JP7208296B2 - 電力供給導波管内のアイリスによるマイクロ波回転とインピーダンスシフトのための汎用円筒形状キャビティシステム - Google Patents

電力供給導波管内のアイリスによるマイクロ波回転とインピーダンスシフトのための汎用円筒形状キャビティシステム Download PDF

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Description

本開示は、プラズマ反応チャンバ内での回転するマイクロ波の生成に関する。
プラズマ反応チャンバ内で回転するマイクロ波を生成するための1つのアプローチでは、マイクロ波が、空間的に90度だけ分離された2つのポートから、円筒形状キャビティの中へ放射される。90度における2つのポートからのマイクロ波の間の時間位相差を設定することによって、円筒形状キャビティ内のTE111モードが、2つのモニタリングアンテナによるフィードバック制御を用いて円状に回転し、高い均一性のプラズマプロファイルを提供する。
回転するマイクロ波を生成するための別の1つのアプローチでは、2つのポートから放射される2つのマイクロ波の間の時間位相が、同相に維持される。回転を生み出すために、1つのポートからのマイクロ波の振幅が、AsinΩtの形態に変調され、一方、他のポートからのマイクロ波の振幅が、AcosΩtの形態に変調される。ここで、Ωは、1~1000Hzのオーダーの角周波数であり、それは、1GHzを超えるオーダーのマイクロ波キャリア周波数のものよりも随分小さい。この二重注入は、局所的プラズマを遅く喚起するように、TE111モードを遅い周波数Ωで回転させ、プラズマをより広い領域へ拡げ、特に高い圧力でのプラズマ分布の均一性を更に増加させる。
しかし、速い及び遅い回転は、TE111モードのためにのみ提供されている。TE111モードだけでなく、任意のモードに対してそのような回転を提供する必要性がある。
加工対象物処理チャンバの上に横たわる円筒形状マイクロ波キャビティ、及び円筒形状マイクロ波キャビティの側壁内にオフセット角Δθで間隔を空けられた第1と第2のマイクロ波入力ポートPとQを備えた、プラズマリアクタにおいて、円筒形状マイクロ波キャビティ内でモードTEmnl又はTMmnlの回転するマイクロ波を生成するための方法が提供される。ここで、n、m、及びlは、ユーザが選択したTE又はTMモードの値である。該方法は、時間位相差ΔΦによって分離されたそれぞれのマイクロ波信号を、第1と第2の接続開孔のうちのそれぞれのものを通して、円筒形状マイクロ波キャビティの中へ導入すること、円筒形状マイクロ波キャビティ内でモードTEmnl又はTMmnlの回転するマイクロ波を生成するように、ユーザが選択したTE又はTMモードの指標m、n、及びlのうちの少なくとも2つの関数である値に、オフセット角Δθと時間位相差ΔΦの値を調整することを含む。
一実施形態では、関数が以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000001
一実施形態では、回転するマイクロ波が、動作マイクロ波周波数(operational microwave frequency)に等しい回転周波数で、時計回りに回転する。
一実施形態では、時計回りの回転のエネルギー伝達効率を最大化するために、関数が以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000002
一実施形態では、関数が以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000003
一実施形態では、回転するマイクロ波が、動作マイクロ波周波数に等しい回転周波数で、反時計回りに回転する。
一実施形態では、反時計回りの回転のエネルギー伝達効率を最大化するために、関数が以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000004
一実施形態では、それぞれのマイクロ波信号のうちの第1のものが、以下の形態である。すなわち、
Figure 0007208296000005
ここで、ωは、それぞれのマイクロ波信号の角周波数であり、tは時間であり、及びη=0又はπ/2である。
一実施形態では、それぞれのマイクロ波信号のうちの第2のものが、以下の形態である。すなわち、
Figure 0007208296000006
ここで、ωは、マイクロ波信号の角周波数であり、tは時間であり、及びη=0又はπ/2である。
加工対象物処理チャンバの上に横たわる円筒形状マイクロ波キャビティ、及び前記円筒形状マイクロ波キャビティの側壁内に一般角で間隔を空けられた第1と第2の入力ポートを備えた、プラズマリアクタにおいて、前記円筒形状マイクロ波キャビティ内で回転周波数Ωの回転するマイクロ波を生成するための方法が提供される。該方法は、
