JP7203062B2 - スパークプラグ用絶縁体、及びスパークプラグ - Google Patents
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Description
<1> 軸線方向に延びた貫通孔を含む筒状のアルミナ基焼結体からなり、前記軸線方向に対して垂直に切断された前記アルミナ基焼結体の切断面が、以下に示される条件(a)から(c)の全てを満たすスパークプラグ用絶縁体。
(a)前記切断面の全体を面積率で100%とした場合、その面内で観察される空隙の総面積率が1%以上5%以下である。
(b)前記切断面における前記空隙の1個あたりの最大面積が900μm2以下である。
(c)前記空隙のうち面積が60μm2以上のものが、アスペクト比が2以下である第1空隙と、前記アスペクト比が2より大きい第2空隙とからなり、前記切断面における第2空隙の総面積率に対する前記第1空隙の総面積率の割合が2以上である。
前記線分Lと前記直線Tとがなす角のうち小さい方の大きさが45度以上90度以下である前記<1>に記載のスパークプラグ用絶縁体。
前記突出部より前記軸線方向における先端側に配され、かつ外径の小さい先端部と、
前記突出部と前記先端部との間に配され、外径が前記突出部よりも小さくかつ前記先端部よりも大きい筒状の中胴部と、を有し、
前記中胴部の前記軸線に垂直な方向の厚さが2.6mm以下である前記<1>又は<2>に記載のスパークプラグ用絶縁体。
本発明の実施形態1を図1~図3を参照しつつ説明する。本実施形態では、スパークプラグ1と共に、それに使用されるスパークプラグ用絶縁体2について例示する。なお、本明細書では、スパークプラグ用絶縁体2を、単に「絶縁体2」と表現する場合がある。
切断面200の全体を面積率で100%とした場合、その面内で観察される空隙28の総面積率が1%以上5%以下である。空隙28の総面積率は、1つの中胴部24について、10箇所の視野(例えば、255μm×195μm)でそれぞれ観察された空隙28における総面積率の平均値である。
前記切断面200における前記空隙28の1個あたりの最大面積が900μm2以下である。ここでの最大面積は、1つの中胴部24について、1箇所の切断面200における10箇所の視野でそれぞれ観察された空隙28の中で、最も大きな空隙の面積に相当する。
前記空隙28のうち面積が60μm2以上のものが、アスペクト比が2以下である第1空隙28Aと、前記アスペクト比が2より大きい第2空隙28Bとからなり、前記切断面200における第2空隙28Bの総面積率に対する前記第1空隙28Aの総面積率の割合が2以上である。アスペクト比は、後述するように、空隙28の短軸方向における長さに対する空隙28の長軸方向における長さの割合である。空隙28の短軸方向及び長軸方向は、互いに垂直に交わるように設定される。また、ここでのアスペクト比は1つの中胴部24について、1箇所の切断面200における10箇所の視野でそれぞれ観察された空隙28(第1空隙28A、第2空隙28B)についてのアスペクト比の平均値である。
前記切断面200において、前記第2空隙28Bの長軸方向の両端を結ぶ線分Lと、前記線分Lの中点Gと前記軸線が配される中心Oとを通る直線Tと、があり、前記線分Lと前記直線Tとがなす角のうち小さい方の大きさが45度以上90度以下である。
スラリー作製工程は、原料粉末、バインダー及び溶媒を混合してスラリーを作製する工程である。原料粉末は、主成分として、焼成によりアルミナに転化する化合物の粉末(以下、Al化合物粉末)が使用される。Al化合物粉末としては、例えば、アルミナ粉末が使用される。
造粒工程S2は、原料粉末等を含むスラリーから、球状の造粒粉を作製する工程である。スラリーから造粒粉を作製する方法としては、本発明の目的を損なわない限り特に制限はないが、例えば、スプレードライ法が挙げられる。スプレードライ法では、所定のスプレードライヤー装置を利用して、スラリーを噴霧乾燥することにより、所定の粒径を備えた造粒粉が得られる。なお、造粒粉の平均粒径は、本発明の目的を損なわない限り、特に制限はないが、例えば、30μm~200μmが好ましく、50μm~150μmがより好ましい。なお、造粒粉の平均粒径は、Al化合物粉末の平均粒径と同様の装置を利用して測定することができる。
