JP7200830B2 - 充電制御装置 - Google Patents

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Description

この明細書における開示は、充電スイッチのオンオフ作動を制御する、車両用の充電制御装置に関する。
特許文献1には、コンタクタ(充電スイッチ)および充電制御装置を備える車両が記載されている。コンタクタは、車両外部の充電器と車載バッテリとの通電オンオフを切り替える。充電制御装置は、コンタクタのオンオフ作動を制御する。
特開2017-73892号公報
例えば、充電器を車両に接続して充電を実行する場合には、充電制御装置はコンタクタをオン作動させる。また、充電制御装置が有する通信線の断線や短絡等、充電制御装置に各種の異常が発生した場合には、充電制御装置はコンタクタをオフ作動させて、充電を停止させる。
しかしながら、異常発生にともない充電停止させると、その異常箇所を修理するべく所望の目的地まで車両を走行させようとしても、バッテリ残量不足で目的地まで走行できないおそれがある。
開示される1つの目的は、異常発生にともなう充電停止の機会を低減できる充電制御装置を提供することである。
上記目的を達成するため、開示された態様は、
車両走行用の電動機に電力を供給するバッテリ(1)と、充電器(5)とバッテリとの通電オンオフを切り替える充電スイッチ(2)とを備える車両に搭載され、充電スイッチのオンオフ作動を制御する充電制御装置であって、
第1充電許可信号と第2充電許可信号の両方が自身に入力されていることを条件として、充電スイッチをオン作動させる制御部(22)と、
充電要求の発生に起因して、第1充電許可信号を制御部へ出力する第1許可部(11)と、
第1許可部から出力された第1充電許可信号を送信する通信線(30)と、
通信線により送信される信号を監視して、第1充電許可信号の送信が有ったことを検知する通信線モニタ部(21a)と、
通信線モニタ部により第1充電許可信号の送信が検知された場合に、第2充電許可信号を制御部へ出力する第2許可部(21)と、
充電スイッチがオン作動していることを検知する作動モニタ部(21b)と、
第1許可部からの第1充電許可信号の出力有無と、通信線モニタ部による検知有無とが一致していない論理矛盾が生じているか否かを判定する矛盾判定部(S13、S31)と、
論理矛盾が生じていると判定されている場合に、第2許可部から第2充電許可信号を出力させて、作動モニタ部による検知が有るか否かを判定する作動判定部(S15、S35)と、
作動判定部により検知があると判定された場合には、制御部が充電スイッチをオン作動させて充電可能状態にすることを許可する充電許可部(S17、S36)と、
を備える充電制御装置とされる。
ここで、異常発生により論理矛盾が生じた場合の対策として、充電を完全に禁止することは過剰対策となる場合がある。例えば、断線や固着等の異常が通信線モニタ部に生じているものの、通信線は正常である場合がある。この場合には、ユーザに報知したり充電に制限をかけたりする等の処置を施しつつ充電を許可した方が、異常発生の対策として適切である。すなわち、異常箇所を修理するべく所望の目的地まで車両を走行させるにあたり、バッテリ残量不足で目的地まで走行できないおそれを抑制できる。
この点に着目し、上記充電制御装置は、論理矛盾が生じている場合に第2充電許可信号を出力する。そして、作動モニタ部による検知結果により通信線が正常であると確認された場合には、充電可能状態にすることを許可する。これにより、異常発生にともなう充電停止の機会を低減でき、異常発生後に所望の目的地まで走行不可となるおそれを抑制できる。
尚、上記括弧内の参照番号は、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
第1実施形態に係る充電システムの全体図である。 図1の充電制御装置が実行する処理の手順を示す、フローチャートである。 第1実施形態の比較例において、論理矛盾異常が発生した場合における各種信号の変化を示す、タイムチャートである。 第1実施形態において、ECU間通信線が断線した場合における各種信号の変化を示す、タイムチャートである。 第1実施形態において、ECU内モニタ線が断線した場合における各種信号の変化を示す、タイムチャートである。 第2実施形態に係る充電システムの全体図である。 図6の充電制御装置が実行する処理の手順を示す、フローチャートである。 第3実施形態において、ECU間通信線が断線した場合における各種信号の変化を示す、タイムチャートである。 第3実施形態において、ECU内モニタ線が断線した場合における各種信号の変化を示す、タイムチャートである。
