JP7213972B2 - 広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Download PDF

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Description

本願は、2018年11月16日に提出され、名称を「広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体」とし、出願番号をCN201811371889.9号とする中国特許出願の優先権を主張し、そのすべての内容を参照によりここに援用する。
本願は、デジタル信号処理および通信の分野に関し、特に、広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。
現代の通信システムでは、無線周波数送受信機に対する帯域幅要件がますます高くなっている(例えば、5G低周波広帯域ゼロ中間周波数システム、5G高周波超広帯域システム)。従来の無線周波数アナログデバイスは通信システムの指標要件を満たすには遠く及ばず、デジタル支援アナログ校正が一般的な最適化の手段となっており、直交変調システムにおけるIQ(in-phase(同相)、quadrature(直交))ミスマッチ誤差を最適化することにより、送信側でスプリアス漏洩を大幅に抑制し、受信側で受信感度を向上させることなどができる。IQミスマッチ誤差の校正をデジタル支援で行う方法には、例えば以下のものがある。
1)信号に対してFFT(Fast Fourier Transformation、高速フーリエ変換)を行い、周波数領域で検出を行って各周波数点の誤差を求め、さらに誤差を用いてLMS(Least mean square、最小平均二乗アルゴリズム)反復処理を行って、最終的にパラメータを補償する。
2)オフラインパラメータを用いて演算調節を行い、信号源、スペクトルメータおよびコンピュータを用いてオフラインテストを行って、特定のモジュールに対し詳細な測定を行い、最終的に一群の確定した補償パラメータを得る。
3)単一周波数掃引方式を用いて複数の周波数点のパラメータ抽出を行い、各周波数点の誤差パラメータをフィッティングしてから、システムの誤差校正を行い、すべての周波数点の誤差情報を抽出し、広帯域校正の効果を達成する。
4)参照信号をそのまま用いて相関演算を行ってパラメータ抽出を行い、誤差パラメータを抽出して補償する。
5)広帯域信号特性に対し適応フィルタを用いたブラインド反復によりパラメータ抽出および補償を行い、最適化して最終パラメータを得る。
6)デジタル領域では、通過帯域フィルタバンクを用いて広帯域信号を分解し、複雑な演算によって広帯域システムエラーを直接解き、最終的に逆解して広帯域補償パラメータを得る。
上述した各技術案はいずれも現在の業界製品に応用されているが、それぞれ欠点がある。技術案1)では、時間領域と周波数領域の変換を行う必要があり、ベースバンドでの処理には非常に効果的だが、中間無線周波数において膨大な資源を消費し、後期の超広帯域システムにおいては実現の複雑度が急激に上昇する。技術案2)および技術案3)は、環境が安定しているシーンに適しており、外的環境の変化による誤差変動に対応できず、技術案2のパラメータは環境に応じて補正できない。また、技術案3)における掃引処理は、システムの動作段階で実現できず、広帯域なリアルタイム処理の効果を達成することができない。技術案4)はリアルタイムで追随できるが、帯域幅への適応性が小さく、一般に信号の帯域幅が30Mを超えると適応が困難となり、広帯域信号を校正することができない。技術案5)および技術案6)は、現在のところ比較的実用的な2つの広帯域校正方法である。しかし、技術案5)はブラインド反復を用いており、信号が急変すると、その反復パラメータが不安定となり、一部周波数点の性能が劣化して、システムの性能低下を招く。一方、技術案6)には、帯域幅と精度に対する要請が高まるにつれ、そのリソースが急激に上昇するとともに、柔軟性に劣り、システム設定が完了するとその求解の精度と適応帯域幅が限定され、修正できないという欠点がある。
以上のように、従来のIQミスマッチ誤差の校正方法には、処理が複雑で柔軟性に劣るという技術的課題がある。
上述の内容は、本願の技術案の理解を助けるためのものにすぎず、上述の内容が従来技術であることを認めるものではない。
本願の主な目的は、広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供して、従来のIQミスマッチ誤差の校正方法に存在する処理が複雑で柔軟性に劣るという技術的課題を解決することにある。
上記の目的を実現するため、本願は、受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成するステップと、各前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出するステップと、前記振幅誤差および前記位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、前記帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各前記サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成し抽出するステップと、を含む広帯域誤差校正パラメータ抽出方法を提供する。
本願は、制御モジュールと、帯域分割モジュールと、サブ帯域誤差抽出モジュールと、広帯域パラメータ合成モジュールとを備え、前記制御モジュールは、メモリと、プロセッサと、前記メモリ上に記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを備え、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、前記帯域分割モジュールを制御し、受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成するステップと、前記サブ帯域誤差抽出モジュールを制御し、各前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出するステップと、前記広帯域パラメータ合成モジュールを制御し、前記振幅誤差および前記位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、前記帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各前記サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成するステップとが実現される広帯域誤差校正パラメータ抽出装置をさらに提供する。
