JP7203970B2 - 密封装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングダストシールとして用いられるのに適した密封装置に関する。
ステアリングダストシールは、フロントダッシュパネルに配置され、その内部にステアリングシャフトが回転自在に挿入されている(特許文献1)。
ステアリングダストシールは、エンジンルームから乗員車室内への異物(ダスト、泥水など)の進入を抑制するとともに、エンジンルームから乗員車室内への音の伝達を抑制する機能を有する。
特許文献1に記載のステアリングダストシールは、弾性材料製のベロー部と、ベロー部の内側に配置された弾性材料製の円筒部と、円筒部の内側に配置された低摩擦摺動環を有する。
低摩擦摺動環は、ステアリングシャフトの周囲にステアリングシャフトの外周面と摺動可能に接触するよう配置されている。低摩擦摺動環は、摩擦係数が小さい樹脂から形成されており、ステアリングシャフトの回転時に異音の発生を抑制する。
特開2010-91077公報
低摩擦摺動環の周囲に配置された円筒部には、ステアリングシャフトと摺動可能に接触するリップが形成されており、リップはエンジンルームから乗員車室内への異物の進入を抑制する。リップが全周にわたってステアリングシャフトの外周面に安定的に接触するためには、剛性が高い低摩擦摺動環と弾性材料製の円筒部が安定して確実に連結されていることが望ましい。例えば、ステアリングシャフトがハウジングに対して偏心しても、リップが全周にわたってステアリングシャフトの外周面に接触し続けることが望まれる。また、ステアリングシャフトがチルトステアリング機構に設けられている場合には、ステアリングシャフトが傾けられても、リップが全周にわたってステアリングシャフトの外周面に接触し続けることが望まれる。
そこで、本発明は、環状の摺動部材と弾性材料製の円筒部の確実な連結を安定化させる密封装置を提供する。
本発明のある態様に係る密封装置は、ハウジングと、前記ハウジングに設けられた軸孔内に配置された回転軸との間の隙間を封止する密封装置であって、前記軸孔の内周面に取り付けられる環状の取付部と、前記取付部の径方向内側に配置された円筒部と、前記円筒部から延びて、前記回転軸の外周面に接触するシールリップ部と、前記取付部と前記円筒部とを接続するベロー部と、前記円筒部の径方向内側に配置されて、前記回転軸の外周面が摺動する樹脂製の環状の摺動部材を有する。前記円筒部、前記シールリップ部、および前記ベロー部は、前記樹脂より弾性が大きい弾性材料から形成されている。前記円筒部は、径方向内側に向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、周方向に連続する環状突起であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、前記突出部は、回転軸に直交する2つの面を有する。前記摺動部材の外周面には、周溝が形成され、前記周溝は、円柱状の底周面と、前記底周面に直交する2つの側壁面を有する。前記周溝には前記突出部が嵌め込まれ、前記突出部の2つの面が前記周溝の2つの側壁面にそれぞれ接触する。
この態様においては、弾性材料製の円筒部における径方向内側に向けて突出する突出部が摺動部材の外周面の周溝に嵌め込まれ、突出部の2つの面が周溝の2つの側壁面にそれぞれ接触するため、摺動部材と円筒部が確実に連結され、かつその連結が安定化する。したがって、回転軸(ステアリングシャフト)がハウジングに対して偏心したり、傾けられたりしても、シールリップ部が全周にわたって回転軸の外周面に接触し続ける。
本発明の第1実施形態に係る密封装置を示す断面図である。 回転軸が傾斜した場合の図1の密封装置の一部を拡大して示す断面図である。 図2に示す密封装置の一部の底面図である。 回転軸が傾斜した場合の比較例に係る密封装置の一部を拡大して示す断面図である。 第1実施形態の変形例の密封装置の一部の底面図である。 回転軸が傾斜した場合の第2実施形態に係る密封装置の一部を拡大して示す断面図である。 図6に示す密封装置の一部の底面図である。 第2実施形態の変形例の密封装置の一部の底面図である。 本発明の第3実施形態に係る密封装置を示す断面図である。 回転軸が傾斜した場合の図9の密封装置の一部を拡大して示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る様々な実施の形態を説明する。図面の縮尺は必ずしも正確ではなく、一部の特徴は誇張または省略されることもある。
第1実施形態
