JP7202760B2 - 交流アーク溶接制御方法 - Google Patents
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Description
一つのワークに対して、第1溶接電源によって第1電極プラス極性電流及び第1電極マイナス極性電流から形成される交流の第1溶接電流を通電し、第2溶接電源によって第2電極プラス極性電流及び第2電極マイナス極性電流から形成される交流の第2溶接電流を通電し、同時にアークを発生させて溶接する交流アーク溶接制御方法において、
前記第1溶接電源は、前記第1電極プラス極性電流の絶対値を第1極性切換電流値まで減少させて電極マイナス極性に切り換え、前記第1電極マイナス極性電流の絶対値を前記第1極性切換電流値まで減少させて電極プラス極性に切り換え、
前記第2溶接電源は、前記第1電極プラス極性電流が減少を開始した時点に同期させて前記第2電極プラス極性電流の絶対値を第2極性切換電流値まで減少させて前記電極マイナス極性に切り換え、前記第1電極マイナス極性電流が減少を開始した時点に同期させて前記第2電極マイナス極性電流の絶対値を前記第2極性切換電流値まで減少させて前記電極プラス極性に切り換える、
ことを特徴とする交流アーク溶接制御方法である。
図1は、2台の溶接電源を使用して1つのワークの2つの溶接個所を同時に溶接するための溶接装置の構成図である。同図においては、溶接電源が2台の場合であるが、3以上の複数台の場合も同様である。第1溶接電源PS1が同期マスター電源となり、第2溶接電源PS2が同期スレーブ電源となる。3台以上の場合には、第1溶接電源PS1が同期マスター電源となり、その他の溶接電源は同期スレーブ電源となる。また、同図は、溶接電源が交流ティグ溶接電源の場合である。以下、同図を参照して各構成物について説明する。
1)電極マイナス極性期間設定信号Tnrによって定まる期間中は、タイマ信号Tm=1を出力する。
2)続けて、電極マイナス極性期間設定信号Tnrによって定まる期間が経過してから、電流比較信号CmがHighレベルに変化するまでの遷移期間中は、タイマ信号Tm=2を出力する。
3)続けて、電流比較信号CmがHighレベルに変化してから、電極プラス極性期間設定信号Tprによって定まる期間中は、タイマ信号Tm=3を出力する。
4)続けて、電極プラス極性期間設定信号Tprによって定まる期間が経過してから、電流比較信号CmがHighレベルに変化するまでの遷移期間中は、タイマ信号Tm=4を出力する。
5)上記の1)~4)を繰り返す。
1)タイマ信号Tm=1のときは、電極マイナス極性電流振幅設定信号Inrを電流設定信号Irとして出力する。
2)タイマ信号Tm=2のときは、電流設定信号Ir=0を出力する。
3)タイマ信号Tm=3のときは、電極プラス極性電流振幅設定信号Iprを電流設定信号Irとして出力する。
4)タイマ信号Tm=4のときは、電流設定信号Ir=0を出力する。
1)同期信号Sc=1のときは、タイマ信号Tm=1を出力する。
2)続けて、同期信号Scが2に変化した時点から、電流比較信号CmがHighレベルに変化するまでの遷移期間中は、タイマ信号Tm=2を出力する。
3)続けて、電流比較信号CmがHighレベルに変化してから、同期信号Scが4に変化するまでの期間中は、タイマ信号Tm=3を出力する。
4)続けて、同期信号Scが4に変化した時点から、電流比較信号CmがHighレベルに変化するまでの遷移期間中は、タイマ信号Tm=4を出力する。
5)上記の1)~4)を繰り返す。
11 第1電極
12 第2電極
2 ワーク
3 アーク
31 第1アーク
32 第2アーク
4 溶接トーチ
41 第1溶接トーチ
42 第2溶接トーチ
CM 電流比較回路
Cm 電流比較信号
D2a~D2d 2次整流器
DV 2次側駆動回路
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
EN 電極マイナス極性
EP 電極プラス極性
ID 電流検出回路
Id 電流検出信号
Ien 電極マイナス極性電流
Iep 電極プラス極性電流
INR 電極マイナス極性電流振幅設定回路
Inr 電極マイナス極性電流振幅設定信号
INT インバータトランス
INV インバータ回路
IPR 電極プラス極性電流振幅設定回路
Ipr 電極プラス極性電流振幅設定信号
Ir 電流設定信号
Iw 溶接電流
Nd 電極マイナス極性駆動信号
NTR 電極マイナス極性トランジスタ
Pd 電極プラス極性駆動信号
PTR 電極プラス極性トランジスタ
Sc 同期信号
SW 切換回路
Ten 電極マイナス極性期間
Tep 電極プラス極性期間
TM タイマ回路
Tm タイマ信号
TM2 第2タイマ回路
TNR 電極マイナス極性期間設定回路
Tnr 電極マイナス極性期間設定信号
TPR 電極プラス極性期間設定回路
Tpr 電極プラス極性期間設定信号
Vw 溶接電圧
WL リアクトル
Claims (1)
- 一つのワークに対して、第1溶接電源によって第1電極プラス極性電流及び第1電極マイナス極性電流から形成される交流の第1溶接電流を通電し、第2溶接電源によって第2電極プラス極性電流及び第2電極マイナス極性電流から形成される交流の第2溶接電流を通電し、同時にアークを発生させて溶接する交流アーク溶接制御方法において、
前記第1溶接電源は、前記第1電極プラス極性電流の絶対値を第1極性切換電流値まで減少させて電極マイナス極性に切り換え、前記第1電極マイナス極性電流の絶対値を前記第1極性切換電流値まで減少させて電極プラス極性に切り換え、
前記第2溶接電源は、前記第1電極プラス極性電流が減少を開始した時点に同期させて前記第2電極プラス極性電流の絶対値を第2極性切換電流値まで減少させて前記電極マイナス極性に切り換え、前記第1電極マイナス極性電流が減少を開始した時点に同期させて前記第2電極マイナス極性電流の絶対値を前記第2極性切換電流値まで減少させて前記電極プラス極性に切り換える、
ことを特徴とする交流アーク溶接制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018224765A JP7202760B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 交流アーク溶接制御方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018224765A JP7202760B2 (ja) | 2018-11-30 | 2018-11-30 | 交流アーク溶接制御方法 |
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JP2020082176A JP2020082176A (ja) | 2020-06-04 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001129667A (ja) | 1999-09-27 | 2001-05-15 | Lincoln Global Inc | 複数の電源を有する電気アーク溶接機 |
JP2013525120A (ja) | 2010-05-07 | 2013-06-20 | リンカーン グローバル,インコーポレイテッド | アーク溶接装置とレーザー光源を使用した溶接システムおよび方法 |
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- 2018-11-30 JP JP2018224765A patent/JP7202760B2/ja active Active
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JP2001129667A (ja) | 1999-09-27 | 2001-05-15 | Lincoln Global Inc | 複数の電源を有する電気アーク溶接機 |
JP2013525120A (ja) | 2010-05-07 | 2013-06-20 | リンカーン グローバル,インコーポレイテッド | アーク溶接装置とレーザー光源を使用した溶接システムおよび方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020082176A (ja) | 2020-06-04 |
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