JP7210074B1 - サービス予約装置およびサービス予約プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、サービス実施日時の直前にサービスの価格を割り引いて販売すると、利用者は利用開始時間まで待てば安く購入できると考えるようになり、定価で購入しなくなるおそれがある。すなわち、価格を割り引いて販売すると、価格の値崩れが生じやすい。
しかし、割引率が低いと割引価格でも利用者が購入せず、サービスが売れ残るおそれがある。
サービスの利用を希望する複数の利用者によって使用される各利用者端末から送信される当該サービスの利用条件を受け付ける利用条件受付部と、
前記利用条件受付部が前記各利用条件を受け付けたときに、前記各利用条件を満たすサービスを提供可能な提供者によって使用される提供者端末に対して前記各利用条件を送信する受付状況送信部と、
前記受付状況送信部によって送信された各利用条件を受信した提供者端末から送信されるサービスの提供条件であって当該サービスが実施される実施日と当該サービスの価格とを含む当該提供条件を受け付ける提供条件受付部と、
前記提供条件受付部によって受け付けられた提供条件を示す提供条件情報が登録される提供条件登録部と、
第1の前記利用条件を送信した利用者端末に対して前記提供条件登録部に登録されている各提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たす当該提供条件の一覧を送信する送信日を、当該所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定し、当該所定の条件を満たす提供条件の一覧を当該送信日に作成し、当該第1の利用条件を送信した利用者端末に対して当該作成した提供条件の一覧を1回以上送信し、当該提供条件の一覧を2回以上送信する場合には、当該提供条件の一覧の送信日と当該提供条件の一覧に含まれる各提供条件に基づくサービスの実施日との間隔が所定の日数以下であるとき、送信される当該各提供条件に含まれるサービスの価格を前回送信時の価格より低い価格に設定する提供条件送信部と、
前記提供条件送信部によって送信された提供条件の一覧を受信した利用者端末から送信される予約依頼であって当該提供条件の一覧に含まれる提供条件に基づくサービスの予約依頼を受け付ける予約受付部と、
を備える。
前記所定の条件を満たす提供条件が、前記受付状況送信部によって送信された第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された提供条件である。
前記第1の利用条件を示す利用条件情報と、前記利用者端末から送信された第2の利用条件を示す利用条件情報とが登録された利用条件登録部を備え、
前記提供条件送信部が、前記利用条件登録部にそれぞれ登録されている前記第1の利用条件を示す利用条件情報と前記第2の利用条件を示す利用条件情報とに基づいて前記第2の利用条件が前記第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす提供条件が、更に、前記第1の利用条件と同一または類似であると判定された前記第2の利用条件であって前記受付状況送信部によって送信された前記第2の利用条件を受信した提供者端末から送信された提供条件を含む。
前記提供条件登録部に、前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報と、前記利用者端末から送信された第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報とが登録されており、
前記提供条件送信部が、前記提供条件登録部にそれぞれ登録されている前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報と前記第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報とに基づいて前記第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件が前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件のいずれかと類似であるか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす提供条件が、更に、前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件のいずれかと類似であると判定された、前記第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された提供条件を含む。
前記第1の利用条件を示す利用条件情報が登録された利用条件登録部を備え、
前記提供条件送信部が、前記利用条件登録部に登録されている前記第1の利用条件を示す利用条件情報と前記提供条件登録部に登録されている各提供条件情報とに基づいて当該各提供条件情報よって示される提供条件が前記第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす各提供条件が、前記第1の利用条件と同一または類似と判定された提供条件である。
コンピュータを、
サービスの利用を希望する複数の利用者によって使用される各利用者端末から送信される当該サービスの利用条件を受け付ける利用条件受付手段、
前記利用条件受付手段が前記各利用条件を受け付けたときに、前記各利用条件を満たすサービスを提供可能な提供者によって使用される提供者端末に対して前記各利用条件を送信する受付状況送信手段、
前記受付状況送信手段によって送信された各利用条件を受信した提供者端末から送信されるサービスの提供条件であって当該サービスが実施される実施日と当該サービスの価格とを含む当該提供条件を受け付ける提供条件受付手段、
前記提供条件受付手段によって受け付けられた提供条件を示す提供条件情報が登録される提供条件登録手段、
第1の前記利用条件を送信した利用者端末に対して前記提供条件登録手段に登録されている各提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たす当該提供条件の一覧を送信する送信日を、当該所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定し、当該所定の条件を満たす提供条件の一覧を当該送信日に作成し、当該第1の利用条件を送信した利用者端末に対して当該作成した提供条件の一覧を1回以上送信し、当該提供条件の一覧を2回以上送信する場合には、当該提供条件の一覧の送信日と当該提供条件の一覧に含まれる各提供条件に基づくサービスの実施日との間隔が所定の日数以下であるとき、送信される当該各提供条件に含まれるサービスの価格を前回送信時の価格より低い価格に設定する提供条件送信手段、
前記提供条件送信部によって送信された提供条件の一覧を受信した利用者端末から送信される予約依頼であって当該提供条件の一覧に含まれる提供条件に基づくサービスの予約依頼を受け付ける予約受付手段、
として機能させる。
本発明の実施形態に係るサービス予約システムは、複数の利用者端末10と、複数の提供者端末20と、サービス予約装置100とを有する。
各利用者端末10と各提供者端末20とサービス予約装置100とは、それぞれ有線または無線でネットワーク30に接続されている。サービス予約装置100は、各利用者端末10とネットワーク30を介して相互にデータを送受信することができる。また、サービス予約装置100は、各提供者端末20とネットワーク30を介して相互にデータを送受信することができる。
利用者端末10は、例えば、スマートホンや携帯電話、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン等である。提供者端末20も、例えば、スマートホンや携帯電話、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン等である。
サービス予約装置100は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)等で構成される主メモリと、SSD(Solid State Drive)やハードディスク等で構成される記憶部110とを備える。サービス予約装置100は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、サービス予約装置100は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
