JP7207459B1 - バキュームポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】潤滑油に起因する油煙の排出を抑制するとともに駆動時の内部部品への機械的ストレスを低減するバキュームポンプを提供する。【解決手段】回転軸2、軸受3、および、ポンプ筐体10を備え、回転軸2がエンジンに機械的に連結し、軸受3がポンプ筐体10の側壁に配置されて回転軸2の一端部を回転可能に支持し、ポンプ筐体10がロータ11とポンプ室12とベーン13と吸入口14および吐出口15と、を有して成り、軸受3およびポンプ筐体10のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプ1において、軸受3はポンプ筐体10に面する反対側の面がシール部材30により密閉されて成り、ポンプ室12の側壁にポンプ室12の内部と外部とを連通する連通穴31、32を備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、バキュームポンプに関し、より詳細には、動力源の駆動に伴って回転軸が回転するとともに内部が潤滑油で潤滑されるバキュームポンプに関する。
車両のブレーキアシスト装置の負圧を発生させるバキュームポンプが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開番号WO2018/198367
ところで、バキュームポンプにはエンジンなどの車両の動力源を動力としており、回転軸の回転が動力源の駆動に同期するものがある。この種のバキュームポンプの回転軸は動力源が駆動している間で回転することになるため、ロータやベーン、ボールベアリングなどの軸受の摩耗を抑制するために潤滑油による潤滑が必要である。
特許文献1に記載の発明のバキュームポンプは無潤滑での作動を目的としたものである。それ故、駆動が動力源の駆動にリンクするバキュームポンプに特許文献1に記載の発明を適用すると、無潤滑で作動させるため、ロータやベーン、ボールベアリングなどの軸受が摩耗して、交換頻度が多くなるという問題がある。
一方で、潤滑式のバキュームポンプは動力源を動力として回転軸が回転している状態で、ポンプ室の内部の潤滑油がベーンの回転により圧縮されて微粒化し、油煙(オイルミストともいう)が生じることが知られている。この油煙はバキュームポンプのポンプ室の内部の圧力が大気圧に近い状態で多く生じやすい。生じた油煙はポンプ室に外部からの空気が吸入されることで、吸入されたその空気が担体となり吐出口からバキュームポンプの外部に運びだされる。
ポンプ室に吸入される空気は主に回転軸を支持す開放型のボールベアリングから吸入される。そこで、開放型のボールベアリングから吸入される空気を低減するためにボールベアリングを密閉する構造が考えられる。ポンプ室の内部に供給された潤滑油はポンプ室の吐出口からの排出に加えて開放型のボールベアリングからも排出されていた。それ故、密閉型のボールベアリングではボールベアリングからの潤滑油の排出が無くなりポンプ室の内部の残油が多くなる。このようにポンプ室の内部の残油が多くなることは、バキュームポンプの駆動時にロータやベーンへの機械的ストレスの要因となっている。
本開示の目的は、潤滑油に起因する油煙の排出を抑制するとともに駆動時の内部部品への機械的ストレスを低減するバキュームポンプを提供することである。
