約の下に運営される他のSNS(他のWEBサイト)において「知財コンサルタント」に対してのみ開示されるように秘密指定され投稿されたコンテンツを検索・抽出し表示するようになっていてもよい。
発明相談一覧931に表示されている投稿は、すべて弁理士ユーザーにアドバイスが求められている「発明相談」であるから、弁理士ユーザーは、たとえば図3(f)のような複数の掲示板や、それぞれの掲示板でされている複数の投稿から、自分に対してアドバイスを求められている投稿を探し出す必要がなく、便利である。
弁理士ユーザーにより、発明相談一覧931にリスト表示された投稿のいずれかが指示されると、図3(i)のような守秘義務注意喚起の画面を経て、図9(d)に遷移する。図9(d)は、投稿の内容を表示し、それに対するリプライを書き込むための画面であり、「相談内容」テキストボックス941、「リプライ」テキストボックス942、「他の人から相談内容が見られないようにする。」チェックボックス943を有する。
「他の人から相談内容が見られないようにする。」チェックボックス943は、リプライした発明相談について、無期限にまたは一定の期間、他の弁理士ユーザーの発明相談一覧上に表示されないようにする指示を行うためのチェックボックスである。こうしたチェックボックスを設けることで、リプライの付されていないような投稿について、弁理士ユーザーに早期のリプライを促すことが可能となる。
弁理士ユーザーに対して発明相談の投稿の内容が表示された段階、あるいは、リプライ送信がなされた段階等で、その弁理士ユーザーに対して課金する(あるいは、ポイント消費させる)ようなデータ処理を行うこととしてもよい。このようにすることで、無闇な内容表示やリプライを抑制しつつ、収益を図ることが可能となる。
このような相談内容を秘密にして投稿可能なSNSは、他にも「ITコンサルティング」「デザイン・コンサルティング」「試作・機械設計コンサルティング」「マーケティングのコンサルティング」「法務コンサルティング」「税務コンサルティング」等、さまざまな種類のものがあり得る。たとえば、図10は「税務相談」に特化したSNSの表示画面例である。
そして、このようなそれぞれの分野に特化したSNS(WEBサイト)を、実施例2で説明した、グループチャットでやり取りされたメッセージの投稿先とすることもできる。
たとえば、図6(f)で表示される投稿先の候補として、それぞれの分野に特化したSNS(WEBサイト)を表示することができる。つまり、たとえば、図6(e)の例のよう発明相談は、図9のような知財コンサルティング分野に特化したSNSに投稿され、そこで加入登録している弁理士ユーザーからリプライが受け付けられる。
このようにすることにより、グループチャット内での専門的なアドバイスを受けたい事項について、その分野に特化したSNSにおいて、それぞれの分野の専門家により、「新規性」や「秘密管理性」等を喪失させることなくアドバイス等が受けられる。また、それぞれの分野の専門家は、守秘義務を負う旨の承諾をしてSNSに登録をすることにより、随時、いわゆる「潜在顧客」にアプローチすることが可能となる。
なお、本発明の実施に係る情報処理装置は、かならずしも単一に統合されたハードウエア乃至ソフトウエアより構成されている必要はなく、具体的な実装に応じてさまざまな構成態様をとり得る。たとえば、外部認証サーバーより守秘義務画面を表示させるために提供されるAPIやそれを担持した媒体は、本発明の情報処理装置を構成する。あるいは、それぞれ独立に運用される掲示板システム(掲示板サービス)とグループチャット・システム(グループチャット・サービス)について、APIにより、上記に説明したようなグループチャットから掲示板への投稿、掲示板からグループチャットへのリプライ等が可能となったときは、そのAPIやそれを担持した媒体は本発明の情報処理装置を構成する。
また、本発明は、上記の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは担持媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(たとえば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。すなわち、例示による説明や添付の図面により本発明が限定されるものではない。
10…SNSサーバー、101…CPU、102…ROM、103…RAM、104…バス、105…入出力インターフェース、106…表示部、107…操作受付部、108…記憶部、109…通信部、11…ネットワーク、12…クライアント端末、201…SNS生成部、202…データベース、203…加入入力部、204…ユーザー種別選択部、205…守秘義務諾否選択部。

Claims (3)

  1. ネットワークを通じてSNS(Social Networking Service)を提供する情報処理装置であって、グループを構成するメンバー間でメッセージのやり取りを行うグループチャット手段を有し、前記グループチャット手段でやり取りされたメッセージの少なくとも一部または全部を、前記グループチャット手段とは異なる前記SNSの掲示板に前記SNSの管理者及び前記SNSで開示された情報について守秘義務が課される旨を承諾したユーザーに対してのみ表示し、前記表示されたメッセージに対してなされたコメントを前記グループチャット手段にメッセージとして表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. コンピューターを、請求項2に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  3. コンピューターを、請求項2に記載された情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピューターが読み取り可能な担持媒体。
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