JP7200844B2 - 固定子及び回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、固定子及び回転電機に関するものである。
回転電機において、分布巻きで同相内の複数のコイルが並列接続される結線構造の固定子を用いるものが周知である(例えば特許文献1参照)。
このような結線構造を有するものでは、同相の並列接続のコイル間において、通電の時々で互いに同一電位となることが好ましい。並列コイル間の電位差は、並列コイル間での循環電流の発生を招き、回転電機の損失となる。そこで、従来、並列コイル間における循環電流の発生を抑制するための技術が提案されている。
特開2014-96857号公報
循環電流の発生に繋がる同相の並列コイル間の電位差は、例えば並列コイルの互いの巻回態様の違い、すなわち並列コイルを構成する第1コイルと第2コイルとの巻回態様の違い等にて一方のコイル側に鎖交磁束が偏ることで発生する。そのため、固定子のティース間のスロット内に並列コイルの第1コイルと第2コイルとを混在させて巻装する場合、周方向全体で第1コイルと第2コイルとの径方向位置が一方側に偏るとその鎖交磁束の偏りに繋がるため、周方向の所々で各コイルの径方向位置を互いに入れ替えて配置の偏りを解消しつつ固定子コアへの巻装を行う必要がある。
しかしながら、並列コイルの第1コイルと第2コイルとの径方向位置を適宜入れ替えつつ各コイルの巻装を行うことは、固定子コアの次のスロットに渡る導線の立体交差をより複雑化させてしまうこと等が懸念事項としてある。またこのことは、第1コイルと第2コイルとを有する2並列接続のみならず、4並列以上の並列接続とするものにも同様なことが言える。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、同相の並列接続のコイル間に発生し得る循環電流の抑制を簡易な構成で実現可能とした固定子及び回転電機を提供することにある。
上記課題を解決する固定子は、分布巻きにて導線(22x)が巻装される3相コイル(22)を備えるとともに同相内で複数のコイルが並列接続されてなり、前記3相コイルへの3相駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させる固定子(11,11a)であって、前記同相で並列接続の複数のコイル(22u1,22u2,22v1,22v2,22w1,22w2,22u3,22u4)は、並列接続のコイル毎に同等で前記固定子の周方向に分離して設定された各巻装範囲において、同相に割当ての配置位置(21c)に対してそれぞれ往復の前記分布巻きにて巻装されるとともに、前記各巻装範囲の境界部を前記分布巻きの往復の折返部(22ua,22ub,22va,22vb,22wa,22wb,22uc,22ud)としたとき、前記折返部では隣接のコイルの導線が混在し、前記折返部以外の前記各巻装範囲では各巻装範囲に対応のコイルの導線以外が混在しない態様にて構成される。
上記課題を解決する回転電機は、分布巻きにて導線(22x)が巻装される3相コイル(22)を備えるとともに同相内で複数のコイルが並列接続されてなり、前記3相コイルへの3相駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させる固定子(11,11a)と、前記固定子で発生した回転磁界に基づいて回転する回転子(12)とを備えた回転電機(10,10a)であって、前記固定子における前記同相で並列接続の複数のコイル(22u1,22u2,22v1,22v2,22w1,22w2,22u3,22u4)は、並列接続のコイル毎に同等で前記固定子の周方向に分離して設定された各巻装範囲において、同相に割当ての配置位置(21c)に対してそれぞれ往復の前記分布巻きにて巻装されるとともに、前記各巻装範囲の境界部を前記分布巻きの往復の折返部(22ua,22ub,22va,22vb,22wa,22wb,22uc,22ud)としたとき、前記折返部では隣接のコイルの導線が混在し、前記折返部以外の前記各巻装範囲では各巻装範囲に対応のコイルの導線以外が混在しない態様にて構成される。
