次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の全体構成を説明する。
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体2と、給紙部3と、画像形成部4と、排紙部21と、を備える。給紙部3は、画像形成部4に用紙Pを供給する。画像形成部4は、用紙Pに画像を形成する。排紙部21は、用紙Pを排出する。
排紙部21は、本体筐体2の上部に位置する。排紙部21は、後述する中間転写ベルト63の上方に位置する。排紙部21は、排出ローラ9と、排紙面と、を備える。排出ローラ9は、用紙Pを排紙面に向けて搬送する。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に位置する。給紙部3は、給紙トレイ31と、給紙機構32と、を備える。給紙トレイ31は、本体筐体2に着脱可能である。給紙機構32は、用紙Pを給紙トレイ31から画像形成部4に搬送する。
画像形成部4は、第1ドラムカートリッジ40A、第2ドラムカートリッジ40B、第3ドラムカートリッジ40Cおよび第4ドラムカートリッジ40Dと、第1現像カートリッジ50A、第2現像カートリッジ50B、第3現像カートリッジ50Cおよび第4現像カートリッジ50Dと、露光装置SUと、転写ユニット60と、定着ユニット70と、を備える。
各ドラムカートリッジ40A~40Dは、感光ドラム41と、ドラムフレームF1と、図示せぬ帯電器と、を有する。感光ドラム41は、第1方向に延びる第1軸X1について回転可能である。各ドラムカートリッジ40A~40Dは、第1方向および上下方向に直交する第2方向に並ぶ。
ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dが本体筐体2に装着された状態において、ドラムカートリッジ40A~40Dは、第1方向および上下方向に直交する第2方向において、現像カートリッジ50A~50Dと並ぶ。
第1ドラムカートリッジ40Aは、第2方向において、第2ドラムカートリッジ40Bよりも後述する駆動ローラ61に近い。第2ドラムカートリッジ40Bは、第2方向において、第3ドラムカートリッジ40Cよりも駆動ローラ61に近い。第3ドラムカートリッジ40Cは、第2方向において、第4ドラムカートリッジ40Dよりも駆動ローラ61に近い。
各現像カートリッジ50A~50Dは、それぞれ異なる色の現像剤を収容する。各現像カートリッジ50A~50Dは、現像ローラ51と、現像フレームF2と、を有する。現像フレームF2は、現像剤を収容する。現像ローラ51は、第1方向に延びる第2軸X2について回転可能である。各現像カートリッジ50A~50Dは、第2方向に並ぶ。各現像カートリッジ50A~50Dは、現像ローラ51が感光ドラム41に接触する接触位置(図1の位置)と、現像ローラ51が感光ドラム41から離間する離間位置(図8の位置)との間で移動可能となっている。各現像カートリッジ50A~50Dは、図示せぬ機構により、接触位置と離間位置との間で移動可能となっている。
第1現像カートリッジ50Aは、第2方向において、第1ドラムカートリッジ40Aと第2ドラムカートリッジ40Bの間に位置する。第2現像カートリッジ50Bは、第2方向において、第2ドラムカートリッジ40Bと第3ドラムカートリッジ40Cの間に位置する。第3現像カートリッジ50Cは、第2方向において、第3ドラムカートリッジ40Cと第4ドラムカートリッジ40Dの間に位置する。第4現像カートリッジ50Dは、第2方向において、第4ドラムカートリッジ40Dよりも駆動ローラ61から遠い。
露光装置SUは、各ドラムカートリッジ40A~40Dの下に位置する。露光装置SUは、レーザ光を各感光ドラム41に出射する。
転写ユニット60は、4つの感光ドラム41と排紙部21との間に位置する。転写ユニット60は、駆動ローラ61と、従動ローラ62と、中間転写ベルト63と、4つの1次転写ローラ64と、2次転写ローラ65と、を備える。
中間転写ベルト63は、無端状のベルトである。中間転写ベルト63は、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dが本体筐体2に装着された状態において、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dよりも上方に位置する。駆動ローラ61および従動ローラ62は、中間転写ベルト63の内側に位置する。中間転写ベルト63は、テンションが付与された状態で、駆動ローラ61と従動ローラ62に支持されている。
1次転写ローラ64は、中間転写ベルト63の内側に位置する。1次転写ローラ64と感光ドラム41は、中間転写ベルト63を挟む。
2次転写ローラ65は、中間転写ベルト63の外側に位置する。2次転写ローラ65と駆動ローラ61は、中間転写ベルト63を挟む。