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る密封装置1は、ハウジング(フロントダッシュパネル)2と、ハウジング2に設けられた軸孔2A内に配置された回転軸(ステアリングシャフト)4との間の隙間を封止するステアリングダストシールである。回転軸4は軸線Axを中心に回転させられる。密封装置1は環状の部品であって、図1においては、その左半分が示されている。図1において、符号Eはエンジンルーム側の空間を示し、Pは乗員車室側の空間を示す。
密封装置1は、互いに類似する構造を有する2つのシール部10,40を有する。
シール部10は、基本的に、弾性材料、例えばエラストマーから形成された高弾性部品であって、軸孔2Aの内周面に取り付けられる環状の取付部12と、取付部12よりも径方向内側に配置された円筒部14と、取付部12と円筒部14とを接続する曲折したベロー部16を有する。
さらに、シール部10は、円筒部14から径方向内側かつエンジンルーム側の空間Eに向けて延びて、回転軸4の外周面に全周にわたって接触するシールリップ部18を有する。シールリップ部18は、回転軸4に摺動可能に接触させられる複数のシールリップ18A,18B,18Cを有する。シールリップ18A,18B,18Cは、回転軸4に接触して弾性変形させられる。円筒部14、ベロー部16、およびシールリップ部18は、弾性材料、例えばエラストマーから形成されている。
この実施形態においては、3つのシールリップ18A,18B,18Cが設けられているが、3つのシールリップ18A,18B,18Cが同時に回転軸4に接触する必要性は必ずしもなく、少なくとも1つのシールリップが回転軸4に接触すればよい。また、シールリップの数は実施形態に限定されず、1つでもよいし、2つでもよいし、4以上でもよい。
取付部12は、弾性材料、例えばエラストマーから形成された弾性環20と、弾性環20の周囲に固着された剛性材料、例えば金属から形成された剛性環22を有する。弾性環20は、円筒部14、ベロー部16、およびシールリップ部18と同じ材料から形成されてよく、この場合、ベロー部16に接続されている。
剛性環22は、軸孔2Aに嵌め込まれている(圧入されている)。また、剛性環22において、一端部22aは他の部分よりも小さい直径を有しており、端部22aの周囲には弾性環20の一部分20aが全周にわたって配置されている。部分20aは、剛性環22の端部22aとハウジング2の間で圧縮され、取付部12とハウジング2の間の隙間を封止する。
回転軸4は、チルトステアリング機構に設けられたステアリングシャフトである。このため、回転軸4は、ドライバーによって傾けられる。また、回転軸4は軸孔2Aに対して偏心させられうる。ベロー部16は、弾性変形しやすい部分であり、その弾性変形によって回転軸4の移動、すなわち傾斜および偏心を許容し、なおかつシールリップ18A,18B,18Cが回転軸4の外周面に全周にわたって接触することが可能なように設けられている。
さらに、シール部10は、円筒部14の内側に配置されており、円筒部14に固定された環状の摺動部材24を有する。円筒部14の内周面に形成された凹部に、摺動部材24の外周面に形成された凸部を嵌め込むことによって、摺動部材24は円筒部14に固定されてよい。ただし、摺動部材24を円筒部14に固定する方式は限定されない。
摺動部材24は、回転軸4が傾斜または軸孔2Aに対して偏心しても、シールリップ18A,18B,18Cが回転軸4の外周面に全周にわたって接触することが可能なように設けられている。回転軸4が傾斜または軸孔2Aに対して偏心したとき、回転軸4の周囲にある摺動部材24は回転軸4の移動に追随して移動させられる。シールリップ18A,18B,18Cは、摺動部材24に相対的にほぼ固定された位置に存在するので、回転軸4に対しても相対的にほぼ固定された位置に存在する。したがって、シールリップ18A,18B,18Cは回転軸4の外周面に全周にわたって接触することが可能である。
かくして、回転軸4が回転する時、回転軸4の外周面が摺動部材24の内周面に対して摺動する。摺動部材24は、例えばポリテトラフルオロエチレンのような、エラストマーより硬い低摩擦係数の樹脂から形成されている。したがって、回転軸4が回転しても、回転軸4の外周面と摺動部材24の内周面との摩擦によって異音が発生することが防止される。
不可欠ではないが、摺動部材24の内周面には、グリースを保持するための溝24Aが形成されている。グリースによって、回転軸4の外周面と摺動部材24の内周面との摩擦がさらに低減させられる。
不可欠ではないが、シール部10は、円筒部14に埋設された補強環26を有する。補強環26は、剛性材料、例えば金属から形成されており、円筒部14の変形を抑制し、シールリップ18A,18B,18Cが安定した姿勢で回転軸4に接触することができるようにする。
