JP7202159B2 - 粉体含有化粧料 - Google Patents

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本発明は、粉体を含有する化粧料に関する。
近年のベースメークには、ただシミやソバカス等の肌の難点を隠すのみでなく、透明感のある自然な仕上がりが求められるようになっている。かかる需要に応えるべく、パウダーファンデーション等のベースメークアップ化粧料に配合する粉体について様々な提案がなされている。
特許文献1には、無機化合物の鱗片状基材上に屈折率が互いに異なる2種以上の無機酸化物が屈折率の高いものから順次積層してなる積層粉体が記載されており、該粉体を含有する化粧料が十分なカバー力と透明感を有することが記載されている。
特許文献2には、無機酸化物微粒子集合体を樹脂層で被覆することにより、該粉体を含有する化粧料の感触や伸びを調節できることが記載されている。
ところで、内部反射光量が高い肌では、肌の透明感や肌の内から輝く感じが良好な印象となることが報告されている(特許文献3)。
特許4293731号 特開2003-12460号公報 特許5467570号
本発明者らは、透明感のある仕上がりとなり、かつ感触や伸びに優れるベースメークアップ化粧料を設計するにあたり、特許文献1に記載されるような積層粉体を、さらにウレタン樹脂層で被覆することを試みた。しかしながら、かかる樹脂被覆積層粉体を化粧料に含有すると粉体が凝集しやすく、塗布時や塗布した肌においてざらつき(粒感)を感じてしまうという新たな課題に直面した。
かかる状況に鑑みて、本発明は、透明感のある仕上がりとなり、かつ使用感に優れる化粧料を提供することを課題とする。
本発明者らは、鋭意研究の結果、樹脂被覆積層粉体と、架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材とを組み合わせると、上記課題を解決できることに想到し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は以下の通りである。
[1]下記の成分A及びBを含有する化粧料。
A:基材上に屈折率が互いに異なる2種以上の無機酸化物が屈折率の高いものから順に積層している積層粉体と、前記積層粉体を被覆する樹脂層とからなる樹脂被覆積層粉体
B:架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材
[2]成分Aにおける積層粉体の最外層に形成された無機酸化物の屈折率が1.73以下であって、最外層とその内側の無機酸化物相との屈折率の差が0.6以下である、[1]
に記載の化粧料。
[3]成分Aにおける積層粉体における無機酸化物の層が3~9層である、[1]又は[2]に記載の化粧料。
[4]成分Aにおける積層粉体における無機酸化物が、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化スズ、酸化タリウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化イットリウム、またはシリカから選択される、[1]~[3]のいずれかに記載の化粧料。
[5]成分Aにおける積層粉体における基材が、天然マイカ、合成マイカ、タルク、セリサイト、板状酸化チタン、板状シリカ、板状酸化アルミニウム、ボロンナイトライド、板状硫酸バリウム、または板状チタニア・シリカ複合酸化物から選択される、[1]~[4]のいずれかに記載の化粧料。
[6]成分Aにおける樹脂層が、ポリウレタンからなる、[1]~[5]のいずれかに記載の化粧料。
[7]成分Aにおける樹脂層の厚さ(T)が0.002~25μmであり、前記樹脂層の
厚さ(T)と積層粉体の平均粒子径(P)の比T/Pが0.002~0.40である、[1]~[6]のいずれかに記載の化粧料。
[8]成分Bの架橋型シリコーンポリマー含有組成物が、架橋型メチルポリシロキサンと低粘度シリコーンとを含有する、[1]~[7]のいずれかに記載の化粧料。
[9]成分Bの液晶基材が、化粧料中でラメラ液晶構造又はキュービック液晶構造を形成する成分である、[1]~[7]のいずれかに記載の化粧料。
[10]成分Bの液晶基材が、ポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコン、PEG-12ジメチコン、ポリシリコーン-13、PEG-9ジメチコン、レシチン、α,ε-ビス(γ-N-(炭素数10~30)アシルグルタミル)リジン及びその塩、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びピログルタミン酸グリセリン脂肪酸エステルからなる群から選択される一以上を含む、[9]に記載の化粧料。
[11]成分Aを化粧料全体の0.1~10質量%含有する、[1]~[10]のいずれかに記載の化粧料。
[12]成分Bを化粧料全体の0.1~10質量%含有する、[1]~[11]のいずれかに記載の化粧料。
[13]成分Aの含有量と成分Bの含有量との質量比A:Bが1:0.1~1:10である、[1]~[12]のいずれかに記載の化粧料。
[14]粉体(成分Aを含む)を化粧料全体の1.1~28質量%含有する、[1]~[13]のいずれかに記載の化粧料。
