JP7202773B2 - パッド - Google Patents

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Description

本発明は、パッドに関するものであり、特に、柔軟性に優れ、液の拡散性能に優れたパッドに関するものである。
従来、装着者の身体面側に位置する吸収体の内面に、吸収体の前後方向と幅方向に延在する第1溝を形成し吸収体を矩形状の吸収体に区画して、各矩形状の吸収体における反身体面側に位置する外面に円状等の第2溝を形成する手段が提案されている。(特許文献1)
また、吸収体の内面に、吸収体の前後方向に所定の間隔を隔てて左右方向に延在する第1溝を形成して、吸収体の外面に、吸収体の前後方向に所定の間隔を隔てて左右方向に延在する第2溝を形成し、平面視において第1溝と第2溝の位置を合わせる手段が提案されている。(特許文献2)
特開2014-97241号公報 特開2016-34598号公報
しかし、特許文献1の手段では、吸収体に移動してきた尿等の液が、吸収体の幅方向に延在して形成された第1溝によって幅方向に拡散して、吸収体の幅方向の左右端部から液が漏洩する恐れがある。
また、特許文献2の手段では、吸収体に移動してきた液を、吸収体の前後方向の前後部に迅速に拡散させることができず、また、液が、吸収体の幅方向に延在して形成された第1溝によって幅方向に拡散して、吸収体の幅方向の左右端部から液が漏洩する恐れがある。
そこで、本発明の課題は、柔軟性を維持して、液の拡散性と漏洩防止性能に優れた吸収体を備えたパッドを提供することにある。
上記課題を解決した手段は次記のとおりである。
第1手段は、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと裏面シートの間に設けられた吸収体を備えたパッドにおいて、
前記吸収体を身体面側に位置する内側吸収体と反身体面側に位置する外側吸収体で形成し、前記内側吸収体に、前記内側吸収体の幅方向に所定の間隔を隔てて長手方向に延在する複数の第1溝を形成し、前記外側吸収体の反身体面側である外面に、前記外側吸収体の長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延在する複数の第2溝を形成し、前記第1溝を内側吸収体の前後方向の前後端まで延在し、前記第2溝を外側吸収体の幅方向の左右端まで延在し、前記外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部よりも前側に設けられた第2溝を、後側の頂部から幅方向に延在するに従って長手方向の前側に湾曲させて形成し、前記外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部よりも後側部位に設けられた第2溝を、前側の頂部から幅方向に延在するに従って長手方向の後側に湾曲させて形成し、前記第1溝を内側吸収体の内面から外面に亘って形成して、前記第1溝の深さを内側吸収体の厚みと同等にしたことを特徴とする。
第2手段は、第1手段の構成において、前記第1溝と隣接する第1溝の幅方向の間隔を、前記内側吸収体の幅方向の中心部から左右側に設けるに従って広く形成したことを特徴とする。
第3手段は、第1又は2手段の構成において、前記第2溝と隣接する第2溝の長手方向の間隔を、前記外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部から前後側に設けるに従って広く形成したことを特徴とする。
第4手段は、第1~3のいずれか1項の手段の構成において、前記内側吸収体の幅方向の中心部よりも左側に設けられた第1溝を、右側の頂部から長手方向に延在するに従って幅方向の左側に湾曲させて形成し、前記内側吸収体の幅方向の中心部よりも右側に設けられた第1溝を、左側の頂部から長手方向に延在するに従って幅方向の右側に湾曲させて形成したことを特徴とする。
第1手段によれば、吸収体を身体面側に位置する内側吸収体と反身体面側に位置する外側吸収体で形成し、内側吸収体に内側吸収体の幅方向に所定の間隔を隔てて長手方向に延在する複数の第1溝を形成し、外側吸収体の反身体面側である外面に、外側吸収体の長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延在する複数の第2溝を形成し第1溝を内側吸収体の前後方向の前後端まで延在し、第2溝を外側吸収体の幅方向の左右端まで延在し、外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部よりも前側に設けられた第2溝を、後側の頂部から幅方向に延在するに従って長手方向の前側に湾曲させて形成し、外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部よりも後側部位に設けられた第2溝を、前側の頂部から幅方向に延在するに従って長手方向の後側に湾曲させて形成し、第1溝を内側吸収体の内面から外面に亘って形成して、第1溝の深さを内側吸収体の厚みと同等にしたので、表面シートから吸収体に移動してきた尿等の液を第1溝によって吸収体の長手方向の前後部に迅速に拡散させることができる。また、吸収体は、剛性が小さく柔軟性に優れる第2溝を中心として内面に向けて容易に変形させることができる。さらに、吸収体の外面に幅方向に延在する第2溝が形成されているので、表面シートから吸収体に移動してきた液が吸収体の幅方向の左右端部から漏洩するのを抑制することができる。
