JP7199653B2 - 樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤 - Google Patents

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Description

本発明は、樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤に関する。
イヌやネコといった飼育動物の皮膚にノミ、ダニ等の外部寄生虫が寄生すると、動物の免疫力及び体力が低下するおそれがあるため、殺虫剤を含む液剤を動物の体表に滴下することで、寄生虫を駆除する方法が広く用いられている。
例えば、特許文献1や特許文献2に開示される、害虫駆除有効成分および特定の溶剤を含む寄生虫を駆除する組成物を、特許文献2に開示される図1~3の容器に封入して動物の体表に滴下する、スポットオンと呼ばれる処理方法がとられている。
特開2001-158709 特開2004-331563
このような処理方法においては、飼い主が飼育動物の毛をかき分けた状態で、動物の体表に極微量の駆除剤を滴下、または塗布し、体表上で駆除剤を拡散させる必要があるため、樹脂製容器入り駆除剤の操作性が重要である。そこで本発明者らは、効果的に駆除剤を飼育動物の体表に滴下できるように、外部寄生虫駆除剤の物性と樹脂製容器の構造面から鋭意検討を進め、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち本発明の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤の構成としては、
〔1〕外部寄生虫駆除剤が樹脂製容器に収納されてなる樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤において、B型粘度計を用いて測定される前記外部寄生虫駆除剤の粘度(mPa・s)と、前記樹脂製容器の口部の内径(mm)との比が1~30であって、かつ、胴部中央の硬度が35~90であることを特徴とする樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤。
〔2〕前記樹脂製容器の口径の内径が、1~5mmであることを特徴とする〔1〕に記載の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤。
〔3〕前記外部寄生虫駆除剤の粘度が1~50mPa・sであることを特徴とする〔1〕または〔2〕に記載の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤。
〔4〕前記外部寄生虫駆除剤の有効成分が、ピレスロイド系殺虫剤および/または昆虫成長制御剤を含有することを特徴とする〔1〕~〔3〕に記載の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤。
本発明によれば、簡便な操作で、効果的に外部寄生虫駆除剤を動物の体表に滴下し、拡散することができる。
第1実施形態の樹脂製容器 第2実施形態の樹脂製容器
〔樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤〕
本発明の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤は、外部寄生虫駆除剤が樹脂製容器に収納されたものであり、容器本体部の胴部を指で押し潰し圧力を加えることで、容器の突出部に設けられた口部から外部寄生虫駆除剤を外部に排出することができる。
〔樹脂製容器〕
本発明の樹脂製容器の一実施形態について、以下に図面に基づいて説明する。
図1に示す樹脂製容器は、内部に外部寄生虫駆除剤を収容するための空間部を有する容器本体部1と、容器本体部の頂部に設けられた口部を閉塞する蓋部2からなり、容器本体部1と蓋部2が連結している。
容器本体部1は、例えば、チューブ状に形成されており、胴部3と、一方の端部側(上端側)に設けられた肩部4、該容器本体部に収容された外部寄生虫駆除剤を外部に排出する流通路を形成する筒状の突出部5と、突出部5の頂部に薬剤を排出する口部とを備える。該容器本体部は、外部寄生虫駆除剤を収容した後、一方の端部側(下端側)を偏平にて圧潰し、熱シールにて閉塞することで、内部に外部寄生虫駆除剤を収容した状態で密封される。
