JP7205282B2 - 配線基板製造装置、配線基板の製造方法、基材及びエキスパンド装置 - Google Patents
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前記支持基板設置ユニットは、前記基材と前記支持基板との間に設けられるアライメント機構を用いて、前記支持基板を前記基材上の所定の位置に配置してもよい。
まず、本実施形態に係る配線基板製造装置100について説明する。図1及び図2はそれぞれ、配線基板製造装置100を示す斜視図及び側面図である。
第1伸長ユニット110は、対向して配置される一対の第1クランプ部111を有し、各第1クランプ部111で基材20を把持し、各第1クランプ部111を互いに離間させることで基材20を基材20の面内方向の一つである第1方向D1に伸長させる装置である。第1伸長ユニット110は、互いに離間させた第1クランプ部111を互いに接近させることも可能であり、伸長させた基材20を収縮させることができる。
第2伸長ユニット120は、第1伸長ユニット110の一対の第1クランプ部111が対向する方向と交差する方向に対向して配置される一対の第2クランプ部121を有し、各第2クランプ部121で基材20を把持し、各第2クランプ部121を互いに離間させることで、基材20を基材20の面内方向の一つである第2方向D2に伸長させる装置である。第2伸長ユニット120も、互いに離間させた第2クランプ部121を互いに接近させることが可能であり、伸長させた基材20を収縮させることができる。
張力調整ユニット130は、少なくとも一つのアーム131を有し、一対の第1クランプ部111及び一対の第2クランプ部121により把持された基材20にアーム131の先端部131Aを基材20の面外方向から接近させて基材20に離脱自在に連結し、先端部131Aを基材20の面内方向に沿って移動させることで基材20の張力を調整する装置である。なお、基材20の面外方向とは、基材20の面内方向と交差する方向であり、基材20の第1面21の法線方向及びこれに対して傾斜する方向を含む複数の方向のことを意味する。
支持基板設置ユニット140は、配線52を支持した支持基板40を把持し、伸長した基材20上に配置する支持基板把持部141と、基材20上に配置された支持基板40を基材20に貼り合わせる貼合部142と、を有する装置である。
次に、配線基板製造装置100による配線基板10の製造方法について図3A乃至図3E、図4A乃至図4E、図5及び図6を参照しつつ説明する。
以下、配線基板製造装置100のいくつかの変形例について説明する。
図7に示す変形例では、張力調整ユニット130が、アーム131の先端部131Aを基材20に設けられた孔200に挿入することで、基材20と連結させる。アーム131の先端部131Aは吸盤133を備えておらず、柱状となっている。アーム131の先端部131Aは先細り形状である場合、先端部131Aを孔200に挿入し易くなる。
次に第2の変形例では、張力調整ユニット130が、アーム131の先端部131Aを基材20に差し込むことで、基材20と連結するようになっている。アーム131の先端部131Aは吸盤133を備えておらず、針形状となっている。
20…基材
20X…アライメントマーク
21…第1面
22…第2面
200…孔
201…基材本体
202…グロメット
204…被連結部
40…支持基板
40X…アライメントマーク
51…電子部品
52…配線
57…蛇腹形状部
60…接着層
80…補強部材
100…配線基板製造装置
100F…フレーム
110…第1伸長ユニット
111…第1クランプ部
112…第1クランパー
120…第2伸長ユニット
121…第2クランプ部
122…第2クランパー
130…張力調整ユニット
131…アーム
131A…先端部
132…台座部
133…吸盤
140…支持基板設置ユニット
141…支持基板把持部
141A…サポートフレーム
141B…把持アーム
142…貼合部
142A…ローラ
Claims (10)
- 伸縮性を有するシート状の基材上に配線を設けることで配線基板を製造する配線基板製造装置であって、