以下の数式を満たすように前記一般角を設定することを含み、すなわち、
Figure 0007208296000007
それぞれ以下のように表されるマイクロ波フィールドを、入力ポートPとQに入力することを含み、すなわち、
Figure 0007208296000008
ここで、rとsは以下の数式で規定され、ずなわち、
Figure 0007208296000009
及び、「r」内の符号
Figure 0007208296000010
は、回転が反時計回りであるか又は時計回りであるかを決定する。
更なる一態様によれば、プラズマリアクタは、加工対象物処理チャンバの上に横たわる円筒形状マイクロ波キャビティ、及び円筒形状マイクロ波キャビティの側壁内に方位角で間隔を空けられた第1と第2の入力ポートPとQと、マイクロ波周波数を有し、一対のマイクロ波源出力を有する、マイクロ波源と、一対のそれぞれの導波管であって、各々が、マイクロ波源出力のうちのそれぞれのものに接続されたマイクロ波入力端と、第1と第2の入力ポートのうちのそれぞれのものに接続されたマイクロ波出力端とを有する、一対のそれぞれの導波管と、出力端における接続開孔プレート、及び接続開孔プレート内の矩形状接続開孔と、接続開孔プレートとマイクロ波入力端との間のアイリスプレート、及びアイリスプレート内の矩形状アイリス開口とを備える。
一実施形態では、矩形状接続開孔と矩形状アイリス開口が、接続開孔とアイリス開口のうちのそれぞれのものの長さ寸法に沿ったそれぞれの平行な軸を有し、それぞれの平行な軸は、円筒形状マイクロ波キャビティの対称軸に平行である。
一実施形態では、導波管の各々が、マイクロ波入力端とマイクロ波出力端との間にマイクロ波伝播方向を有し、マイクロ波伝播方向は、円筒形状マイクロ波キャビティの対称軸に向けて延伸する。
一実施形態では、矩形状接続開孔が、ユーザが選択したインピーダンスに対応する、それぞれ、長い寸法eと短い寸法fを有する。
一実施形態では、矩形状アイリス開口が、ユーザが選択した共振(resonance)に対応する、それぞれ、長い寸法cと短い寸法dを有する。
一実施形態では、矩形状アイリスが、容量アイリスであり、円筒形状マイクロ波キャビティの対称軸に平行な長い寸法を有する。
一実施形態では、矩形状アイリスが、誘導アイリスであり、円筒形状マイクロ波キャビティの対称軸に平行な短い寸法を有する。
本発明の例示的な実施形態が得られる方式が細部にわたり理解できるように、上で簡潔に要約された、本発明のより具体的な説明が、添付の図面に示されている本発明の実施形態を参照することによって得られよう。本発明をあいまいにしないために、本明細書では、特定の良く知られたプロセスが説明されないことに留意されたい。
実施形態を実行することにおいて使用され得るプラズマリアクタの立面断面図である。 図1Aに対応した平面図である。 関連するリアクタの平面図である。 図1Aのリアクタを含むシステムの概略的な図である。 図1Aのリアクタを含む別のシステムの概略的な図である。 図3のシステムを操作する方法を描くブロック図である。 詳細な説明の中で言及される座標系を描く。 詳細な説明の中で言及される座標系を描く。 インピーダンスシフトアイリスを有する一対の電力供給導波管を含むシステムの図である。 図6に対応した平面図である。 図6の各導波管内で使用されるための異なるアイリスを描く。 図6の各導波管内で使用されるための異なるアイリスを描く。 図6の各導波管内で使用されるための異なるアイリスを描く。
理解を容易にするために、図面に共通する同一の要素を指し示すのに、可能な限り同一の参照番号を使用した。一実施形態の要素及び特徴は、更なる記述がなくとも、他の実施形態に有益に組み込まれ得ると想定される。しかし、本発明は他の等しく有効な実施形態も許容し得ることから、添付の図面は本発明の典型的な実施形態のみを例示しており、したがって、本発明の範囲を限定すると見なすべきではないことに留意されたい。
イントロダクション
本説明では、マイクロ波フィールド回転が、円筒形状キャビティ内のTEmnlとTMmnlの一般的な場合に対して提供される。ここで、m、n、及びlは、ユーザによって選択された適切な整数である。我々の最近の実験結果は、TE121モードが、ある条件の下でプラズマ分布のより高い均一性をもたらすことを確認した。