シール部40は、シール部10と類似する構造を有する。シール部10,40を有する二重構造によって、エンジンルーム側の空間Eから乗員車室側の空間Pへの音の伝達を抑制する機能がさらに改善し、エンジンルーム側の空間Eから乗員車室側の空間Pへの異物の進入の抑制機能をさらに改善することができる。
シール部40も、基本的に、弾性材料、例えばエラストマーから形成された高弾性部品であって、軸孔2Aの内周面に取り付けられる環状の取付部42と、取付部42よりも径方向内側に配置された円筒部44と、取付部42と円筒部44とを接続する曲折したベロー部46を有する。
さらに、シール部40は、円筒部44から径方向内側かつエンジンルーム側の空間Eに向けて延びて、回転軸4の外周面に全周にわたって接触するシールリップ部48を有する。シールリップ部48は、回転軸4に摺動可能に面接触させられる円筒形状を有する。シールリップ部48は、回転軸4に接触して弾性変形させられる。円筒部44、ベロー部46、およびシールリップ部48は、弾性材料、例えばエラストマーから形成されている。
この実施形態においては、シールリップ部48は円筒形状を有するが、シールリップ部18のいずれかのシールリップと同様の形状の1つまたは複数のシールリップを有していてもよい。
取付部42は、弾性材料、例えばエラストマーから形成された弾性環50と、弾性環50の周囲に固着された剛性材料、例えば金属から形成された剛性環52を有する。弾性環50は、円筒部44、ベロー部46、およびシールリップ部48と同じ材料から形成されてよく、この場合、ベロー部46に接続されている。
剛性環52は、ほぼL字形の断面形状を有し、シール部10の取付部12の弾性環20に嵌め込まれている。
ベロー部46は、弾性変形しやすい部分であり、その弾性変形によって回転軸4の移動、すなわち傾斜および偏心を許容し、なおかつシールリップ部48が回転軸4の外周面に全周にわたって接触することが可能なように設けられている。
さらに、シール部40は、円筒部44の内側に配置されており、円筒部44に固定された環状の摺動部材54を有する。円筒部44の内周面に形成された凹部に、摺動部材54の外周面に形成された凸部が嵌め込まれている。摺動部材54を円筒部44に連結する方式については、さらに詳しく後述する。
摺動部材54は、回転軸4が傾斜または軸孔2Aに対して偏心しても、シールリップ部48が回転軸4の外周面に全周にわたって接触することが可能なように設けられている。回転軸4が傾斜または軸孔2Aに対して偏心したとき、回転軸4の周囲にある摺動部材54は回転軸4の移動に追随して移動させられる。シールリップ部48は、摺動部材54に相対的にほぼ固定された位置に存在するので、回転軸4に対しても相対的にほぼ固定された位置に存在する。したがって、シールリップ部48は回転軸4の外周面に全周にわたって接触することが可能である。
かくして、回転軸4が回転する時、回転軸4の外周面が摺動部材54の内周面に対して摺動する。摺動部材54は、例えばポリテトラフルオロエチレンのような、エラストマーより硬い低摩擦係数の樹脂から形成されている。したがって、回転軸4が回転しても、回転軸4の外周面と摺動部材54の内周面との摩擦によって異音が発生することが防止される。
不可欠ではないが、摺動部材54の内周面には、グリースを保持するための溝54Aが形成されている。グリースによって、回転軸4の外周面と摺動部材54の内周面との摩擦がさらに低減させられる。
この実施形態では設けられていないが、円筒部44には、シール部10の補強環26と同様の補強環を埋設してもよい。このような補強環は、円筒部44の変形を抑制し、シールリップ部48が安定した姿勢で回転軸4に接触することができるようにするであろう。
摺動部材54と円筒部44の連結についてさらに詳しく説明する。
円筒部44の乗員車室側の端部には、径方向内側に向けて突出する突出部60が形成されている。図2に拡大して示すように、突出部60は、回転軸4に直交する2つの平行な面を有する。
図3は、円筒部44と摺動部材54の底面図、具体的には、乗員車室側の空間Pから見た図である。図3に示すように、この実施形態では、突出部60は周方向に連続する環状突起である。
他方、図2に拡大して示すように、摺動部材54の外周面には、周溝62が形成され、周溝62は、円柱状の底周面と、底周面に直交する2つの側壁面を有する。周溝62には突出部60が嵌め込まれており、突出部60の2つの面が周溝62の2つの側壁面にそれぞれ接触する。このため、摺動部材54と円筒部44が確実に連結され、かつその連結が安定化する。したがって、回転軸4がハウジング2に対して偏心したり、図2のように傾けられたりしても、シールリップ部48が全周にわたって回転軸4の外周面に接触し続ける。