また、第2溝を中心として吸収体の長手方向の前後部を内面に向けてより効率良く変形させることができる。さらに、第1溝からあふれ出した液の多くを第1溝に隣接する内側吸収体で吸収するので、液の逆戻りを抑制することができる。
第2手段によれば、第1手段による効果に加えて、第1手段の構成において、第1溝と隣接する第1溝の幅方向の間隔を、内側吸収体の幅方向の中心部から左右側に設けるに従って広く形成したので、第1溝を中心として吸収体の幅方向の左右側部を内面に向けて効率良く変形させることができる。
第3手段によれば、第1又は2記載の手段による効果に加えて、第2溝と隣接する第2溝の長手方向の間隔を、外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部から前後側に設けるに従って広く形成したので、第2溝を中心として吸収体の長手方向の前後部を内面に向けて効率良く変形させることができる。
第4手段によれば、第1~3のいずれかに記載の手段による効果に加えて、内側吸収体の幅方向の中心部よりも左側に設けられた第1溝を、右側の頂部から長手方向に延在するに従って幅方向の左側に湾曲させて形成し、内側吸収体の幅方向の中心部よりも右側に設けられた第1溝を、左側の頂部から長手方向に延在するに従って幅方向の右側に湾曲させて形成したので、表面シートから吸収体に移動してきた液を第1溝によって吸収体の長手方向の前後部における幅方向の左右側部までに迅速に拡散させることができ、また、第1溝を中心として吸収体の幅方向の左右側部を内面に向けてより効率良く変形させることができる。
パッドの内面平面図である。 パッドの外面平面図である。 図1のA-A断面図である。 図1のB-B断面図である。 図1のC-C断面図である。 立体ギャザーの説明図である。 第1実施形態の吸収体の内面平面図である。 第1実施形態の吸収体の外面平面図である。 図7の(a)はA-A断面図であり、(b)はB-B断面図である。 第2実施形態の吸収体の内面平面図である。 第2実施形態の吸収体の外面平面図である。 図10の(a)はA-A断面図であり、(b)はB-B断面図である。 第3実施形態の吸収体の内面平面図である。 第3実施形態の吸収体の外面平面図である。
<第1実施形態のパッド>
図1~5に示すように、パンツタイプ等の使い捨ておむつに内装される第1実施形態のパッドは、装着者の身体面側に位置する内面側から順に液透過性の表面シート11と、液を吸収する吸収体12と、液不透過性の裏面シート13と、不織布等からなる外装シート14から形成されている。また、平面視において吸収体12の幅方向の両側部には、立体ギャザー15が設けられている。
吸収体12は、装着者の股間部に対応する前後方向(請求項における「長手方向」)の略中間部に括れ部12Dが形成されている。本明細書では、便宜的に、装着者の前身頃に対応する吸収体12における括れ部12Dよりも前後方向の前側部分を前身部12Cと言い、装着者の後身頃に対応する吸収体12における括れ部12Dよりも前後方向の後側部分を後身部12Eと言う。
外装シート14の外面における前身部12Cの前端部の位置には、幅方向に長辺を有する長方形状の前側係止部材18Aが設けられ、外装シート14の外面における後身部12Eの後端部の位置には、幅方向に長辺を有する長方形状の後側係止部材18Bが設けられている。なお、本明細書では、便宜的に、前側係止部材18Aと後側係止部材18Bを総称して係止部材18と言う。
表面シート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好ましい。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。表面シート11に多数の透孔を形成した場合には、尿等が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
表面シート11の前後方向の前端部は、吸収体12の前後方向の前端部よりも前側方向に延在して、裏面シート13の前後方向の前端部に固定され、表面シート11の前後方向の後端部は、吸収体12の前後方向の後端部よりも後側方向に延在して、裏面シート13の前後方向の後端部に固定されている。また、表面シート11の幅方向の左端部は、吸収体12の幅方向の左端部よりも左側方向に延在して、裏面シート13の幅方向の左端部に固定され、表面シート11の幅方向の右端部は、吸収体12の幅方向の右端部よりも右側方向に延在して、裏面シート13の幅方向の右端部に固定されている。