容器本体部1の長さ、すなわち下端部から外部寄生虫駆除剤を排出する口部までの長さは、特に限定されないが、例えば、30~100mmが好ましい。長さが30mm未満であると小さすぎて手に収まりにくく、100mmを超えると操作性が低下し、滴下対象に正確に滴下しにくい場合がある。
容器本体部1の最大幅は、特に限定されないが、例えば、10~30mmが好ましい。容器本体部の幅が10~30mmであれば、容器が手に収まりやすく操作性が容易となる。
容器本体部1の吐出部5の頂部に設けられた外部寄生虫駆除剤を排出するための口部の内径(以下、口径ということがある)は、1~5mmであることを特徴とする。口径が1mmより小さいと外部寄生虫駆除剤を樹脂製容器から排出するにあたり、強く胴部3を押圧することとなり操作が煩雑となる。口径が5mmを超えると、口部から液だれが生じる場合があり、取扱いが煩雑となる。
容器本体部1の胴部3は、胴部中央の硬度が35~90、好ましくは35~80であることが好ましい。胴部の硬度は、テクロック・デュロメーター(TypeA)を胴部中央に押し当てて測定した値である。硬度が上記範囲内であれば操作性が容易となる。
樹脂製容器の材質としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、熱可塑性エラストマー等の熱可塑性樹脂を用いることができる。また、容器本体部の胴部および突出部の長さ、容器本体部の厚みについては、特に限定されるものではなく、材質等を勘案して決定すればよい。
なお、容器本体部1と蓋部2の間には、もぎりやすいように細頸部を設けてもよい。
〔外部寄生虫駆除剤〕
外部寄生虫駆除剤は、粘度が1~50mPa・sのものであり、好ましくは1~30mPa・sである。粘度が1mPa・s未満であると、ノズル先端から外部寄生虫駆除剤が液だれし、取扱いが煩雑になるおそれがあり、粘度が50mPa超であると、外部寄生虫駆除剤を抽出容器から抽出しにくく操作が煩雑になるおそれがある。
なお、外部寄生虫駆除剤の粘度は、東機産業製の回転式粘度計(RB85L)を用い、JIS Z8803の方法に従い測定されたものである。
加えて〔害虫駆除剤の粘度(mPa・s)〕/〔樹脂製容器の口径(mm)〕で表される比(以下、粘度/口径比ということがある)は、1~30であることが好ましい。粘度/内径比が上記範囲内であれば、簡便な操作で、効果的に外部寄生虫駆除剤を動物の体表に滴下することができる
外部寄生虫駆除剤の組成については、粘度を1~50mPa・sの範囲になるよう、有効成分、溶剤を組み合わせたものが挙げられる。また、必要に応じ、安定剤、共力剤、補助溶媒、香料、保湿剤等を含んでも良い。
有効成分としては、例えば、ピレスロイド系殺虫剤、ネオニコチノイド系殺虫剤、昆虫成育制御剤等を挙げることができる。有効成分量については、特に限定されないが、例えば、外部寄生虫駆除剤全体量に対し1~50質量%で配合される。
ピレスロイド系殺虫剤としては、例えば、アレスリン、テトラメスリン、プラレトリン、レスメトリン、シフェノトリン、デルタメトリン、シペルメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、トラロメトリン、イミプロトリン、トランスフルトリン、ビフェントリン、エトフェンプロクス、フェンバレレート、フェンプロパスリン、シラフルオフェン、シフルトリン、シハロトリン、ジョチュウギクエキス等を挙げることができる。中でも、アレスリン、ペルメトリン、フェノトリン、エトフェンプロクスまたはジョチュウギクエキスであることが好ましい。これらのピレスロイド系殺虫剤は、単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
ネオニコチノイド系殺虫剤としては、例えば、イミグクロプリド、ニテンピラム、アセタミプリド、チアメトキサム、チアクロプリド、ジノテフラン、クロチアニジン等を挙げることができる。これらのネオニコチノイド系殺虫剤は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
昆虫成育制御剤としては、ヒドロプレン、キノプレン、メトプレン、フェノキシカルブ、ピリプロキシフェン等の幼若ホルモン阻害剤、クロフェンテジン、ジフロビダジン、ヘキシチアゾクス、エトキサゾール等のダニ成長阻害剤が挙げられる。好適な例として幼若ホルモン阻害剤が挙げられ、特に好適な例としては、ピリプロキシフェンが挙げられる。
上述した有効成分のうち、ピレスロイド系殺虫剤単剤、またはピレスロイド系殺虫剤と昆虫成長制御剤の混合物を用いることが好ましい。
