JP7199852B2 - 高周波電源及び磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

高周波電源及び磁気共鳴イメージング装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、高周波電源及び磁気共鳴イメージング装置に関する。
磁気共鳴イメージング装置におけるRFアンプ(高周波電源)において、FET(Field Effect Transistor)が増幅回路(増幅器)に用いられる場合がある。このような場合、典型的には、増幅回路はAB級で使用されるため、定格出力電力付近で、電力効率が良くなるように回路が調整される。
しかしながら、出力信号の大きさが、定格出力を大きく下回る場合、高周波電源の電力効率が低下する場合があった。
特開2017-158883号公報
本発明が解決しようとする課題は、電力効率を改善することである。
実施形態に係る高周波電源は、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号を増幅し高周波コイルに供給する高周波電源であって、増幅器と、制御部とを備える。増幅器は、入力信号を増幅して増幅信号を出力する。制御部は、増幅器が入力信号の増幅に用いる電源電圧を、入力信号の大きさに応じて変化させる。
図1は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の一例を示した図である。 図2は、比較例に係る高周波電源の一例を示した図である。 図3は、実施形態に係る背景について説明した図である。 図4は、実施形態に係る背景について説明した図である。 図5は、実施形態に係る高周波電源の一例を示した図である。 図6は、実施形態に係る高周波電源の行う処理の一例について示した図である。 図7は、実施形態に係る高周波電源の行う処理の一例を示したフローチャートである。
(実施形態)
図1を用いて、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置の全体構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100のブロック図である。
図1に示すように、磁気共鳴イメージング装置100は、静磁場磁石101と、傾斜磁場コイル102と、傾斜磁場電源103と、寝台104と、寝台制御回路105と、送信コイル106と、送信回路107と、受信コイル108と、受信回路109と、シーケンス制御回路110と、計算機システム120と、高周波電源1とを備える。なお、磁気共鳴イメージング装置100に被検体P(例えば、人体)は含まれない。
静磁場磁石101は、中空の円筒形状に形成された磁石であり、内部の空間に一様な静磁場を発生する。静磁場磁石101は、例えば、永久磁石、超伝導磁石等である。
傾斜磁場コイル102は、中空の円筒形状に形成されたコイルであり、静磁場磁石101の内側に配置される。傾斜磁場コイル102は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、傾斜磁場電源103から個別に電流を受けて、X,Y,Zの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生させる。なお、Z軸方向は、静磁場と同方向とする。また、Y軸方向は、鉛直方向とし、X軸方向は、Z軸及びY軸に垂直な方向とする。
なお、傾斜磁場コイル102によって発生するX,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Ge、及びリードアウト用傾斜磁場Grを形成する。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じてMR信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じてMR信号の周波数を変化させるために利用される。
傾斜磁場電源103は、傾斜磁場コイル102に電流を供給する。
寝台104は、被検体Pが載置される天板104aを備え、寝台制御回路105による制御のもと、天板104aを、被検体Pが載置された状態で撮像口内へ挿入する。通常、寝台104は、長手方向が静磁場磁石101の中心軸と平行になるように設置される。寝台制御回路105は、計算機システム120による制御のもと、寝台104を駆動して天板104aを長手方向及び上下方向へ移動する。
送信コイル106は、傾斜磁場コイル102の内側に配置され、送信回路107からRF(Radio Frequency)パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。送信回路107は、対象とする原子核の種類及び磁場の強度で決まるラーモア周波数に対応するRFパルスを送信コイル106に供給する。
受信コイル108は、傾斜磁場コイル102の内側に配置され、高周波磁場の影響によって被検体Pから発せられるMR信号を受信する。受信コイル108は、MR信号を受信すると、受信したMR信号を受信回路109へ出力する。例えば、受信コイル108は、1以上、典型的には複数のコイルエレメントを有するコイルアレイである。
