JP7201089B2 - クロマトグラフ質量分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスクロマトグラフ質量分析装置(GC-MS)、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS)など、クロマトグラフと質量分析計とを組み合わせたクロマトグラフ質量分析装置に関する。
試料中の多様な成分の定性や定量を行うために、液体クロマトグラフ(LC)やガスクロマトグラフ(GC)等のクロマトグラフと四重極型質量分析計等の質量分析計とを組み合わせたクロマトグラフ質量分析装置が広く利用されている。一般に、クロマトグラフ質量分析装置を利用して目的化合物の定量を行う場合には、目的化合物がクロマトグラフのカラムから溶出して質量分析計に導入されると推定される保持時間を含む所定の測定時間範囲内で、その目的化合物に対応する1又は複数の質量電荷比(m/z)を有するイオンを選択的に繰り返し検出するSIM(選択イオンモニタリング)測定が行われる。したがって、試料に含まれる又は含まれる可能性がある多数の測定対象化合物について定量を行う際には、各測定対象化合物に対して測定時間範囲及びSIM測定の対象とする1又は複数の質量電荷比を、分析条件として予め設定する必要がある。
例えば特許文献1に記載のクロマトグラフ質量分析装置では、表示部の画面上に表示されるメソッド編集画面において、SIM測定を行う測定時間範囲や質量電荷比などをオペレータが入力すると、そうして入力された分析条件に基づいて測定の実行に必要な種々のパラメータが計算されるようになっている。そして、そのあとオペレータが分析の実行を指示すると、入力及び計算された分析条件に従った分析が遂行されるようになっている。
質量分析計のイオン源において生成される化合物由来のイオンの極性は、その化合物の種類によって異なるし、正、負両方の極性のイオンが生成される場合もある。また、特にLC-MSに用いられるエレクトロスプレーイオン化(ESI)法等によるイオン源では、試料由来の化合物のプロトン付加イオンやプロトン脱離イオンだけでなく、移動相等に由来する様々な物質(アダクト)が付加したアダクトイオン(Adduct ion)が生成され易いし、また価数が1よりも大きい多価イオンも生成され易い。また、化合物によっては二量体、三量体などの多量体のイオンが生成される場合もある。化合物の検出感度や定量精度を高めるには、一つの目的化合物から生成される各種のイオンの中でイオン強度が最も大きくなるイオンを選択し、該イオンの質量電荷比をSIM測定の対象として設定することが望ましい。
しかしながら、そうした測定に最適であるイオン極性、アダクトイオンの種類、イオン価数などが不明であることも多く、そうした場合には、それらの条件を組み合わせ、生成される可能性がある複数種のイオンの質量電荷比を一つの測定対象化合物に対応するSIM測定対象の質量電荷比として設定する必要がある。
国際公開第2015/029101号パンフレット
多成分一斉分析のように測定対象化合物の種類が多い場合、オペレータは各測定対象化合物についてそれぞれ、生成される可能性がある複数種のイオンの質量電荷比を計算しSIM測定対象の質量電荷比として設定しなければならず、その作業は非常に煩雑で手間が掛かる。さらにまた、質量分析について或る程度の技術的知識を有するオペレータであればそうした作業は可能であるものの、そうした知識を持たず、質量分析に不慣れなオペレータはそうした作業にあたることが難しい。また、オペレータが誤った設定を行うことで、不適切な分析を実行してしまう可能性も高い。
本発明はこうした課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、クロマトグラフ質量分析を行う際の分析条件の設定の作業負荷を軽減するとともに、特に質量分析に不慣れなオペレータであっても比較的簡便に且つミス無く分析条件の設定を行うことができるクロマトグラフ質量分析装置を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明の第1の態様に係るクロマトグラフ質量分析装置は、試料中の成分を分離するクロマトグラフ部と、該クロマトグラフ部で時間的に分離された各化合物について、該化合物由来の特定の質量電荷比を有するイオンに対する測定を実行する質量分析装置と、を具備するクロマトグラフ質量分析装置において、
測定対象化合物毎に、分子量関連情報とアダクトの種類及び/又は多量体の重合数を含む質量分析関連パラメータを、分析条件としてユーザに設定させる分析条件設定部と、