以下、本開示の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。
(第1実施形態)
図1に示す充電システムは、車両に搭載されており、バッテリ1、充電スイッチ2および充電制御装置を備える。この車両は、内燃機関と電動機の両方を走行駆動源として備えるハイブリッド車両である。上記電動機は発電も可能である。
バッテリ1は、充電可能な二次電池であり、複数の電池セルを直列接続して構成されている。バッテリ1の充電量が適正範囲を超えて多すぎたり少なすぎたりすると、電池セルの劣化が促進する。換言すれば、二次電池は、SOCが適正範囲から外れると劣化促進する性質を有する。SOCは、バッテリ充電状態を示す指標の1つであり、バッテリ満充電容量(Ah)に対するバッテリ残容量(Ah)の割合を示す。
充電器3は、車両外部の機器であり、車両に備えられたコネクタに接続されることで、バッテリ1に電気接続される。充電器3は、外部から供給される電力を交流から直流に変換してバッテリ1へ供給する。
充電スイッチ2は、充電器5とバッテリ1との通電オンオフを切り替える電磁リレー(継電器)である。充電スイッチ2の電磁コイルに励磁電流を流すことで、充電スイッチ2はオン作動する。なお、以下の説明および図中では、充電スイッチ2をCHRと表記する場合がある。
充電制御装置は、HVECU10、電池ECU20、通信線30、31、33および動力線32を有する。HVECU10および電池ECU20の各々は、各種の電子部品やマイクロコンピュータ(マイコン11、21)と、それらが実装された基板と、その基板を収容する筐体と、を有する。
マイコン11、12は、プロセッサ、メモリおよび入出力ポートを有する。メモリは、プロセッサによって読み取り可能な「プログラムおよび/またはデータ」を非一時的に格納する非遷移的かつ実体的な記憶媒体である。記憶媒体は、半導体メモリによって提供される。プログラムは、それ単体で、またはプログラムが格納された記憶媒体として流通する場合がある。
HVECU10は、内燃機関の出力状態および電動機の出力状態を制御する電子制御装置であり、「機電制御装置」に相当する。例えば、所望する走行トルクに必要な駆動力やバッテリ1のSOCに応じて、電動機の力行、発電(回生)および内燃機関の出力を制御する。
電池ECU20は、バッテリ1の充電状態(例えばSOC)を適正状態にするよう、バッテリ1への充放電を制御する電子制御装置であり、「電池制御装置」に相当する。さらに電池ECU20は、複数の電池セル間で生じるSOCのばらつきを抑制して均等化させるべく、各電池セルを個別に充放電制御する均等化処理も実行する。
さらに電池ECU20は、制御回路22、駆動回路23、通信線モニタ部21a、作動モニタ部21bおよびモニタ配線24を有する。
制御回路22は、後述する第1充電許可信号と第2充電許可信号の両方が入力されていることを条件として、充電スイッチ2をオン作動させる指令の信号を出力する。この信号はCHR指令とも称される。制御回路22は「制御部」に相当する。
駆動回路23は、CHR指令の入力に伴い駆動電流を充電スイッチ2へ出力する。なお、動力線32は、電池ECU20から出力される駆動電流を充電スイッチ2へ供給する。この駆動電流は、先述した励磁電流として充電スイッチ2の電磁コイルへ供給され、充電スイッチ2をオン作動させる。
モニタ配線24は、通信線30とマイコン21に接続されている。通信線30より送信される信号は、モニタ配線24を通じてマイコン21の入力ポートへ入力される。通信線モニタ部21aは、マイコン21のメモリに記憶された所定のプログラムをプロセッサが実行することで実現される機能であり、マイコン21によって提供される。作動モニタ部21bは、マイコン21のメモリに記憶された所定のプログラムをプロセッサが実行することで実現される機能であり、マイコン21によって提供される。
通信線30、31は、HVECU10と電池ECU20とを接続するじか線である。通信線30、31を通じて送信される信号は、HVECU10のマイコン11と電池ECU20のマイコン21との間で送受信される。通信線33は、HVECU10と充電器5に接続されている。通信線33を通じて送信される信号は、HVECU10のマイコン11と充電器5のマイコン(図示せず)との間で送受信される。通信線31が車内ネットワークに接続されているのに対し、通信線30は車内ネットワークに接続されていない。