本願は、プロセッサによって実行されると、上述した広帯域誤差校正パラメータ抽出方法のステップが実現されるコンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置の基本アーキテクチャ図である。 本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置の、超広帯域システムで適用される2つの処理位置である。 本願の制御モジュールの構造図である。 本願の帯域分割モジュールの構造図である。 本願のサブ帯域誤差抽出モジュールの構造図である。 本願の広帯域パラメータ合成モジュールの構造図である。 本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法の一実施例のフローチャートである。
本願の目的の実現、機能特徴および利点について、実施例を組み合わせ、図面を参照してさらに説明する。本願で述べる具体的な実施例は、本願を説明するためのものにすぎず、本願を限定するものではないことを理解すべきである。
本願の実施例の主な解決手段は、受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成し、各サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出し、振幅誤差および位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成し抽出するというものである。
本願で提供する広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、デジタル信号処理および通信の分野に関し、特に、リンク特性に起因する広帯域信号のIQミラー誤差を処理するのに適用され、ワイヤレス通信システムにおける超広帯域無線周波数システムの校正、例えば、5G低周波広帯域ゼロ中間周波数システムのアナログIQ誤差の校正、5G高周波超広帯域システムのIQ等化に適用するのに適している。
IQミスマッチ誤差の校正方法には、場合によっては、処理が複雑で柔軟性に劣るという技術的課題があるため、本願では、反復的に帯域分割を行って超広帯域システムをサブ帯域に分割し、各サブ帯域のIQミスマッチ誤差を適応処理して各サブ帯域誤差時変特性(すなわち、振幅誤差および位相誤差)を取得し、リアルタイム反復により超広帯域システム全体の広帯域誤差校正パラメータを取得して、超広帯域システムのIQミラーの問題を解決する。
図1に示すように、図1は、本願の実施例に関連する広帯域誤差校正パラメータ抽出装置の基本アーキテクチャ図である。
広帯域誤差校正パラメータ抽出装置は、制御モジュール100と、帯域分割モジュール101と、サブ帯域誤差抽出モジュール102と、広帯域パラメータ合成モジュール103とを備え、制御モジュール100は、帯域分割モジュール101と、サブ帯域誤差抽出モジュール102と、広帯域パラメータ合成モジュール103とにそれぞれ接続されている。
制御モジュール100は、超広帯域システム全体の運転ステップを制御し、各モジュールの入力パラメータを制御する(帯域分割モジュール101の分割範囲、分割ステップサイズ、分割周波数点制御ワード、および広帯域パラメータ合成モジュール103の合成周波数インデックスを制御することを含む)。
一実施形態において、制御モジュール100は、3つのイネーブル信号En101、En102、En103を介して、帯域分割モジュール101、サブ帯域誤差抽出モジュール102および広帯域パラメータ合成モジュール103の作動順序をそれぞれ制御するとともに、ユーザ設定に基づき、帯域分割および帯域合成にかかるサブ帯域の周波数点Freqの関連情報を制御してよい。
帯域分割モジュール101は、超広帯域受信信号の帯域分割を行い、サブ帯域の信号およびミラー情報を抽出して、サブ帯域誤差情報の完全性を保証する。
一実施形態において、帯域分割モジュールは、サブ帯域の周波数点Freqの関連情報に基づき、サブ帯域分割に関する必要な周波数点情報を確定し、入力された広帯域信号SIFに対してサブ帯域への分割を行い、分割された信号Ssubをモジュール102にリアルタイムで伝送する。
サブ帯域誤差抽出モジュール102は、サブ帯域の信号を選別し、サブ帯域システムのIQ振幅誤差および位相誤差を算出して、現在のサブ帯域誤差パラメータ(すなわち、振幅誤差および位相誤差)を抽出する。
一実施形態において、サブ帯域誤差抽出モジュール102は、制御モジュール100から出力されるEn102に制御されて、帯域分割モジュール101がリアルタイム出力したサブ帯域信号Ssubに対し、電力情報、位相情報およびIQ関連情報の抽出を行い、抽出を終えた後、現在のサブ帯域(Freqがある帯域)の誤差パラメータGerrおよびPerrを出力し、ここで、振幅誤差はGerrであり、位相誤差はPerrである。
広帯域パラメータ合成モジュール103は、オフラインで生成された広帯域重みテーブルLUTを含み、当該広帯域重みテーブルLUTは、一次元のインデックステーブルであり、当該一次元のインデックステーブルにおいて、インデックスパラメータは正規化周波数であり、インデックス周波数点重み付けベクトルとして出力され、サブ帯域の振幅誤差および位相誤差に基づきサブ帯域誤差を重み付けし、初期広帯域誤差パラメータに加算して、更新された広帯域誤差校正パラメータを得る。
広帯域パラメータ合成モジュール103は、イネーブル信号En102およびサブ帯域の周波数点Freqの関連情報に基づき、現在のサブ帯域誤差パラメータGerrおよびPerrを処理し、簡略化されたLS(最小二乗法)を用いて広帯域誤差校正パラメータの重み付け更新を行って、最終的に広帯域誤差校正パラメータを出力する。
図2を参照すると、図2は、本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置の、超広帯域システムで実現される2つの処理位置である。受信システムについて、アンテナが受信した信号SRFが無線周波数(RF,Radio Frequency)で混合され、中間周波数(LPF,Low Pass Filter)でフィルタリングされた後、中間周波数広帯域信号が得られ、高速デジタル・アナログ変換器(ADC,Analog-to-Digital Converter)でアナログ広帯域信号が変換され、広帯域デジタル信号SIFが出力され、このとき、信号には、所望信号およびシステムエラーにより生じた干渉信号(例えば、ミラー信号など)が含まれる。広帯域デジタル信号が広帯域誤差校正パラメータ抽出装置を通過してから所望信号Scalが得られる。
技術案1について、図2のA部分に示すように、広帯域信号SIFも同様に本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置内の広帯域誤差校正パラメータ反復器によって捕捉され、広帯域誤差校正パラメータが抽出され、振幅校正パラメータw、w…wおよび位相校正パラメータc、c…cが振幅位相校正装置に出力されて、リンク全体の誤差の閉ループ校正機能が完成する。