定着ユニット70は、中間転写ベルト63の上に位置する。定着ユニット70は、加熱ローラ71と、加圧ローラ72と、を備える。加圧ローラ72は、加熱ローラ71に押圧される。
まず、帯電器が、感光ドラム41の表面を帯電させる。その後、露光装置SUが、感光ドラム41の表面を露光する。これにより、感光ドラム41上に静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ51が、感光ドラム41上の静電潜像に現像剤を供給する。これにより、感光ドラム41上に現像剤像が形成される。そして、感光ドラム41上の現像剤像は、中間転写ベルト63上に転写される。
用紙Pが中間転写ベルト63と2次転写ローラ65の間を通過するときに、中間転写ベルト63上の現像剤像は、用紙P上に転写される。その後、用紙P上の現像剤像は、定着ユニット70で定着される。次いで、用紙Pは、排出ローラ9によって排紙部21に排出される。
図2に示すように、本体筐体2は、本体筐体2の開口を開閉するカバーCを有する。開口22Aは、各ドラムカートリッジ40A~40Dおよび各現像カートリッジ50A~50Dを着脱するための開口である。
カバーCは、第1カバーC1と、第2カバーC2と、を有する。
第1カバーC1は、第1カバーC1の下端を中心に回動する。第1カバーC1は、開口22Aの少なくとも一部を開閉する。第1カバーC1は、ガイド部Gを有する。
ガイド部Gは、4つの凸部G1,G2,G3,G4と、4つの第2ガイド面G21,G22,G23,G24と、を有する。各凸部G1~G4は、各カバーC1,C2が開いた状態において、各第2ガイド面G21~G24よりも上に突出する。
4つの凸部G1,G2,G3,G4は、それぞれ第1ガイド面G11,G12,G13,G14を有する。詳しくは、第1ガイド面G11~G14は、凸部G1~G4の上面である。
第1ガイド面G11~G14は、各カバーC1,C2が開いた状態において、ドラムカートリッジ40A~40Dをガイドする面である。第1ガイド面G11~G14は、ドラムカートリッジ40A~40Dを本体筐体2に対して着脱するときに、ドラムカートリッジ40A~40Dの後述する第4ドラム外表面440を支持する。第1ガイド面G11~G14は、第2ガイド面G21~G24よりも上に位置する。
各第2ガイド面G21~G24は、第1カバーC1および第2カバーC2を開いた状態において、現像カートリッジ50A~50Dをガイドする面である。各第2ガイド面G21~G24は、現像カートリッジ50A~50Dを本体筐体2に対して着脱するときに、現像カートリッジ50A~50Dの後述する第3現像外表面540を支持する。
第2カバーC2は、第2カバーC2の下端を中心に回動する。第2カバーC2は、開口22Aおよび第1カバーC1を覆う。なお、第2カバーC2は、第1カバーC1の回動に連動して回動してもよい。また、第1カバーC1と第2カバーC2が、それぞれ別々に回動可能となっていてもよい。
第2カバーC2は、第1ストッパS1と、第2ストッパS2と、第3ストッパS3と、第4ストッパS4と、第5ストッパS5と、を有する。各ストッパS1~S5は、各ドラムカートリッジ40A~40Dおよび各現像カートリッジ50A~50Dの少なくとも1つのカートリッジの移動、詳しくは、本体筐体2内から本体筐体2の外へ向かう第1方向に沿った移動を止める部材である。
詳しくは、第1ストッパS1は、第1ドラムカートリッジ40Aの第1方向外側への移動を規制する。第2ストッパS2は、第1現像カートリッジ50Aおよび第2ドラムカートリッジ40Bの第1方向外側への移動を規制する。
第3ストッパS3は、第2現像カートリッジ50Bおよび第3ドラムカートリッジ40Cの第1方向外側への移動を規制する。第4ストッパS4は、第3現像カートリッジ50Cおよび第4ドラムカートリッジ40Dの第1方向外側への移動を規制する。第5ストッパS5は、第4現像カートリッジ50Dの第1方向外側への移動を規制する。
各ストッパS1~S5は、第1カバーC1および第2カバーC2を開いた状態で、第1方向において、ガイド部Gよりも開口22Aから遠い位置に位置する。なお、各ストッパS1~S5の構造については、後で詳述する。
図3および図4に示すように、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dは、それぞれ独立して、本体筐体2に対して第1方向に着脱可能となっている。各ドラムカートリッジ40A~40Dは、同一の構造となっている。各現像カートリッジ50A~50Dは、同一の構造となっている。以下の説明では、第2ドラムカートリッジ40Bおよび第2現像カートリッジ50Bの構造を、代表して説明する。