受信回路109は、受信コイル108から出力されるMR信号に基づいてMRデータを生成する。具体的には、受信回路109は、受信コイル108から出力されるMR信号に対して、前置増幅、中間周波変換、位相検波、低周波増幅、フィルタリング等の各種信号処理を施した後、各種信号処理が施されたデータに対してアナログ/デジタル変換する。これにより、受信回路109は、デジタル化された複素数データであるMRデータを生成する。受信回路109が生成したMRデータは、生データとも呼ばれる。
また、受信回路109は、生成したMRデータをシーケンス制御回路110へ送信する。なお、受信回路109は、静磁場磁石101や傾斜磁場コイル102等を備える架台装置側に備えられていてもよい。
ここで、第1の実施形態において、受信コイル108の各コイルエレメントから出力されるMR信号は、適宜分配合成されることで、チャネル等と呼ばれる単位で受信回路109に出力される。このため、MRデータは、受信回路109以降の後段の処理においてチャネル毎に取り扱われる。
コイルエレメントの総数とチャネルの総数との関係は、同一の場合もあれば、コイルエレメントの総数に対してチャネルの総数が少ない場合、あるいは反対に、コイルエレメントの総数に対してチャネルの総数が多い場合もある。なお、分配合成のタイミングは、上述したタイミングに限られるものではない。MR信号若しくはMRデータは、後述する画像生成機能122による処理の前までに、チャネル単位に分配合成されればよい。
シーケンス制御回路110は、計算機システム120から送信される撮像シーケンスの情報に基づいて、傾斜磁場電源103、送信回路107及び受信回路109を駆動することによって、被検体Pの撮像を行う。
撮像シーケンスとは、磁気共鳴イメージング装置100による検査に含まれる複数のプロトコルそれぞれに対応するパルスシーケンスを指す。撮像シーケンスの情報には、傾斜磁場電源103が傾斜磁場コイル102に供給する電源の強さや電源を供給するタイミング、送信回路107が送信コイル106に送信するRFパルスの強さやRFパルスを印加するタイミング、受信回路109がMR信号を検出するタイミング等が定義される。
なお、シーケンス制御回路110は、傾斜磁場電源103、送信回路107及び受信回路109、シムコイル電源等を駆動して被検体Pを撮像した結果、受信回路109からMRデータを受信すると、受信したMRデータを計算機システム120へ転送する。なお、シーケンス制御回路110は、制御部の一例である。
計算機システム120は、磁気共鳴イメージング装置100の全体制御や、データ収集、画像生成等を行う。計算機システム120は、処理回路150、メモリ123、入力装置124、ディスプレイ125を備える。また、処理回路150は、インタフェース機能121、画像生成機能122、制御機能126を有する。
インタフェース機能121、画像生成機能122、制御機能126にて行われる各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態でメモリ123へ記憶されている。処理回路150はプログラムをメモリ123から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読みだした状態の処理回路150は、図1の処理回路150内に示された各機能を有することになる。なお、図1においては単一の処理回路150にて、インタフェース機能121、画像生成機能122、制御機能126にて行われる処理機能が実現されるものとして説明したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路150を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより機能を実現するものとしても構わない。
換言すると、上述のそれぞれの機能がプログラムとして構成され、1つの処理回路が各プログラムを実行する場合であってもよいし、特定の機能が専用の独立したプログラム実行回路に実装される場合であってもよい。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサはメモリ123に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、メモリ123にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、寝台制御回路105、送信回路107、受信回路109、後述する高周波電源1(例えば、図5の制御回路1z、増幅器1d、算出回路1a、調整回路1b、スイッチング電源1c)等も同様に、上記のプロセッサなどの電子回路により構成される。
処理回路150は、インタフェース機能121により、撮像シーケンスの情報をシーケンス制御回路110へ送信し、シーケンス制御回路110からMRデータを受信する。また、処理回路150は、インタフェース機能121を通じて、MRデータを受信すると、受信したMRデータをメモリ123に格納する。
処理回路150は、画像生成機能122により、インタフェース機能121を通じて受信したMRデータや、メモリ123に保管されたデータを用いて、画像の生成を行う。なお、処理回路150は、画像生成機能122によって得られた画像を、必要に応じてディスプレイ125やメモリ123に送信する。
処理回路150は、制御機能126により、磁気共鳴イメージング装置100の全体制御を行う。例えば、処理回路150は、制御機能126により、入力装置124を介して操作者から入力される撮像条件に基づいて撮像シーケンスの情報を生成し、生成した撮像シーケンスの情報をシーケンス制御回路110に送信することによって撮像を制御する。