上記固定子及び回転電機の各構成によれば、3相コイルの内、同相で並列接続の複数のコイルは、並列接続のコイル毎に同等で固定子の周方向に分離した各巻装範囲に巻装される。その際、各巻装範囲の境界部である分布巻きの往復の折返部では隣接のコイルの導線が混在する一方で、折返部以外の各巻装範囲では対応のコイルの導線以外が混在しないような巻装が行われる。つまり、同相で並列接続の複数のコイルは、それぞれ自身の導線を詰めて配置可能で並列接続のコイルのいずれかに径方向位置が偏ることなく同様な巻回態様とできるため、並列接続のコイルのいずれかに鎖交磁束が偏ることが抑制可能である。しかも、その並列接続のコイルを周方向の所々で径方向位置を入れ替えながらの巻装が不要となる等、簡易に実現可能である。なお、分布巻きの往復の折返部にて隣接のコイルの導線が混在し、僅かながらも並列接続のコイルのいずれかに鎖交磁束が偏ることが懸念されるものの折返部のみの限定的部分であることから、折返部の影響により鎖交磁束に偏りが生じることも小さく抑制可能である。これらから、同相の並列接続のコイル間に発生し得る循環電流の抑制が簡易な構成で実現可能である。
一実施形態における固定子及び回転電機の概略構成図。 (a)は固定子のコイルの巻回態様の説明図、(b)はコイルの結線図。 固定子のU相コイルの巻回態様の説明図。 固定子のV相コイルの巻回態様の説明図。 固定子のW相コイルの巻回態様の説明図。 変更例における固定子のU相コイルの巻回態様の説明図。 変更例における固定子のU相コイルの巻回態様の説明図。 変更例における固定子のU相コイルの巻回態様の説明図。
以下、固定子及び回転電機の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態の回転電機10は、3相駆動電流の供給に基づいて回転駆動するブラシレスモータにて構成されている。回転電機10は、固定子11と回転子12とを含む各種構成部品を図示略のハウジングの内部空間に収容してなる。固定子11は円環状をなし、回転子12は固定子11の径方向内側に回転可能に配置されている。本実施形態の回転電機10では、固定子11は96磁極、回転子12は32磁極に設定されている。
固定子11は、磁性金属製の固定子コア21と、固定子コア21に巻装されるコイル22とを備える。固定子コア21は、円環部21aと、円環部21aの内周縁から径方向内側に延びる複数のティース21bとを有している。ティース21bは、周方向等間隔に96個設けられている。隣接するティース21b間は、ティース21bに巻回するコイル22の導線22xを収容するためのスロット21cとして機能する。スロット21cは、ティース21bと同様、96個設けられている。本実施形態の導線22xは、断面矩形状の平角線を用いている。スロット21cは、平角線よりなる導線22xの1本分の幅となっている。
コイル22は、分布巻きの1つである波巻きにて3個のティース21bに跨がるようにして巻装されている。また、コイル22は、3相駆動電流の供給に対応してU相、V相及びW相の3相コイルにて構成されている。さらに、コイル22は、U相、V相及びW相の各相において2並列接続となっており、それぞれU相第1コイル22u1、U相第2コイル22u2、V相第1コイル22v1、V相第2コイル22v2、W相第1コイル22w1、及びW相第2コイル22w2を備える。なお、本実施形態の固定子11は、1つの相で32極、回転子12の磁極数と等倍である、所謂1倍スロット構造にて構成されている。1倍スロット構造を採る固定子11は、コイル22部分の軽量化等で有利である。本実施形態のコイル22の具体的な巻回態様については、以下のようになっている。
図2(a)を用いてコイル22の具体的な巻回態様を説明するにあたり、固定子11の96個のスロット21cにスロット番号「1」~「96」を付し、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の巻始め位置をスロット番号「1」とする。
[U相第1及び第2コイル22u1,22u2について]
図2(a)及び図3に示すように、U相第1コイル22u1では、巻始め位置のスロット番号「1」から3スロット毎で「1」「4」「7」・・・「49」の順に導線22xをスロット21cに挿入しつつ往路側の波巻きが行われ、スロット番号「49」を折返部22uaとして「49」・・・「7」「4」「1」と往路と同一の3スロット毎で往路の逆順にて復路側の波巻きが行われる。再び、波巻き2往復目として、スロット番号「1」を折返部22ubとして「1」「4」「7」・・・「49」と往路側の波巻きが行われ、スロット番号「49」を折返部22uaとして「49」・・・「7」「4」「1」と復路側の波巻きが行われる。さらに、波巻き3往復目として、2往復目と同様な1往復の波巻きが行われる。波巻きが3往復行われることで、各スロット21c内には径方向に6本の導線22xが1列に並ぶ配置となる。なお、U相第1コイル22u1では、スロット番号「4」が巻終わり位置である。スロット番号「4」まで戻ってきた導線22xは、スロット番号「1」には向かわずそのスロット番号「4」を巻終わり位置として導出されて、中性点部材23に接続される。