技術案2について、図2のB部分に示すように、本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置内の広帯域誤差校正パラメータ反復器によって所望信号Scalが捕捉され、所望信号Scal中の残留誤差が得られ、残留誤差に対し広帯域誤差校正パラメータ抽出が行われ、振幅校正パラメータw、w…wおよび位相校正パラメータc、c…cが振幅位相校正装置に出力されて、リンク全体の誤差の閉ループ校正機能が完成する。
図3を参照すると、図3は、本願の制御モジュールの構造図である。制御モジュールの内部には、イネーブル発生器1001と、インデックスアドレス発生器1002と、周波数インデックステーブル1003の3つのサブ構造が含まれる。
イネーブル発生器1001は簡単なオートインクリメント構造であり、アドレスモジュール1002のために1つの内部イネーブル信号を4つの固定数値点で生成し、帯域分割モジュール101、サブ帯域誤差抽出モジュール102および広帯域パラメータ合成モジュール103に3つの外部イネーブル信号En101、En102、En103をそれぞれ送信することにより、帯域分割モジュール101、サブ帯域誤差抽出モジュール102および広帯域パラメータ合成モジュール103の起動順序を制御できる。オートインクリメントの長さを制御することにより、システムの反復速度を制御してよく、4つの固定数値点を調整することにより帯域分割モジュール101、サブ帯域誤差抽出モジュール102および広帯域パラメータ合成モジュール103の前後動作の遅延を制御してよい。
イネーブル発生器1001にイネーブル効果が生じると、インデックスアドレス発生器1002は、アドレスを1回オートインクリメントし、オートインクリメントしたアドレスを周波数インデックステーブル1003に出力して、周波数帯域全体のサブ帯域の循環処理を形成する。
周波数インデックステーブル1003は、設定可能なRAMであって、その内部数値はユーザにより設定可能であり、インデックスアドレス発生器1002の出力アドレスに基づきテーブルをルックアップし、帯域分割モジュール101および広帯域パラメータ合成モジュール103に同一の周波数制御ワードFreq(サブ帯域の周波数点Freqの関連情報)を出力する。
図4を参照すると、図4は、本願の帯域分割モジュール101の構造図である。その内部には、デジタル局部発振器1011と、第1のデジタル混合モジュール(すなわち、周波数シフトモジュール)1012と、ローパスフィルタリングモジュール1013と、第2のデジタル混合モジュール(逆周波数シフトモジュール)1014の4つのサブ構造が含まれる。
デジタル局部発振器1011は、制御モジュール100が生成した周波数制御ワードFreqに基づき、テーブルルックアップ法またはCORDIC(Coordinate Rotation Digital Computer,座標回転デジタルコンピュータ)アルゴリズムを用いてデジタル局部発振信号の生成を実現し、この信号は、一方のチャネルを介して周波数シフトモジュール1012に直接送信され、もう一方のチャネルを介して、遅延の後、逆周波数シフトモジュール1014に送信され、その遅延量は、ローパスフィルタリングモジュール1013のローパスフィルタリング処理の遅延分であり、こうして周波数シフトモジュール1012と逆周波数シフトモジュール1014の周波数シフト位相差が確実に制御される。
第1のデジタル混合モジュール1012は、通常信号の周波数シフトモジュールであり、入力された広帯域信号を搬送し、サブ帯域およびサブ帯域のミラー周波数帯域をゼロ周波数まで搬送しローパスフィルタリングモジュール1013のフィルタに出力し、フィルタリングを行って広帯域分割を実現し、サブ帯域信号を抽出する。
第2のデジタル混合モジュール1014は、逆周波数シフトモジュールであり、ローパスフィルタリングモジュール1013がフィルタリングしたサブ帯域信号を搬送し、帯域分割したサブ帯域信号を合成して、広帯域信号全体の帯域分割を完了し、サブ帯域IQ誤差の完全性を保証し、最終的にサブ帯域信号Ssubを出力する。
図5を参照すると、図5は、本願のサブ帯域誤差抽出モジュール102の構造図である。サブ帯域誤差抽出モジュール102は、振幅位相誤差抽出器1022を備え、そのうち、電力検出データ選別モジュール1021は、現在のサブ帯域信号Ssubの特性をモニタリングし、パラメータ抽出に適したサブ帯域信号を選別するとともに、異常信号(サブ帯域信号の電力が第1の閾値より大きく、かつサブ帯域のミラー電力が第2の閾値より小さいサブ帯域信号を有効な信号とし、その他を異常信号とする)を除去し、後のパラメータ抽出における振幅位相誤差抽出器1022のロバスト性を保証する。振幅位相誤差抽出器1022は、一次および二次統計量、または多項式フィッティングなどの方法により、サブ帯域の振幅位相誤差を算出するとともに、前回の反復誤差と比較し、今回の反復における、現在のサブ帯域の振幅誤差Gerrおよび位相誤差Perrを出力してよく、ここで、振幅誤差はGerrであり、位相誤差はPerrである。
図6を参照すると、図6は、本願の広帯域パラメータ合成モジュール103の構造図である。この広帯域パラメータ合成モジュールは、誤差変換モジュール1031と、パラメータ算出モジュール1032と、広帯域重みテーブルLUT(すなわち、プリセット広帯域重みテーブル)1033と、パラメータ形式変換モジュール1034とを含む。
誤差変換モジュール1031は、実際のサブ帯域の振幅および位相誤差をサブ帯域の誤差補償パラメータに変換する。サブ帯域誤差抽出モジュール102が出力する振幅誤差をGerrとし、位相誤差をPerrとした場合、具体的な変換公式は下式のとおりである。
Figure 0007213972000001
変換後、サブ帯域誤差パラメータ補償値が得られる。
パラメータ算出モジュール1032はベクトル重み加算器であり、新しい振幅誤差補償パラメータCoefIと広帯域重みテーブルLUT1033から出力された重みベクトルLUTFreqnを加重処理して、元のパラメータCIn-1に加算し、新しい誤差補償パラメータCIが得られ、新しい位相誤差補償パラメータCoefQと重みベクトルLUTFreqnを加重処理して、元のパラメータCQn-1に加算し、新しい位相誤差補償パラメータCQが得られ、最終的に新しい広帯域誤差校正パラメータCI、CQが生成される。
Figure 0007213972000002
広帯域重みテーブルLUT1033は、その入力パラメータが制御モジュール100の周波数Freqであり、広帯域重みテーブルLUT1033のテーブル内容は、ユーザによってオフラインで生成されるか、またはシステムの初期段階で、ユーザが設定した周波数ワードに基づき生成され記憶される。広帯域重みテーブルLUT1033は一次元のインデックステーブルであり、入力インデックス変数を周波数制御ワードFreqとし、一列の重みベクトルとして出力される。広帯域重みテーブルLUT1033の生成原理は、以下のとおりである。