メモリ123は、処理回路150がインタフェース機能121を通じて受信したMRデータや、画像生成機能122により生成された画像データ等を記憶する。例えば、メモリ123は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等である。
入力装置124は、操作者からの各種指示や情報入力を受け付ける。入力装置124は、例えば、マウスやトラックボール等のポインティングデバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスである。
ディスプレイ125は、処理回路150における制御機能126による制御のもと、画像データ等の各種の情報を表示する。ディスプレイ125は、例えば、液晶表示器等の表示デバイスである。
高周波電源1は、計算機システム120、シーケンス制御回路110及び送信回路107等に接続され、計算機システム120から受信した命令や、シーケンス制御回路110から受信したシーケンスに関する情報に基づいて、RFパルスを生成し、生成したRFパルスを送信回路107に送信する回路である。高周波電源1の詳細については、図5及び図6を用いて後述する。
続いて、実施形態に係る背景について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、比較例に係る高周波電源の一例を示した図である。
比較例に係る高周波電源10(RFアンプ)は、交流電源の供給を受けて増幅器10dの入力端子10gに、ドレイン電圧Vddを供給する定電圧型のスイッチング電源10cと、ドレイン電圧Vddが供給された状態で、入力端子10fから入力されたRF信号を増幅し出力端子10hに出力する増幅器10dを備える。増幅器10dは、例えばFET(Field Effect Transistor)を用いたプッシュプル型の増幅器を用いて構成され、典型的には、AB級で使用される。高周波電源10の入力端子10eは、シーケンス制御回路110の出力端子110aと接続され、高周波電源10は、入力端子10eを通じて、シーケンス制御回路110から、増幅器10dで信号増幅が行われる前の入力信号を取得する。また、高周波電源10の出力端子10iは、送信コイル106の入力端子106aと接続され、高周波電源10は、出力端子10iを通じて、増幅器10dで信号増幅が行われた後の増幅信号を送信コイル106に出力する。
しかしながら、比較例においては、例えば増幅器10dにおいて増幅にFETが使用される場合、FETの出力インピーダンスは、出力端子10hに出力する電力により変化する。また、増幅器10dは、通常AB級での増幅が行われるため、定格出力付近で電力効率が良くなるように回路全体が設計される。このため、増幅器10dの入力端子10fに入力される入力信号の大きさによらず、一定のドレイン電圧Vddが、例えば増幅器10dのプッシュプル型の増幅回路に供給されていた。このため、電力効率という観点で考えると、出力が定格出力を大きく下回る場合、供給されるドレイン電圧Vddが過剰であるために、電力効率が低下する。例えばCEST(chemical exchange saturation transfer)や、CASL(Continuous Arterial Spin Labeling)等のパルスシーケンスでは、比較的印加時間の長いRFパルスが印加されるため、RFアンプへの負荷が比較的高く、従って電力効率が高いことが望ましい。また、電力効率を改善することは、高周波電源10自体の発熱抑制にもつながることから、この点でも、電力効率を改善することが望ましい。
図3は、実施形態に係る背景について説明した図であり、グラフ2は、高周波電源10の出力端子10iに出力される電力RFOUTと、増幅器10dの入力端子10gに供給されるドレイン電圧Vddとの関係を示している。グラフ2からもわかるように、単位ドレイン電圧VddあたりのRFOUT(RFOUT/Vdd)の値は、出力される電力RFOUTが大きい場合には比較的大きくなるが、RFOUTが小さくなるときには小さくなる。従って、電力効率は、出力電力RFOUTの低下とともに低下する。
図4は、実施形態に係る背景について説明した図である。グラフ3は、比較例における高周波電源10における、高周波電源10の出力端子10iに出力される電力RFOUTと、電力効率との関係を示している。グラフ3からもわかるように、比較例においては、電力RFOUTが小さくなる領域において、電力効率が低下する。一方、例えばグラフ4で示されるように、電力RFOUTが小さくなっても、電力効率が低下しないような構成をとる場合、定格電力から離れた領域においても電力効率が低下しない。
図5を用いて、実施形態に係る高周波電源1及び磁気共鳴イメージング装置100の構成について説明する。図5は、実施形態に係る高周波電源の一例を示した図である。
図5に示されるように、実施形態に係る高周波電源1は、増幅器1dと、制御回路1zとを有する。前述した通り、高周波電源1は、計算機システム120、シーケンス制御回路110及び送信回路107等に接続され、計算機システム120から受信した命令や、シーケンス制御回路110から受信したシーケンスに関する情報に基づいて、RFパルスを生成し、生成したRFパルスを、送信回路107を介して送信コイル106に送信する。例えば、高周波電源1の入力端子1eと、シーケンス制御回路110の出力端子110aと接続され、高周波電源1は、シーケンス制御回路110から、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号を取得する。また、高周波電願1の出力端子1iは、送信回路107を介して送信コイル106の入力端子106aと接続され、高周波電源1は、送信コイル106に、送信回路107を介して、増幅器1dにより増幅された入力信号である増幅信号を、送信コイル106に出力する。いわゆるRFアンプは、高周波電源1の一例である。