U相第2コイル22u2では、上記したように、U相第1コイル22u1と同様、導線22xの巻始め位置はスロット番号「1」からである。また、U相第1コイル22u1の波巻きの往路側を固定子11の反時計回り方向とした場合、U相第2コイル22u2の波巻きの往路側はU相第1コイル22u1とは逆の時計回り方向である。
すなわち、U相第2コイル22u2では、スロット番号「1」から3スロット毎で「1」「94」「91」・・・「49」の順に導線22xをスロット21cに挿入しつつ往路側の波巻きが行われ、スロット番号「49」を折返部22uaとして「49」・・・「91」「94」「1」と往路と同一の3スロット毎で往路の逆順にて復路側の波巻きが行われる。再び、波巻き2往復目として、スロット番号「1」を折返部22ubとして「1」「94」「91」・・・「49」と往路側の波巻きが行われ、スロット番号「49」を折返部22uaとして「49」・・・「91」「94」「1」と復路側の波巻きが行われる。さらに、波巻き3往復目として、2往復目と同様な1往復の波巻きが行われる。なお、U相第2コイル22u2では、スロット番号「94」が巻終わり位置である。スロット番号「94」まで戻ってきた導線22xは、スロット番号「1」には向かわずそのスロット番号「94」を巻終わり位置として、導出されて中性点部材23に接続される。
つまり、本実施形態では、同相で並列接続をなすU相第1及び第2コイル22u1,22u2は、互いに180°対向位置にあるスロット番号「1」「49」を通る直線、この場合固定子11の中心点O1をも通る直線L1に対し、第1コイル22u1が反時計回り方向側の半周の巻装範囲に、第2コイル22u2が時計回り方向側の半周の巻装範囲に設けられている。U相第1及び第2コイル22u1,22u2は、スロット番号「1」「49」を通る直線L1を対称軸とする線対称の巻回態様にて構成されている。
また、対称軸である直線L1上に位置するスロット番号「1」「49」は、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の波巻きの各折返部22ub,22uaであるが、第1及び第2コイル22u1,22u2の導線22xが3本ずつ、スロット番号「1」「49」のスロット21c内にそれぞれ混在する。スロット21c内における導線22xは、その巻回過程でスロット21c内の径方向外側から内側に向けて並ぶが、スロット番号「1」では、第1コイル22u1側の導線22xが最も径方向外側に位置し、次に第2コイル22u2側の導線22xが位置というように交互に並び、最も径方向内側に第2コイル22u2側の導線22xが位置する。一方、スロット番号「49」では、第2コイル22u2側の導線22xが最も径方向外側に位置し、次に第1コイル22u1側の導線22xが位置というように交互に並び、最も径方向内側に第1コイル22u1側の導線22xが位置する。スロット番号「1」「49」の各折返部22ub,22uaについては、第1及び第2コイル22u1,22u2の導線22xの配置態様を逆としている。
なお、スロット番号「1」「49」の各折返部22ub,22uaにおいて、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の導線22xを1本毎で交互に、かつスロット番号「1」「49」で逆の配置とするには、例えば第1及び第2コイル22u1,22u2の導線22xの巻回が次のように行われる。
スロット番号「1」において、先ず、第1コイル22u1側の導線22xが挿入され、第1コイル22u1側の導線22xをスロット21c内の最も径方向外側に配置する。次いで、そのまま第1コイル22u1側の波巻き1往復目の往路巻きが行われ、スロット番号「49」の直前で第1コイル22u1の巻回を待機する。次いで、スロット番号「1」において、第2コイル22u2側の導線22xが挿入され、第2コイル22u2側の導線22xをスロット21c内における径方向外側から2番目に配置する。次いで、そのまま第2コイル22u2側の波巻き1往復目の往路巻きが行われ、スロット番号「49」にて折返す。その際、スロット番号「49」において、第2コイル22u2側の導線22xがスロット21c内の最も径方向外側の配置となる。さらにそのまま第2コイル22u2側の波巻き1往復目の復路巻きが行われ、スロット番号「1」の直前で第2コイル22u2の巻回を待機する。
次いで、スロット番号「49」の直前で待機していた第1コイル22u1の巻回が再開され、スロット番号「49」にて折返す。その際、スロット番号「49」において、第1コイル22u1側の導線22xがスロット21c内における径方向外側から2番目の配置となる。さらにそのまま第1コイル22u1側の波巻き1往復目の復路巻きが行われ、スロット番号「1」にて折返す。その際、スロット番号「1」において、第1コイル22u1側の導線22xがスロット21c内における径方向外側から3番目の配置となる。さらにそのまま第1コイル22u1側の波巻き2往復目の往路巻きが行われ、スロット番号「49」の直前で第1コイル22u1の巻回を待機する。
