JP7203421B2 - 水差しまたはじょうろ - Google Patents

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Description

本願発明は植物に水を注ぎかけるための水差しまたはじょうろに関し、より詳細には水こぼれがなく、スタッキングが可能な水差しまたはじょうろに関する。
植物に撒水するための用具として、先端から水が注ぎ出されるノズルを突設した中空の本体の上方に開口を設け、この開口から水を本体内に注ぐことにより貯留する水差しや、上記水差しのノズルの先端に「蓮の実部分」と通称されるシャワー型のノズルヘッドを設けたじょうろが公知であった(特許文献1)。本明細書では、便宜上これらの水差しまたはじょうろを以下「撒水用具」と総称する。
特開平10-136806
前記の従来技術の撒水用具は、本体内に水を貯留するために上方の開口から注水するに際し、勢い余って水が溢れたり、満水状態で撒水用具を運んだり、傾けたりすると開口から水が溢れたりする問題があった。
一方、前記の従来技術の撒水用具はその形状からスタッキングに馴染まないので、流通時に一個ごとに梱包箱に収容しなくてはならなかったり、店舗での販売時に陳列面積が大きくなる問題があった。
本願発明は以上の従来技術の問題点を解消した撒水用具を提供することを目的として創作されたものであり、
本体と蓋からなる水差しまたはじょうろであって、
蓋に水注入穴を設けるとともに、蓋の上部周側を縁状に立ち上げて環状壁を構成し、
上記環状壁の内周を水差し本体の底部外周より大きく設定することにより、
蓋の上に本体の底部を内挿した状態でスタッキング可能としたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記の水差しまたはじょうろにおいて、蓋および本体は円形であることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記の水差しまたはじょうろにおいて、蓋および本体は角形であることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記の水差しまたはじょうろにおいて、蓋の下部周側から本体の上部に外嵌されるスカート部を垂設したことを特徴とする。
また、請求項5記載の発明は、前記の水差しまたはじょうろにおいて、本体の側面に突設される水を注ぐためのノズルの先端の高さが、被蓋時の蓋より上方に位置しないように設定したことを特徴とする。
本願発明の撒水用具によれば、蓋に水注入穴を設けるとともに、蓋の上部周側を縁状に立ち上げて環状壁を構成しているので、水が水注入穴より溢れても蓋の周側は環状壁により囲まれているので溢れだした水が撒水用具より落下して室内を水浸しにしてしまうことがない。
一方、前記の環状壁は内周を水差し本体の底部外周より大きく設定することにより、蓋の上に本体の底部を内挿した状態でスタッキング可能とする作用も同時に実現するので、撒水用具のスタッキングが可能となる。
また、請求項5記載の発明によれば、本願発明の撒水用具を箱内に梱包した場合に箱への加重は蓋で受けて、ノズルには加わらないのでノズルの変形が防止される。
以上のように、本願発明の撒水用具によれば複数個の撒水用具をスタッキング可能とすることにより一つの箱に梱包して輸送できるので流通コストを軽減でき、店舗での販売時にはスタッキング可能とすることにより陳列面積を最小限とできるので、販売コストを軽減することができる。
一方、前記効果を奏するための蓋の環状壁は同時に水注入穴より溢れた水のこぼれ落ちを防止するので、異なる効果を一つの形状で実現でき製造コストも軽減される。
また、前記の複合効果は本体の形状でなく、本体と別体の蓋の形状により実現されるので、スタッキング時に強度を要する箇所は蓋側のみなので、蓋と本体の素材の種類や厚みを異なるものにすることにより製造コストが軽減される。
本願発明の撒水用具中、水差しの蓋を本体を離した状態の斜視図。 同上、要部の一部切り欠き斜視図。 同上、被蓋した状態の斜視図。 同上、スタッキングした状態の斜視図。
以下、本願発明の撒水用具の具体的実施例を添付図面に基づいて説明する。ここでは水差しを例にとって説明するが、シャワー型のノズルヘッドをノズルの先端に設けたじょうろの場合も特徴箇所の構成は共通する。
本願発明の水差しは本体1と蓋10から構成される。本体1は先端から水が注ぎ出されるノズル2を側面から突設した中空の容器状のものであり、上方が開口される。図中符号3は側面のノズル2の反対側から突設される持ち手である。
蓋1には水注入穴11が設けられ、上部周側を縁状に立ち上げて環状壁12が構成される。環状壁12は水注入穴11より溢れた水のこぼれ落ちを防止する作用の他、内周を水差し本体1の底部外周より大きく設定することにより蓋の上に本体の底部を内挿した状態でスタッキング可能とする作用を生じる(図4参照)。なお、この実施例においては上記環状壁12は徐々に内径が拡がる形状としている。
蓋10と本体1との結合に関し、この実施例においては本体の上部に外嵌されるスカート部13を蓋の下部周側から垂設している(図2参照)。図中符号4は、上記スカート部13の下端が当接するための本体1の外周部に突設したフランジである。なお、この実施例においては本体1の上部外周に環状の係合凹部5を凹設するとともに、それに対応する蓋10のスカート部13の内周に環状の係合凸部14を突設している。
また、この実施例においてはノズル2の先端の高さを、被蓋時の蓋10より上方に位置しないように設定することにより、水差しを箱内に梱包した場合に箱への加重を蓋で受けて、ノズルには加わらないようにしている。
以上の水差しにおいて蓋10および本体1を円形のものとして図示しているが、角形やその他の形状であってもよいことは勿論である。また、水差しはプラスチックを成形して得ることを想定しているが、スタッキング時に強度を要する蓋側と、その恐れがない本体のプラスチック素材の種類や厚みを異なるものにしてもよい。
1 本体
2 ノズル
3 持ち手
4 フランジ
5 係合凹部
10 蓋
11 水注入穴
12 環状壁
13 スカート部
14 係合凸部

Claims (5)

  1. 本体と蓋からなる水差しまたはじょうろであって、
    蓋に水注入穴を設けるとともに、蓋の上部周側を縁状に立ち上げて環状壁を構成し、
    上記環状壁の内周を水差し本体の底部外周より大きく設定することにより、
    蓋の上に本体の底部を内挿した状態でスタッキング可能としたことを特徴とする水差しまたはじょうろ。
  2. 蓋および本体は円形である請求項1記載の水差しまたはじょうろ。
  3. 蓋および本体は角形である請求項1記載の水差しまたはじょうろ。
  4. 蓋の下部周側から本体の上部に外嵌されるスカート部を垂設した請求項1から3のいずれかに記載の水差しまたはじょうろ。
  5. 本体の側面に突設される水を注ぐためのノズルの先端の高さが、被蓋時の蓋より上方に位置しないように設定した請求項1から4のいずれかに記載の水差しまたはじょうろ。
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