増幅器1dは、FET等のトランジスタに代表される増幅素子を用いた増幅機構を含む電子回路、例えばFETのプッシュプル型増幅回路を含んだ電子回路により構成され、所定の電圧が印加された状態で、入力信号を増幅して増幅信号を出力する。
具体的には、増幅器1dは、制御回路1zから制御を受けながら、所定の電圧が増幅器1dの入力端子1gに印加された状態で、入力端子1fに入力された入力信号を増幅して、得られた信号である増幅信号を出力端子1hに出力する。例えば、増幅器1dがプッシュプル型増幅回路を含んだ電子回路により構成される場合、制御回路1zは、入力端子1gに、ドレイン電圧Vddを印加する。ここで、かかるドレイン電圧Vddは、パルスシーケンスの実行中に、動的に変化する。すなわち、制御回路1zから入力端子1gにドレイン電圧Vddが動的に変化させられながら印加された状態で、増幅器1dは、入力端子1fに入力された入力信号を増幅して、増幅信号を出力端子1hに出力する。
なお、増幅器1dのゲイン、すなわち入力信号の大きさに対する増幅信号の大きさの比は、制御回路1zが印加する電圧の値によらず、おおむね一定となる。すなわち、ドレイン電圧Vddが、入力信号の大きさに対して必要なドレイン電圧を上回っている場合、増幅器1dは、入力端子1fに入力された入力信号を、一定の増幅率で増幅して増幅信号を出力端子1hに出力する。
ここで、制御回路1zが、入力端子1gに印加されるドレイン電圧Vddの制御を行わない場合であって入力信号が小さい場合、ドレイン電圧Vddが、入力信号の大きさに対して必要なドレイン電圧に比べて過大になる。従って、電力効率の低下につながる。かかる背景に鑑みて、制御回路1zは、増幅器1dが入力信号の増幅に用いる電源電圧を、入力信号の大きさに応じて、パルスシーケンスの実行中に動的に変化させる。例えば、制御回路1zは、入力端子1gに印加するドレイン電圧Vddが、入力端子1fに入力される入力信号の大きさに対して必要なドレイン電圧と比べて過大にならないように、増幅器1dが入力信号の増幅に用いるドレイン電圧Vddを、入力端子1fに入力される入力信号の大きさに応じて変化させる。このように、制御回路1zが、電源電圧を、入力信号の大きさに応じて、パルスシーケンスの実行中に動的に変化させることで、消費電力の低減を実現することができる。
制御回路1zは、各種電子回路やプロセッサ等により構成され、増幅器1dが入力信号の増幅に用いる電源電圧を、入力信号の大きさに応じて変化させるための回路である。制御回路1zは、算出回路1a、調整回路1b、スイッチング電源1cを有する。ここで、「プロセッサ」という文言は、前述のように、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。算出回路1a、調整回路1b等は、各種電子部品で構成されてもよいし、このようなプロセッサ等により構成されてもよい。
なお、制御回路1zまたは算出回路1a、調整回路1b等は、図示しないメモリに保存されたプログラムを読み出し実行することで、その機能を実現してもよい。また、メモリにプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。また、単一の処理回路がこれらの回路の機能を実現してもよいし、複数の独立したプロセッサを組み合わせてこれらの回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することによりこれらの回路の機能を実現するものとしても構わない。
なお、制御回路1zは、制御部(電源制御部)の一例である。
算出回路1aは、これらの電子回路またはプロセッサにより構成されて、シーケンス制御回路110から様々な情報を取得し、取得した情報に基づいて、送信コイル106に出力される信号の出力強度が、パルスシーケンスを実行するために必要な出力強度以上の強度となるように、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧を算出する。
ここで、算出回路1aがシーケンス制御回路110から取得する情報は、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報を含む情報であり、例えば、各時刻における印加すべき高周波磁場の波高値の情報を含む情報である。加えて、任意的要素として、算出回路1aがシーケンス制御回路110から取得する情報は、パルス幅等の情報を含んでもよい。加えて、算出回路1aは、シーケンス制御回路110から、実行するパルスシーケンスのシーケンス名や、実行されるパルスシーケンスがプリスキャンとして実行されるものか出力対象の画像を得るためのイメージングスキャンとして実行されるものであるかの別に係る情報等を、加えて取得してもよい。
算出回路1aは、このようにシーケンス制御回路110から取得した情報に基づいて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の大きさを算出する。
