JP7201424B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子装置に関する。
電子装置には、例えば下記特許文献1に開示されるように、筐体の内部に基板を収納することが可能にされたタイプが存在する。特許文献1に開示の電子装置では、筐体の内部にガイドレールを設け、該ガイドレールによって、基板を挿抜方向に沿って案内している。
特開2002-246772号公報
基板には、基板が筐体に挿抜されるときの挿抜方向と交差する方向に突出したコネクタが設けられることがある。このコネクタは、筐体の内部で電子装置のバックボードに接続するためのコネクタとは別物であり、筐体に設けた窓から外部に向かって突出するものである。このように筐体の内部から外部に向かって突出したコネクタは、例えば、電子装置を外部機器と接続するために利用される。
しかしながら、例えば、基板の挿入時において、基板を挿入方向に沿って挿入しようとしても、当該コネクタが、筐体の窓に到達する以前に筐体の壁面と衝突してしまう。また、例えば、基板の抜出時において、基板を抜出方向に沿って抜き出そうとしても、当該コネクタが、筐体の窓の縁と衝突してしまう。
このように、筐体への挿抜方向と交差する方向に突出するコネクタが設けられた基板は、特許文献1に開示されるようなガイドレールによってでは、スロットの奥まで挿入すること、および、スロットの開口まで抜き出すことが難しい。
そこで、本発明は、筐体に設けられたガイドレールに沿って挿抜される基板を、挿抜の途中で挿抜方向と交差する方向にスライドさせることが容易な電子装置を提供することを目的とする。
発明の一態様は、電子装置であって、収納された基板を取り外すための第1開口部が形成された筐体と、前記筐体の内部に設けられ、前記基板の抜出方向に沿って延在し、該抜出方向と交差する交差方向における前記基板の端部を該抜出方向に沿って抜出可能に支持する第1ガイドレールと、を備え、前記第1ガイドレールは、前記抜出方向に沿って延在し、予め決められた配置パターンで間隔をおいて配置された複数のレール部材を有し、前記交差方向における前記基板の前記端部には、前記基板を少なくとも所定位置まで抜き出したときに、前記基板が前記抜出方向と交差するスライド方向にスライドできるように、複数の凹部が形成され、前記基板のうちの前記スライド方向の反対方向側の表面には、前記表面から前記反対方向に突出するコネクタが設けられ、前記筐体のうちの前記反対方向側の面には第2開口部が設けられ、少なくとも前記所定位置まで前記基板が抜き出されるまでの間において、前記コネクタは、前記第2開口部を介して前記筐体から突出する。
本発明によれば、筐体に設けられたガイドレールに沿って挿抜される基板を、挿抜の途中で挿抜方向と交差する方向にスライドさせることが容易な電子装置が提供される。
実施の形態の電子装置の斜視図である。 図1のII-II断面図である。 実施の形態の基板の斜視図である。 図2の状態から基板をスライド方向にスライドさせた直後の電子装置のII-II断面図である。 変形例3の筐体の上面図である。 変形例4の筐体の上面図である。
本発明について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、以下に記載する各方向は、各図面に示した矢印が指示す方向に従っているものとする。
[実施の形態]
図1は、実施の形態の電子装置10の斜視図である。図2は、図1のII-II断面図である。
電子装置10は、例えば数値制御装置である。電子装置10は、筐体12を備える。筐体12は、筐体12の後方向側の面に形成される開口部14(第1開口部14)と、筐体12の左方向側の面に形成される窓16(第2開口部16)と、を有する。筐体12の内部には、開口部14を介して、基板18が挿抜される。なお、電子装置10は、基板18が筐体12に収納された状態において、筐体12の開口部14を覆うフェイスプレートを有してもよい。以下、本実施の形態において基板18が筐体12に対して挿入される方向である前方向を、挿入方向とも記載する。また、基板18が筐体12に対して抜き出される方向である後方向を、抜出方向とも記載する。