前記測定対象化合物毎に、前記分析条件設定部で設定されたアダクトの種類及び/又は多量体の重合数に応じた、各アダクトが付加した及び/又は重合した測定対象化合物の一又は複数の種類のイオンの質量電荷比を、前記分子量関連情報とイオン極性、イオン価数を含む質量分析関連パラメータとに基づいて算出し、該一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析を時分割で実行するための分析メソッドを作成する分析メソッド作成部と、
を備えるものである。
上記クロマトグラフ部はガスクロマトグラフ又は液体クロマトグラフである。また、質量分析装置は典型的には四重極型質量分析装置又は三連四重極型質量分析装置である。
本発明の第1の態様に係るクロマトグラフ質量分析装置では、オペレータ(ユーザ)は、分析条件設定部により、測定対象化合物毎に、例えば分子量のほか、イオン極性、アダクトの種類(元のイオンに付加する物質の種類)、多量体の重合数、及びイオン価数などの、直感的に理解し易い質量分析関連パラメータを設定する。これを受けて分析メソッド作成部は、測定対象化合物毎に、上述のように設定された分子量と質量分析関連パラメータとの組合せに基づいて、複数の種類のイオンの質量電荷比を算出し、算出したイオンを対象とする質量分析を時分割で実行するための分析メソッドを自動的に作成する。
本発明の第1の態様に係るクロマトグラフ質量分析装置によれば、オペレータ自身が質量分析関連パラメータの組合せを考え、生成され得るイオンの質量電荷比を計算し入力するという、煩雑な手間が不要になる。これにより、分析条件の設定に係るオペレータの作業負荷を軽減することができる。また、質量分析に不慣れなオペレータであっても、比較的簡便に且つミス無く分析条件の設定を行うことができる。
本発明の一実施形態であるLC-MSの要部の構成図。 本実施形態のLC-MSにおける化合物別分析条件設定テーブルの一例を示す図。 図2に示した分析条件に対して作成されるSIM測定条件テーブルを示す図。 図3に示したSIM測定条件テーブルに従った分析シーケンスの一例を示す図。 本実施形態のLC-MSにおける分析条件設定画面の他の例を示す図。
以下、本発明の一実施形態であるLC-MSについて、添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のLC-MSの要部の構成図である。
本実施形態のLC-MSは、測定部としての液体クロマトグラフ部(LC部)1及び質量分析部(MS部)2と、制御部3と、入力部4と、表示部5と、データ処理部6と、を備える。
LC部1は、移動相が貯留された移動相容器10、移動相を吸引して一定流量で送り出す送液ポンプ11、所定タイミングで試料を移動相中に注入するインジェクタ12、試料中の各種化合物を時間方向に分離するカラム13、などを含む。
MS部2は、カラム13から溶出する液体試料に含まれる化合物をイオン化するイオン化部20、生成されたイオンを輸送するイオンガイド21、22、一つの化合物由来のイオンの中で特定の質量電荷比m/zを有するイオンを選択的に通過させる四重極マスフィルタ23、選択されたイオンを検出する検出器24、などを含む。イオン化部20は例えば大気圧雰囲気の下で液体試料中の化合物をイオン化するESI法等の大気圧イオン化法によるイオン源であり、チャンバ25の内部は段階的に真空度が高くなる複数の部屋に区画されている。
LC部1及びMS部2をそれぞれ制御する制御部3は、機能ブロックとして、分析条件設定部30と、分析メソッド作成部31と、分析制御部32と、を含む。さらに下位の機能ブロックとして、分析条件設定部30は、分析条件設定画面表示処理部301、及び分析条件入力受付部302を含み、分析メソッド作成部31は、m/z値算出部311、化合物対応チャンネル展開部312、及びメソッドファイル作成部313を含む。
なお、制御部3及びデータ処理部6は、CPU、メモリなどを含んで構成されるパーソナルコンピュータをハードウエアとし、該コンピュータに予めインストールされた専用の制御・処理ソフトウェアを該コンピュータ上で実行することによりその機能の少なくとも一部を実現する構成とすることができる。
本実施形態のLC-MSにおいてLC部1及びMS部2により実行されるLC/MS分析動作を簡単に説明する。