次に、図1中の符号(1)~(7)を参照しつつ、充電要求に対する駆動電流の出力制御(充電許可制御)について説明する。
先ず、車両のコネクタに充電器3を接続して充電の準備が整うと、充電器5は充電要求を発生させ、充電要求信号をHVECU10へ出力する(符号(1)参照)。HVECU10は、充電要求信号を受信すると、充電許可の是非について判定する。HVECU10は、充電許可すべきと判定した場合、充電スイッチ2のオン作動を許可する第1充電許可信号を電池ECU20へ出力する(符号(2)参照)。第1充電許可信号は、通信線30を伝送路として電池ECU20へ送信される。
通信線モニタ部21aは、通信線30を通じて第1充電許可信号が電池ECU20へ送信されているか否かを判定する。詳細には、通信線30を通じて第1充電許可信号が制御回路22へ入力されているか否かを、モニタ配線24から入力される信号を用いて監視する(符号(3)参照)。通信線モニタ部21aにより第1充電許可信号が検知された場合には、充電スイッチ2のオン作動を許可する第2充電許可信号を出力する(符号(4)参照)。
これにより、第1充電許可信号と第2充電許可信号の両方が制御回路22に入力されることとなる。その結果、制御回路22はCHR指令を駆動回路23へ出力する(符号(5)参照)。そうすると、駆動回路23から駆動電流が充電スイッチ2へ出力され、充電スイッチ2がオン作動して充電可能状態となる。
また、駆動回路23は、駆動電流を出力した場合には、CHRモニタ信号をマイコン21へ出力する(符号(6)参照)。作動モニタ部21bは、CHRモニタ信号がマイコン21へ送信されているか否かを判定する。
要するに、第1充電許可信号がマイコン11から出力されただけでは充電スイッチ2をオン作動させず、通信線モニタ部21aによって通信線30が断線していないことを確認できてはじめて、充電スイッチ2をオン作動させる。その一方で、何らかの異常が充電中に検知されて充電を緊急停止させる場合には、第1充電許可信号および第2充電許可信号の両方について出力停止させることは不要である。つまり、いずれか一方を出力停止させるだけで、制御回路22からのCHR指令が出力停止され、駆動回路23からの出力が停止されて充電スイッチ2がオフ作動する。
なお、電池ECU20は、通信線モニタ部21aによるモニタ結果の情報を、通信線31を通じてHVECU10へ送信する(符号(3a)参照)。さらに電池ECU20は、作動モニタ部21bによるモニタ結果の情報を、通信線31を通じてHVECU10へ送信する(符号(6a)参照)。
さて、HVECU10からの第1充電許可信号の出力有無と、通信線モニタ部21aによる検知有無とが一致していない、といった論理矛盾が生じる場合がある。例えば、通信線30やモニタ配線24が断線している異常の場合には、第1充電許可信号をHVECU10から出力しているにも拘らず、通信線モニタ部21aで検知されない。このような論理矛盾を出力時論理矛盾と呼ぶ。
出力時論理矛盾が生じている場合には、制御回路22に第1充電許可信号が入力されないので、CHR指令信号が出力されずに充電不可となることは先述した通りである。そして、上記制御に反して制御回路22がCHR指令信号を出力して充電させると、出力時論理矛盾が通信線30の断線に起因する場合には、次のような不具合が生じる。すなわち、HVECU10が充電を緊急停止させるべく第1充電許可信号を出力停止しても、CHR指令信号の出力が停止されず、充電を緊急停止できなくなる。これに対し、出力時論理矛盾がモニタ配線24の断線に起因する場合、つまり通信線30が正常な場合には、上記不具合は生じず、緊急停止が可能である。
本実施形態ではこの点に着目し、出力時論理矛盾が生じているものの通信線30が正常であれば、一時的に充電可能な状態にしている。これにより、異常発生にともなう充電停止の機会を低減させ、論理矛盾に係る異常発生後に所望の目的地まで走行不可となるおそれの抑制を図っている。
具体的には、HVECU10のマイコン11が図2の処理を実行することで、「矛盾判定部」、「作動判定部」および「充電許可部」としての機能を発揮させている。これにより、矛盾判定部は、出力時論理矛盾が生じているか否かを判定する。作動判定部は、出力時論理矛盾が生じている場合に、CHR指令を促す信号を電池ECU20へ出力し、マイコン21に第2充電許可信号を出力させて、作動モニタ部21bによる検知が有るか否かを判定する。つまり、出力時論理矛盾が生じているものの通信線30は正常な状態、であるか否かを判定する。通信線30が正常であると判定されれば、充電許可部は、第1充電許可信号を出力している期間中、CHR指令を促す信号についても出力する。これにより、第2充電許可信号が出力されてCHR指令が出力され、充電可能状態となる。
