JP7201475B2 - クランプ装置 - Google Patents

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本発明はクランプ装置に関する。
生産工程などにおいて、ワーク(クランプ対象物)をクランプするクランプ装置が用いられている。例えばエンジンのシリンダブロックなど穴を有する部品の製造にクランプ装置が用いられる(特許文献1)。
特開2009-045701号公報
クランプ装置のロッドは例えば油圧で動作し、油圧によりロッドが所定位置に移動したことを検出する場合において、その所定位置を確実に検出できないことがある。例えば圧油供給源からの圧油の圧力の変動により、クランプ装置が所定位置としての動作端に達しない状態でスイッチ等がオンになり、クランプ状態であると誤判断してしまう場合である。そこで、本発明は、ロッドが所定位置に達したことを確実に検出することが可能なクランプ装置を提供することを目的とする。
上記目的は、壁の内部に収納され、ロッドとともに移動可能な部材と、前記壁に設けられ、前記部材に向けてエアを供給するエア供給部と、を具備し、前記部材は、第1閉塞部、第2閉塞部および凹部を有し、前記第1閉塞部、前記第2閉塞部および前記凹部は前記部材の外周面に設けられ、前記第1閉塞部および前記第2閉塞部は前記部材の径方向に突出し、前記部材の移動方向において、前記第1閉塞部、前記凹部、前記第2閉塞部がこの順番に並び、アンクランプ状態からクランプ状態に変わるとき、前記ロッドともに前記部材が移動することで、前記第1閉塞部が前記エア供給部を閉塞する状態、前記エア供給部が前記凹部に開放する状態、前記第2閉塞部が前記エア供給部を閉塞する状態が、この順番に移り変わるクランプ装置によって達成できる。
ロッドが所定位置に達したことを確実に検出することが可能なクランプ装置を提供できる。
図1はクランプ装置を例示する断面図である。 図2(a)および図2(b)は部材付近の拡大図である。 図3は部材付近の拡大図である。 図4はエアセンサが検出する圧力を例示する図である。
(実施形態)
以下、図面を参照して本実施形態のクランプ装置100について説明する。図1はクランプ装置100を例示する断面図である。図1の左半分はリリース状態(アンクランプ状態)を図示し、右半分はロック状態(クランプ状態)を図示する。
図1に示すように、クランプ装置100は、本体10、ロッド16、下壁18、係合部20および22、部材30、エア供給部40を有し、例えばシリンダブロックなどの位置決めおよび固定をする装置である。クランプ装置100は、シリンダブロック26のボア27の内側に配置される。シリンダブロック26は例えば不図示の冶具により支持されている。
ロッド16は外側に突出するピストン部17を有し、ボア27の軸心方向(Z軸方向)に延伸する円筒形の部材である。下壁18は本体10の-Z側端部に取り付けられている。ロッド16は、本体10内および下壁18の筒孔に挿入され、Z軸方向に摺動可能である。ロッド16の+Z側端部にキャップ12、カラー14、係合部20および22が設けられている。係合部22は+Z側から-Z側に向かうにつれてロッド16から遠ざかる斜面24を有する。係合部20は斜面24に係合し、係合部20の外周面はボア27の内壁に接触する。
部材30は、ロッド16の-Z側端部に取り付けられ、ロッド16とともに移動可能である。エア供給部40はエア通路42、エア源44およびエアセンサ46を有する。部材30およびエア供給部40については後述する。
ハウジングに供給される作動油の圧力(油圧)がピストン部17を介してロッド16をZ軸方向に移動させる。図1の左半分(リリース状態)においてロッド16は+Z側に上昇しており、図1の右半分(ロック状態)においてロッド16は-Z側に下降している。ロッド16が下降することに伴い、係合部20は係合部22の斜面24に沿って移動し、ボア27の内壁を押圧しながら、-Z側に摺動する。これによりシリンダブロック26の位置決めおよび固定が可能である。
図2(a)から図3は部材30付近の拡大図である。図2(a)はリリース状態を図示し、図3はロック状態を図示し、図2(b)はそれらの中間の状態を図示する。
図2(a)から図3に示すように、部材30は凸部32および34、エア通路38を有し、ロッド16に着脱可能な筒状の部材である。凸部32(第1閉塞部)と凸部34(第2閉塞部)とは、ロッド16の外周面から半径方向の外方に突出し、Z軸方向に沿って並び、かつ互いに離間する。凸部32と凸部34との間には凹部36が形成され、凸部34の上側に凹部35が形成される。すなわち-Z側から+Z側にかけて、凸部32、凹部36、凸部34、凹部35が並ぶ。凸部32の+Z側の面と凸部34の+Z側の面との間の距離はD1であり、例えばリリース状態とロック状態との間のロッド16の移動距離に等しい。凸部32および34の長さはエア通路42の直径より大きい。エア通路38は部材30とロッド16との間を通り、部材30の下端側、凹部35および36において開口し、大気に開放される。