吸収体12としては、公知のもの、例えばパルプ繊維の積繊体、セルロースアセテート等のフィラメントの集合体、あるいは不織布を基本とし、必要に応じて高吸収性ポリマーを混合、固着等してなるものを用いることができる。吸収体12は、高吸収性ポリマー等の脱落を防止するために、液透過性のクレープ紙等によって包装されている。
括れ部12Dの前後方向の長さは、吸収体12の前後方向の長さ方向の20~50%に形成し、括れ部12Dの幅方向の最狭幅を吸収体12の幅方向の幅の40~60%に形成されている。これにより、装着者にパッドを密着させフィット性能を向上させることができる。
裏面シート13としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等の液不透過性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好ましい。遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートである。また、裏面シート13の外面には、外装シート14が固定されている。
外装シート14としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシート等が好ましい。不織布を構成する素材繊維は、表面シート11と同一の素材繊維を使用することができる。
立体ギャザー15は、外装シート14の幅方向の側部に固定された固定部と、固定部から吸収体12等の幅方向の側部を超えて表面シート11の内面側まで延在する本体部から形成されている。本体部の前後方向の前後部は、表面シート11の内面に固定され、本体部の前後方向の中間部は、表面シート11に固定されず内面に向かって起立する。また、立体ギャザー15は、2重のギャザーシート16と前後方向に延在する細長状のギャザー弾性部材17から形成されている。
ギャザーシート16としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらにギャザーシート16については、尿等の透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコーン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロライド系撥水剤等をコーティングした撥水処理不織布を用いるのが好ましい。
ギャザー弾性部材17としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコーン、ポリエステル等の素材を用いることができる。外側から見え難くするために、太さは925dtex以下、伸長率は150~350%、間隔は10.0mm以下とするのが好ましい。
図6に示すように、ギャザー弾性部材17は、その伸縮力によって立体ギャザー15を内面に向かって起立させ、糸状の他、所定の幅を有するテープ状のものを用いることもできる。また、伸長率は、伸長時の長さ/自然長の長さ×100[%]で算出している。
係止部材18としては、メカニカルファスナーのフック材が好ましい。フック材の形状としては、(A)レ字状、(B)J字状、(C)マッシュルーム状、(D)T字状、(E)ダブルJ字状(J字状のものを背合わせに結合した形状のもの)等が存在するが、いずれの形状であっても良い。また、フック材に替えて粘着剤層を用いることもできる。
図7,8に示すように、吸収体12の内面には、前後方向に延在する複数の断面形状が凹形状の第1溝20が形成され、吸収体12の外面には、幅方向に延在する複数の断面形状が凹形状の第2溝25が形成されている。これにより、表面シート11から吸収体12に移動してきた尿等の液を第1溝20によって吸収体12の前後方向の前後部に迅速に拡散させることができるので、吸収体12の吸収性能を高めることができる。また、吸収体12は、剛性が小さい第2溝25において内面に向けて容易に変形させることができので、吸収体12の装着者に対するフィット性能を高めることができる。さらに、吸収体12の内面には幅方向に延在する溝が形成されていないので、表面シート11から吸収体12に移動してきた液が吸収体12の幅方向の左右端部から漏洩するのを抑制することができる。
吸収体12の内面には、吸収体12の幅方向の中心部に、吸収体12の前後方向の前後端部まで延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Aと言う)と、第1溝20Aの幅方向の左側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Bと言う)と、第1溝20Aの幅方向の右側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Cと言う)と、第1溝20Bの幅方向の左側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Dと言う)と、第1溝20Aの幅方向の右側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Eと言う)から形成されている。また、第1溝20Aと第1溝20Bの幅方向の間隔は、第1溝20Bと第1溝20Dの幅方向の間隔よりも狭く形成され、第1溝20Aと第1溝20Cの幅方向の間隔は、第1溝20Cと第1溝20Eの幅方向の間隔よりも狭く形成されている。これにより、第1溝20Aを中心として吸収体12の幅方向の両側部を内面に向けてより効率良く変形させることができる。