図5(a),(b)に示すように、第2ドラムカートリッジ40Bは、第1ドラム外表面410と、第1ハンドルH1と、第2ドラム外表面420と、第3ドラム外表面430と、ドラムハンドルHU1と、第4ドラム外表面440と、第1突起P1と、第1ガイド溝GG1と、を有する。第1ドラム外表面410は、第2ドラムカートリッジ40Bの第1方向の一端に位置する。第1ハンドルH1は、第1ドラム外表面410に位置する。
第1ハンドルH1は、第1方向におけるドラムフレームF1の一端に位置する。第1ハンドルH1は、第1ドラム外表面410の下部に位置する。第1ハンドルH1は、第2ドラムカートリッジ40Bが本体筐体2に装着された状態において、本体筐体2から露出される(図2参照)。第1ハンドルH1は、第2ドラムカートリッジ40Bが本体筐体2に装着された状態で、感光ドラム41の下方に位置する(図2参照)。
第1ハンドルH1は、第1部位H11と、第2部位H12と、第3部位H13と、を有する。第1部位H11は、第1ドラム外表面410から第1方向に離れて配置される。第2部位H12は、第1部位H11の第2方向の一端部と第1ドラム外表面410とを連結する。
第3部位H13は、第2方向において、第2部位H12から離れて配置されている。第3部位H13は、第1部位H11の第2方向の他端部と第1ドラム外表面410とを連結して補強する。
第1ドラム外表面410、第2部位H12、第1部位H11および第3部位H13は、第1凹みB1を形成する。つまり、第1ハンドルH1は、第1凹みB1を有する。第1凹みB1は、上方から下方に向けて貫通する貫通穴である。第1凹みB1は、ユーザが本体筐体2から第2ドラムカートリッジ40Bを取り出す場合に、ユーザの指がフックされることを許容する。
第2ドラム外表面420は、第2ドラムカートリッジ40Bの上端に位置する。
第3ドラム外表面430は、第2方向において、第2ドラムカートリッジ40Bの一端に位置する。なお、感光ドラム41は、第2方向において、第2ドラムカートリッジ40Bの他端に位置する。第3ドラム外表面430は、感光ドラム41に向けて凹む凹部431を有する。
ドラムハンドルHU1は、2つの凹部421,431を有する。ドラムハンドルHU1は、第1方向において、第1方向におけるドラムフレームF1の一端部と第1方向におけるドラムフレームF1の他端部との間に位置する。ドラムハンドルHU1は、第2ドラムカートリッジ40Bが本体筐体2に装着された状態において、第1ハンドルH1の上方に位置する。凹部421は、第2ドラム外表面420に位置する。凹部421は、第2ドラム外表面420から下方に向けて凹む。凹部431は、第3ドラム外表面430に位置する。凹部431は、感光ドラム41に向けて凹む。
図5(b)に示すように、第4ドラム外表面440は、第1ガイド面G12と接触する。第1突起P1および第1ガイド溝GG1は、第4ドラム外表面440に位置する。
第1突起P1は、第4ドラム外表面440から下方に突出する。第1突起P1は、第1ハンドルH1から第1方向に離れた位置に位置する。第1突起P1は、第2方向において、第4ドラム外表面440の一端に位置する。詳しくは、第4ドラム外表面440は、第3ドラム外表面430と接続される一端を有する。第1突起P1は、第4ドラム外表面440の一端に位置する。
第1ガイド溝GG1は、第4ドラム外表面440から上方に向けて凹んでいる。第1ガイド溝GG1は、第2方向において、第4ドラム外表面440の中央に位置する。第1ガイド溝GG1は、第1方向に延びている。第1ガイド溝GG1の第1方向の一端は、第1ガイド溝GG1の第1方向の他端よりも第1ハンドルH1に近い。第1ガイド溝GG1の第1方向の他端は、第1方向に開口している。
図6(a),(b)に示すように、第2現像カートリッジ50Bは、第1現像外表面510と、第2ハンドルH2と、第2現像外表面530と、現像ハンドルHU2と、第3現像外表面540と、第2突起P2と、第2ガイド溝GG2と、を有する。第1現像外表面510は、第2現像カートリッジ50Bの第1方向の一端に位置する。第2ハンドルH2は、第1現像外表面510に位置する。
第2ハンドルH2は、第1方向における現像フレームF2の一端に位置する。第2ハンドルH2は、第2現像カートリッジ50Bが本体筐体2に装着された状態において、本体筐体2から露出される(図2参照)。第2ハンドルH2は、第2現像カートリッジ50Bが本体筐体2に装着された状態で、現像ローラ51の下方に位置する。第2ハンドルH2の少なくとも一部は、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dが本体筐体2に装着された状態において、第1ハンドルH1よりも下方に位置する(図2参照)。
第2ハンドルH2は、第1現像外表面510の下部に位置する。第2ハンドルH2は、第4部位H21と、第5部位H22と、第6部位H23と、を有する。第4部位H21は、第1現像外表面510から第1方向に離れて配置される。第5部位H22は、第4部位H21の第2方向の一端部と第1現像外表面510とを連結する。