上記の目的を達成する本発明の一態様のバキュームポンプは、回転軸、軸受、および、ポンプ筐体を備え、前記回転軸が動力源に機械的に連結し、前記軸受が前記ポンプ筐体の前記回転軸の軸方向の両側壁のうちの一方の側壁に配置されて前記回転軸の一端部を回転可能に支持し、前記ポンプ筐体が、その内部に配置されて前記回転軸とともに回転する円筒状のロータと、このロータの外周壁および前記ポンプ筐体の内周壁の間に形成されたポンプ室と、前記ロータの外周壁に前記ロータの回転に伴い出没可能に設けられたベーンと、前記ポンプ室の前記内周壁に形成された吸入口および吐出口と、を有して成り、前記軸受および前記ポンプ筐体のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプにおいて、前記軸受は前記ポンプ筐体に面する反対側の面がシール部材により密閉されて成り、前記ポンプ室の側壁に前記ポンプ室の内部と外部とを連通する複数の連通穴を備え、複数の前記連通穴のうちの一部は設置された状態で前記ポンプ室の鉛直方向の下方側に配置され、残りは前記ポンプ室の鉛直方向の上方側に配置され、前記動力源の駆動に伴って前記回転軸が回転する場合に、前記ポンプ室の内部に供給された潤滑油が前記ポンプ室から複数の前記連通穴の全てを介して前記ポンプ室の外部へ排出される構成であり、前記動力源の駆動の停止に伴って前記回転軸の回転が停止した場合に、前記ポンプ室の外部の空気が前記上方側に配置された前記連通穴を介して前記ポンプ室の内部へ入り、前記ポンプ室の内部に残留した潤滑油が前記下方側に配置された前記連通穴から前記ポンプ室の外部へ排出される構成であることを特徴とする。
本発明の一態様のバキュームポンプは、回転軸、軸受、および、ポンプ筐体を備え、前記回転軸が動力源に機械的に連結し、前記軸受が前記ポンプ筐体の前記回転軸の軸方向の両側壁のうちの一方の側壁に配置されて前記回転軸の一端部を回転可能に支持し、前記ポンプ筐体が、その内部に配置されて前記回転軸とともに回転する円筒状のロータと、このロータの外周壁および前記ポンプ筐体の内周壁の間に形成されたポンプ室と、前記ロータの外周壁に前記ロータの回転に伴い出没可能に設けられたベーンと、前記ポンプ室の前記内周壁に形成された吸入口および吐出口と、を有して成り、前記軸受および前記ポンプ筐体のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプにおいて、前記軸受は前記ポンプ筐体に面する反対側の面がシール部材により密閉されて成り、前記ポンプ室の側壁に前記ポンプ室の内部と外部とを連通する複数の連通穴を備え、複数の前記連通穴のうちの一部は設置された状態で前記ポンプ室の鉛直方向の下方側に配置され、残りは前記ポンプ室の鉛直方向の上方側に配置され、前記ベーンが複数あり、前記下方側に配置された前記連通穴はそれらの全てが同時に複数の前記ベーンにより塞がれない位置に配置され、前記上方側に配置された前記連通穴はそれらの全てが同時に複数の前記ベーンにより塞がれない位置に配置されることを特徴とする。
本発明の一態様のバキュームポンプは、回転軸、軸受、および、ポンプ筐体を備え、前記回転軸が動力源に機械的に連結し、前記軸受が前記ポンプ筐体の前記回転軸の軸方向の両側壁のうちの一方の側壁に配置されて前記回転軸の一端部を回転可能に支持し、前記ポンプ筐体が、その内部に配置されて前記回転軸とともに回転する円筒状のロータと、このロータの外周壁および前記ポンプ筐体の内周壁の間に形成されたポンプ室と、前記ロータの外周壁に前記ロータの回転に伴い出没可能に設けられたベーンと、前記ポンプ室の前記内周壁に形成された吸入口および吐出口と、を有して成り、前記軸受および前記ポンプ筐体のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプにおいて、前記軸受は前記ポンプ筐体に面する反対側の面がシール部材により密閉されて成り、前記ポンプ室の側壁に前記ポンプ室の内部と外部とを連通する連通穴を備え、前記回転軸に前記動力源の回転動力を伝達する軸継手を有する軸継手筐体が前記ポンプ室の両側壁のうちの他方の側壁に隣接配置され、前記連通穴は前記ポンプ室の内部と前記軸継手筐体の内部とを連通する構成であり、前記軸継手筐体は、その内部に供給された潤滑油が前記軸継手筐体の外部に排出される軸継手用排出通路を有し、この軸継手用排出通路が前記軸継手筐体の内部に供給された潤滑油と前記ポンプ室の内部から前記連通穴を介して前記軸継手筐体の内部へ排出された潤滑油とを排出可能な構成であることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、軸受の片側を密閉することで軸受を介してポンプ室の内部に吸入される空気を低減することができる。