対向して配置される一対の第1クランプ部を有し、各前記第1クランプ部で前記基材を把持し、各前記第1クランプ部を互いに離間させることで、前記基材を前記基材の面内方向の一つである第1方向に伸長させる第1伸長ユニットと、
少なくとも一つのアームを有し、一対の前記第1クランプ部により把持された前記基材に、前記アームの先端部を前記基材の面外方向から離脱自在に連結し、前記先端部を前記基材の面内方向に沿って移動させることで前記基材の張力を調整する張力調整ユニットと、を備え、
伸長した前記基材上に前記配線を設けることで配線基板を製造する、配線基板製造装置。 - 前記一対の第1クランプ部が対向する方向と交差する方向に対向して配置される一対の第2クランプ部を有し、各前記第2クランプ部で前記基材を把持し、各前記第2クランプ部を互いに離間させることで、前記基材を前記第1方向と交差する、前記基材の面内方向の一つである第2方向に伸長させる第2伸長ユニットをさらに備える、請求項1に記載の配線基板製造装置。
- 前記先端部は、前記基材に吸着する吸盤を有する、請求項1又は2に記載の配線基板製造装置。
- 前記先端部は、前記基材に挿入される、請求項1又は2に記載の配線基板製造装置。
- 前記配線を支持した支持基板を把持し、前記基材上に配置する支持基板把持部を有する支持基板設置ユニットをさらに備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の配線基板製造装置。
- 前記支持基板設置ユニットは、前記基材上に配置された前記支持基板を前記基材に貼り合わせる貼合部をさらに有する、請求項5に記載の配線基板製造装置。
- 前記支持基板設置ユニットは、前記基材と前記支持基板との間に設けられるアライメント機構を用いて、前記支持基板を前記基材上の所定の位置に配置する、請求項5又は6に記載の配線基板製造装置。
- 伸縮性を有するシート状の基材上に配線を設けることで配線基板を製造する配線基板の製造方法であって、
前記基材の面内方向の一つである第1方向に前記基材を伸長させる工程と、
伸長した前記基材に前記基材の面外方向から接触し、前記基材との接触部分を前記基材の面内方向に沿って移動させることで前記基材の張力を調整する工程と、
伸長した前記基材上に前記配線を設ける工程と、を備える、配線基板の製造方法。 - 対向して配置される一対の第1クランプ部を有し、各前記第1クランプ部で伸縮性を有するシート状の基材を把持し、各前記第1クランプ部を互いに離間させることで、前記基材を前記基材の面内方向の一つである第1方向に伸長させる第1伸長ユニットと、少なくとも一つのアームを有し、一対の前記第1クランプ部により把持された前記基材に、前記アームの先端部を前記基材の面外方向から離脱自在に連結し、前記先端部を前記基材の面内方向に沿って移動させることで前記基材の張力を調整する張力調整ユニットと、を備え、伸長した前記基材上に配線を設けることで配線基板を製造する配線基板製造装置で用いられる基材であって、
基材本体と、
前記基材本体を貫通する筒状体であって、その内周面の内側に前記アームの先端部が挿入されるグロメット、又は、前記基材本体に埋め込まれ、前記アームの先端部が差し込まれる前記基材本体よりも硬質な被連結部と、を備える、基材。 - 伸縮性を有するシート状の部材を伸長させるエキスパンド装置であって、
対向して配置される一対の第1クランプ部を有し、各前記第1クランプ部で前記部材を把持し、各前記第1クランプ部を互いに離間させることで、前記部材を前記部材の面内方向の一つである第1方向に伸長させる第1伸長ユニットと、
少なくとも一つのアームを有し、一対の前記第1クランプ部により把持された前記部材に、前記アームの先端部を前記部材の面外方向から離脱自在に連結し、前記先端部を前記部材の面内方向に沿って移動させることで前記部材の張力を調整する張力調整ユニットと、を備える、エキスパンド装置。
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JP5123748B2 (ja) * | 2008-06-19 | 2013-01-23 | 日置電機株式会社 | 回路基板固定装置、回路基板検査装置および回路基板固定方法 |
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