第6部位H23は、第2方向において、第5部位H22から離れて配置されている。第6部位H23は、第4部位H21の第2方向の他端部と第1現像外表面510とを連結して補強する。
第1現像外表面510、第5部位H22、第4部位H21および第6部位H23は、第2凹みB2を形成する。つまり、第2ハンドルH2は、第2凹みB2を有する。第2凹みB2は、上方から下方に向けて貫通する貫通穴である。第2凹みB2は、ユーザが本体筐体2から第2現像カートリッジ50Bを取り出す場合に、ユーザの指がフックされることを許容する。
第2現像外表面530は、第2方向において、第2現像カートリッジ50Bの一端に位置する。現像ハンドルHU2は、第2現像外表面530の上端に位置する。現像ハンドルHU2は、第2現像外表面530から第2方向に突出する。
第2現像外表面530は、第2方向に交差する面である。第2突起P2は、第2現像外表面530の下部に位置する。第2突起P2は、第2現像外表面530から第2方向に突出する。第2突起P2は、第2ハンドルH2から第1方向に離れた位置に位置する。
図6(a)に示すように、第3現像外表面540は、前述した第2ガイド面G22に接触する。第2ガイド溝GG2は、第3現像外表面540に位置する。
第2ガイド溝GG2は、第3現像外表面540から上方に向けて凹んでいる。第2ガイド溝GG2は、第2方向において、第3現像外表面540の中央に位置する。第2ガイド溝GG2は、第1方向に延びている。第2ガイド溝GG2の第1方向の一端は、第2ガイド溝GG2の第1方向の他端よりも第2ハンドルH2に近い。第2ガイド溝GG2の第1方向の他端は、第1方向に開口している。
図7に示すように、第1ストッパS1、第2ストッパS2、第3ストッパS3および第4ストッパS4は、それぞれ第1ガイド面G111,G112,G113,G114を有する。第1ガイド面G111~G114は、ドラムカートリッジ40A~40Dを本体筐体2に対して着脱するときに、ドラムカートリッジ40A~40Dの第4ドラム外表面440を支持する面である。上下方向において、第1ガイド面G111~G114の位置は、ガイド部Gの第1ガイド面G11~G14の位置と同じである。
ストッパS1~S5のそれぞれの間には、第2ガイド面G121,G122,G123,G124が位置する。第2ガイド面G121~G124は、現像カートリッジ50A~50Dを本体筐体2に対して着脱するときに、現像カートリッジ50A~50Dの第3現像外表面540を支持する面である。上下方向において、第2ガイド面G121~G124の位置は、ガイド部Gの第2ガイド面G21~G24の位置と同じである。ストッパS1~S5は、第2ガイド面G121~G124から上に突出する。
本体筐体2は、第1ガイド面G211,G212,G213,G214と、第2ガイド面G221,G222,G223,G224と、第1ガイドレールR11,R12,R13,R14と、第2ガイドレールR21,R22,R23,R24と、を有している。
第1ガイド面G211~G214は、ドラムカートリッジ40A~40Dを本体筐体2に対して着脱するときに、ドラムカートリッジ40A~40Dの第4ドラム外表面440を支持する面である。上下方向において、第1ガイド面G211~G214の位置は、ガイド部Gの第1ガイド面G11~G14の位置と同じである。
第2ガイド面G221~G224は、現像カートリッジ50A~50Dを本体筐体2に対して着脱するときに、現像カートリッジ50A~50Dの第3現像外表面540を支持する面である。上下方向において、第2ガイド面G221~G224の位置は、ガイド部Gの第2ガイド面G21~G24の位置と同じである。
第1ガイドレールR11~R14は、ドラムカートリッジ40A~40Dを第1方向に案内するレールである。第1ガイドレールR11~R14は、第1方向に延びる。第1ガイドレールR11~R14は、それぞれ、ドラムカートリッジ40A~40Dの第1ガイド溝GG1(図5参照)に入る。
第2ガイドレールR21~R24は、現像カートリッジ50A~50Dを第1方向に案内するレールである。第2ガイドレールR21~R24は、第1方向に延びる。第2ガイドレールR21~R24は、それぞれ、現像カートリッジ50A~50Dの第2ガイド溝GG2(図6参照)に入る。
ガイド部Gは、4つの凹部CP1,CP2,CP3,CP4を有する。各凹部CP1~CP4は、各第1ガイド面G11~G14から下方に向けて凹む。図8に示すように、第2ドラムカートリッジ40Bが第1ガイド面G12上に載った状態において、第2ドラムカートリッジ40Bの第1突起P1は、凹部CP2に入る。これにより、第2ドラムカートリッジ40Bは、ガイド部Gと第1方向において干渉することなく、第1方向に移動可能となっている。
凹部CP2は、第1方向において、第2ストッパS2と重なっている。そのため、図9に示すように、第2ドラムカートリッジ40Bを本体筐体2から引き出す際には、第1突起P1は、ガイド部Gの凹部CP2を通った後、第2ストッパS2に接触する。これにより、第2ドラムカートリッジ40Bの第1方向の移動が止められる。