更に、電力供給導波管内に設置されたアイリスを使用することによって、チャンバインピーダンスを変更するための方法が開示される。一般的に、円筒形状キャビティは、その上で放射線スロットが切り出され、キャビティからプラズマへマイクロ波エネルギーを伝達するところの、底プレートを有する、放射線スロットの所与の設計に対して、チャンバインピーダンスは固定されている。チャンバインピーダンスが、スタブチューナーによって制御される領域内にあるならば、スタブチューナーは、インピーダンスのマッチングを容易にもたらす。さもなければ、同調は、予測不可能又は不安定になり、同調位置の振動をもたらす。逆に、チャンバインピーダンスが制御されていれば、チャンバインピーダンスはチューナーに好適な領域へ移動され得る。それは、費用削減をもたらすスタブの数の低減を更にもたらす。本明細書で提案される方法は、単純であり、我々の最近の実験で示されたように、チャンバインピーダンスをスミスチャート(Smith chart)内の広い領域の中へ移動させる。この方法の採用により、安定したプラズマ同調、及びチャンバとチャンバとのエッチング/プラズマのマッチングが提供される。
マイクロ波キャリア周波数での円筒形状キャビティ内のTEmnlとTMmnlの速い回転
この説明では、速い回転が、動作マイクロ波周波数と同じ回転周波数でのフィールド回転として規定される。図1Aは、壁111によって取り囲まれた処理チャンバ110を含み、真空圧力下でのガスと加工対象物114を支持するための加工対象物支持体112とを含む、プラズマリアクタ100の簡略化された側面図である。処理チャンバ110の上に横たわる円筒形状キャビティ120は、側壁121a、天井121b、及び図1Bで示されるスロット124を有する床122によって取り囲まれている。壁121aと111は、用途に応じて、金属構造体によって接続され得る。誘電体プレート130が、床122の下の真空密封を提供する。誘電体プレート130は、好ましくは、マイクロ波放射線に対して透明な材料から形成されている。図1Cは、床122が開口部810を有し、補助点火用電極820が、(図示せぬ)真空密封を有する開口部810内に配置されている、一実施形態を描いている。補助点火用電極820は、100Hz~10MHzの範囲内のRF周波数のRF源830によって駆動される。RF源830は、(図示せぬ)インピーダンス整合を含み得る。床122及び/又は処理チャンバ110の壁111は、補助点火用電極820に対するグランドプレーン(ground plane)として機能し得る。代替的に、補助点火用電極は、更なる開口部及び真空密封を提供することによって、壁111に配置され得る。電極820とグランドプレーンは、開口部810によってのみ分離される。要約すると、グランドプレーン(すなわち、床122及び/又はキャビティ110の壁111)と共に補助点火用電極820は、容量的に結合されたRF点火回路を形成し、最終的にマイクロ波電力によって持続されるプラズマの点火を助ける。
図2は、側壁121a内の第1と第2のマイクロ波入力ポートPとQが、互いに直角ではない角度によって間隔を空けられた方位角位置に配置されている、一実施形態を描いている。図2では、2つの同一なマイクロ波モジュールSet‐1とSet‐2が、それぞれ、入力ポートP(θ=0)と入力ポートQ(θ=θ)において、円筒形状キャビティ120に接続されている。モジュールSet‐1とSet‐2の他方の端は、モジュールSet‐1とSet‐2にマイクロ波信号を供給する、二重デジタルシード(位相と振幅)生成器340のそれぞれの出力信号AとAに接続されている。各モジュールでは、シード信号が半導体増幅器350によって増幅され、半導体増幅器350は、シード信号を、サーキュレーター352とチューナー354、通常は、3極スタブチューナーとに送信し、反射を低減させる。最終的に、マイクロ波は、放射開孔を有する導波管360を通して円筒形状キャビティ120の中へ導入され、円筒形状キャビティ120内の固有モード(共振)を励起する。一般的に、増幅器350の出力からスタブチューナー354へ、伝送線路が使用される。この実施例では、放射開孔が導波管360の先端に配置されている。同軸‐導波管変圧器(coaxial-to-waveguide transformer)358が、チューナー354と円筒形状キャビティ360との間に挿入されている。しかし、ポール又はループアンテナが採用されるならば、変圧器358は除去され得る。更に、疑似負荷362が、サーキュレーター352の一端の中へ接続され、増幅器350を保護する。
モニタリングアンテナaと200bが、マイクロ波信号を受信するように直交して配置されている。モニタリングアンテナ200aと200bの各々によって受信された信号は、信号フィードバックコントローラ340‐1によって処理される。フィードバックコントローラ340‐1では、位相内と直交位相の復調(IQ復調)が実行され、マイクロ波周波数で受信された信号の位相と振幅を測定する。この位相と振幅の検出が、モジュールSet‐1とSet‐2の両方に対して実行されたときに、コントローラ340‐1は、デジタル信号処理を使用して、出力信号A及びAの相互の時間位相差Δφ及び振幅を計算する。マイクロ波キャリア周波数を有する円筒形状キャビティ内のTEmnlとTMmnlモードの円状の速い回転は、Δφ=±90°及びA=Aを要求するので、コントローラ340‐1は、要求された関係が満たされるまでフィードバックループ制御を実行する。このフィードバックは、スタブ同調作業から独立して操作される。したがって、FPGA及びマイクロコントローラなどの高速コントローラが使用される限り、要求された状態への迅速な変換が、ミリ秒未満で実現される。