[15]乳化剤型である、[1]~[14]のいずれかに記載の化粧料。
樹脂被覆積層粉体と、架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材とを組み合わせることにより、前記粉体を化粧料に含有させても凝集することなく、化粧料使用時にざらつきが生じなくなる。さらに、架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材が形成する化粧膜が偏光度を下げるため、樹脂被覆積層粉体に起因する内部反射光を増幅させることも見出された。したがって、本発明により、使用感に優れ、かつ肌の透明感や肌の内から輝く感じを演出する化粧料が提供される。
本発明の化粧料は、下記の成分A及びBを必須に含有する。
成分A:基材上に屈折率が互いに異なる2種以上の無機酸化物が屈折率の高いものから順に積層している積層粉体と、前記積層粉体を被覆する樹脂層とからなる樹脂被覆積層粉体
成分B:架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材
本発明における成分Aは、樹脂被覆積層粉体であり、これは積層粉体とこれを被覆する樹脂層とからなる。
成分Aに係る積層粉体は、基材上に屈折率が互いに異なる2種以上の無機酸化物が屈折率の高いものから順に積層しているものである。すなわち、基材に近い層の無機酸化物の屈折率の方が高く、最外層にいくにつれて屈折率が低いものが積層している。
前記積層粉体における基材は、鱗片状であって、平均粒子径(長径)が2~20μmで、厚みが0. 05~1μmであることが好ましい。
また、前記積層粉体における基材は、特に限定されないが、天然又は合成によるマイカ、タルク、セリサイト、さらには板状酸化チタン、板状シリカ、板状酸化アルミニウム、ボロンナイトライド、板状硫酸バリウム、板状チタニア・シリカ複合酸化物等の無機化合物を好ましく挙げられる。
前記積層粉体における無機酸化物層を構成する無機酸化物としては、以下のものを好ましく挙げられる(カッコ内の数値は屈折率)。
酸化チタン(2.50)
酸化亜鉛(2.0)
酸化ジルコニウム(2.2)
酸化セリウム(2.2)
酸化スズ(2.0)
酸化タリウム(2.1)
酸化アルミニウム(1.73)
酸化マグネシウム(1.77)
酸化イットリウム(1.92)
シリカ(1.45)
さらに、これら無機酸化物の混合物、あるいは複合体または固溶体である無機酸化物等であってもよい。
成分Aに係る積層粉体における無機酸化物は、積層粉体を含有する化粧料に要求されるカバー力によって選択される。カバー力を高めるためには、第1層に屈折率の高い無機酸化物、例えば、酸化チタン等を被覆することが好ましい。一方、第1層に中程度の屈折率の無機酸化物、例えば、酸化アルミニウム等を被覆すると、カバー力は抑えられる。
第2層以降の層については、最外層に形成した無機酸化物とその内側層の無機酸化物との屈折率の差を好ましくは、0.6以下、より好ましくは0.5~0.05とすると、光の
反射を抑制し透明感を出すことができる。
より光の反射を抑制し透明感を出すためには、全ての隣り合う層の屈折率の差を0.6
以下、より好ましくは0.5~0.05とする。
各無機酸化物層の間の屈折率の差が小さいほど、より理想的な積層被膜が得られ、無反射で、高い透明感を有する積層粉体となる。
成分Aにおける積層粉体における無機酸化物の層数は、特に限定されないが3~9が好ましく、3~6がより好ましい。かかる範囲において、光の反射を抑制し透明感に優れる粉体となる。
成分Aにおける積層粉体における無機酸化物層は、最外層に好ましくは1.73以下の、より好ましくは1.5以下の、さらに好ましくは、1.35~1.5の屈折率の無機酸化
物の層とする。これにより、化粧料に配合する他の成分の屈折率を考慮し、光の反射をより抑制し透明感を出すことができる。
成分Aにおける積層粉体は、隣り合う全ての無機酸化物層の屈折率の差が0.6以下で
ない場合であっても、無機酸化物層のうち第2層以下の層の少なくとも1つの層の厚さが、下記式(1)により規定される値dの±20%以内であることが好ましい。
d=(λ×X/4)/n・・・(1)
(λ:可視光の波長、X:奇数である整数、n:無機酸化物の屈折率を表す)
これは、前記1つの層の下層に位置する層の反射光と前記1つの層の反射光の位相が逆転して、光の干渉作用により光の反射が抑制されるため、透明感を有するようになるからである。
上記可視光の波長λとしては、通常380~780nmの範囲内の値を採用する。例えば、可視光全体の反射光を効果的に弱めるためには、上記範囲の可視光波長の平均値に近い550nmを用いるのが好ましい。また、好みの色調、色彩等の化粧料の使用目的や、昼間、夜間、照明、衣装の色等の使用環境に応じて、反射すべき波長、反射を弱めるべき波長を考慮して上記式に用いる波長を選択することができ、且つ、層の厚さを調整することができる。
奇数Xの値としては、層の厚さを薄くできる等の理由から、通常は1を用いる。例えば、酸化チタンの層の上に酸化アルミニウムを被覆する場合、λ=550nm、n=1.73であるから、酸化アルミニウムの層の厚さは約80nmとなる。