記憶部110には、利用者テーブル120と、提供者テーブル130と、利用条件テーブル140と、提供条件テーブル150と、サービス予約プログラム180とが格納されている。サービス予約装置100のCPUがその記憶部110から主メモリにサービス予約プログラム180を読み出して実行することにより、利用条件受付部101と、受付状況送信部102と、提供条件受付部103と、提供条件送信部104と、予約受付部105と、予約可否問合部106と、予約確定部107と、追加依頼部108との各部の機能が実現される。
なお、後述する第2の実施形態と第3の実施形態と第4の実施形態では、サービス予約装置400の構成とサービス予約装置500の構成とサービス予約装置600の構成がサービス予約装置100の構成と一部異なるが、サービス予約システム全体の構成は第1の実施形態と第2の実施形態と第3の実施形態と第4の実施形態とで同一である。
利用者テーブル120は、サービスの利用を希望する利用者についての利用者情報を格納する。利用者情報は、利用者ID121と、会員種別122と、氏名123と、属性124と、携帯電話番号125と、メールアドレス126とを含む。
利用者ID121は、サービス予約装置100の利用者を一意に識別する識別情報である。
会員種別122は、正会員とビジター会員の2つの種別を含む。正会員は、会費を払う。正会員は、毎月所定回数まで無料でサービス予約装置100を利用でき、所定回数を超えると有料でサービス予約装置100を利用することができる。ビジター会員はサービス予約装置100を利用する毎に利用料を払う。
氏名123は、利用者の名前である。
属性124は、利用者のプロフィールである。属性124には、性別、年齢、居住地、職業、既婚/未婚の別、家族の有無、年収等が登録される。
携帯電話番号125は、利用者端末10がスマートホン等の携帯端末である場合、携帯電話番号である。利用者端末10がノートパソコンやデスクトップパソコンである場合には、携帯電話番号125は未登録でもよい。
メールアドレス126は、利用者端末10で受信可能な電子メールのアドレスである。
提供者テーブル130は、サービスを提供する提供者についての提供者情報を格納する。提供者情報は、大分類131と、中分類132と、小分類133と、所在地/提供エリア134と、提供者ID135と、会員種別136と、名称137と、携帯電話番号138と、メールアドレス139とを含む。
大分類131は、サービスの種別を示す。大分類131は、例えば、宿泊施設、動物の宿泊施設、旅行、運動施設、鑑賞施設、レストラン等を含む。これらの中で、宿泊施設と、動物の宿泊施設と、運動施設と、鑑賞施設と、レストランとは、店舗や劇場、ゴルフ場等の所定の場所で提供されるサービスの例である。一方、旅行は所定のエリアを対象として提供されるサービスの例である。
大分類131が宿泊施設であるとき、中分類132は、例えば、ホテル、ペンション、旅館等である。
大分類131が旅行であるとき、中分類132は、例えば、航空機、鉄道、バス、船、クルージング等である。中分類132が航空機であるとき、小分類133は、例えば、海外と国内である。中分類132がバスであるとき、小分類133は、例えば、長距離と各都道府県内である。
大分類131が運動施設であるとき、中分類132は、例えば、ゴルフ場、テニス場、体育館、ボウリング場、野球場等である。
大分類131が鑑賞施設であるとき、中分類132は、例えば、映画、演芸、演劇、コンサート等である。
大分類131がレストランであるとき、中分類132は、例えば、西洋料理、中華料理、和食、主としてアルコール飲料等である。中分類132が西洋料理であるとき、小分類133は、例えば、イタリア料理、スペイン料理、フランス料理、ロシア料理である。中分類132が中華料理であるとき、小分類133は、例えば、山東料理、四川料理、広東料理、上海料理等である。中分類132が和食であるとき、小分類133は、例えば、寿司、てんぷら、すき焼き、懐石料理等である。
提供者ID135は、提供者を一意に識別する識別情報である。
会員種別136は、普通会員とスーパー会員の2つの種別を含む。普通会員は、毎月所定の回数まで利用者によって入力される利用条件の通知を受けることができる。スーパー会員は、回数の制限なく、利用条件の通知を受けることができる。
名称137は、例えば、店舗名や劇場名のようなサービスが提供される建物等の名称、または会社名である。
携帯電話番号138は、提供者端末20がスマートホン等の携帯端末である場合、携帯電話番号である。提供者端末20がノートパソコンやデスクトップパソコンである場合には、携帯電話番号138は未登録でもよい。
メールアドレス139は、提供者端末20で受信可能な電子メールのアドレスである。
図5は、ホテルの予約についての利用条件テーブル140Aの構成の一例を示す。
利用条件テーブル140Aは、ホテルの予約に関する利用条件情報を格納する。利用条件情報は、ホテルの利用を希望する利用者によって使用される利用者端末10からサービス予約装置100に送信された利用条件を示す。利用条件情報は、利用情報ID141と、利用者ID142と、大分類143と、中分類144と、利用エリア145と、宿泊初日範囲146と、泊数147と、利用人数148と、価格帯149とを含む。
利用情報ID141は、利用情報を一意に識別する識別情報である。
利用者ID142は、利用者を一意に識別する識別情報である。利用者ID142は、利用者情報の利用者ID121に対応する。
大分類143は、宿泊施設である。中分類144は、ホテルである。大分類143と中分類144は、それぞれ提供者情報の大分類131と中分類132に対応する。
利用エリア145は、利用を希望するホテルが存在するエリアを示す。利用者は、利用エリア145を例えば都道府県名や国名等で指定する。
宿泊初日範囲146は、ホテルへの宿泊を希望する最初の日の範囲を示す。例えば、宿泊初日範囲146=2022年7月15日~7月17日である場合、利用者の宿泊初日の第1希望は2022年7月16日であり、利用者の第2希望は2022年7月15日と2022年7月17日であることを示す。また、例えば、宿泊初日範囲146=2022年7月12日~7月18日である場合、利用者の宿泊初日の第1希望は2022年7月15日であり、利用者の第2希望は2022年7月14日と2022年7月16日であり、利用者の第3希望は2022年7月13日と2022年7月17日であり、利用者の第4希望は2022年7月12日と2022年7月18日であることを示す。
泊数147は、ホテルに宿泊する日数を示す。
利用人数148は、ホテルを利用する人数を示す。
価格帯149は、利用者が希望するホテルの1人当たりの価格帯を示す。
提供条件テーブル150Aは、ホテルの予約に関する提供条件情報を格納する。提供条件情報は、利用条件を満たす部屋を提供可能なホテル等によって使用される提供者端末20からサービス予約装置100に送信された提供条件を示す。提供条件情報は、提供情報ID151と、提供者ID152と、利用情報ID153と、宿泊初日154と、泊数155と、利用人数156と、価格157と、状態158とを含む。
提供情報ID151は、提供情報を一意に識別する識別情報である。
提供者ID152は、提供者(ホテル等)を一意に識別する識別情報である。提供者ID152は、提供者情報の提供者ID135に対応する。
利用情報ID153は、利用情報を一意に識別する識別情報である。利用情報ID153は、利用条件情報の利用情報ID141に対応する。
宿泊初日154は、ホテルに宿泊する最初の日を示す。
泊数155は、ホテルに宿泊する日数を示す。
利用人数156は、ホテルに宿泊する人数を示す。
価格157は、例えば1人当たりの1泊の価格を示す。価格は、例えば定価である。
なお、宿泊初日154と泊数155と利用人数156と価格157とは、利用条件を通知されたホテル等によって使用される提供者端末20からサービス予約装置100に送信された提供条件に含まれていたものである。
状態158は、未と不と済のいずれかである。未は、利用者による予約依頼を受け付けできる状態である。不は、客室に空きが無い等の提供者の都合により予約依頼を受け付けできない状態である。済は、利用者による予約が確定した状態であり、この状態のとき予約依頼を受け付けることはできない。
利用条件テーブル140Bは、航空機の予約に関する利用条件情報を格納する。利用条件情報は、航空機の予約を希望する利用者によって使用される利用者端末10からサービス予約装置100に送信された利用条件を示す。利用条件情報は、利用情報ID141と、利用者ID142と、大分類143と、中分類144と、小分類145と、出発空港161と、到着空港162と、出発日時163と、搭乗人数164とを含む。