共振キャビティ内のTEmnlの電磁場の表現
図2では、入力ポートPとQの角度を付けられた(非直角)方向が、円状の速い回転をもたらすために、PのΔφからのQのΔφの時間位相遅延における新しい条件を要求する。既に述べられたように、フィードバックモニタリングシステムは、完璧な円状の速い回転をもたらすための制御に対処することができる。しかし、フィードバック制御の時間が最小化されるように、Δφの最良の初期値を設定することが望ましい。次に、TEmnlとTMmnlに対して、Δφが導き出される。以下において、h=円筒形状キャビティの高さ、及び、R=円筒形状キャビティの半径である。
TEmnlに対して、フィールドが、ガウス単位(Gauss unit)における所与の単一の整数「m」に対して表現される。すなわち、
Figure 0007208296000011
キャビティ内の電場の接線方向構成要素がゼロになるべき境界条件が、以下の関係をもたらす。すなわち、
Figure 0007208296000012
その後、フィールドは、以下のようになる。すなわち、
Figure 0007208296000013
時間項e-iωtと共に、2つの変数(degenerate)「n」と「-n」を考慮すると、磁場を以下のように書くことができる。すなわち、
Figure 0007208296000014
ここで、aとbは定数である。
固定された(r、z)における全ての磁場構成要素は、新しく正規化された定数aとbを用いて、以下の形態で書くことができる。すなわち、
Figure 0007208296000015
ここで、η=0又はπ/2である。
特に、数式(5)では、「a」と「b」が、それぞれ、反時計回りと時計回りの振幅係数である。
共振キャビティ内のTMmnlの電磁場の表現
TMmnlに対して、フィールドが、ガウス単位における所与の単一の整数「m」に対して表現される。すなわち、
Figure 0007208296000016
TEmnlと同様のやり方で、キャビティ内の電場の接線方向構成要素がゼロになるべき境界条件が、わずかな変化を伴って以下の関係をもたらす。すなわち、
Figure 0007208296000017
ここで、J(ymn)=0である。すなわち、
Figure 0007208296000018
時間項e-iωtと共に、「n」と「-n」の両方を考慮すると、磁場を以下のように書くことができる。すなわち、
Figure 0007208296000019
固定された(r、z)における全ての磁場構成要素は、新しく正規化された定数aとbを用いて、以下の形態で書くことができる。すなわち、
Figure 0007208296000020
ここで、η=0又はπ/2である。数式(10)が、数式(5)と同一の形態なので、以下の説明は、TEmnlとTMmnlの両方に適用することができる。簡潔さのために、数式(5)と(10)における項ηは、以下の説明において省略される。
TEmnlとTMmnlに対する単一及び二重の注入
ポートPからの波動励起を考慮すると、反時計回りと時計回りの回転が、第一近似として等しい可能性で励起される。その後、励起された波は、数式(2)における係数aとbを統一して再正規化することによって、以下のように書かれ得る。すなわち、
Figure 0007208296000021
次に、ポートQからの波を同じ電力と周波数で、しかし、ΔΦの時間位相遅延を伴って励起すると、励起された波は以下のように表現され得る。すなわち、
Figure 0007208296000022
ここで、Δθは、ポートPに対するポートQの位置における角度のオフセットであり、ΔΦは、マイクロ波出力AとAとの間の時間位相差である。入力ポートPとQの両方からのキャビティ120を同時に励起したときに、励起された波は、数式(11)と(12)の合計として以下のように与えられ得る。すなわち、
Figure 0007208296000023
または、反時計回りHと時計回りHの構成要素を分解すると、以下のようになる。すなわち、
Figure 0007208296000024
ここで、
Figure 0007208296000025
TEmnlとTMmnlに対する時計回りの回転に対する条件
反時計回りの項は、数式(14)の最後の項がゼロならば、明白にゼロになる。すなわち、