それ故、油煙を外部に運ぶ担体となる空気の低減により油煙が外部へ運ばれて排出される事態を回避することができる。また、本発明の一態様によれば、ポンプ室の内部と外部とを連通する連通穴を備えることで、ポンプ室の内部に供給された潤滑油をこの連通穴を介してポンプ室の外部に排出することができる。これにより、軸受の片側を密閉することで生じるポンプ室の内部の潤滑油の残留量を低減するには有利になり、バキュームポンプの駆動時にロータやベーンへの機械的ストレスを低減することができる。
実施形態のバキュームポンプを例示する縦断面図である。 図1のポンプ筐体を例示する側面図である。 図1の軸継手筐体を例示する側面図である。 従来のバキュームポンプを例示する縦断面図である。 図4のポンプ筐体を例示する側面図である。 従来のバキュームポンプを例示する縦断面図である。
以下に、本開示におけるバキュームポンプの実施形態について説明する。図中において、X方向はバキュームポンプ1の回転軸2の軸方向を示し、Z方向はバキュームポンプ1が設置された状態の鉛直方向を示し、Y方向はX方向およびZ方向のそれぞれの方向に直交する方向を示す。なお、本実施形態において、バキュームポンプ1が設置された状態とはバキュームポンプ1が回転軸2の動力源となるエンジンを搭載した車両に組み付けられた状態である。図中の矢印はロータの回転方向を示し、塗り潰し矢印は潤滑油の流れを示し、白抜き矢印は油煙(オイルミスト)を外部へ運ぶ担体となる空気の流れを示す。図中では、構成が分かり易いように部材の寸法を変化させており、必ずしも実際に製造するものとは一致させていない。
図1に例示するように、実施形態のバキュームポンプ1は、回転軸2が図示しないエンジンのクランクシャフトとギアなどの動力伝達機構を介して機械的に連結され、エンジンの回転動力により駆動して、図示しないブレーキアシスト装置の負圧を発生させるポンプである。バキュームポンプ1は、回転軸2、軸受3、排出通路4、ポンプ筐体10、および、軸継手筐体20を備えて構成される。
回転軸2はX方向に軸方向が向いて、他端部が軸継手筐体20の内部に配置された軸継手21によりエンジンのクランクシャフトに間接的に連結される。軸受3はポンプ筐体10のX方向左側の側壁に配置される。軸受3は回転軸2のX方向の一端部を回転可能に支持する。軸受3としては開放型のボールベアリングが例示される。排出通路4はポンプ筐体10および軸継手筐体20のそれぞれに跨って形成され、それぞれの筐体の内部と外部とを連通する。
図2に例示するように、ポンプ筐体10はベーンポンプで構成され、ロータ11、ポンプ室12、ベーン13、吸入口14、吐出口15、および、ポンプ室用排出通路16を有して成る。
ロータ11は軸方向がX方向を向いた円筒形状を成し、回転軸2に固定されて回転軸2とともに回転する。ポンプ室12はロータ11の外周壁とポンプ筐体10の内周壁との間に形成される。ポンプ室12はX方向視で三日月形状を成す。ベーン13はロータ11の径方向に延在し、ロータ11の外周壁にロータ11の回転周方向に互いに間隔を空けて複数配置される。ベーン13はロータ11の回転に伴ってロータ11の径方向に出没可能に構成される。吸入口14はポンプ筐体10の内周壁に形成され、図示しないブレーキアシスト装置の内部に連通する。吐出口15はポンプ筐体10の内周壁に形成され、ポンプ室用排出通路16を介して排出通路4に連通する。ポンプ室用排出通路16はバキュームポンプ1が設置された状態でZ方向下方側に配置される。ポンプ室用排出通路16は吐出口15から流入したポンプ室12の内部の空気や潤滑油が通過する。なお、ロータ11とポンプ室12の両側壁との間には隙間(ロータサイドクリアランスともいう)が形成されている。本開示において側壁とはX方向に対向する壁を示す。