次いで、スロット番号「1」の直前で待機していた第2コイル22u2の巻回が再開され、スロット番号「1」にて折返す。その際、スロット番号「1」において、第2コイル22u2側の導線22xがスロット21c内における径方向外側から4番目の配置となる。さらにそのまま第2コイル22u2側の波巻き2往復目の往路巻きが行われ、スロット番号「49」にて折返す。その際、スロット番号「49」において、第2コイル22u2側の導線22xがスロット21c内における径方向外側から3番目の配置となる。さらにそのまま第2コイル22u2側の波巻き2往復目の復路巻きが行われ、スロット番号「1」の直前で第2コイル22u2の巻回を待機する。
そして、このような巻回を繰り返すことで、スロット番号「1」「49」の各折返部22ub,22uaにおいて、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の導線22xが1本毎で交互に、かつスロット番号「1」「49」で逆の配置となるように構成される。
[V相第1及び第2コイル22v1,22v2について]
図2(a)及び図4に示すように、V相第1及び第2コイル22v1,22v2の巻回態様については、スロット番号が相違する以外、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の巻回態様と同様である。以下に適宜省略して説明する。
V相第1コイル22v1では、導線22xが巻始め位置のスロット番号「3」から挿入されて3スロット毎で「3」「6」「9」・・・「51」の順に反時計回り方向に向けて往路側の波巻きが行われ、スロット番号「51」を折返部22vaとして「51」・・・「9」「6」「3」と往路と逆順の復路側の波巻きが行われる。V相第1コイル22v1の波巻きも同様に往路側の折返部22vaと復路側の折返部22vbとの間で3往復行われ、導線22xはスロット番号「6」を巻終わり位置として導出されて、中性点部材23に接続される。
V相第2コイル22v2では、導線22xがV相第1コイル22v1と同じくスロット番号「3」から挿入されて3スロット毎で「3」「96」「93」・・・「51」の順にV相第1コイル22v1とは逆の時計回り方向に向けて往路側の波巻きが行われ、スロット番号「51」を折返部22vaとして「51」・・・「93」「96」「3」と往路と逆順の復路側の波巻きが行われる。V相第2コイル22v2の波巻きも同様に往路側の折返部22vaと復路側の折返部22vbとの間で3往復行われ、導線22xはスロット番号「96」を巻終わり位置として導出されて、中性点部材23に接続される。
つまり、V相第1及び第2コイル22v1,22v2についても、互いに180°対向位置にあるスロット番号「3」「51」を通り固定子11の中心点O1をも通る直線L2に対し、第1コイル22v1が反時計回り方向側の半周の巻装範囲に、第2コイル22v2が時計回り方向側の半周の巻装範囲に設けられている。V相第1及び第2コイル22v1,22v2は、スロット番号「3」「51」を通る直線L2を対称軸とする線対称の巻回態様にて構成されている。
また、スロット番号「3」「51」の波巻きの各折返部22vb,22vaにおいて、V相第1及び第2コイル22v1,22v2の導線22xが1本毎で交互に、かつスロット番号「3」「51」で逆の配置となるように上記U相と同様にして構成される。
[W相第1及び第2コイル22w1,22w2について]
図2(a)及び図5に示すように、W相第1及び第2コイル22w1,22w2の巻回態様についても、U相第1及び第2コイル22u1,22u2やV相第1及び第2コイル22v1,22v2の巻回態様とおおよそ同様である。但し、W相第1及び第2コイル22w1,22w2では、スロット番号が相違する以外にも若干の相違点がある。U相第1及び第2コイル22u1,22u2の巻始め位置はともにスロット番号「1」、V相第1及び第2コイル22v1,22v2の巻始め位置はともにスロット番号「3」であったが、W相第1及び第2コイル22w1,22w2の巻始め位置はそれぞれスロット番号「5」「95」と異なっている。一方で、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の巻終わり位置はそれぞれスロット番号「4」「94」、V相第1及び第2コイル22v1,22v2の巻終わり位置はそれぞれスロット番号「6」「96」と異なっていたが、W相第1及び第2コイル22w1,22w2の巻終わり位置はともにスロット番号「2」としている。これらの他、以下に適宜省略して説明する。