Figure 0007208296000026
数式(16)のものと同様に以下の条件、すなわち
Figure 0007208296000027
が満たされるならば、反時計回りの波も時計回りの波も励起されない。この同時発生的な条件は、以下のように提供され得る。すなわち、
Figure 0007208296000028
逆に、TEnml又はTMnmlに対する時計回りの回転のみを励起するための、必要かつ十分な条件が、以下のように要約され得る。すなわち、
Figure 0007208296000029
時計回りの回転のエネルギー伝達効率を最大化するために、数式(15)の最後の項は、数式(16)と同時に、±1になるべきである。すなわち、
Figure 0007208296000030
それは、以下のように単純化される。すなわち、
Figure 0007208296000031
数式(19)は、数式(18)の特殊なケースとして含まれる。しかし、数式(19)は、その最大効率のために好適である。更なる単純化が、k=pと設定することによって与えられる。すなわち、
Figure 0007208296000032
最大効率を有する純粋に時計回りの回転を励起するためのマイクロ波二重注入が、以下のように要約される。すなわち、
TE111の場合
ポートQが、ポートPから±π/2だけ分離される。
時間位相遅延が、-π/2(すなわち、位相前進)。 (21)
TE121の場合
ポートQが、ポートPからπ/4又は5π/4だけ分離される。
時間位相遅延が、-π/2(すなわち、位相前進)。 (22)
TEmnlとTMmnlに対する反時計回りの回転に対する条件
同様なやり方で、TEnml又はTMnmlに対する反時計回りの回転のみを励起するための、必要かつ十分な条件が、以下のように要約され得る。すなわち、
Figure 0007208296000033
数式(23)は、ΔθとΔΦを、ユーザが選択したモードTEmnl又はTMmnlの指標m、n、及びlの関数として規定する。反時計回りの回転のエネルギー伝達効率を最大化するために、数式(16)の最後の項は、数式(15)と同時に、±1になるべきである。すなわち、
Figure 0007208296000034
それは、以下のように単純化され得る。すなわち、
Figure 0007208296000035
または、k=pと設定することによる単純化が、以下のものを与える。すなわち、
Figure 0007208296000036
最大効率を有する純粋に反時計回りの回転を励起するためのマイクロ波二重注入が、以下のように要約される。すなわち、
TE111の場合
ポートQが、ポートPから±π/2だけ分離される。
時間位相遅延が、π/2。 (27)
TE121の場合
ポートQが、ポートPからπ/4又は5π/4だけ分離される。
時間位相遅延が、π/2。 (28)
数式(18)~(20)と(23)~(26)の各々は、ΔθとΔΦを、ユーザが選択したモードTEmnl又はTMmnlの指標m、n、及びlの関数として規定する。
要約すると、回転するマイクロ波は、キャビティの任意の共振モードTEmnl又はTMmnlに対して、キャビティ120内で規定される。ユーザは、モード指標m、n、及びlの値を自由に選ぶことができる。これは、ポートPとQとの間の時間位相差ΔΦと方位角Δθを、数式(18)~(20)と(23)~(26)の適用可能なものにおいて規定された、m、n、及びlの関数として設定することによって実現される。以上は、図3Aのブロック図における方法として示される。図3Aでは、加工対象物処理チャンバの上に横たわる円筒形状マイクロ波キャビティを含むプラズマリアクタが、図3のように提供される。第1と第2の入力ポートPとQは、円筒形状マイクロ波キャビティの側壁内にオフセット角Δθで間隔を空けられて設けられる(図3Aのブロック600)。次のステップは、円筒形状マイクロ波キャビティ内でモードTEmnl又はTMmnlの回転するマイクロ波を生成することである。m、n、lのうちの少なくとも2つは、ユーザが選択したTE又はTMモードの値である(ブロック602)。これは、時間位相差ΔΦによって分離されたそれぞれのマイクロ波信号を、第1と第2の接続開孔のうちのそれぞれのものを通して、円筒形状マイクロ波キャビティの中へ導入することによってなされる(図3Aのブロック604)。該方法は、円筒形状マイクロ波キャビティ内でモードTEmnl又はTMmnlの回転するマイクロ波を生成するように、ユーザが選択したTE又はTMモードの指標m、n、及びlのうちの少なくとも2つの関数である値に、オフセット角Δθと時間位相差ΔΦの値を調整することを含む(図3Aのブロック606)。
円筒形状キャビティ内のTEmnlとTMmnlモードの遅い回転に対して一般化された振幅変調