基板18には、電気回路が形成されるとともに、基板18の右方向側の表面には、前方向を向いた第1コネクタ20が設けられる。また、基板18の左方向側の表面には、第2コネクタ22が設けられる。第1コネクタ20は、図2のように、筐体12の挿入方向側の端部に設置されたバックボード24と基板18とを電気的に接続するためのものである。バックボード24には、第3コネクタ26が設けられる。本実施の形態の電子装置10においては、基板18の第1コネクタ20とバックボード24の第3コネクタ26を相互に接続することで、基板18とバックボード24とが電気的に接続される。第2コネクタ22は、図2のように、筐体12に形成された窓16を介して、外部に突出する。第2コネクタ22には、電子装置10以外の外部機器を接続することが可能である。
電子装置10は、第1ガイドレール28と、第2ガイドレール30と、を筐体12の内部の下方向側に備える。第1ガイドレール28および第2ガイドレール30は、いずれも前後方向に延在しており、基板18が筐体12に収納された状態(図2)において、基板18の下方向側の端部を抜出方向に沿って抜出可能に支持するものである。なお、本実施の形態において第1ガイドレール28よりも左方向側に設けられる第2ガイドレール30は、電子装置10の構成から適宜省略されてもよい。第2ガイドレール30が省略される場合、基板18は、筐体12の左方向側の面と第1ガイドレール28とにより支持されればよい。
第1ガイドレール28は、前後方向に沿って延在し、予め決められた配置パターンで間隔をおいて配置された複数のレール部材32を有する。複数のレール部材32の数は、とくに限定されないが、本実施の形態では3とする。複数のレール部材32の各々は、本実施の形態では等間隔で配置されていることとする。また、複数のレール部材32の各々は、前後方向の長さ(幅)が同一であり、上下方向の長さ(高さ)も同一であるとする。
図3は、実施の形態の基板18の斜視図である。
図3のように、本実施の形態では、基板18の下方向側の端部に複数の凹部34を設ける。複数の凹部34は、複数のレール部材32の配置パターンに対応するように設けられる。すなわち、本実施の形態では、基板18に設けられる凹部34の数は3であり、複数のレール部材32の各々の離間した間隔と同様の間隔をおいて形成される。また、複数の凹部34の各々の前後方向での長さ(幅)は、レール部材32の幅以上であり、複数の凹部34の各々の上下方向での長さ(高さ)は、レール部材32の高さ以上である。例えば、最も挿入方向側で基板18に形成された凹部34の幅は、最も挿入方向側で筐体12に配置されたレール部材32の幅以上である。同時に、最も挿入方向側で基板18に形成された凹部34の高さは、最も挿入方向側で筐体12に配置されたレール部材32の高さ以上である。
上述した基板18の複数の凹部34、および、第1ガイドレール28の複数のレール部材32は、筐体12の内部の所定位置に基板18があるときに、前後方向におけるお互いの位置が概ね一致するように設けられることとする。したがって、本実施の形態では、所定位置から基板18を第1ガイドレール28の方向(右方向)にスライド移動させたとき、レール部材32と基板18との干渉を凹部34により回避することができる。これにより、筐体12の内部において、第1ガイドレール28を挟んで所定位置とは反対側(右方向側)に基板18を移動させることが可能となる。
図4は、図2の状態から基板18をスライド方向(右方向)にスライドさせた直後の電子装置のII-II断面図である。
電子装置10は、第1ガイドレール28よりも右方向に設けられ、抜出方向に沿って所定の長さで延在した第3ガイドレール36を筐体12の内部の下方向側に有する。基板18は、図4のように、所定位置において右方向にスライドした後、第1ガイドレール28および第3ガイドレール36により抜出可能に支持される。なお、本実施の形態の第3ガイドレール36は、抜出方向の右方向側に向かって斜めに延在してもよい。また、第3ガイドレール36は、適宜省略されてもよい。
上述した「所定位置」の具体的な位置は、当業者が適宜設定可能である。本実施の形態の所定位置は、バックボード24に接続された基板18を抜出方向に移動させていった途中に存在する位置であって、基板18の第2コネクタ22と筐体12の窓16の前方向側の縁とが接触しない位置とする。これにより、基板18を筐体12から抜き出す際、第2コネクタ22が筐体12と接触する前に基板18が所定位置に到達する。所定位置において基板18をスライド方向(右方向)にスライド移動させることで、第2コネクタ22を筐体12の内側に移動させることができる。その後は、基板18を抜出方向に移動させることで、第2コネクタ22が設けられた基板18を容易に筐体12から抜き出すことができる。