利用条件テーブル140Bの利用情報ID141と利用者ID142の定義は、利用条件テーブル140Aのものと同一である。
大分類143は旅行であり、中分類144は航空機である。小分類145は、海外または国内である。大分類143と中分類144と小分類145は、それぞれ提供者情報の大分類131と中分類132と小分類133に対応する。
出発空港161は航空機が出発する空港を示し、到着空港162は航空機が到着する空港を示す。
出発日時163は、航空機が出発する日または日および時間を示す。時間は、出発する時刻または時間帯である。時間帯は、例えば、午前、午後、夕方、夜、深夜、いつでもである。例えば、出発日時163=2022年7月13日~7月19日、いつでもである場合、利用者の出発日時の第1希望は2022年7月16日のいつでもであり、利用者の第2希望は2022年7月15日のいつでもおよび2022年7月17日のいつでもであり、利用者の第3希望は2022年7月14日のいつでもおよび2022年7月18日のいつでもであり、利用者の第4希望は2022年7月13日のいつでもおよび2022年7月19日のいつでもであることを示す。また、例えば出発日時163=2022年7月15日~7月17日、午後である場合、利用者の出発日時の第1希望は2022年7月16日の午後であり、利用者の第2希望は2022年7月15日の午後と2022年7月17日の午後であることを示す。
搭乗人数164は、利用者と一緒に航空機に搭乗する人数を示す。
提供条件テーブル150Bは、航空機の予約に関する提供条件情報を格納する。提供条件情報は、利用条件を満たす航空機の座席を提供可能な旅行代理店や航空会社等によって使用される提供者端末20からサービス予約装置100に送信された提供条件を示す。提供条件情報は、提供情報ID151と、提供者ID152と、利用情報ID153と、出発日時171と、搭乗人数172と、出発空港173と、到着空港174と、料金175と、状態158とを含む。
提供条件テーブル150Bの提供情報ID151と提供者ID152と利用情報ID153の定義は、提供条件テーブル150Aのものと同一である。
出発日時171は、航空機が出発する日と時刻を示す。
搭乗人数172は、利用者と一緒に航空機に搭乗する人数を示す。
出発空港173は航空機が出発する空港を示し、到着空港174は航空機が到着する空港を示す。
料金175は、1人当たりの正規運賃を示す。
なお、出発日時171と搭乗人数172と出発空港173と到着空港174と料金175とは、利用条件を通知された旅行代理店や航空会社等によって使用される提供者端末20からサービス予約装置100に送信された提供条件に含まれていたものである。
状態158の定義は、提供条件テーブル150Aの状態158と同一である。
サービス予約装置100の利用を希望する利用者は、予め利用者端末10に利用者情報を入力する。利用者端末10は、サービス予約装置100にその利用者情報を送信する。サービス予約装置100の登録部(図示無し)は、受信した利用者情報を利用者テーブル120に登録する。
同様に、サービス予約装置100の利用を希望する提供者は、予め提供者端末20に提供者情報を入力する。提供者端末20は、サービス予約装置100にその提供者情報を送信する。サービス予約装置100の登録部は、受信した提供者情報を提供者テーブル130に格納する。
各利用者は、サービスの利用を希望するとき、利用者端末10にサービスの利用条件を入力する(S101)。利用者端末10はその利用条件をサービス予約装置100に送信する(S102)。
サービス予約装置100の利用条件受付部101は、受信した利用条件を受け付ける(S201)。そして、利用条件受付部101は、受け付けた利用条件に利用情報ID141を付与し、利用者ID142を付加して利用条件情報を作成し、利用条件テーブル140に格納する(S202)。なお、利用条件受付部101は、携帯電話番号、メールアドレス、図示しない利用者端末10のIPアドレス等の利用者端末10に固有の情報に基づいて利用者ID142を特定する。また、利用条件テーブル140は本発明の利用条件登録部の例である。
図10は、ホテルを予約する場合における利用条件入力画面200の例である。利用条件入力画面200は、サービスの種別の入力枠201と、宿泊施設の種別の入力枠202と、利用エリアの入力枠203と、宿泊希望日の選択欄204と、泊数の選択欄205と、利用人数の入力枠206と、価格の入力枠207と、送信ボタン208とを有する。
利用者は、サービスの種別の入力枠201と宿泊施設の種別の入力枠202と利用エリアの入力枠203と利用人数の入力枠206と価格の入力枠207において各条件をプルダウンメニューにより選択する。そして、宿泊希望日の選択欄204において、利用者は、例えばカレンダーを表示させてそのカレンダーの中で日付をクリックすることにより利用日(宿泊初日の第1希望)を選択し、更に四角枠のいずれかをクリックすることにより、宿泊初日の範囲として次の4つのいずれかを選択する。
(1)利用日のみ
(2)利用日とその日を挟んだ前日、その翌日
(3)利用日とその日を挟んだ3日前から、その3日後まで
(4)利用日および1週間後の同じ曜日
泊数の選択欄205においては、四角枠のいずれかをクリックすることにより、連続して宿泊する泊数を選択する。
例えば、宿泊希望日の選択欄204において2022年7月16日と「利用日とその日を挟んだ前日、その翌日」を選択し、連続泊数の選択欄205において2泊を選択した場合、第1希望として2022年7月16日~7月18日(2泊)、第2希望として2022年7月15日~7月17日(2泊)または2022年7月17日~7月19日(2泊)の宿泊を希望することとなる。
利用者が送信ボタン208をタッチすると、利用者端末10は利用条件をサービス予約装置100に送信する。
利用者は、サービスの種別の入力枠211と海外/国内の入力枠212と出発空港の入力枠213と到着空港の入力枠214と出発時間帯の入力枠216と搭乗人数の入力枠217とにおいて各条件をプルダウンメニューにより選択する。そして、利用者は、出発希望日の選択欄215において、例えばカレンダーを表示させてそのカレンダーの中で日付をクリックすることにより利用日(出発希望日の第1希望)を選択し、更に四角枠のいずれかをクリックすることにより、出発希望日の範囲として次の4つのいずれかを選択する。
(1)利用日のみ
(2)利用日とその日を挟んだ前日、その翌日
(3)利用日とその日を挟んだ3日前から、その3日後まで
(4)利用日および1週間後の同じ曜日
利用者が送信ボタン218をタッチすると、利用者端末10は利用条件をサービス予約装置100に送信する。
例えば、図5の利用条件テーブル140Aにおける利用情報ID=01732の利用条件情報は、大分類143=宿泊施設、中分類144=ホテル、利用エリア146=東京である。一方、図4の提供者テーブル130において、提供者ID135=00285,提供者ID135=05593、提供者ID135=13612の3つの提供者情報は大分類131=宿泊施設、中分類132=ホテル、所在地134は東京都内である。この場合、受付状況送信部102は、これら3つの提供者情報に含まれる携帯電話番号138やメールアドレス139、図示しない提供者端末20のIPアドレス等の提供者端末20に固有の情報に基づいて提供者端末20を特定し、3つのホテルの提供者端末20に利用条件を送信する。
サービス予約装置100の提供条件受付部103は、受信した提供条件を受け付ける(S205)。そして、提供条件受付部103は、受け付けた提供条件に提供情報ID151を付与し、提供者ID152と利用情報ID153とを付加して提供条件情報を作成し、その提供条件情報を提供条件テーブル150に格納する(S206)。このとき、提供条件情報の状態158は初期状態として未に設定されている。なお、提供条件テーブル150は本発明の提供条件登録部の例である。
例えば、提供者端末20が図5の利用条件テーブル140Aにおける利用情報ID141=01732の利用条件情報に含まれる利用条件を受信すると、その利用条件が提供条件入力画面220の利用条件の表示枠221に表示される。ホテルの従業員は、利用条件の表示枠221に表示された利用条件を見て、その利用条件で客室を提供できるか否かを判断する。
客室を提供できる場合には、例えば図12に示すように、ホテルの従業員は各入力枠222~225において各条件をプルダウンメニューにより選択する。その後、ホテルの従業員が送信ボタン226をタッチすると、提供者端末20は提供条件をサービス予約装置100に送信する。