また、摺動部材54の端部には、径方向外側に広がる拡張部64と、拡張部の外端縁から軸線方向に沿って延びるフック部66が形成されている。拡張部64とフック部66は、突出部60と周溝62に同軸に形成されている。図3に示すように、この実施形態では、拡張部64は周方向に連続するフランジであり、フック部66は周方向に連続する円筒である。したがって、拡張部64は周溝62の一方の側壁であり、フック部66は周溝62と径方向において重なる。
他方、図2に拡大して示すように、円筒部44の端面には端面周溝68と環状凸壁69が形成されている。環状凸壁69は、端面周溝68の周囲に、突出部60と周溝62と同軸に形成されている。
端面周溝68は、突出部60の径方向外側に配置されており、突出部60と径方向において重なる。このように、摺動部材54の端部のフック部66と円筒部44の端面周溝68は、摺動部材54の周溝62と円筒部44の突出部60の径方向外側に配置されている。摺動部材54の端部のフック部66は、円筒部44の端面周溝68に嵌め込まれている。このため、摺動部材54の周溝62と円筒部44の突出部60の連結が解除されにくい。したがって、摺動部材54と円筒部44がさらに確実に連結され、かつその連結がさらに安定化する。
図4は、回転軸4が傾斜した場合の比較例に係るシール部40の一部を拡大して示す。この比較例では、円筒部44に突出部60と端面周溝68が形成されず、摺動部材54に周溝62、拡張部64およびフック部66が形成されていない。単に、円筒部44の内周面に形成された凹部に、摺動部材54の外周面に形成された凸部が嵌め込まれていることによって、摺動部材54は円筒部44に連結されている。
比較例においては、摺動部材54と円筒部44の連結の強さが不十分であり、図4の左側において、円筒部44が摺動部材54からわずかに離間してしまう。つまり、図4の左側において、円筒部44が摺動部材54から強固に支持されない。したがって、シールリップ部48が回転軸4の傾斜に追随できず、回転軸4から離れてしまう。これに対して、実施形態では、全周にわたって円筒部44が摺動部材54から強固に支持され、シールリップ部48が全周にわたって回転軸4の外周面に接触し続ける。
図5は第1実施形態の変形例の密封装置1の円筒部44と摺動部材54の底面図、具体的には、図3と同様に、乗員車室側の空間Pから見た図である。
この変形例では、円筒部44の径方向内側に向けて突出する突出部60は、周方向に連続する環状突起ではなく、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起60Aを有する。突出部の突起60Aの間隔は等しいが、等しくなくてもよい。突出部の突起60Aの数は図示に限定されない。
摺動部材54の外周面に形成された周溝62にはこれらの突起60Aが嵌め込まれており、図2に示すように、各突起60Aの回転軸4に直交する2つの面が周溝62の2つの側壁面にそれぞれ接触する。この変形例と第1実施形態では、図2の断面図は共通である。但し、図2において、突出部60は突起60Aと読み替えられる。
この変形例でも、摺動部材54と円筒部44が確実に連結され、かつその連結が安定化する。したがって、回転軸4がハウジング2に対して偏心したり、図2のように傾けられたりしても、シールリップ部48が全周にわたって回転軸4の外周面に接触し続ける。
この変形例では、周方向に連続する環状突起ではなく、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起60Aが摺動部材54の外周面に形成された周溝62に嵌め込まれるので、第1実施形態に比べて、突出部60を容易に周溝62に接続することができる。
また、この変形例では、摺動部材54の端部の拡張部64は、周方向に連続するフランジではなく、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起64Aを有し、フック部66は、周方向に連続する円筒ではなく、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片66Aを有する。拡張部の突起64Aの間隔は等しいが、等しくなくてもよい。拡張部の突起64Aの数は図示に限定されない。フック部の断片66Aの間隔は等しいが、等しくなくてもよい。フック部の断片66Aの数は図示に限定されない。
図2において、拡張部64は突起64Aと読み替えられ、フック部66は断片66Aと読み替えられる。拡張部の突起64Aは周溝62の一方の側壁を構成し、フック部の断片66Aは周溝62と径方向において重なる。摺動部材54の端部のフック部の断片66Aは、円筒部44の端面周溝68に嵌め込まれている。このため、摺動部材54の周溝62と円筒部44の突出部60の連結が解除されにくい。したがって、摺動部材54と円筒部44がさらに確実に連結され、かつその連結がさらに安定化する。