図2の処理は、HVECU10のマイコン11が実行するものであり、所定の演算周期で繰り返し実行される。先ず、図2のステップS10では、充電器5からの充電要求の有無を判定する。充電要求が有ると判定された場合、続くステップS11にて充電モードに移行する。続くステップS12では、第1充電許可信号を、通信線30を通じて電池ECU20へ出力する。つまり、制御回路22への第1充電許可信号の入力をオンさせる。
続くステップS13では、通信線31を通じて取得した第1充電許可信号のモニタ結果(符号(3a)参照)に基づき、論理矛盾の発生有無を判定する。具体的には、マイコン11が第1充電許可信号を出力している時に、通信線モニタ部21aにより第1充電許可信号が検知されていない場合に、論理矛盾が発生していると判定する。ステップS13の処理を実行している時のマイコン11は、第1許可部からの第1充電許可信号の出力有無と、通信線モニタ部21aによる検知有無とが一致していない、といった論理矛盾が生じているか否かを判定する「矛盾判定部」に相当する。
論理矛盾が発生していないと判定された場合、ステップS17にて充電モードを継続させる。論理矛盾が発生していると判定された場合、続くステップS14において、マイコン21に第2充電許可信号を出力させるよう、CHR指令を促す信号を電池ECU20へ出力する。つまり、制御回路22への第2充電許可信号の入力をオンさせて、駆動回路23へのCHR指令の入力をオンさせる。
続くステップS15では、通信線31を通じて取得したCHR指令のモニタ結果(符号(3a)参照)に基づき、CHR指令がオンになっているか否かを判定する。つまり駆動回路23が充電スイッチ2へ駆動電流を出力したか否かを判定する。ステップS15の処理を実行している時のマイコン11は、論理矛盾が生じていると判定されている場合に、第2許可部から第2充電許可信号を出力させて、作動モニタ部21bによる検知が有るか否かを判定する「作動判定部」に相当する。
CHR指令がオンになっていると判定された場合、続くステップS16において、論理矛盾の原因が電池ECU20内部での断線であり、通信線30は正常であると判定する。電池ECU20内部での断線の具体例としては、モニタ配線24の断線が挙げられる。
さらにステップS16では、論理矛盾異常が発生している旨を車両乗員に報知する。また、論理矛盾異常が発生しているものの通信線30は正常である旨の情報をメモリに記憶させておく。これにより、論理矛盾異常を修理する作業者が、その情報を取得することが可能となる。そのため、通信線30を誤って交換することの抑制が図られる。ステップS16の処理を実行している時のマイコン11は、充電許可部により充電可能状態にしている旨を報知する「報知部」に相当する。
続くステップS17では、論理矛盾異常が発生している状態のまま、充電モードを継続させる。なお、ステップS17において、論理矛盾が生じている期間中に、充電許可部により充電可能状態が許可される回数は、所定回数以下に制限されていてもよい。ステップS17の処理を実行している時のマイコン11は、作動判定部の判定結果により通信線30が正常であると確認された場合に、駆動回路23が充電スイッチ2をオン作動させて充電可能状態にすることを許可する「充電許可部」に相当する。
ステップS15にてCHR指令がオフと判定された場合、そのオフ状態が一定時間継続したとステップS18で判定されれば、ステップS19の処理を実行する。オフ状態が一定時間継続しなければ、ノイズ等によりオフ状態になっていたとみなしてステップS16、S17の処理へ進み、充電モードを継続させる。
ステップS19では、論理矛盾の原因がECU間での通信線30の断線であると判定する。さらにステップS19では、論理矛盾異常が発生している旨を車両乗員に報知する。また、論理矛盾異常の原因が通信線30である旨の情報をメモリに記憶させておく。これにより、論理矛盾異常を修理する作業者が、その情報を取得することが可能となり、修理作業の効率アップが図られる。
図3は、本実施形態に反して図2の処理を実行しない場合における、各種信号の変化を示す。なお、図3の横軸は経過時間を示す。図3の例では、第1充電許可信号をオフからオンに切り替えたt1時点で、論理矛盾の異常が発生している。具体的には、第1充電許可信号がオンになっているにも拘らず、第1充電許可信号のモニタ値がオフとなっている(出力時論理矛盾)。そして、t1時点から一定時間が経過したt2時点になっても、出力時論理矛盾となっている。そのため、t2時点で論理矛盾異常のフラグをオンにして、充電要求の有無に拘らず充電を停止させている。したがって、第2充電許可信号、CHR指令およびCHRのモニタ値は、全てオフのままである。