例えば、提供者端末20が図7の利用条件テーブル140Bにおける利用情報ID141=21383の利用条件情報に含まれる利用条件を受信すると、その利用条件が提供条件入力画面230の利用条件の表示枠231に表示される。旅行代理店や航空会社等の社員は、利用条件の表示枠231に表示された利用条件を見て、その利用条件で提供できる航空機の空席があるか否かを判断する。航空機の座席を提供できる場合には、旅行代理店や航空会社等の社員は、各入力枠232~237において各条件をプルダウンメニューにより選択する。そして、旅行代理店や航空会社等の社員が送信ボタン238をタッチすると、提供者端末20は提供条件をサービス予約装置100に送信する。
なお、図13の利用条件の表示枠231には、到着空港として鹿児島空港が表示されているが、到着空港の入力枠236では宮崎空港が選択されている。旅行代理店や航空会社等の社員は、各自が利用条件をみたすと判断するならば、利用条件の表示枠231に表示された出発空港と到着空港にそれぞれ近い空港を出発空港の入力枠235と到着空港の入力枠236で選択することができる。このように、本発明では、サービスの提供者が利用条件をみたすと判断して提供者端末20に入力し、提供者端末20がサービス予約装置100に送信する提供条件は利用条件をみたすものとする。
ここで、第1の実施形態における所定の条件を満たすサービスの提供条件は、受付状況送信部102によって送信された第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された提供条件である。具体的には、第1の実施形態における所定の条件を満たすサービスの提供条件とは、受付状況送信部102によって送信された第1の利用条件を提供者端末20が受信したときに、その第1の利用条件を通知された提供者がその利用条件に応答して提供者端末20を用いて入力するサービスの提供条件をいう。
送信日・割引率テーブル160は、例えば、記憶部110に格納されている。送信日・割引率テーブル160には、送信日・割引率情報が格納されている。送信日・割引率情報は、提供条件の一覧の送信日161と、その送信日におけるサービスの割引率162との組を含む。例えば、提供条件送信部104が図14の送信日・割引率テーブル160を参照するとき、提供条件送信部104は、送信日161を、サービスの実施日の前日、サービスの実施日の3日前、サービスの実施日の5日前の計3日と決定する。
また、図14の例では、送信日161がサービスの実施日の前日であるときにサービスの割引率162を50%、送信日161がサービスの実施日の3日前であるときにサービスの割引率162を30%、送信日161がサービスの実施日の5日前であるときにサービスの割引率162を10%としたが、割引率はこれらと異なっていても良い。
また、各提供者は提供者端末20を用いて送信日・割引率情報を入力することができ、送信日・割引率テーブル160には提供者毎に送信日・割引率情報が格納されるとしてもよい。すなわち、各提供者が提供者端末20を用いて送信日・割引率情報を入力し、提供者端末20がそれを提供者端末20に送信すると、サービス予約装置100の送信日・割引率受付部(図示なし)がそれらを受け付け、各提供者によって入力された送信日・割引率情報を送信日・割引率テーブル160にそれぞれ格納するとしてもよい。この送信日・割引率テーブル160を参照することにより、提供条件送信部104は、提供者毎に、送信日、送信回数、およびサービスの割引率を変更することができる。
なお、提供条件テーブル150Aに格納されている提供条件情報の宿泊初日154と提供条件テーブル150Bに格納されている提供条件情報の出発日時171がサービスの実施日の例である。
ただし、例えば、最初の送信で予約が確定した場合には、提供条件送信部104は2回目以降の送信を行わない。
また、提供条件テーブル150の中に所定の条件を満たすサービスの提供条件を示す提供条件情報が一つも格納されていない場合、提供条件送信部104は、通知すべき提供情報が無いことを示す提供情報の一覧を送信する。なお、本実施形態では、通知すべき提供情報が無いことを示す提供情報の一覧の送信も1回の送信とカウントするものとする。従って、提供条件送信部104は、提供条件の一覧を1回以上送信する。
例えば、提供条件送信部104は、送信日・割引率テーブル160を参照して通知される各提供条件に含まれるサービスの価格を設定することができる。ただし、この場合、送信日・割引率テーブル160には、送信日161がサービスの実施日に近ければ近いほどサービスがより低価格となるように割引率162が設定されている必要がある。また、この場合、所定の日数を、サービスの実施日と送信日161の中でサービスの実施日から最も離れた日との間の日数とすることができる。
例えば、提供条件送信部104が図14の送信日・割引率テーブル160を参照して通知される各提供条件に含まれるサービスの価格を設定する場合、所定の日数を5日とすることができる。このとき、提供条件送信部104は、提供条件の一覧をサービスの実施日の5日前、3日前、前日の計3回通知し、各提供条件に含まれるサービスの価格をそれぞれ定価の1割引き、定価の3割引き、定価の半額に設定する。
利用者端末10が提供条件の一覧を受信する(S103)と、専用のアプリが例えば図15~図21に示す提供条件一覧画面を利用者端末10上に表示する。利用者が提供条件一覧画面上で提供条件を選択し(S104)、送信ボタンをクリックすると、利用者端末10は選択された提供条件に基づくサービスの予約依頼をサービス予約装置100に送信する(S105)。サービス予約装置100の予約受付部105は、ステップS105で利用者によって選択された提供条件に基づくサービスの予約依頼を受け付ける(受信する)(S209)と、後述する予約確定処理を行う。
一方、予約受付部105は、ステップS208で提供条件の一覧を利用者端末10に送信してから所定の時間(例えば、10分間)が経過するまでにその利用者端末10による予約依頼を受信しないとき、提供条件の一覧を所定の回数送信していない場合(S210:No)には、次回提供条件の一覧を送信する日時まで待って(S211)、ステップS208に戻る。一方、既に提供条件の一覧を所定の回数送信している場合(S210:Yes)には予約処理を終了する。
図6の提供条件テーブル150Aには、利用情報ID153=01732の提供条件情報が3つ登録されている。そして、これら3つの提供条件情報に含まれる宿泊初日154によって示される提供日(実施日)は2022年7月15日と2022年7月17日と2022年7月16日である。
本例では、提供条件送信部104は、予め、例えば図14の送信日・割引率テーブル160を参照し、送信回数を3回、送信日を2022年7月10日、7月12日、7月14日と決定する。
なお、提供条件送信部104は、更に、例えば7月15日と7月17日に提供条件の一覧を送信することとしてもよい。この場合、送信回数は5回となる。また、提供条件送信部104は、更に7月5日等、宿泊初日154(7月10日)より6日以上前に提供条件の一覧を送信することとしてもよい。
また、提供条件送信部104が送信日に提供条件の一覧を作成するときに、提供条件テーブル150Aに新しい提供条件を示す提供条件情報が追加されていた場合、提供条件送信部104はその新しい提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて新しい送信日を追加してもよい。
そして、提供条件送信部104は、例えば図14の送信日・割引率テーブル160を参照し、提供条件の一覧を送信する日と提供日(実施日)との間隔が5日以下であるとき、通知されるサービスの価格を前回通知時の価格より低い価格に設定する。
一方、提供条件242に基づくサービスの実施日(宿泊初日)は7月17日であって、送信日と実施日の間隔は7日である。このため、このホテルBの価格は定価に設定されている。同様に、提供条件243に基づくサービスの実施日(宿泊初日)は7月16日であって、送信日と実施日の間隔は6日である。このため、このホテルCの価格は定価に設定されている。
なお、図15では提供条件受付部103が提供条件を受け付けた順にホテルAとホテルBとホテルCの提供条件が表示される例を示したが、提供条件受付部103は例えば宿泊日が早い順に提供条件を表示してもよい。その場合、ホテルA、ホテルC、ホテルBの順に提供条件が表示される。図16と図17でも同様である。