通篩工程S3は、造粒粉を、所定の目開きを有する篩を通過させることで、造粒粉中に含まれる異物等を除去する工程である。例えば、上述したスラリーの状態で、所定の篩を通過させると、スラリー中に含まれている異物の多くは、溶媒(水等)に押し流される形で、原料粉末等と共に、篩を通過してしまう。これに対して、この通篩工程S3では、造粒粉の状態で、通篩を行うと共に、篩を振動させることで篩上での粉末堆積が抑制される。なお、比較的、アスペクト比の大きな異物(例えば、アスペクト比が2)は、造粒粉が篩上に堆積して篩の網の面への加重が大きくなると、篩の目開きを通るような向きをとるように強制され、又は篩の目開きに収まる大きさに変形される等によって押し込まれて、篩を通過してしまうことがある。このような大きな異物は、篩に投入する造粒粉の量(投入量)を適宜、制御することにより、除去することができる。
成形工程S4は、上述した通篩工程S3後に得られた造粒粉を、成形型を利用して所定形状に成形することで成形体を得る工程である。成形工程S4は、ラバープレス成形や金型プレス成形等によって行われる。ここでは、ラバープレス成形によって成形体を得る工程を説明する。
研削工程S5は、成形工程S4後に得られた成形体Mの加工取り代m1,m2の除去や成形体Mの表面を研磨等する工程である。研削工程S5では、レジノイド砥石等を研削することにより、加工取り代m1,m2の除去や成形体Mの表面の研磨等が行われる。このような研削工程S5により、成形体Mの形状が整えられる。
焼成工程S6は、研削工程S5により形状が整えられた成形体Mを焼成して、絶縁体2を得る工程である。焼成工程S6では、例えば、大気雰囲気下で、1450℃以上1650℃以下で1~8時間焼成する。焼成後、成形体Mを冷却することにより、アルミナ基焼結体20が得られる。
(試験サンプルの作製)
上記実施形態1で例示したスパークプラグの絶縁体と、基本的な構成が同じである絶縁体(以下、試験サンプル)を、上記実施形態1と同様の製造方法で作製した。試験サンプルの中胴部は、円筒状であり、その厚み(肉厚)は、2.60mmである。なお、試験サンプルの製造時において、成形型によるプレス昇圧速度は、12MPa/secに設定した。
以下に示される水中耐電圧試験を行い、貫通電圧の測定を行った。具体的な内容は以下の通りである。図9は、水中耐電圧試験により試験サンプルTの貫通電圧を測定する方法を模式的に表した説明図である。図9に示されるように、先ず、試験サンプルT(スパークプラグの絶縁体2)に対する試験前準備として、絶縁体2の先端部23に第1シリコーンチューブT30を装着し、その状態で、先端部23内の貫通孔21に、絶縁を目的としてシリコーンゴムT31を注入して固化させた。なお、中心電極3は、固化したシリコーンゴムT31と接触しないように、予めその長さが、切断等によって調整されている。次いで、第1シリコーンチューブT30よりも、内径が大きい第2シリコーンチューブ32を用意し、その第2シリコーンチューブ32の内側に、第1シリコーンチューブT30を装着した先端部23が配置されるように、第2シリコーンチューブ32を、絶縁体2の突出部T22に装着した。そして、第2シリコーンチューブ32と、第1シリコーンチューブ30との間に形成される隙間T33を、食塩水(濃度:1質量%)T34で浸した。また、後側筒部25の後端側から、内部の貫通孔21に対して、図9に示されるように、中心電極3及び端子金具5を挿し込む形で装着した。そして、試験サンプルT(絶縁体2)の軸線方向において、中胴部の略中央の位置となり、かつ先端が食塩水T34に接触するように、第2シリコーンチューブ32に、試験針T35を取り付けた。このように取り付けた試験針T35をアース側とし、試験サンプルT(絶縁体2)の後端から露出した端子金具5に、後述する条件で、高電圧を印加した。具体的には、オシロスコープを見ながら、開始電圧(20kV)から30kVまで、1kV/secで昇圧した。開始電圧から1kVずつ昇圧させ、各電圧で10秒間保持し、貫通した電圧を記録した。なお、水中耐電圧試験の際、高電圧側の配線は、なるべく空気中に配置し、絶縁物上には必要最小限の部分を載置した。また、中心電極3及び端子金具5は、すべての試験サンプルTの試験について、同じものを使用した。結果は、表1に示した。
