JP7213577B2 - 自動ドア装置用取付ベース - Google Patents

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Description

本発明は、自動ドア装置を、新設又は既設の鴨居又はフロント無目に取り付けるための取付ベースの改良に関する。
従来から、人体などの物体を検知して扉部材を自動的に開閉するように構成された自動ドア装置が使用されている。
自動ドア装置には、予め設置された自動ドア用アルミフロントに自動ドア装置用取付ベースを取り付ける内蔵タイプのものと、既設又は新設の鴨居又はフロント無目に取付ベースを取り付ける後付けタイプのものがある。
図9は、特許文献1で開示されている従来の後付けタイプの自動ドア装置における取付ベースの取付方法を示す図である。
図中、符号20は取付ベース全体を示しており、この取付ベース20は、鴨居又はフロント無目に固定される垂直固定板部21と、垂直固定板部21の下端から前方に向けて突出し、ハンガーローラのレールを形成するレール部22と、垂直固定板部21の上端から前方に向けて突出し、ハンガーローラの上方への移動を規制する規制部23とをアルミニウム引き抜き加工によって一体に成形してなる。また、前記垂直固定板部21と、レール部22との間には肉厚に形成された中空構造の強度確保部24が設けられている。
上記したように構成された取付ベース20は、取り付けるべき鴨居又はフロント無目30に対して位置合わせをした後、固定用のビス穴を形成すると共に、位置決めビス25を固定し、位置決めビス25に、垂直固定板部21の下端を載せた状態で、固定ビス26で鴨居又はフロント無目30に固定される。
特開2016-205131号公報
上記した従来の取付ベースは、位置出しした位置に固定された位置決めビス25に取付ベース20を載せた状態で、固定ビス26で取付ベースを鴨居又はフロント無目30に固定するので、取付ベースを安定した状態に保持して固定することができるという効果を奏する。
しかし、取付ベースが軽量の場合には問題はないが、取付ベースの重量が重くなると問題が生じる。
自動ドア装置は、設置する施設に応じて扉部材の大きさ及び重量が異なり、例えば、店舗等に設置する自動ドア装置の場合、扉部材の重量は40~50kgであるのに対して、マンション、工場及び大型施設等の広い間口に設置する自動ドア装置の場合には、扉部材が200kgを超える場合もある。
このように扉部材の重量が重くなると、それを吊り下げ支持して開閉するための取付ベースもそれに伴い重量が重くなる。取付ベースの重量が重くなると、上記した従来の取付ベースの取付方法では、取付ベースを固定する時に、位置決めビスで取付ベースを支えきれないという問題が生じる。
位置決めビスのサイズを上げることで取付ベースの重量を支持するようにすることが考えられるが、位置決めビスに取付ベースを載せて取付ベースを支持する従来の構造では、取付ベースの後部下端で取付ベースを支えることになるため、取付ベースが、位置決めビスを支点として前方に倒れる傾向にあり、軽量の取付ベースの場合には、作業者が取付ベースが前方に倒れないように押さえながら固定ビスを固定することができるが、重量が重い取付ベースの場合、作業者が取付ベースを支えきらないという問題が生じる。
本発明は、上記した従来の問題点を解決し、取付ベースの重量に関係なく、固定ビスで固定する前に、取付ベースを位置出しした位置に安定保持することができる自動ドア装置用取付ベースを提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明に係る自動ドア用取付ベースは、建物の構造体に固定される垂直固定板部と、前記垂直固定板部の下端から前方に向けて突出し、ハンガーローラのレールを形成するレール部と、垂直固定板部の上端から前方に向けて突出し、ハンガーローラの上方への移動を規制する規制部とをアルミニウム引き抜き加工によって一体に成形してなる取付ベースにおいて、垂直固定板部の後面上部に、取付ベースの一端から他端に延び、垂直固定板部の内側に向けて凹む凹部を形成し、垂直固定板部における前記凹部の上辺を画定する部分が、建物の構造体に予め固定された位置決めビスと係止する係止部を形成するように構成したことを特徴とする。
好ましくは、前記係止部の後辺に、下方に向けて突出するフランジ部が一体に成形され得る。
前記垂直固定板部の厚み寸法は、吊り下げるべき扉部材の重量に応じて決められ得る。
本発明に係る自動ドア用取付ベースは、建物の構造体に固定される垂直固定板部と、前記垂直固定板部の下端から前方に向けて突出し、ハンガーローラのレールを形成するレール部と、垂直固定板部の上端から前方に向けて突出し、ハンガーローラの上方への移動を規制する規制部とをアルミニウム引き抜き加工によって一体に成形してなる取付ベースにおいて、垂直固定板部の後面上部に、取付ベースの一端から他端に延び、垂直固定板部の内側に向けて凹む凹部を形成し、垂直固定板部における前記凹部の上辺を画定する部分が、建物の構造体に予め固定された位置決めビスと係止する係止部を形成するように構成されているので、前記係止部を前記位置決めビスに係止させることで、取付ベースを吊り下げ支持することが可能になり、固定ビスで固定する前の取付ベースが前方に倒れることがなくなる。
また、取付ベースの後面上部に一端から他端に延びる凹部を形成することで、前記係止部を形成しているので、取付ベースを引き抜き加工する時に同時に形成することが可能になるので、係止部を形成するために別途加工をする必要がないという効果を奏する。