図1に例示するように、軸継手筐体20はポンプ筐体10のX方向右側の側壁に隣接配置される。軸継手筐体20は軸継手21、軸継手室22、潤滑装置23、および、軸継手用排出通路24を有して成る。
軸継手21は回転軸2とエンジンの回転動力に回転する動力軸5とを動力伝達可能に連結する。軸継手室22は軸継手筐体20の内部に形成された空間である。潤滑装置23は潤滑油を供給する装置である。軸継手用排出通路24はバキュームポンプ1が設置された状態でZ方向下方側に配置され、軸継手室22の内部と排出通路4とを連通する。
本実施形態のバキュームポンプ1は上記の構成に加えて、シール部材30、複数の連通穴31、32、および、軸継手用排出通路33を備えて構成される。
シール部材30は軸受3のポンプ筐体10に面する反対側の面3aのみに配置されて、その反対側の面3aのみを密閉する。シール部材30は軸受3の反対側の面3aにおいて空気や潤滑油の出入りを遮断する。シール部材30は軸受3の反対側の面3aを密閉できればよく、その構造は特に限定されるものではない。本実施形態のシール部材30はフッ素樹脂で構成され、軸受3の内輪に設けたV字形状の溝に二重リップが押し付けられる構造を有する。
複数の連通穴31、32はポンプ室12の内部と外部とを連通する。本実施形態においてその外部とは軸継手筐体20の軸継手室22の内部を示し、複数の連通穴31、32はポンプ室12の内部と軸継手室22の内部とを連通する。複数の連通穴31、32はポンプ室12の軸継手筐体20に隣接する側壁に形成される。
図2に例示するように、複数の連通穴31は、バキュームポンプ1が設置された状態でポンプ室12のZ方向下方側であって、ポンプ筐体10の内周壁に沿って配置される。本開示において内周壁に沿うとは複数の連通穴31と内周壁とがZ方向に離間しない状態を示す。複数の連通穴31はロータ11の回転周方向に間隔を空けて配置され、複数の連通穴31の全てが同時にベーン13により塞がれないように配置される。本開示において連通穴がベーン13により塞がれた状態とはX方向視で連通穴とベーン13とが重なった状態を示すものとする。複数の連通穴31はポンプ室12のロータ11の外周壁とポンプ筐体10の内周壁との間のロータ11の径方向の間隔が狭くなる部位に配置されることが望ましい。ポンプ室12はX方向視で三日月形状を成しており、外周壁と内周壁との間が狭くなる部位とその狭くなる部位に比して間が広くなる部位とが存在する。複数の連通穴31はその狭くなる部位に形成されることが望ましい。
複数の連通穴32は、バキュームポンプ1が設置された状態でポンプ室12のZ方向上方側に配置される。複数の連通穴32はポンプ室12のZ方向上方側に配置されていればよい。複数の連通穴32はロータ11の回転周方向に間隔を空けて配置され、複数の連通穴32の全てが同時にベーン13により塞がれないように配置される。
本開示において複数の連通穴31が配置されるポンプ室12のZ方向下方側とは動力源の駆動の停止に伴って回転軸2の回転が停止した場合にポンプ室12の下方に溜まった潤滑油の油面よりもZ方向下側であることが望ましい。また、複数の連通穴3が配置されるポンプ室12のZ方向上方側とは動力源の駆動の停止に伴って回転軸2の回転が停止した場合にポンプ室12の下方に溜まった潤滑油の油面よりもZ方向上側であることが望ましい。
図3に例示するように、軸継手用排出通路33は軸継手用排出通路24に加えて追加された通路である。軸継手用排出通路33は軸継手用排出通路24と同様にバキュームポンプ1が設置された状態でZ方向下方側に配置され、軸継手室22の内部と排出通路4とを連通する。