基板18を筐体12に挿入する際は、抜出時と逆の手順を辿ればよい。すなわち、まずは、基板18を第1ガイドレール28の右方向側から筐体12の開口部14に挿入方向に沿って挿入する。このとき、第3ガイドレール36に沿って基板18を挿入することで、基板18を挿入方向に沿って容易に筐体12の内部に挿入することができる。次に、基板18の凹部34と第1ガイドレール28のレール部材32との各々の配置が前後方向において概ね一致したところで、基板18を、抜き出し時のスライド方向とは反対方向(左方向)にスライド移動させる。このとき、基板18に設けられた凹部34により、レール部材32と基板18との干渉を容易に回避することができる。これにより、基板18が第1ガイドレール28と第2ガイドレール30との間の所定位置に配置され、第2コネクタ22が筐体12の窓16に露出する。その後、基板18を再び挿入方向に沿って挿入することにより、基板18の第1コネクタ20とバックボード24の第3コネクタ26とを接続することができる。
このように、以上で説明される電子装置10は、筐体12に設けられた第1ガイドレール28に沿って挿抜される基板18を、挿抜の途中で挿抜方向と交差する方向にスライドさせることが容易である。
本実施の形態では、所定位置に基板18があるとき、レール部材32に対しては、ちょうど基板18の凹部34が隣接する。したがって、所定位置に基板18があるとき、基板18は、第1ガイドレール28に支持されない。しかしながら、本実施の形態では、少なくとも、基板18の第1コネクタ20とバックボード24の第3コネクタ26とが接続されたときには、第1ガイドレール28および第2ガイドレール30により、基板18が支持される。したがって、電子装置10の構成によれば、基板18が実装された後に電子装置10に振動が加わったとしても、基板18、第1コネクタ20、バックボード24、および第3コネクタ26が振動によって破損するおそれが低減される。
なお、本実施の形態では、第2コネクタ22が基板18の左側の表面に設けられた構成を説明した。第2コネクタ22は、基板18の右側の表面に設けられてよい。このとき、当然ながら、窓16は筐体12の右方向側の面に設けられてよいし、第1ガイドレール28、第2ガイドレール30、および第3ガイドレール36の位置も、適宜変更されてよい。
[変形例]
以上、本発明の一例として実施の形態が説明されたが、上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることはもちろんである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
(変形例1)
複数のレール部材32のうち、少なくとも1つは、他のレール部材32とは異なるサイズでよい。実施の形態では、3つのレール部材32の各々は、幅が同一であって、且つ、高さも同一であった。本変形例では、これを変更し、例えば、3つのうち真ん中に配置されるレール部材32の幅および高さのいずれか一方を、他の2つのレール部材32よりも小さくしてよい。
また、3つのうち真ん中に配置されるレール部材32を他のレール部材32よりも小さくしたときは、基板18に設けられる3つの凹部34のうちの真ん中の凹部34のサイズも小さくしてよい。これにより、例えば、基板18を筐体12に挿入するとき、基板18の凹部34の配置パターンとレール部材32の配置パターンとが一致しない位置では、レール部材32に干渉しないように基板18を左方向にスライド移動させることが難しくなる。したがって、意図しない位置で基板18をスライドさせてしまうことが抑止される。
(変形例2)
隣接した2つのレール部材32の抜出方向における間隔(第1離間距離)の長さは、別の位置で隣接した2つのレール部材32の抜出方向における間隔(第2離間距離)の長さとは、異なる長さでよい。
また、第1離間距離と第2離間距離とを異ならせたときは、基板18に設けられる複数の凹部34同士の離間距離も、第1離間距離と第2離間距離とに対応して変更されてよい。これにより、本変形例においても、基板18を筐体12に挿入するとき、基板18の凹部34の配置パターンとレール部材32の配置パターンとが一致しない位置では、レール部材32に干渉しないように基板18を左方向にスライド移動させることが難しくなる。したがって、意図しない位置で基板18をスライドさせてしまうことが抑止される。