ユーザがシステムの動作周波数帯域を[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]とし、サブ帯域の周波数点をそれぞれFreq1、Freq2、……、FreqN∈[-BW/(2*Fs)、BW/(2*Fs)]とし、それに対応する角周波数をそれぞれω1、ω2、……、ωNとし、BWをユーザの要求帯域幅とし、Fsを適用データレートとし、ユーザが設定する補償パラメータの次数をMとし、角周波数を2π/Fsとし、jが虚数であると仮定する。
すると、周波数制御ワードに基づき生成される周波数サンプリング行列Fは、下式のとおりである。
Figure 0007213972000003
最終的に生成される広帯域重みテーブルLUTのテーブル行列は、LUT=(FF)-1である。
すなわち、M*Nの行列であり、各周波数インデックスワードは一列のベクトルに対応し、周波数インデックスは、毎回、一列の重み付けベクトルをパラメータ算出モジュール1032に出力して誤差の重み付けを行う。
パラメータ形式変換モジュール1034は、超広帯域システムにおける実際の校正実現構成に基づき、生成される広帯域誤差校正パラメータを校正実現構成に対応する形式に変換して、リンクに出力して補償してよい。
パラメータ形式変換モジュール1034による重み付け出力は、2組の複素対称フィルタ形式であってよく、リンクの設計に応じて、以下に示す様々な出力形式に変換してよい。
1.リンク校正が複素フィルタリング構成の場合、[w,w…wおよび[c,c…cがリンクにそのまま出力され、標準に基づき使用する。
2.リンク校正が実フィルタバンク構成の場合、f0=real([w,w…w),f1=imag([w,w…w),f2=real([c,c…c),f3=imag([c,c…c)に変換し、リンクに出力して校正する。
3.リンク校正が対称設計複素フィルタである場合、[w,w…w(M+1)/2n,[c,c…c(M+1)/2をリンクに出力して使用する。
4.その他任意のフィルタ実現構成による変換などを行う。
上述した広帯域誤差校正パラメータ抽出装置に基づき、広帯域誤差校正パラメータ抽出方法を提供する。図7を参照すると、広帯域誤差校正パラメータ抽出方法は、以下を含む。
ステップS10では、受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成する。
現在校正対象である超広帯域システムの実際の状況および実際の要請に基づき、ユーザがパラメータを入力し、帯域インデックステーブルを生成して、ユーザにより入力された帯域インデックステーブルを制御モジュールが受信する。制御モジュールは、帯域インデックステーブルに基づき、帯域分割モジュールが超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行うのを制御して、サブ帯域を生成してよい。
一実施形態において、ステップS10は、以下を含む。
ステップS11では、受信した帯域インデックステーブルを解析し、分割パラメータを取得し、分割パラメータには、分割範囲、分割ステップサイズおよび分割の位置決めに用いるサブ帯域の周波数点が含まれる。
帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqnのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、サブ帯域の周波数点を分割位置の位置決めに用いてよい。帯域インデックステーブルには、帯域分割モジュールが超広帯域システムのリンク広帯域信号を分割するのをガイドする分割パラメータがさらに含まれ、分割パラメータには、分割範囲はサブ帯域の範囲であり、サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートであることが含まれる。また、例えば、分割パラメータには、分割ステップサイズ、すなわち、2つの分割点の間の周波数帯域間隔、または2つのサブ帯域の周波数点の間の周波数帯域間隔が含まれる。制御モジュールは、受信した帯域インデックステーブルを解析して、分割パラメータを取得し、分割パラメータには、分割範囲、分割ステップサイズおよび分割の位置決めに用いるサブ帯域の周波数点が含まれる。
ステップS12では、分割ステップサイズおよびサブ帯域の周波数点に基づき、分割範囲内で分割位置を確定し、分割位置に基づき超広帯域システムのリンク広帯域信号を帯域ごとに分割して、サブ帯域を生成する。
分割位置が分割範囲を超えた場合、制御モジュールはその回の分割位置を確定するのを放棄し、分割位置が分割範囲内にある場合、制御モジュールはその回の分割位置が有効であると確定する。したがって、制御モジュールは、分割範囲の境界位置および分割ステップサイズに基づき、分割範囲内で分割位置(サブ帯域の周波数点の位置と一対一で対応してよい)を確定することにより、分割位置に基づき超広帯域システムのリンク広帯域信号を帯域ごとに分割して、サブ帯域を生成する。
ステップS20では、各サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出する。
一実施形態において、サブ帯域誤差抽出モジュールは、各サブ帯域の信号電力およびミラー電力を逐一検出し、サブ帯域のうち異常サブ帯域を除去して、信号電力が第1の閾値より大きくかつミラー電力が第2の閾値より小さい有効なサブ帯域を取得する。サブ帯域誤差抽出モジュールは、予め設定したアルゴリズムに基づき、各有効なサブ帯域の振幅誤差および位相誤差を算出する。
サブ帯域誤差抽出モジュールの電力検出データ選別モジュールは、各サブ帯域の信号電力およびミラー電力を逐一モニタリングする。次に、電力検出データ選別モジュールは、各サブ帯域信号電力および予め設定した第1の閾値の大小関係を逐一比較し、各サブ帯域のミラー電力および予め設定した第2の閾値の大小関係を比較するとともに、電力検出データ選別モジュールは、サブ帯域のうち異常サブ帯域を除去して、信号電力が第1の閾値より大きくかつミラー電力が第2の閾値より小さい有効なサブ帯域を取得し、後のパラメータ抽出プロセスにおけるサブ帯域誤差抽出モジュールの振幅位相誤差抽出器のロバスト性を保証する。
さらに、振幅位相誤差抽出器は、一次および二次統計量、または多項式フィッティングの予め設定したアルゴリズムにより、各有効なサブ帯域の振幅誤差および位相誤差を算出する。ここで、毎回の計算において、算出中である有効なサブ帯域が現在のサブ帯域であり、現在のサブ帯域の振幅誤差および位相誤差を前回の反復誤差(初回反復であれば、前回の反復誤差は、初期振幅誤差および初期位相誤差であり、初回反復でなければ、前回の反復誤差は、現在のサブ帯域の1つ前のサブ帯域の、先行する振幅誤差および位相誤差である)と比較し、今回の反復における、現在のサブ帯域の振幅誤差Gerr、位相誤差Perrを出力する。