軸継手用排出通路24、33は軸継手室22の内部の潤滑油を分散して排出通路4に排出する構成である。軸継手用排出通路24、33は排出通路4を流れる流体の流れに関してポンプ室用排出通路16よりも下流側で排出通路4に連通する。
図4および図5に例示するように、従来のバキュームポンプ100は、軸受3がシール部材30により密閉されていない。それ故、バキュームポンプ100は、ポンプ室12の内部の圧力が大気圧に近い状態でエンジンの回転動力に回転軸2が回転すると、軸受3を通じて外部の空気がポンプ室12に流入する。また、バキュームポンプ100は、ポンプ室12の内部の圧力が大気圧に近い状態でエンジンの回転動力に回転軸2が回転すると、ポンプ室12の内部の潤滑油OLがベーン13の回転により圧縮されて微粒化し、油煙OMが生じる。生じたこの油煙OMは軸受3から流入した空気が担体となり、吐出口15からポンプ室用排出通路16および排出通路4を通じて外部に運び出される。
図1に例示するように、本実施形態のバキュームポンプ1は軸受3の片側がシール部材30により密閉される。これにより、バキュームポンプ1はポンプ室12の内部の圧力が大気圧に近い状態でエンジンの回転動力に回転軸2が回転しても軸受3を通じて外部の空気がポンプ室12に流入することがない。それ故、ポンプ室12の内部でベーン13の回転により油煙が生じても、生じた油煙が外部に運ばれることを抑制できる。
このようにバキュームポンプ1によれば、軸受3の片側がシール部材30により密閉されることで軸受3を介してポンプ室12の内部に吸入される空気を低減することができる。その結果、油煙を外部に運ぶ担体となる空気の低減により油煙が外部へ運ばれて排出される事態を回避することができる。
図6に例示するように、従来のバキュームポンプ100は、軸受3がシール部材30により密閉されていない。それ故、バキュームポンプ100は、エンジンの回転動力に回転軸2が回転すると、ポンプ室12の内部に供給された潤滑油が軸受3を通じて外部へ排出される。
図1に例示するように、本実施形態のバキュームポンプ1は、エンジンの回転動力に回転軸2が回転すると、ポンプ室12の内部に供給された潤滑油が複数の連通穴31、32から軸継手室22の内部に排出される。このように、バキュームポンプ1は、軸受3の片側がシール部材30により密閉されることで軸受3から排出されない分の潤滑油が複数の連通穴31、32から排出されることで、ポンプ室12の内部の残油量を低減することができる。その結果、バキュームポンプ1の駆動時にロータ11やベーン13への高粘度の残油による機械的ストレスを低減することができる。
以上のように、本開示のバキュームポンプ1によれば、軸受3の片側のみをシール部材30により密閉することで潤滑油に起因する油煙の外部への排出を抑制できるとともに、シール部材30で密閉することで生じるポンプ室12の内部の残油による駆動時の内部部品への機械的ストレスを連通穴31、32を形成することで低減できる。
本開示の連通穴はポンプ室12の内部の潤滑油をポンプ室12の外部へ排出できればよく、一つの連通穴31のみを備える構成でもよい。ただし、本実施形態のバキュームポンプ1のように複数の連通穴31、32を備えることが望ましく、バキュームポンプ1が設置された状態で、複数の連通穴3がポンプ室12の上方側に配置され、複数の連通穴3がポンプ室12の下方側に配置されることがより望ましい。
バキュームポンプ1はポンプ室12の上下に分けて配置された複数の連通穴31、32を備えることで、動力源の駆動に伴って回転軸2が回転する場合に、ポンプ室12の内部に供給された潤滑油がポンプ室12から複数の連通穴31、32の全てを介して軸継手室22の内部へ排出される。このとき、複数の連通穴31、32から潤滑油がポンプ室12の内部から軸継手室22の内部に流れており、複数の連通穴31、32からポンプ室12の内部に空気が流入することがない。また、バキュームポンプ1は、動力源の駆動の停止に伴って回転軸2の回転が停止した場合に、軸継手室22の内部の空気が上方側に配置された複数の連通穴32を介してポンプ室12の内部へ入り、ポンプ室12の内部に残留した潤滑油が下方側に配置された複数の連通穴31から軸継手室22の内部へ排出される。