図3は、円筒形状キャビティ内のTEmnlとTMmnlモードの遅い回転のための振幅変調に対する図2の実施形態の変形例を描いている。それは、モニタリングアンテナと信号フィードバックコントローラがないことを除いて図2のものと同じである。
ポートPとQから放射された振幅変調
ポートPとQが空間的に90度だけ分離された、PとQから放射されたマイクロ波フィールドは、1~1000Hzのオーダーの周波数Ωの遅い回転をもたらすために、振幅変調の以下の形態を有するべきである。すなわち、
Figure 0007208296000037
ここで、αは任意定数であり、Ωは回転の角周波数であり、tは時間であり、及びφは任意の初期位相であり、数式(30)のプラスとマイナスの符号は、それぞれ、反時計回りと時計回りの回転に対応する。その後、円筒形状キャビティ内で励起された波は、方位角θを使用して表され得る。すなわち、
Figure 0007208296000038
x‐y座標系内の数式(29)~(30)を書き直すと、以下のように記述される。すなわち、ベクトル入力
Figure 0007208296000039
は、
Figure 0007208296000040
のベクトル波を励起する。ここで、xとyは、それぞれ、xとyの方向におけるユニットベースベクトルである。
図3では、ポートPとQが、必ずしも90度の間隔で配置されていない。しかし、励起された波が数式(33)の形態を有するべきことが要求される。この問題は、直交x‐y座標系から図4で示されるような斜交a‐b座標系への座標変換に変形される。
図4では、一般ベクトルPが以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000041
ここで、a‐b座標系のベースベクトルは、以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000042
したがって、ポートPとQが、90度だけ分離されたときに、数式(33)は、以下のように表され得る。すなわち、
Figure 0007208296000043
ここで、共通時間項cos(ωt+φ)は、スキップされた。
したがって、数式(34)におけるp及びqは、以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000044
斜交座標系における表現を得るために、逆数ベースαとβをベースaとbに対応させる。すなわち、
Figure 0007208296000045
ここで、aとbは以下のように規定される。すなわち、
Figure 0007208296000046
数式(34)の第2項と第3項について(36‐5)と(36‐6)を乗ずることによって、座標変換が得られる。すなわち、
Figure 0007208296000047
数式(32)と(33)におけるx‐y座標系は、次に、以下のようにa‐b座標系のものに変換される。すなわち、
数式(36‐3)と(36‐4)を、(37)、(38)に挿入して、具体形が得られる。すなわち、
Figure 0007208296000048
要約すると、ポートPとQが、図3又は図5で示される数式(36‐7)と(36‐8)によって規定された一般角で間隔を空けられたときに、Ωの回転周波数の遅く回転するマイクロ波フィールドは、以下のものによって表されるポートPとQからのマイクロ波フィールドの入力によって励起され得る。すなわち、
Figure 0007208296000049
ここで、rとsは、数式(40)と(41)で規定され、数式(41)のプラスとマイナスの符号は、それぞれ、反時計回りと時計回りの回転に対応する。(42‐1)と(42‐2)の形態は、rとsの時間変動関数を有する振幅変調の形態である。
数式(22)と(28)に関して、図5で示されるように、TE121の遅い回転をもたらすために、ポートQがポートPから5π/4だけ分離される場合を示す。すなわち、
Figure 0007208296000050
数式(43)と(44)を数式(39)~(41)に代入すると、以下のものが得られる。すなわち、
Figure 0007208296000051
図5の幾何学的形状に対して、これは、ポートPとQから、それぞれ、数式(45)と(46)の形態でマイクロ波電力を供給したときに、励起された波が数式(33)のものと等しくなることを示している。これは、数式(43)~(46)を数式(34)に代入すると、数式(36‐2)が得られ、それは、数式(32)を導出し、結局、数式(33)が導かれるという事実によって立証される。ポートPとQの他の形状に対して、熟練者は、上述したのと同じやり方で、各ポートの供給電力を導出すことができる。
電力供給導波管内のアイリスによるインピーダンスシフト