この変形例では、周方向に連続する円筒ではなく、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片66Aが円筒部44の端面周溝68に嵌め込まれるので、第1実施形態に比べて、フック部66を容易に端面周溝68に接続することができる。
この変形例では、突出部60が複数の突起60Aを有し、拡張部64が複数の突起64Aを有し、フック部66が複数の断片66Aを有する。しかし、突出部60、拡張部64およびフック部66のいずれか1つまたは2つが周方向に連続していてもよい。
第2実施形態
図6は回転軸4が傾斜した場合の第2実施形態に係る密封装置のシール部40を拡大して示す断面図である。図6以降の図面においては、既に説明した構成要素と同一の構成要素を示すために同一の符号が使用され、これらについては詳細には説明しない。
第2実施形態においては、摺動部材54の端部に形成された拡張部64は、第1実施形態の拡張部64よりも大きく径方向外側に広がり、円筒部44の端面の環状凸壁69に接触する。
摺動部材54はさらに外側フック部70を有する。外側フック部70は、拡張部64の外端縁から軸線方向に沿って延びており、フック部66の径方向外側にフック部66と同軸に配置されている。外側フック部70は、円筒部44の環状凸壁69の外周面に接触する。
第2実施形態に係るシール部40は、第1実施形態に係るシール部40の特徴を有しており、第1実施形態に関する効果を達成することができる。
さらに、第2実施形態によれば、円筒部44の内側の突出部60が摺動部材54の外周面の周溝62に嵌め込まれることに加えて、摺動部材54の端部に形成された外側フック部70が円筒部44の外周面に接触する。すなわち、円筒部44の内周面は摺動部材54の外周面に接触し、円筒部44の外周面は摺動部材54の外側フック部70に接触するので、円筒部44の端部は摺動部材54の端部に嵌め込まれる。したがって、摺動部材54と円筒部44がさらに確実に連結され、かつその連結がさらに安定化する。
図7は、第2実施形態における円筒部44と摺動部材54の底面図、具体的には、乗員車室側の空間Pから見た図である。図7に示すように、この実施形態では、突出部60は周方向に連続する環状突起であり、拡張部64は周方向に連続するフランジであり、フック部66は周方向に連続する円筒である。また、外側フック部70は、周方向に連続する円筒である。
但し、図8に示すように、拡張部64は、径方向外側に、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起64Aを有してもよく、外側フック部70は、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片70Aを有していてもよい。外側フック部の断片70Aの間隔は等しいが、等しくなくてもよい。外側フック部の断片70Aの数は図示に限定されない。図8の変形例では、周方向に連続する円筒ではなく、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片70Aが円筒部44の外側に配置されるので、第1実施形態に比べて、外側フック部70を容易に円筒部44に接続することができる。
第2実施形態においても、突出部60が複数の突起60Aを有してよい。フック部66が複数の断片66Aを有してよい。
第3実施形態
図9は本発明の第3実施形態に係る密封装置1を示す。この密封装置1では、シール部10の取付部12の位置および形状が第1実施形態のシール部10の取付部12の位置および形状と異なる。また、シール部40の取付部42の位置および形状が第1実施形態のシール部40の取付部42の位置および形状と異なる。
さらに、円筒部44に対するシールリップ部48および摺動部材54の向きが第1実施形態の円筒部44に対するシールリップ部48および摺動部材54の向きとは逆である。つまり、シールリップ部48は、円筒部44から径方向内側かつ乗員車室側の空間Pに向けて延びており、摺動部材54は、円筒部44のエンジンルーム側の端部の内周面に形成された凹部に配置されている。
図10に示すように、この実施形態に関しては、円筒部44のエンジンルーム側の端部に、突出部60および端面周溝68が形成され、摺動部材54のエンジンルーム側の端部に、周溝62、拡張部64、フック部66、環状凸壁69、および外側フック部70が形成されている。つまり、この実施形態は、これらの構成要素が円筒部44と摺動部材54のエンジンルーム側に設けられているということで、これらの構成要素が円筒部44と摺動部材54の乗員車室側に設けられている第2実施形態と異なる。第2の実施形態に関するこれらの構成要素および変形例の説明は、第3実施形態にも当てはまる。