増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧を算出回路1aが算出する第1の方法として、算出回路1aは、シーケンス制御回路110から取得した、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報をもとに、高周波磁場の波高値と、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧(供給電圧)との関係式に基づいて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の大きさを算出する。すなわち、制御回路1zは、高周波磁場の波高値に基づいて、電源電圧を変化させる。例えば、算出回路1aは、シーケンス制御回路110から取得した、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報をもとに、入力される高周波磁場の波高値h(振幅または電圧)を算出する。なお、以下では、入力される高周波磁場の波高値hとして、増幅器1dで増幅前の高周波磁場の波高値を用いる場合について説明する。続いて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧Vの値は、入力される高周波磁場の波高値hの二乗に概ね比例することから、定格出力の場合に入力される高周波磁場の波高値をhとして、定格出力の場合に増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧をVとすると、算出回路1aは、例えば、V=V×(h/h02の関係式により、高周波磁場の波高値hに基づいて、電源電圧Vの値を算出する。
また、算出回路1aが増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を算出する第2の方法として、算出回路1aは、増幅器1dの入力端子1fに入力される入力信号の大きさ(波高値)と電源電圧(ドレイン電圧Vdd)との関係とを示すテーブルを取得することにより、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の大きさを算出する。すなわち、制御回路1zは、増幅器1dの入力端子1fに入力される入力信号の大きさと電源電圧との関係とを示すテーブルを取得することにより、入力信号の大きさに応じて電源電圧を変化させる。図6は、実施形態に係る高周波電源の行う処理の一例について示した図であり、図6に、かかるテーブルの一例が示されている。図6のテーブルは、増幅器1dの入力端子1fに入力される、増幅前の高周波磁場の波高値hと、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべきドレイン電圧Vddとの値とを表すテーブルであり、増幅器1dに入力される入力信号の大きさと、増幅器1dに印加される電源電圧との関係を示すテーブルの一例である。例えば、波高値が「0.8h」の場合、供給されるべき電源電圧の値は「0.65V」となり、波高値が「0.9h」の場合、供給されるべき電源電圧の値は「0.8V」となり、波高値が「1.0h」の場合、供給されるべき電源電圧の値は「1.0V」となる。
ここで、かかるテーブルは、例えば図示しないメモリ又は計算機システム120の有するメモリ123に記憶されて保存されている。算出回路1aは、当該図示しないメモリまたは計算機システム120の有するメモリ123に記憶されているテーブルを取得し、取得したテーブルと、シーケンス制御回路110から取得した情報に基づいて算出された高周波磁場の波高値の値とに基づいて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を算出する。例えば、算出回路1aは、シーケンス制御回路110から取得した情報に基づいて算出された高周波磁場の波高値が「0.9h」である場合、供給されるべき電源電圧の値を、「0.8V」として、算出する。また、算出回路1aは、シーケンス制御回路110から取得した情報に基づいて算出された高周波磁場の波高値が「0.95h」である場合、波高値が「0.9h」であるテーブルと、波高値が「1.0h」であるテーブルとの間で線形補間を行うことにより、供給されるべき電源電圧の値を、「((0.95h-0.90h)×1.0V+(1.0h-0.95h)×0.8V)/(1.0h-0.9h)=0.9V」として取得する。
また、算出回路1aが増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を算出する第3の方法として、算出回路1aは、被検体に高周波磁場を印加して得られたデータに基づいて決定された条件に基づいて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の大きさを算出する。このことにより、制御回路1zは、入力信号の大きさに加え、更に被検体に高周波磁場を印加して得られたデータに基づいて決定された条件に基づいて、増幅器1dに印加される電源電圧を変化させる。すなわち、実行するパルスシーケンスにおいて印加すべき高周波磁場の出力の大きさは、被検体ごとに若干の違いが出るため、シーケンス制御回路110は、あらかじめ撮像を行う被検体に対して予備的な撮像を行い、行った予備的な撮像の結果に更に基づいて、算出回路1aが、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を算出する。