JP7209956B2 - 製袋機および製袋方法 - Google Patents
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Description
前記フィルムの全幅に及ぶ画像を取得する撮像装置と、
前記ローラを調整する調整装置と、
前記撮像装置から前記画像が入力され、前記調整装置を制御する画像処理装置と、を備え、
前記画像処理装置が、
基準となるデザインデータに対する前記画像のずれ量を算出するずれ量算出部と、
前記調整装置に対して行った制御の制御データに関する情報、該制御の直前の前記ずれ量に関する情報、および少なくとも前記フィルムの種類を含む製袋条件に関する情報を、制御事例の情報として蓄積し記憶する制御事例蓄積記憶部と、
前記制御事例の情報と、製袋中に算出された前記ずれ量と、その製袋時点で設定されている製袋条件と、に基づいて、前記調整装置に対して行う制御の制御データを決定する制御データ決定部と、を備え、
前記制御データ決定部が決定した前記制御データを用いて前記調整装置を制御することを特徴とする。
例えば、熟練したオペレータが行っていた調整作業の内容を、制御事例の情報として予め蓄積しておけば、熟練したオペレータが行なっていた調整作業と略同じ内容の調整作業を自動で実現することができる。
このようにすれば、従来オペレータが蛇行修正のために行なっていたニップ圧の調整作業を自動で行うことができる。
このようにすれば、カッタの直前に配置されたニップローラにて、蛇行によるずれの修正が図られるため、後段に位置するカッタにおけるカット位置不良を抑制することができる。
前記製袋機が、
前記フィルムの全幅に及ぶ画像を取得する撮像装置と、
前記ローラを調整する調整装置と、
記憶部を備え、前記撮像装置から前記画像が入力され、前記調整装置を制御する画像処理装置と、を備え
前記画像処理装置が、基準となるデザインデータを前記記憶部に記憶するデザインデータ記憶ステップと、
前記画像処理装置が、前記デザインデータに対する前記画像のずれ量を算出し、前記調整装置に対して行なった制御の制御データに関する情報と、該制御の直前の前記ずれ量に関する情報と、該制御時に設定されていた少なくとも前記フィルムの種類を含む製袋条件に関する情報と、を制御事例の情報として前記記憶部に蓄積し記憶する制御事例蓄積記憶ステップと、
前記画像処理装置が、前記記憶部に記憶された前記制御事例の情報と、製袋中に算出した前記ずれ量と、その製袋時点で設定されている前記製袋条件とに基づいて、前記調整装置に対して行う制御の制御データを決定して、該制御データを用いて前記調整装置を制御する制御実行ステップと、を有することを特徴とする。
なお、上モータ43および下モータ48はステッピングモータで構成され、内部にはエンコーダ等で構成され、出力軸44,49の位置を検出する位置検出センサ43a、48aがそれぞれ設けられている。
画像処理装置12は、製袋機1の全体を制御する制御部(図示省略)の一部として構成することも可能である。
ここでは、フィルムFに印刷された印刷柄の一部を用いて、蛇行量に相当するずれ量を算出する。図6(a)に示すようにフィルムFを構成する基材フィルムF1には、袋分に対応する印刷ピッチでマーク90,91を含む印刷柄が反復印刷されている。また、図6(b)に示すようにフィルムFを構成する基材フィルムF2には、袋分に対応する印刷ピッチでマーク92,93を含む印刷柄が反復印刷されている。図6(c)は、これら基材フィルムF1とF2を、ずれなく上下に重ね合わせた状態を示している。
次に、図7(b)に示すように、基材フィルムF1に印刷された2つのマーク90,91にそれぞれ代表点90a、91aを設定するとともに、線分90a91aの中点を基準点P1とする。
また同様に、図7(c)に示すように、基材フィルムF2に印刷された2つマーク92,93にそれぞれ代表点92a、93aを設定するとともに、線分92a93aの中点を基準点P2とする。
例えば、記憶部83に蓄積された制御事例の中から、製袋中に算出されたずれ量S1、S2およびその製袋時点で設定されている製袋条件が一致または近似する組データを抽出して、その組データ中に記載されている制御データに関する情報と一致するように、各調整装置に対して行う制御の制御データを決定することができる。
具体的には、図9に示すように、まず使用するフィルムの種類を含む製袋条件を入力し(ステップS201)、ずれ量(蛇行量)算出の際、基準となるデザインデータを記憶部83に記憶させる(ステップS202)。製袋が開始されると、フィルムFがラインセンサ9を通過した際、フィルムFが上面側から撮像され、得られた袋毎の画像データが画像処理装置12に出力される(ステップS203)。画像処理装置12のずれ量算出部80では袋毎の画像データについてずれ量S1、S2が算出される(ステップS204)。
(1)製袋機1において、制御事例の情報として蓄積する内容は適宜変更可能である。例えば、図12に示す制御事例蓄積動作のように、各調整装置における設定を徐々に変化させ(ステップS303)、制御の直後のずれ量S1、S2を算出する(ステップS304)。このようにして得られた各調整装置における設定値を「制御データに関する情報」とし、制御の直後のずれ量S1、S2を、「ずれ量に関する情報」とし、これらの情報を製袋条件に関する情報とともに制御事例の情報として蓄積することも可能である(ステップS307)。このようにして得られた制御事例の情報からは、各調整装置における設定値の変動がフィルムのずれ量S1、S2に及ぼす影響の大きさを学習することができる。
8 撮像装置
9,9B ラインセンサ
10 カッタ
12 画像処理装置
28,29 シーソーローラ
43 上モータ(シーソーローラ用調整装置)
48 下モータ(シーソーローラ用調整装置)
30,31,32,33,34,35 ニップローラ
54,58,64,65,68,69 エアシリンダ(ニップローラ用調整装置)
