JP7210966B2 - 包装体 - Google Patents
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Description
四角形の底部と、4つの収容部と、が前記底部の辺である底部辺を介して連接してなる包装体であって、
各前記収容部は、三角形状の収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部を有し、
収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部は折線により連接されて三角錐の各面を構成し、
三角錐の底面となる収容部底部には、所定の形態の切り取り部が形成されており、前記切り取り部により区分される一方の部分と前記底部が接着されてなり、
前記底部と4つの収容部は、1枚のシートにより構成されていることを特徴とする包装体を提供する。
前記4つの収容部は、全て同一の形状であることを特徴とする。
互いに同一の所定の形状である4つの蓋側部を有し、4つの蓋側部は折線により連接されて四角錐の各側面を構成する蓋部をさらに有し、
前記4つの蓋側部が共有する頂点である蓋部頂部が、前記収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部が共有する収容部頂部と重なるように、前記収容部頂部が、前記蓋部により覆われてなることを特徴とする。
前記蓋部は粘着テープにより前記収容部に固定されてなることを特徴とする。
前記所定の形状は、凹四角形であることを特徴とする。
前記所定の形状は、扇形状であることを特徴とする。
前記蓋部において4つの蓋側部を連接する連接辺の長さの、前記収容部において収容部第1側部と収容部第2側部を連接する連接辺の長さに対する比率は、1/4以上9/10以下であることを特徴とする。
多角形の底部と、当該多角形の辺に対応する数の複数の収容部と、が前記底部の辺である底部辺を介して連接してなる包装体であって、
各前記収容部は、三角形状の収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部を有し、
収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部は折線により連接されて三角錐の各面を構成し、
三角錐の底面となる収容部底部には、所定の形態の切り取り部が形成されており、前記切り取り部により区分される一方の部分と前記底部が接着されてなり、
前記底部と複数の収容部は、1枚のシートにより構成されていることを特徴とする包装体を提供する。
<1.包装体の構成>
<1.1.本体部の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る包装体の主要部分である本体部の展開図である。図2は本発明の一実施形態に係る本体部の製造時における斜視図である。本実施形態に係る包装体は、本体部と蓋部により構成されている。まず、本体部について説明する。図1に示すように、本体部100は、展開状態においては、底部10と4つの収容部20a~20dが連接された状態となっている。本体部100は、1枚のシートから必要部分が打ち抜かれて、図1に示すような展開状態で取得される。そして、この展開状態から折り加工および接着加工を行うことにより、本体部100が形成される。シートは、単層の構成のものであってもよいが、複数層の構成を有するものであってもよい。本実施形態では、紙基材およびバリア層が積層された複数層の構成を有するシートを用いている。
次に、蓋部について説明する。図5は、本発明の一実施形態に係る包装体における蓋部の展開図である。図5に示すように、蓋部50は、展開状態においては、4つの蓋側部51a~51dと接着部52が連接された状態となっている。蓋側部51a、蓋側部51b、蓋側部51c、蓋側部51d、接着部52は、それぞれ連接辺53a、53b、53c、53dにより連接されている。蓋部50は、1枚のシートから必要部分が打ち抜かれて、図5に示すような展開状態として取得される。そして、この展開状態から折り加工および接着加工を行うことにより、蓋部50が形成される。
以上のようにして製造された包装体は、収容部20a~20dに内容物が収容された状態で商品として流通し、店頭に陳列される等して販売される。商品の購入後、開封の際には、まず、蓋部50を本体部100から分離する。蓋部50が本体部100に被さっているだけの場合には、蓋部50を手で持って外すだけで分離することができる。図7に示したように、蓋部50と本体部100が粘着テープNで固定されている場合には、粘着テープNを剥がした後で、蓋部50を手で持って分離する。蓋部50を、本体部100から分離すると、蓋部50により抑えられていた力がなくなるため、本体部100の各収容部頂部29a~29dは、互いに離れるようにして外側に動く。この結果、本体部100は、図3に示したように、各収容部頂部29a~29dが離れた状態となる。
本体部100を構成するシート、蓋部50を構成するシートとして、トライフ社製のアルミニウム貼合紙「ミラックスAS(厚さ0.36mm、坪量310g/m2)」を用いた。本体部を構成するシートであるアルミニウム貼合紙の折り加工後、外面となるアルミニウム貼合面にオフセット印刷にて印刷を行った。この印刷は、商品を表示するための内容を主とする印刷である。したがって、収容部ごとに、その内容物を示す印刷が施される。さらに、印刷層に重ねてハジキニスをパターン状に塗布した後、ロールコーター等の公知の塗布方法によりUVコートを行うことにより擬似エンボス加工を行った。この結果、アルミの光沢と擬似エンボスにより高級感のある外面となった。