(変形例3)
図5は、変形例3の筐体12の上面図である。
電子装置10は、図5のように、基板18が所定位置まで抜き出されたときに、基板18の抜出方向側の端部または複数の凹部34の縁と接触する第1壁部38をさらに有してよい。図5に示された構成では、第1壁部38は、レール部材32と第2ガイドレール30との間で、左右方向に延在する。
第1壁部38を設けることで、基板18を抜き出す際に、基板18を所定位置からさらに抜出方向側に移動させることが抑止される。したがって、オペレータは、基板18が第1壁部38に接触したことを確認することで、基板18が所定位置に配置されたと判断することができる。また、本変形例では、第1壁部38は、抜出方向のスライド方向側(右方向)に向かって斜めに延在している。これにより、例えば、基板18を筐体12から抜出す際に、スムーズに第1ガイドレール28の右方向側に基板18を移動させることができる。第1壁部38を設ける場合は、図5に示された構成に限定されず、少なくとも1つ設ければよい。また、第1壁部38は、図5に示された構成に限定されず、左右方向に平行に延在した壁面であってもよい。
また、第1壁部38は、挿抜方向に対して斜めに延在するか否かに関わらず、基板18が筐体12に収納された状態において、基板18の凹部34の底部の下方向に位置する。これにより、例えば、下方向から基板18が支持される。
(変形例4)
図6は、変形例4の筐体12の上面図である。
電子装置10は、図6のように、基板18を第3ガイドレール36に沿って筐体12の内部に挿入したときに、基板18の挿入方向側の端部と接触する第2壁部40をさらに有してよい。このとき、第2壁部40は、基板18の挿入方向側の端部が第2壁部40と接触した状態から、スライド方向とは反対方向に基板18をスライドさせたとき、基板18が所定位置に配置されるように設けられてよい。
これにより、オペレータは、基板18を筐体12に挿入する際において、基板18が第2壁部40に接触したことを確認することで、レール部材32との接触を避けつつスライド移動させることが可能な位置にまで基板18が挿入されたと判断することができる。なお、変形例3の第1壁部38と同様に、第2壁部40も、抜出方向のスライド方向側(右方向)に向かって斜めに延在してよい。これにより、例えば、基板18を筐体12に挿入する際に、スムーズに第1ガイドレール28の左方向側(所定位置)に基板18を移動させることができる。
(変形例5)
実施の形態では、第1ガイドレール28、第2ガイドレール30、および第3ガイドレール36が、筐体12の内部の下方向側に設けられた構成を説明した。第1ガイドレール28、第2ガイドレール30、および第3ガイドレール36は、筐体12の内部の上方向側にも設けられてよい。また、このとき、基板18の上方向側の端部にも複数の凹部34が設けられてよい。
(変形例6)
上記実施の形態および変形例は、矛盾の生じない範囲内で適宜組み合わされてよい。
[実施の形態から得られる発明]
上記実施の形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
電子装置(10)は、収納された基板(18)を取り外すための第1開口部(14)が形成された筐体(12)と、前記筐体(12)の内部に設けられ、前記基板(18)の抜出方向に沿って延在し、該抜出方向と交差する交差方向における前記基板(18)の端部を該抜出方向に沿って抜出可能に支持する第1ガイドレール(28)と、を備え、前記第1ガイドレール(28)は、前記抜出方向に沿って延在し、予め決められた配置パターンで間隔をおいて配置された複数のレール部材(32)を有し、前記交差方向における前記基板(18)の前記端部には、前記基板(18)を少なくとも所定位置まで抜き出したときに、前記基板(18)が前記抜出方向と交差するスライド方向にスライドできるように、複数の凹部(34)が形成されている。
これにより、電子装置(10)において、筐体(12)に設けられた第1ガイドレール(28)に沿って挿抜される基板(18)を、挿抜の途中で挿抜方向と交差する方向にスライドさせることが容易となる。