一実施形態において、適切なサブ帯域信号の選別にあたっては、サブ帯域信号の電力値(すなわち、信号電力)およびミラーの電力値(すなわち、ミラー電力)を用いて選別してよく、信号電力値が境界値(すなわち、第1の閾値)より大きく、ミラー電力値が境界値(すなわち、第2の閾値)より小さい場合に、当該サブ帯域が有効サブ帯域であるとみなして、誤差データ(すなわち、振幅誤差および位相誤差)の抽出に用い、これを満たさない場合には、次のサブ帯域に切り替える。
算出された振幅誤差Gerrおよび位相誤差Perrを検証し、これを前回算出されたGerrn-1および位相誤差Perrn-1と比較し、今回の誤差が前回の誤差より小さい場合は、誤差が収束しているとみなしてGerrおよび位相誤差Perrをそのまま出力し、そうでなければ、様々な方法で処理してよい。a.当該サブ帯域は異常であると直接みなして、次のサブ帯域に切り替える。b.加重処理により、m*Gerr+n*Gerrn-1およびm*Perr+n*Perrn-1を新しい誤差パラメータとして出力し、ここで、mおよびnは重みパラメータであり、ユーザが設定してよい。
ステップS30では、振幅誤差および位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成する。
一実施形態において、帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqnのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートである。
ステップS30には、以下が含まれる。
ステップS31では、以下の公式2に基づき、各サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータを取得する。
Figure 0007213972000004
ここで、振幅誤差はGerrであり、位相誤差はPerrであり、新しい振幅誤差補償パラメータはCoefIであり、新しい位相誤差補償パラメータはCoefQである。
ステップS32では、新しい振幅誤差補償パラメータCoefIとプリセット広帯域重みテーブル中のFreqnに対応する重みベクトルLUTFreqnを加重処理して、元の振幅補償パラメータCIn-1に加算し、CIは初期振幅誤差補償パラメータである。
ステップS33では、新しい位相誤差補償パラメータCoefQとプリセット広帯域重みテーブル中のFreqnに対応する重みベクトルLUTFreqnを加重処理して、元の位相補償パラメータCQn-1に加算し、CQは初期位相誤差補償パラメータである。
ステップS34では、以下の公式3に基づき、最新の広帯域誤差校正パラメータCIおよびCQを生成する。
Figure 0007213972000005
本実施例においては、時間領域時分割を用いてサブ帯域の分割を行うことにより、時間領域を何度も区分することで超広帯域誤差校正パラメータを抽出する目的を達することができ、超広帯域システムに適用可能であり、すなわち、超広帯域という利点がある。また、本願では、時分割多重により処理して、ハードウェアのリソースコストを低減し、超広帯域システムの消費電力を減らし、すなわち、消費電力が少ないという利点がある。
さらに、ユーザは、サブ帯域の周波数点数を増やし、サブ帯域の帯域幅を減らし、サブ帯域誤差のフィッティング精度を高めることにより、各サブ帯域の誤差パラメータ性能を顕著に向上させて、帯域幅全体の誤差校正性能を引き上げることができ、すなわち、性能が高いという利点がある。そして、ハードウェアが決まっている場合、ユーザは、サブ帯域の範囲およびサブ帯域の帯域幅を設定することにより、ハードウェア構成を変更せずに、異なるシステム帯域幅および異なる性能要請に適応可能となり、すなわち、柔軟性が高いという利点がある。
本願の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法の別の実施例において、ステップS10の前に、さらに以下が含まれる。
ステップS41では、超広帯域システムの起動段階で、受信したユーザ要求帯域幅および超広帯域システムの適用データレートに基づき、サブ帯域の範囲を確定する。
一実施形態において、以下の公式に基づきサブ帯域の範囲を確定する。
サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートである。サブ帯域の範囲をFRとした場合、FRは[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]である。
ステップS42では、外部から入力された分割ステップサイズおよび分割範囲に基づき、サブ帯域の範囲内でサブ帯域の周波数点を確定して、帯域インデックステーブルを構成する。
帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqnのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、サブ帯域の周波数点は、分割の位置決めに用いてよい。帯域インデックステーブルには、帯域分割モジュールが超広帯域システムのリンク広帯域信号を分割するのをガイドする分割パラメータがさらに含まれ、分割パラメータでは、分割範囲をサブ帯域の範囲とし、サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートである。また、例えば、分割パラメータには、分割ステップサイズ、すなわち、2つの分割点の間の周波数帯域間隔、または2つのサブ帯域の周波数点の間の周波数帯域間隔が含まれる。制御モジュールは、受信した帯域インデックステーブルを解析して、分割パラメータを取得し、分割パラメータには、分割範囲、分割ステップサイズおよび分割の位置決めに用いるサブ帯域の周波数点が含まれる。
ステップS43では、適用データレートに基づき、各サブ帯域の周波数点の角周波数を確定する。
一実施形態において、各サブ帯域の周波数点の角周波数は2π/Fsであり、Fsは適用データレートである。
ステップS44では、各角周波数および外部から入力された補パラメータ次数に基づき、周波数サンプリング行列を生成し、周波数サンプリング行列に基づき、プリセット広帯域重みテーブルを生成する。
一実施形態において、ステップS44では、各角周波数および外部から入力された補パラメータ次数に基づき、周波数サンプリング行列を生成することは、以下の公式1に基づき周波数サンプリング行列Fを確定することを含む。
Figure 0007213972000006
ここで、Mは外部から入力された補償パラメータ次数であり、wは各サブ帯域の周波数点の角周波数であり、jは虚数である。