W相第1コイル22w1では、導線22xが巻始め位置のスロット番号「5」から挿入されて3スロット毎で「5」「8」「11」・・・「50」の順に反時計回り方向に向けて往路側の波巻きが行われ、スロット番号「50」を折返部22waとして「50」・・・「8」「5」、さらにスロット番号「2」まで往路と逆順の復路側の波巻きが行われる。W相第1コイル22w1の波巻きも同様に往路側の折返部22waと復路側の折返部22wbとの間で3往復行われ、導線22xはスロット番号「2」を巻終わり位置として導出されて、中性点部材23に接続される。
W相第2コイル22w2では、導線22xがW相第1コイル22w1と巻始め位置の異なるスロット番号「95」から挿入されて3スロット毎で「95」「92」「89」・・・「50」の順にW相第1コイル22w1とは逆の時計回り方向に向けて往路側の波巻きが行われ、スロット番号「50」を折返部22waとして「50」・・・「92」「95」、さらにスロット番号「2」まで往路と逆順の復路側の波巻きが行われる。W相第2コイル22w2の波巻きも同様に往路側の折返部22waと復路側の折返部22wbとの間で3往復行われ、導線22xはW相第1コイル22w1と同じくスロット番号「2」を巻終わり位置として導出されて、中性点部材23に接続される。
つまり、W相第1及び第2コイル22w1,22w2についても、互いに180°対向位置にあるスロット番号「2」「50」を通り固定子11の中心点O1をも通る直線L3に対し、第1コイル22w1が反時計回り方向側の半周の巻装範囲に、第2コイル22w2が時計回り方向側の半周の巻装範囲に設けられている。W相第1及び第2コイル22w1,22w2は、スロット番号「2」「50」を通る直線L3を対称軸とする線対称の巻回態様にて構成されている。
また、スロット番号「2」「50」の波巻きの各折返部22wb,22waにおいて、W相第1及び第2コイル22w1,22w2の導線22xが1本毎で交互に、かつスロット番号「2」「50」で逆の配置となるように上記U相及びV相と同様にして構成される。
こうして、U相第1及び第2コイル22u1,22u2、V相第1及び第2コイル22v1,22v2、及びW相第1及び第2コイル22w1,22w2が固定子コア21に巻装されてなる。そして、U相巻始め位置のスロット番号「1」からともに延びるU相第1及び第2コイル22u1,22u2の一端の導線22xはU相給電端子24uに接続され、V相巻始め位置のスロット番号「3」からともに延びるV相第1及び第2コイル22v1,22v2の一端の導線22xはV相給電端子24vに接続される。W相巻始め位置のスロット番号「5」「95」からそれぞれ延びるW相第1及び第2コイル22w1,22w2の一端の導線22xはW相給電端子24wにともに接続される。また、上記したが、U相巻終わり位置のスロット番号「4」「94」からそれぞれ延びるU相第1及び第2コイル22u1,22u2の他端の導線22xは中性点部材23に接続され、V相巻終わり位置のスロット番号「6」「96」からそれぞれ延びるV相第1及び第2コイル22v1,22v2の他端の導線22xについても同じく中性点部材23に接続される。W相巻終わり位置のスロット番号「2」からともに延びるW相第1及び第2コイル22w1,22w2の他端の導線22xについても同じく中性点部材23に接続される。つまり、本実施形態の固定子11は、図2(b)に示すように、同相で2並列接続をなす3相Y結線のコイル22を備えて構成されている。
本実施形態の作用について説明する。
回転電機10の回転駆動を行う際、図示略の制御回路から3相駆動電流がU相、V相及びW相給電端子24u,24v,24wを通じて固定子11のコイル22に供給される。コイル22に供給された3相駆動電流に基づき固定子11では回転磁界が発生し、固定子11にて発生した回転磁界に基づき回転子12が回転する。
本実施形態のコイル22は、同相で2並列の結線構造をなしており、U相第1及び第2コイル22u1,22u2、V相第1及び第2コイル22v1,22v2、及びW相第1及び第2コイル22w1,22w2を備える。U相、V相及びW相の各第1及び第2コイル22u1~22w2は、各折返部22ua~22wb以外の略全体が同一のスロット21c内に混在しない構造としている。つまり、第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2とは、それぞれ自身の導線22xを詰めて配置可能で一方側に径方向位置が偏ることなく同様な巻回態様とできるため、第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2との一方側に鎖交磁束が偏ることが極めて小さく抑制可能である。