すなわち、シーケンス制御回路110は、予備的な撮像を行い、被検体に高周波磁場を印加して、印加すべき電源電圧を決定するためのデータを収集する。算出回路1aは、シーケンス制御回路110が収集したデータに基づいて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の大きさを算出する。一例として、算出回路1aは、シーケンス制御回路110が収集したデータに基づいて、被検体の体厚を算出し、算出した被検体の体厚に基づいて、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の大きさを算出する。例えば、算出回路1aは、算出した被検体の体厚が大きい場合、RFパルスの出力が大きい方が望ましいから、算出した被検体の体厚が小さい場合と比較して、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値として、大きな値を設定する。別の例として、算出回路1aは、高周波磁場の波高値hに基づいて算出した、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧に対して、被検体に対して行った予備的な撮像の結果に基づいて補正を行って、補正後の値を、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧とする。
また、算出回路1aは、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を算出するにあたって、実行するパルスシーケンスの種類などを加味してもよい。例えば、シーケンス制御回路110が実行するパルスシーケンスがCEST(Chemical Exchange Saturation Transfer)やCASL(Continous Arterial Spin Labeling)である場合には、比較的印加時間の長いRFパルスが印加されるので、高周波電源1に対する負荷は大きくなる。従って、算出回路1aは、シーケンス制御回路110が実行するパルスシーケンスがCESTやCASLである場合には、シーケンス制御回路110が実行するパルスシーケンスがその他のパルスシーケンスである場合と比較して、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を大きい値に算出する。
続いて、調整回路1b及びスイッチング電源1cについて説明する。
調整回路1bは、算出回路1aと同様に、各種電子回路またはプロセッサにより構成されて、算出回路1aからの情報を取得して、スイッチング電源1cの電圧値を調整する。具体的には、調整回路1bは、算出回路1aから、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき電源電圧の値を取得して、スイッチング電源1cが、増幅器1dの入力端子1gに当該電源電圧を供給するために、スイッチング電源1cに入力される電圧値を調整する。
スイッチング電源1cは、交流信号を入力として安定した直流信号を出力する電源装置である。一例として、スイッチング電源1cは、入力された交流信号を整流する整流ブリッジと、平滑化のための一次側のコンデンサと、スイッチングを繰り返すことにより高周波の交流を発生されるスイッチング素子と、スイッチング素子で発生した交流を二次側に伝達するための高周波トランスと、二次側の整流ダイオード及び平滑化コンデンサとで構成され、入力された交流信号に対して、所望の直流電圧を供給する。具体的には、スイッチング電源1cは、調整回路1bから取得した、スイッチング電源1cに入力される電圧値の交流を入力として、算出回路1aが算出した、増幅器1dの入力端子1gに供給されるべき値の電源電圧を、入力端子1gに供給する。
以上述べた処理の流れが、図7に示されている。図7は、実施形態に係る高周波電源の行う処理の一例を示したフローチャートである。
まず、算出回路1aは、シーケンス制御回路110から、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号に係る情報を受信し取得する(ステップS100)。算出回路1aは、ステップS100においてシーケンス制御回路110から取得した入力信号に係る情報に基づいて、RFパルスの波高レベルを算出する(ステップS110)。ここで、算出回路1aがシーケンス制御回路110から取得した入力信号に係る情報は、シーケンス制御回路110からアナログデータまたはデジタルデータとして入力される。続いて、算出回路1aは、算出したRFパルスの波高レベルに基づいて、前述した電源電圧の算出方法を用いることにより、増幅器1dの入力端子1gへの供給電圧(電源電圧)を算出する(ステップS120)。調整回路1bは、ステップS120において算出回路1aが算出した電源電圧の値に基づいて、スイッチング電源1cの制御を行う。スイッチング電源1cは、調整回路1bの制御に基づいて、増幅器1dの入力端子に電源電圧を供給する(ステップS130)。このようにして、制御回路1zは、増幅器1dが入力端子1fに入力される入力信号の増幅に用いる電源電圧を、入力信号の大きさに応じて、例えば高周波磁場の波高値hに基づいて、変化させる。