一方、提供条件252に基づくサービスの実施日(宿泊初日)は7月17日であって、送信日と実施日の間隔は5日である。このため、このホテルBの価格は定価の1割引に設定されている。同様に、提供条件253に基づくサービスの実施日(宿泊初日)は7月16日であって、送信日と実施日の間隔は4日である。このため、このホテルCの価格は定価の1割引に設定されている。
一方、提供条件262に基づくサービスの実施日(宿泊初日)は7月17日であって、送信日と実施日の間隔は3日である。このため、このホテルBの価格は定価の3割引に設定されている。同様に、提供条件263に基づくサービスの実施日(宿泊初日)は7月16日であって、送信日と実施日の間隔は2日である。このため、このホテルCの価格は定価の3割引に設定されている。
提供条件の一覧の送信日と宿泊日との間隔が5日以内である場合、ホテルBの提供条件242と提供条件252と提供条件262、およびホテルCの提供条件243と提供条件253と提供条件263も、ホテルAの提供条件241と提供条件251と提供条件261と同様である。
図8の提供条件テーブル150Bには、利用情報ID153=21383の提供条件情報が3つ登録されている。そして、これら3つの提供条件情報に含まれる出発日時171、すなわちサービスの実施日は、2022年7月13日と2022年7月16日と2022年7月18日である。
本例では、提供条件送信部104は、予め、例えば図14の送信日・割引率テーブル160を参照し、送信回数を4回、送信日を2022年7月10日、7月12日、7月15日、7月17日と決定する。
なお、提供条件送信部104は、更に7月8日等に提供条件の一覧を送信することとしてもよい。この場合、送信回数は5回となる。
また、提供条件送信部104が送信日に提供条件の一覧を作成するときに、提供条件テーブル150Bに新しい提供条件を示す提供条件情報が追加されていた場合、提供条件送信部104はその新しい提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて新しい送信日を追加してもよい。
そして、提供条件送信部104は、例えば図14の送信日・割引率テーブル160を参照し、提供条件の一覧を送信する日と出発日時171との間隔が5日以下であるとき、通知されるサービスの価格を前回通知時の価格より低い価格に設定する。
一方、提供条件272に基づくサービスの実施日(出発日)は7月16日であって、送信日と実施日の間隔は6日である。このため、この航空機の搭乗料金は正規料金に設定されている。同様に、提供条件273に基づくサービスの実施日(出発日)は7月18日であって、送信日と実施日の間隔は8日である。このため、この航空機の搭乗料金は正規料金に設定されている。
図9のステップS209において予約受付部105が利用者によって選択された提供条件に基づくサービスの予約依頼を受け付けると、予約可否問合部106は予約依頼されたサービスの提供者の提供者端末20に予約依頼を受けたサービスに関する利用情報と提供情報とを含む予約可否問合情報を送信する(S212)。これにより、予約可否問合部106は、予約依頼されたサービスの提供者にそのサービスを予約可能か否か問い合わせることができる。
提供者端末20が予約可否問合情報を受信する(S304)と、専用のアプリが図23に示す予約可否問合画面310を提供者端末20上に表示する。予約可否問合画面310は、提供条件表示欄311と、利用条件表示欄312と、予約可能選択ボックス313と、予約不可選択ボックス314と、送信ボタン315とを有する。
予約可否問合部106は、予約可能を受信すると、予約可能を利用者端末10に送信(通知)する(S213)。
利用者端末10が予約可能を受信する(S106)と、利用者は利用者端末10を用いてクレジットカード番号を入力すること等によりサービスの料金の一部または全部を支払う(S107)。
提供者端末20は予約確定を受信する(S306)。
予約可否問合部106は、予約不可を受信すると、提供条件テーブル150に格納されている提供条件情報の状態158を未から不に変更する。そして、ステップS105において予約依頼されたサービスを予約できなかった旨のメッセージを利用者端末10に送信し、図9のステップS208に戻る。
ステップS208において、提供条件送信部104は、状態158=未(利用者による予約依頼を受け付けできる状態)の提供条件情報によって示される提供条件であって利用条件を満たすサービスの提供条件の一覧を利用者端末10に送信する。
提供条件送信部104が図9のステップS208において提供条件の一覧を通知するときに、利用条件を満たすサービスの提供条件を示す提供条件情報が提供条件テーブル150に少数(所定の数以下)しか登録されていない場合がある。このような場合に、図24に示す提供条件追加処理を実行することとしてもよい。提供条件追加処理では、図9のステップS207とステップS208の間でステップS216~S219が実行され、ステップS303の後にS307~S309が実行される。
提供者端末20が利用条件を受信する(すなわち、提供者が利用条件を通知される)と(S307)、その提供者端末20を使用している提供者は、提供可能なサービスがある場合に提供者端末20の提供条件入力画面上で提供条件を入力する(S308)。入力される提供条件は、サービスが実施される実施日(例えば、宿泊初日154または出発日時171)と当該サービスの価格(例えば、価格157または料金175)とを含む。提供者端末20はその提供条件をサービス予約装置100に送信する(S309)。
サービス予約装置100の提供条件受付部103は、受信した提供条件を受け付ける(S218)。そして、提供条件受付部103は、受け付けた提供条件に提供情報ID151を付与し、提供者ID152と利用情報ID153とを付加して提供条件情報を作成し、その提供条件情報を提供条件テーブル150に格納する(S219)。このとき、提供条件情報の状態158は初期状態として未に設定されている。
なお、提供条件追加処理が追加される場合、ステップS208の処理で提供条件の一覧が所定の回数送信されていない場合(S210:No)には、予約受付部105は次回提供条件の一覧を送信する日時まで待って(S211)、ステップS208ではなく、ステップS216に戻る。
サービス予約装置400は、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、SSDやハードディスク等で構成される記憶部110とを備える。サービス予約装置400は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、サービス予約装置400は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
記憶部110には、利用者テーブル120と、提供者テーブル130と、利用条件テーブル140と、提供条件テーブル150と、サービス予約プログラム410とが格納されている。サービス予約装置400のCPUがその記憶部110から主メモリにサービス予約プログラム410を読み出して実行することにより、利用条件受付部101と、受付状況送信部102と、提供条件受付部103と、提供条件送信部401と、予約受付部105と、予約可否問合部106と、予約確定部107と、追加依頼部108との各部の機能が実現される。
また、提供条件送信部401が提供条件送信部104と異なることにより、図9に示したサービス予約処理の流れにおけるステップS207とステップS208の処理が第1の実施形態と第2の実施形態では異なる。これら以外のステップの処理は、第1の実施形態と第2の実施形態とで同一である。
これは、後述する第3の実施形態と第4の実施形態でも同様である。
これに対し、第2の実施形態では、提供条件送信部401は、第1の利用条件を通知された提供者によって入力された各提供条件と、第1の利用条件と同一または類似であると判定された第2の利用条件を通知された提供者によって入力された各提供条件との一覧を第1の利用条件を入力した利用者に通知する。
なお、第1の利用条件と第2の利用条件が同一であっても、例えば、第1の利用条件を通知された或る提供者が第1の利用条件に応答して第1の提供条件を入力し、第2の利用条件を通知された別の提供者が第2の利用条件に応答して第2の提供条件を入力した場合、第1の提供条件と第2の提供条件が異なる場合が有り得る。このため、第2の実施形態では、第1の利用条件と類似である第2の利用条件だけでなく、第1の利用条件と同一である第2の利用条件を通知された提供者によって入力された提供条件も第1の利用条件を入力した利用者に通知する。