第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2とが同一のスロット21c内に混在する各折返部22ua~22wbについては、僅かながらもその一方側に鎖交磁束が偏ることが懸念されるものの、一方側の折返部22ua,22va,22waと他方側の折返部22ub,22vb,22wbとで径方向位置を逆配置としているため、第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2との鎖交磁束の偏りが互いに相殺される。そもそも各折返部22ua~22wbを有するスロット21cは、周方向全体の96個のスロット21cの内で2個と極めて限定的である。これらから、各折返部22ua~22wbに係る第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2との間で鎖交磁束に偏りが生じることも極めて小さく抑制可能である。
したがって、第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2との間の電位差を極めて小さく抑制でき、循環電流の抑制、ひいては回転電機10の損失が十分に小さく抑制可能である。しかも、第1コイル22u1,22v1,22w1と第2コイル22u2,22v2,22w2とを周方向の所々で径方向位置を互いに入れ替えながらの固定子コア21への巻装が不要となる等、簡易に実現可能である。
本実施形態の効果について説明する。
(1)本実施形態の回転電機10の固定子11において、同相で並列接続の第1及び第2コイル22u1~22w2は、固定子11の周方向に分離した互いに同等で反時計回り方向側及び時計回り方向側の半周の巻装範囲にそれぞれ巻装される。その際、半周の各巻装範囲の境界部である分布巻きの往復の折返部22ua~22wbでは第1及び第2コイル22u1~22w2の導線22xが混在する一方で、折返部22ua~22wb以外の各巻装範囲では対応のコイル22u1~22w2の導線22x以外が混在しないような巻装が行われる。つまり、同相で並列接続の第1及び第2コイル22u1~22w2は、それぞれ自身の導線22xを詰めて配置可能でその一方側に径方向位置が偏ることなく同様な巻回態様とできるため、一方側のコイル22u1~22w2に鎖交磁束が偏ることを抑制することができる。しかも、その並列接続の第1及び第2コイル22u1~22w2を周方向の所々で径方向位置を入れ替えながらの巻装が不要となる等、簡易に実現することができる。なお、分布巻きの往復の折返部22ua~22wbにて第1及び第2コイル22u1~22w2の導線22xが混在し、僅かながらも一方側のコイル22u1~22w2に鎖交磁束が偏ることが懸念されるものの折返部22ua~22wbのみの限定的部分であることから、折返部22ua~22wbの影響により鎖交磁束に偏りが生じることも小さく抑制することができる。これらから、同相の並列接続のコイル22u1~22w2間に発生し得る循環電流の抑制、ひいては回転電機10の損失の抑制を簡易な構成にて実現することができる。
(2)折返部22ua~22wbにおいて、第1及び第2コイル22u1~22w2の導線22xが混在して径方向に1列に並ぶ配置であり、第1及び第2コイル22u1~22w2の導線22xが導線1本毎で交互となるように配置される。これにより、折返部22ua~22wbの影響により生じ得る鎖交磁束の偏りをより小さく抑制することができる。つまり、同相の並列接続のコイル22u1~22w2間に発生し得る循環電流の一層の抑制に寄与することができる。
(3)折返部22ua~22wbにおいて、第1及び第2コイル22u1~22w2の導線22xの交互の配置態様をその2箇所で逆の配置とされる。これにより、折返部22ua~22wbの影響により生じ得る鎖交磁束の偏りが逆の配置同士で相殺されるため、鎖交磁束の偏りをより一層小さく抑制することができる。つまり、同相の並列接続のコイル22u1~22w2間に発生し得る循環電流のより一層の抑制に寄与することができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・各折返部22ua~22wbについて、U相、V相及びW相の各第1及び第2コイル22u1~22w2の導線22xが1本毎で交互となるように、さらに一方側と他方側とで逆の配置としたが、適宜変更してもよい。例えば、一方側と他方側とで導線22xの交互の配置を逆とせず、同じ配置としてもよい。また、導線22xを1本毎に交互に配置するのではなく、2本以上毎に交互に配置してもよい。