溶剤としては、例えばエタノール、イソプロパノール、ベンジルアルコールなどのアルコール類、プロピレングリコールなどのグリコール類、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのグリコールエステル類、カプリル酸モノグリセライド、ジグリセライド、またはトリグリセライド、カプロン酸モノグリセライド、ジグリセライド、またはトリグリセライドなどの脂肪族カルボン酸のグリセライド類、ケロシン、炭酸プロピレンなどが代表的であり、また、大豆油、ヤシ油、パーム油、アマニ油、綿実油、ナタネ油、キリ油、ヒマシ油、オリーブ油、米糠油などの植物油が挙げられ、好ましくは、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ケロシン、カプリル酸トリグリセライドが用いられる。また、これらの有機溶剤の2種以上を混合して使用することもできる。
安定剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシア
ニソール(BHA)、4,4’-チオビス(3-メチル-6-t-ブチルフェノール)(
TBMBP)などが挙げられる。
共力剤としては、例えば、N-(2-エチルヘキシル)-1-イソプロピル-4-メチ
ルビシクロ[2,2,2]オクト-5-エン-2,3-ジカルボキシイミド、N-(2-
エチルヘキシル)ビシクロ[2,2,1]ヘプト-5-エン-2,3-ジカルボキシイミ
ド(MGK-264)、チオシアノ酢酸イソボルニル(IBTA)、ピペロニルブトキサ
イドなどが挙げられる。
保湿剤としては、例えばスクワラン、ヒアルロン酸ナトリウム、グリセリン、流動パラフィンなどが挙げられる。
補助溶剤としては、アジピン酸ジイソプロピル、イソプロパノール、セルロースナノファイバー、エタノール、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、炭酸プロピレン、1,3-ブチレングリコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が挙げられる。
(外部寄生虫)
本発明の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤は、飼育動物の体表に寄生する外部寄生虫を対象とする。例えば、イヌノミ、ネコノミ、ヒトノミ、ケオブスネズミノミ等のノミ目外部寄生虫、フタトゲチマダニ、オウシマダニ等のダニ目の外部寄生虫、ウシジラミ、ヒツジジラミ等のシラミ目の害虫寄生虫、ツツガムシ、ササラダニ、ヒゼンダニ、ケモノツメダニ、フタトゲチマダニ、オウシマダニ等のダニ目の外部寄生虫、アカイエカ、ヒトスジシマカ、ウシヌカカ、ノイエバエ、クロイエバエ、ノサシバエ、ツメトゲブユ、ウシアブ等の双翅目の外部寄生虫等を挙げることができる。
(使用方法)
本実施形態の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤の使用方法について説明する。
樹脂製容器の蓋部2をもぎ取って口部を露出させた後、飼育動物の背中被毛をかき分けた状態で胴部3を指で押し潰すことで口部から容器内に密封していた外部寄生虫駆除剤を外部に排出し、飼育動物の体表面に直接滴下、塗布する
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、第2の実施形態として、図2に示す樹脂製容器のように、容器本体部6と吐出部7が連列し、突出部の先端に設けられた切り目8を折り取るか、はさみなどで切り取って、突出部7を開口させ、胴部3を指で押し潰すことで口部から容器内に密封していた外部寄生虫駆除剤を外部に排出することができる。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によって限定されるものではない。
(使用原料)
各例の外部寄生駆除剤に用いた原料は、以下の通りである。
<有効成分>
フェノトリン:商品名スミスリン:住友化学株式会社
ピリプロキシフェン:商品名スミラブ:住友化学株式会社
d-アレスリン:商品名ピナミンフォルテ:住友化学株式会社
ジョチュウギクエキス:商品名ピレトリン:住友化学株式会社
<溶剤>
エタノール:商品名エタノール:関東化学株式会社
イソパラフィン:商品名:IPソルベント2028:出光興産
ジエチレングリコールモノエチルエーテル:商品名:2-(2-エトキシエトキシ)エタノール:関東化学株式会社
カプリン酸トリグリセライド(トリカプリリン):商品名ココナードRK:花王
ポリエチレングリコール400:商品名PEG400:関東株式会社
<安定剤>
BHT:商品名ジブチルヒドロキシトルエン:関東化学株式会社