第2の実施形態における所定の条件を満たすサービスの提供条件は、受付状況送信部102によって送信された第1の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された提供条件に加えて、第1の利用条件と同一または類似であると判定された第2の利用条件であって受付状況送信部20によって送信された第2の利用条件を受信した提供者端末20から送信された提供条件である。
そこで、第2の実施形態におけるステップS207では、提供条件送信部401は、まず、利用条件テーブル140にそれぞれ格納されている第1の利用条件を示す利用条件情報と第2の利用条件を示す利用条件情報とに基づいて、第2の利用条件が第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを予め判定する。
次に、提供条件送信部401は、第1の利用条件を送信した利用者端末10に対して所定の条件を満たす提供条件の一覧を送信する送信日を、所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定する。
次に、提供条件送信部401は、提供条件テーブル150に格納されている提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たすサービスの提供条件の一覧を作成する。そして、提供条件送信部401は、ステップS102で第1の利用条件を送信した利用者端末10に対して作成した提供条件の一覧を送信日に送信する。
図26は、利用者ID=22684の利用者が入力した第1の利用条件の例である。図26では、サービスの種別の入力枠201と、宿泊施設の種別の入力枠202と、利用エリアの入力枠203と、利用人数の入力枠206と、価格の入力枠207において、それぞれ宿泊施設の予約と、ホテルと、神奈川と、2人と、10,000円~15,000円とが入力されている。そして、宿泊希望日の選択欄204では2022年7月12日~7月18日が選択され、泊数の選択欄205では2泊が選択されている。この第1の利用条件は、図5の利用条件テーブル140Aでは上から2番目の利用情報ID141=02839の利用条件情報として格納されている。
図27の提供条件テーブル150Aに格納されている提供条件情報の中で上の3つ(利用情報ID153=01732)は、利用者ID141=19836の利用者によって図10の利用条件入力画面200の例で入力された第2の利用条件を通知された提供者がその第2の利用条件に応答して提供者端末20を用いて入力した提供条件であって提供者端末20から送信された提供条件を示す。これらは、利用者ID=22684の利用者によって入力された第1の利用条件に応答して提供者端末20から送信されたものではない。
比較する各項目は、利用条件テーブル140の構成に応じて、例えば、大分類143と、中分類144と、利用エリア145と、宿泊初日範囲146と、泊数147と、利用人数148と、価格帯149、または大分類143と、中分類144と、小分類145と、出発空港161と、到着空港162と、出発日時163と、搭乗人数164である。
上述した第1の利用条件を示す利用条件情報と第2の利用条件を示す利用条件情報とを比較するときの所定のルールの一つは、例えば、「第1の利用条件を示す利用条件情報と第2の利用条件を示す利用条件情報とに含まれる所定の項目(例えば、中分類144と利用エリア145)については、図28に示す類似語テーブル170の各項目(中分類171と利用エリア172)に第1の利用条件を示す利用条件情報の用語と第2の利用条件を示す利用条件情報の用語が両方とも類似語として登録されている場合にその項目は類似であると判定する」である。また、所定のルールの別のものは、例えば、「第1の利用条件を示す利用条件情報と第2の利用条件を示す利用条件情報に含まれる所定の項目(例えば、宿泊初日範囲146と価格14)については、範囲が重なっている場合にその項目は類似であると判定する」である。
提供条件送信部401は、例えば、比較対象の全ての項目について同一または類似を判定し、その結果に基づいて第2の利用条件が第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを判定する。
これは、後述する第3の実施形態と第4の実施形態でも同様である。
図29は、利用者ID=35651の利用者が入力した第1の利用条件の例である。図29では、サービスの種別の入力枠211と、海外/国内の入力枠212と、出発空港の入力枠213と、到着空港の入力枠214と、出発時間帯の入力枠216と、搭乗人数の入力枠217とにおいて、それぞれ航空機と、国内と、羽田空港と、宮崎空港と、午後(例えば、12時~17時)と、2人とが入力されている。そして、出発希望日の選択欄215では2022年7月15日~7月17日が選択されている。この第1の利用条件は、図7の利用条件テーブル140Bでは上から2番目の利用情報ID141=32568の利用条件情報として格納されている。
図8の提供条件テーブル150Bに示されている3つの提供条件情報は、利用者ID142=13274の利用者によって図11の利用条件入力画面210の例で入力された第2の利用条件を通知された提供者がその第2の利用条件に応答して提供者端末20を用いて入力した提供条件であって提供者端末20から送信された提供条件を示す。これらは、利用者ID=35651の利用者によって入力された第1の利用条件に応答して提供者端末20から送信されたものではない。
そして、提供条件送信部401は、利用者ID=13274の利用者によって入力され、第1の利用条件と類似であると判定された第2の利用条件を通知された提供者によって入力された提供条件の一覧を第1の利用条件を送信した利用者端末10に送信する。なお、この利用者端末10は利用者ID=35651の利用者によって使用されている。この提供条件の一覧は図8の提供条件テーブル150Bにおける3つの提供条件情報(提供情報ID151=35428、提供情報ID151=35429、提供情報ID151=35430)によって示される3つの提供条件を含む。
なお、提供条件送信部401は、上述した方法と異なる方法で利用条件の同一と類似を判定してもよい。
サービス予約装置500は、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、SSDやハードディスク等で構成される記憶部110とを備える。サービス予約装置500は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、サービス予約装置500は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
記憶部110には、利用者テーブル120と、提供者テーブル130と、利用条件テーブル140と、提供条件テーブル510と、サービス予約プログラム520とが格納されている。サービス予約装置500のCPUがその記憶部110から主メモリにサービス予約プログラム520を読み出して実行することにより、利用条件受付部101と、受付状況送信部102と、提供条件受付部501と、提供条件送信部502と、予約受付部105と、予約可否問合部106と、予約確定部107と、追加依頼部108との各部の機能が実現される。
図9のステップS206において、提供条件受付部501は、例えば、図31に示す提供条件テーブル510に格納されている構成の提供条件情報を作成する。
また、提供条件送信部502が提供条件送信部104と異なることにより、図9に示したサービス予約処理の流れにおけるステップS207とステップS208の処理が第3の実施形態と第1の実施形態とでは異なる。これら以外のステップの処理は、第3の実施形態と第1の実施形態とで同一である。
第3の実施形態における所定の条件を満たすサービスの提供条件は、受付状況送信部102によって送信された第1の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された提供条件に加えて、第1の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された各提供条件のいずれかと類似であると判定された、第2の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された提供条件である。