また、導線22xをコイル単位毎に交互に配置してもよい。例えば図6や図7に示す態様である。なお、図面が煩雑となることを防止するため、U相のみを代表して説明する。V相、W相についても同様である。
図6に示す態様では、U相第1及び第2コイル22u1,22u2の折返部22ua,22ubについて、スロット番号「1」では、径方向外側の3本の導線22xが第1コイル22u1、径方向内側の3本の導線22xが第2コイル22u2としている。また、スロット番号「49」では、径方向外側の3本の導線22xが第2コイル22u2、径方向内側の3本の導線22xが第1コイル22u1とし、スロット番号「1」とは逆の配置としている。このようにコイル単位毎に交互に配置しても、折返部22ua,22ubの影響により生じ得る鎖交磁束の偏りを十分小さく抑制可能である。しかも、スロット番号「1」「49」で逆の配置とすることで、相殺効果による鎖交磁束の偏りの抑制も期待できる。
図7に示す態様では、図6に示す態様に対し、スロット番号「49」の径方向外側の3本の導線22xが第1コイル22u1、径方向内側の3本の導線22xが第2コイル22u2というように、スロット番号「1」と同じ配置としている。このようにしても、折返部22ua,22ubの影響により生じ得る鎖交磁束の偏りを十分小さく抑制可能である。また、スロット番号「1」「49」においてともに径方向外側の3本の導線22xが第1コイル22u1であることから、第1コイル22u1を巻装した後に第2コイル22u2を巻装するというように、互いに独立した巻装が可能である。
・同相で2並列接続であったが、同相で4並列以上の接続態様であってもよい。例えば図8に示す態様である。なお、図面が煩雑となることを防止するため、U相のみを代表して説明する。
図8に示す回転電機10aの固定子11aは、U相第1、第2、第3及び第4コイル22u1,22u2,22u3,22u4が互いに並列接続される4並列の接続態様である。第1~第4コイル22u1~22u4は、固定子11aの周方向に分離した互いに同等な1/4の各巻装範囲において波巻きの往復により巻装される。各巻装範囲の境界部である分布巻きの往復の折返部22ua,22ub,22uc,22udでは、隣接のコイル22u1~22u4の導線22xが3本ずつ混在する。この態様では、折返部22ua,22ub,22uc,22udの導線22xは、それぞれ径方向配置が導線1本毎で交互としている。また、互いに180°対向位置にある折返部22ua,22ucを互いに同じ組として同じ配置位置とし、折返部22ub,22udを互いに同じ組として同じ配置位置とする一方で、折返部22ua,22ucと折返部22ub,22udとでは逆の配置としている。このような同相4並列のコイル22u1~22u4であっても、上記実施形態と同様な効果を得ることができる。なお、折返部22ua,22ub,22uc,22udの導線22xの配置については、上記変更例を適用することもできる。
・固定子11を96磁極、回転子12を32磁極としたが、これ以外の磁極数にて構成したものであってもよい。またその際、導線22xを3個のティース21b、3個のスロット21c毎に巻装したが、これについても磁極数に合わせて適宜変更してもよい。
・コイル22u1~22w2の巻回態様についても図2の態様は一例であり、適宜変更してもよい。また、コイル22u1~22w2はY結線としたが、Δ結線であってもよい。
・ティース21bを有する固定子コア21を含む固定子11,11aに適用したが、ティースレス若しくは固定子コアレスの固定子に適用してもよい。上記以外で回転電機10,10aの構成を適宜変更してもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)分布巻きにて導線が固定子コアのティースに巻装される3相コイルを備えるとともに同相内で複数のコイルが並列接続されてなり、前記3相コイルへの3相駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させる固定子であって、
前記同相で並列接続の複数のコイルは、並列接続のコイル毎に同等で前記固定子の周方向に分離して設定された各巻装範囲において、同相に割当てのスロットに対してそれぞれ往復の前記分布巻きにて巻装されるとともに、前記各巻装範囲の境界部を前記分布巻きの往復の折返部としたとき、前記折返部では隣接のコイルの導線が混在し、前記折返部以外の前記各巻装範囲では各巻装範囲に対応のコイルの導線以外が混在しない態様にて構成された、固定子。