各試験サンプルに対して、JIS B7733に規定されるシャルピー試験を行い、試験サンプル(絶縁体)が破断する破断エネルギーの測定を行った。具体的な内容は、以下の通りである。まず、試験サンプルである絶縁体を使用して、上記実施形態1で例示したものと同様の構成のスパークプラグ(以下、試験用スパークプラグ)を作製した。その試験用スパークプラグの軸線方向を上下方向として、先端側を下方に向け、試験台に設けられたネジ孔に試験用スパークプラグの主体金具のネジ部を螺合させて固定した。また、固定した試験用スパークプラグの軸線方向の上方に軸支点を有するハンマーを旋回可能に設けた。そして、ハンマーの先端を持ち上げてリリースし、自由落下によりハンマーを旋回させ、ハンマーの先端を絶縁体の後端より略1mmの部位に衝突させた。このハンマーの持ち上げ角度(軸線方向に対する角度)を、所定角度ずつ大きくしながらハンマーの先端を試験用スパークプラグの絶縁体に衝突させた。このような操作を繰り返し、絶縁体に破断が生じた際の持ち上げ角度に基づいて絶縁体の破断エネルギーを求めた。結果は、表1に示した。
得られた試験サンプルの中胴部を、軸線方向に対して垂直に切断し、得られた切断面を、鏡面状に研磨した後、その切断面における空隙(第1空隙、第2空隙等)を観察した。このような切断面の観察を、1つの試験サンプルの中胴部に対して、軸線方向において異なる位置で、合計10箇所行った。そして、合計10箇所の切断面の観察結果から、以下に示される3つの項目(A),(B),(C)の各値を求めた。
(B)切断面における空隙の1個あたりの最大面積
(C)空隙のうち面積が60μm2以上のものを、アスペクト比が2以下である第1空隙と、アスペクト比が2より大きい第2空隙とに分け、切断面における第2空隙の総面積率に対する第1空隙の総面積率の割合
プレス昇圧速度を、表1に示される値に設定等すること以外は、実施例1と同様にして、実施例2~8及び比較例1~4の試験サンプルを作製した。
プレス昇圧速度を、表2に示される値に設定等すると共に、中胴部の厚み(肉厚)を表2に示される値に変更したこと以外は、実施例1と同様にして、実施例9~11及び比較例5,6の試験サンプルを作製した。
Claims (5)
- 軸線方向に延びた貫通孔を含む筒状のアルミナ基焼結体からなり、前記軸線方向に対して垂直に切断された前記アルミナ基焼結体の切断面が、以下に示される条件(a)から(c)の全てを満たすスパークプラグ用絶縁体。
(a)前記切断面の全体を面積率で100%とした場合、その面内で観察される空隙の総面積率が1%以上5%以下である。
(b)前記切断面における前記空隙の1個あたりの最大面積が900μm2以下である。
(c)前記空隙のうち面積が60μm2以上のものが、アスペクト比が2以下である第1空隙と、前記アスペクト比が2より大きい第2空隙とからなり、前記切断面における第2空隙の総面積率に対する前記第1空隙の総面積率の割合が2以上である。 - 前記切断面において、前記第2空隙の長軸方向の両端を結ぶ線分Lと、前記線分Lの中点Gと前記軸線が配される中心Oとを通る直線Tと、があり、
前記線分Lと前記直線Tとがなす角のうち小さい方の大きさが45度以上90度以下である請求項1に記載のスパークプラグ用絶縁体。 - 径方向に最も外側に張り出した突出部と、
前記突出部より前記軸線方向における先端側に配され、かつ外径の小さい先端部と、
前記突出部と前記先端部との間に配され、外径が前記突出部よりも小さくかつ前記先端部よりも大きい筒状の中胴部と、を有し、
前記中胴部の前記軸線に垂直な方向の厚さが2.6mm以下である請求項1又は請求項2に記載のスパークプラグ用絶縁体。 - 前記(a)における前記空隙の総面積率が1%以上3%以下である請求項1から請求項3の何れか一項に記載のスパークプラグ用絶縁体。
- 請求項1から請求項4の何れか一項に記載のスパークプラグ用絶縁体を備えるスパークプラグ。
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