(製剤例1-8)
表1の製剤例1-8の組成に従い、各成分を撹拌して外部寄生虫駆除剤を作成した。
Figure 0007199653000001
(実施例・比較例)
樹脂製容器は図1に示す容器形状と同様の容器で、容器本体部の長さ43mm、幅22mmである。製剤例1-8の外部寄生虫駆除剤を、表2に記載の口径と容器硬度となるように調整した樹脂製容器(ポリプロピレン製)に0.8g充填した後、下端側を熱シールにて閉塞し、実施例1-19、比較例1-7の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤を得た。
(評価方法)
<抽出制御のしやすさについての評価方法>
各例の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤について、実際の使用場面を想定して15cmのライン処理をアルミホイル上で行い、抽出制御のしやすさについて以下の3段階で評価した。
〇:均一に15cmの線が引ける
△:15cmの線が引けるが、抽出する際に力を要す
×:駆除剤の排出の制御できず、均一に15cmの線が引けない。
<拡散性についての評価方法>
牛脂と大豆油を体積比1:1で混合した油脂20g、モノオレイン0.25gおよびオイルレッド0.1gを同時にクロロホルム60mlに溶かして汚垢浴を調整した。該汚垢浴を直径9cmシャーレに約1.2g処理し全体に広げ、一晩ドラフト内に静置したものを飼育動物の体表と見立てた。該シャーレ上に、各例の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤を滴下量が0.2mlとなるように数滴滴下した。滴下直後、10分後、60分後に汚垢浴上で拡散した外部寄生虫駆除剤の面積を求め、以下の式から拡散性指数を算出し、3段階の評価をした。
初期拡散性指数=(滴下10分後の面積/滴下直後の面積)
滴下60分後の拡散性指数=(滴下60分後の面積/滴下直後の面積)
〇:初期・滴下60分後の両拡散性指数が1.5以上(駆除剤が滴下後速やかに拡がり、かつ処理一定時間後に駆除剤が汚垢浴で濃縮されない)。
△:いずれかの拡散性指数が1.5未満であるもの(駆除剤の拡がりに時間がかかる)。
×:いずれかの拡散性指数が1以下(駆除剤が滴下直後よりも濃縮された)。
<液だれの評価>
各例の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤について、駆除剤を滴下させた際に液だれが生じるか評価した。
○:液だれなし
×:液だれあり
<総合評価>
各評価において○を2点、△を1点、×を0点とし、各評価の合計点が6点を◎、5点を○、4点を△、3点以下を×とした。
Figure 0007199653000002
Figure 0007199653000003
Figure 0007199653000004
Figure 0007199653000005
表2~5に示すように本発明を適用した実施例1~19は、抽出制御、拡散性、液だれの総合評価において、「○」以上であった。
これらの結果から本発明を適用した樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤は簡便な操作で効果的に外部寄生虫駆除剤を動物の体表に滴下し、拡散することができることが判った。
(符号の説明)
1 容器本体部
2 蓋部
3 胴部
4 肩部
5 突出部
6 容器本体部
7 吐出部
8 切り目

Claims (2)

  1. 有効成分としてフェノトリンと
    溶剤としてジエチレングリコールモノエチルエーテル、ケロシンおよびカプリル酸トリグリセライドからなる群より選択される1種以上とを含有する外部寄生虫駆除剤が樹脂製容器に収納されてなる動物体表用の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤において、
    B型粘度計を用いて測定される前記外部寄生虫駆除剤の粘度(mPa・s)が1~50mPa・sであり、
    さらに前記樹脂製容器の口径の内径が1~5mmであり、
    前記外部寄生虫駆除剤の粘度と、前記樹脂製容器の口部の内径(mm)との比が1~30であって、かつ、胴部中央の硬度が35~80であることを特徴とする前記動物体表用の樹脂製容器入り外部寄生虫駆除剤。
  2. ケロシンがイソパラフィンである請求項1に記載の樹脂製容器入り動物体表用の外部寄生虫駆除剤。
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