図2の実施形態又は図3の実施形態の2つの導波管360の各々は、図6で示されるように、円筒形状キャビティ120の内部へ、ポートPとQのうちのそれぞれのものを通して開かれている、放射又は接続開孔405を有する。図6で描かれている実施形態では、導波管360が矩形状であり、一対の側壁410、411、床412、及び天井413を含む、矩形状断面を形成する4つの導電性壁を有する。導波管360の入力開口415は、マイクロ波を受信するために開かれている。反対側の端416は、壁418によって覆われている。上で言及された接続開孔405が、壁418内に形成され、ポートPとQのうちの対応するものと位置合わせされている。各ポートPとQは、キャビティ120の側壁内の開口であり、接続開孔405の寸法に合致し得る。
導波管360は、アイリス420などの1以上のアイリスを含み得る。アイリス420は、矩形状壁422内の矩形状窓として形成されている。導波管360の挙動は、矩形状入力開口415の寸法a×b、矩形状アイリス420の寸法c×d、矩形状接続開孔405の寸法e×f、アイリス420と入力端415との間の距離g、及びアイリス420と接続開孔405との間の距離hによって決定される。他の適切な形状及び寸法が選択され得る。チャンバインピーダンスを同調させるために、接続開孔のサイズe×fが、最初に調整される。一実施例では、e×f=60mm×2mmに対して共振「1」の最良のスペクトルが得られた。説明の簡潔さのために、共振「1」のみが以降で考慮される。
次に、接続開孔405からのアイリス420の任意距離hが選ばれる。図7では、容量アイリスが選ばれ、寸法dの値が調整される。dのサイズが変更されると、3つの共振のインピーダンスが移動する。更に、スミスチャートで共振円のサイズによって表された、その線質係数(quality factor)Qも変化する。図8は、誘導アイリスを描いており、誘導アイリスを用いて異なるインピーダンスシフトを得ることができる。図9で示される共振アイリスは、目標周波数のチャンバインピーダンスが、スミスチャートの中心に配置された、臨界結合(critical coupling)をもたらし得る。この形状では、図2及び図3のスタブチューナーが除去され、単純化された費用効果に優れたチャンバ設計をもたらし得る。しかし、臨界結合が高いQの値を有するので、この設定は、通常、同調の再現性を悪化させる。
破線で示されているように、第2のアイリスプレート500が、導波管360内に配置され、好適なチャンバインピーダンスを得ることができる。第3のアイリスプレートが、同様に追加され得る。
利点
図1~図5の実施形態の主要な利点は、プラズマ処理のための回転するマイクロ波が、2つの異なる方位角位置におけるマイクロ波励起の間の空間的且つ時間的分離の適切な調整によって、ユーザが選択したモードTEmnlとTMmnlの指標m、n、及びlの任意の適切な組み合わせに対して生成され得るということである。図6~図9の実施形態の主要な利点は、マイクロ波チャンバインピーダンスが、キャビティに接続された電力供給導波管の中へインピーダンスシフトアイリスを導入することによって、チャンバを変更することなしに調整され得るということである。
上記は本発明の実施形態を対象とするが、本発明の基本的な範囲から逸脱することなく、本発明の他の更なる実施形態を考案することもでき、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によって決定される。

Claims (15)

  1. プラズマリアクタであって、
    加工対象物処理チャンバと、
    前記加工対象物処理チャンバの上に横たわる円筒形状マイクロ波キャビティ、及び前記円筒形状マイクロ波キャビティの中心軸に対して非対称に配置された複数のマイクロ波入力ポートであって、前記円筒形状マイクロ波キャビティの側壁内に斜交方位オフセット角Δθで間隔を空けられた第1と第2の入力ポートPとQを含む、複数のマイクロ波入力ポートと、
    マイクロ波源であって、マイクロ波周波数を有する第1のマイクロ波源出力をもたらす第1のマイクロ波モジュール、及び前記マイクロ波周波数を有し且つ前記第1のマイクロ波源出力から時間位相差ΔΦによって分離された第2のマイクロ波源出力をもたらす第2のマイクロ波モジュールを有するマイクロ波源と、
    一対のそれぞれの導波管であって、各々が、前記マイクロ波源出力のうちのそれぞれのものに接続されたマイクロ波入力端と、前記第1と第2の入力ポートのうちのそれぞれのものに接続されたマイクロ波出力端とを有する、一対のそれぞれの導波管と、
    前記第1のマイクロ波モジュールに接続された第1の出力信号、及び前記第2のマイクロ波モジュールに接続された第2の出力信号を有するシード信号生成器であって、前記円筒形状マイクロ波キャビティ内でTEmnl又はTMmnlモードの回転マイクロ波を生成する第1及び第2の出力信号を生成するように構成され、ここでm、n、及びlは、ユーザが選択したTE又はTMモードの値である、シード信号生成器と