前記基板(18)の表面にはコネクタ(22)が設けられ、前記筐体(12)には、少なくとも前記所定位置まで前記基板(18)が抜き出されるまでの間において、前記コネクタ(22)を露出させる第2開口部(16)が設けられてよい。これにより、所定位置において基板(18)をスライド方向にスライドさせることで、コネクタ(22)と筐体(12)との接触を回避することができる。
前記筐体(12)の内部において、前記第1ガイドレール(28)の前記スライド方向とは反対方向側に設けられ、前記抜出方向に沿って延在する第2ガイドレール(30)をさらに有し、前記基板(18)は、前記第1ガイドレール(28)および前記第2ガイドレール(30)により前記抜出方向に沿って抜出可能に支持されてよい。これにより、例えば、基板(18)を挿抜方向に沿って挿抜することがより容易になる。また、基板(18)が第1ガイドレール(28)および第2ガイドレール(30)に支持されることで、電子装置(10)としての耐震性が良好となる。
前記筐体(12)の内部であって前記抜出方向とは反対の挿入方向側の端部に配置され、前記基板(18)と接続可能にされたバックボード(24)をさらに有し、前記基板(18)は、前記バックボード(24)と接続された状態において、少なくとも前記第1ガイドレール(28)により支持されてよい。これにより、電子装置(10)としての耐震性が良好となる。
複数の前記レール部材(32)のうち、少なくとも1つは、他の前記レール部材(32)とは異なるサイズでよい。これにより、意図しない位置で基板(18)をスライドさせてしまうことが抑止される。
複数の前記レール部材(32)の数は、3以上であり、隣接した2つの前記レール部材(32)の前記抜出方向における第1離間距離の長さは、別の位置で隣接した2つの前記レール部材(32)の前記抜出方向における第2離間距離の長さとは、異なる長さでよい。これにより、意図しない位置で基板(18)をスライドさせてしまうことが抑止される。
前記基板(18)が前記所定位置まで抜き出されたときに、前記基板(18)の前記抜出方向側の端部または複数の前記凹部(34)の縁と接触する第1壁部(38)をさらに有してよい。これにより、基板(18)を抜き出す際に、基板(18)を所定位置からさらに抜出方向側に移動させることが抑止される。
前記第1壁部(38)は、前記抜出方向の前記スライド方向側に向かって斜めに延在してよい。これにより、基板(18)を筐体(12)から抜出す際に、スムーズに第1ガイドレール(28)のスライド方向側に基板(18)を移動させることができる。
前記第1ガイドレール(28)よりも前記スライド方向に設けられ、前記抜出方向に沿って延在した第3ガイドレール(36)をさらに有し、前記基板(18)は、前記所定位置において前記スライド方向にスライドした後、前記第1ガイドレール(28)および前記第3ガイドレール(36)により抜出可能に支持されてよい。これにより、所定位置から基板(18)をスライド方向にスライドさせた後、基板(18)を抜出方向に沿って容易に抜き出すことができる。
前記第3ガイドレール(36)は、前記抜出方向の前記スライド方向側に向かって斜めに延在してよい。これにより、所定位置から基板(18)をスライド方向にスライドさせた後、基板(18)を容易に抜き出すことができる。
前記基板(18)を前記第3ガイドレール(36)に沿って前記筐体(12)の内部に挿入したとき、前記基板(18)の前記抜出方向とは反対の挿入方向側の端部と接触する第2壁部(40)をさらに有し、前記基板(18)は、前記挿入方向側の端部が前記第2壁部(40)と接触した状態から、前記スライド方向とは反対方向にスライドすることで、前記所定位置に配置されてよい。これにより、オペレータが基板(18)を筐体(12)に挿入する際に、基板(18)と第2壁部(40)とが途中で接触する。オペレータは、基板(18)と第2壁部(40)とが接触したことを確認することで、レール部材(32)との接触を避けつつスライド移動させることが可能な位置にまで基板(18)が挿入されたと判断することができる。
前記第2壁部(40)は、前記抜出方向の前記スライド方向側に向かって斜めに延在してよい。これにより、基板(18)を筐体(12)に挿入する際に、スムーズに所定位置に基板(18)を移動させることができる。
10…電子装置 12…筐体
14…開口部(第1開口部) 16…窓(第2開口部)
18…基板 20…第1コネクタ