このように、複数の連通穴31、32は、動力源の駆動に伴って回転軸2が回転する場合にそれらの全ての穴が潤滑油を排出するように機能し、動力源の駆動の停止に伴って回転軸2の回転が停止した場合に複数の連通穴32が空気穴として機能して、複数の連通穴31からの潤滑油の排出を円滑に行うことができる。
複数の連通穴31はポンプ筐体10の内周壁に沿って配置されることが望ましい。これにより、回転軸2の回転が停止してもポンプ室12の内部に残留した潤滑油を複数の連通穴31からポンプ室12の外部へ排出するには有利になる。
本実施形態のようにバキュームポンプ1が複数のベーン13を有する場合に、複数の連通穴31はそれらの全てが同時に複数のベーン13により塞がれない位置に配置され、複数の連通穴32はそれらの全てが同時に複数のベーン13により塞がれない位置に配置されることが望ましい。これより、動力源の駆動の停止に伴って回転軸2の回転が停止した場合に複数の連通穴31の一部や複数の連通穴32の一部がベーン13により塞がれても、塞がれていない他の連通穴31や連通穴32によりポンプ室12の内部の残油が外部へ排出される。
軸継手筐体20は軸継手用排出通路24のみで軸継手筐体20の内部に供給された潤滑油と複数の連通穴31、32を介して軸継手室22の内部に排出された潤滑油との全ての潤滑油が詰まらずに円滑に排出可能であれば、軸継手用排出通路33を設けなくてもよい。軸継手用排出通路24の内部で潤滑油が詰まると、バキュームポンプ1が高内圧化する。そこで、軸継手用排出通路24のみではバキュームポンプ1が高内圧化する場合に、軸継手用排出通路24に加えて軸継手用排出通路33を追加する。このように、軸継手用排出通路24、33の二つの排出通路を備えて、軸継手筐体20の内部の潤滑油を分散して排出する構成であることが望ましい。これにより、軸継手筐体20の内部に供給された潤滑油と複数の連通穴31、32を介して軸継手室22の内部に排出された潤滑油との全ての潤滑油をそれぞれの通路で詰まらせずに円滑に排出するには有利になる。
軸継手用排出通路24、33は排出通路4を流れる流体の流れに関してポンプ室用排出通路16よりも下流側で排出通路4に連通することが望ましい。これにより、バキュームポンプ1の高内圧化を抑制するには有利になる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示のバキュームポンプ1は特定の実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
バキュームポンプ1の動力源はエンジンに限定されない。車両が電動機で走行可能な場合に、その電動機の回転動力により回転軸2が回転する構成でもよい。また、動力源は車両を走行させるものに限定されずに、バキュームポンプ1に連結された専用の電動機でもよい。
バキュームポンプ1は軸継手筐体20を備えずに、むき出しの軸継手21により回転軸2が動力源に機械的に連結された構成や、軸継手21ではない他の動力伝達機構により回転軸2が動力源に機械的に連結された構成でもよい。バキュームポンプ1が軸継手筐体20を備えない場合に、複数の連通穴31、32と排出通路4とを連通する通路を別途、備えるとよい。なお、バキュームポンプ1が軸継手筐体20を備えない場合に、潤滑装置23はポンプ筐体10に設置される。また、バキュームポンプ1が軸継手筐体20を備えない場合に、複数の連通穴31、32はポンプ室12の軸受3が配置された側の側壁に形成されてもよい。