成分Aにおける積層粉体の全無機酸化物の被覆量は特に限定されないが、基材100重量部に対し1~70重量部の範囲にあることが好ましく、5~50重量部の範囲にあることがより好ましい。被覆量が1重量部未満では充分なカバー力が得られにくく、70重量部を超えて多い場合はカバー力が強すぎて不自然な仕上がりとなったり、被膜が厚過ぎて感触が悪くなったりする場合がある。
成分Aにおける積層粉体の平均粒子径(長径P)は、特に限定されないが0.1~5000μmが好ましく、1~500μmがより好ましい。かかる範囲において、化粧料に含有したときに使用感が損なわれにくい。
平均粒子径(P)は電子顕微鏡による観察画像に基づいて画像解析ソフト等を用いて常法により測定し、単位観察視野(例えば10mm)当たりの平均を算出した値である。
成分Aにおける積層粉体は、任意の方法で取得することができる。例えば、特許文献1に記載されるように、無機酸化物の前駆物質である金属塩を所定量加水分解し、又は所定量の有機金属化合物をアルコール溶媒中で加水分解し、加水分解物を基材あるいは被覆層を形成した基材上に析出させる方法が挙げられる。
成分Aにおける積層粉体は、上記のように製造するほか、市販品を用いることができる。かかる市販品としては、カバーリーフAR-80(日揮触媒化成社製)、Timiron Splendid(メルク社製)等が好ましく挙げられる。
成分Aに係る樹脂層を構成する樹脂としては、ポリウレタン、スチレン-ブタジエン共重合体、アクリロニトリル-ブタジエン共重合体、変性アクリル酸エステル、シリコーンゴム、天然ゴム、ナイロン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリオレフィン、エラストマー等、ゴム状弾性を有する樹脂の他、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、酢酸ビニル-アクリル酸エステル共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アクリル酸エステル、ポリビニルアルコール、ポリスチレン等の合成高分子、セルロースおよびその誘導体、グアーガム等天然高分子等が挙げられ、これらのうちポリウレタンが特に好ましい。また、これら自体がカルボン酸、スルフォン酸、アミンその他誘導体等の官能基を有していてもよいし、また架橋を形成するための任意の基、例えばエポキシ基、カルボジイミド基等を含んでいてもよい。ポリウ
レタンからなることが好ましい。
また、成分Aに係る樹脂は、引張試験時の100%モジュラスが200~3000N/cm2 の範囲にあることが好ましい。さらに好ましい範囲は500~1500N/cm2 である。樹脂の100%モジュラスが200N/cm2 未満の場合は、樹脂被覆積層粉体の粘着性が高くなり、粒子同士のブロッキングを起し易くなり、凝集体となることがあるので延展性が乏しくなる場合がある。樹脂の100%モジュラスが3000N/cm2 を越えると、樹脂の柔軟性が低くなり感触が損なわれる場合がある。
前記100%モジュラスは次の方法で測定することができる。まず、ドクターブレード法により樹脂を塗布し、乾燥して厚さ30μmのフィルムとし、これをH字型に射抜いて試験用フィルムを形成する。H字型試験用フィルムの左右の垂直両端部を引っ張り速度20mm/分の速度で引っ張り、伸び(cm)と応力(負荷加重(N)/断面積(cm2 ))の関係を求める。「100%モジュラス」とは、フィルム試験長(H字型フィルムの水平部の長さ)が、元の長さの2倍となったときの応力(N/cm2 )をいう。
成分Aに係る樹脂層の厚さ(T)は好ましくは0.002~25μm、より好ましくは
0.1~5μmとする。樹脂層の厚さ(T)が0.002μm未満の場合は、感触が損なわれる場合がある。樹脂被覆層の厚さ(T)が25μmを越えると、延展性が乏しくなる場合がある。
また、樹脂層の厚さ(T)と積層粉体の平均粒子径(P)の比T/Pは、好ましくは0.002~0. 40、より好ましくは0.01~0.2とする。
樹脂被覆層の厚さ(T)は樹脂被覆球状多孔質粒子を粉砕し、電子顕微鏡による粒子の破断面の観察画像に基づいて画像解析ソフト等を用いて常法により測定した粒子20個について被覆層部の厚さの平均値を算出すればよい。
成分Aに係る積層粉体を樹脂層で被覆する方法は、例えば特許文献2に記載されるように、積層粉体のコロイド液を調製する工程、これを加熱処理する工程、加熱処理した積層粉体の外表面に樹脂被覆層を形成する工程により行うことができる。
本発明における成分Bは、架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材である。これらは成分Aの粉体の内部反射項を増幅させる(散乱光比率を高める)作用を発揮する。
成分Bにかかる架橋型シリコーンポリマー含有組成物は、シロキサン結合により形成される直鎖状ポリマーが架橋した構造を有するシリコーンオイル(架橋型シリコーン)と、低粘度シリコーンとを含有する混合物である。
前記架橋型シリコーンは架橋型メチルポリシロキサンが好ましい。
上記のような架橋型メチルポリシロキサンは、例えば特開2008-174504号公報等に記載の方法で取得することができるし、また化粧料の汎用原料として市販されているものもあるのでこれを購入して使用することができる。