22…第2コネクタ(コネクタ) 24…バックボード
26…第3コネクタ 28…第1ガイドレール
30…第2ガイドレール 32…レール部材
34…凹部 36…第3ガイドレール
38…第1壁部 40…第2壁部

Claims (11)

  1. 収納された基板を取り外すための第1開口部が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、前記基板の抜出方向に沿って延在し、該抜出方向と交差する交差方向における前記基板の端部を該抜出方向に沿って抜出可能に支持する第1ガイドレールと、
    を備え、
    前記第1ガイドレールは、前記抜出方向に沿って延在し、予め決められた配置パターンで間隔をおいて配置された複数のレール部材を有し、
    前記交差方向における前記基板の前記端部には、前記基板を所定位置まで抜き出したときに、前記基板が前記抜出方向と交差するスライド方向にスライドできるように、複数の凹部が形成され
    前記基板のうちの前記スライド方向の反対方向側の表面には、前記表面から前記反対方向に突出するコネクタが設けられ、
    前記筐体のうちの前記反対方向側の面には第2開口部が設けられ、
    少なくとも前記所定位置まで前記基板が抜き出されるまでの間において、前記コネクタは、前記第2開口部を介して前記筐体から突出する、電子装置。
  2. 請求項1に記載の電子装置であって、
    前記筐体の内部において、前記第1ガイドレールの前記スライド方向とは反対方向側に設けられ、前記抜出方向に沿って延在する第2ガイドレールをさらに有し、
    前記基板は、前記第1ガイドレールおよび前記第2ガイドレールにより前記抜出方向に沿って抜出可能に支持される、電子装置。
  3. 請求項1または2に記載の電子装置であって、
    前記筐体の内部であって前記抜出方向とは反対の挿入方向側の端部に配置され、前記基板と接続可能にされたバックボードをさらに有し、
    前記基板は、前記バックボードと接続された状態において、少なくとも前記第1ガイドレールにより支持されている、電子装置。
  4. 請求項1~のいずれか1項に記載の電子装置であって、
    複数の前記レール部材のうち、少なくとも1つは、他の前記レール部材とは異なるサイズである、電子装置。
  5. 請求項1~のいずれか1項に記載の電子装置であって、
    複数の前記レール部材の数は、3以上であり、
    隣接した2つの前記レール部材の前記抜出方向における第1離間距離の長さは、別の位置で隣接した2つの前記レール部材の前記抜出方向における第2離間距離の長さとは、異なる長さである、電子装置。
  6. 請求項1~のいずれか1項に記載の電子装置であって、
    前記基板が前記所定位置まで抜き出されたときに、前記基板の前記抜出方向側の端部または複数の前記凹部の縁と接触する第1壁部をさらに有する、電子装置。
  7. 請求項に記載の電子装置であって、
    前記第1壁部は、前記抜出方向の前記スライド方向側に向かって斜めに延在している、電子装置。
  8. 請求項1~のいずれか1項に記載の電子装置であって、
    前記第1ガイドレールよりも前記スライド方向に設けられ、前記抜出方向に沿って延在した第3ガイドレールをさらに有し、
    前記基板は、前記所定位置において前記スライド方向にスライドした後、前記第1ガイドレールおよび前記第3ガイドレールにより抜出可能に支持される、電子装置。
  9. 請求項に記載の電子装置であって、
    前記第3ガイドレールは、前記抜出方向の前記スライド方向側に向かって斜めに延在している、電子装置。
  10. 請求項またはに記載の電子装置であって、
    前記基板を前記第3ガイドレールに沿って前記筐体の内部に挿入したとき、前記基板の前記抜出方向とは反対の挿入方向側の端部と接触する第2壁部をさらに有し、
    前記基板は、前記挿入方向側の端部が前記第2壁部と接触した状態から、前記スライド方向とは反対方向にスライドすることで、前記所定位置に配置される、電子装置。
  11. 請求項10に記載の電子装置であって、
    前記第2壁部は、前記抜出方向の前記スライド方向側に向かって斜めに延在している、電子装置。
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