複数の連通穴31、32の配置位置は適宜、変更可能である。本実施形態において、複数の連通穴32はポンプ室12の側壁のロータ11とX方向で対向する部位に形成されたが、軸継手室22の内部と連通可能であればロータ11と対向する部位以外に形成してもよい。例えば、複数の連通穴32をポンプ筐体10の内周壁に沿って配置してもよい。
ロータ11およびベーン13は、ロータ11の形状やベーン13の数など特に限定されるものではない。また、ポンプ筐体10の内部に形成されるポンプ室12は一つに限定されずに、三日月形状のポンプ室が二つ形成されたものでもよい。軸継手21は回転軸2と動力軸5とを動力伝達可能に連結すればよく、その構成は特に限定されない。潤滑装置23は、回転軸2が動力源の動力により回転している場合に、潤滑油を軸受3、ポンプ筐体10、および、軸継手筐体20のそれぞれの内部に供給可能であればよく、その構造および配置が特定に限定されるものではない。
1 バキュームポンプ
2 回転軸
3 軸受
4 排出通路
10 ポンプ筐体
11 ロータ
12 ポンプ室
13 ベーン
14 吸入口
15 吐出口
16 ポンプ室用排出通路
20 軸継手筐体
21 軸継手
22 軸継手室
23 潤滑装置
24 軸継手用排出通路
30 シール部材
31、32 連通穴
33 軸継手用排出通路

Claims (8)

  1. 回転軸、軸受、および、ポンプ筐体を備え、前記回転軸が動力源に機械的に連結し、前記軸受が前記ポンプ筐体の前記回転軸の軸方向の両側壁のうちの一方の側壁に配置されて前記回転軸の一端部を回転可能に支持し、前記ポンプ筐体が、その内部に配置されて前記回転軸とともに回転する円筒状のロータと、このロータの外周壁および前記ポンプ筐体の内周壁の間に形成されたポンプ室と、前記ロータの外周壁に前記ロータの回転に伴い出没可能に設けられたベーンと、前記ポンプ室の前記内周壁に形成された吸入口および吐出口と、を有して成り、前記軸受および前記ポンプ筐体のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプにおいて、
    前記軸受は前記ポンプ筐体に面する反対側の面がシール部材により密閉されて成り、
    前記ポンプ室の側壁に前記ポンプ室の内部と外部とを連通する複数の連通穴を備え、
    複数の前記連通穴のうちの一部は設置された状態で前記ポンプ室の鉛直方向の下方側に配置され、残りは前記ポンプ室の鉛直方向の上方側に配置され、
    前記動力源の駆動に伴って前記回転軸が回転する場合に、前記ポンプ室の内部に供給された潤滑油が前記ポンプ室から複数の前記連通穴の全てを介して前記ポンプ室の外部へ排出される構成であり、
    前記動力源の駆動の停止に伴って前記回転軸の回転が停止した場合に、前記ポンプ室の外部の空気が前記上方側に配置された前記連通穴を介して前記ポンプ室の内部へ入り、前記ポンプ室の内部に残留した潤滑油が前記下方側に配置された前記連通穴から前記ポンプ室の外部へ排出される構成であるバキュームポンプ。
  2. 前記ベーンが複数あり、前記下方側に配置された前記連通穴はそれらの全てが同時に複数の前記ベーンにより塞がれない位置に配置され、前記上方側に配置された前記連通穴はそれらの全てが同時に複数の前記ベーンにより塞がれない位置に配置される請求項に記載のバキュームポンプ。
  3. 前記回転軸に前記動力源の回転動力を伝達する軸継手を有する軸継手筐体が前記ポンプ室の両側壁のうちの他方の側壁に隣接配置され、
    前記連通穴は前記ポンプ室の内部と前記軸継手筐体の内部とを連通する構成であり、
    前記軸継手筐体は、その内部に供給された潤滑油が前記軸継手筐体の外部に排出される軸継手用排出通路を有し、この軸継手用排出通路が前記軸継手筐体の内部に供給された潤滑油と前記ポンプ室の内部から前記連通穴を介して前記軸継手筐体の内部へ排出された潤滑油とを排出可能な構成である請求項1または2に記載のバキュームポンプ。