なお、図7に示すように、その他の凹部CP1,CP3,CP4とその他のドラムカートリッジ40A,40C,40Dとの関係も同様に構成されている。また、本体筐体2は、凹部CP1,CP2,CP3,CP4と同様の凹部CP21,CP22,CP23,CP24を有する。本体筐体2の凹部CP21,CP22,CP23,CP24とドラムカートリッジ40A~40Dとの関係は、ガイド部Gの凹部CP1~CP4とドラムカートリッジ40A~40Dとの関係と同じである。また、その他の凹部CP1,CP3,CP4とストッパS1,S3,S4との関係は、上述した凹部CP2と第2ストッパS2との関係と同じである。
図8に示すように、第2現像カートリッジ50Bは、ガイド部Gの2つの凸部G2,G3の間を通過可能な大きさとなっている。第2現像カートリッジ50Bの第1方向の一部、詳しくは第2ハンドルH2は、第2ストッパS2と第3ストッパS3の間を通過可能な大きさとなっている。そして、第2現像カートリッジ50Bの第2突起P2は、第1方向において、第3ストッパS3と重なっている。
そのため、図10に示すように、第2現像カートリッジ50Bを本体筐体2から引き出す際には、まず、第2現像カートリッジ50Bは、ガイド部Gの2つの凸部G2,G3の間を通る。その後、第2現像カートリッジ50Bの第2ハンドルH2が、第2ストッパS2と第3ストッパS3の間を通った後、第2突起P2が第3ストッパS3に接触する。これにより、第2現像カートリッジ50Bの移動が止められる。
なお、その他の現像カートリッジ50A,50C,50Dの各第2突起P2とストッパS3~S5の構造は、上述した第2現像カートリッジ50Bの第2突起P2と第3ストッパS3の構造と同じである。
次に、第2ドラムカートリッジ40Bおよび第2現像カートリッジ50Bの着脱方法について説明する。なお、その他のカートリッジの着脱方法については、同様であるため、説明を省略する。
図2に示すように、第1カバーC1および第2カバーC2を開けると、本体筐体2の開口22Aを通して各カートリッジのハンドルH1,H2が外部に露出する。第2ドラムカートリッジ40Bを本体筐体2から取り外す場合には、ユーザは、第2ドラムカートリッジ40Bの第1ハンドルH1を掴む。詳しくは、ユーザは、第2ドラムカートリッジ40Bの第1凹みB1に指を入れる。
次いで、ユーザは、第2ドラムカートリッジ40Bを第1方向に引っ張る。これにより、図3に示すように、第2ドラムカートリッジ40Bは、各第1ガイド面G212,G12,G112(図7参照)にガイドされ、第1方向に移動する。
そして、図9に示すように、第2ドラムカートリッジ40Bの第1突起P1が第2ストッパS2に接触すると、第2ドラムカートリッジ40Bの第1方向の移動が止まる。そのため、第2ドラムカートリッジ40Bが本体筐体2から脱落することが抑制される。その後、ユーザは、ドラムハンドルHU1を掴む。次いで、ユーザは、第2ドラムカートリッジ40Bを上に持ち上げる。これにより、ユーザは、第2ドラムカートリッジ40Bを本体筐体2から容易に取り外すことができる。
図2に戻って、第2現像カートリッジ50Bを本体筐体2から取り外す場合には、ユーザは、第2現像カートリッジ50Bの第2ハンドルH2を掴む。詳しくは、ユーザは、第2現像カートリッジ50Bの第2凹みB2に指を入れる。
次いで、ユーザは、第2現像カートリッジ50Bを第1方向に引っ張る。これにより、図4に示すように、第2現像カートリッジ50Bは、各第2ガイド面G222,G22,G122(図7参照)にガイドされ、第1方向に移動する。
そして、図10に示すように、第2現像カートリッジ50Bの第2突起P2が第3ストッパS3に接触すると、第2現像カートリッジ50Bの第1方向の移動が止まる。そのため、第2現像カートリッジ50Bが本体筐体2から脱落することが抑制される。その後、ユーザは、現像ハンドルHU2を掴む。次いで、ユーザは、第2現像カートリッジ50Bを上に持ち上げる。これにより、ユーザは、第2現像カートリッジ50Bを本体筐体2から容易に取り外すことができる。
なお、各カートリッジ40B,50Bを本体筐体2に装着する方法は、前述した作業の手順を逆に行えばよい。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
第1ハンドルH1の第1部位H11と第1ドラム外表面410の間に指を入れることができるので、ドラムカートリッジ40A~40Dを第1方向に容易に引き出すことができる。第2ハンドルH2の第4部位H21と第1現像外表面510の間に指を入れることができるので、現像カートリッジ50A~50Dを第1方向に容易に引き出すことができる。