LC部1において、送液ポンプ11から移動相容器10から移動相を吸引して一定流量でカラム13に送給する。分析制御部32による制御の下で、所定タイミングで以て液体試料がインジェクタ12において移動相中に注入されると、注入された試料は移動相に押されてカラム13に導入される。そして、試料中の各種化合物は、カラム13を通過する間に該カラム13の液相との相互作用により時間方向に分離され、時間的にずれてカラム13の出口から溶出する。
一般的に、分子量が既知である特定の化合物の定量分析や該化合物が試料中に存在しているか否かの確認(有無の検出)を行う際には、MS部2ではその特定の化合物に対応する質量電荷比を測定対象とするSIM測定を繰り返し行う。分析制御部32は、SIM測定の際には、測定対象の質量電荷比を有するイオンが四重極マスフィルタ23を選択的に通過するように、四重極マスフィルタ23に印加する電圧を決定する。カラム13からの溶出液中の化合物はイオン化部20においてイオン化され、イオン化部20で生成されたイオンはイオンガイド21、22により輸送されて四重極マスフィルタ23に導入される。化合物由来の各種イオンのうち、四重極マスフィルタ23に印加されている電圧に依存する特定の質量電荷比を有するイオンのみが四重極マスフィルタ23を通り抜けて検出器24に入射する。検出器24は入射したイオンの量に応じたイオン強度信号を検出信号として出力する。
或る化合物がカラム13から溶出してMS部2に導入される保持時間付近の所定の時間幅の測定時間範囲内で該化合物についてのSIM測定を繰り返し実行し、データ処理部6において、そのときの検出信号の時間変化を示すクロマトグラム(抽出イオンクロマトグラム)を作成すると、該化合物が試料に含まれる場合には、クロマトグラムにピークが現れる。このピークの面積は化合物の含有量に対応する。したがって、クロマトグラム上のピーク面積を計算し、そのピーク面積を予め作成しておいた検量線に照らして試料に含まれるその化合物の量(濃度)を求めることができる。
次に、本実施形態のLC-MSにおける特徴的な分析動作について説明する。
ここでは、試料に含まれる可能性がある、或る程度多数の化合物を一斉に検出する多成分一斉分析を行う場合を想定する。オペレータはまず、測定対象である各化合物について分析条件を予め設定しておく。具体的にはオペレータが入力部4で所定の指示を行うと、分析条件設定部30の分析条件設定画面表示処理部301は、図2に示すような化合物別分析条件設定テーブルを含む画面を表示部5に表示する。なお、図2は各化合物に対応するパラメータが既に設定された状態であり、パラメータ未設定の状態である場合には、テーブルの各欄は空欄であるか、或いはデフォルトのパラメータが入力されている状態である。
図2に例示されている化合物別分析条件設定テーブルでは、一つの化合物に関連する複数のパラメータは一行にまとめられている。このパラメータは、分子量等の分子量関連情報と、保持時間等のLC関連情報と、極性、イオン価数、多量体の重合数、アダクトの種類等のMS関連情報と、を含む。分子量関連情報は、分子量の数値そのもの以外に、その化合物の分子量を算出可能な情報であればよく、化学式、分子式、構造式などでもよい。また、LC関連情報は、その化合物がカラム13から溶出して来る時間範囲を特定できる情報であればよく、保持時間以外に、時間範囲や、基準となる物質の保持時間に対する保持時間の相対的な指標値などでもよい。
MS関連情報における極性は、正極性(+)のみ、負極性(-)のみ、正極性及び負極性の両方、のいずれかから選択が可能である。価数は、1から所定数(例えば10)までの任意の値を任意の数だけ設定可能である。なお、図2の例では、正極性と負極性とでそれぞれ価数の設定が可能であるが、正極性及び負極性に共通に設定するようにしてもよい。また、アダクトの種類は例えばプルダウンメニューなどで示されるアダクトから適宜のものを任意の数だけ設定できるようにすればよい。
オペレータは、表示されている化合物別分析条件設定テーブルにおいて化合物の種類毎に、分子量関連情報、LC関連情報、及びMS関連情報をそれぞれ適宜設定する。もちろん、デフォルトで表示されているパラメータ値等に変更がなければ、そのままで作業を終了してもよい。図2の例では、分子量が300である化合物Aに対して、極性として正極性、負極性の両方を設定し、イオン価数としては正極性について+1、+2の二つ、負極性について-1の一つのみを設定し、多量体の重合数としては2及び3を設定し、アダクト種類としては正極性についてH(プロトン)、Na、K、NH4の4種類、負極性についてH、HCOO、CH3COOの3種類を設定してある。一方、分子量が500である化合物Bに対しては、極性として正極性、負極性の両方を設定し、価数としては正極性について+1、+2の二つ、負極性について-1の一つのみを設定し、アダクト種類としては正極性についてH(プロトン)、Na、Kの3種類、負極性についてH、HCOO、CH3COOの3種類を設定してある。