図7,8には、第1溝20を吸収体12の前後方向の前後端部まで延在して形成した形態が図示されているが、第1溝20を吸収体12の前後方向の前後端部まで延在させず、吸収体12の前後方向の前端部の近傍から後端部の近傍まで延在させることができる。これにより、表面シート11から吸収体12に移動してきた液が吸収体12の前後方向の前後端部から漏洩するのを抑制することができる。また、図7,8には、第1溝20を吸収体12の前後方向の前後端部まで延在して形成した形態が図示されているが、第1溝20を吸収体12の前身部12Cや後身部12Eに位置する部位で複数本に枝別れして形成することもできる。これにより、表面シート11から吸収体12に移動してきた液を第1溝20によって吸収体12の前後方向の前後部により迅速に拡散させることができる。
吸収体12の外面には、吸収体12の前後方向に所定の間隔を隔てて、吸収体12の幅方向の左右端部まで延在する第2溝25が形成されている。これにより、吸収体12を前後方向の前端部から後端部まで容易に内面に向けて変形させることができる。
図7,8には、第2溝25を吸収体12の前後方向に所定の間隔を隔てて形成した形態が図示されているが、吸収体12の括れ部12Dに位置する部位の第2溝25の前後方向に間隔を、吸収体12の前身部12Cや後身部12Eに位置する部位の第2溝25の前後方向に間隔よりも狭くすることもできる。これにより、吸収体12の括れ部12Dに位置する部位をより容易に内面に向けて変形させることができる。
図9に示すように、第1溝20の最も外面側に位置する下部21は、第2溝25の最も内面側に位置する上部26よりも内面側に位置している。つまり、断面視において、第1溝20の下部21と第2溝25の上部26は所定の間隔を隔てて離間している。言い換えれば、第1溝20の深さD1と第2溝25の深さD2を加算した深さ(便宜的に合計深さT3と言う)を吸収体12の厚みTよりも小さく形成している。これにより、第1溝20を移動している液が直接に第2溝25に移動することを防止して、液が吸収体12の幅方向の左右端部から漏洩するのを抑制することができる。なお、第1溝20の深さD1は、第2溝25の深さD2よりも深く形成されている。これにより、表面シート11から吸収体12に移動してきた液の吸収体12の前後方向の前後端部への高い拡散性能を確保することができる。
第1溝20と第2溝25は、エンボス加工によって形成されているが、吸収体12の第1溝20と第2溝25が形成される部位のパルプ繊維量、高吸収性ポリマー量を少なくして形成することもできる。
エンボス加工によって第1溝20と第2溝25を形成した場合は、第1溝20の下部21よりも外面側に位置する部位の吸収体12の繊維密度が他の部位に比較して高く形成され、第2溝25の上部26よりも内面側に位置する部位の吸収体12の繊維密度が他の部位に比較して高く形成され、平面視で第1溝20と第2溝25が交差する部位の繊維密度が最も高く形成される。これにより、第1溝20と第2溝25が交差する部位の厚みは最も薄く形成されるが、第1溝20内を移動する液が、第1溝20と第2溝25が交差する部位を介して第2溝25内に移動するのを効率良く抑制することができる。
<第2実施形態のパッド>
次に、第2実施形態のパッドについて説明する。なお、第1実施形態のパッドと同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
図10,11に示すように、第2実施形態の吸収体12は、装着者の身体面側に位置する内側吸収体12Aと、反身体面側に位置する外側吸収体12Bから形成されている。内側吸収体12Aは、外側吸収体12Bよりも高吸収性ポリマーの含有率を高くして形成されている。これにより、内側吸収体12Aは、外側吸収体12Bよりも多量の液を吸収することができる。
内側吸収体12Aの内面には、詳細には、内側吸収体12Aの内面から外側吸収体12Bの内面に亘って、第1溝20が形成され、外側吸収体12Bの外面には、第2溝25が形成されている。
図12に示すように、第1溝20の深さD1は、側吸収体12Aの厚みT1よりも大きく形成されている。これにより、第1溝20からあふれ出した液の多くを第1溝20に隣接する上側吸収体12Aで吸収するので、液の逆戻りを抑制することができる。なお、図12には、第1溝20の深さD1が上側吸収体12Aの厚みT1よりも大きな形態が図示されているが、第1溝20の深さD1を上側吸収体12Aの厚みT1と同等に形成することもできる。
<第3実施形態のパッド>
次に、第3実施形態のパッドについて説明する。なお、第1実施形態のパッドと同一部材には、同一符号を付して説明を省略する。