他の変形例
以上、本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を図示して説明したが、当業者にとって特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、形式および詳細の変更が可能であることが理解されるであろう。このような変更、改変および修正は本発明の範囲に包含されるはずである。
例えば、上記の実施形態では、シール部40において円筒部44と摺動部材54の連結の確実性が向上させられているが、他のシール部10において円筒部14と摺動部材24の連結の確実性の向上のために、シール部40と類似の構成要素が設けられてもよい。
摺動部材24および/または54は、剛性環で補強されてもよい。
回転軸4の周囲に特開2019-7552号公報に開示された公知の遮音環を設けてもよい。遮音環は、例えば、シール部10とシール部40の間に配置することができる。
本発明の態様は、下記の番号付けされた条項にも記載される。
条項1. ハウジングと、前記ハウジングに設けられた軸孔内に配置された回転軸との間の隙間を封止する密封装置であって、
前記軸孔の内周面に取り付けられる環状の取付部と、
前記取付部の径方向内側に配置された円筒部と、
前記円筒部から延びて、前記回転軸の外周面に接触するシールリップ部と、
前記取付部と前記円筒部とを接続するベロー部と、
前記円筒部の径方向内側に配置されて、前記回転軸の外周面が摺動する樹脂製の環状の摺動部材を有し、
前記円筒部、前記シールリップ部、および前記ベロー部は、前記樹脂より弾性が大きい弾性材料から形成され、
前記円筒部は、径方向内側に向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、周方向に連続する環状突起であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、前記突出部は、回転軸に直交する2つの面を有し、
前記摺動部材の外周面には、周溝が形成され、前記周溝は、円柱状の底周面と、前記底周面に直交する2つの側壁面を有し、
前記周溝には前記突出部が嵌め込まれ、前記突出部の2つの面が前記周溝の2つの側壁面にそれぞれ接触する
ことを特徴とする密封装置。
条項2. 前記摺動部材の端部には、径方向外側に広がる拡張部と、前記拡張部から軸線方向に沿って延びるフック部が形成されており、
前記拡張部は、周方向に連続するフランジであるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、
前記フック部は、周方向に連続する円筒であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片を有しており、前記周溝と径方向において重なっており、
前記突出部は、前記円筒部の端部に形成され、
前記円筒部の端面の前記突出部の径方向外側には、前記突出部と径方向において重なる端面周溝が形成され、
前記端面周溝に、前記摺動部材の前記フック部が嵌め込まれている
ことを特徴とする条項1に記載の密封装置。
この条項によれば、摺動部材の端部のフック部と円筒部の端面周溝は、摺動部材の周溝と円筒部の突出部の径方向外側に配置されており、摺動部材の端部のフック部が円筒部の端面周溝に嵌め込まれることにより、摺動部材の周溝と円筒部の突出部の連結が解除されにくい。したがって、摺動部材と円筒部がさらに確実に連結され、かつその連結がさらに安定化する。
条項3. 前記摺動部材の端部には、径方向外側に広がり前記円筒部の端面に接触する拡張部と、前記拡張部から軸線方向に沿って延びる外側フック部が形成されており、
前記拡張部は、周方向に連続するフランジであるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、
前記外側フック部は、周方向に連続する円筒であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片を有しており、
前記外側フック部は、前記円筒部の外周面に接触する
ことを特徴とする条項1または2に記載の密封装置。
この条項によれば、円筒部の内側の突出部が摺動部材の外周面の周溝に嵌め込まれることに加えて、摺動部材の端部に形成された外側フック部が円筒部の外周面に接触する。すなわち、円筒部の内周面は摺動部材の外周面に接触し、円筒部の外周面は摺動部材の外側フック部に接触するので、円筒部の端部は摺動部材の端部に嵌め込まれる。したがって、摺動部材と円筒部がさらに確実に連結され、かつその連結がさらに安定化する。
1 密封装置
2 ハウジング(フロントダッシュパネル)