このほか、ESI法でしばしば観測されるアダクト種類としては、H+CH3CN、NH4+CH3CN、Na+CH3CN、などが知られている。
そして、測定対象である全ての化合物についてパラメータを定めたならば、オペレータは入力部4から設定の保存を指示する。すると、分析条件入力受付部302は、化合物別分析条件設定テーブルにおいて設定された内容を確定し、それを一旦、内部の記憶部に保存する。なお、分子量ではなく、化学式、分子式、構造式などが設定された場合には、分析条件入力受付部302は、それら式から分子量を自動的に計算して該分子量の情報を保存する。
次に、分析メソッド作成部31においてm/z値算出部311は、化合物毎に、分子量関連情報とMS関連情報とから、価数とアダクト種類とを組み合わせたイオン種の質量電荷比値を算出する。図2に示した化合物Aの場合を例に挙げると、図3におけるテーブルの右側に示したように、正極性の1価のイオンでは、M+H、M+Na、M+NH4、M+K、の4種類の、正極性の2価のイオンでは、(M+2H)/2、(M+2Na)/2、(M+2NH4)/2、(M+2K)/2、の4種類のイオン種の質量電荷比が求まる。また、負極性の1価のイオンでは、M-H、M+HCOO-、M+CH3COO-、の合計3種類のイオン種の質量電荷比が求まる。
化合物対応チャンネル展開部312は、上述のように化合物毎に求まった各イオン種をそれぞれ一つの分析チャンネルとして、一つの分析チャンネルを一行として、イオンの質量電荷比、極性、測定時間範囲などをまとめた、図3に示すようなSIM測定条件テーブルを作成する。このときの測定時間範囲は、化合物に対して設定された保持時間を中心にその前後に所定のマージンを加えたものであり、図3の例ではマージンとして±2minが設定されている。このマージンはデフォルト値でもよいが、ユーザが適宜設定可能としておくとよい。何故なら、LC部1における化合物の溶出時間のずれは、LC分析条件、例えば移動相の種類、移動相流量(流速)、カラムの種類などにより異なるからである。
なお、化合物別分析条件設定テーブルにおいて化合物毎に保持時間が設定されない場合には、全ての化合物に対して分析時間全体に対応する測定時間範囲が設定される。
メソッドファイル作成部313は、上述したようにSIM測定条件テーブルにまとめられた各化合物についての分析条件に基づいて、分析制御部32が処理可能な形式のメソッドファイルを作成する。即ち、例えば化合物Aに対する測定時間範囲は3~7分の間の4分間であるが、その時間範囲内では上述した11種類のイオン種についてのSIM測定を順番に且つ繰り返し実行する必要がある。また、その測定時間範囲の中で5~7分の間の2分間の時間範囲では、化合物A由来のイオン種についてのSIM測定だけでなく、化合物B由来のイオン種についてのSIM測定も実行する必要がある。そこで、メソッドファイル作成部313は、SIM測定条件テーブル中の各行、つまりは各分析チャネルのSIM測定を時分割で実行するためのシーケンスを決定し、そのシーケンスをに従ったメソッドファイルを作成する。
本実施形態のLC-MSでは、イベントと呼ばれる作業単位と、イベントよりも下位であるチャンネルと呼ばれる作業単位と、により測定の実行手順を定めている。チャンネルとは、上記分析チャンネルそれぞれに対応した作業単位であり、例えばSIM測定では、一つのチャンネルは一つの質量電荷比についての正極性又は負極性のいずれか一方の極性のSIM測定である。一方、イベントは複数のチャンネルを含むことができ(一つのチャンネルのみでもよい)、原則として、一つの化合物について、同種の測定(例えばSIM測定、スキャン測定はそれぞれ同種の測定)で且つ同じ極性の測定を行う作業単位である。したがって、同じ化合物についてのSIM測定であっても、極性が異なるSIM測定は別のイベントに分けられる。また、この例ではスキャン測定は想定していないが、SIM測定とスキャン測定とを共に実行する場合に、それらは互いに別のイベントに分けられる。なお、こうしたイベント及びチャンネルの概念は、特許文献1等に記載されているものと同様である。
図4は、化合物Aの測定時間範囲と化合物Bの測定時間範囲とが重ならない3~5分の時間範囲における分析シーケンスを示している。