図13,14に示すように、吸収体12の内面には、吸収体12の幅方向の中心部に、吸収体12の前後方向の前後端まで延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Aと言う)と、第1溝20Aの幅方向の左側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで円弧状に延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Bと言う)と、第1溝20Aの幅方向の右側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで円弧状に延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Cと言う)と、第1溝20Bの幅方向の左側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで円弧状に延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Dと言う)と、第1溝20Aの幅方向の右側部に幅方向に所定の間隔を隔てて吸収体12の前後方向の前後端部まで円弧状に延在する第1溝20(便宜的に第1溝20Eと言う)から形成されている。なお、第1溝20Bと第1溝20Dは、円弧部の頂部を円弧部の前後端部よりも右側に形成され、第1溝20Cと第1溝20Eは、円弧部の頂部を円弧部の前後端部よりも左側に形成されている。また、第1溝20Aと第1溝20Bの幅方向の間隔は、第1溝20Bと第1溝20Dの幅方向の間隔よりも狭く形成され、第1溝20Aと第1溝20Cの幅方向の間隔は、第1溝20Cと第1溝20Eの幅方向の間隔よりも狭く形成されている。これにより、第1溝20Aを中心として吸収体12の幅方向の両側部を内面に向けてより効率良く変形させることができる。
吸収体12の外面のおける括れ部12Dの前後方向の中心よりも前側の部位には、吸収体12の前後方向に所定の間隔を隔てて、吸収体12の幅方向の左右端部まで延在する円弧状の第2溝25(便宜的に第2溝25Aと言う)が形成され、括れ部12Dの前後方向の中心よりも後側の部位には、吸収体12の前後方向に所定の間隔を隔てて、吸収体12の幅方向の左右端まで延在する円弧状の第2溝25(便宜的に第2溝25Bと言う)が形成されている。なお、第2溝25Aは、円弧部の頂部を円弧部の左右部よりも前後方向の後側に形成され、第2溝25Bは、円弧部の頂部を円弧部の左右部よりも前後方向の前側に形成されている。これにより、吸収体12を前身部12Cの前端部から後身部12Eの後端部までより容易に内面に向けて変形させることができる。
本発明は、使い捨ておむつの内面に装着されるパッドに利用できるものである。
11 表面シート
12 吸収体
12A 内側吸収体
12B 外側吸収体
12D 括れ部
20 第1溝
21 下部
25 第2溝
26 上部
T1 厚み
D1 深さ

Claims (4)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと裏面シートの間に設けられた吸収体を備えたパッドにおいて、
    前記吸収体を身体面側に位置する内側吸収体と反身体面側に位置する外側吸収体で形成し、
    前記内側吸収体に、前記内側吸収体の幅方向に所定の間隔を隔てて長手方向に延在する複数の第1溝を形成し、
    前記外側吸収体の反身体面側である外面に、前記外側吸収体の長手方向に所定の間隔を隔てて幅方向に延在する複数の第2溝を形成し
    記第1溝を内側吸収体の前後方向の前後端まで延在し、
    前記第2溝を外側吸収体の幅方向の左右端まで延在し、
    前記外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部よりも前側に設けられた第2溝を、後側の頂部から幅方向に延在するに従って長手方向の前側に湾曲させて形成し、
    前記外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部よりも後側部位に設けられた第2溝を、前側の頂部から幅方向に延在するに従って長手方向の後側に湾曲させて形成し
    前記第1溝を内側吸収体の内面から外面に亘って形成して、前記第1溝の深さを内側吸収体の厚みと同等にしたことを特徴とするパッド。
  2. 前記第1溝と隣接する第1溝の幅方向の間隔を、前記内側吸収体の幅方向の中心部から左右側に設けるに従って広く形成した請求項1記載のパッド。
  3. 前記第2溝と隣接する第2溝の長手方向の間隔を、前記外側吸収体の括れ部に対応する部位における長手方向の中心部から前後側に設けるに従って広く形成した請求項1又は2記載のパッド。
  4. 前記内側吸収体の幅方向の中心部よりも左側に設けられた第1溝を、右側の頂部から長手方向に延在するに従って幅方向の左側に湾曲させて形成し、
    前記内側吸収体の幅方向の中心部よりも右側に設けられた第1溝を、左側の頂部から長手方向に延在するに従って幅方向の右側に湾曲させて形成した請求項1~3のいずれか1項に記載のパッド。
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