    を備える、プラズマリアクタ。
  2. 前記円筒形状マイクロ波キャビティ内でTEmnl又はTMmnlモードの前記回転マイクロ波を生成するために、前記時間位相差ΔΦを、前記ユーザが選択したTE又はTMモードの指標m、n、及びlのうちの少なくとも2つの関数である値に調整するように構成されたコントローラを更に備える、請求項1に記載のプラズマリアクタ。
  3. 前記円筒形状マイクロ波キャビティ内でマイクロ波信号を受信するように位置決めされた複数のモニタリングアンテナを更に備え、前記コントローラが、当該複数のモニタリングアンテナからの受信信号に基づいてフィードバックループ制御を実行して前記時間位相差ΔΦについての調整を決定するように構成されている、請求項2に記載のプラズマリアクタ。
  4. 前記複数のモニタリングアンテナが、互いに直交する位置関係で、前記円筒形状マイクロ波キャビティ内の側壁上に配置されている、請求項3に記載のプラズマリアクタ。
  5. 前記それぞれの導波管の各々が、前記円筒形状マイクロ波キャビティの前記中心軸と平行な方向において、前記円筒形状マイクロ波キャビティの床と天井の間の高さよりも高い断面高さを有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
  6. 前記それぞれの導波管の各々が、前記マイクロ波入力端において矩形状入力開口を有する、矩形状の導波管である、請求項1から5のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
  7. 前記加工対象物処理チャンバが、加工対象物を保持するために加工対象物支持体を含み、前記第1と第2の入力ポートPとQが、前記加工対象物支持体の直径よりも大きい直径を有する前記側壁の部分に位置決めされる、請求項1から6のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
  8. 前記円筒形状マイクロ波キャビティが、前記加工対象物処理チャンバから前記円筒形状マイクロ波キャビティを分離し且つマイクロ波エネルギーが前記加工対象物処理チャンバ内に入るための複数の開孔を含む、床を含む、請求項7に記載のプラズマリアクタ。
  9. 前記複数のマイクロ波入力ポートが、厳密に2つのマイクロ波入力ポートからなる、請求項1から8のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
  10. 前記それぞれの導波管の各々が、前記マイクロ波出力端における接続開孔プレート、前記接続開孔プレート内の矩形状接続開孔、前記接続開孔プレートと前記マイクロ波入力端との間のアイリスプレート、および前記アイリスプレート内の矩形状アイリス開口を含み、
    前記矩形状接続開孔と前記矩形状アイリス開口が、前記矩形状接続開孔と前記矩形状アイリス開口のうちのそれぞれのものの長さ寸法に沿ったそれぞれの平行な軸を有し、前記それぞれの平行な軸は、前記円筒形状マイクロ波キャビティの前記中心軸に平行である、請求項に記載のプラズマリアクタ。
  11. 前記それぞれの導波管の各々が、前記マイクロ波入力端と前記マイクロ波出力端との間にマイクロ波伝播方向を有し、前記マイクロ波伝播方向は、前記円筒形状マイクロ波キャビティの前記中心軸に向けて延びる、請求項10に記載のプラズマリアクタ。
  12. 前記矩形状接続開孔が、ユーザが選択したインピーダンスに対応する、長い寸法eと短い寸法fを有する、請求項10または11に記載のプラズマリアクタ。
  13. 前記矩形状アイリス開口が、ユーザが選択した共振(resonance)に対応する、長い寸法cと短い寸法dを有する、請求項10から12のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
  14. 前記矩形状アイリス開口が、容量アイリスであり、前記円筒形状マイクロ波キャビティの前記中心と垂直な方向において、前記矩形状アイリス開口の寸法が、前記導波管の前記矩形状入力開口の寸法よりも小さい、請求項10から12のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
  15. 前記矩形状アイリス開口が、誘導アイリスであり、前記円筒形状マイクロ波キャビティの前記中心と平行な方向において、前記矩形状アイリス開口の寸法が、前記導波管の前記矩形状入力開口の寸法よりも小さい、請求項10から12のいずれか一項に記載のプラズマリアクタ。
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