前記低粘度シリコーンとしては、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサン、メチルトリメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンなどが挙げられる。また、ここで「低粘度」とは通常、25℃における粘度が0.65~100mm/秒であることをいう。
成分Bの架橋型シリコーンポリマー含有組成物は、架橋型シリコーンと低粘度シリコーンとを含有し、好ましく架橋型シリコーンと低粘度シリコーンとからなり、また架橋型シリコーンを架橋型シリコーンポリマー含有組成物全体の好ましくは3~50質量部、より好ましくは4~35質量部含有する。
市販の架橋型シリコーンと低粘度シリコーンとを含有する架橋型メチルポリシロキサン含有組成物の内、好ましいものとしては、信越化学工業株式会社製のKSG-15(架橋型メチルポリシロキサン約5質量部及びデカメチルシクロペンタシロキサン約95質量部の混合物)、KSG-16(架橋型メチルポリシロキサン約20~30質量部及びメチルポリシロキサン約70~80質量部の混合物)、KSG-17(架橋型メチルポリシロキサン約5質量部及びオクタメチルシクロテトラシロキサン約95質量部の混合物)、KSG-18(架橋型メチルポリシロキサン約10~20質量部及びメチルフェニルポリシロキサン約80~90質量部の混合物)等が挙げられ、特に、KSG-16が好ましい。
成分Bにかかる液晶基材は、化粧料中で液晶構造を形成する成分であり、より具体的にはラメラ液晶構造又はキュービック液晶構造を形成する成分である。
ラメラ液晶構造を形成する成分としては、ポリグリセリル3-ジシロキサンジメチコン、PEG-12ジメチコン、ポリシリコーン-13、PEG-9ジメチコンまたはレシチン等の界面活性剤が好ましく挙げられるが、これらに限定されない。
キュービック液晶構造を形成する成分としては、α,ε-ビス(γ-N-(炭素数10~30)アシルグルタミル)リジン及びその塩、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ピログルタミン酸グリセリン脂肪酸エステル等の界面活性剤が好ましく挙げられるが、これらに限定されない。グリセリン脂肪酸エステルとしては、グリセリンモノオレイン酸エステル、グリセリンモノステアリン酸エステル等を好ましく挙げられる。ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、ポリグリセリンモノオレイン酸エステル、ポリグリセリンモノステアリン酸エステル等を好ましく挙げられ、グリセリンの重合度としては2~10が好ましい。ピログルタミン酸グリセリン脂肪酸エステルとしては、ピログルタミン酸グリセリンモノオレイン酸エステル、ピログルタミン酸グリセリンモノステアリン酸エステル等を好ましく挙げられる。
本発明の化粧料は、成分Aを化粧料全体の、好ましくは0.1~10質量%、より好ましくは0.5~8質量%、さらに好ましくは1~7質量%、とくに好ましくは2~6質量%含有する。かかる範囲において、感触が良好となり、また内部反射光による透明感のある仕上がりが十分に得られやすい。
本発明の化粧料は、成分Bを化粧料全体の、好ましくは0.1~10質量%、より好ましくは0.5~8質量%、さらに好ましくは1~7質量%、とくに好ましくは2~6質量%含有する。かかる範囲において、成分Aの内部反射光を増幅する効果を高めやすくなる。
本発明の化粧料は、成分Aの含有量と成分Bの含有量との質量比A:Bが、好ましくは1:0.2~1:8、より好ましくは1:0.4~1:6、さらに好ましくは1:0.6~1:4である。かかる範囲において、良好な使用感と透明感のある仕上がりとを十分に得られやすい。
本発明の化粧料は、粉体(成分Aを含む)を化粧料全体の、好ましくは1.1~28質量%、より好ましくは4~26質量%、さらに好ましくは8~22質量%、とくに好ましくは12~18質量%含有する。かかる範囲において、感触が良好となり、十分なカバー力を得られ、また内部反射光による透明感のある仕上がりが十分に得られやすい。
成分Aの他の粉体としては、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類;表面を処理されていてもよい、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類;表面を処理されていてもよい、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類;表面を処理されていてもよい、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパ-ル剤類;レ-キ化されていてもよい赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤
色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類;ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類;等が挙げられるがこれらに限定されない。