図4は、図2の処理を実行した場合における、ECU間の断線つまり通信線30の断線が理由で論理矛盾異常になった場合の一例である。図4の例では、第1充電許可信号をオフからオンに切り替えたt1時点で、出力時論理矛盾の異常が発生している。そして、t1時点から一定時間が経過したt2時点になっても、出力時論理矛盾となっている。そこで、t2時点で第2充電許可信号をオンにしてCHR指令をオンにさせている。そして、t2時点から一定時間が経過したt3時点になっても、CHRモニタ値はオフのままである。そのため、t3時点で論理矛盾異常のフラグをオンにして、充電要求の有無に拘らず充電を停止させている。
図5は、図2の処理を実行した場合における、ECU内の断線つまり通信線30は正常な状態で論理矛盾異常になった場合の一例である。図5の例では、第1充電許可信号をオフからオンに切り替えたt1時点で、出力時論理矛盾の異常が発生している。そして、t1時点から一定時間が経過したt2時点になっても、出力時論理矛盾となっているため、t2時点で第2充電許可信号をオンにしてCHR指令をオンにさせている。その結果、t4時点でCHRモニタ値がオフからオンに切り替わっている。そのため、論理矛盾異常のフラグをオフのままにして、充電要求に応じて充電を許可させている。
<作用効果>
以上により、本実施形態に係る充電制御装置は、通信線モニタ部21aと、作動モニタ部21bと、矛盾判定部と、作動判定部と、充電許可部と、を備える。そして、通信線モニタ部21aの検知結果により論理矛盾と判定された場合には、第2充電許可信号を出力させる。この出力の結果、作動モニタ部21bによる検知が有れば、通信線30は正常であるとみなして充電可能状態にする。
加えて、本実施形態では、第1充電許可信号を出力しているにも拘らず、通信線モニタ部21aによる検知が無い場合には、出力時論理矛盾が生じていると判定する。そして、出力時論理矛盾と判定され、かつ、作動モニタ部21bによる検知が有ると作動判定部で判定された場合に、充電可能状態にする。
論理矛盾の異常が生じていても、通信線30が正常であれば、HVECU10による緊急停止が迅速に実行できる。この点に着目して、本実施形態では上述の如く充電を許可することで、論理異常発生にともなう充電停止の機会を低減させている。よって、異常発生後に所望の目的地まで走行不可となるおそれを抑制できる。
さらに本実施形態では、第1充電許可信号と第2充電許可信号の両方が制御回路22に入力されている状態から、両方が入力されていない状態に切り替わった場合に、制御回路22は充電スイッチ2をオフ作動させる。これにより、電池ECU20のマイコン21およびHVECU10のマイコン11のいずれからも、充電停止させるように制御できる。よって、充電を緊急停止させることの冗長性を確保できる。
さらに本実施形態では、充電許可部により充電可能状態にしている旨を報知する報知部を備える。そのため、報知された車両ユーザにとっては、論理矛盾の異常を修理するように促されることになる。論理矛盾の異常を修理する作業者にとっては、通信線30を誤って交換することの抑制が図られる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、矛盾判定部はHVECU10(機電制御装置)に設けられている。これに対し本実施形態では、図6に示すように、矛盾判定部は電池ECU20(電池制御装置)に設けられている。また、上記第1実施形態では、作動判定部と充電許可部もHVECU10に設けられている。これに対し本実施形態では、作動判定部と充電許可部も電池ECU20に設けられている。
次に、図6中の符号(1)~(7)を参照しつつ、充電要求に対する駆動電流の出力制御(充電許可制御)について説明する。
先ず、車両のコネクタに充電器3を接続して充電の準備が整うと、充電器5は充電要求信号をHVECU10と電池ECU20の両方へ出力する(符号(1)参照)。HVECU10は、図1と同様にして、充電要求信号を受信すると第1充電許可信号を電池ECU20へ出力する(符号(2)参照)。
通信線モニタ部21aは、図1と同様にして、通信線30を通じて第1充電許可信号が制御回路22へ入力されているか否かを、モニタ配線24から入力される信号を用いて監視する(符号(3)参照)。通信線モニタ部21aにより第1充電許可信号が検知された場合には、図1と同様にして第2充電許可信号を出力する(符号(4)参照)。