イベント1(+)は化合物Aについての正極性のSIM測定を行うイベントであり、イベント2(-)は化合物Aについての負極性のSIM測定を行うイベントである。イベント1(+)には、正極性で測定対象の質量電荷比が相違する8個のチャンネル(Ch1~Ch8)が含まれ、1回のイベント1(+)の実行期間内ではこの8個のチャンネルに対応するSIM測定が1回ずつ順番に実行される。他方、イベント2(-)には、負極性で測定対象の質量電荷比が相違する3個のチャンネル(Ch1~Ch3)が含まれ、1回のイベント2(-)の実行期間内ではこの3個のチャンネルに対応するSIM測定が1回ずつ順番に実行される。なお、各チャンネルにおけるpause timeは、測定対象の質量電荷比を有するイオンを選択的に通過させるように四重極マスフィルタ23に印加する電圧を切り替えるための時間であり、dwell timeは実際にSIM測定におけるイオン強度データを取得するための時間である。
3~5分の時間範囲では、実行すべきイベントはイベント1(+)とイベント2(-)の2つであり、この2つが交互に繰り返される。したがって、結局のところ、正極性で測定対象の質量電荷比が相違する8個のチャンネルと負極性で測定対象の質量電荷比が相違する3個のチャンネルのSIM測定がそれぞれ1回ずつ順番に実行され、このルーチンが繰り返される。図4に示した例では、1つのイベントの実行時間を予め決めておき、その実行時間をそのイベントに含まれるチャンネルで分割しているため、含まれるチャンネル数が多いイベント1(+)ではイベント2(-)に比べて各チャンネルに割り当てる時間が短くなっている。これは一例であり、例えばチャンネル数に応じてイベントの実行時間を調整し、各チャンネルに割り当てる時間を揃えるようにしてもよい。また、作業単位をイベントとチャンネルという2段階に分けずに、化合物A由来の複数のイオン種(ここでは11種類)についてのSIM測定を順番に実行するという動作を繰り返すようにしてもよい。
5~7分の時間範囲では、化合物Aの測定時間範囲と化合物Bの測定時間範囲とが重なっている。そのため、化合物A由来のイオン種についてのSIM測定だけでなく、化合物B由来のイオン種についてのSIM測定も実行する必要がある。その場合には、上記イベント1(+)及びイベント2(-)に、化合物B由来の正極性のイオン種についてのSIM測定を行うためのイベント3(+)と、化合物B由来の負極性のイオン種についてのSIM測定を行うためのイベント4(-)を加え、この4つのイベントを順番に実行すればよい。イベント3(+)には、正極性で測定対象の質量電荷比が相違する6個のチャンネルが含まれ、イベント4(-)には、負極性で測定対象の質量電荷比が相違する2個のチャンネルが含まれる。このようにイベントの数を増やす場合には、全てのイベントを1回ずつ実行するのに要する時間(ループタイム)を長くするか、或いは、ループタイムを一定として1つのイベントに割り当てる時間を短くすればよい。
また、7~9分の時間範囲では、化合物B由来のイオン種についてのSIM測定だけ実行すればよいので、イベント3(+)とイベント4(-)の2つのイベントのみを繰り返し実行すればよい。
メソッドファイル作成部313は上述のように定めた分析シーケンスを実行するためのメソッドファイルを作成し、該ファイルを内部の記憶部に格納する。そして、分析実行時に分析制御部32は記憶されているメソッドファイルに従ってLC部1及びMS部2を制御することで、LC/MS分析を実行する。これにより、ユーザにより設定された分析条件に従った分析が実行され、化合物毎に、その化合物由来の多様なイオン種に対応するクロマトグラム(抽出イオンクロマトグラム)を得ることができる。
上記実施形態のLC-MSでは、図2に示した化合物別分析条件設定テーブルにおいて複数の化合物についての分析条件(パラメータ)を設定できるようにしていたが、測定対象化合物毎に図5に示すようなダイアログボックスで同様のパラメータを設定できるようにしてもよい。もちろん、測定対象化合物毎に、分子量関連情報、LC関連情報、及びMS関連情報を設定可能でありさえすれば、その設定のためのユーザインターフェイスの形式や様式は特に問わない。
また、上記実施形態は本発明をシングルタイプの四重極質量分析装置を備えたLC-MSに適用したものであるが、トリプル四重極型質量分析装置などのタンデム型質量分析装置を備えたLC-MSにも本発明を適用可能なことは明らかである。その場合、上述した、イオン価数やアダクトの種類はプリカーサイオンについてのMS関連情報である。これにプロダクトイオンについてのMS関連情報を加えてもよい。