本発明の化粧料は、前述した成分以外に、通常の化粧料で使用される成分を本発明の効果を損なわない限りにおいて任意に含有することができる。
かかる成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボカド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類;流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類;オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類;セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等;イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ-2-エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン;アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等の成分B以外のシリコーン油等の油剤類;
脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類;イミダゾリン系両性界面活性剤(2-ココイル-2-イミダゾリニウムヒドロキサイド-1-カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類;ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE-ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE-グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2-オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2-デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類;などの成分B以外の界面活性剤類、
ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、エリスリトール
、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2-ペンタンジオール、2,4-ヘキサンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール等の多価アルコール類;
パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;アントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸系紫外線吸収剤;桂皮酸系紫外線吸収剤;ベンゾフェノン系紫外線吸収剤;糖系紫外線吸収剤;2-(2'-ヒドロキシ-5'-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4-メト
キシ-4'-t-ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類;
エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類;ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB塩酸塩、ビタミンBトリパルミテート、ビタミンBジオクタノエート、ビタミンB又はその誘導体、ビタミンB12、ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類;α-トコフェロール、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミン類等;メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、フェノキシエタノール等の抗菌剤(防腐剤);グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎剤;アルキルレゾルシノール、胎盤抽出物、ユキノシタ抽出物、アルブチン等の美白剤;各種抽出物(例えば、オウバク、オウレン、シコン、シャクヤク、センブリ、バーチ、セージ、ビワ、ニンジン、アロエ、ゼニアオイ、アイリス、ブドウ、ヨクイニン、ヘチマ、ユリ、サフラン、センキュウ、ショウキュウ、オトギリソウ、オノニス、ニンニク、トウガラシ、チンピ、トウキ、海藻等);ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体等の賦活剤;ノニル酸ワレニルアミド、カプサイシン、ジンゲロン、タンニン酸等の血行促進剤;硫黄、チアントール等の抗脂漏剤;トラネキサム酸、チオタウリン、ヒポタウリン等の抗炎症剤;コラーゲン、ヒアルロン酸等の水溶性高分子;などが挙げられる。
本発明の化粧料は、成分Aに起因する内部反射光量が成分Bとの併用により高められるため、塗布した肌の透明感や肌の内から輝く感じが良好な印象を与えることができる。そのため、ベースメークアップ化粧料に好適である。