これにより、第1充電許可信号と第2充電許可信号の両方が制御回路22に入力されることとなり、制御回路22がCHR指令を駆動回路23へ出力する(符号(5)参照)。その結果、駆動回路23から駆動電流が充電スイッチ2へ出力され、充電スイッチ2がオン作動して充電可能状態となる。
また、駆動回路23は、駆動電流を出力した場合にはCHRモニタ信号をマイコン21へ出力する(符号(6)参照)。作動モニタ部21bは、CHRモニタ信号がマイコン21へ送信されているか否かを判定する。
さて、図1の例では、論理矛盾が生じているものの通信線30が正常であれば充電を許可するにあたり、論理矛盾の判定をHVECU10が実行している。これに対し本実施形態では、上記論理矛盾の判定を電池ECU20が実行している。また、図1の例では、論理矛盾が生じている場合に実施される、作動判定部による判定と充電許可部による許可をHVECU10が実行している。これに対し本実施形態では、上記作動判定部による判定と充電許可部による許可を電池ECU20が実行している。
そのため、本実施形態では、通信線モニタ部21aと作動モニタ部21bによる各々のモニタ結果、つまり図1中の符号3a、6aに示す信号が、電池ECU20からHVECU10へ送信されていない。その替りに、電池ECU20で実行した作動判定部による判定の結果が、通信線31を通じて電池ECU20からHVECU10へ送信される(符号(6c)参照)。このように送信される判定結果は、要するに、CHR指令による接続が完了している旨の通知、或いは、接続が失敗している通知のいずれかである。接続完了通知である場合には、HVECU10は、充電要求に応じたCHR指令を、通信線31を通じて電池ECU20へ送信する。これにより、充電が継続される。
具体的には、電池ECU20のマイコン21が図7の処理を実行することで、「矛盾判定部」、「作動判定部」および「充電許可部」としての機能を発揮させている。これにより、矛盾判定部は、出力時論理矛盾が生じているか否かを判定する。
図7の処理は、電池ECU20のマイコン21が実行するものであり、所定の演算周期で繰り返し実行される。先ず、図2のステップS30では、充電器5からの充電要求の有無を判定する。充電要求が有ると判定された場合、続くステップS31にて第1充電許可信号が通信線モニタ部21aにより検知されたか否かを判定する。モニタ検知有りと判定された場合、続くステップS32において、第1充電許可信号によるHVECU10の指示に従い、CHR指令を出力して充電スイッチ2を接続させる。
一方、モニタ検知無しと判定された場合、その検知無し状態が一定時間継続したとステップS33で判定されれば、論理矛盾とみなしてステップS34の処理を実行する。検知無し状態が一定時間継続しなければ、ノイズ等により検知無し状態になっていたとみなしてステップS32の処理へ進み、HVECU10の指示に従い充電を許可させる。
ステップS34では、制御回路22へ第2充電許可信号を出力し、制御回路22が駆動回路23へのCHR指令を出力することを図る。続くステップS35では、CHR指令がオンになっているか否かを判定する。ステップS35の処理を実行している時のマイコン11は、論理矛盾が生じていると判定されている場合に、第2許可部から第2充電許可信号を出力させて、作動モニタ部21bによる検知が有るか否かを判定する「作動判定部」に相当する。
CHR指令がオンになっていると判定された場合、続くステップS36において、論理矛盾の原因が電池ECU20内部での断線であり、通信線30は正常であると判定する。さらにステップS36では、通信線30が正常の状態で論理矛盾異常が発生している旨の通知、つまりCHR指令による接続完了の通知信号をHVECU10へ送信する。これにより、論理矛盾異常が発生している状態のまま、充電モードが継続される。なお、図2と同様にして車両乗員への報知やメモリへの記憶もステップS36で実行する。
ステップS36の処理を実行している時のマイコン11は、作動判定部の判定結果により通信線30が正常であると確認された場合に、駆動回路23が充電スイッチ2をオン作動させて充電可能状態にすることを許可する「充電許可部」に相当する。
ステップS35にてCHR指令がオフと判定された場合、そのオフ状態が一定時間継続したとステップS37で判定されれば、ステップS38の処理を実行する。オフ状態が一定時間継続しなければ、ノイズ等によりオフ状態になっていたとみなしてステップS36の処理へ進み、充電モードを継続させる。