第1部位H11が、第2部位H12と第3部位H13によって第1ドラム外表面410に連結されることで、ユーザが指を第1部位H11に引っ掛けたときに第1部位H11が撓みにくくなるので、第1部位H11の変形を抑えることができる。第4部位H21が、第5部位H22と第6部位H23によって第1現像外表面510に連結されることで、ユーザが指を第4部位H21に引っ掛けたときに第4部位H21が撓みにくくなるので、第4部位H21の変形を抑えることができる。
第1ハンドルH1が第1ドラム外表面410の下部に配置されるので、第1ハンドルH1と第1ドラム外表面410との間の第1凹みB1に指を上から入れやすくすることができる。第2ハンドルH2が第1現像外表面510の下部に配置されるので、第2ハンドルH2と第1現像外表面510との間の第2凹みB2に指を上から入れやすくすることができる。
第1凹みH1および第2凹みH2が上下方向に貫通するので、ユーザの指を第1凹みH1または第2凹みH2に上または下、あるいは両方から差し込むことができる。
ドラムカートリッジ(例えば40A)および現像カートリッジ(例えば50A)の両方が、ハンドルH1,H2を有するので、ドラムカートリッジおよび現像カートリッジの両方を第1方向に容易に引き出すことができる。
第2カバーC2がストッパS1~S5を有するので、本体筐体2からカートリッジ(例えば40A)を勢いよく引き出した場合であっても、カートリッジが本体筐体2から脱落するのをストッパ(例えばS1)で抑えることができる。
第1ガイド面(例えばG11)を第2ガイド面(例えばG21)よりも上に配置したので、カートリッジの着脱時において、現像ローラ51と感光ドラム41を離しておくことができ、カートリッジの着脱時の抵抗を減らすことができる。
第1カバーC1および第2カバーC2を開いた状態において、ストッパS1~S5が、ガイド部Gよりも開口22Aから遠い位置に位置するので、カートリッジを開口22Aから大きく引き出すことができ、カートリッジの交換作業を容易に行うことができる。
第2ストッパS2が、第1現像カートリッジ50Aおよび第2ドラムカートリッジ40Bの両方に接触するので、例えば第1現像カートリッジ50A用のストッパと第2ドラムカートリッジ40B用のストッパを別にする構造に比べ、構造を簡易化することができる。同様に、第3ストッパS3および第4ストッパS4も、1つのストッパで2つのカートリッジの移動を止める機能を有するので、構造をより簡易化することができる。
各カートリッジがドラムハンドルHU1および現像ハンドルHU2を有するので、ハンドルH1,H2を利用してカートリッジを第1方向に引き出した後、ドラムハンドルHU1および現像ハンドルHU2を利用してカートリッジを上方に取り出すことができる。
ドラムハンドルHU1が、第2ドラム外表面420から凹む凹部421によって形成されているので、ドラムハンドルHU1が第2ドラム外表面420から突出するのを抑制することができる。
ドラムカートリッジおよび現像カートリッジの両方(例えば、40A,50A)が、ドラムハンドルHU1および現像ハンドルHU2を有するので、各カートリッジを上方に容易に取り出すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
図11に示すように、所定の色に対応した2つのカートリッジ(例えば、40A,50A)において、第2ハンドルH4の少なくとも一部は、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dが本体筐体2に装着された状態において、第1方向において、ドラムカートリッジ40A~40Dの少なくとも一部と重なっている。また、第2ハンドルH4の少なくとも一部は、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dが本体筐体2に装着された状態において、第1方向において、第1ハンドルH3よりもドラムフレームF1から離れた位置に位置する。
また、第2ハンドルH2の少なくとも一部は、ドラムカートリッジ40A~40Dおよび現像カートリッジ50A~50Dが本体筐体2に装着された状態において、第1ハンドルH3よりも下方に位置する。
この形態における第1ハンドルH3は、図12に示すように、第1部位H31と、第2部位H32と、第3部位H33と、を有する。第2部位H32および第3部位H33は、第1部位H31と第1ドラム外表面410とを連結する。第2部位H32は、第1ドラム外表面410の第2方向の一端に位置する。なお、この形態では、感光ドラム41は、第1ドラム外表面410の第2方向の他端に位置する。
第3部位H33は、第1部位H31の上端に位置する。第3部位H33は、第2部位H32の上端に繋がっている。第1ハンドルH3と第1ドラム外表面410との間には、第1凹みB3が形成されている。つまり、第1ハンドルH3は、第1凹みB3を有する。第1凹みB3は、下方から上方に向けて凹むとともに、第2方向に凹んでいる。