  4. 回転軸、軸受、および、ポンプ筐体を備え、前記回転軸が動力源に機械的に連結し、前記軸受が前記ポンプ筐体の前記回転軸の軸方向の両側壁のうちの一方の側壁に配置されて前記回転軸の一端部を回転可能に支持し、前記ポンプ筐体が、その内部に配置されて前記回転軸とともに回転する円筒状のロータと、このロータの外周壁および前記ポンプ筐体の内周壁の間に形成されたポンプ室と、前記ロータの外周壁に前記ロータの回転に伴い出没可能に設けられたベーンと、前記ポンプ室の前記内周壁に形成された吸入口および吐出口と、を有して成り、前記軸受および前記ポンプ筐体のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプにおいて、
    前記軸受は前記ポンプ筐体に面する反対側の面がシール部材により密閉されて成り、
    前記ポンプ室の側壁に前記ポンプ室の内部と外部とを連通する複数の連通穴を備え、
    複数の前記連通穴のうちの一部は設置された状態で前記ポンプ室の鉛直方向の下方側に配置され、残りは前記ポンプ室の鉛直方向の上方側に配置され、
    前記ベーンが複数あり、前記下方側に配置された前記連通穴はそれらの全てが同時に複数の前記ベーンにより塞がれない位置に配置され、前記上方側に配置された前記連通穴はそれらの全てが同時に複数の前記ベーンにより塞がれない位置に配置されるバキュームポンプ。
  5. 回転軸、軸受、および、ポンプ筐体を備え、前記回転軸が動力源に機械的に連結し、前記軸受が前記ポンプ筐体の前記回転軸の軸方向の両側壁のうちの一方の側壁に配置されて前記回転軸の一端部を回転可能に支持し、前記ポンプ筐体が、その内部に配置されて前記回転軸とともに回転する円筒状のロータと、このロータの外周壁および前記ポンプ筐体の内周壁の間に形成されたポンプ室と、前記ロータの外周壁に前記ロータの回転に伴い出没可能に設けられたベーンと、前記ポンプ室の前記内周壁に形成された吸入口および吐出口と、を有して成り、前記軸受および前記ポンプ筐体のそれぞれの内部に潤滑油が供給される構成であるバキュームポンプにおいて、
    前記軸受は前記ポンプ筐体に面する反対側の面がシール部材により密閉されて成り、
    前記ポンプ室の側壁に前記ポンプ室の内部と外部とを連通する連通穴を備え、
    前記回転軸に前記動力源の回転動力を伝達する軸継手を有する軸継手筐体が前記ポンプ室の両側壁のうちの他方の側壁に隣接配置され、
    前記連通穴は前記ポンプ室の内部と前記軸継手筐体の内部とを連通する構成であり、
    前記軸継手筐体は、その内部に供給された潤滑油が前記軸継手筐体の外部に排出される軸継手用排出通路を有し、この軸継手用排出通路が前記軸継手筐体の内部に供給された潤滑油と前記ポンプ室の内部から前記連通穴を介して前記軸継手筐体の内部へ排出された潤滑油とを排出可能な構成であるバキュームポンプ。
  6. 前記ポンプ筐体および前記軸継手筐体の両方に跨って形成されて外部に連通する排出通路を備え、前記ポンプ筐体は一端が前記吐出口に連通し、他端が前記排出通路に連通するポンプ用排出通路を有し、前記軸継手用排出通路は前記排出通路を流れる流体の流れに関して前記ポンプ室用排出通路よりも下流側で前記排出通路に連通する請求項に記載のバキュームポンプ。
  7. 前記軸継手用排出通路は複数あり、複数の前記軸継手用排出通路は前記軸継手筐体の内部の潤滑油を分散して排出する構成である請求項5または6に記載のバキュームポンプ。
  8. 前記連通穴は複数あり、複数の前記連通穴のうちの一部は設置された状態で前記ポンプ室の鉛直方向の下方側に配置され、残りは前記ポンプ室の鉛直方向の上方側に配置される請求項5~7のいずれか1項に記載のバキュームポンプ。
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