ステップS38では、論理矛盾異常の原因がECU間での通信線30の断線であると判定する。さらにステップS38では、通信線30異常が原因で論理矛盾異常が発生している旨の通知、つまりCHR指令による接続失敗の通知信号をHVECU10へ送信する。これにより、論理矛盾異常が発生していることに起因して、充電モードが停止される。なお、図2と同様にして車両乗員への報知やメモリへの記憶もステップS38で実行する。
以上により、本実施形態によっても上記第1実施形態と同様にして、通信線モニタ部21aの検知結果により論理矛盾と判定された場合には、第2充電許可信号を出力させる。この出力の結果、作動モニタ部21bによる検知が有れば、通信線30は正常であるとみなして充電可能状態にする。そのため、論理異常発生にともなう充電停止の機会を低減でき、異常発生後に所望の目的地まで走行不可となるおそれを抑制できる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態に係る矛盾判定部は、出力時論理矛盾が生じているか否かを判定する。これに対し、本実施形態に係る矛盾判定部は、停止時論理矛盾が生じているか否かを判定する。つまり、第1実施形態では、第1充電許可信号を出力しているにも拘らず通信線モニタ部21aによる検知が無い場合に、出力時論理矛盾と判定する。これに対し本実施形態では、第1充電許可信号を出力していないにも拘らず通信線モニタ部21aによる検知が有る場合に、停止時論理矛盾と判定する。そして、停止時論理矛盾と判定され、かつ、作動モニタ部21bによる検知が無いと作動判定部で判定された場合に、充電許可部は充電可能状態にする。
図8は、本実施形態における、ECU間の断線つまり通信線30の断線が理由で停止時論理矛盾異常になった場合の一例である。図8の例では、第1充電許可信号のオフを継続している期間に、固着異常が発生したt1時点で、第1充電許可信号のモニタ値がオンになり、停止時論理矛盾の異常が発生している。そして、t1時点から一定時間が経過したt2時点になっても、停止時論理矛盾となっている。そこで、t2時点で第2充電許可信号をオンにしてCHR指令をオンにさせている。そして、t2時点から一定時間が経過したt3時点になっても、CHRモニタ値はオフのままである。そのため、t3時点で論理矛盾異常のフラグをオンにして、充電要求の有無に拘らず充電を禁止させている。
図9は、ECU内の断線つまり通信線30は正常な状態で停止時論理矛盾異常になった場合の一例である。図9の例では、第1充電許可信号のオフを継続している期間に、固着異常が発生したt1時点で、停止時論理矛盾の異常が発生している。そして、t1時点から一定時間が経過したt2時点になっても、停止時論理矛盾となっているため、t2時点で第2充電許可信号をオンにしてCHR指令をオンにさせている。その結果、t4時点でCHRモニタ値がオフからオンに切り替わっている。そのため、論理矛盾異常のフラグをオフのままにして、充電要求に応じて充電を許可させている。具体的には、充電要求が生じたt6時点において、第2充電許可信号をオンにしてCHR指令をオンにさせている。
以上により、本実施形態では、第1充電許可信号を出力していないにも拘らず、通信線モニタ部21aによる検知が有る場合には、停止時論理矛盾が生じていると判定する。そして、停止時論理矛盾と判定され、かつ、作動モニタ部21bによる検知が有ると作動判定部で判定された場合に、充電可能状態にする。
停止時論理矛盾の異常が生じていても、通信線30が正常であれば、HVECU10による緊急停止が迅速に実行できる。この点に着目して、本実施形態では上述の如く充電を許可することで、停止時論理異常発生にともなう充電停止の機会を低減させている。これにより、異常発生後に所望の目的地まで走行不可となるおそれを抑制できる。
(他の実施形態)
以上、本開示の複数の実施形態について説明したが、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合わせることができる。そして、複数の実施形態及び変形例に記述された構成同士の明示されていない組み合わせも、以下の説明によって開示されているものとする。
上記第1実施形態では、充電許可部により充電可能状態にしている旨を、報知して記憶させているが、これらの報知と記憶の実施を廃止してもよい。
上記第1実施形態および第2実施形態では、矛盾判定部、作動判定部および充電許可部の3つが、HVECU10および電池ECU20のいずれか一方に設けられている。これに対し、上記3つの各々が任意のECUに設けられていてもよい。