そこで、第3の実施形態におけるステップS207では、提供条件送信部502は、まず、提供条件テーブル510にそれぞれ格納されている第1の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された各提供条件を示す提供条件情報と第2の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された各提供条件を示す提供条件情報とに基づいて、第2の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された各提供条件が第1の利用条件を受信した各提供者端末20から送信された各提供条件のいずれかと類似であるか否かを予め判定する。
次に、提供条件送信部502は、第1の利用条件を送信した利用者端末10に対して所定の条件を満たす提供条件の一覧を送信する送信日を所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定する。
次に、提供条件送信部502は、提供条件テーブル510に格納されている提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たすサービスの提供条件の一覧を作成する。そして、提供条件送信部502は、ステップS102で第1の利用条件を送信した利用者端末10に対して作成された提供条件の一覧を送信日に送信する。
提供条件テーブル510に格納されている提供条件情報は、提供情報ID151と、提供者ID152と、利用情報ID153と、大分類411と、中分類412と、所在地413と、宿泊初日154と、泊数155と、利用人数156と、価格157と、状態158とを含む。
提供条件テーブル510に格納されている提供条件情報は、大分類411と中分類412と所在地413とを含む点が図6の提供条件テーブル150Aに格納されている提供条件情報と異なる。
大分類411と中分類412は、サービスの種別毎の分類を示す。大分類411と中分類412は、それぞれ図4の提供者情報テーブル130の大分類131と中分類132とに対応する。
所在地413は、例えば、ホテルの所在地を示す。所在地413は、図4の提供者情報テーブル130の所在地/提供エリア134に対応する。
また、提供条件テーブル510に格納されている提供条件情報の中で上から4番目のもの(提供情報ID151=03011)は、利用者ID=22684の利用者によって図26の利用条件入力画面200の例で入力された第1の利用条件を通知された提供者がその第1の利用条件に応答して提供者端末20を用いて入力した提供条件であって提供者端末20から送信された提供条件を示す。
次に、提供条件送信部502は、提供情報ID151=03011の提供条件情報と、提供条件テーブル510に格納されている各提供条件情報とについて提供情報ID151と提供者ID152と利用情報ID153と状態158とを除く各項目をそれぞれ所定のルールに基づいて比較して提供条件の類似を判定する。比較する各項目は、提供条件テーブル510の構成に応じて、例えば、大分類411と、中分類412と、所在地413と、宿泊初日154と、泊数155と、利用人数156と、価格157とである。なお、提供条件送信部502は、各提供条件情報に含まれる所定の各項目については、例えば類似語テーブルを用いたり、範囲の重なりに基づいたりして類似であるか否かを判定する。
そして、提供条件送信部502は、利用者ID=22684の利用者によって入力された第1の利用条件に応答してこれら4つの提供条件情報によって示される提供条件の一覧を第1の利用条件を送信した利用者端末10に送信する。なお、この利用者端末10は利用者ID=22684の利用者によって使用されている。
例えば、図31の提供条件テーブル510における一番上の提供条件情報(提供情報ID151=02839)に含まれる価格157=20,000円は、利用者ID=22684の利用者によって図26の利用条件入力画面200で入力された第1の利用条件の価格帯(価格の入力枠207で入力された10,000円~15,000円)に含まれない。この場合、提供条件送信部502は、一番上の提供条件情報(提供情報ID151=02839)によって示される提供情報と上から4番目の提供条件情報(提供情報ID151=03011)によって示される提供情報とは類似していないと判定してもよい。すなわち、提供条件情報の所定の項目が利用条件を満たしていないときには、2つの提供条件情報の他の項目が同一または類似であっても、提供条件送信部502はそれらの提供条件情報によって示される提供情報は同一でも類似でもないと判定してもよい。
この場合、提供条件送信部502は、利用者ID=22684の利用者によって入力された第1の利用条件に応答して一番上の提供条件情報を除く3つの提供条件情報(提供情報ID151=02845、提供情報ID151=02846,提供情報ID151=03011)によって示される提供条件の一覧を第1の利用条件を送信した利用者端末10に送信する。
サービス予約装置600は、CPUと、RAM等で構成される主メモリと、SSDやハードディスク等で構成される記憶部110とを備える。サービス予約装置600は、例えば、コンピュータで実現することができる。また、サービス予約装置600は、例えば、クラウドコンピューティングで実現することができる。
記憶部110には、利用者テーブル120と、提供者テーブル130と、利用条件テーブル140と、提供条件テーブル610と、サービス予約プログラム620とが格納されている。サービス予約装置600のCPUがその記憶部110から主メモリにサービス予約プログラム620を読み出して実行することにより、利用条件受付部101と、受付状況送信部102と、提供条件受付部601と、提供条件送信部602と、予約受付部105と、予約可否問合部106と、予約確定部107と、追加依頼部108との各部の機能が実現される。
図9のステップS206において、提供条件受付部601は、例えば、図33に示す提供条件テーブル610に格納されている構成の提供条件情報を作成する。
また、提供条件送信部602が提供条件送信部104と異なることにより、図9に示したサービス予約処理の流れにおけるステップS207とステップS208の処理が第4の実施形態と第1の実施形態とでは異なる。これら以外のステップの処理は、第4の実施形態と第1の実施形態とで同一である。
第4の実施形態における所定の条件を満たすサービスの提供条件は、利用者端末10から送信された第1の利用条件と同一または類似と判定された提供条件である。
そこで、第4の実施形態におけるステップS207では、提供条件送信部602は、まず、利用条件テーブル140に格納されている第1の利用条件を示す利用条件情報と提供条件テーブル610に格納されている各提供条件情報とに基づいて各提供条件が第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを予め判定する。
次に、提供条件送信部602は、第1の利用条件を送信した利用者端末10に対して所定の条件を満たす提供条件の一覧を送信する送信日を、所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定する。
次に、提供条件送信部602は、提供条件テーブル610に格納されている提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たすサービスの提供条件の一覧を作成する。そして、提供条件送信部602は、ステップS102で第1の利用条件を送信した利用者端末10に対して作成された提供条件の一覧を送信日に送信する。
提供条件テーブル610に格納されている提供条件情報は、提供情報ID151と、提供者ID152と、大分類411と、中分類412と、所在地413と、宿泊初日154と、泊数155と、利用人数156と、価格157と、状態158とを含む。
提供条件テーブル610に格納されている提供条件情報は、利用情報ID153がなく、大分類411と中分類412と所在地413とを含む点が図6の提供条件テーブル150Aに格納されている提供条件情報と異なる。
大分類411と中分類412は、サービスの種別毎の分類を示す。大分類411と中分類412は、それぞれ図4の提供者情報テーブル130の大分類131と中分類132とに対応する。
所在地413は、例えば、ホテルの所在地を示す。所在地413は、図4の提供者情報テーブル130の所在地/提供エリア134に対応する。
なお、提供条件テーブル610に格納されている提供条件情報は、利用情報ID153を含んでいてもよい。この場合、提供条件テーブル610と図31の提供条件テーブル510は同一となる。