また、上記実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲で適宜変形、修正、追加等を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは当然である。
[種々の態様]
上述した例示的な実施形態は、以下の態様の具体例であることが当業者により理解される。
(第1項)本発明の一態様のクロマトグラフ質量分析装置は、試料中の成分を分離するクロマトグラフ部と、該クロマトグラフ部で時間的に分離された各化合物について、該化合物由来の特定の質量電荷比を有するイオンに対する測定を実行する質量分析装置と、を具備するクロマトグラフ質量分析装置において、
測定対象化合物毎に、分子量関連情報とアダクトの種類及び/又は多量体の重合数を含む質量分析関連パラメータを、分析条件としてユーザに設定させる分析条件設定部と、
前記測定対象化合物毎に、前記分析条件設定部で設定されたアダクトの種類及び/又は多量体の重合数に応じた、各アダクトが付加した及び/又は重合した測定対象化合物の一又は複数の種類のイオンの質量電荷比を、前記分子量関連情報とイオン極性、イオン価数を含む質量分析関連パラメータとに基づいて算出し、該一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析を時分割で実行するための分析メソッドを作成する分析メソッド作成部と、
を備えるものである。
第1項に記載のクロマトグラフ質量分析装置によれば、オペレータ自身が質量分析関連パラメータの組合せを考え、生成され得るイオンの質量電荷比を計算して入力するという、煩雑な手間が不要になる。これにより、分析条件の設定に係るオペレータの作業負荷を軽減することができる。また、質量分析に不慣れなオペレータであっても、比較的簡便に且つミス無く分析条件の設定を行うことができ、クロマトグラフ質量分析装置の操作性が向上するとともに測定の作業効率を改善することができる。
(第2項)第1項に記載のクロマトグラフ質量分析装置において、前記分析条件設定部は、一つの測定対象化合物に対する分子量関連情報及び質量分析関連パラメータを一行又は一列に対応付けたテーブルを表示部の画面上に表示する表示処理部と、該テーブルにおいて入力又は選択された情報を受け付ける入力受付部と、を含む構成としてもよい。
を改善することができる。
第2項に記載のクロマトグラフ質量分析装置によれば、複数の測定対象化合物に対する分子量関連情報及び質量分析関連パラメータを一覧で確認することができる。また、分子量関連情報や質量分析関連パラメータの入力や選択の操作の際に画面を切り替える等の操作が不要であるため、作業効率を上げることが容易である。
(第3項)第1項に記載のクロマトグラフ質量分析装置において、前記分析条件設定部は、測定対象化合物毎に、一つの測定対象化合物に対する分子量関連情報及び質量分析関連パラメータを入力又は選択するためのダイアログボックスを表示部の画面上に表示する表示処理部と、該ダイアログボックスにおいて入力又は選択された情報を受け付ける入力受付部と、を含む構成としてもよい。
第3項に記載のクロマトグラフ質量分析装置によれば、複数の測定対象化合物について1つずつ個別のダイアログボックスを用いて分子量関連情報や質量分析関連パラメータの入力や選択を行うので、作業ミスが生じにくくなる。
(第4項)第1項~第3項のいずれか1つに記載のクロマトグラフ質量分析装置において、
前記分子量関連情報は化学式又は分子式であり、前記分析条件設定部により入力された化学式又は分子式から分子量を計算する分子量算出部、をさらに備え、
前記分析メソッド作成部は、前記分子量算出部で算出された分子量に基づいて一又は複数の種類のイオンの質量電荷比を算出したうえで前記分析メソッドを作成する、ものとしてもよい。
第4項に記載のクロマトグラフ質量分析装置によれば、測定対象化合物の分子量が不明であって化学式や分子式が分かっている場合に、オペレータがいちいち分子量を算出する手間が不要であり、操作性を高めることができる。
(第5項)第1項~第4項のいずれか1つに記載のクロマトグラフ質量分析装置において、
前記分析条件設定部は、測定対象化合物毎に分析条件として測定時間情報をさらにユーザに設定させるものであり、
前記分析メソッド作成部は、測定対象化合物毎に、前記測定時間情報に基づく測定時間範囲内で当該測定対象化合物に対応する該一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析を時分割で実行するように分析メソッドを作成する、ものしてもよい。