ステップS44において、周波数サンプリング行列に基づき、プリセット広帯域重みテーブルを生成するステップには、LUT=(FF)-1に基づき行うことが含まれ、LUTはプリセット広帯域重みテーブルであり、Fは周波数サンプリング行列である。
本実施例では、新しい広帯域誤差校正パラメータ抽出装置および方法を提供する。これらは、外部の参考補助モジュールを必要とせず、システム動作信号を直接用いて処理を行い、反復方式により超広帯域システムの帯域分割を行い、超広帯域システムのサブ帯域を分割してから、サブ帯域誤差を抽出し、異なるサブ帯域誤差パラメータに対し合成処理を行い、現在のシステムの動作帯域幅に適応マッチングさせ、動作領域に対し、リアルタイムで誤差パラメータを反復して求めることができ、超広帯域であって、性能が高く、消費電力が少なく、柔軟性が高いという利点がある。
本願は、制御モジュールと、帯域分割モジュールと、サブ帯域誤差抽出モジュールと、広帯域パラメータ合成モジュールとを備える広帯域誤差校正パラメータ抽出装置をさらに提供する。制御モジュールは、メモリと、プロセッサと、メモリ上に記憶され、プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを備え、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、帯域分割モジュールを制御し、受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成するステップと、サブ帯域誤差抽出モジュールを制御し、各サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出するステップと、広帯域パラメータ合成モジュールを制御し、振幅誤差および位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成するステップと、が実現される。
一実施形態において、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、制御モジュールが、超広帯域システムの起動段階で、受信したユーザ要求帯域幅および超広帯域システムの適用データレートに基づき、サブ帯域の範囲を確定するステップと、制御モジュールが、外部から入力された分割ステップサイズおよび分割範囲に基づき、サブ帯域の範囲内でサブ帯域の周波数点を確定して、帯域インデックステーブルを構成するステップと、制御モジュールが、適用データレートに基づき、各サブ帯域の周波数点の角周波数を確定するステップと、制御モジュールが、各角周波数および外部から入力された補パラメータ次数に基づき、周波数サンプリング行列を生成し、周波数サンプリング行列に基づき、プリセット広帯域重みテーブルを生成するステップと、が実現される。
一実施形態において、制御モジュールは、超広帯域システムの起動段階で、受信したユーザ要求帯域幅および超広帯域システムの適用データレートに基づき、サブ帯域の範囲を確定する。
一実施形態において、前記帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqnのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、
制御モジュールは、2π/Fsを各前記サブ帯域の周波数点の角周波数とし、Fsは適用データレートである。
一実施形態において、制御モジュールは、以下の公式1に基づき周波数サンプリング行列Fを確定する。
Figure 0007213972000007
ここで、Mは外部から入力された補償パラメータ次数であり、wは各前記サブ帯域の周波数点の角周波数であり、jは虚数である。
前記周波数サンプリング行列に基づき行われ、プリセット広帯域重みテーブルを生成する前記ステップは、LUT=(FF)-1に基づき行われ、LUTはプリセット広帯域重みテーブルであり、Fは周波数サンプリング行列である。
一実施形態において、コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、帯域分割モジュールを制御し、受信した帯域インデックステーブルを解析して、分割パラメータを取得するステップであって、前記分割パラメータには、分割範囲、分割ステップサイズおよび分割の位置決めに用いるサブ帯域の周波数点が含まれるステップと、帯域分割モジュールを制御し、前記分割ステップサイズおよびサブ帯域の周波数点に基づき、前記分割範囲内で分割位置を確定し、前記分割位置に基づき超広帯域システムのリンク広帯域信号を帯域ごとに分割して、サブ帯域を生成するステップとが実現される。
一実施形態において、コンピュータプログラムは、プロセッサによって実行されると、サブ帯域誤差抽出モジュールを制御し、各前記サブ帯域の信号電力およびミラー電力を逐一検出し、前記サブ帯域のうち異常サブ帯域を除去して、信号電力が第1の閾値より大きくかつミラー電力が第2の閾値より小さい有効なサブ帯域を取得するステップと、サブ帯域誤差抽出モジュールを制御し、予め設定したアルゴリズムに基づき、各有効な前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を算出するステップとが実現される。
一実施形態において、前記帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn、Freqのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs)であり、BW/(2*Fs)]、前記サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートである。
Figure 0007213972000008
本願は、プロセッサによって実行されると、上述した広帯域誤差校正パラメータ抽出方法の各実施例のステップが実現されるコンピュータプログラムが記憶された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
なお、本願において、「備える」、「含む」といった用語、またはそれらの任意の他の変更は、非排他的であることが意図され、このため、一連の要素を含むプロセス、方法、アイテムまたはシステムは、それらの要素だけでなく、明示的に列挙されていない他の要素も含み、またはそのようなプロセス、方法、アイテムまたはシステムに固有の要素も含む。それ以上限定されない限り、「……を含む」という表現によって限定される要素は、かかる要素を含むプロセス、方法、物品またはシステムに同じ要素が別に存在することを除外しない。
上述した本願の実施例の番号は、説明のためのものにすぎず、実施例の優劣を示すものではない。