一方、増幅器1dは、シーケンス制御回路110から、入力端子1eを通じて、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号の信号入力を受け付ける(ステップS140)。かかる入力信号は、シーケンス制御回路110から、アナログデータまたはデジタルデータとして入力される。
増幅器1dは、入力端子1fにステップS130で定められた電源電圧が印加された状態で、入力端子1eに入力された入力信号を増幅して増幅信号を出力する(ステップS150)。高周波電源1は、送信回路107を介して、送信コイル(高周波コイル)106に対して、ステップS150で増幅された信号を出力し、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号を増幅しRFコイルに供給する(ステップS160)。
以上のように、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100は、シーケンス制御回路110と、増幅器1dと、制御回路1z(電源制御部)とを備える。シーケンス制御回路110は、高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号を増幅器1dに出力する。増幅器1dは、シーケンス制御回路110から入力された入力信号を増幅した増幅信号を高周波コイル(送信コイル106)に供給する。制御回路1zは、増幅器1dが入力信号の増幅に用いる電源電圧Vddを、入力信号の大きさに応じて変化させる。
このように、実施形態に係る高周波電源1や磁気共鳴イメージング装置100においては、定格出力から離れた領域において消費電力が抑制されることにより、消費電力の低減や、発熱を抑制することができる。
実施形態は上述の例に限られない。
例えば、算出回路1aが、高周波磁場の波高値hとして、増幅前の高周波磁場の波高値を用いる場合について説明したが、実施形態はこれに限られず、算出回路1aは、高周波磁場の波高値hとして、増幅後の高周波磁場の波高値を用いてもよい。
また、増幅器1dの構成について、FETのプッシュプル型増幅回路を用いて増幅器1dが構成される場合について説明したが、増幅器1dの構成は、上述の例に限られない。増幅器1dは、例えば単一のFETによる増幅を行う回路等、プッシュプル型増幅回路以外の電子回路を用いて行われてもよく、また、FET以外の増幅素子を用いた電子回路を用いて構成されてもよい。
また、電源として、スイッチング電源1cを用いる場合について説明したが、実施形態はこれに限られない。実施形態においては、スイッチング電源1c以外の種類の電源を用いてもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、電力効率を改善することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 高周波電源
1a 算出回路
1b 調整回路
1c スイッチング電源
1d 増幅器
1z 制御回路
110 シーケンス制御回路

Claims (7)

  1. 高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号を増幅し高周波コイルに供給する高周波電源であって、
    前記入力信号を増幅して増幅信号を出力する増幅器と、
    前記増幅器が前記入力信号の増幅に用いる電源電圧を、パルスシーケンスの実行中に前記入力信号の大きさに応じて動的に変化させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、入力される前記高周波磁場の波高値と、定格出力の場合に入力される前記高周波磁場の波高値とに基づいて前記電源電圧を変化させる、高周波電源。
  2. 前記制御部は、更に被検体に高周波磁場を印加して得られたデータに基づいて決定された条件に基づいて、前記電源電圧を変化させる、請求項1に記載の高周波電源。
  3. 前記制御部は、前記入力信号の大きさと前記電源電圧との関係とを示すテーブルを取得することにより、前記入力信号の大きさに応じて前記電源電圧を変化させる、請求項1に記載の高周波電源。
  4. 前記入力信号は、シーケンス制御部からアナログデータまたはデジタルデータとして入力される、請求項1に記載の高周波電源。
  5. 前記制御部は、更に前記定格出力の場合に入力端子に供給されるべき前記電源電圧
    に基づいて前記電源電圧を変化させる、請求項1に記載の高周波電源。
  6. 高周波磁場の印加タイミングと波形の情報とを含む入力信号を増幅器に出力するシーケンス制御部と、
    前記シーケンス制御部から入力された前記入力信号を増幅した増幅信号を高周波コイルに供給する増幅器と、
    前記増幅器が前記入力信号の増幅に用いる電源電圧を、パルスシーケンスの実行中に前記入力信号の大きさに応じて動的に変化させる電源制御部と
    を備え、
    前記電源制御部は、入力される前記高周波磁場の波高値と、定格出力の場合に入力される前記高周波磁場の波高値とに基づいて前記電源電圧を変化させる、磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記電源制御部は、被検体に高周波磁場を印加して得られたデータに基づいて決定された条件に基づいて、前記電源電圧を変化される、請求項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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