第5項に記載のクロマトグラフ質量分析装置によれば、各化合物がクロマトグラフ部から溶出して質量分析装置に導入されるタイミングに合わせて、その化合物由来の各種のイオンについての質量分析を確実に且つ高い感度で以て行うことができる。
(第6項)第1項~第5項のいずれか1つに記載のクロマトグラフ質量分析装置において、
前記質量分析装置は四重極型質量分析装置であり、前記一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析は選択イオンモニタリング(SIM)測定であるものとしてもよい。
第6項に記載のクロマトグラフ質量分析装置によれば、簡便な操作で以て、試料に含まれる複数の化合物についてのクロマトグラムを作成し、これに基づき化合物の定量や有無の確認を行うことができる。
1…液体クロマトグラフ(LC)部
10…移動相容器
11…送液ポンプ
12…インジェクタ
13…カラム
2…質量分析(MS)部
20…イオン化部
21、22…イオンガイド
23…四重極マスフィルタ
24…検出器
25…チャンバ
3…制御部
30…分析条件設定部
301…分析条件設定画面表示処理部
302…分析条件入力受付部
31…分析メソッド作成部
311…m/z値算出部
312…化合物対応チャンネル展開部
313…メソッドファイル作成部
32…分析制御部
4…入力部
5…表示部
6…データ処理部

Claims (6)

  1. 試料中の成分を分離するクロマトグラフ部と、該クロマトグラフ部で時間的に分離された各化合物について、該化合物由来の特定の質量電荷比を有するイオンに対する測定を実行する質量分析装置と、を具備するクロマトグラフ質量分析装置において、
    測定対象化合物毎に、分子量関連情報とアダクトの種類及び/又は多量体の重合数を含む質量分析関連パラメータを、分析条件としてユーザに設定させる分析条件設定部と、
    前記測定対象化合物毎に、前記分析条件設定部で設定されたアダクトの種類及び/又は多量体の重合数に応じた、各アダクトが付加した及び/又は重合した測定対象化合物の一又は複数の種類のイオンの質量電荷比を、前記分子量関連情報とイオン極性、イオン価数を含む質量分析関連パラメータとに基づいて算出し、該一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析を時分割で実行するための分析メソッドを作成する分析メソッド作成部と、
    を備えるクロマトグラフ質量分析装置。
  2. 前記分析条件設定部は、一つの測定対象化合物に対する分子量関連情報及び質量分析関連パラメータを一行又は一列に対応付けたテーブルを表示部の画面上に表示する表示処理部と、該テーブルにおいて入力又は選択された情報を受け付ける入力受付部と、を含む、請求項1に記載のクロマトグラフ質量分析装置。
  3. 前記分析条件設定部は、測定対象化合物毎に、一つの測定対象化合物に対する分子量関連情報及び質量分析関連パラメータを入力又は選択するためのダイアログボックスを表示部の画面上に表示する表示処理部と、該ダイアログボックスにおいて入力又は選択された情報を受け付ける入力受付部と、を含む、請求項1に記載のクロマトグラフ質量分析装置。
  4. 前記分子量関連情報は化学式又は分子式であり、前記分析条件設定部により入力された化学式又は分子式から分子量を計算する分子量算出部、をさらに備え、
    前記分析メソッド作成部は、前記分子量算出部で算出された分子量に基づいて一又は複数の種類のイオンの質量電荷比を算出したうえで前記分析メソッドを作成する、請求項1に記載のクロマトグラフ質量分析装置。
  5. 前記分析条件設定部は、測定対象化合物毎に分析条件として測定時間情報をさらにユーザに設定させるものであり、
    前記分析メソッド作成部は、測定対象化合物毎に、前記測定時間情報に基づく測定時間範囲内で当該測定対象化合物に対応する該一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析を時分割で実行するように分析メソッドを作成する、請求項1に記載のクロマトグラフ質量分析装置。
  6. 前記質量分析装置は四重極型質量分析装置であり、前記一又は複数の種類のイオンを対象とする質量分析は選択イオンモニタリング測定である、請求項1に記載のクロマトグラフ質量分析装置。
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