以上の実施形態の説明により、当業者は、不可欠な汎用ハードウェアプラットフォームをソフトウェアに加えることにより上述した実施例の方法を実現することができ、ハードウェアによってももちろん実現できるが、前者がより好ましい実施形態である場合が多いことを明確に理解できる。このような理解に基づき、本願の技術案の本質的または従来技術に貢献する部分は、本願の各実施例で説明した方法を端末装置(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコンディショナ、またはネットワーク装置などであってよい)に実行させるいくつかの命令を含む、上述した1つの記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されたソフトウェア製品の形態で具体化されてよい。
本願は、現在の超広帯域システムの動作帯域幅に適応マッチングして、動作領域に対し、リアルタイムで誤差パラメータを反復して求めることができ、超広帯域であって、性能が高く、消費電力が少なく、柔軟性が高いという利点がある。
本願においては、時間領域時分割を用いてサブ帯域の分割を行うことにより、時間領域を何度も区分することで超広帯域誤差校正パラメータを抽出する目的を達することができ、超広帯域システムに適用可能であり、すなわち、超広帯域という利点がある。また、本願では、時分割多重により処理して、ハードウェアのリソースコストを低減し、超広帯域システムの消費電力を減らし、すなわち、消費電力が少ないという利点がある。さらに、ユーザは、サブ帯域の周波数点数を増やし、サブ帯域の帯域幅を減らし、サブ帯域誤差のフィッティング精度を高めることにより、各サブ帯域の誤差パラメータ性能を顕著に向上させて、帯域幅全体の誤差校正性能を引き上げることができ、すなわち、性能が高いという利点がある。さらに、ハードウェアが決まっている場合、ユーザは、サブ帯域の範囲およびサブ帯域の帯域幅を設定することにより、ハードウェア構成を変更せずに、異なるシステム帯域幅および異なる性能要請に適応可能となり、すなわち、柔軟性が高いという利点がある。
以上は、本願の好ましい実施例にすぎず、本願の特許の範囲を限定するものではなく、本願の明細書および図面の内容を利用した等価の構造または等価のフロー変換が、直接または間接的かを問わず、他の関連技術分野に応用される場合も、同様に本願の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (12)

  1. 受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成するステップと、
    各前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出するステップと、
    前記振幅誤差および前記位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、前記帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各前記サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成し抽出するステップと、を含む
    広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  2. 受信した周波数情報に基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成する前記ステップの前に、
    超広帯域システムの起動段階で、受信したユーザ要求帯域幅および超広帯域システムの適用データレートに基づき、サブ帯域の範囲を確定するステップと、
    外部から入力された分割ステップサイズおよび分割範囲に基づき、前記サブ帯域の範囲内でサブ帯域の周波数点を確定して、帯域インデックステーブルを構成するステップと、
    前記適用データレートに基づき、各前記サブ帯域の周波数点の角周波数を確定するステップと、
    各前記角周波数および外部から入力された補パラメータ次数に基づき、周波数サンプリング行列を生成し、前記周波数サンプリング行列に基づき、プリセット広帯域重みテーブルを生成するステップと、をさらに含む
    請求項1に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  3. 受信したユーザ要求帯域幅および超広帯域システムの適用データレートに基づき、サブ帯域の範囲を確定する前記ステップは、
    以下の公式に基づきサブ帯域の範囲を確定することを含み、
    前記サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートである
    請求項2に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  4. 前記帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqnのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、
    前記適用データレートに基づき、各前記サブ帯域の周波数点の角周波数を確定する前記ステップにおいて、
    各前記サブ帯域の周波数点の角周波数は2π/Fsであり、Fsは適用データレートである
    請求項3に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  5. 各前記角周波数および外部から入力された補償パラメータ次数に基づき、周波数サンプリング行列を生成する前記ステップは、
    以下の公式1に基づき周波数サンプリング行列Fを確定することを含み、
    公式1
    Figure 0007213972000009
    ここで、Mは外部から入力された補償パラメータ次数であり、wは各前記サブ帯域の周波数点の角周波数であり、jは虚数であり、
    前記周波数サンプリング行列に基づき、プリセット広帯域重みテーブルを生成する前記ステップは、
    LUT=(FF)-1に基づき行われ、LUTはプリセット広帯域重みテーブルであり、Fは周波数サンプリング行列である
    請求項4に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  6. 受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成する前記ステップは、
    受信した帯域インデックステーブルを解析して、分割パラメータを取得し、前記分割パラメータには、分割範囲、分割ステップサイズおよび分割の位置決めに用いるサブ帯域の周波数点が含まれることと、
    前記分割ステップサイズおよびサブ帯域の周波数点に基づき、前記分割範囲内で分割位置を確定し、前記分割位置に基づき超広帯域システムのリンク広帯域信号を帯域ごとに分割して、サブ帯域を生成することと、を含む