第2ハンドルH4は、第4部位H41と、第5部位H42と、第6部位H43と、を有する。第5部位H42および第6部位H43は、第4部位H41と第1現像外表面510とを連結する。第5部位H42は、第4部位H41の上端に位置する。
第6部位H43は、第5部位H42の第2方向の一端に位置する。第4部位H41は、第5部位H42および第6部位H43よりも下に延びている。第2ハンドルH4と第1現像外表面510との間には、第3凹みB4が形成されている。つまり、第2ハンドルH4は、第2凹みB4を有する。第2凹みB4は、第2方向に凹むとともに、上方から下方に向けて貫通している。
ドラムカートリッジ(例えば、40A)および現像カートリッジ(例えば、50A)が本体筐体2に装着された状態において、第1部位H31と第4部位H41は、第1方向において、重なっている。詳しくは、第4部位H41は、第1方向において、第1部位H31の一部を覆っている。言い換えると、第4部位H41は、第1方向において、第1部位H31よりも第1ドラム外表面410から第1方向に離れた位置に位置している。
また、第4部位H41と第1ドラム外表面410は、第1方向において、重なっている。言い換えると、第4部位H41は、第1方向において、第1ドラム外表面410と重なる位置まで延びている。また、第4部位H41の下端は、第1部位H31の下端よりも下に位置している。
この形態では、第1部位H31と第4部位H41が、第1方向において、重なっているので、第4部位H41の面積を大きくすることができ、第4部位H41に対して指をより引っ掛けやすくすることができる。
第4部位H41が第1部位H31よりも第1ドラム外表面410から第1方向に離れた位置に位置するので、現像カートリッジ(例えば50A)の第4部位H41に指を引っ掛けやすくなる。これにより、交換の頻度が高い現像カートリッジの着脱作業を容易に行うことができる。
第4部位H41が第1ドラム外表面410と重なる位置まで延びているため、第4部位H41の面積をより大きくすることができる。
第4部位H41の下端が第1部位H31の下端よりも下に位置するので、現像カートリッジ(例えば、50A)の交換時に、誤ってドラムカートリッジ(例えば、40A)の第1部位H31に指が引っかかるのを抑えることができる。
第3部位H33が第1部位H31の上端に位置するので、ユーザが第4部位H41に対して指を上から引っ掛ける際に、誤って第1凹みB3に指が入るのを抑えることができる。
なお、この形態では、第4部位H41で第1部位H31の一部を覆ったが、本発明はこれに限定されない。第4部位は第1部位の少なくとも一部を覆っていればよい。例えば、第4部位は、第1部位の全体を覆ってもよい。
また、図11の形態とは逆に、第1部位が、第4部位の少なくとも一部を覆っていてもよい。
図13に示すように、第2カバーC2は、前記実施形態とは異なるストッパS6を有していてもよい。具体的に、ストッパS6は、第2カバーC2を開いた状態において、第2カバーC2の先端から上に突出している。ストッパS6は、第2カバーC2の第2方向の一端から他端にわたって延びている。ストッパS6は、すべてのカートリッジ(例えば、40B,50B)と第1方向で接触可能となっている。これにより、1つのストッパS6で、すべてのカートリッジの本体筐体2からの脱落を抑制することができる。
なお、この構造では、第2カバーC2は、第2ガイド部GSを有している。第2ガイド部GSは、5つの凸部GS1,GS2,GS3,GS4,GS5(GS1,GS2は図示略)と、前記実施形態と同様の4つの第1ガイド面G111~G114(G111,G112は図示略)および4つの第2ガイド面G121~G124(G121,G122は図示略)と、を有している。5つの凸部GS1~GS5は、前記実施形態におけるストッパS1~S5と同一形状となっている。第2ガイド部GSは、第1カバーC1および第2カバーC2を開いているときに、第1方向においてガイド部GとストッパS6との間に位置する。
また、この構造では、各ドラムカートリッジ40A~40Dは、前述した第1突起P1が取り除かれた構造となっている。さらに、各現像カートリッジ50A~50Dは、前述した第2突起P2が取り除かれた構造となっている。これにより、各カートリッジが、凸部GS1~GS5と干渉しないようになっている。そして、各カートリッジは、第1ガイド面G111~G114および第2ガイド面G121~G124のいずれかでガイドされる。
また、本体筐体2は、4つの第1マーカ部M11,M12,M13,M14を有する。各第1マーカ部M11~M14は、各現像カートリッジ50A~50Dの色に対応した色を有している。また、各第1マーカ部M11~M14は、各現像カートリッジ50A~50Dの位置に対応した位置に位置する。