上記第1実施形態および第2実施形態に係る充電制御装置では、出力時論理矛盾が発生した場合の対処として制御を実行している。また、上記第3実施形態に係る充電制御装置では、停止時論理矛盾が発生した場合の対処として制御を実行している。そして、これらの実施形態を組み合わせて、出力時論理矛盾および停止時論理矛盾の両方に対処するように制御を実行してもよい。
1 バッテリ、 10 機電制御装置、 11 第1許可部、 2 充電スイッチ、 20 電池制御装置、 21 第2許可部、 21a 通信線モニタ部、 21b 作動モニタ部、 22 制御部、 30 通信線、 5 充電器、 S13 矛盾判定部、 S15 作動判定部、 S16 報知部、 S17 充電許可部、 S31 矛盾判定部、 S35 作動判定部、 S36 充電許可部。

Claims (8)

  1. 車両走行用の電動機に電力を供給するバッテリ(1)と、充電器(5)と前記バッテリとの通電オンオフを切り替える充電スイッチ(2)とを備える車両に搭載され、前記充電スイッチのオンオフ作動を制御する充電制御装置であって、
    第1充電許可信号と第2充電許可信号の両方が自身に入力されていることを条件として、前記充電スイッチをオン作動させる制御部(22)と、
    充電要求の発生に起因して、前記第1充電許可信号を前記制御部へ出力する第1許可部(11)と、
    前記第1許可部から出力された前記第1充電許可信号を送信する通信線(30)と、
    前記通信線により送信される信号を監視して、前記第1充電許可信号の送信が有ったことを検知する通信線モニタ部(21a)と、
    前記通信線モニタ部により前記第1充電許可信号の送信が検知された場合に、前記第2充電許可信号を前記制御部へ出力する第2許可部(21)と、
    前記充電スイッチがオン作動していることを検知する作動モニタ部(21b)と、
    前記第1許可部からの前記第1充電許可信号の出力有無と、前記通信線モニタ部による検知有無とが一致していない論理矛盾が生じているか否かを判定する矛盾判定部(S13、S31)と、
    前記論理矛盾が生じていると判定されている場合に、前記第2許可部から前記第2充電許可信号を出力させて、前記作動モニタ部による検知が有るか否かを判定する作動判定部(S15、S35)と、
    前記作動判定部により検知があると判定された場合には、前記制御部が前記充電スイッチをオン作動させて充電可能状態にすることを許可する充電許可部(S17、S36)と、
    を備える充電制御装置。
  2. 前記矛盾判定部は、前記第1許可部が前記第1充電許可信号を出力しているにも拘らず、前記通信線モニタ部による検知が無い場合には、前記論理矛盾の1つである出力時論理矛盾が生じていると判定し、
    前記充電許可部は、前記出力時論理矛盾と前記矛盾判定部で判定され、かつ、前記作動モニタ部による検知が有ると前記作動判定部で判定された場合に、前記通信線を正常とみなして前記許可を行う、請求項1に記載の充電制御装置。
  3. 前記矛盾判定部は、前記第1許可部が前記第1充電許可信号を出力していないにも拘らず、前記通信線モニタ部による検知が有る場合には、前記論理矛盾の1つである停止時論理矛盾が生じていると判定し、
    前記充電許可部は、前記停止時論理矛盾と前記矛盾判定部で判定され、かつ、前記作動モニタ部による検知が有ると前記作動判定部で判定された場合に、前記通信線を正常とみなして前記許可を行う、請求項1または2に記載の充電制御装置。
  4. 前記第1充電許可信号と前記第2充電許可信号の両方が前記制御部に入力されている状態から、前記両方が入力されていない状態に切り替わった場合に、前記制御部は前記充電スイッチをオフ作動させる、請求項1~3のいずれか1つに記載の充電制御装置。
  5. 前記充電許可部により充電可能状態にしている旨を報知する報知部(S16)を備える、請求項1~4のいずれか1つに記載の充電制御装置。
  6. 前記車両に搭載された内燃機関の出力状態および前記電動機の出力状態を制御する機電制御装置(10)と、
    前記バッテリの充電状態を適正状態にするよう、前記バッテリへの充放電を制御する電池制御装置(20)と、
    を備え、
    前記第1許可部は前記機電制御装置に設けられ、前記第2許可部は前記電池制御装置に設けられている、請求項1~5のいずれか1つに記載の充電制御装置。
  7. 前記矛盾判定部は前記機電制御装置に設けられている、請求項6に記載の充電制御装置。
  8. 前記矛盾判定部は前記電池制御装置に設けられている、請求項6に記載の充電制御装置。
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