    請求項1に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  7. 各前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出する前記ステップは、
    各前記サブ帯域の信号電力およびミラー電力を逐一検出し、前記サブ帯域のうち異常サブ帯域を除去して、信号電力が第1の閾値より大きくかつミラー電力が第2の閾値より小さい有効なサブ帯域を取得することと、
    予め設定したアルゴリズムに基づき、各有効な前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を算出することと、を含む
    請求項1に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  8. 前記帯域インデックステーブルには、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqnのサブ帯域の周波数点が含まれ、Freq1、Freq2、・・・・・・、Freqn∈[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、前記サブ帯域の範囲は[-BW/(2*Fs),BW/(2*Fs)]であり、BWはユーザ要求帯域幅であり、Fsは適用データレートであり、
    前記振幅誤差および前記位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、前記帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各前記サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成し抽出する前記ステップは、
    以下の公式2に基づき、各前記サブ帯域の前記振幅誤差補償パラメータおよび前記位相誤差補償パラメータを取得し、
    公式2
    Figure 0007213972000010
    ここで、振幅誤差はGerrであり、位相誤差はPerrであり、新しい振幅誤差補償パラメータはCoefIであり、新しい位相誤差補償パラメータはCoefQであることと、
    新しい振幅誤差補償パラメータCoefIとプリセット広帯域重みテーブル中のFreqnに対応する重みベクトルLUTFreqnとを加重処理して、元の振幅補償パラメータCIn-1に加算し、CIは初期振幅誤差補償パラメータであることと、
    新しい位相誤差補償パラメータCoefQとプリセット広帯域重みテーブル中のFreqnに対応する重みベクトルLUTFreqnとを加重処理して、元の位相補償パラメータCQn-1に加算し、CQは初期位相誤差補償パラメータであることと、
    最終的に、以下の公式3に基づき最新の広帯域誤差校正パラメータCIおよびCQが生成されることと、を含む
    公式3
    Figure 0007213972000011
    請求項1に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法。
  9. 制御モジュールと、帯域分割モジュールと、サブ帯域誤差抽出モジュールと、広帯域パラメータ合成モジュールとを備え、
    前記制御モジュールは、メモリと、プロセッサと、前記メモリ上に記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムとを備え、
    前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、
    前記帯域分割モジュールを制御し、受信した帯域インデックステーブルに基づき、超広帯域システムのリンク広帯域信号に対し帯域分割を行って、サブ帯域を生成するステップと、
    前記サブ帯域誤差抽出モジュールを制御し、各前記サブ帯域の振幅誤差および位相誤差を抽出するステップと、
    前記広帯域パラメータ合成モジュールを制御し、前記振幅誤差および前記位相誤差を振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータに変換し、前記帯域インデックステーブルおよびプリセット広帯域重みテーブルに基づき、各前記サブ帯域の振幅誤差補償パラメータおよび位相誤差補償パラメータをそれぞれ逐一反復的に重み付けして初期振幅誤差補償パラメータおよび初期位相誤差補償パラメータに加算し、広帯域誤差校正パラメータを合成するステップと、が実現される
    広帯域誤差校正パラメータ抽出装置。
  10. 前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、
    前記制御モジュールが、超広帯域システムの起動段階で、受信したユーザ要求帯域幅および超広帯域システムの適用データレートに基づき、サブ帯域の範囲を確定するステップと、
    前記制御モジュールが、外部から入力された分割ステップサイズおよび分割範囲に基づき、前記サブ帯域の範囲内でサブ帯域の周波数点を確定して、帯域インデックステーブルを構成するステップと、
    前記制御モジュールが、前記適用データレートに基づき、各前記サブ帯域の周波数点の角周波数を確定するステップと、
    前記制御モジュールが、各前記角周波数および外部から入力された補パラメータ次数に基づき、周波数サンプリング行列を生成し、前記周波数サンプリング行列に基づき、プリセット広帯域重みテーブルを生成するステップと、が実現される
    請求項9に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置。
  11. 前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、請求項3から8のいずれか1項に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法のステップが実現される
    請求項9に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出装置。
  12. プロセッサによって実行されると、請求項1から8のいずれか1項に記載の広帯域誤差校正パラメータ抽出方法のステップが実現されるコンピュータプログラムが記憶された
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2021526585A 2018-11-16 2019-11-04 広帯域誤差校正パラメータ抽出方法、広帯域誤差校正パラメータ抽出装置およびコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Active JP7213972B2 (ja)

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