エア供給部40のエア通路42の一部は下壁18内に形成される。エア通路42の一端はエア源44に接続され、他端はロッド16に向けて開口される。エアセンサ46はエア通路42の途中に設けられ、エア通路42内の圧力があらかじめ設定された圧力(所定圧力)を上回ることを検出する。エア源44は例えば大気圧よりも高い気圧のエアをエア通路42に供給する。
図2(a)に示すリリース状態では、凸部32はエア通路42の端部に接触し、エア通路42を閉塞する。このためエア源44から供給されるエアはエア通路42内にとどまり、エア通路42内の圧力が上昇する。
図2(b)に示すようにロッド16が-Z側に移動すると、部材30もロッド16とともに移動する。エア通路42は凹部36に対面し、エア通路42内のエアは凹部36およびエア通路38を通じて大気中に排出される。このため、エア通路42内の圧力は低下する。
図3に示すロック状態では、ロッド16がさらに-Z側に下降し、部材30の凸部34がエア通路42を閉塞させる。このためエア通路42内の圧力が上昇する。ロッド16が図3に示すロック位置よりも下降すると、エア通路42は凹部35に対面し、エアは凹部35およびエア通路38を通じて大気中に排出される。このためエア通路42内の圧力は低下する。
図4はエアセンサ46が検出する圧力を例示する図である。横軸はロッド16のZ軸方向の位置を示し、左側が+Z側、右側が-Z側である。縦軸は圧力を示す。図4に示すようにロッド16が位置Z1よりも+Z側にあるとリリース状態であり、図2(a)に示したようにエア通路42は閉塞される。このため圧力は高く、P1程度である。ロッド16が位置Z1より-Z側になると、図2(b)に示したようにエア通路42は開放される。このためエア通路42内の圧力は低下しP2となる。ロッド16が-Z側に移動することで、図3に示したように凸部34がエア通路42を閉塞する。このため圧力は上昇し、位置Z2~Z3においてP1程度になる。ロッド16が位置Z3よりも-Z側に下降すると、凸部34がエア通路42から離間し、エア通路42が凹部35に開放される。したがって圧力は再び低下する。
本実施形態によれば、ロッド16が+Z側から-Z側にかけて移動することで、凸部32がエア供給部40のエア通路42を閉塞する状態(図2(a))、エア通路42が凹部36に開放する状態(図2(b))、および凸部34がエア通路42を閉塞する状態(図3)に順に切り換えられる。このため図4に示すようにエアセンサ46によって検出される圧力がP1付近、P1より低いP2、P1付近へと順に変化する。また、ロック状態からリリース状態へとロッド16が移動する際にも、同様に圧力が変化する。そして、圧力の上昇を検出することによりクランプ装置100のロッド16がリリース端またはロック位置(所定位置)に達したことを確実に検出することができる。
また、ロッド16が図3のロック位置(所定位置)よりも下降した場合、またはロッド16が図3のロック位置に到達する前に停止された場合、エア通路42が凹部35または36に開放されるため、エアセンサ46は圧力の低下を検出する。これによりロッド16の過剰な下降、またはロッド16のストローク途中位置での停止を検出できる。
凸部間の距離D1はロッド16のリリース状態とロック状態との間の移動距離と同程度である。このため、リリース状態において凸部32がエア通路42を閉塞し、ロック状態では凸部34がエア通路42を閉塞する。なお、シリンダブロック26の種類などによりロッド16の移動距離を変更することがある。この場合、異なる寸法を有する部材30に取り換え、移動距離と距離D1を同程度にすればよい。なお、エア通路42内の圧力だけでなく、油圧の変化に応じてロッド16の位置を検出してもよい。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 本体
12 キャップ
14 カラー
16 ロッド
17 ピストン部
18 下壁
20、22 係合部
24 斜面
26 シリンダブロック
27 ボア
30 部材
32、34 凸部(第1閉塞部、第2閉塞部)
35、36 凹部
38、42 エア通路
40 エア供給部
44 エア源
46 エアセンサ
100 クランプ装置

Claims (1)

  1. 壁の内部に収納され、ロッドとともに移動可能な部材と、
    前記壁に設けられ、前記部材に向けてエアを供給するエア供給部と、を具備し、
    前記部材は、第1閉塞部、第2閉塞部および凹部を有し、
    前記第1閉塞部、前記第2閉塞部および前記凹部は前記部材の外周面に設けられ、
    前記第1閉塞部および前記第2閉塞部は前記部材の径方向に突出し、
    前記部材の移動方向において、前記第1閉塞部、前記凹部、前記第2閉塞部がこの順番に並び、
    アンクランプ状態からクランプ状態に変わるとき、前記ロッドともに前記部材が移動することで、前記第1閉塞部が前記エア供給部を閉塞する状態、前記エア供給部が前記凹部に開放する状態、前記第2閉塞部が前記エア供給部を閉塞する状態が、この順番に移り変わるクランプ装置。
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