化粧料の剤型としては、特に限定されず、例えば、ローション剤型、乳液やクリーム等の乳化剤型(O/W型、W/O型等)、オイル剤型、ジェル剤型等が挙げられるが、これらのうち乳化剤型が特に好ましい。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
<製造例>
下記の表1及び表2に示す処方にしたがい、実施例及び比較例の化粧料を調製した。すなわち、イ及びロの成分を80℃でそれぞれ加温して混合し、攪拌下でイにロを徐々に加え、攪拌冷却して油中水乳化剤型のファンデーションを得た。
<試験例>
各化粧料について、以下の項目を評価した。
(1)内部反射光
各化粧料を適量ずつ被験者の頬部に塗布し、偏光イメージングカメラ(フォトニックラティス社製、偏光イメージングカメラPI-100)にて偏光度を測定し、多変量解析ソフトウェア(SPSSシリーズ、SPSS社製)を用いて皮膚反射光中の散乱光成分の比率(散乱光比率)を算出し、これを内部反射光量とした。内部反射光量を以下の基準で4
段階評価した。なお、散乱光比率は次式で表される。
散乱光比率=100-(I-M)×100/M・・・(1)
(I:4つの偏光子を透過した光の中で、最も偏光している光の輝度、M:偏光子を透過した光の平均輝度、(I-M)×100/Mは偏光度を表す)
◎:90.5以上93.5未満
○:87.5以上90.5未満
△:82以上87.5未満
×:82未満
(2)感触
各化粧料を適量ずつ被験者の頬部に塗布したときのざらつく感触(粒感)を、熟練の評価者が以下の基準で4段階評価した。
◎:全く感じない
○:ほとんど感じない
△:やや感じる
×:ひどく感じる
Figure 0007202159000001
Figure 0007202159000002
本発明により、使用感に優れ、かつ肌の透明感や肌の内から輝く感じを演出する化粧料が提供される。

Claims (14)

  1. 下記の成分A及びBを含有する化粧料。
    A:基材上に屈折率が互いに異なる2種以上の無機酸化物が屈折率の高いものから順に積層している積層粉体と、前記積層粉体を被覆する樹脂層とからなる樹脂被覆積層粉体であって、前記樹脂層が、ポリウレタンからなる、樹脂被覆積層粉体
    B:架橋型シリコーンポリマー含有組成物又は液晶基材
  2. 成分Aにおける積層粉体の最外層に形成された無機酸化物の屈折率が1.73以下であって、最外層とその内側の無機酸化物相との屈折率の差が0.6以下である、請求項1に記載の化粧料。
  3. 成分Aにおける積層粉体における無機酸化物の層が3~9層である、請求項1又は2に記載の化粧料。
  4. 成分Aにおける積層粉体における無機酸化物が、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化セリウム、酸化スズ、酸化タリウム、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化イットリウム、またはシリカから選択される、請求項1~3のいずれか一項に記載の化粧料。
  5. 成分Aにおける積層粉体における基材が、天然マイカ、合成マイカ、タルク、セリサイト、板状酸化チタン、板状シリカ、板状酸化アルミニウム、ボロンナイトライド、板状硫酸バリウム、または板状チタニア・シリカ複合酸化物から選択される、請求項1~4のいずれか一項に記載の化粧料。
  6. 成分Aにおける樹脂層の厚さ(T)が0.002~25μmであり、前記樹脂層の厚さ
    (T)と積層粉体の平均粒子径(P)の比T/Pが0.002~0.40である、請求項1~のいずれか一項に記載の化粧料。
  7. 成分Bの架橋型シリコーンポリマーが、架橋型メチルポリシロキサンと低粘度シリコーンを含有する、請求項1~のいずれか一項に記載の化粧料。
  8. 成分Bの液晶基材が、化粧料中でラメラ液晶構造又はキュービック液晶構造を形成する成分である、請求項1~のいずれか一項に記載の化粧料。
  9. 成分Bの液晶基材が、ポリグリセリル-3ジシロキサンジメチコン、PEG-12ジメチコン、ポリシリコーン-13、PEG-9ジメチコン、レシチン、α,ε-ビス(γ-N-(炭素数10~30)アシルグルタミル)リジン及びその塩、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、及びピログルタミン酸グリセリン脂肪酸エステルからなる群から選択される一以上を含む、請求項に記載の化粧料。
  10. 成分Aを化粧料全体の0.1~10質量%有する、請求項1~のいずれか一項に記載の化粧料。
  11. 成分Bを化粧料全体の0.1~10質量%含有する、請求項1~10のいずれか一項に記載の化粧料。
  12. 成分Aの含有量と成分Bの含有量との質量比A:Bが1:0.1~1:10である、請求項1~11のいずれか一項に記載の化粧料。
  13. 粉体(成分Aを含む)を化粧料全体の1.1~28質量%含有する、請求項1~12のいずれか一項に記載の化粧料。
  14. 乳化剤型である、請求項1~13のいずれか一項に記載の化粧料。
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