さらにまた、前記係止部の後辺に、下方に向けて突出するフランジ部を一体に成形しているので、係止部の強度を上げることができ、かつ、位置決めビスの頭部が前記フランジ部に係止することで、取付ベースが前方に倒れる可能性をさらに減らすことができる。
本発明に係る自動ドア用取付ベースの正面図である。 図1に示した自動ドア用取付ベースの背面図である。 図1に示した自動ドア用取付ベースの左側面図である。 図1に示した自動ドア用取付ベースの右側面図である。 図1に示した自動ドア用取付ベースの平面図である。 図1に示した自動ドア用取付ベースの底面図である。 図1に示いた自動ドア用取付ベースの斜視図である。 図1に示した自動ドア用取付ベースにハンガーローラを装着した状態を示す図である。 従来の自動ドア用取付ベースの取付方法を示す図である。
以下、添付図面に示した一実施例を参照して本発明に係る自動ドア用取付ベースの実施の形態を説明していく。
図1は、本発明に係る自動ドア用取付ベース(以下、単に「取付ベース」と称する。)の正面図、図2は前記取付けベースの背面図、図3は前記取付ベースの左側面図、図4は前記取付ベースの右側面図、図5は前記取付けベースの平面図及び図6は前記取付ベースの底面図を各々示しており、図1、図2、図5及び図6では中間部分が省略されている。また、図7は前記取付ベースの斜視図を示しており、図8は前記取付ベースにハンガーローラを装着した状態を示している。
図中、符号1は取付ベース全体を示しており、この取付ベース1は、既設又は新設の鴨居又はフロント無目等の建物の構造体に垂直固定板部2と、前記垂直固定板部2の下端から前方に向けて突出し、不図示の扉部材を吊り下げるハンガーローラ10のレールを形成するレール部3と、垂直固定板部2の上端から前方に向けて突出し、ハンガーローラ10の上方への移動を規制する規制部4とをアルミニウム引き抜き加工によって一体に成形して成る。
前記取付ベース1における垂直固定板部2とレール部3との間には、肉厚に形成された中空構造の強度確保部5が形成されている。
垂直固定板部2の厚さは、吊り下げるべき扉部材の重量に応じて決めることができ、また、取付ベース1の長さは、吊り下げるべき扉部材の大きさに応じて決めることができる。
上記したように構成された取付ベース1は、その垂直固定板部2の後面上部に、取付ベース1の一端から他端に延び、垂直固定板部2の内側に向けて凹む凹部6が形成されており、垂直固定板部2における前記凹部6の上辺を画定する部分が、鴨居又はフロント無目等の建物の構造体に予め固定された位置決めビス8と係止する係止部7を形成するように構成されている。また、前記係止部7の後辺には、下方に向けて突出するフランジ部7aが一体的に形成されている。
上記した強度確保部5、凹部6、係止部7及びフランジ部7aは、垂直固定板部2等と共に、引き抜き加工時に同時に成形される。
次に、上記したように構成された取付ベース1の固定方法について説明する。
始めに、自動ドア装置を取り付けるべき鴨居又はフロント無目等の構造体15に対して自動ドア装置の取付位置を位置出しし、構造体15及び垂直固定板部2に固定用ビス穴を形成する(垂直固定板部2に形成される固定用ビス穴8は図7に示されている。)。
同時に、構造体15の取付ベース1における係止部7に対応する位置に、取付ベース1に沿って、複数の位置決めビス9を固定し、前記位置決めビス9に垂直固定板部2の係止部7が係止するように取付ベース1を取り付け、位置決めビス9で取付ベース1を吊り下げ保持する。
これにより、取付ベース1は、その後上部で位置決めビス9によって吊り下げ保持されることになるので、取付ベース1は前方に倒れることなく安定的に保持される。
この状態で、固定用ビス穴に固定用ビス(図示せず)を取り付けて、取付ベース1は構造体15に固定される。
1 取付ベース
2 垂直固定板部
3 レール部
4 規制部
5 強度確保部
6 凹部
7 係止部
7a フランジ部
8 固定用ビス穴

10 ハンガーローラ

15 構造体

20 取付ベース
21 垂直固定板部
22 レール部
23 規制部
24 強度確保部
25 位置決めビス
26 固定ビス

Claims (2)

  1. 建物の構造体に固定される垂直固定板部と、
    前記垂直固定板部の下端から前方に向けて突出し、ハンガーローラのレールを形成するレール部と、
    垂直固定板部の上端から前方に向けて突出し、ハンガーローラの上方への移動を規制する規制部と
    をアルミニウム引き抜き加工によって一体に成形してなる取付ベースにおいて、
    前記垂直固定板部と前記レール部との間に、肉厚に形成された中空構造の強度確保部を形成し、
    垂直固定板部の後面上部に、取付ベースの一端から他端に延び、垂直固定板部の内側に向けて凹む凹部を形成し、垂直固定板部における前記凹部の上辺を画定する部分が、建物の構造体に予め固定された位置決めビスと係止する係止部を形成するように構成した
    ことを特徴とする自動ドア用取付ベース。
  2. 前記係止部の後辺に、下方に向けて突出するフランジ部が一体に成形されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動ドア用取付ベース。
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