例えば、図5の利用条件テーブル140Aに格納されている利用条件情報と図33の提供条件テーブル610に格納されている提供条件情報とを比較する場合、比較する各項目は、大分類143と大分類411、中分類144と中分類412、利用エリア145と所在地413、宿泊初日範囲146と宿泊初日154、泊数147と泊数155、利用人数148と利用人数156、価格帯149と価格157である。
なお、提供条件送信部602は、上述した方法と異なる方法で提供条件の同一と類似を判定してもよい。
一方、サービスの利用条件を前もって入力した利用者以外の人は例えば定価でサービスを購入することになる。従って、本発明によれば、サービスを割引価格で販売しても、そのサービスの価格の値崩れが生じるおそれを低くすることができる。
一方、サービスの提供者は、サービス実施日時の直前に売れ残りが予測されるサービスに、事前にその日時のサービスを購入したいと登録した利用者を誘導することができる。サービスの提供者は、例えば自らが提供するサービスの利用を希望する利用者(サービスの顧客)の存在をサービスの実施日時の24時間以上前に知ることができる。利用者の利用日時を知ったサービスの提供者は、サービスに空きがあって売れ残りが予測されるとき、事前にサービスの利用条件を入力した利用者に対して、その利用条件を満たすサービスに空きがあることを知らせることができる。これは、今までならサービスの実施日時に売れ残って消えてしまっていたサービスの販売に結び付く。すなわち、在庫が効かないサービスを提供する提供者にとっては、消えてしまうかもしれない在庫を販売するチャンスが増える。
Claims (6)
- サービスの利用を希望する複数の利用者によって使用される各利用者端末から送信される当該サービスの利用条件を受け付ける利用条件受付部と、
前記利用条件受付部が前記各利用条件を受け付けたときに、前記各利用条件を満たすサービスを提供可能な提供者によって使用される提供者端末に対して前記各利用条件を送信する受付状況送信部と、
前記受付状況送信部によって送信された各利用条件を受信した提供者端末から送信されるサービスの提供条件であって当該サービスが実施される実施日と当該サービスの価格とを含む当該提供条件を受け付ける提供条件受付部と、
前記提供条件受付部によって受け付けられた提供条件を示す提供条件情報が登録される提供条件登録部と、
第1の前記利用条件を送信した利用者端末に対して前記提供条件登録部に登録されている各提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たす当該提供条件の一覧を送信する送信日を、当該所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定し、当該所定の条件を満たす提供条件の一覧を当該送信日に作成し、当該第1の利用条件を送信した利用者端末に対して当該作成した提供条件の一覧を1回以上送信し、当該提供条件の一覧を2回以上送信する場合には、当該提供条件の一覧の送信日と当該提供条件の一覧に含まれる各提供条件に基づくサービスの実施日との間隔が所定の日数以下であるとき、送信される当該各提供条件に含まれるサービスの価格を前回送信時の価格より低い価格に設定する提供条件送信部と、
前記提供条件送信部によって送信された提供条件の一覧を受信した利用者端末から送信される予約依頼であって当該提供条件の一覧に含まれる提供条件に基づくサービスの予約依頼を受け付ける予約受付部と、
を備えるサービス予約装置。 - 前記所定の条件を満たす提供条件が、前記受付状況送信部によって送信された第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された提供条件である請求項1に記載のサービス予約装置。
- 前記第1の利用条件を示す利用条件情報と、前記利用者端末から送信された第2の利用条件を示す利用条件情報とが登録された利用条件登録部を備え、
前記提供条件送信部が、前記利用条件登録部にそれぞれ登録されている前記第1の利用条件を示す利用条件情報と前記第2の利用条件を示す利用条件情報とに基づいて前記第2の利用条件が前記第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす提供条件が、更に、前記第1の利用条件と同一または類似であると判定された前記第2の利用条件であって前記受付状況送信部によって送信された前記第2の利用条件を受信した提供者端末から送信された提供条件を含む、
請求項2に記載のサービス予約装置。 - 前記提供条件登録部に、前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報と、前記利用者端末から送信された第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報とが登録されており、
前記提供条件送信部が、前記提供条件登録部にそれぞれ登録されている前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報と前記第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件を示す提供条件情報とに基づいて前記第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件が前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件のいずれかと類似であるか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす提供条件が、更に、前記第1の利用条件を受信した各提供者端末から送信された各提供条件のいずれかと類似であると判定された、前記第2の利用条件を受信した各提供者端末から送信された提供条件を含む、
請求項2に記載のサービス予約装置。 - 前記第1の利用条件を示す利用条件情報が登録された利用条件登録部を備え、
前記提供条件送信部が、前記利用条件登録部に登録されている前記第1の利用条件を示す利用条件情報と前記提供条件登録部に登録されている各提供条件情報とに基づいて当該各提供条件情報よって示される提供条件が前記第1の利用条件と同一であるか否か、および類似であるか否かを判定し、
前記所定の条件を満たす各提供条件が、前記第1の利用条件と同一または類似と判定された提供条件である、
請求項1に記載のサービス予約装置。 - コンピュータを、
サービスの利用を希望する複数の利用者によって使用される各利用者端末から送信される当該サービスの利用条件を受け付ける利用条件受付手段、
前記利用条件受付手段が前記各利用条件を受け付けたときに、前記各利用条件を満たすサービスを提供可能な提供者によって使用される提供者端末に対して前記各利用条件を送信する受付状況送信手段、
前記受付状況送信手段によって送信された各利用条件を受信した提供者端末から送信されるサービスの提供条件であって当該サービスが実施される実施日と当該サービスの価格とを含む当該提供条件を受け付ける提供条件受付手段、
前記提供条件受付手段によって受け付けられた提供条件を示す提供条件情報が登録される提供条件登録手段、
第1の前記利用条件を送信した利用者端末に対して前記提供条件登録手段に登録されている各提供条件情報によって示される提供条件であって所定の条件を満たす当該提供条件の一覧を送信する送信日を、当該所定の条件を満たす各提供条件に含まれるサービスの実施日に基づいて予め決定し、当該所定の条件を満たす提供条件の一覧を当該送信日に作成し、当該第1の利用条件を送信した利用者端末に対して当該作成した提供条件の一覧を1回以上送信し、当該提供条件の一覧を2回以上送信する場合には、当該提供条件の一覧の送信日と当該提供条件の一覧に含まれる各提供条件に基づくサービスの実施日との間隔が所定の日数以下であるとき、送信される当該各提供条件に含まれるサービスの価格を前回送信時の価格より低い価格に設定する提供条件送信手段、
前記提供条件送信部によって送信された提供条件の一覧を受信した利用者端末から送信される予約依頼であって当該提供条件の一覧に含まれる提供条件に基づくサービスの予約依頼を受け付ける予約受付手段、
として機能させるためのサービス予約プログラム。
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- 2023-03-31 WO PCT/JP2023/013706 patent/WO2023203998A1/ja unknown
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