80 ずれ量算出部
81 制御事例蓄積記憶部
82 制御データ決定部
83 記憶部
F フィルム
F1,F2 基材フィルム
Claims (7)
- ローラでフィルムを送りつつ該フィルムから袋又は袋の連続体を製造する製袋機において、
前記フィルムの全幅に及ぶ画像を取得する撮像装置と、
前記ローラを調整する調整装置と、
前記撮像装置から前記画像が入力され、前記調整装置を制御する画像処理装置と、を備え、
前記画像処理装置が、
基準となるデザインデータに対する前記画像のずれ量を算出するずれ量算出部と、
前記調整装置に対して行った制御の制御データに関する情報、該制御の直前の前記ずれ量に関する情報、および少なくとも前記フィルムの種類を含む製袋条件に関する情報を、制御事例の情報として蓄積し記憶する制御事例蓄積記憶部と、
前記制御事例の情報と、製袋中に算出された前記ずれ量と、その製袋時点で設定されている製袋条件と、に基づいて、前記調整装置に対して行う制御の制御データを決定する制御データ決定部と、を備え、
前記制御データ決定部が決定した前記制御データを用いて前記調整装置を制御することを特徴とする製袋機。 - 前記ローラがニップローラであって、該ニップローラには前記フィルムに加える圧力を調整するニップローラ用調整装置が連結されており、前記調整装置に前記ニップローラ用調整装置が含まれ、
前記画像処理装置は、前記制御データ決定部が決定した前記制御データを用いて前記ニップローラ用調整装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の製袋機。 - 前記袋の外形を規定するカッタの直前に配置されている前記ニップローラに、前記ニップローラ用調整装置が連結されていることを特徴とする請求項2に記載の製袋機。
- 前記ローラが、一端側を支点に他端側を上下方向に揺動可能とするシーソーローラであって、該シーソーローラにはローラ軸の傾きを調整するシーソーローラ用調整装置が連結されており、前記調整装置に前記シーソーローラ用調整装置が含まれ、
前記画像処理装置は、前記制御データ決定部が決定した前記制御データを用いて前記シーソーローラ用調整装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の製袋機。 - 前記フィルムは、互いに溶着される複数の基材フィルムを備えたものであって、
前記基材フィルム同士を溶着するシール装置よりも上流側に配置された前記シーソーローラに、前記シーソーローラ用調整装置が連結されていることを特徴とする請求項4に記載の製袋機。 - 前記ずれ量算出部は、前記複数の基材フィルムそれぞれについて、ずれ量が算出可能に構成されていることを特徴とする請求項5に記載の製袋機。
- ローラでフィルムを送りつつ該フィルムから袋又は袋の連続体を製造する製袋機を用いた製袋方法であって、
前記製袋機が、
前記フィルムの全幅に及ぶ画像を取得する撮像装置と、
前記ローラを調整する調整装置と、
記憶部を備え、前記撮像装置から前記画像が入力され、前記調整装置を制御する画像処理装置と、を備え
前記画像処理装置が、基準となるデザインデータを前記記憶部に記憶するデザインデータ記憶ステップと、
前記画像処理装置が、前記デザインデータに対する前記画像のずれ量を算出し、前記調整装置に対して行なった制御の制御データに関する情報と、該制御の直前の前記ずれ量に関する情報と、該制御時に設定されていた少なくとも前記フィルムの種類を含む製袋条件に関する情報と、を制御事例の情報として前記記憶部に蓄積し記憶する制御事例蓄積記憶ステップと、
前記画像処理装置が、前記記憶部に記憶された前記制御事例の情報と、製袋中に算出した前記ずれ量と、その製袋時点で設定されている前記製袋条件とに基づいて、前記調整装置に対して行う制御の制御データを決定して、該制御データを用いて前記調整装置を制御する制御実行ステップと、
を有することを特徴とする製袋方法。
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JP2020040715A JP2020040715A (ja) | 2020-03-19 |
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JP2018170015A Active JP7209956B2 (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 製袋機および製袋方法 |
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---|---|---|---|---|
JP2001097321A (ja) | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 充填包装機の生産条件決定装置 |
JP2002063566A (ja) | 2000-08-17 | 2002-02-28 | Rengo Co Ltd | 枚葉紙の印刷検査装置 |
JP2008100467A (ja) | 2006-10-20 | 2008-05-01 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 製袋装置及び袋の製造方法 |
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JPH08198206A (ja) * | 1995-01-27 | 1996-08-06 | Nippon Seiki Co Ltd | 包装装置 |
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2018
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