ストッパS6は、4つの第2マーカ部M21,M22,M23,M24を有する。各第2マーカ部M21~M24は、各現像カートリッジ50A~50Dの色に対応した色を有している。また、各第2マーカ部M21~M24は、各現像カートリッジ50A~50Dの位置に対応した位置に位置する。
このようにマーカ部を設けることで、各現像カートリッジ50A~50Dを適正な位置に装着することができる。
前記実施形態では、第1凹みB1および第2凹みB2を上下方向に貫通する穴としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1凹みおよび第2凹みの少なくとも一方を、上方から下方に向けて凹む凹みとしてもよい。また、第1凹みおよび第2凹みの少なくとも一方を、下方から上方に向けて凹む凹みとしてもよい。また、第1凹みおよび第2凹みの少なくとも一方を、第2方向に凹む凹みとしてもよい。
例えば、図14に示すように、第1凹みB5および第2凹みB6を、ともに第2方向に凹む凹みとしてもよい。この場合、所定の色に対応した2つのカートリッジ(例えば、40B,50B)において、第1凹みB5が第2方向において現像カートリッジ(50B)とは反対側に開口し、第2凹みB6が第2方向においてドラムカートリッジ(40B)とは反対側に開口してもよい。
言い換えると、第1凹みB5は、第2方向において、隣のドラムカートリッジ40Aから対応する現像カートリッジ50Bに向けて凹む。また、第2凹みB6は、隣の現像カートリッジ50Bから対応するドラムカートリッジ40Aに向けて凹む。
さらに言い換えると、第1凹みB5は、第2方向において、第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの一端から第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの他端(感光ドラム41は、第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの他端に位置する。)に向けて凹む。また、第2凹みB6は、第2方向において、第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの他端から第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの一端に向けて凹む。
詳しくは、この形態において、第1ハンドルH5は、第1部位H51と、第2部位H52と、第3部位H53と、第7部位H54と、を有する。第1部位H51は、第1ドラム外表面410から第1方向に離れて配置される。第2部位H52は、第1部位H51の第2方向における現像カートリッジ(50B)側の一端部と第1ドラム外表面410とを連結する。
第3部位H53は、第1部位H51の上端部と第1ドラム外表面410とを連結する。第7部位H54は、第1部位H51の下端部と第1ドラム外表面410とを連結する。
第2ハンドルH6は、第4部位H61と、第5部位H62と、第6部位H63と、第8部位H64と、を有する。第4部位H61は、第1現像外表面510から第1方向に離れて配置される。第5部位H62は、第4部位H61の第2方向におけるドラムカートリッジ(40B)側の一端部と第1現像外表面510とを連結する。
第6部位H63は、第4部位H61の上端部と第1現像外表面510とを連結する。第8部位H64は、第4部位H61の下端部と第1現像外表面510とを連結する。
この構造によれば、第1凹みB5と第2凹みB6が互いに反対方向に開口するので、ユーザが各カートリッジを容易に引き出すことができる。言い換えると、第1凹みB5が、第2方向において、第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの一端から第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの他端に向けて凹むので、ユーザの指を第2方向の一端側から第1凹みB5に差し込むことができる。また、第2凹みB6が、第2方向において、第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの他端から第2方向におけるドラムカートリッジ40Bの一端に向けて凹むので、ユーザの指を第2方向の他端側から第2凹みB6に差し込むことができる。
前記実施形態では、ドラムハンドルHU1を2つの凹部421,431で形成したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ドラムハンドルを、凹部421のみで形成してもよいし、凹部431のみで形成してもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えばモノクロのプリンタ、複写機、複合機などに本発明を適用してもよい。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。