上記実施形態では、各蓋側部が凹四角形の例について説明したが、本体部の収容部頂部を覆うような所定の形状であれば、どのような形状であってもよい。ここで、蓋部の一変形例について説明する。図9は、変形例の蓋部を示す図である。図5に示した蓋部50とは異なり、図9に示した変形例の蓋部60は、各蓋側部61a~61dの形状が扇形状となっている。連接辺を2等辺とする二等辺三角形の面積と比較すると、蓋側部61の面積の方が大きくなっている。
内容物が食品の場合は、2次包材用途が好ましい。例えば、食品を直接包む一次包材が別途あり、その1次包材ごと、収容部に収容するようにし、包装体と食品が直接触れないようにすることが好ましい。食品を内容物とする例としては、個包装された飴、ガム、チョコレート等の菓子類を内容物として各収容部に収容し、パーティー用やギフト用として使用する。例えば、異なる味や異なる形状の菓子類を、各収容部に分けて入れることができる。
11a~11d・・・底部辺
20a~20d・・・収容部
21a~21d・・・収容部第1側部
22a~22d・・・収容部第2側部
23a~23d・・・収容部第3側部
24a~24d・・・収容部底部
25a~25d、26a~26d、27a~27d・・・接着部
28a~28d・・・分離部
29a~29d・・・収容部頂部
31a~31d、32a~32d、33a~33d、34a~34d・・・連接辺
50・・・蓋部
51a~51d、61a~61d・・・蓋側部
52、62・・・接着部
53a~53d、63a~63d・・・連接辺
54a~54d、64a~64d・・・底辺部
59、69・・・蓋部頂部
100・・・本体部
Claims (8)
- 四角形の底部と、4つの収容部と、が前記底部の辺である底部辺を介して連接してなる包装体であって、
各前記収容部は、三角形状の収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部を有し、
収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部は折線により連接されて三角錐の各面を構成し、
三角錐の底面となる収容部底部には、切り取り部が形成されており、前記切り取り部により区分される一方の部分と前記底部が接着されてなり、
前記底部と4つの収容部は、1枚のシートにより構成されていることを特徴とする包装体。 - 前記4つの収容部は、全て同一の形状であることを特徴とする請求項1に記載の包装体。
- 互いに同一の形状である4つの蓋側部を有し、4つの蓋側部は折線により連接されて四角錐の各側面を構成する蓋部をさらに有し、
前記4つの蓋側部が共有する頂点である蓋部頂部が、前記収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部が共有する収容部頂部と重なるように、前記収容部頂部が、前記蓋部により覆われてなることを特徴とする請求項2に記載の包装体。 - 前記蓋部は粘着テープにより前記収容部に固定されてなることを特徴とする請求項3に記載の包装体。
- 前記互いに同一の形状は、凹四角形であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の包装体。
- 前記互いに同一の形状は、扇形状であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の包装体。
- 前記蓋部において4つの蓋側部を連接する連接辺の長さの、前記収容部において収容部第1側部と収容部第2側部を連接する連接辺の長さに対する比率は、1/4以上9/10以下であることを特徴とする請求項3から請求項6のいずれか一項に記載の包装体。
- 多角形の底部と、当該多角形の辺に対応する数の複数の収容部と、が前記底部の辺である底部辺を介して連接してなる包装体であって、
各前記収容部は、三角形状の収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部を有し、
収容部第1側部、収容部第2側部、収容部第3側部、収容部底部は折線により連接されて三角錐の各面を構成し、
三角錐の底面となる収容部底部には、切り取り部が形成されており、前記切り取り部により区分される一方の部分と前記底部が接着されてなり、
前記底部と複数の収容部は、1枚のシートにより構成されていることを特徴とする包装体。
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JP2018180923A JP7210966B2 (ja) | 2018-09-26 | 2018-09-26 | 包装体 |
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JP2020050383A JP2020050383A (ja) | 2020-04-02 |
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Family Applications (1)
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2018
- 2018-09-26 JP JP2018180923A patent/JP7210966B2/ja active Active
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