2A 軸孔
4 回転軸(ステアリングシャフト)
10,40 シール部
42 取付部
44 円筒部
46 ベロー部
48 シールリップ部
50 弾性環
52 剛性環
54 摺動部材
60 突出部
60A 突出部の突起
62 周溝
64 拡張部
64A 拡張部の突起
66 フック部
66A フック部の断片
68 端面周溝
69 環状凸壁
70 外側フック部
70A 外側フック部の断片

Claims (2)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに設けられた軸孔内に配置された回転軸との間の隙間を封止する密封装置であって、
    前記軸孔の内周面に取り付けられる環状の取付部と、
    前記取付部の径方向内側に配置された円筒部と、
    前記円筒部から延びて、前記回転軸の外周面に接触するシールリップ部と、
    前記取付部と前記円筒部とを接続するベロー部と、
    前記円筒部の径方向内側に配置されて、前記回転軸の外周面が摺動する樹脂製の環状の摺動部材を有し、
    前記円筒部、前記シールリップ部、および前記ベロー部は、前記樹脂より弾性が大きい弾性材料から形成され、
    前記円筒部は、径方向内側に向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、周方向に連続する環状突起であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、前記突出部は、回転軸に直交する2つの面を有し、
    前記摺動部材の外周面には、周溝が形成され、前記周溝は、円柱状の底周面と、前記底周面に直交する2つの側壁面を有し、
    前記周溝には前記突出部が嵌め込まれ、前記突出部の2つの面が前記周溝の2つの側壁面にそれぞれ接触し、
    前記摺動部材の端部には、径方向外側に広がる拡張部と、前記拡張部から軸線方向に沿って延びるフック部が形成されており、
    前記拡張部は、周方向に連続するフランジであるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、
    前記フック部は、周方向に連続する円筒であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片を有しており、前記周溝と径方向において重なっており、
    前記突出部は、前記円筒部の端部に形成され、
    前記円筒部の端面の前記突出部の径方向外側には、前記突出部と径方向において重なる端面周溝が形成され、
    前記端面周溝に、前記摺動部材の前記フック部が嵌め込まれている
    ことを特徴とする封装置。
  2. ハウジングと、前記ハウジングに設けられた軸孔内に配置された回転軸との間の隙間を封止する密封装置であって、
    前記軸孔の内周面に取り付けられる環状の取付部と、
    前記取付部の径方向内側に配置された円筒部と、
    前記円筒部から延びて、前記回転軸の外周面に接触するシールリップ部と、
    前記取付部と前記円筒部とを接続するベロー部と、
    前記円筒部の径方向内側に配置されて、前記回転軸の外周面が摺動する樹脂製の環状の摺動部材を有し、
    前記円筒部、前記シールリップ部、および前記ベロー部は、前記樹脂より弾性が大きい弾性材料から形成され、
    前記円筒部は、径方向内側に向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、周方向に連続する環状突起であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、前記突出部は、回転軸に直交する2つの面を有し、
    前記摺動部材の外周面には、周溝が形成され、前記周溝は、円柱状の底周面と、前記底周面に直交する2つの側壁面を有し、
    前記周溝には前記突出部が嵌め込まれ、前記突出部の2つの面が前記周溝の2つの側壁面にそれぞれ接触し、
    前記摺動部材の端部には、径方向外側に広がり前記円筒部の端面に接触する拡張部と、前記拡張部から軸線方向に沿って延びる外側フック部が形成されており、
    前記拡張部は、周方向に連続するフランジであるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の突起を有しており、
    前記外側フック部は、周方向に連続する円筒であるか、周方向に間隔をおいて配置された複数の断片を有しており、
    前記外側フック部は、前記円筒部の外周面に接触する
    ことを特徴とする封装置。
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