(ロ)ティースレス若しくは固定子コアレスの固定子であり、分布巻きにて導線が巻装される3相コイルを備えるとともに同相内で複数のコイルが並列接続されてなり、前記3相コイルへの3相駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させる固定子であって、
前記同相で並列接続の複数のコイルは、並列接続のコイル毎に同等で前記固定子の周方向に分離して設定された各巻装範囲において、同相に割当ての配置位置に対してそれぞれ往復の前記分布巻きにて巻装されるとともに、前記各巻装範囲の境界部を前記分布巻きの往復の折返部としたとき、前記折返部では隣接のコイルの導線が混在し、前記折返部以外の前記各巻装範囲では各巻装範囲に対応のコイルの導線以外が混在しない態様にて構成された、固定子。
10,10a…回転電機、11,11a…固定子、12…回転子、21…固定子コア、21b…ティース、21c…スロット(配置位置)、22…コイル(3相コイル)、22x…導線、22u1,22v1,22w1…第1コイル(コイル)、22u2,22v2,22w2…第2コイル(コイル)、22ua,22ub,22va,22vb,22wa,22wb…折返部、22u3…第3コイル(コイル)、22u4…第4コイル(コイル)、22uc,22ud…折返部。

Claims (7)

  1. 分布巻きにて導線(22x)が巻装される3相コイル(22)を備えるとともに同相内で複数のコイルが並列接続されてなり、前記3相コイルへの3相駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させる固定子(11,11a)であって、
    前記同相で並列接続の複数のコイル(22u1,22u2,22v1,22v2,22w1,22w2,22u3,22u4)は、並列接続のコイル毎に同等で前記固定子の周方向に分離して設定された各巻装範囲において、同相に割当ての配置位置(21c)に対してそれぞれ往復の前記分布巻きにて巻装されるとともに、前記各巻装範囲の境界部を前記分布巻きの往復の折返部(22ua,22ub,22va,22vb,22wa,22wb,22uc,22ud)としたとき、前記折返部では隣接のコイルの導線が混在し、前記折返部以外の前記各巻装範囲では各巻装範囲に対応のコイルの導線以外が混在しない態様にて構成された、固定子。
  2. 前記折返部において、隣接の前記巻装範囲のコイルの導線が混在して径方向に1列に並ぶ配置であり、隣接のコイルの導線が導線1本毎で交互となる配置にて構成された、請求項1に記載の固定子。
  3. 前記折返部において、隣接の前記巻装範囲のコイルの導線が混在して径方向に1列に並ぶ配置であり、隣接のコイルの導線がコイル単位毎で交互となる配置にて構成された、請求項1に記載の固定子。
  4. 前記折返部は、偶数箇所設けられるものであり、一方側の組と他方側の組とで隣接のコイルの交互の配置態様を逆として構成された、請求項2又は請求項3に記載の固定子。
  5. 前記導線は、固定子コア(21)の複数のティース(21b)に跨がるようにして巻装されて隣接の前記ティース間のスロット(21c)に収容されるものである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の固定子。
  6. 前記3相コイルは、同相で2並列接続の第1及び第2コイルにて構成されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の固定子。
  7. 分布巻きにて導線(22x)が巻装される3相コイル(22)を備えるとともに同相内で複数のコイルが並列接続されてなり、前記3相コイルへの3相駆動電流の供給に基づいて回転磁界を発生させる固定子(11,11a)と、
    前記固定子で発生した回転磁界に基づいて回転する回転子(12)と
    を備えた回転電機(10,10a)であって、
    前記固定子における前記同相で並列接続の複数のコイル(22u1,22u2,22v1,22v2,22w1,22w2,22u3,22u4)は、並列接続のコイル毎に同等で前記固定子の周方向に分離して設定された各巻装範囲において、同相に割当ての配置位置(21c)に対してそれぞれ往復の前記分布巻きにて巻装されるとともに、前記各巻装範囲の境界部を前記分布巻きの往復の折返部(22ua,22ub,22va,22vb,22wa,22wb,22uc,22ud)としたとき、前記折返部では隣接のコイルの導線が混在し、前記折返部以外の前記各巻装範囲では各巻装範囲に対応のコイルの導線以外が混在しない態様にて構成された、回転電機。
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